編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、あつまれどうぶつの森（あつ森）に興味があるけれど、今さら始めても遅いのではないか、あるいは噂されている任天堂の次世代機「スイッチ2（仮称）」が出てからデビューしようか迷っている、という方が多いのではないでしょうか。
発売から時間が経過し、すでにやり込んでいる「ガチ勢」と呼ばれるプレイヤーたちが作り上げたすごい島を見ると、自分には無理だと尻込みしてしまうかもしれません。しかし、安心してください。あつ森はいつ始めても楽しめるゲームですし、正しい知識と効率的な進め方を知っていれば、今からでも十分にガチ勢に追いつくことができます。
この記事を読み終える頃には、これからあつ森を始めるにあたっての不安が解消され、効率よく島を発展させるための具体的なロードマップが見えているはずです。
- スイッチ2版でのデビューを見据えた準備と基礎知識
- リセマラで絶対に妥協してはいけないポイントと妥協していい点
- 最短で島評価を上げ、島クリエイターを解放する効率的ルーティン
- ベル（お金）とマイルを爆速で稼ぎ、カタログを埋める上級テクニック
それでは解説していきます。
あつ森デビュー前に知っておきたい基礎知識とスイッチ2への期待
あつまれどうぶつの森は、2020年の発売以降、世界中で爆発的なヒットを記録したコミュニケーションゲームです。何もない無人島に移住し、動物たちと暮らしながら自分だけの島を作り上げていく、その自由度の高さが最大の魅力です。
これから始めるにあたって、まずは本作の現状と、次世代機で期待される変化について押さえておきましょう。
スイッチ2版（次世代機）であつ森はどう変わる？ガチ勢の視点
現時点で任天堂から公式な発表はありませんが、多くのゲームファンや専門家の間で、次世代機（通称スイッチ2）におけるあつ森のパフォーマンス向上への期待が高まっています。
現状のNintendo Switchであつ森を極限までやり込むと、家具を大量に配置したエリアで処理落ち（フレームレートの低下）が発生したり、島のロード時間が長くなったりするという課題があります。特にガチ勢と呼ばれるプレイヤーたちが作る、家具やマイデザインを駆使した密度の高い島では、この現象が顕著です。
もしスイッチ2で本作がプレイできるようになった場合、あるいは次世代機向けのアップデート版が発売された場合、以下の点が改善されると予想されます。
- ロード時間の短縮: 建物への出入りや起動時のロードが爆速になれば、プレイの快適性が劇的に向上します。
- 処理落ちの解消: 家具を限界まで置いてもヌルヌル動くようになれば、島クリエイトの幅がさらに広がります。
- 画質の向上: 4K出力などに対応すれば、自慢の島をより美しく撮影できるようになるでしょう。
つまり、今から現行機で遊び始めて資産（家具やベル、カタログ）を増やしておき、次世代機が出たタイミングでより快適な環境で島作りを極める、というのが最も賢い戦略と言えるでしょう。データ移行の仕組みが用意される可能性も高いため、今始めることは決して無駄にはなりません。
今から始めても遅くない！完成されたコンテンツ量
「発売から数年経っているから、もうイベントも終わっているのでは？」と心配する声も聞きますが、その心配は無用です。
あつ森は数年にわたる無料アップデートを経て、現在はコンテンツが「完成」した状態にあります。喫茶店、かっぺいのボートツアー、パニーの島、ラジオ体操など、発売当初にはなかった要素が最初から全て実装された状態で遊べるのは、後発組ならではの特権です。
また、季節ごとのイベント（ハロウィン、クリスマス、カーニバルなど）は毎年繰り返されるため、逃して二度と体験できないイベントというものは基本的にありません。自分のペースで、一年を通してスローライフを満喫できるのです。
さらに、有料追加コンテンツ（DLC）である「ハッピーホームパラダイス」も導入すれば、別荘作りという新たな遊びも加わり、遊びきれないほどのボリュームがあなたを待っています。
効率的なスタートダッシュ！リセマラと初期設定
ゲームを開始して最初に直面するのが、移住する無人島の選択です。ここでの選択は、後々のプレイ効率や島の景観に大きく影響します。いわゆる「リセマラ（リセットマラソン）」を行うべきかどうか、判断基準を明確にしておきましょう。
