編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられている質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、DLC「M次元ラッシュ」で解禁された幻のポケモン、ゲノセクトをランクマッチでどのように活躍させるか、その育成論や努力値調整に悩んでいることと思います。特に、ゲノセクトは物理・特殊の両刀が可能であり、カスタマイズ性が高すぎるがゆえに「正解」が見えにくいポケモンです。
この記事を読み終える頃には、現在の対戦環境に刺さるゲノセクトの最適な型が見つかり、自信を持ってランクマッチに挑めるようになっているはずです。
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攻撃と素早さに特化したCSぶっぱが基本かつ最強の型である
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ニトロチャージを採用した物理型は環境の意表を突ける
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カセットの選択でテクノバスターのタイプを変え役割破壊を狙う
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耐久調整よりも攻撃範囲を広げることが勝利への近道となる
それでは解説していきます。
ゲノセクトの基礎能力と対戦環境における立ち位置
『ポケモンレジェンズZA』のDLC「M次元ラッシュ」において、ゲノセクトは環境のトップメタに君臨するポテンシャルを秘めています。まずは、このポケモンの基本的なスペックと、なぜ今注目されているのかを深掘りしていきましょう。
優秀すぎる種族値と「虫・鋼」タイプの優位性
ゲノセクトの種族値は、合計600という高水準です。内訳を見ると、攻撃120、特攻120、素早さ99となっており、高速アタッカーとして理想的な配分をしています。防御と特防も95あり、不一致の弱点技程度なら耐えうる耐久力も持ち合わせています。
特筆すべきは「虫・鋼」という複合タイプです。このタイプは、炎タイプ以外に明確な弱点がなく(炎は4倍弱点ですが)、一方で半減以下に抑えられるタイプが8つも存在します。特に、環境に多いドラゴン技やフェアリー技、氷技を半減で受けられる点は、ランクマッチにおいて非常に大きなアドバンテージとなります。
特性「ダウンロード」による火力の底上げ
ゲノセクトの特性「ダウンロード」は、場に出たとき相手の防御と特防を比較し、低い方の能力に合わせて自分の攻撃か特攻を1段階上げるという強力なものです。
防御が低い相手なら攻撃が上がり、特防が低い相手なら特攻が上がります。これにより、実質的な火力は種族値以上のものとなり、こだわりアイテムや命の珠を持たせた際の一撃の重さは、伝説ポケモンたちをも凌駕します。この特性を活かすために、物理型にするか、特殊型にするか、あるいは両刀型にするかという「努力値調整」が重要になってくるのです。
メガシンカ環境に対するカウンター性能
ZA環境、特に「M次元ラッシュ」では、多くのメガシンカポケモンが跋扈しています。メガシンカポケモンは種族値が底上げされていますが、ゲノセクトはその「タイプ変更」のギミック(カセットによるテクノバスターの変化)によって、特定のメガシンカポケモンをピンポイントで狩ることができます。
例えば、メガフシギバナやメガハッサムには「ブレイズカセット(炎)」、メガリザードンYやメガプテラには「イナズマカセット(電気)」や「フリーズカセット(氷)」を持たせることで、相手の計算を狂わせることが可能です。
ランクマ用ゲノセクトのおすすめ努力値調整:特殊アタッカー型
まずは最も汎用性が高く、初心者から上級者まで扱いやすい「特殊アタッカー型」の努力値調整を紹介します。ゲノセクトの広い技範囲を活かし、多くの敵を上から叩くスタイルです。
基本のCS252振り(臆病・せっかち・無邪気)
最も基本となるのが、特攻(C)と素早さ(S)に極振りするスタイルです。
| ステータス | 努力値 | 実数値(Lv50想定) | 調整の意図 |
| HP | 4 | 余り | 奇数調整 |
| 攻撃 | 0 | – | – |
| 防御 | 0 | – | – |
| 特攻 | 252 | 172 | 火力最大化 |
| 特防 | 0 | – | – |
| 素早さ | 252 | 166 (最速) | 同速・激戦区意識 |
性格の選択について:
基本は素早さを上げる性格を選びます。
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おくびょう(攻撃↓ 素早さ↑): 物理技(とんぼがえり、しんそく等)を採用しない、または威力に期待しない場合。耐久が下がらないのがメリット。
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むじゃき(特防↓ 素早さ↑) / せっかち(防御↓ 素早さ↑): 物理技(主にとんぼがえり、だいばくはつ)の威力を下げたくない場合。ゲノセクトは先制技「しんそく(※本作では電光石火)」や交代技「とんぼがえり」が優秀なため、耐久を削ってでも両刀気味にするこちらの性格が推奨されることが多いです。
