編集デスク テーマパーク攻略ライターの綾波アスカです。 今回も多く寄せられている質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、新しくオープンした「ポケパーク カントー」が気になっていると思います。 「チケットはどう取ればいいの?」「準備不足で楽しめなかったらどうしよう」「実際に行った人の生の声が聞きたい」と不安や期待が入り混じっているのではないでしょうか。
引用 : 公式HP
私はオープン初日に潜入し、実際に10万円以上を使い込んで、隅から隅まで体験してきました。 その中で見えてきた「入園前に絶対に知っておくべき鉄則」と、現地での感動をリアルにお伝えします。
この記事を読み終える頃には、ポケパーク カントーを120%楽しむための準備が完璧に整い、当日の動きに迷いがなくなっているはずです。
- 完全キャッシュレス決済のため現金不可
- 公式アプリでの整理券取得が入場直後に必須
- ポケモンフォレスト攻略には動きやすい服装が不可欠
- グッズとフードの待ち時間はアトラクション以上
それでは解説していきます。
ポケパーク カントーの入園前に知るべき注意点
ポケパーク カントーは、これまでのテーマパークの常識が通用しない部分が多々あります。 「行けばなんとかなる」と思っていると、現地で何も買えない、どこにも入れないという事態に陥りかねません。 まずは、入園前に必ずチェックしておくべき致命的な注意点を深掘りしていきます。
引用 : 公式HP
ポケパーク カントーは完全キャッシュレス
まず、何よりも重要なのが「園内は完全キャッシュレス決済のみ」という点です。 ポケパーク カントー内のワゴン販売、レストラン、ショップのすべてで現金は一切使用できません。 「1円も使えない」という事実は、現代のテーマパークとしては非常に思い切った仕様です。
もし現金しか持っていなかった場合、現地で「積んで」しまいます。 おすすめは、メインの決済手段に加えて、予備の手段を合計2種類以上用意しておくことです。
| 決済カテゴリー | 推奨される決済手段 |
|---|---|
| クレジットカード | VISA, Mastercard, JCB, AMEX |
| QRコード決済 | PayPay, 楽天ペイ, d払い, au PAY |
| 電子マネー | 交通系IC(Suica等), iD, QUICPay |
特に、スマホ決済をメインに考えている方は、充電切れが最大の敵になります。 後述しますが、アプリでの整理券取得や、園内での写真撮影、ポケモンGOとの連動などでスマホのバッテリー消費は激しいです。 モバイルバッテリーは「忘れたら終わり」と言っても過言ではありません。
アプリ必須!整理券の取得タイミングと方法
ポケパーク カントーを攻略する上で、公式アプリの導入は避けて通れません。 園内の主要施設への入場には、アプリを通じた「整理券」が必要になるからです。
特に以下の施設は、整理券がないと入ることすら叶わない場合があります。
- ポケモン大好きショップ(限定グッズ販売)
- ポケモンフレアハウス(特別な体験施設)
- 各種ショーの指定座席
- 一部のグリーティング
整理券は「よみうりランド」に入園した瞬間から発行可能になります。 重要なのは、**「ポケパーク カントーのエリアに着く前」**に発行できるという点です。 よみうりランドのゲートをくぐったら、まずは立ち止まってアプリを開き、最優先で整理券を確保してください。
ちなみに、アプリの利用には会員登録とログインが必要です。 当日の入園ゲート前で登録を始めると、通信制限や焦りで時間をロスします。 必ず前日までに自宅のWi-Fi環境下で登録を済ませておくのが、プロのトレーナーとしての嗜みです。
開園時間と「5時並び」のリアル
開園時間についても、よみうりランドとの関係性を正しく理解する必要があります。 通常、ポケパーク カントーおよびよみうりランドは10時に開園します。 しかし、日曜日だけは「よみうりランドのみ9時半開演」という特殊なルールがあります。
