編集デスク、そしてポケモンカードゲーム攻略ライターの橋本ユアです。今回も、読者の皆様から多く寄せられている熱い質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、「2026年に発売が噂されている30周年記念パック『セレブレーションコレクション』の内容や封入率が気になって夜も眠れない」という状態なのではないでしょうか。30周年という大きな節目、過去の傾向から見ても争奪戦は避けられませんし、収録カードの価値が天井知らずになることも予想されますよね。
この記事を読み終える頃には、セレブレーションコレクションの封入率の予想から、狙うべきカード、そして今から準備すべき立ち回りまで、全ての疑問が解決しているはずです。
- 30周年記念パックは過去最高レベルの争奪戦と高騰が予想される
- 「旧裏」デザインのピカチュウ・リザードンが収録される可能性が高い
- 封入率は25周年時の「プロモパック方式」か「ハイクラスパック方式」で大きく変わる
- コレクター需要の高いカードは初動からプレ値がつくと覚悟すべき
それでは解説していきます。
セレブレーションコレクションとは?30周年を飾る記念碑的パック
30周年の節目に登場する「お祝い」のコレクション
まず、私たちが直面している「セレブレーションコレクション(CELEBRATION COLLECTION)」という存在について、整理しておきましょう。この名称は、クリーチャーズの商標登録情報から判明したもので、界隈ではすでに大きな話題となっています。「Celebration」は直訳すれば「お祝い」。つまり、ポケモンカードゲームが30周年を迎える2026年に向けた、記念碑的なパックであることはほぼ間違いありません。
私が過去に経験した20周年、25周年の盛り上がりを振り返っても、5年ごとの「アニバーサリーイヤー」は、通常の拡張パックとは次元が違う熱気を帯びます。特に今回は「30周年」です。人間で言えば三十路、成人してからさらに成熟した大人のコンテンツとしての地位を確立した証でもあります。
発売時期については、過去のアニバーサリーパックの傾向から、2026年の9月から10月頃が濃厚だと私は踏んでいます。ポケモンカードゲームの誕生日は10月20日。この日付に合わせて、最も市場が盛り上がる秋口に投入されるでしょう。これまでの総決算とも言える内容になるはずですので、今から資金を貯めておくことを強くおすすめします。
過去のアニバーサリーパックとの比較
歴史を学ぶことは、未来を予測することに繋がります。ここで、過去の周年パックを振り返ってみましょう。
20周年の時は「ポケットモンスターカードゲーム 拡張パック 20th Anniversary」が発売されました。これは、初期の「第1弾 拡張パック」のパッケージや収録カードを現代の環境に合わせてリメイクしたものでした。当時のプレイヤーたちが「懐かしい!」と涙を流して喜んだのをよく覚えています。
そして記憶に新しい25周年。「25th ANNIVERSARY COLLECTION」では、全カードがキラ仕様という豪華さと、同時に配布された「プロモカードパック 25th ANNIVERSARY edition」の存在が市場を大きく揺るがしました。特にプロモパックに収録された「リザードン」や「ブラッキー☆」などは、今でも高額で取引されています。
これらを踏まえると、30周年となる今回の「セレブレーションコレクション」も、単なる再録パックではなく、コレクター魂を揺さぶる特別な仕様、例えば「旧裏面デザインの完全再現」や「新規書き下ろしのスペシャルアート」などが盛り込まれることは想像に難くありません。
セレブレーションコレクションの収録カード予想
コレクター垂涎の「旧裏デザイン」復活の可能性
私が最も注目している、そして多くのコレクターが期待しているのが「旧裏デザイン」の復活です。現在のポケモンカードの裏面デザインは、世界共通のものになっていますが、昔の日本国内版はデザインが異なっていました。通称「旧裏」。このデザインには、独特の味わいと、あの頃の思い出が詰まっているのです。
20周年、25周年ともに、この旧裏デザインを模したカードや、当時のイラストをそのまま採用したカードが登場しました。30周年という大きな節目において、この要素が外されるとは考えにくいです。
もし、現代の印刷技術で、あの頃の「旧裏」の雰囲気を持ちつつ、テキストやHPが現代スペックになったカードが登場したら……想像するだけで鳥肌が立ちますね。特に、昨今のレトロブームも相まって、当時を知らない若い世代にとっても、このレトロなデザインは逆に「エモい」アイテムとして映るはずです。
ピカチュウ:30周年の顔となる絶対的エース
