編集デスク ポケモンカードゲーム攻略ライターの橋本ユアです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、話題のポケモンカード新弾「ムニキスゼロ」の収録カードや、効率的にレアカードを当てるための重量サーチの方法が気になっていると思います。特に、最近のパックは製造ラインの違いや「メガドリーム」などの新要素によって重さの基準が変わってきており、戸惑っている方も多いのではないでしょうか。
この記事を読み終える頃には、ムニキスゼロにおける重量サーチの具体的な基準値や、失敗しないための正しい測り方、そして今回注目の当たりカードに関する疑問が解決しているはずです。
- ムニキスゼロは8.6g後半のラインにレアカードが集中している傾向がある
- 0.01g単位で測れるスケールの準備と水平な環境作りが成功の鍵となる
- 今回の当たり枠であるSRやSARは通常パックより明らかに重い数値を示す
- 店舗でのサーチ行為は禁止されている場所も多いためマナーを守る必要がある
それでは解説していきます。
ムニキスゼロにおける重量サーチの基礎知識と傾向
ポケモンカードゲームの新弾が出るたびに話題になるのが「重量サーチ」ですよね。特に今回の「ムニキスゼロ」は、これまでのシリーズとは少し異なる傾向が見え隠れしています。私も実際にパックを手に取ってみたり、多くのデータを分析したりして気づいたのですが、今回のパックは「重さの階層」が非常にくっきり分かれている印象を受けました。
ここではまず、重量サーチの基本的な仕組みと、ムニキスゼロ特有の傾向について詳しくお話ししていきますね。
重量サーチができる仕組みとは
そもそも、なぜパックの重さを測ることで中身のレアリティがある程度予測できてしまうのでしょうか。これにはカードの製造工程と素材が大きく関係しています。
ポケモンカードには、ノーマルカード(C、Uなど)と、キラキラ光るレアカード(R、RR、SR、SARなど)が存在しますよね。この「キラキラ」を表現するために、レアカードには特殊なホログラム加工や、光沢を出すためのフィルム層、インクの厚盛りなどが施されています。
単純に考えて、紙だけのカードよりも、特殊な加工が施されたカードの方が物理的に「重く」なります。1パック5枚入り(あるいはそれ以上)の中で、レアカードが含まれているパックは、すべてがノーマルカードのパックに比べて、わずか0.1g〜0.5g程度の差が生じるのです。
「たった0.1g?」と思うかもしれませんが、精密なデジタルスケールを使えば、この差は明確な数値として現れます。この物理的な性質を利用して、開封する前に中身を推測するのが重量サーチの基本原理なんです。ただし、パックの糊付けの量や、外装のフィルムの個体差、さらには湿度による水分の吸収度合いによっても微細な誤差が出るため、100%確実というわけではありません。そこがこの手法の奥深いところであり、難しいところでもあります。
ムニキスゼロのパック重量の平均値データ
さて、今回の主役である「ムニキスゼロ」について具体的に見ていきましょう。私の手元のデータや、実際に開封を行った際の情報ソース(信頼できる検証結果)をもとに分析すると、今回のパック重量は大きく分けて3つのグループに分類できることがわかりました。
まず、全体を通しての平均的な数値ですが、8.53gから8.68gの範囲に多くのパックが収まっています。この約0.15gの幅の中に、天国と地獄(言い過ぎかな?笑)が詰まっているわけですね。
具体的には、8.5g台の前半、つまり8.53g〜8.55g付近のパックは、残念ながら「ノーマルパック」である可能性が極めて高いです。これらはホロ加工されたカードが含まれていない、あるいは含まれていても重さに影響しにくいAR(アートレア)の一部などであるケースが多いですね。
一方で、数値が8.6gを超えてくると期待値がグッと上がります。特に8.62g〜8.68gのゾーンは激アツです。このあたりからRR(ダブルレア)やSR(スーパーレア)、あるいは今作の目玉である「メガドリーム」関連のカードが含まれている可能性が高まります。
