編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、ポケモンZAのランクマッチで「マーシャドーをどう育成すれば最強になれるのか?」「今の環境に刺さる技構成は何なのか?」が気になっていると思います。
幻のポケモンでありながら、その圧倒的な対面性能と、相手の能力上昇を奪うという唯一無二の個性を持つマーシャドー。入手方法が判明し、多くのトレーナーが実戦投入を検討している今こそ、正しい知識が必要です。
この記事を読み終える頃には、ランクマッチで勝ち抜くためのマーシャドーの育成方針と運用の疑問が解決しているはずです。
- 攻撃特化「いじっぱり」が環境に刺さる理由を解説
- 専用技「シャドースチール」を軸にした最強技構成
- ランクマシーズン5で流行中のメガシンカ勢への対策
- サイドミッション「しのび寄る影」での確実な入手ルート
それでは解説していきます。
ポケモンZA環境におけるマーシャドーの評価と強さ
現在のポケモンZA(レジェンズZA)の対戦環境、特にランクバトルシーズン5において、マーシャドーは「環境のバランスクラッシャー」としての地位を確立しつつあります。なぜこれほどまでに注目され、そして恐れられているのか。まずはその基礎スペックと環境適応能力について深掘りしていきましょう。
唯一無二の複合タイプ「ゴースト・かくとう」
マーシャドーの最大の強みの一つは、その恵まれたタイプ構成にあります。「ゴースト」と「かくとう」の複合タイプは、攻撃面において現存するポケモンの中で最高クラスの補完性能を誇ります。
| タイプ | 特徴 | マーシャドーのメリット |
|---|---|---|
| ゴースト | ノーマル・かくとう無効 | 神速などの先制技を無効化できる |
| かくとう | あく・はがね・ノーマル・こおり・いわに抜群 | ゴースト技を受けに来た悪タイプを粉砕できる |
この2つのタイプを半減以下に抑えられるポケモンは極めて少なく、技スペースの圧縮にも繋がります。つまり、一致技2つだけで、環境に存在するほぼ全てのポケモンに等倍以上のダメージを与えることが可能なのです。これは技構成を考える上で非常に大きなアドバンテージとなります。
素早さ種族値125が作る「上からの制圧力」
種族値を見てみると、攻撃と素早さが共に「125」という高水準に設定されています。特に素早さ125族というラインは、多くの激戦区を上から叩ける数値です。
素早さ125族の意義
ポケモン対戦において、素早さは1の違いが勝敗を分ける最も重要なステータスです。マーシャドーの素早さ125は、環境に多い100族(ボーマンダやリザードンなど)や110族(ラティオスやゲンガーなど)を確実に抜ける数値です。
さらに、ランクマシーズン5で解禁された一部の高速アタッカーたちとも同速勝負、あるいは有利な展開に持ち込めるため、初手出しの安定感が違います。
専用技「シャドースチール」による積み構築の崩壊
マーシャドーを語る上で外せないのが、Lv72で習得する専用技「シャドースチール」です。
- 威力:90
- 命中:100
- 効果:相手の能力ランク上昇を奪ってから攻撃する
この効果が凶悪すぎます。例えば、相手が「りゅうのまい」や「つるぎのまい」で火力を上げて全抜きを狙ってきたとしても、マーシャドーを後出しして「シャドースチール」を撃つだけで、その能力上昇を全て自分のものにしつつ、大ダメージを与えることができます。
特にZA環境では、メガシンカポケモンの火力を底上げするために「バトンタッチ」構築や積み技を使用するケースが増えていますが、マーシャドー1体でそれら全ての戦術を否定できるのです。これこそが、マーシャドーが「ストッパー」として最強と呼ばれる所以です。
おすすめの性格は「いじっぱり」一択の理由
育成において最初に悩むのが「性格」ですが、現環境のマーシャドーに関しては**「いじっぱり(攻撃↑ 特攻↓)」**を強く推奨します。もちろん最速を狙う「ようき(素早さ↑ 特攻↓)」も選択肢としてはあり得ますが、なぜ「いじっぱり」なのか、その理由を数値と環境の両面から解説します。
理由1:確定数の変動
「いじっぱり」にして攻撃に補正をかけることで、実数値は大きく跳ね上がります。 攻撃種族値125という数値は高いですが、超高火力インフレが進む伝説・幻環境の中では「中の上」程度です。ここで性格補正をかけないと、耐久に振った等倍相手を倒しきれないケースが多発します。
例えば、HPに努力値を振ったメガガルーラや、防御特化のカバルドンなどの物理受けに対して、性格補正の有無で「確定2発」が「乱数1発」に変わるなど、目に見えてダメージレースが変わってきます。
