編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、いよいよ発売される最新作『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち リイマジンド』をPS5、Switch 2、Steamのどのハードで遊ぶのがベストか、夜も眠れないほど気になっていると思います。 ハードごとのグラフィックやロード時間の差が、100時間を超える壮大な石版の旅にどう影響するのか、実機比較をもとに徹底解説します。
この記事を読み終える頃には、あなたにとって最適なプラットフォーム選びの疑問がすべて解決しているはずです。
- 映像美と最高フレームレートならSteam版
- 最速の戦闘突入と安定した動作ならPS5版
- 携帯性と手軽な熟練度稼ぎならSwitch 2版
- 特典とセーブデータ連動の注意点を完全網羅
それでは解説していきます。
ドラクエ7リメイク|ハード別性能比較の結論
結論から申し上げますと、何を優先するかで選ぶべきハードは明確に分かれます。 今作『ドラゴンクエストVII リイマジンド』は、広大なマップと膨大な戦闘回数が特徴のタイトルです。 そのため、ハード選びは「快適さ」と「没入感」に大きく影響します。
究極の映像美と滑らかさを求めるならSteam版
最高画質で120FPS以上のフレームレートを維持できる環境(RTX 3060 Ti以上推奨)があるなら、Steam版が最も美しい世界を楽しめます。 遠景の描き込みや魔法のエフェクトの粒子感、さらには解像度の柔軟性など、次世代のドラクエを極限まで体感するならPC一択です。
安定した高画質と最速の戦闘テンポならPS5版
家庭用ゲーム機として最高水準の安定性を誇ります。 特に戦闘への突入スピードが全ハードで最速(僅差ですが)であり、数千回と繰り返す熟練度稼ぎにおいて、この「数秒の積み重ね」は大きなアドバンテージとなります。
ライフスタイルに合わせた遊びやすさならSwitch 2版
テレビの前でじっくり遊ぶ時間だけでなく、寝る前のベッドの上や外出先でも進めたい方は、Switch 2の携帯モードが最強の武器になります。 グラフィックは上位ハードに比べるとややマイルドですが、それでも十分美しく、ロード時間も旧世代機とは比較にならないほど高速化されています。
ドラクエ7リメイク|ハード毎のスペック比較表
まずは、主要な性能数値を表にまとめました。
| 比較項目 | Nintendo Switch 2 | PlayStation 5 | Steam (PC) |
|---|---|---|---|
| 最大解像度 | 1080p(TV時)/ 720p(携帯時) | 4K (2160p) | 最大4K以上 (モニター依存) |
| フレームレート | 30fps〜60fps(可変) | 60fps 固定 | 無制限 (120fps以上可能) |
| ロード時間 | 高速 (PS5より僅かに遅い) | 爆速 | 爆速 (SSD性能に依存) |
| 色彩・コントラスト | やや明るめ・淡い | 濃密・鮮やか | 設定により自由自在 |
| 携帯プレイ | 標準対応 | PS Portalが必要 | Steam Deck等が必要 |
| 録画機能 | 最大30秒 | 最大1時間 | 制限なし |
ドラクエ7リメイク|グラフィック性能の違いを深掘り
「リイマジンド」された今作のグラフィックは、アンリアルエンジン5の恩恵をフルに受けています。 それぞれのハードでどのように見え方が変わるのか、詳細を解説します。
Steam版の圧倒的なディテールと自由度
Steam版の最大の強みは、ハードウェアの性能を限界まで引き出せる点にあります。
ライティングとテクスチャの密度
石版の世界の独特な「空気感」が最も表現されているのがPC版です。 霧の立ち込める森や、火山の火の粉の舞い方など、パーティクル(粒子)の密度が他ハードより高く設定されています。 また、水面の反射(レイトレーシング)の効果も最も顕著で、フィッシュベルの海を眺めるだけでもその差を実感できるでしょう。
フレームレートの重要性
120fpsで動く『ドラクエ7』は、キャラクターの移動やコマンド入力の反応が極めて滑らかです。 特にカメラを回転させた時の背景の残像感が少なく、3D酔いをしやすいプレイヤーにとっても大きなメリットとなります。 高性能なRTX 40シリーズなどを使用していれば、4K環境下でも一切の妥協なしに最高体験が得られます。
PS5版の安定した4K描写とコントラスト
PS5版は、特別な設定をせずとも最高水準の環境を提供してくれます。
色味の深さとHDR効果