ポケモンカードの顔といえば、やはりピカチュウです。30周年記念パックにおいて、ピカチュウが収録されないなどということは、天変地異が起きない限りあり得ません。
予想されるのは、初期のふっくらとしたデザインのピカチュウ、通称「初期ピカ」の再録や、特別な衣装を身にまとった30周年記念ピカチュウです。25周年の時は「お誕生日ピカチュウ」や「なみのりピカチュウ」「そらをとぶピカチュウ」が復刻されました。
今回は、例えば歴代の御三家とピカチュウが集合したイラストや、金箔押し仕様の特別レアリティなど、25周年を超える豪華なピカチュウが登場するのではないでしょうか。ピカチュウのカードは、性能に関わらずコレクション需要だけで価格が高騰する傾向にあります。絶対に確保しておきたい1枚になるでしょう。
リザードン:高騰必至のカリスマ
ピカチュウと双璧をなすのが、リザードンです。特に「かいりきリザードン」と呼ばれる初期デザインのリザードンは、美品であれば数百万円で取引されることもある、まさにトレカ界の王様です。
25周年のプロモパックに収録されたリザードンも、発売直後から数万円の値段がつきました。30周年でも、この初期イラストのリザードンが、何らかの形で(例えばUR仕様や、特別な加工を施して)収録される可能性は極めて高いです。
リザードンが収録されるかどうかで、そのパックの資産価値が決まると言っても過言ではありません。もし「色違いのリザードン」かつ「旧裏デザイン」なんて組み合わせが実現したら、その価格は計り知れないものになるでしょう。私の予想では、トップレアの座は今回もリザードンが争うことになると見ています。
人気女性サポートカードの特別仕様への期待
さて、ここで私の個人的な趣味……いえ、重要な市場分析を挟みます。近年のポケカブームを牽引している要因の一つに、魅力的な女性トレーナー(サポートカード)の存在があります。
30周年記念ということで、歴代の人気ヒロインたちが一堂に会するようなカード、あるいは特別なイラストのSR、SARが収録される可能性も十分にあります。特に私が愛してやまない「リーリエ」や、「マリィ」「ナンジャモ」といったキャラクターたちが、30周年ロゴ入りの特別衣装で描かれたりしたら……。
こういったキャラクターカードは、プレイヤー需要だけでなく、キャラクターファンからの需要が凄まじいため、封入率が低ければ低いほど価格は跳ね上がります。公式もその需要は完全に把握しているはずですので、目玉カードの一つとして「アニバーサリー仕様のサポート」を用意してくる確率は高いと踏んでいます。
過去実績から紐解くレア封入率の徹底考察
25周年アニバーサリーコレクションの封入率データ
未来を知るには過去のデータが不可欠です。まずは25周年の時のデータを振り返ってみましょう。 当時の「25th ANNIVERSARY COLLECTION」は、1パック5枚入りで、全カードがキラカードでした。そして、1BOX(16パック入り)を買った場合の平均的な封入率は以下の通りでした。
| レアリティ | 封入率(目安) | 備考 |
|---|---|---|
| UR (ウルトラレア) | 20BOXに約1枚 | かなりの低確率 |
| SR (スーパーレア) | 1BOXに確定1枚 | 博士の研究などが収録 |
| RRR (トリプルレア) | 1BOXに約2枚 | ミュウなど |
| RR (ダブルレア) | 1BOXに約3〜4枚 | ピカチュウVなど |
| ミラー仕様 | 1パックに1枚 | 通常カードのミラー版 |
これに加え、BOX購入特典やコンビニ等の購入特典として配布された「プロモカードパック」が存在しました。実はこちらのプロモパックこそが本番で、リザードンやブラッキー☆などはこのプロモパック(全25種・1パック1枚入り)からランダムで排出されました。この「プロモパック方式」が採用されると、目当てのカードを引く難易度は跳ね上がります。
ハイクラスパック形式(VSTARユニバース等)との比較
もう一つの可能性として考えられるのが、年末恒例の「ハイクラスパック」に近い形式です。「VSTARユニバース」や「シャイニートレジャーex」のような、1パック当たりの価格が高く(500円〜)、その分レアカードが出やすい形式です。
ハイクラスパックの場合、1BOX(10パック入り)開封すると、SAR(スペシャルアートレア)やSR以上が確定で1枚〜2枚入っていることが多いです。また、稀に「1パック全てのカードが高レアリティ」という「ゴッドパック(神パック)」が存在することもあります。
30周年という「お祭り」感を演出するために、このゴッドパックシステムが採用される可能性は十分にあります。「開けたら全部旧裏デザインのピカチュウだった!」なんてことがあれば、SNSでの拡散力も抜群ですからね。