理由2:素早さインフレと「かげうち」の存在
「ようき」にして素早さを上げるメリットは、同速対決(125族同士)や、スカーフ持ちを意識する場合です。しかし、マーシャドーは優秀な先制技「かげうち」を覚えます。
わずかに素早さが負けていても、高火力の「かげうち」で縛れる範囲が広いため、素早さを極限まで高めるよりも、一撃の重さを高めて「かげうち」圏内に入れる立ち回りの方が、今のZA環境では勝率が高くなりやすいのです。
理由3:ミントによる後天的補正が可能
もし、育成後に「やっぱり最速にしたい」と思った場合でも、ポケモンZAでは「ようきミント」を使用することで、ステータス補正だけを変更可能です。
まずは火力を最大限に引き出せる「いじっぱり」で育成し、ランクマッチでの使用感を確認しながら、必要であればミントで調整するという柔軟な運用が可能です。取り返しのつかない要素ではないため、まずは最高火力を体感すべきです。
ランクマ無双!マーシャドーの最強技構成論
ここでは、具体的にランクマッチで勝ち抜くための技構成を提案します。 ベースとなるのは「対面性能」と「ストッパー性能」を両立させたフルアタ(フルアタッカー)構成です。
確定技枠
まずは、どのような型であっても外す理由が見当たらない確定技について解説します。
シャドースチール(ゴースト物理 / 威力90 / 命中100)
採用理由:メインウェポン兼積み対策 前述した通り、マーシャドーのアイデンティティです。みがわりを貫通する効果(仕様による)も期待できるため、相手の耐久型が「みがわり」を張ってきても、それを無視して攻撃しつつ能力上昇を奪えます。 例えば、防御を上げて要塞化しようとするテッカグヤやナットレイに対しても、その防御アップを奪って紙装甲にしてから殴るという理不尽な動きが可能です。
インファイト(かくとう物理 / 威力120 / 命中100)
採用理由:最大火力のメインウェポン タイプ一致で威力120、実質威力180という驚異的な火力を叩き出します。 デメリットとして使用後に防御と特防が1段階下がりますが、マーシャドーはもともと耐久が高いわけではないので、「やられる前にやる」精神で問題ありません。 ポリゴン2やラッキーといった、特殊アタッカーでは突破困難な高耐久ノーマルタイプを一撃で粉砕するために必須です。また、等倍範囲が広いため、とりあえず撃っておけば相手のサイクルを崩壊させられます。
かげうち(ゴースト物理 / 威力40 / 命中100)
採用理由:先制技によるフィニッシャー性能 「テクニシャン」補正が乗れば威力60になりますが、通常の特性であっても必須級です。 HPが残りわずかの相手を安全に処理するのはもちろん、相手のきあいのタスキを潰したり、自分より速い相手(ドラパルトやスカーフ持ち)に対して最後っ屁で削りを入れたりと、役割は多岐に渡ります。 特に「いじっぱり」で攻撃力を高めている場合、この「かげうち」のリーチが伸びるため、勝ち筋を拾いやすくなります。
選択技枠(環境に合わせてカスタマイズ)
残りの1枠は、パーティの苦手な相手や、流行しているポケモンに合わせて選択します。ここがトレーナーの腕の見せ所です。
れいとうパンチ(こおり物理 / 威力75 / 命中100)
おすすめ度:★★★★★ 対象:レックウザ、ランドロス、ガブリアス、ボーマンダ 現環境で猛威を振るうドラゴンタイプや、じめん・ひこうタイプへのピンポイント対策です。 特に交換掲示板でも人気の高い「レックウザ」や「色違いレックウザ」は、ランクマッチでも遭遇率が高いです。これらは「インファイト」や「シャドースチール」を半減以下で受けてくることが多いため、4倍弱点を突けるれいとうパンチがあるとないとでは、勝率が天と地ほど変わります。 サブウェポンの中では最優先で採用したい技です。
かみなりパンチ(でんき物理 / 威力75 / 命中100)
おすすめ度:★★★☆☆ 対象:ギャラドス、カプ・レヒレ、エアームド 物理受けとして出てきやすいエアームドや、威嚇を撒いてくるギャラドスへの打点です。 また、ゴースト・かくとう技が通りにくいマリルリやカプ・レヒレなどのフェアリー・みず複合タイプに対しても抜群を突けます。パーティ全体で水タイプが重い場合に採用を検討しましょう。
がんせきふうじ(いわ物理 / 威力60 / 命中95)
おすすめ度:★★★☆☆ 対象:リザードン、ウルガモス、相手のS操作 相手の素早さを1段階下げる効果があります。これにより、後続のサポートをしたり、自分より速い相手を無理やり抜くことができます。 リザードンYなどに対して4倍弱点を突けるため、奇襲性能も高いです。
