編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、DLC「M次元ラッシュ」配信後の最新環境で、どのポケモンが最も支持されているのか、そしてその理由は何なのかが気になっていると思います。
2026年のポケモンZA界隈は、新たなメガシンカの実装や魅力的な新キャラクターの登場により、かつてないほどの盛り上がりを見せています。
この記事を読み終える頃には、ランキングの結果だけでなく、ランクマッチでの採用理由や、ストーリー背景を含めた「なぜそのポケモンが愛されるのか」という疑問が解決しているはずです。
- 圧倒的な支持を集めたトップ5の魅力と選出理由を深掘り解説
- 新要素「メガシンカZ」がランキングに与えた衝撃的な影響
- ストーリーを彩るNPC(ムク・カラスバ)と相棒ポケモンの関係性
- 30位までの完全データと今後の対戦環境(メタ)の予想
それでは解説していきます。
ランキング結果の概要:新旧エースの激突と「Z」の衝撃
2025年末から2026年初頭にかけて行われた大規模な投票企画。その結果は、まさに『ポケモンレジェンズZA』という作品の特殊性と、DLC「M次元ラッシュ」の成功を物語るものとなりました。
総投票数18,345票。
この数字は、単なる人気投票の枠を超え、プレイヤーたちがどれだけこのカロス地方(およびM次元)での冒険に没入しているかを示す指標と言えます。
上位にランクインしたポケモンたちの顔ぶれを見ると、明らかな傾向が見て取れます。それは「強さ」と「物語」の融合です。単に対戦で強いだけでは上位には入れない。逆に、可愛いだけでも足りない。
プレイヤーの心を動かす「エピソード」と、ゲーム内での「実用性(強さ)」、そして新たに追加された「メガシンカ」というビジュアルインパクト。これら全てを兼ね備えたポケモンたちが、覇権を握る結果となりました。
特に、DLCで追加された「メガシンカZ」の影響は計り知れません。既存のメガシンカを超越したデザインと性能は、長年のファンを唸らせ、新たな推し活の対象となりました。
それでは、激戦を制したトップポケモンたちを、評論家の視点で徹底的に分析していきましょう。
第1位:リザードン(632票)|不動の王者はM次元でも燃え盛る
世代を超越する「主人公力」
堂々の第1位に輝いたのは、やはりこのポケモン、リザードンでした。 初代『赤・緑』から30年近く、常にポケモンの顔として君臨し続けてきた彼は、このZAの世界でもその輝きを失うことはありませんでした。
632票という数字は、2位以下を引き離す圧倒的なものです。なぜリザードンはこれほどまでに愛されるのでしょうか。 最大の要因は、その「主人公力」にあります。
どのような環境、どのような地方であっても、リザードンが手持ちにいるだけで画面が締まる。 「旅パ(ストーリー攻略パーティ)」としての採用率も群を抜いており、多くのプレイヤーがミレアシティの再開発からM次元の混沌までを、リザードンの背中に乗って駆け抜けました。
メガシンカX・Y、そして「Z」への渇望
今回の集計では、票の分散を防ぐためにメガシンカ形態も同一としてカウントされています。 リザードンには既存の「メガリザードンX」「メガリザードンY」という強力な2つの選択肢が存在します。
物理アタッカーとして、ドラゴンの爪で敵を切り裂くX。 特殊アタッカーとして、日照り補正のオーバーヒートで全てを焼き尽くすY。
この「選べる強さ」が、ZAの多様な攻略スタイルにマッチしました。 さらに、コメント欄で多く見られたのが「メガリザードンZあきらめてません!」という悲痛かつ熱烈な叫びです。 今作のタイトルが『Z-A』である以上、リザードンにも第3のメガシンカ、あるいはZに関連した新形態が来るのではないかという期待値。これこそが、彼を1位に押し上げた原動力の一つと言えるでしょう。 現時点では未実装ですが、その「可能性」だけでファンを熱狂させる。それがリザードンというカリスマなのです。
ランクバトルでの実用性
シーズン5においても、リザードンの使用率は安定しています。 特にZA環境では、フィールドギミックを利用した空中戦が発生しやすいため、飛行タイプを持つリザードンの機動力が活きます。 テラスタルこそありませんが、メガシンカによる種族値の暴力は健在。 素早さ種族値100という激戦区において、スカーフを持たずとも火力と素早さを両立できるメガYの需要は、M次元の高難易度レイドバトルでも重宝されました。 「困ったらリザードン」という安心感は、2026年も健在です。
第2位:ルカリオ(591票)|「メガルカリオZ」が切り拓いた新境地
波動の勇者、覚醒