リセマラでこだわるべきポイント：飛行場の色
私が初心者に強く伝えたい「リセマラ推奨ポイント」は、実は一つだけです。それは**「飛行場の色」**です。
ゲーム開始時、ドードー・エアラインズ（DAL）の飛行場に降り立ちますが、この飛行場と飛行機の色は、以下の4色からランダムで決定されます。
- 青（ブルー）
- オレンジ（イエローに近い）
- 緑（グリーン）
- オレンジ
この色は、ゲームをどれだけ進めても、現状では絶対に変更することができません。飛行場の色は、島の入り口の雰囲気を決める重要な要素です。また、マイル交換で入手できる一部の家具（街灯や公衆電話など）のカラーバリエーションが、この飛行場の色に紐付いて決定される仕様もかつてはありましたが、現在はパニーの島にある広場でリサとカイゾーにリメイクしてもらうことで色変更が可能になりました。
しかし、飛行場そのものの外観色は変えられません。「自分の島はクールなイメージにしたいから青がいい」「温かみのあるオレンジがいい」といったこだわりがある場合は、最初のリセマラで希望の色が出るまで粘る価値があります。
妥協しても良いポイント：地形と初期住民
逆に、多くの初心者が気にしすぎて時間を浪費してしまうのが「地形」と「初期住民」です。これらは、ある程度妥協しても問題ありません。
地形（河口の位置と案内所）
地図の形は4択で提示されますが、ゲームが進むと「島クリエイター」という機能が解放され、川や崖を自由に工事できるようになります。つまり、島の内部の地形は後からいくらでも変えられるのです。
ただし、「河口の位置（海に流れ出る部分）」と「案内所の位置」、「岬の形」、**「岩場」**は変更できません。特に案内所が飛行場から近すぎると、島のエントランスを作る際にスペースがなくて苦労するという意見もあります。しかし、これもアイデア次第でどうにでもなるレベルです。「どうしてもここが気に入らない」というレベルでなければ、直感で選んでしまって構いません。
初期住民
最初に島にいる2人の住民（ハキハキ系とアネキ系）もランダムですが、彼らも引っ越していく可能性がありますし、amiiboカードなどを使って入れ替えることも可能です。「最初から推しキャラと始めたい！」という強い意志がない限り、ここで数時間もリセマラするのは得策ではありません。出会った動物たちとの縁を大切にするのも、どうぶつの森の醍醐味です。
特産品フルーツの真実
島には特産品となるフルーツが1種類実っています。以下の5種類のうちのどれかです。
- リンゴ
- モモ
- ナシ
- サくらんぼ
- オレンジ
自分の島の特産品フルーツは、タヌキ商店で売ると1個100ベルにしかなりません。しかし、他の種類のフルーツは1個500ベルで売れます。
「じゃあ、好きなフルーツが出るまで粘るべき？」と思うかもしれませんが、これもリセマラの優先度は低いです。なぜなら、他の種類のフルーツは、通信プレイで友人から貰ったり、離島ツアーで入手したり、「母からの手紙」で送られてきたりと、後から入手する手段が豊富にあるからです。
全種類のフルーツを島に植えて果樹園を作れば、どの特産品で始めても最終的な利益は同じになります。フルーツの種類にこだわりすぎて時間を使いすぎるのはもったいないでしょう。
| 項目 | リセマラ重要度 | 理由 |
|---|---|---|
| 飛行場の色 | ★★★★★ | 後から絶対に変更不可能。島の顔になる。 |
| 河口・案内所の位置 | ★★★ | 変更不可能だが、工夫次第でカバー可能。 |
| 特産品フルーツ | ★★ | 通信などで他種を入手可能。 |
| 初期住民 | ★★ | 住民の入れ替えが可能。 |
| 池の形・崖の形 | ★ | 島クリエイターで後から自由に変更可能。 |
最速で島を発展させる序盤の立ち回り
無人島生活が始まったら、まずはストーリー（たぬきちの依頼）を進めて、島を発展させていく必要があります。ここでは、効率よく進めるための毎日のルーティンと優先順位を解説します。
タヌキマイレージを効率よく貯めるコツ
移住費用の5,000マイルを返済した後、「タヌキマイレージ+（プラス）」という機能が解放されます。これは、日々の小さな目標を達成することでマイルが貰えるシステムです。