Switch 2版と比較すると、PS5版は全体的に色のコントラストが強く、黒が引き締まっています。 洞窟の中や夜の町など、陰影の表現が非常にリッチで、物語の重厚な雰囲気を引き立ててくれます。 特にモニターに調整を入れないデフォルトの状態では、PS5が最も「ドラクエらしい鮮やかな色合い」を感じられる調整になっています。
最適化されたパフォーマンス
コンソール向けに高度に最適化されているため、激しい魔法エフェクトが重なる戦闘シーンでも、処理落ち(カクつき)を感じることは一切ありません。 安定して60fpsを維持するため、アクション性の強い演出でもストレスフリーです。
Switch 2版の進化と「携帯モード」の恩恵
前世代機(Switch)から大幅にスペックアップしたSwitch 2版も、非常に健闘しています。
画質とパフォーマンスのバランス
上位ハードと比較すると、遠景のオブジェクトがわずかに省略されていたり、テクスチャが少し柔らかい(モヤっとしている)印象を受ける箇所はあります。 しかし、これは「比較すればわかる」というレベルであり、Switch 2単体でプレイしている分には、かつての3DS版やPS1版とは比較にならないほど美しい3D世界が広がっています。
画面の明るさと「白ボケ」現象
体験版の比較でも見られましたが、Switch 2版はデフォルト設定だと画面全体がやや白っぽく(明るく)表示される傾向があります。 これは携帯モードでの視認性を考慮した調整だと思われますが、据え置きモニターで遊ぶ際は、ゲーム内の明るさ設定やモニターのコントラストを少し強めに調整すると、PS5に近い色味に近づけることができます。
ドラクエ7リメイク|ロード時間と操作性の徹底比較
RPGにおいて、ロード時間の数秒の差は、プレイ時間が100時間を超える本作では決定的な違いになります。
戦闘への突入・終了スピード
『ドラクエ7』といえば、凄まじい回数の戦闘をこなす「職業熟練度稼ぎ」が避けて通れません。
PS5 vs Switch 2 の戦闘ロード比較
実際に計測したところ、PS5版はSwitch 2版よりも約0.5秒〜1秒ほど暗転が短いです。 「たった1秒」と思うかもしれませんが、1,000回戦闘をすれば約15分〜20分の差になります。 効率を極めたいガチ勢のプレイヤーにとって、PS5のSSD性能による最速ロードは大きなメリットと言えるでしょう。
ルーラ・エリア移動の快適性
一方で、ルーラ(町への移動)や建物への出入りについては、全ハードで驚くほど差がありませんでした。 Switch 2も非常に優秀な内蔵ストレージを採用しているため、従来の「読み込み待ち」というストレスはほぼ解消されています。
動画撮影と共有機能の制限
現代のゲームプレイに欠かせない「シェア機能」には、ハードごとに明確な制限があります。
Switch 2の「30秒制限」という壁
Switch 2は現時点では動画撮影が最大30秒に制限されています。 ボス戦の名シーンや面白いハプニングを長く残しておきたい場合、この制限は少し物足りなく感じるかもしれません。
PS5・Steamの自由度
PS5は最大1時間の録画がバックグラウンドで常に走っており、過去に遡って保存することが可能です。 Steam版に至ってはPCのキャプチャソフト次第で無限に記録できます。
ドラクエ7リメイク|リイマジンドで進化したポイント
ここからはハードの垣根を超えた、「リイマジンド(再構築)」としての進化点について詳しく見ていきましょう。
シームレスな世界探索の実現
今作の最大の目玉は、マップ切り替え時のロードがほぼ皆無になったことです。 PS1版では家に入るたびに「ガリガリ」という読み込み音と共に数秒待たされましたが、今作ではドアを開けると同時に中に入れます。 これにより、探索のテンポが劇的に向上し、現代のオープンワールドに近い感覚でエデンの世界を歩き回ることができます。
職業(職)システムの大幅な刷新
過去作では一部の職業が強すぎたり、特技のバランスが悪かったりしましたが、今作では各職業の個性がより際立つように再構築されています。
呪文・特技の演出強化
特に「ゴッドハンド」や「天地雷鳴士」といった上級職の演出は、最新ハードの性能をフル活用しています。 全方位に広がる雷光や、地面を揺るがす斬撃など、視覚的な快感はシリーズ随一です。 これを最高環境で見たいなら、やはり4K対応のPS5やPCがベストでしょう。
熟練度稼ぎのQoL向上
かつて「地獄の熟練度稼ぎ」と呼ばれた仕様も、今作では「熟練度ガイド」や「オートバトル設定」の細分化により、格段に遊びやすくなっています。 この「ながらプレイ」との相性が良いのが、Switch 2の携帯モードです。テレビを見ながら手元で熟練度を上げる……そんなプレイスタイルが今作の最適解かもしれません。
石版ナビゲーションの完成