この調整の強みは、ダウンロードで特攻が上がった際の爆発力です。こだわりスカーフを持たせれば、環境最速のドラパルトやメガフーディンすらも抜き去り、上から「テクノバスター」や「れいとうビーム」を叩き込むことができます。
役割対象とダメージ感覚
このCS型ゲノセクトが役割を持てる相手は非常に多いです。
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対ドラゴン: 「れいとうビーム」で、マルチスケイルが剥がれたカイリューや、ガブリアス、ジガルデを確1で持っていきます。
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対フェアリー: 一致「ラスターカノン」で、カプ系やニンフィア、ゼルネアス(ジオコン前)に致命傷を与えます。
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対水・飛行: 「10まんボルト」や「イナズマカセット・テクノバスター」で、ギャラドスやトゲキッスに対応可能。
ランクマ用ゲノセクトのおすすめ努力値調整:物理ニトロチャージ型
次に紹介するのは、意表を突く「物理アタッカー型」です。ゲノセクトは特殊のイメージが強いため、相手は特防が高いポケモンで受けに来ることがあります。そこを物理技で突破する快感は、この型ならではの魅力です。
AS252振り(陽気・無邪気・せっかち)
攻撃(A)と素早さ(S)に特化した配分です。
| ステータス | 努力値 | 実数値(Lv50想定) | 調整の意図 |
| HP | 4 | 余り | – |
| 攻撃 | 252 | 172 | 火力最大化 |
| 防御 | 0 | – | – |
| 特攻 | 0 | – | – |
| 特防 | 0 | – | – |
| 素早さ | 252 | 166 (最速) | 素早さアップ後に全抜きを狙う |
この型の核となる技は、レベル28または技マシン114で習得する**「ニトロチャージ」**です。
威力は50と低いですが、攻撃しながら素早さを1段階上げることができます。
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有利な相手(ナットレイ、ハッサム等の炎4倍弱点)に対して死に出しか後出しをする。
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相手が交代する際、あるいは居座る相手に「ニトロチャージ」を撃つ。
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素早さが1.5倍になり、スカーフ持ち以外の全ポケモンを抜ける状態を作る。
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「アイアンヘッド」「シザークロス」「ダストシュート」などの高火力物理技で全抜きする。
物理型のサブウェポン解説
物理型にする最大のメリットは、特殊技では突破しにくい「ハピナス」や「ラッキー」、「バンギラス」などの特殊受けを粉砕できる点です。
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アイアンヘッド(鋼): 威力80、命中100。30%の怯み効果が強力。素早さを上げた後なら、運勝ちも狙えます。
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シザークロス(虫): 威力80。安定した一致技。エスパーや悪タイプに刺さります。
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ダストシュート(毒): 威力120。命中不安ですが、フェアリータイプへの最高打点。カプ・レヒレやマリルリを意識するなら必須級。
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しねんのずつき(超): 毒タイプ(ドヒドイデ等)への打点。
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だいばくはつ(普): 威力200(実質威力高い)。自主退場技。起点作りを阻止したり、最後に1体持っていく際に有効。
ランクマ用ゲノセクトのおすすめ努力値調整:こだわりスカーフ両刀型
ゲノセクトの真骨頂とも言えるのが、この「両刀型」です。
特性「ダウンロード」でAかC、どちらが上がっても腐らない構成にします。
ACS調整(せっかち・無邪気)
素早さを最速にしつつ、攻撃と特攻に努力値を振り分けます。
| ステータス | 努力値 | 調整の意図 |
| 攻撃 | 100 | H4振りミミッキュをアイアンヘッドで確1ライン等 |
| 特攻 | 156 | 残りを振り切り、特殊火力を維持 |
| 素早さ | 252 | 最速スカーフで同速スカーフ対決を意識 |
性格: せっかち(防御↓素早さ↑)推奨。
ゲノセクトは物理耐久よりも特殊耐久(対特殊炎、氷、電気など)の方が必要な場面が多いため、防御を下げる「せっかち」が選ばれる傾向にあります。ただし、先制技(しんそく、アクアジェット、かげうち)を意識するなら「むじゃき」でも構いません。
この型の運用方法
初手に繰り出し、偵察と奇襲を行います。
相手の先発がガブリアスなら「れいとうビーム」。
相手の先発がオーロンゲやニンフィアなら「アイアンヘッド」や「ラスターカノン」。
不利対面なら高速「とんぼがえり」で有利な味方にバック。