序盤はとにかくマイルが必要です。ポケット（持ち物）の拡張、ヘアスタイルの入手、離島ツアーへの参加、道具のレシピなど、生活を便利にする機能は全てマイル交換だからです。
効率よくマイルを稼ぐには、**「タヌキマイレージ+」のキャンペーン（最初の5枠）**を優先的に消化しましょう。これらは「魚を5匹釣る」「木材を手に入れる」といった簡単な内容で、倍率ボーナスがついていることが多いです。
また、長期的な目標である通常のマイレージも意識します。
- 「目指せ釣り名人」: 魚を釣りまくる
- 「昆虫ハンター」: 虫を捕まえまくる
- 「草むしりボランティア募集」: 島中の雑草を抜く
- 「道具クラッシャー」: 道具を壊れるまで使い込む
特に「新しい生き物を捕まえる」ことは、図鑑埋めと博物館への寄贈にも繋がるので、見かけない魚や虫は必ず捕獲しましょう。
DIYレシピと素材収集のルーティン
あつ森の基本はDIY（道具や家具の自作）です。レシピと素材がなければ何も始まりません。毎日必ず行うべき収集ルーティンをリスト化しました。これをこなすだけで、ガチ勢への道が近づきます。
1. メッセージボトルを拾う
海岸には毎日必ず1つ、メッセージボトルが流れ着いています。中にはDIYレシピが入っています。これは必ず回収しましょう。
2. 住民の家を訪問する
住民が家の中にいる時、DIY作業台に向かっていることがあります。話しかけると、現在作っている家具のレシピを教えてくれます。朝・昼・晩と3回交代で作り手が代わるので、こまめに家を覗くのがレシピコンプの近道です。
3. 風船を撃ち落とす
空を飛んでいる風船をパチンコで撃ち落とすと、プレゼントが落ちてきます。中身は家具、服、ベル、素材、そして季節限定のDIYレシピなど様々です。特に風の音が聞こえたら空を見上げましょう。
4. 木を揺する・叩く
木からは「きのえだ」「木材（3種類）」だけでなく、家具（1日2個）、ハチの巣（1日5個）、コイン（1日10個程度）が落ちてきます。
- ハチ対策: 木を揺する時は必ず虫取りあみを持った状態で、木の正面から揺すりましょう。ハチの巣が落ちてくるとキャラクターが驚きますが、その瞬間にAボタンを連打すれば、自動的にハチの方向を向いて捕獲できます。ハチは2,500ベルで売れる貴重な収入源です。
5. 岩を叩く
島にある岩をスコップやオノで叩くと、石、粘土、鉄鉱石、金鉱石が出ます。また、1日1つだけ「お金が出る岩」が存在します。 岩叩きのコツは、**「自分の背後に穴を掘ってノックバックを防ぐこと」**です。岩を叩くと反動で後ろに下がってしまいますが、後ろに穴や家具などの障害物があれば下がりません。この状態でAボタンを連打すれば、最大で8個のアイテムを出すことができます。これを知っているかいないかで、素材の集まり方が桁違いに変わります。
ジョニーや住民イベントは見逃し厳禁
海岸にカモメの水兵「ジョニー（または海賊ジョニー）」が倒れていることがあります。彼は何度も話しかけないと起きませんが、根気よく話しかけて助けてあげましょう。 彼を助けると、翌日手紙で「世界遺産の家具」や「海賊家具」など、非売品のレアアイテムを送ってくれます。これらは島をおしゃれにするために不可欠なアイテムが多く、ガチ勢の間でも高値で取引されることがあります。
また、住民に話しかけると「落とし物をしてしまった」「風邪をひいた」「喧嘩をしてしまった」などのイベントが発生することがあります。これらを解決してあげることで親密度（好感度）が上がり、最終的には住民の「写真」をもらうことができます。写真は住民との絆の証であり、最高のコレクションアイテムです。
ベル（お金）とマイルを爆速で稼ぐテクニック
島作りには莫大なお金（ベル）がかかります。橋や坂の建設、区画整理、家具の購入、そして家の増築ローン。これらをスムーズに進めるための金策テクニックを伝授します。
序盤の金策：雑草抜きからカブまで
フェーズ1：雑草と貝殻とフルーツ
最序盤は、島中の雑草を抜きまくりましょう。雑草はタヌキ商店が開く前でも、案内所のまめきちに売ることができます。また、海岸の貝殻や特産品フルーツも地道な資金源になります。
フェーズ2：高額な生き物を狙う