ほのおのパンチ(ほのお物理 / 威力75 / 命中100)
おすすめ度:★★☆☆☆ 対象:ハッサム、ナットレイ ナットレイやハッサムといった、炎4倍弱点の鋼タイプを意識する場合に採用します。ただし、これらは「インファイト」でも十分なダメージが入るため、優先度は低めです。
努力値配分と持ち物考察
技構成が決まったら、次は数値をどう振るか(努力値)と、何を持たせるかです。ここでは最も汎用性が高く、ランクマで結果を出しやすい構成を紹介します。
努力値配分:ASぶっぱが基本
- HP (H):4
- 攻撃 (A):252
- 防御 (B):0
- 特攻 (C):0
- 特防 (D):0
- 素早 (S):252
解説 迷う必要はありません。攻撃と素早さに全振り(252ずつ)し、残りの4をHPに振るのが結論です。 中途半端に耐久に振っても、高火力化が進む伝説・幻環境では確定数がズレることは稀です。それよりも、1ダメージでも多く与え、1体でも多くの上を取ることに特化した方が、マーシャドーの性能を活かせます。 余りの4をHPに振ることで、HP実数値が奇数になり、ステルスロックのダメージなどを最小限に抑える細かな調整になります。
おすすめの持ち物
きあいのタスキ
安定感:No.1 耐久が決して高くないマーシャドーにとって、行動保証を得られる「きあいのタスキ」は最強の盾です。 どんな攻撃でもHP1で耐えて、返しの「シャドースチール」や「インファイト」で反撃し、次のターンに「かげうち」で削る。この「1.5体分」を持っていく動きが非常に強力です。 初心者から上級者まで、まずはこれを持たせておけば間違いありません。
いのちのたま
火力:No.1 技の威力を1.3倍にする代わりに、攻撃するたびにHPが減るアイテムです。 「いじっぱり」+「いのちのたま」の火力は凄まじく、受け出しに来たポケモンをそのまま突破できるほどの破壊力を得られます。 「かげうち」の圏内を広げることができるのも大きなメリットです。ただし、耐久が削れるため、扱いには繊細さが求められます。
こだわりハチマキ
瞬間火力特化 同じ技しか出せなくなる代わりに、攻撃力が1.5倍になります。 サイクル戦(交換戦)を主体とするパーティで、相手に強烈な負担をかけたい場合に採用します。有利対面で高火力を押し付け、相手のサイクルを崩壊させる役割を持てます。ただし、「シャドースチール」と「かげうち」の使い分けができなくなる点は痛手です。
対戦における立ち回りと注意点
いくら強力なポケモンでも、何も考えずに場に出すだけでは勝てません。マーシャドーをランクマッチで運用する際の具体的な立ち回りを解説します。
基本運用:死に出しからのスイーパー
最も強い使い方は、先発のポケモンが倒された後の「死に出し(味方が倒れた後に安全に出すこと)」です。 場に出た時点で相手より速ければ、そのまま高火力技で制圧。相手が能力アップをしていれば「シャドースチール」で逆転。HPが減っていれば「かげうち」でトドメ。 このように、中盤〜終盤にかけての掃除役(スイーパー)として運用するのがベストです。
苦手な相手:フェアリータイプに注意
マーシャドーにとって天敵となるのが「フェアリータイプ」です。 メインウェポンの「インファイト(かくとう)」は半減され、「シャドースチール(ゴースト)」は等倍ですが、フェアリータイプには高耐久のポケモン(トゲキッス、カプ・レヒレ、ピクシーなど)が多く、一撃で倒せないことが多いです。 逆に相手からは「ムーンフォース」などの一致弱点を突かれて即死します。 フェアリータイプが見えた場合は、無理にマーシャドーで突っ張らず、毒タイプや鋼タイプの味方に交代するか、選出を控える勇気も必要です。
メガシンカ勢との対面
情報ソースにもある通り、DLCやアップデートで「メガゼラオラ」などの強力なメガシンカポケモンが登場しています。 メガシンカポケモンは種族値が大幅に上昇しますが、マーシャドーはその「強くなった相手」を利用できるのが強みです。 ただし、メガシンカしたターンに素早さがどう変化するか(仕様による)を見極める必要があります。基本的にマーシャドーは紙耐久なので、メガシンカポケモンの超火力攻撃を受けるのは避けるべきです。常に「上から叩けるか」「タスキは残っているか」を確認しながら戦いましょう。
サイドミッション「しのび寄る影」完全攻略チャート
ここからは、まだマーシャドーを入手していない、あるいは厳選のために周回を考えている方のために、入手クエストの攻略情報を整理します。 情報ソースに基づき、効率的な手順をまとめました。