この柔軟な動きこそがゲノセクトの強みであり、ランクマッチ上位帯で愛用される理由です。こだわりスカーフを持たせることで、舞った後のボーマンダやギャラドスの上を取れるストッパーとしての役割も果たせます。
カセット(テクノバスター)の選び方と環境メタ
ゲノセクト専用技「テクノバスター」は、持たせるカセットによってタイプが変わる威力120の特殊技です。命中100という安定感も魅力です。
現在のM次元ラッシュ環境において、どのカセットが刺さるのかを解説します。
ブレイズカセット(炎タイプ)
優先度:高
鋼タイプ(ナットレイ、ハッサム、エアームド、テッカグヤ)への役割遂行速度が劇的に上がります。特に「かえんほうしゃ」では火力が足りない場面や、雨パに対しても炎打点を維持したい場合に有効です。また、これを持たせるだけで実質的な攻撃範囲が広がり、受けループの鋼枠を崩壊させることができます。
イナズマカセット(電気タイプ)
優先度:中
ギャラドス、テッカグヤ、ドヒドイデ、カプ・レヒレなど、水タイプや飛行タイプへの打点になります。「10まんボルト」よりも威力が高い(120)ため、H振り程度の耐久ポケモンなら一撃で沈めることが可能です。
フリーズカセット(氷タイプ)
優先度:高
対ドラゴン最終兵器です。4倍弱点のカイリュー、ガブリアス、ボーマンダ、ジガルデ、ランドロスを一撃で葬ります。「れいとうビーム(威力90)」と比較して威力が30も高いため、マルチスケイルの上からでも致命傷を与えられる可能性が高まります。現環境ではドラゴン・地面・飛行が非常に多いため、最も腐りにくい選択と言えます。
アクアカセット(水タイプ)
優先度:低
ヒードランや炎タイプへの打点となりますが、ゲノセクト自体が炎に弱いため、対面で撃ち合うのはリスクが高いです。交代読みで撃つ玄人向けの装備と言えます。
ゲノセクトと相性の良い味方ポケモン
ゲノセクトをランクマッチで活躍させるためには、相性の良いパートナー選びが欠かせません。ゲノセクトの弱点をカバーし、強みを引き出す構築を意識しましょう。
炎技を受けられるポケモン(貰い火、ドラゴン、水)
ゲノセクトの唯一にして最大の弱点である「炎技」を無効化、あるいは半減できるポケモンは必須です。
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ヒードラン(特性:もらいび): ゲノセクトに向けられた炎技を無効化し、自身の火力アップにつなげることができます。ゲノセクトが苦手な炎タイプに滅法強く、相性補完として最高クラスです。
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ガブリアス / カイリュー: 炎技を半減で受けつつ、ゲノセクトが苦手な電気タイプなどを相手にできます。
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マリルリ / カプ・レヒレ: 炎技と格闘技を半減以下で受けられ、ゲノセクトが苦手なバシャーモなどに圧力をかけられます。
ステルスロック撒き要員
ゲノセクトは「とんぼがえり」によるサイクル戦が得意です。相手に交代を強要する回数が多いため、あらかじめ「ステルスロック」を撒いておくことで、交代のたびに相手のHPを削ることができます。
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カバルドン: あくび+ステロで場を荒らし、ゲノセクトのニトロチャージの起点を作ることができます。
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ランドロス(霊獣): 威嚇で物理耐久をサポートしつつ、とんぼがえりでゲノセクトとくるくる回る「トンボルチェン」構築が強力です。
厳選と育成の注意点:取り返しのつかない要素
ここからは、実際にゲーム内でゲノセクトを入手・育成する際の注意点を、ソース情報を元に再確認します。失敗すると取り返しがつかない要素もあるため、慎重に進めてください。
入手タイミングとオートセーブの罠
情報ソースにもある通り、ゲノセクトはDLCクリア後のサイドミッション191「カセットの取引」で入手できます。しかし、**「入手後に会話イベントが続き、ミッションクリア後にオートセーブが入る」**という仕様があります。
つまり、個体値厳選(A0厳選など)や性格厳選をリセットマラソンで行うことは不可能です。
「王冠」と「ミント」の使用が前提
厳選ができない以上、ランクマッチで使用するためには以下のアイテムが必須となります。
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銀の王冠 / 金の王冠: 素早さ、特攻、攻撃(物理型なら)の個体値を「さいこう(31)」にするために必須です。フロンティア等の施設で交換しましょう。
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性格変更ミント: 上記の育成論に合わせて「おくびょうミント」「せっかちミント」「ようきミント」等を使用します。性格補正はステータスに直結するため、妥協は許されません。
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とくせいパッチ・カプセル: ゲノセクトの特性は「ダウンロード」のみなので、ここは気にする必要はありません。
オシャボ厳選だけは可能!