セレブレーションコレクションの封入率独自予想
以上のデータを踏まえ、私が導き出したセレブレーションコレクションの封入率予想は以下の通りです。
【予想パターンA:プロモパック分離型(25周年踏襲)】
- 基本パック:全カードキラ仕様。SR以上は1BOXに1枚確定。
- プロモパック:旧裏リザードンなどの「大当たり」はこちらに封入。BOX購入ごとに数パック配布。
- 考察: このパターンだと、パック自体の在庫よりもプロモパックの入手難易度が鍵になります。転売対策として、プロモパックの配布制限が厳しくなることが予想されます。
【予想パターンB:ハイクラスパック統合型(豪華版)】
- 1パック:7枚〜10枚入りで高価格帯。
- SR以上:1BOXに1枚確定だが、SARなどの上位レアリティは3〜4BOXに1枚程度。
- UR(30周年記念):20カートンに1枚レベルの超低確率。
- 考察: パックの中に全ての大当たりが入っているパターン。この場合、BOX自体のプレミア価格化が激しくなります。
個人的には、25周年の時の「プロモパックの中身がわからなくてドキドキする」感覚が好評だったため、**パターンA(プロモパック方式)**の可能性が高いのではないかと見ています。ただし、プロモパックに人気カードを詰め込みすぎると、特典欲しさに買い占めが起きるため、今回はパックの中にも「当たり」を適度に分散させるハイブリッドな構成になるかもしれません。
投資視点で見るセレブレーションコレクション
なぜ周年記念パックは高騰するのか?
ここでは少しシビアな、資産価値という視点でお話しします。なぜ周年パックはこれほどまでに高騰するのでしょうか。理由は大きく分けて3つあります。
- 限定性が強い(再販期間が短い) 通常の拡張パックは、発売から1〜2年は断続的に再販されることが多いですが、周年記念商品はその年が終わるとパタリと再販が止まる傾向にあります。「二度と手に入らないかもしれない」という心理が、購買意欲を極限まで高めます。
- 世界的な需要 ポケモンは日本だけのコンテンツではありません。海外のコレクターも、日本の「30th」ロゴが入ったカードを喉から手が出るほど欲しがります。円安の影響もあり、海外バイヤーによる大量買い付けが予想され、国内の流通量が枯渇することで価格が吊り上がります。
- 「記念品」としての保有需要 プレイヤーだけでなく、普段カードを買わない層も「30周年だし買っておくか」と参入してきます。未開封BOXをそのまま保存しておくコレクターも多く、市場に出回るシングルカードの枚数が意外と増えないという現象が起きます。
初動価格と長期的な価格推移の予測
発売日の初動価格は、間違いなく「バブル」状態になります。特にトップレア(リザードンや限定ピカチュウ、人気サポート)は、初日に数万円〜十数万円の値がつくでしょう。
しかし、注意が必要です。発売から1〜2週間は、市場への流通量が一気に増えるため、一時的に価格が下落するタイミングがあります。いわゆる「暴落」ですが、ここが買い時です。
その後、半年、1年と時間が経過し、パックが絶版状態になると、美品のカードは再びじわじわと値上がりを始めます。特にPSA鑑定(カードの状態を鑑定する機関)で最高評価の「10」を取ったカードは、数年後には初動の数倍の価値になることも珍しくありません。
30周年パックに関しても、短期的な転売益を狙うのではなく、5年後の35周年、10年後の40周年を見据えて「寝かせる」ことができる人が、最終的に大きな果実を得ることになるでしょう。
狙い目のカードジャンル
投資的な観点で言えば、やはり「初代御三家(リザードン・カメックス・フシギバナ)」と「ピカチュウ」、そして「伝説のポケモン(ルギア・ホウオウ・レックウザなど)」は鉄板です。
また、最近の傾向として「アートレア(AR・SAR)」のような、イラスト全体が芸術作品のように描かれているカードの評価が高まっています。30周年の記念アートとして、有名なイラストレーターが手掛けたカードがあれば、ポケモンの人気・不人気に関わらず、アート作品としての価値が付加されるでしょう。
購入に向けた具体的な立ち回り戦略
抽選予約は必須!情報戦を制する者がパックを制す
セレブレーションコレクションを定価で手に入れるためには、発売日の数ヶ月前から動き出す必要があります。現在、主要な入手ルートは以下の通りです。
- ポケモンセンターオンライン(抽選) 王道中の王道。ただし当選確率は低めです。クレジットカードの登録などで転売対策が進んでいます。