日曜日に行く場合は、この30分の差が勝敗を分けます。 私が初日に行った際の調査では、SNS上で「朝5時から並んで先頭付近だった」という猛者もいました。 特に先着順となる「ポケモンフレアハウス」の整理券を狙うのであれば、早朝からの待機を覚悟しなければなりません。
目安としては以下の通りです。
- ガチ勢(フレアハウス狙い):朝5時〜6時
- 一般勢(グッズ・一通り満喫):開園2時間前
- のんびり勢:開園30分前(ただし整理券は終了している可能性大)
よみうりランド入場からポケパークエリアまでは徒歩で約5分ほどかかります。 この5分間もアプリを操作しながら歩くことになるため、足元には十分注意してください。
ポケモンフォレスト向けの服装と装備
ポケパーク カントーの目玉の一つ「ポケモンフォレスト」は、その名の通り豊かな自然の中にポケモンたちが隠れているエリアです。 ここは舗装された道路だけを歩くのではなく、実際に草むらや森の中に入り込んでポケモンを探す体験がメインとなります。
そのため、服装選びを間違えると非常に苦労します。 公式ホームページでも注意書きがありますが、以下の装備を推奨します。
- 靴:履き慣れたスニーカー一択です。ヒールやサンダルは、森の中の斜面や土の上で足を痛める原因になります。また、土で汚れても良い靴を選んでください。
- 服装:動きやすいパンツスタイル。スカートだと茂みに入った際に枝に引っかかる可能性があります。
- 防寒・暑さ対策:ポケパークはほぼ全域が屋外です。冬場は想像以上に冷え込みますし、夏場は直射日光を遮る場所が少ないです。
私は冬のオープン初日に行きましたが、防寒対策を万全にしていったつもりでも、森の中での待機はかなり堪えました。 季節に応じた「極端な」対策をちょうど良いと考えてください。
チケット種類の違いと選択基準
現在、販売されているチケットは主に2種類あります。 「トレーナーズパス」と、さらに豪華な特典が付いた「エリートトレーナーズパス」です。
結論から言うと、トレーナーズパスでも十分に楽しめます。 しかし、エリートトレーナーズパスには以下の圧倒的なメリットがあります。
- ポケモンフォレスト、カツリタウンへの優先入場(待ち時間なし)
- 特別なグリーティングショーの予約席確保
- アトラクション優先レーンの利用権
- オリジナルギフトグッズの進呈
エリートトレーナーズパスは非常に人気で、発売開始とともに瞬殺される傾向にあります。 もし抽選や先着で漏れてしまい、通常のトレーナーズパスしか取れなかったとしても、落ち込む必要はありません。 朝早くから並び、アプリを使いこなせば、通常のパスでも全ての体験を網羅することは可能です。
グッズ購入の優先順位とロッカー活用
テーマパーク好きなら誰もが陥るのが「グッズをいつ買うか問題」です。 ポケパーク カントーでは、限定グッズが飛ぶように売れていきます。 プレオープン時には、午後には一部のフードやグッズが完売していたという情報もありました。
どうしても欲しい特定のアイテムがある場合は、**「午前中の早い段階でショップへ行く」**のが鉄則です。 ただし、ショップへの入場も整理券制であることを忘れないでください。
「先に買うと荷物になる」という悩みは、ロッカーで解決しましょう。 ロッカーは「よみうりランド内」に設置されており、ポケパーク カントーは再入場が可能です。
- 朝イチでショップに入場
- お目当てのグッズを確保
- 一旦エリア外のロッカーへ預ける
- 手ぶらでフォレストやアトラクションへ この流れが、最も賢い立ち回りです。
無料でもらえる限定特典を逃さない
ポケパーク カントーでは、有料の体験だけでなく、無料で楽しめる粋な演出が用意されています。 特に「カツリタウン」でもらえる「フォトプロップス」は必見です。
これは写真撮影用のフレームのようなアイテムで、ポケパーク内にいるポケモンを枠に収めて撮影することで、自分だけの「オリジナルポケモンカード」風の写真が撮れるというものです。 さらに、撮った写真を屋台のスタッフさんに見せると、ポケモンカードをモチーフにした限定ステッカーがもらえます。これも無料です。
フォトプロップスに描かれているポケモンは日替わりで、私が訪れた日はピカチュウやカントー地方の御三家が配布されていました。 これらは数に限りがあるため、入園したら早めに受け取り場所(カツリタウン内)をチェックしましょう。