レアリティごとの重さの基準ライン
もう少し掘り下げて、レアリティごとの具体的な重さの基準ラインを見ていきましょう。これはあくまで目安ですが、知っておくと開封の楽しみ方が変わりますよ。
まず、ノーマル枠(ハズレ枠)。これは先ほどもお伝えした通り、8.53g〜8.58gあたりに集中しています。開封してもコモンやアンコモン、精々が通常のR(レア)止まりであることが多いゾーンです。もし大量のパックからサーチをするなら、この数値帯を避けるのが効率的と言えるでしょう。
次に、AR(アートレア)や一部のR枠。これが少し厄介で、8.59g〜8.61gという絶妙なラインに出現します。ノーマルよりは重いけれど、SRほどではないという、いわゆる「中間層」です。今回のムニキスゼロでは、ゴーストやニャスパーといった可愛いポケモンのARが収録されていますが、これらはこの中間層から出ることが多いようです。
そして、皆さんが一番狙っているであろうSR、SAR、UR、そしてダブルレア(RR)。これらは明確に重く、8.63g以上を示すことが多いです。特に今回の検証データでは、8.68gという高い数値を記録したパックから、サポートSRである「ユカリ」や、強力な「メガエアームドEX」などが出現しています。つまり、8.65gを超えてきたら、そのパックは「当たり」である確率が非常に高いと言えます。
さらに、今回の弾では「グッズのSR」や「特殊エネルギーのUR」なども収録されており、これらも通常のカードより厚みがあるため、8.6g後半の数値を叩き出す要因になっています。
箱(BOX)ごとの個体差について
ここで一つ注意してほしいのが、「箱ごとの個体差」です。これを無視すると、せっかくの重量サーチも失敗に終わってしまいます。
ポケモンカードは製造時期や工場のラインによって、パックに使われる紙質や糊の量が微妙に異なることがあります。あるBOXでは「8.68g」がSRのラインだったのに、別のBOXでは全体的に軽く作られていて、「8.63g」が一番重い数値(つまりそれがSR)だった、なんてことも珍しくありません。
ですので、重量サーチを行う際は、絶対的な数値(8.68gじゃなきゃダメ!)を信じ込むのではなく、**「そのBOXの中での相対的な重さ」**を見ることが重要です。
例えば、1BOX(30パック)を全て測ってみて、ほとんどが8.55g前後だったとします。その中に一つだけ8.62gのパックがあれば、数値自体はそこまで高くなくても、そのBOXの中では一番重いわけですから、それが当たりパックである可能性が高いのです。逆に、全体的に重めのBOX(平均8.65gなど)であれば、8.68gでも安心できません。8.7g超えを探す必要があるかもしれません。
「ムニキスゼロ」においても、ビッグカメラやトイザラスなど、購入店舗によってロットが異なる可能性があります。常に「この箱の中での平均はどれくらいか?」を意識しながらサーチを行うのが、賢い攻略ライターのテクニックですよ。
精密な重量サーチを行うための準備と道具
「重さを測るだけなら、キッチンスケールでいいんじゃない?」と思っている方、それは少し甘いかもしれません。ポケモンカードの重量差は、先ほどお話しした通り0.01gの世界です。料理用のアバウトな秤では、この微細な違いを検知することはできません。
ここでは、プロ(?)のポケカ勢として、正確にサーチを行うために必要な道具と、環境作りについて詳しく解説します。これを知っているだけで、精度の高い選別が可能になりますよ。
0.01g単位で測れるデジタルスケールの選び方
まず必須なのが、0.01g単位(小数点以下2桁)まで表示できるデジタルスケールです。0.1g単位のスケールでは、「8.6g」と表示されても、それが「8.60g」なのか「8.69g」なのか判別できません。この0.09gの差が、ノーマルかSRかを分ける決定的な差になるんです。
選ぶ際のポイントは以下の3点です。
- 最大計量(秤量)が小さいものを選ぶ: 5kgまで測れるような大型の秤は、微量の変化に対する感度が鈍いことがあります。ポケカのパックは9g以下なので、最大計量が200g〜500g程度の、精密測定に特化したポケットスケールがおすすめです。