クエスト発生条件
まず、大前提として以下の条件を満たす必要があります。
- メインストーリークリア:イジゲン12「最高の贈りもの」をクリアしていること。
- ランク: 特定の調査ランクが必要な場合がありますが、クリア後であれば自然と達成していることが多いです。
この状態で、「カフェ・バタイユ」の北にいるNPCに話しかけることで、サイドミッションNo.192「しのび寄る影」を受注できます。
攻略手順
- 受注場所へ向かう: カフェ・バタイユの北へ移動し、依頼主から話を聞きます。
- 痕跡を探す: 指定されたエリアで、怪しい影や痕跡を探します(夜間限定の場合があるので、時間帯に注意)。
- マーシャドーとのバトル: 痕跡を追うと、最終的にマーシャドーとのバトルになります。
捕獲のコツ
- セーブ必須: バトル直前に必ずレポートを書きましょう。倒してしまうと復活しない可能性があるため、リセットできる環境を作っておくことが最重要です。
- 状態異常: 「さいみんじゅつ」や「でんじは」で状態異常にすると捕獲率が上がります。ただし、マーシャドーはゴーストタイプなので「みねうち」が効きません。「みやぶる」や「きもったま」特性のポケモンで「みねうち」を当てる工夫が必要です。
- ボール: デザインにこだわるなら「ダークボール」や「ゴージャスボール」が似合います。交換掲示板ではオシャボ(オシャレボール)入りの個体が人気なので、価値を高めたいならボール厳選も視野に入れましょう。
報酬
- マーシャドー本体
- 5000円
- けいけんアメXL ×5
けいけんアメXLが5個もらえるのは非常に大きいです。これをそのままマーシャドーに使えば、即戦力レベルまで一気に引き上げることができます。
よくある質問(Q&A)
ここでは、SNSや交換掲示板でよく見かける質問について、現役ライターの視点で回答します。
Q. 色違いは出ますか?
A. 現状は未解禁です。 情報ソースにもある通り、現時点でのポケモンZAにおいてマーシャドーの色違い出現は確認されていません(ブロックルーチンがかかっている可能性が高いです)。 もし交換掲示板などで色違いのマーシャドーを見かけても、それは改造データの可能性が極めて高いため、絶対に関わらないようにしましょう。公式の解禁イベントを待つのが賢明です。
Q. ゼラオラとどっちが強いですか?
A. 役割が全く違います。 ゼラオラは圧倒的な素早さからの電気技アタッカーですが、マーシャドーは「積み技対策」と「ゴースト・かくとうの範囲」が強みです。 現環境の「詰ませ性能」対策としては、マーシャドーの方が汎用性が高く、パーティに入れやすい傾向にあります。もちろん、両方採用して超高速アタッカー構築を作るのも面白いでしょう。
Q. 性格厳選を失敗しました。やり直しですか?
A. いいえ、ミントで大丈夫です。 今作ではミントが比較的手に入りやすいため、捕獲時の性格にこだわる必要は全くありません。個体値(Vの数)に関しても「王冠」で修正可能です。 唯一変更できないのは「捕まえたボール」と「ID(親名)」くらいですので、そこだけ注意して捕獲すれば問題ありません。
まとめ:マーシャドーはランクマの覇者になれるか
ここまでマーシャドーの育成論と運用方法について解説してきました。 結論として、マーシャドーは**「ランクマシーズン5において、確実にパーティに入れるべき1体」**と言えます。
記事の要点振り返り
- 最強のストッパー: 「シャドースチール」で相手の強化を無にして逆転できる。
- 攻撃特化: 性格は「いじっぱり」推奨。火力不足を補い、確定数をズラす。
- 技構成: シャドースチール、インファイト、かげうち、れいとうパンチが黄金比。
- 持ち物: きあいのタスキで行動保証を持たせるのが最も安定する。
ポケモンZAのバトル環境は日々変化していますが、マーシャドーの持つ「能力奪取」という個性は、どんな環境になっても腐ることがありません。 まだ育成していない方は、ぜひこの記事を参考にして、あなただけの最強マーシャドーを育て上げてください。サイドミッション「しのび寄る影」をクリアし、ランクマッチの頂点を目指しましょう!
筆者情報
桐谷シンジ フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドボックス系のゲームを得意とする。最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。ランクマッチでは論理的な構築を好むが、最後は気合で避けるプレイスタイル。





