ポケパーク カントーの実際に行った感想と攻略の補足
ここからは、私が実際に現地で体験して感じた「生」のレビューをお届けします。 単なる紹介に留まらず、攻略のための補足情報もたっぷり詰め込みました。
引用 : 公式HP
ポケモンフォレストの圧倒的なクオリティ
エリアに一歩足を踏み入れた瞬間、そこには「ゲームの中で見た光景」が広がっていました。 ポケモンフォレストには、なんと600匹以上のポケモンが生息しています。 それも、ただ並んでいるのではなく、それぞれのポケモンの生態に合わせた場所に配置されているのです。
- イーブイの森:可愛すぎるイーブイたちが、草むらや木の影からこちらを覗いています。
- 巨大なイワーク:岩場に隠れるように配置されたイワークは、そのサイズ感に圧倒されます。
- リザードンの咆哮:空を見上げれば、大迫力のリザードンが。
- 不意打ちのヌメラ:えっ、こんなところに?という場所にヌメラがいたりします。
一番の感動ポイントは、**「一生分のポケモンとのツーショットが撮れる」**という点です。 どのポケモンも造形が素晴らしく、まるですぐそこに生きているかのような実在感があります。 カメラのシャッターが止まらなくなるので、SDカードの空き容量とスマホのストレージは事前に空けておきましょう。
カツリタウンの没入感と「上位さん」の神対応
カツリタウンは、初代『ポケットモンスター 赤・緑』の世界を現代の技術で再現したような街並みです。 ここには、カントー地方の「ポケモンセンター」や「フレンドリーショップ」が実在します。
特に注目すべきは、ポケモンセンターでの体験です。 ゲームの中でおなじみの「ジョーイさん」を彷彿とさせるスタッフ、通称「上位さん」が迎えてくれます。 自分で持参したポケモンのぬいぐるみを持っていくと、「ポケモンを回復させてくれる」という特別なインタラクションが楽しめます。
内装も細部までこだわり抜かれており、レトロな雰囲気の中に最新のポケモンデバイスが混ざり合う、不思議で懐かしい空間です。 初代をプレイした大人世代にとっては、涙が出るほど嬉しい演出が散りばめられています。
パレードとショーの親密な距離感
ポケパーク カントーのエンターテインメントは、他の大規模テーマパークと比べても「距離が近い」のが特徴です。 パレードでは、ピカチュウたちがすぐ目の前までやってきて踊ります。
引用 : 公式HP
グリーティングタイムでは、さらにその親密さが増します。 ポケモンたちがゲストの間を歩き回り、ハイタッチをしたり、一緒にポーズをとってくれたりします。 「自分のすぐ隣にポケモンが遊びに来てくれた」という感覚は、ここでしか味わえない強みです。
グリーティングに登場するポケモンも日替わりや時間帯によって変わるため、何度訪れても新しい出会いがあります。 お子さんはもちろん、大人も童心に帰ってはしゃいでしまうこと間違いなしです。
フード&ドリンクの徹底レビュー
「お腹パンパンになるまで食べ尽くした」私の経験をもとに、各店舗のメニューと価格をまとめました。 全体的に、キャラクターフードとしてのクオリティは非常に高いです。
| 店舗名 | 主なメニュー | 価格帯(目安) | 筆者の一言メモ |
|---|---|---|---|
| ピカチュウのおにぎり屋 | ピカチュウおにぎり&唐揚げセット | 1,200円 | ボリューム満点でランチに最適 |
| イーブイカフェ | イーブイのアイスバー、ラテアート | 800円〜 | ラテアートの完成度は芸術品 |
| カビゴンポップコーン | ポップコーンボックスセット | 3,500円 | ボックスが可愛すぎて一生の宝物 |
| チルタリスの羽休みキッチン | バケットサンド、ワッフルサンド | 1,500円〜 | 本格的な味で大人も満足 |
| フレンドリーショップ(ドリンク) | 限定ペットボトル飲料 | 300円 | ラベルが限定デザインで捨てられない |
私の一押しは、イーブイカフェのラテアートです。 イーブイの形が繊細に描かれており、飲むのがもったいないほどでした。 全体的にフードの種類はまだ少なめですが、その分一つ一つの完成度に注力している印象を受けました。