- キャリブレーション(校正)機能付き: 長く使っているとズレが生じます。分銅を使って正しい数値に戻せる機能があると安心です。
- 反応速度と安定性: パックを置いた瞬間に数値がピタリと止まるものが理想です。安価すぎるものはずっと数値がパラパラと変動してしまい、ストレスになります。
Amazonなどで「業務用 ポケットスケール」「精密秤」などで検索すると、2,000円〜3,000円程度で良いものが見つかります。ここはケチらずに投資すべきポイントですね。
測定時の環境(風・振動・水平)の影響
良い道具を持っていても、測る場所が悪ければ意味がありません。0.01gの世界は、私たちが思っている以上に繊細です。
まず一番の敵は**「風」**です。エアコンの風が直接当たる場所や、窓際で風が入ってくる場所では、風圧によって数値が激しく変動します。また、自分の鼻息でも数値が変わることがあるので、測定中は息を止めるくらいの集中力が必要です(笑)。冗談抜きで、エアコンは一時的に切るか、風が当たらない部屋の隅で作業しましょう。
次に**「振動」**。テーブルの脚がガタついていたり、近くで洗濯機が回っていたりすると(情報ソースの方も洗濯機を回していましたが、本当は避けた方がいいです!)、その微振動をスケールが拾ってしまいます。安定した重厚なテーブルの上か、床の上など、揺れのない場所を選んでください。
そして**「水平」**。スケールが傾いていると、正確な重力がセンサーに伝わりません。多くの精密スケールには水平器(気泡が入った丸い窓)が付いているので、気泡が中心に来るように調整しましょう。もし付いていない場合は、スマホの水平器アプリなどで簡易的にチェックするのもアリです。
パックに付着した汚れや湿気の除去
意外と見落としがちなのが、パック自体の状態です。手の脂や、目に見えない埃、そして湿気が重さに影響を与えることがあります。
特に湿気は大敵です。紙は水分を吸うと重くなります。雨の日に買ったパックや、加湿器の近くに置いてあったパックは、全体的に重くなっている可能性があります。もしBOX買いをして自宅で測る場合は、乾燥剤を入れた密閉容器にしばらく入れて湿気を飛ばし、条件を一定にしてから測るという猛者もいます。
また、パック表面にシールやテープの糊残りが付着していないかも確認しましょう。値札シールの剥がし残しなどは、それだけで0.05gほどの差を生むことがあります。乾いた柔らかい布(メガネ拭きなど)で、パックの表面をサッと拭いてからスケールに乗せる。このひと手間が、正確なサーチへの第一歩です。
0.01gの誤差を減らすためのキャリブレーション
先ほど少し触れましたが、スケールの**キャリブレーション(校正)**は非常に重要です。デジタルスケールは、気温の変化や電池の残量、経年劣化によって、表示される数値が少しずつズレていきます。
「昨日は8.68gがSRラインだったのに、今日測ったら8.75gになってる?」という現象が起きたら、それはパックが重くなったのではなく、スケールがズレている可能性が高いです。
多くの精密スケールには、100gや200gの「分銅」が付属しているか、別売りで用意されています。測定を始める前に、必ずこの分銅を乗せて、「今、正確に100.00gと表示されるか?」を確認しましょう。もしズレていたら、説明書に従って校正モードを実行し、リセットします。
また、電池残量が少なくなると電圧が不安定になり、数値が狂いやすくなります。「まだ使えるかな?」と思っても、早めに新しい電池に交換することをおすすめします。プロのライターとしては、測定前には必ず新品の電池を使うくらいの気合を入れていますよ。
ムニキスゼロ当たりカードの重さと特徴
さて、ここからは皆さんが一番知りたいであろう、「具体的な当たりカード」と「その重さ」の関係について解説します。今回のムニキスゼロは、非常に魅力的なカードが多く収録されています。
私の独自調査と、情報ソースから得られた実測値をもとに、狙うべきカードとその特徴を整理しました。