第2位は591票を獲得したルカリオ。 今回のランキングで最も注目すべきは、このルカリオの躍進と言っても過言ではありません。 その理由は明白。DLC「M次元ラッシュ」で追加された新たな姿、「メガルカリオZ」の存在です。
これまでもルカリオは映画の主役を務めるなど高い人気を誇っていましたが、今作での扱いは別格でした。 ストーリー中盤、絶体絶命のピンチに陥った主人公の前に現れ、新たな絆の力で「Z」へと姿を変えるシーン。 あの演出に涙したプレイヤーは数知れません。
メガルカリオZのデザインと性能
従来のメガルカリオが「格闘家」のようなストイックなデザインだったのに対し、メガルカリオZは「守護者」としての神々しさを纏っています。 体毛が伸び、オーラが翼のように形成されるデザインは、ZAのサイバーパンクかつ和風テイストな世界観に見事にマッチしていました。
性能面でも、特性が「てきおうりょく」から、新特性(仮称:はどうのきわみ)へと変化したことで、波動技の威力が跳ね上がり、さらに必中効果が付与されるという壊れ性能。 これにより、回避率を上げてくる厄介なM次元のボスたちに対する明確な回答となり、攻略における必須級のポケモンとなりました。 「ルカリオがいたからクリアできた」というコメントが多数寄せられているのも納得です。
愛される「犬系」ポケモンの筆頭
コメントにもありましたが、「犬系のポケモンはいいぞ…」というシンプルな、しかし深い愛情も彼を支えています。 クールな外見に反して、ポケパルレ(リフレ)等で見せる忠誠心の高さや、無邪気な笑顔。 このギャップにやられるトレーナーが続出しました。 特にZAではポケモンとの触れ合い解像度が上がっており、ルカリオのモフモフ感や、主人公に寄り添って座るモーションの作り込みが凄まじい。 「強さ」と「可愛さ(尊さ)」のハイブリッド。それが2026年のルカリオです。
第3位:ゲッコウガ(587票)|カロス御三家の誇りと待望のメガシンカ
1位・2位に肉薄する忍
2位のルカリオとはわずか4票差。587票を獲得して3位に入ったのは、カロス地方出身のスター、ゲッコウガです。 本来、舞台がカロス(ミアレシティ)である以上、彼が1位でもおかしくはありませんでした。 それほどまでに、ZAにおけるゲッコウガの存在感は際立っています。
「サトシゲッコウガ」の夢、再び
かつてアニメで見せた「キズナ現象」。 今作のメガシンカの実装は、実質的にあの興奮をゲーム内で再現できるシステムとしてファンに受け入れられました。 正式名称は通常の「メガゲッコウガ」ですが、そのデザインラインには明らかにアニメ版へのリスペクトが感じられ、巨大な水手裏剣を背負う姿は「カッコいい」の一言に尽きます。
「XY世代」と呼ばれる、当時子供だった層が現在20代前後となり、ゲームの主要購買層となっていることも大きな要因です。 「初めての相棒はケロマツだった」というトレーナーにとって、ZAでのゲッコウガの強化は、自身の少年時代が肯定されたような喜びだったのではないでしょうか。 コメントの「アニポケXY信者なのでこれ一択」という熱量の高い言葉が、それを裏付けています。
変幻自在の戦術家
対戦面においても、ゲッコウガはトリッキーな動きで相手を翻弄します。 特性「へんげんじざい」の弱体化は過去にありましたが、メガシンカによるステータスの底上げにより、両刀アタッカー(物理・特殊どちらもいける)としての地位を確立。 M次元ラッシュの高難易度ミッション「ステルス潜入」等のミニゲーム要素でも、ゲッコウガ固有のアクションが用意されており、ゲームプレイ全体を通して「使っていて楽しい」ポケモンに仕上がっています。
第4位:シャンデラ(506票)|「ムク」の相棒としての新たな輝き
NPC人気が押し上げた順位
ここからがZAならではのランキング結果と言えます。 第4位にランクインしたのは、ゴースト・炎タイプのシャンデラ。 通常、人気ランキングのトップ5に一般ポケモン(御三家や伝説、ルカリオ級のアイドル枠以外)が入ってくることは稀です。 この快挙の立役者は、間違いなくDLCのメインキャラクターの一人、「ムク」の存在でしょう。
ミステリアスな探偵役として登場するムク。彼(彼女)の相棒として、常に傍らに浮遊していたのがシャンデラでした。 ストーリー中のカットシーンにおいて、シャンデラの炎が暗闇を照らし、謎解きのヒントを照らし出す演出。 そして戦闘になれば、ムクとの息の合ったコンビネーションでメガシンカし、圧倒的な火力で敵を焼き払う。 その「バディ感」に憧れを抱いたプレイヤーが急増しました。
「おしゃれ」というステータス