少し道具が揃ってきたら、単価の高い生き物を狙います。海釣りであれば「イシダイ」や「タイ」、季節によっては「サメ類」が狙い目です。虫取りなら「モルフォチョウ」や「カラスアゲハ」、夜の「タランチュラ（サソリ）」が高額です。
フェーズ3：カブでの一攫千金
ある程度資金が貯まったら（数万ベル〜）、日曜日の午前中に来る「ウリ」からカブを買いましょう。カブ価は月曜〜土曜の午前・午後で変動します。
- カブの鉄則: 買った価格より高い時に売る。
- 腐るリスク: カブは1週間（次の日曜日）で腐ります。必ず土曜日までに売り切ること。
- 時間操作の注意: Switch本体の時計を過去に戻すと、持っているカブは即座に腐ります。カブを持っている間は時間を戻さないようにしましょう。
海の幸を活用した安定収入
マリンスーツを入手すると、海に潜って「海の幸」を採ることができます。海の幸は全体的に売却価格が高めに設定されており、道具が壊れない（マリンスーツはずっと使える）という利点があります。 特に動きの速い影（オオシャコガイやカイロウドウケツなど）は高額で売れます。ポケット一杯になるまで素潜りを繰り返せば、3万〜5万ベル程度はすぐに稼げます。初心者には最も安定した金策と言えるでしょう。
離島ツアーでレア素材を狙う
マイルりょこうけんを使って行ける「離島」には、特殊な島が存在します。
- タランチュラ島/サソリ島: 高額なタランチュラ（サソリ）が無限に湧く島。一回で20万〜30万ベル稼げます。
- 金鉱石が出る島: 岩を叩くと高確率で金鉱石が出る島。
- 背びれ島: 魚影が全て背びれ（サメ類）の島。
これらの島に行ける確率は低いですが、当たれば一気に資産を増やせます。また、離島は自分の島にはないヤシの実を持ち帰ったり、竹を移植したりするための重要な場所です。自分の島にある岩や木を全て取り尽くしてしまった時も、離島に行けば追加で素材集めが可能です。
ガチ勢への第一歩！島クリエイターへの道
あつ森の真のスタートは、エンディング（とたけけライブ）を見た後に解放される「島クリエイター」を入手してからと言っても過言ではありません。
島評価を星3にするための最短ルート
島クリエイターを解放する条件は、島の評判を「星3」にすることです。しずえさんからアドバイスをもらえますが、具体的には以下の条件を満たす必要があります。
- 住民を増やす: 最低でも8人（最大10人）まで増やしましょう。土地を売り出し、離島ツアーで勧誘するのが早いです。
- 家具を配置する: 島全体に家具を置きます。DIYで作った家具でも、買った家具でも構いません。種類は問わないので、とりあえず数を置くことが重要です。屋外に50個〜100個程度を目安にしましょう。
- 柵を立てる: たぬきポートで柵のレシピを交換し、家の周りや花壇などに柵を設置します。50個以上設置すると評価が上がりやすいです。
- 花と木を植える: 花の種を買って植えまくりましょう。交配させる必要はありません。雑草は抜き、散らかっているアイテム（「飾る」ではなく「置く」状態のもの）は片付けます。
これらの条件を満たし、しずえさんに評判を聞いて星3になれば、翌日にとたけけがやってきてライブを開催。スタッフロールが流れ、ついに島クリエイターアプリが入手できます。
インフラ整備と住民厳選の基礎
島クリエイター入手後は、本格的な島作りが始まります。ここで重要になるのが「区画整理」です。 たぬきちに相談して、住民の家やお店、博物館の場所を移動させることができます。1日1件しか移動できず、費用もかかりますが、理想の島を作るためには避けて通れません。
- 住宅街エリア: 住民の家をまとめて配置し、各家に小さな庭を作る。
- 商店街エリア: タヌキ商店とエイブルシスターズを並べ、お買い物エリアにする。
- 自然エリア: 果樹園やキャンプサイトを配置し、自然豊かな景観を作る。
このようにエリア分け（ゾーニング）を意識すると、まとまりのある島になります。
また、ここから「住民厳選」を始める人も多いです。キャンプサイトに来た客を勧誘したり、離島ツアーで探し回ったり（離島ガチャ）、amiiboカードを使ったりして、自分好みの住民だけの島を作り上げるのです。人気住民（ジュン、ジャック、ミッチェルなど）を揃えるのは大変ですが、それもまたあつ森の楽しみの一つです。
島クリエイター解放後の世界：崖と川の操作