ユカリSRの封入傾向と重量
今回の弾でトップレア候補とも言われているサポートSR、「ユカリ」。彼女を狙っている方は非常に多いはずです。
情報ソースの実測データによると、**ユカリSRが出現したパックの重さは「8.68g」**でした。これは、そのBOXの中で最も重い数値群(トップ層)に位置しています。やはり、SR特有の表面加工、レリーフ加工のインク量がしっかりと重さに反映されているようです。
ユカリはイラスト人気もさることながら、カードとしての性能も注目されています。手札補充系の強力な効果を持っているため、プレイヤー需要とコレクター需要の両方を満たしており、初動価格も高騰する傾向にあります。もし店頭やBOXから8.68g前後の、明らかに他より重いパックを見つけたら、それはユカリが微笑んでくれているサインかもしれません。
メガエアームドEXなどのEXカードの重さ
次に注目したいのが、今回の新ギミックを搭載したポケモンたち、「メガエアームドEX」などのEXカードです。
検証データでは、**メガエアームドEXが出たパックは「8.63g」**でした。8.68gのユカリSRと比較すると、0.05gほど軽い結果となっています。これは、SRと通常のRR(ダブルレア)の加工の差と考えられます。
しかし、8.63gという数値も、ノーマルパックの平均である8.53g〜8.55gと比較すれば、明らかに「重い」部類に入ります。つまり、8.63g〜8.65gの範囲はRR(ダブルレア)が潜んでいるゾーンと言えるでしょう。
今回の「ムニキスゼロ」には、他にも「ジガルデEX」や「ボルケニオン」などが収録されています。これらも同様に8.6g台中盤の数値を出す傾向にあります。デッキパーツとして複数枚揃えたいプレイヤーの方は、この「中重量級」のパックを狙い撃ちするのが効率的です。
AR(アートレア)やグッズSRの重量差
最近のポケカで人気が高いAR(アートレア)。イラストレーターさんの個性が光る美しいカードたちですが、重量サーチという観点では少し難易度が高い存在です。
今回のデータでは、「ゲンガー」や「ニャスパー」のARが出たパックは、8.59g〜8.62g付近で推移していました。RR(8.63g〜)よりは軽く、ノーマル(〜8.55g)よりは重いという、非常に微妙なラインです。
また、今回は「ミアレシティ」などのグッズ(トレーナーズ)のSRも収録されています。これらはポケモンのSRと同様にしっかりとした加工が施されているため、8.68g付近の「重いゾーン」に入ってきます。「重いパックを選んだのに、ポケモンSRじゃなくてグッズSRだった!」というパターンも十分あり得ますが、グッズSRもコレクション需要が高いので、決してハズレではありません。むしろ、汎用性の高いグッズのSRは高値で取引されることも多いので、積極的に狙っていきたいところです。
特殊エネルギーURの意外な重さ
盲点になりがちなのが、「特殊エネルギー」のレアリティです。今回のパックには、「グロウエネルギー」や「テレパスエネルギー」といった特殊エネルギーが収録されていますが、これらにはUR(ウルトラレア)が存在します。
一般的に、エネルギーカードのURは、金色の輝きを出すために重厚な加工が施されています。そのため、重量としては**SRやSARと同等、あるいはそれ以上に重くなる(8.70g近くになる)**ことさえあります。
情報ソースの開封結果でも、特殊エネルギー枠が良い反応(重さ)を示していました。もし、とてつもなく重いパックがあって「これはトップレアのサポートSR間違いなし!」と思って開けたら、美しい金色のエネルギーカードが出てきた、なんてことも。それはそれでデッキのレアリティ上げに貢献してくれるので、嬉しい誤算と言えるでしょう。
重量サーチを行う際のリスクと注意点
ここまで「どうやれば当たるか」を中心にお話ししてきましたが、ここからは「やってはいけないこと」や「注意すべきリスク」について、攻略ライターとしてしっかりとお伝えしなければなりません。
重量サーチはあくまで「確率を高めるテクニック」であり、魔法ではありません。そして、それを実践する場所や方法によっては、トラブルの原因にもなります。