コメントで目立ったのが「おしゃれ」「ゴシックな雰囲気」というワードです。 ミアレシティという芸術の都、そして19世紀パリを彷彿とさせる再開発の時代設定に、シャンデラのデザインは完璧にハマっています。 洋燈(ランプ)をモチーフにした姿は、レンガ造りの街並みに映え、フォトモードでの撮影対象として絶大な人気を誇りました。 「命を吸われてもいい」というコメントがありましたが、その妖艶な美しさと、ふと見せる可愛らしい仕草(まばたき等)のギャップが、多くのトレーナーの心を掴んで離しません。 性能面でも、特攻種族値145(メガならさらに上昇)から放たれる「シャドーボール」は、受け出し不可能な火力を叩き出します。
第5位:アブソル(486票)|災いを告げる者が「英雄」になる時
悲劇の予言者からの脱却
第5位はアブソル。彼もまた、DLC「M次元ラッシュ」で最大の恩恵を受けた一匹です。 かつては「災いを呼ぶポケモン」として人々に忌み嫌われていたアブソル。 しかしZAのストーリーでは、M次元の崩壊(ラッシュ)をいち早く察知し、身を挺して人々に伝えようとする「孤独な英雄」として描かれました。
このストーリーラインが、あまりにもエモーショナルでした。 誤解されながらも人々を守ろうとするアブソルの姿に、多くのプレイヤーが涙し、彼を相棒にすることを誓ったのです。 「心優しく争いを好まないポケモンだけど、誰かを守るときだけ戦う」というコメントは、今回のアブソルの物語を端的に、かつ美しく表現しています。
メガアブソルZ:天使のような翼
そして、ストーリーのクライマックスで解禁される「メガアブソルZ」。 従来のメガアブソルが「天使」のような翼を持っていたのに対し、Z形態はより鋭利で、神聖さを増したデザインとなりました。 「魔法使い」や「堕天使」のような中二病心をくすぐるビジュアルは、特定の層にクリティカルヒット。 性能面でも、「マジックミラー」による補助技反射に加え、攻撃・素早さが大幅に強化。 先発で出して場を荒らす切り込み隊長として、ランクマッチでも使用率が急上昇しました。
6位〜10位の動向:実力派と「あの男」の相棒
惜しくもトップ5は逃しましたが、6位以下の顔ぶれも非常に興味深いものです。
| 順位 | ポケモン | 票数 | 概要 |
|---|---|---|---|
| 6 | サーナイト | 454 | 美しさと強さの象徴。カルネの先祖とのエピソードも話題に。 |
| 7 | ガブリアス | 437 | シロナ人気も相まって不動の地位。ZAの地形でも走り回る姿が好評。 |
| 8 | ペンドラー | 399 | 最大のダークホース。人気キャラ「カラスバ」の相棒として爆上がり。 |
| 9 | ジガルデ | 396 | 本作の裏主人公。「暴走タワー」での完全体バトルは伝説に残る難易度。 |
| 10 | カイリュー | 371 | 元祖600族。マルチスケイルの安心感と、愛らしいフォルムでランクイン。 |
8位ペンドラー:カラスバ効果の凄まじさ
特筆すべきは8位のペンドラーです。 通常であれば30位以内に入るかどうかのポケモンですが、DLCのライバル枠(あるいは協力者)である「カラスバ兄貴」の相棒として、男気溢れる活躍を見せたことで人気が爆発しました。 カラスバがペンドラーの背に乗って高速移動するシーンや、メガシンカして鉄壁の守りを見せるシーンは、多くのプレイヤーに「ペンドラーってこんなにかっこよかったのか」と再認識させました。 キャラクターの魅力がポケモンの人気を押し上げる、RPGならではの現象と言えます。
9位ジガルデ:真の姿への畏怖
本作のパッケージを飾る(Z)ジガルデ。 ストーリークリア後の「暴走タワー」におけるパーフェクトジガルデ戦は、その理不尽なまでの強さが話題となりました。 しかし、その圧倒的な力を自らの手持ちにできた時のカタルシスは計り知れません。 セルを集める作業すらも、愛着を深める儀式となりました。
DLC追加ポケモンと今後の対戦環境(メタ)予測
ゼラオラ(11位・356票)の躍進
幻のポケモンでありながら、DLCで正式に入手イベントとメガシンカが追加されたゼラオラが11位につけています。 「メガゼラオラ」は、電気・格闘タイプとなり、超高速アタッカーとして現在のランクマッチ環境(シーズン5)を席巻しています。 トップ10入りを逃したのは入手難易度の高さ(高難易度レイドクリア必須)が影響していると思われますが、実力だけで言えばトップ3に入ってもおかしくないポテンシャルを持っています。
ヌメルゴン(ヒスイ含む)の根強い人気
カロス地方の600族ヌメルゴンと、ヒスイの姿が共に票を集めています。 特にヒスイヌメルゴンは、その悲しげな目と強力な耐性(鋼・ドラゴン)で、対戦勢からの支持が厚いです。 ZAでは時空の歪み(M次元)を通じてヒスイの姿も入手可能になったため、2つの姿を使い分けるトレーナーも多く見られました。
今後のランクマッチ環境はどうなる?