島クリエイターには「崖工事ライセンス」と「河川工事ライセンス」があります。これらを取得すると、平地を崖にしたり、地面を掘って川を作ったりできるようになります。
- 滝を作る: 崖を削って水を流せば、迫力のある滝が作れます。
- 池を作る: ハート型の池や、文字の形をした池など、オリジナルの地形を作れます。
- 道を敷く: レンガや石畳の道を敷くことで、島がぐっと整備された印象になります。
ガチ勢の島作りテクニックとして、「遠近法」の活用があります。手前に背の高い家具、奥に背の低い家具や小さな家具を配置することで、限られたスペースでも奥行きがあるように見せる技です。また、家具をわざと後ろ向きに置いたり、マイデザインを地面に貼って段差に見せたりと、自由な発想で空間を演出しています。
さらに差をつける！上級者向けテクニック
ここからは、さらに一歩進んだ「ガチ勢」の領域に入るためのテクニックを紹介します。
カブ価変動パターンの見極め方
カブ価の変動には以下の4つのパターンが存在します。これを見極めることで、大損を防ぎ、利益を最大化できます。
- 波型: 上がったり下がったりを繰り返す。大きくは儲からない。
- ジリ貧型: 最初から最後まで下がり続ける。絶対に売ってはいけないパターン（損切りが必要）。
- 3期型（通常高騰）: 週の半ばに急騰するパターン。
- 4期型（爆発型）: カブ価が最大で600ベル近くまで跳ね上がる最強のパターン。
これらのパターンを予測するための外部ツール（カブ価予測ツール）もネット上には多く存在します。自分の島のカブ価を毎日チェックして入力し、傾向を掴みましょう。また、SNSや掲示板を活用して、高騰している他のプレイヤーの島に売りに行くのも有効です。
家具・カタログコンプリートの裏技：おさわり
あつ森には数千種類の家具や服が存在します。これらを自力だけで集めるのは困難です。そこで活用されるのが「おさわり」という文化です。
あつ森の仕様では、一度でもポケット（手持ち）に入れたアイテムは、タヌキショッピングのカタログに登録され、後からいつでも注文できるようになります（非売品を除く）。 これを利用し、他のプレイヤーが持っている家具を「葉っぱ状態」で地面に置いてもらい、それを拾って、すぐに元の場所に返す（返す＝Dropする）。これだけで、アイテムを持ち帰らなくてもカタログに登録されます。 これを友人同士やSNSで知り合った人と協力して行うことで、効率的に家具の種類を増やすことができます。
マイデザイン活用で島のクオリティアップ
「マイデザイン」は、自分でドット絵を描いて地面に貼ったり、服にしたりできる機能です。絵が苦手な人でも大丈夫。世界中の神職人たちが作った素晴らしいマイデザインを、ID検索でダウンロードして使うことができます（Nintendo Switch Onlineへの加入が必要）。
- けもの道: 自然な獣道のようなデザイン。
- 枕木: 線路や花壇のアクセントに。
- 窓ガラス: シンプルなパネルに貼って建物の窓に見せる。
- 水路: 地面に貼って水が流れているように見せる。
これらのマイデザインを駆使することで、ゲーム内に元々あるパーツだけでは表現できない、オリジナリティ溢れる島を作ることができます。
まとめ：自分だけのペースで最高の島作りを
最後に、これからあつ森を始めるあなたへのアドバイスをまとめます。
- リセマラは飛行場の色だけでOK。地形や住民は後からどうにでもなる。
- **毎日のルーティン（ボトル、化石、木揺すり、岩叩き）**が最強の近道。
- カブと海の幸で資金難を乗り越える。
- 島クリエイター解放からが本番。理想の島は一日にして成らず。
- スイッチ2への期待を持ちつつ、今のうちに資産と知識を蓄える。
あつ森に「クリア」はありません。誰かと競うゲームでもありません。ガチ勢のテクニックを参考にしつつも、一番大切なのは**「あなたがその島での生活を楽しむこと」**です。 失敗しても、地形が気に入らなくなっても、何度でもやり直せます。今日からあなたも、無人島移住パッケージプランに参加して、素敵なスローライフを始めてみませんか？
きっと、スイッチ2の時代が到来する頃には、あなたの島は誰かに自慢したくなるような素晴らしい楽園になっているはずです。それでは、また次回の記事でお会いしましょう！