限定グッズの総額と「ピンバッチ交換」の魔法
私が今回、グッズに費やした総額は約9万円です。 内訳としては、ポケモン大好きショップでの爆買いで6万6,000円、ピンバッチに1万2,000円、その他諸々です。
特に面白いシステムなのが「ピンバッチ」です。 111種類のカントー地方のポケモンがランダムで封入されているのですが、10個買うと「プレミアボール」がおまけでもらえます。
さらに、自分が引いたピンバッチが希望のものでなかった場合、園内のスタッフさんと「ポケモン交換」ができます。 スタッフさんが胸につけているピンバッチ(手持ち)と、自分の持っているものを交換してくれるのです。 「好きなポケモンがゲットできなかった」という子供たちを救う、まさに神システムだと思いました。
他にも、ワゴン限定で自分の名前や記念日を入れられるキーホルダー(8文字以内)などもあり、自分だけの思い出の品を作るには最適です。
正直に語る「惜しかった点」
絶賛ばかりでは公平なレビューになりませんので、あえて「惜しい」と感じた点も正直に書きます。
- アトラクションの刺激不足:いわゆる絶叫マシンや最新鋭のライドを期待していくと、少し物足りなさを感じるかもしれません。ポケパークの主眼は「ポケモンの息遣いを感じる体験」にあり、激しいアトラクションは二の次になっています。
- フードの提供スピード:オープン初日ということもあり、レストランの列はかなりのものでした。グッズのレジ待ちで1時間以上かかることもあり、時間の使い方が非常に難しいです。
- 天候への脆弱性:屋外施設がメインのため、雨が降ると魅力が半減してしまいます。天気予報のチェックは必須です。
しかし、これらの不満を補って余りある「ポケモンの実在感」がこの場所にはあります。 ゲームの世界が物理的にそこに存在するという価値は、他の何物にも代えがたいものです。
1日の理想的なスケジュール例
効率よく回るための、私の推奨スケジュールをご紹介します。
- 07:00:よみうりランド入園ゲートに並ぶ
- 10:00:入園!即座にアプリで「ポケモン大好きショップ」と「フレアハウス」の整理券を確保
- 10:15:カツリタウンでフォトプロップスをゲット
- 10:30:ショップの整理券の時間まで、ポケモンフォレストで撮影を楽しむ
- 12:00:ピカチュウのおにぎり屋で早めのランチ(混雑回避)
- 13:30:大好きショップでグッズ購入→ロッカーへ
- 15:00:パレードやグリーティングを楽しむ
- 16:30:イーブイカフェでティータイム
- 18:00:夜のライトアップされたポケモンたちを見て退園
この流れなら、主要なポイントを抑えつつ、過度な混雑に巻き込まれるリスクを最小限に抑えられます。
まとめ
ポケパーク カントーは、一言で言えば「ポケモン好きの夢を具現化した場所」です。 事前の準備、特にキャッシュレス決済の用意とアプリの登録、そして整理券の確保さえ完璧に行えば、そこには最高の体験が待っています。
今回私が使った総額をまとめると、以下のようになります。 (あくまで一例ですが、予算の参考にしてください)
- トレーナーズパス:8,500円
- グッズ代:約78,000円(ピンバッチ含む)
- フード・ドリンク:約12,000円
- アトラクション:2,400円
- 合計:約100,900円
「そんなに使うの?」と驚かれるかもしれませんが、限定グッズの可愛さを前にすると、財布の紐は自然と緩んでしまいます。 皆さんも、ぜひ後悔のないように予算は多めに見積もっておくことをおすすめします。
この記事が、あなたのポケパーク カントー遠征を最高のものにする手助けになれば幸いです。 それでは、素晴らしい冒険になりますように!
筆者情報
筆者:綾波アスカ フリーランスのテーマパーク攻略ライター。 慶應義塾大学卒業後、大手出版社での編集職を経て独立。 国内外の幅広いテーマパークを年間100回以上訪れ、毎週末は必ずどこかの施設に出没する。 特に新しいテーマパークや新アトラクションに対する嗅覚は随一。 最近はポケパーク カントーの没入感に魅了され、毎週のようにカツリタウンを徘徊している。





















