編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、ドラクエ7リイマジンドの新コンテンツ「闘技場ゴールド杯」の難易度、特に「20手以内」という厳しいターン制限に頭を抱えていることと思います。最強クラスの武器が目の前にあるのに、あと数ターンが縮まらない、火力が足りない、回復している間にターンが過ぎてしまう……そんなジレンマに陥っていませんか?
この記事を読み終える頃には、その悩みが嘘のように晴れ、ゴールド杯を最短手順で突破し、念願の「グリンガムのムチ」を装備して冒険を再開できているはずです。
- メルビンを起用しゴッドハンドと戦士のスキルを掛け合わせる
- 奇跡のつるぎとブラウニーの心で攻守と火力を最大化する
- 気合いためとアルテマソードのコンボでターン数を大幅短縮する
- 最終戦はバースト機能と分身を活用して一撃必殺を狙う
それでは解説していきます。
闘技場ゴールド杯とグリンガムのムチの価値
ドラクエ7リイマジンド(以下、DQ7リイマジンド)において、闘技場はプレイヤーの腕試しとして重要な位置づけにあります。その中でも「ゴールド杯」は、中盤以降のプレイヤーにとって一つの壁となるコンテンツです。
単にクリアするだけであれば、レベルを上げてゴリ押しすれば良いのですが、このコンテンツの真の目的は「20手以内で優勝すること」にあります。その報酬として用意されているのが、シリーズおなじみの最強武器「グリンガムのムチ」だからです。
なぜ今、グリンガムのムチが必要なのか
通常、ドラクエシリーズにおいてグリンガムのムチはクリア後や隠しダンジョン、あるいはカジノの超高額景品として入手できる「エンドコンテンツ級」の武器です。攻撃力が高いだけでなく、グループ攻撃あるいは全体攻撃が可能であり、雑魚戦の殲滅速度を劇的に向上させます。
DQ7リイマジンドにおいて、このタイミング(オルゴ・デミーラ戦前後)で入手できることは、ゲームバランスを良い意味で崩壊させるほどのインパクトがあります。
| 武器名 | 攻撃力 | 対象 | 入手難易度 |
|---|---|---|---|
| グリンガムのムチ | 145 | グループ/全体 | 高(20手制限) |
| オチェアーノの剣 | 140 | 単体 | 中(ストーリー) |
| 奇跡のつるぎ | 100 | 単体 | 低(メダル) |
表を見ても分かる通り、この段階で入手できる武器としては破格の性能を誇ります。これを入手できれば、その後のストーリー攻略はもちろん、隠しダンジョンの攻略も非常にスムーズになります。だからこそ、多くのプレイヤーがこの「20手の壁」に挑んでいるのです。
20手以内という制限の厳しさ
ゴールド杯は連戦形式で行われます。敵の数は合計で6体。単純計算で、1体あたり平均3ターン強で倒さなければなりません。
回復行動や防御、バフ(強化魔法)に時間を割いている余裕は一切ありません。敵の攻撃を受けきりながら、いかに高火力を叩き出し続けるか。これが攻略の鍵となります。
多くのプレイヤーが陥る失敗パターンは以下の通りです。
- 回復魔法を唱えて1ターン消費してしまう
- ミスや回避が発生して計算が狂う
- 状態異常にかかって行動不能になる
- MPが尽きて後半ジリ貧になる
これらを全て克服し、最適解を導き出すための再現性の高いメソッドを、今回は紹介します。
攻略の核となるキャラクターと職業選び
この攻略法において最も重要なのは「誰に」「何を」させるかです。私の検証の結果、最も安定し、かつ再現性が高い組み合わせは以下の通りです。
おすすめキャラクター:メルビン
主人公でも攻略は可能ですが、私はあえてメルビンを強く推奨します。
その最大の理由は「ゴッドハンドへの転職のしやすさ」と「ステータスのバランス」です。メルビンは加入時点で既に上級職への足掛かりができており、パラディンやゴッドハンドへのアクセスが比較的容易です。また、HPと力が伸びやすく、打たれ強いため、ソロでの連戦となる闘技場において非常に安定感があります。
アイラやガボではHPや耐性に不安が残り、主人公は他の役割(回復や補助)で育成している場合が多いため、アタッカーとして特化させやすいメルビンが最適任と言えるでしょう。
職業構成:ゴッドハンド(マスター)× 戦士
この攻略法の肝となるのが、職業の掛け合わせです。
- メイン職業:ゴッドハンド
- サブスキル活用:戦士
なぜこの組み合わせなのか。それは「アルテマソード」と「気合いため」という二つのスキルを組み合わせるためです。
ゴッドハンドは、物理攻撃職の最高峰であり、マスターすることで最強の単体攻撃技「アルテマソード」を習得します。アルテマソードは敵の守備力を無視した固定大ダメージを与える技であり、硬い敵が多いゴールド杯後半において必須級の火力ソースとなります。