今回の上位ランキングは、そのまま対戦環境のティア表(強さランキング)ともある程度リンクしています。
- メガ枠の奪い合い:メガリザードン、メガルカリオZ、メガゲッコウガ、メガアブソルZ。これらをどうパーティに組み込むかが構築の鍵です。
- フェアリー環境の継続:サーナイト(6位)、ニンフィア(14位)、デカヌチャン(43位)など、ドラゴン対策のフェアリータイプは必須。
- 高速アタッカーへの対抗:メガシンカ勢は総じて素早さが高いため、それを受ける耐久ポケモン(ジガルデ、ヌメルゴン、アーマーガア等)の需要も高まるでしょう。
まとめ:ZAが示した「ポケモン愛」の新しい形
今回のランキング結果を見て改めて感じるのは、『ポケモンレジェンズZA』という作品が、ポケモンの「生態」や「物語」に焦点を当てたことの成功です。
単に数値が高いポケモンが人気なのではなく、「主人公との絆が見えたポケモン」「物語で心を動かしたポケモン」が上位に来ています。
- リザードンは、変わらぬ相棒としての安心感を。
- ルカリオとアブソルは、新たな力(Z)による驚きと感動を。
- ゲッコウガは、過去の思い出との再会を。
- シャンデラやペンドラーは、NPCとの関係性による新たな魅力の発見を。
プレイヤーそれぞれに、それぞれの「推し」への物語があります。 18,345票の全てに、トレーナーとポケモンの冒険の記憶が詰まっています。
もし、まだ育てていないポケモンがこのランキングに入っていたら、ぜひ一度手持ちに入れてみてください。 きっと、食わず嫌いだったそのポケモンの、新しい魅力(メガシンカや専用モーションなど)に気づくはずです。
DLC「M次元ラッシュ」の冒険はまだまだ終わりません。 ランクマッチシーズン5、そして今後追加されるであろう更なるイベントに向けて、あなたの最高の相棒と共に、カロス(M次元)の世界を走り抜けてください。
そして、いつか来る次回作でも、また彼らと出会えることを願って。
筆者情報
筆者:桐谷シンジ フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドブロック系のゲームを得意とする。最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。特にポケモンシリーズは初代から全作コンプリートしており、ZAのプレイ時間は既に500時間を突破している。
付録:30位までの完全ランキングデータ
| 順位 | ポケモン名 | 票数 | 順位 | ポケモン名 | 票数 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | リザードン | 632 | 16 | ブラッキー | 228 |
| 2 | ルカリオ | 591 | 17 | グレイシア | 222 |
| 3 | ゲッコウガ | 587 | 18 | ディアンシー | 221 |
| 4 | シャンデラ | 506 | 19 | メガニウム | 217 |
| 5 | アブソル | 486 | 20 | レックウザ | 214 |
| 6 | サーナイト | 454 | 21 | シャリタツ | 209 |
| 7 | ガブリアス | 437 | 22 | ライチュウ | 201 |
| 8 | ペンドラー | 399 | 23 | オーダイル | 190 |
| 9 | ジガルデ | 396 | 24 | ソウブレイズ | 178 |
| 10 | カイリュー | 371 | 25 | ミミッキュ | 176 |
| 11 | ゼラオラ | 356 | 26 | ドリュウズ | 164 |
| 12 | スターミー | 298 | 27 | メタグロス | 157 |
| 13 | ゲンガー | 264 | 28 | クチート | 151 |
| 14 | ニンフィア | 252 | 29 | グソクムシャ | 145 |
| 15 | デンリュウ | 229 | 30 | ユキメノコ | 144 |
※本ランキングは2026年1月時点の集計データに基づいています。今後のアップデートにより変動する可能性があります。




