店舗でのサーチ行為は禁止されていることが多い
まず大前提として、コンビニや家電量販店、カードショップの店頭で、計量器を出してパックを測る行為は、ほぼ全ての店舗で禁止されています。
商品であるパックをベタベタと触ったり、長時間売り場を占領したりする行為は、他のお客様の迷惑になるだけでなく、商品を傷つける恐れがあります。最悪の場合、出入り禁止になったり、警察を呼ばれたりするケースもあります。
重量サーチを行うのであれば、**「BOX単位で購入して自宅で楽しむ」か、「サーチ行為が黙認されている(あるいは量り売りを謳っている)特殊なオリパショップなどを利用する」**場合に限ってください。普通の売り場で秤を取り出すのは、マナー違反以前に、ポケカファンとしての品位を損なう行為ですので、絶対にやめましょう。
「再シュリンク」品による詐欺リスク
フリマアプリやネットオークションで「未開封BOX」を購入する際にも注意が必要です。最近、**「再シュリンク(リシュリンク)」**という詐欺手口が横行しています。
これは、悪質な業者が一度BOXを開封し、中のパックを全て重量サーチして「当たりパック(重いパック)」だけを抜き取り、代わりに「ハズレパック(軽いパック)」を詰め込んで、再度透明なフィルム(シュリンク)をかけ直すというものです。
こういったBOXをつかまされてしまうと、どんなに精密なスケールを持っていても、そもそも中に当たりが入っていないので意味がありません。「重いパックが入っていなかった!」とクレームを入れても、「ランダム商品なので」と言い逃れされてしまいます。
重量サーチを前提として楽しむなら、信頼できる大手家電量販店(ビックカメラやヨドバシカメラなど)や、ポケモンセンター公式から正規ルートで購入したBOXを使用することが、最も安全で確実な方法です。
バラパック購入時の重量の偏り
「BOXは買えないけど、コンビニでバラで数パック買いたい」という場合もあるでしょう。しかし、バラパック購入で重量サーチの効果を期待するのは、実はかなりリスクが高いです。
なぜなら、**「既に誰かにサーチされた後の残り」**である可能性があるからです。 特に、パック制限のないコンビニなどでは、先に訪れた人が手で持った感覚や、こっそりと持ち込んだ機器で重いパックだけを買い占めてしまい、売り場に残っているのは全て「8.53gのノーマルパック」だけ、という状況が頻繁に起こっています。
また、店員さんがバックヤードからランダムに持ってくる形式の場合も、そのBOXがどのようなロットなのか比較対象がないため、「8.60g」という数値が出ても、それがそのBOXの中で重い方なのか軽い方なのか判断できません。
バラパックで当たりを引くのは、重量サーチ云々よりも、運の要素が非常に強くなります。「当たればラッキー」くらいの軽い気持ちで買うのが精神衛生的にもおすすめです。
必ずレアが入っているわけではない(誤差の範囲)
最後に改めて強調しておきたいのが、「重い=100%当たり」ではないという事実です。
記事の冒頭でも触れましたが、パックの重さには、カードそのものの重さ以外に「糊の量」「紙の湿気」「裁断のズレ」などが影響します。 稀にですが、糊がドバっと多くついてしまったノーマルパックが、SR入りのパックと同じくらいの重さ(8.68gなど)になってしまうエラー(?)パックも存在します。これを私たちは「糊パック」や「湿気パック」と呼んでネタにしますが、開けた時のガッカリ感は半端ではありません(笑)。
また、逆に「軽いのにSRが入っていた」というケースもゼロではありません。特に最近のカードは加工技術が進化しており、薄くて軽いレア加工も登場しています。
重量サーチはあくまで「期待値を上げるためのフィルター」です。絶対的な正解ではないことを理解した上で、宝探しのような感覚で楽しむのが、ポケカを長く愛するためのコツだと私は思います。
【ムニキスゼロ】重量サーチ結果と確率の比較
ここでは、今回の検証データや一般的な傾向をわかりやすく表にまとめました。これからサーチに挑戦する方は、この表をスクリーンショットして、測定時のお供にしてくださいね。