戦士を経由(あるいは並行して熟練度上げ)する理由は、ただ一つ。「気合いため」を使うためです。このスキルの重要性については後述しますが、これがなければ20手切りの難易度は跳ね上がります。
必須装備とアイテムの準備
キャラクターと職業が決まったら、次は装備です。20手以内を目指す場合、防御よりも攻撃、そして「攻撃しながらの回復」が重要になります。
武器:奇跡のつるぎ
武器は迷わず奇跡のつるぎを選択してください。
「攻撃力がもっと高い剣があるのでは?」と思うかもしれませんが、闘技場はソロバトルです。回復役がいません。ベホマや瞑想を使えばHPは回復できますが、その分1ターンを攻撃に使えなくなります。これは20手制限においては致命的なロスです。
奇跡のつるぎは、攻撃したダメージの一部を自分のHPとして回復する効果を持っています。つまり、「攻撃=回復」となり、回復行動によるターンロスをゼロにできるのです。
- 入手方法:小さなメダル55枚と交換
- 入手時期の目安:オルゴ・デミーラ戦手前であれば、探索をしっかり行っていれば十分に到達可能な枚数です。もし足りない場合は、移民の町や過去の世界の取り逃がしをチェックしましょう。
防具:耐性を重視した構成
防具に関しては、基本的にはその時点で所持している最強のものを装備すれば問題ありません。ただし、少しでも安定性を高めるために意識すべきは「属性耐性」です。
ゴールド杯の最後の敵である「ホスタル王」は、以下の強力な呪文を使用してきます。
- メラゾーマ(炎)
- マヒャド(氷)
- バギクロス(風)
これらのダメージを軽減できれば、回復の必要性がさらに減り、攻撃に専念できます。
おすすめ防具例:
- 盾:風神の盾(風耐性)、水鏡の盾(炎・氷耐性)
- 鎧:厚手の鎧(炎・氷耐性)、ドラゴンメイル(炎耐性)
- 兜:知力の兜、ミスリルヘルムなど
- 装飾品:後述する必須アクセサリー
私は検証時、風神の盾と厚手の鎧を装備して挑みましたが、被ダメージを大幅に抑えることができ、非常に安定しました。
必須アクセサリー1:ブラウニーの心
ここが今回の攻略法の最重要ポイントです。必ずブラウニーの心を装備してください。
「心」はモンスター職に転職するためのアイテムですが、アクセサリーとして装備することでステータス補正や特殊効果を得ることができます。ブラウニーの心の効果は以下の通りです。
- 効果:気合いためを使った際、次の攻撃の威力がさらに上昇する
通常の「気合いため」は次の攻撃を2倍~2.5倍程度にする効果ですが、ブラウニーの心を装備することで、その倍率がさらに跳ね上がります。これにより、本来2~3発殴らなければ倒せない敵を、1撃(準備含めて2ターン)で葬り去ることが可能になります。
入手場所の注意点: ブラウニーの心は、**フォロット地方周辺に出現する「ブラウニー」**からドロップします。似たような敵に、ウッドパルナ周辺に出現する「ブラウニー強」がいますが、こちらからはドロップしません(あるいは確率が極端に低い/別のアイテム)。必ずフォロット地方で狩りを行ってください。
必須アクセサリー2:自由枠(またはタイムマスターの心)
アクセサリーの2枠目は基本的には自由です。攻撃力が上がる「豪傑の腕輪」などが無難です。
しかし、もし何度挑戦してもギリギリで倒しきれない、あるいはバフが切れてしまうという場合は、タイムマスターの心を推奨します。
- 効果:良い効果の持続ターンを1ターン増やす
これにより、気合ためやバイキルト等の効果時間が延長され、攻撃を外した場合のリカバリーや、バフの掛け直しの手間が省ける場合があります。ただし、タイムマスターの心は入手難易度が高いため、あくまで「どうしても勝てない場合の最終手段」として考えてください。
実践!20手以内突破のための立ち回り
準備が整ったら、いよいよ実践です。基本的な戦術はシンプルです。
「気合いため」→「アルテマソード」
基本はこのサイクルの繰り返しです。しかし、敵の行動パターンや妨害行動に対応するための知識が必要です。
1戦目~4戦目:テンポよく処理
最初の4戦はそこまで脅威ではありません。敵のHPもそこまで高くないため、アルテマソード単発で沈む敵もいれば、気合ためコンボで確殺できる敵もいます。
- MPの節約は考えない:20手で終わるのでMPは尽きません。最大火力を惜しみなく投入します。
- 状態異常に注意:稀に麻痺や睡眠を使ってくる敵がいますが、これらにかかってしまった場合は大幅なタイムロスです。リセット(逃げる)してやり直すのが賢明です。運も実力のうちと割り切りましょう。
5戦目:無名の英雄(ネームレス)対策
5戦目の相手は「無名の英雄」です。ここからが本番と言えます。
彼(彼女?)は、「幻惑(マヌーサ)」を使用してくることがあります。物理アタッカーにとって攻撃が当たらなくなるマヌーサは致命的です。しかし、この攻略法ではマヌーサを恐れる必要はありません。
なぜなら「気合いため」には必中効果があるからです。