- 大手量販店(ヨドバシカメラ・ビックカメラ等) 最近は事前のWEB抽選や、黒カード(提携クレジットカード)会員限定の抽選販売が増えています。今のうちにカードを作っておくなどの「徳を積む」行為が必要です。
- コンビニエンスストア 発売日当日の深夜・早朝販売は減ってきましたが、一部店舗では当日販売や予約を受け付けています。ただし、店舗ごとの対応が違うため、近隣店舗の情報を足で稼ぐ必要があります。
- Amazon(招待リクエスト) 招待制での販売が主流です。リクエストボタンを押して、招待メールが来るのをひたすら待つ形になります。
これら全てにエントリーして、ようやく1BOX確保できるかどうか……というのが現実です。「当日お店に行けば買えるだろう」という甘い考えは捨ててください。30周年は戦争です。
転売ヤー・二次流通との付き合い方
残念ながら、どうしても定価で買えない場合もあるでしょう。その場合、カードショップやフリマアプリなどの二次流通を利用することになります。
ここで大切なのは「焦らないこと」です。発売直後の週末は、出品数が最も多くなりますが、価格も乱高下します。相場観を養うために、複数のカードショップの買取表や、フリマアプリの「売り切れ」価格をチェックし続けましょう。
また、フリマアプリでのBOX購入は「再シュリンク(一度開封してレアを抜いた後に、ビニールをかけ直す詐欺)」のリスクがあるため、信頼できる出品者を見極めるか、多少高くても信頼できる実店舗のカードショップで購入することを強く推奨します。私自身、過去にネットの個人取引で痛い目を見た経験があります……。安物買いの銭失いにならないよう、注意してくださいね。
ポケカプレイヤーから見た30周年パック
環境を変える強力なカードは収録されるか?
ここまでコレクター視点で話してきましたが、プレイヤー視点でも30周年パックは無視できません。過去の傾向を見ると、アニバーサリーパックには「コレクション専用」のようなカードが多い一方で、環境トップに食い込む強力なトレーナーズカードや、特殊エネルギーなどが再録・新規収録されることもあります。
例えば、25周年の時は「ミュウex」のような強力なポケモンが登場しました。30周年でも、過去のギミック(例えば「TAG TEAM」や「VMAX」のようなシステム)をリスペクトしつつ、現環境で猛威を振るうようなスペックのカードが1〜2枚は混ざってくるはずです。
もし「旧裏デザインだけどテキストは最新」というカードが出た場合、デッキのレアリティ上げ(デッキのカードを高レアリティで統一すること)を好むプレイヤーたちがこぞって買い求めるため、プレイ需要による高騰も加わります。
デッキ構築への影響と楽しみ方
30周年パックのカードを使った「シールド戦(その場でパックを開封し、出たカードだけでデッキを組んで戦うルール)」のイベントも開催されるかもしれません。記念パックはカードパワーのバランスが独特なことが多いため、普段の環境とは違った面白い対戦が楽しめるのも魅力です。
また、昔のカードイラストを使ったデッキスリーブやプレイマットなどのサプライ品も同時に発売されるはずです。これらを使って、盤面を30周年一色に染め上げるのも、オールドファンにとってはたまらない楽しみ方ですね。
まとめ
ここまで、噂の「セレブレーションコレクション」について、私の経験と持てる知識を総動員して予想・考察してきました。
- 30周年は「お祭り」:2026年秋ごろ、ポケモンカード史上最大級の盛り上がりが予想されます。
- 旧裏&人気キャラ:旧裏デザインの復活、そしてピカチュウ・リザードンの収録はほぼ確実。これらがパックの価値を決定づけます。
- 封入率は厳しい戦い:プロモパック方式であれハイクラス方式であれ、トップレアを自引きするのは至難の業。BOX購入の権利を獲得すること自体が最初の難関です。
- 早めの準備:抽選情報の収集、資金の確保、そして購入後の保管方法まで、今からシミュレーションしておきましょう。
ポケモンカード30周年は、私たちファンにとっても、人生の節目となるような大きなイベントです。「あの時買っておけばよかった」と後悔するのではなく、「あの時、全力で楽しんでよかった!」と思えるように、今のうちから心の準備と情報のアップデートを欠かさないようにしましょう。
もちろん、新しい情報が入り次第、私もすぐに発信していきます。30周年、一緒に盛り上がっていきましょうね!
筆者情報
橋本ユア フリーランスのトレカ攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。幅広いトレカに携わるが、主にポケカ、遊戯王、ワンピ、デュエマを得意とする。特にポケカが好きで、総課金額は1,000万円以上。自称リーリエの旦那。





