重量別レアリティ期待値一覧表
| パック重量(目安) | 期待されるレアリティ | 期待度 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 8.50g 〜 8.55g | ノーマル(C, U, R) | × | 基本的にハズレ枠。数は最も多い。 |
| 8.56g 〜 8.59g | ノーマル、稀にAR | △ | 判断が難しいグレーゾーン。 |
| 8.60g 〜 8.62g | AR、一部のRR | ◯ | ここから光り物の可能性が高まる。 |
| 8.63g 〜 8.65g | RR(EX)、AR | ◎ | メガエアームドEXなどはここが多い。 |
| 8.66g 〜 8.69g | SR、SAR、UR | ☆ | 激アツゾーン。ユカリSRなどの可能性大。 |
| 8.70g 〜 | SR以上の2枚箱、UR | SS | かなり稀。エラーや特殊な2枚入りの可能性も。 |
※この数値は「ムニキスゼロ」の特定ロットにおける傾向値です。BOXの個体差により、全体的に±0.05gほどズレる場合があります。
実際に開封してみた結果の考察
今回の情報ソースとなった開封結果を振り返ってみると、やはり8.68gという数値がキーポイントでした。この重さのパックから、見事に目玉カードであるユカリSRやグッズのSRが排出されています。
一方で、8.53gという最も軽かったパック群からは、予想通りノーマルカードしか出ませんでした。このことから、「軽いパックを排除する」という消去法だけでも、無駄な開封を減らして当たりにたどり着く確率を格段に上げられることがわかります。
また、興味深かったのは「6ライン(8.60g台)」に入ってからの分布です。8.61g、8.62g、8.63gと0.01g刻みで結果が微妙に異なっており、RR(ダブルレア)が8.63g付近に集中している点は、デッキビルダーにとっても有益なデータと言えるでしょう。欲しいEXポケモンをピンポイントで狙うなら、SR級の重さ(8.68g)よりも、あえて少し下の8.63g〜8.65gを狙うという戦略も立てられます。
ハズレパック(ノーマル)の有効活用法
重量サーチをして「これはハズレだ」と分かってしまったパック(8.53gなど)。これらを開封せずにどうするか、というのは悩ましい問題です。
フリマアプリなどで「サーチ済みパック(ノーマルのみ)」として安価で出品する方法もあります。これ自体は、正直に「サーチ済み」と記載していれば規約違反ではありません。これからポケカを始める子供たちへのプレゼント用や、ノーマルカードを揃えたいプレイヤー、あるいはパックの開封作業そのものを楽しみたいYouTuberの企画用として、意外と需要があったりします。
ただし、「未サーチ」と偽って売るのは詐欺です。絶対にやめましょう。また、未開封のままコレクションとして保存しておくのも一つの手です。数年後、絶版になった時に「開けられないパック」として価値が出る…かもしれませんよ?(笑)
まとめ
今回は、ポケモンカード「ムニキスゼロ」における重量サーチのテクニックと、具体的なデータの分析をお届けしました。
この記事のポイントをまとめます。
- ムニキスゼロのSR以上は8.68g付近の重いパックに出やすい傾向がある
- 0.01g単位のデジタルスケールを使い、風のない水平な場所で測る
- 箱によって基準値がズレるため、相対的な重さを見極めることが重要
- 店舗でのサーチ行為は禁止。ルールとマナーを守って自宅で楽しむ
重量サーチは、物理の法則を利用した一種の攻略法です。しかし、ポケカの本当の楽しさは、パックを開けた瞬間の「何が出るかな?」というドキドキ感や、当たったカードでデッキを組んでバトルすることにあります。
サーチはあくまで楽しみ方の一つとして、節度を持って活用してくださいね。皆さんのパックから、素敵なユカリさんや強力なメガシンカポケモンたちが現れることを祈っています!
それでは、また次回の記事でお会いしましょう。橋本ユアでした。





