『ドラクエ7』最大の難所であった「石版探し」も、今作ではリイマジンドされました。 石版レーダーだけでなく、過去の石版が「どの時代のどの場所で入手済みか」を一目で確認できるリストが追加されています。 これにより、「最後の1枚が見つからずに詰む」という現象はほぼゼロになるでしょう。
ドラクエ7リメイク|特典と限定版の選び方
どのハードで遊ぶか決めたら、次はどの「エディション」を買うべきかです。
早期購入特典「トローンデーンの服」
全ハード共通で、早期購入特典として『ドラクエ8』の主人公の衣装(見た目装備)と、熟練度を上げる「熟練の種」が付属します。 パッケージ版は初回生産分がなくなると終了してしまうため、確実に入手したいならダウンロード版の予約が安心です。
ハードごとに異なる「スライムトレイ」の色
ダウンロード版限定特典である「スライムトレイ」という装備品は、ハードごとに色が異なります。
- Switch 2版: スライムトレイ・赤
- PS5版: スライムトレイ・青
- Xbox版: スライムトレイ・緑
- Steam版: メタルスライムトレイ
性能自体は同じですが、自分の好きな色で選びたい方はチェックしておきましょう。
デジタルデラックス版と「アーリーアクセス」
最も注意が必要なのが、発売48時間前からプレイできる「アーリーアクセス権」です。 これは、各プラットフォームの「デジタルデラックス版」を購入した人のみの特典となります。 通常版を予約して後からDLCだけ買っても権利は得られませんので注意が必要です。
ドラクエ7リメイク|その他の気になる疑問点(Q&A)
ライターとして活動している中で、よく受ける質問を深掘りしました。
Q:PS4版や旧Switch版は出ないの?
現状、リイマジンド版は「次世代の体験」をテーマにしているため、PS5・Switch 2・PCなどの現行機に特化した開発が行われています。 旧世代機での発売予定は今のところありません。最新のグラフィックを楽しむためにも、この機会にハードの乗り換えを検討する価値は十分にあります。
Q:PC版はゲームパッドが必要?
キーボード&マウスでもプレイ可能ですが、ドラクエらしい快適な操作を求めるならXboxコントローラーやDualSense(PS5コン)の使用を強くお勧めします。 特にSteam版はDualSenseのハプティックフィードバックにも一部対応しており、魔法の衝撃などが手に伝わる没入感が得られます。
Q:携帯モードで遊ぶ場合、電池持ちはどう?
Switch 2のバッテリー効率は向上していますが、今作のようなフル3D・UE5作品は消費電力が大きめです。 新幹線の移動中などにガッツリ遊ぶ場合は、モバイルバッテリーやACアダプタを常備しておくのが安心です。
ドラクエ7リメイク|あなたにピッタリのハードはこれ!
最後に、タイプ別のおすすめハードをまとめました。
- 「とにかく最高の体験を! 4K/120fpsで世界を救いたい」 → Steam (PC) 版 がおすすめ
- 「テレビの大画面で遊びたい。安定した高画質と、少しでも早いロードが命」 → PlayStation 5 版 がおすすめ
- 「忙しいから、スキマ時間やベッドの上で遊びたい。どこでもドラクエがしたい」 → Nintendo Switch 2 版 がおすすめ
- 「ドラクエ1&2の特典が欲しい! 以前と同じ環境で揃えたい」 → 1&2を遊んだハードと同じハードがおすすめ
まとめ
『ドラゴンクエストVII リイマジンド』は、どのハードで遊んでも「歴史に残る名作の、最高の再定義」を体験できることは間違いありません。 グラフィックの美しさを取るか、ロードの1秒を取るか、あるいはどこでも遊べる自由を取るか。 あなたのゲームライフスタイルに最適な一台を選んで、エデンの戦士たちの物語を再び(あるいは初めて)体験してください。
もし「どうしても迷う!」という方がいれば、私は**「じっくり没入するならPS5/PC、コツコツ熟練度を上げるならSwitch 2」**の2台持ち……と言いたいところですが、まずは自分が一番コントローラーを触る時間が長いハードを選ぶのが正解ですよ!
それでは、良きドラクエライフを!
筆者情報
筆者:桐谷シンジ フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。 幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドブロック系のゲームを得意とする。 最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。 『ドラクエ7』はオリジナル版発売当時、石版を求めて何百時間も彷徨った思い出深い作品です。 今回のリイマジンド版も、全ハードでその違いをしゃぶり尽くす予定です。
