気合いためを行った次の攻撃は、幻惑状態であっても、敵が回避率を上げていても、必ず命中します。ですので、マヌーサをかけられても慌てて回復したりせず、淡々と「気合いため→アルテマソード」のコンボを叩き込んでください。
重要な注意点: DQ7リイマジンドには「バースト」というシステムがありますが、5戦目ではまだバーストを使わないでください。ゲージが溜まっていても温存し、最終戦に持ち越します。
最終戦:ホスタル王を1ターンキルする技術
いよいよ最後の敵、ホスタル王です。彼はHPが高く、強力な呪文を連発してきます。まともに殴り合うとターン数がかさみます。ここで温存していた切り札を使います。
使用スキル:ゴッドハンドの「分身(バースト)」
リイマジンド版ゴッドハンドのバースト必殺技である「分身」を使用します。これは文字通り分身を生み出し、攻撃回数を増やす(あるいは攻撃威力を重複させる)強力な効果です。
理想的な手順:
- 戦闘開始直後、バースト発動「分身」
- 「気合いため」を使用(分身のおかげで効果が増幅、あるいは次ターンの攻撃が全段強化)
- 「アルテマソード」を発射
この手順が決まれば、ブラウニーの心で強化された気合いためアルテマソードが、分身による多段ヒットとなり、ホスタル王の膨大なHPを一瞬で削り取ることができます。理論上、これだけで一撃(実質準備ターン含め最短行動)で倒せます。
もし一撃で倒せなかったとしても、瀕死の状態になっているはずです。あとは追撃で通常のアルテマソードを放てば終了です。
トラブルシューティングとQ&A
この方法を試しても上手くいかない場合のチェックリストと、よくある質問をまとめました。
Q. どうしても20手を少し超えてしまいます(21手~22手)
A. 乱数の可能性があります。 ドラクエのダメージには乱数幅があります。あと一撃足りずに敵のターンが回ってくると、それだけで1~2ターンのロスになります。装備や手順が間違っていないなら、数回トライすれば乱数が上振れてクリアできるはずです。また、メルビンの「ちから」の種による底上げも検討してください。
Q. メルビン以外のキャラでは不可能ですか?
A. 可能ですが、難易度が上がります。 主人公でも同じ構成(ゴッドハンド×戦士×ブラウニーの心)であれば再現可能です。ただし、アイラやガボの場合、ゴッドハンドまでの育成ルートが遠かったり、HPやMPの面で不安があったりします。最短攻略を目指すならやはりメルビンが最適解です。
Q. アルテマソードでヘナトス(攻撃力ダウン)の影響は受けますか?
A. 受けません。 アルテマソードは基本的にレベル依存などの固定ダメージ系に分類される技(あるいは攻撃力依存度が特殊)であるため、ヘナトスで攻撃力を下げられてもダメージ量は変わりません。安心して連発してください。
Q. 魅了や麻痺にかかってしまいました。
A. 即リタイア推奨です。 「逃げる」を選択することで闘技場を途中棄権できます。状態異常の回復を待っていると20手以内は絶望的です。運が悪かったと割り切り、次に行きましょう。ストレスを溜めないことが攻略のコツです。
Q. 奇跡のつるぎの回復量が足りません。
A. 防御面を見直しましょう。 回復量が足りない=被ダメージが大きすぎるということです。前述した属性耐性のある防具を装備しているか確認してください。特に最終戦の呪文ダメージを軽減できれば、奇跡のつるぎの回復量だけで十分賄えるはずです。
まとめ
今回の攻略法を整理します。
- キャラ:メルビン(推奨)
- 職業:ゴッドハンド(★8)+戦士(気合いため習得済み)
- 武器:奇跡のつるぎ(攻撃しながら回復)
- アクセ:ブラウニーの心(気合ため威力増強)
- 戦術:気合ため → アルテマソードのループ
- 奥義:最終戦で「分身」バーストからのワンパン
このロジックに従えば、これまで高い壁に感じていた「20手の壁」があっけなく崩れ去るのを体感できるはずです。
グリンガムのムチは、単なる強い武器ではありません。その後の冒険の快適さを約束してくれるパスポートのようなものです。特に隠しダンジョンのような、敵が強力かつ大量に出現するエリアでは、このムチがあるかないかで難易度が激変します。
是非、この週末にでも準備を整えて、ゴールド杯に挑戦してみてください。あなたの冒険がより快適でエキサイティングなものになることを願っています。
皆さんはもうグリンガムのムチを手に入れましたか? もし「こんな方法でも行けたよ!」という別の攻略法があれば、ぜひシェアしてください。
筆者情報
桐谷シンジ フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドボックス系のゲームを得意とする。最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。徹底的な検証とデータに基づいた「再現性の高い攻略」をモットーに活動中。




