唯一の救いは、捕獲時のボール選択が可能だという点です。ランクマッチでは、ポケモンが登場する瞬間のボールエフェクトも相手へのプレッシャー(とトレーナーのこだわり)になります。
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コンペボール: 虫タイプとしてのイメージに合致し、エフェクトも美しい。人気No.1です。
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ヘビーボール: 鋼鉄のボディを持つゲノセクトにぴったりな重量感あるエフェクト。
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ウルトラボール: 異次元・UB感を演出したいならこれ。
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プレシャスボール: 過去配布個体の再現はできませんが、似たような赤系ボールとしてモンスターボールなどで妥協するのはもったいないです。
技構成の詳細解説と採用理由
ここでは、記事前半で紹介した技に加え、採用候補となる技を詳しく解説します。自分のパーティに何が足りないかを見極め、カスタマイズしてください。
攻撃技(特殊)
- むしのさざめき(威力90・命中100):
安定した虫タイプの一致技。「みがわり」を貫通して攻撃できる音技である点が非常に優秀です。身代わりを残して積んでくる相手(オニゴーリやスイクン等)に対しての回答になります。10%で特防ダウンの追加効果もおいしい。
- ラスターカノン(威力80・命中100):
安定した鋼タイプの一致技。フェアリータイプへの遂行技として必須級。威力は控えめですが、ダウンロードで特攻が上がっていれば十分な破壊力になります。
- れいとうビーム(威力90・命中100):
フリーズカセットを持たせない場合の氷打点。カセット枠を消費せずに氷技を撃てるのは大きなメリット。こだわりスカーフ型ならほぼ確定で入ります。
- かえんほうしゃ(威力90・命中100):
対鋼タイプ(ナットレイ、ハッサム)用。ブレイズカセットを持たせない場合の炎打点。4倍弱点ならカセットなしでも確1を取れることが多いです。
- 10まんボルト / かみなり:
対水・飛行用。「かみなり」は雨パで運用する場合や、どうしても威力が欲しい場合の博打枠として。基本は「10まんボルト」で安定を取ります。
- エナジーボール / ギガドレイン:
対水・地面(ラグラージ、トリトドン、ヌオー)への4倍打点。これらのポケモンが重いパーティなら採用価値あり。ギガドレインなら回復も兼ねられますが、確定数が変わるためエナジーボール推奨。
攻撃技(物理)
- とんぼがえり(威力70・命中100):
攻撃しつつ交代する神技。こだわりスカーフとの相性が抜群。不利対面から逃げつつ、相手の襷を潰したり、削りを入れたりできます。特殊型でも、この技だけは採用する価値があります(性格をせっかちにする理由)。
- しんそく(※でんこうせっか):
ZAの技リストには「でんこうせっか」しかありませんが、過去作の配布限定で「しんそく」を覚える個体が存在しました。もしZAで教え技などで解禁されれば優先度は最高クラスになります。現時点では「でんこうせっか」が先制技の候補ですが、威力不足は否めません。
- じばく / だいばくはつ:
自主退場技。起点回避や、1:1交換を狙う際に。読まれにくいのが強み。
補助技
- ロックカット / ギアチェンジ(※未習得注意):
よく勘違いされますが、ゲノセクトは「ギアチェンジ」を覚えません。「ロックカット」もZAの技マシンリストにあるか要確認ですが、基本は攻撃しながら素早さを上げる「ニトロチャージ」が優先されます。
- きんぞくおん / いやなおと:
相手の耐久を下げる技。交代読みで撃つことで、受けに来たポケモンを崩壊させることができますが、技スペースが厳しいのが現状です。
具体的なダメージ計算(Lv50時想定)
ランクマッチで勝つためには、感覚ではなく数字でダメージを把握しておくことが重要です。以下に主要な仮想敵へのダメージ計算を記載します。
※こちらの個体は、特攻252振り、補正なし、特性ダウンロードでC+1段階上昇状態と仮定します。
攻め:C+1 テクノバスター(氷)
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H4振りガブリアス(マルチスケイルなし): 確定1発(ダメージ割合 280%〜 オーバーキル)
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H252振りサンダー: 確定1発(130%〜)
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H252振りメガボーマンダ: 確定1発(150%〜)
攻め:C+1 ラスターカノン
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H252振りカプ・テテフ: 確定1発(105%〜)
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H4振りミミッキュ(皮剥がし後): 確定1発
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H252振りバンギラス(砂嵐下): 確定2発(60%〜70%)
攻め:C+1 かえんほうしゃ
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H252振りナットレイ: 確定1発(160%〜)
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H252振りメガハッサム: 確定1発(140%〜)
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HD特化エアームド: 乱数1発(85%〜101%) ※ステロ込みで確定
受け:耐久無振りゲノセクトが受けるダメージ
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A252振りガブリアスのじしん: 確定2発(55%〜65%)
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A252振りミミッキュのシャドークロー: 確定3発(35%〜42%)
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C252振りカプ・テテフのサイコキネシス(フィールド込み): 確定2発(半減でも痛い)
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C252振りゲッコウガのなみのり: 確定2発
このように、不一致弱点や等倍の高火力技であれば1発は耐えることができます。この「1発耐える」耐久を活かし、返しの一撃で倒す、あるいはスカーフで上から叩くのが基本戦術です。
ゲノセクト対策:敵に回した時の対処法
自分が使うだけでなく、相手に使われた時の対策も知っておく必要があります。ゲノセクトは非常に厄介な敵ですが、明確な弱点もあります。
1. 素早さで上を取る
ゲノセクトの素早さ種族値は99です。これは激戦区の100族(リザードン、ボーマンダ、サンダー等)より「1」遅い絶妙な数値です。スカーフを持っていなければ、100族以上のポケモンで上から炎技を撃てば簡単に処理できます。
2. 特殊受けで止める(物理型以外)
ラッキーやハピナスなどの数値受け、ヒードランのようなタイプ受けには弱いです。ただし、前述の通り物理型やめざめるパワー(※ZAにあれば)地面、アクアカセット等の役割破壊があるため、安易な後出しは危険です。一度技構成を見てから対処するのが安全です。
3. 先制技で縛る
耐久は並程度なので、襷まで削ってしまえば「しんそく」や「マッハパンチ」、「ふいうち」等の先制技で縛ることができます。
まとめ
『ポケモンZA』M次元ラッシュ環境におけるゲノセクトは、高い種族値と優秀な耐性、そして特性「ダウンロード」による火力を兼ね備えたトップクラスのアタッカーです。
最後に、今回の記事のポイントを振り返りましょう。
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基本はCSまたはASぶっぱ: 中途半端な耐久調整よりも、上から殴る力を高めることが勝利への鍵。
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性格は「せっかち」か「むじゃき」: 両刀の可能性を残しつつ素早さを最速に。
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カセットによる役割破壊: 環境に多いドラゴンを狩るなら「フリーズカセット」、鋼を焼くなら「ブレイズカセット」。
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厳選はアイテムで解決: オートセーブ仕様のため、王冠とミントを惜しまず使うこと。
ゲノセクトは、トレーナーの創意工夫次第で無限の可能性を見せてくれるポケモンです。ぜひこの記事を参考に、あなただけの最強のゲノセクトを育成し、ランクマッチの頂点を目指してください。積みゲー崩しに追われる私も、今夜は久しぶりにランクマに潜って、改造された古代の虫の力を試してみたいと思います。
筆者情報
桐谷シンジ
フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドボックス系のゲームを得意とする。最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。特にポケモンシリーズは初代から全てプレイしており、対戦環境の分析には定評がある。
























