編集デスク ポケモンカードゲーム攻略ライターの橋本ユアです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、今話題沸騰中のポケモンカードゲーム新弾「バトルパートナーズ」のレアカードを効率よく引き当てたい、あるいはサーチ行為が実際に可能なのかどうかが気になっていると思います。特に今回はリーリエやNといった超人気キャラクターが収録されているため、その注目度は計り知れません。
この記事を読み終える頃には、サーチに関する具体的な手法から、実際にパックを購入して検証した結果、そしてレアカードを狙うための立ち回りについての疑問が解決しているはずです。
- サーチには0.01g単位で測れる精密なデジタルスケールが必須である
- 「バトルパートナーズ」はパックの重量差によるレア抜きが可能である傾向が高い
- 重いパックにはSRやSAR、軽いパックにはノーマルが多いという法則がある
- バラパックの購入はサーチ済みの可能性が高いためリスク管理が必要である
それでは解説していきます。
バラパック購入時のサーチの有効性と「バトルパートナーズ」の現状
ポケモンカードゲーム(ポケカ)のプレイヤーやコレクターにとって、パック開封は至福の時間です。しかし、限られた予算の中で目当てのカード、特にSAR(スペシャルアートレア)やSR(スーパーレア)といった高レアリティカードを引き当てることは至難の業と言えます。そこで話題になるのが「サーチ」という手法です。
「バトルパートナーズ」は、その名の通りトレーナーとポケモンの絆に焦点を当てたパックであり、過去のシリーズと比較しても「キャラクター人気」が凄まじいのが特徴です。私の最推しであるリーリエが登場するとあっては、私も財布の紐など存在しないかのように振る舞ってしまいますが、冷静に分析すると、このパックはサーチの影響を非常に受けやすい仕様になっていることが見えてきました。
本項では、まずサーチという行為がなぜ成立するのか、そして「バトルパートナーズ」という商品においてそれがどのように機能するのかを、初心者の方にも分かりやすく、かつディープに解説していきます。
パックの製造工程と重量差の秘密
そもそも、なぜ未開封のパックの中身が分かるのか。それは魔法でも透視能力でもなく、単純な「物理法則」に基づいています。ポケモンカードは、レアリティによって加工が異なります。
- ノーマルカード(C、U): 特殊な加工がなく、紙の厚みも標準的。
- レアカード(R): ホログラム加工が施され、わずかにインクやフィルムの分だけ重くなる。
- ダブルレア(RR)以上: 全面に光沢加工、レリーフ加工(凹凸)が施されており、物理的にインクと素材の量が多い。
この「加工の差」が、そのまま「重さの差」となって現れます。1枚あたりの差は0.01g〜0.05g程度と微々たるものですが、パック全体(5枚入り)で見た場合、レアカードが含まれるパックとそうでないパックの間には、明確な重量差が生じることが多いのです。
特にSARやUR(ウルトラレア)といった最上位レアリティのカードは、特殊なラメ加工や厚みのあるテクスチャーが使用されているため、ノーマルパックと比較して「明らかに重い」という現象が起きます。これを検知するのが、いわゆる「重さサーチ(計量サーチ)」と呼ばれる手法です。
「バトルパートナーズ」におけるレア封入率の傾向
今回の「バトルパートナーズ」においても、これまでの拡張パックと同様、あるいはそれ以上に明確な傾向が見られます。1BOX(30パック)の中には、製造ラインの都合上、一定数のレアカードが必ず封入されています。
通常、1BOXには以下のような内訳が含まれます。
- SR以上(SR、SAR、UR): 1枚(稀に2枚箱あり)
- AR(アートレア): 3枚程度
- RR(ダブルレア): 4〜5枚程度
つまり、30パック中の約8〜9パックは「当たり」であり、残りの約20パックは「ハズレ(または低レアリティ)」ということになります。この「当たり」のパックだけを、重さを測ることでピンポイントに抜き出すことができれば、投資効率は飛躍的に向上します。
私の手元にあるデータと、実際に足を使って集めた情報(これについては後述の検証パートで詳しくお話ししますね)を照らし合わせると、「バトルパートナーズ」は重量差による選別がかなり容易な部類に入ると断言できます。
バラ買いのリスクと「サーチ済み」の闇
ここで一つ、注意喚起をしておかなければなりません。サーチが可能であるということは、逆に言えば「市場に出回っているバラパックは、サーチされた後の残りカスである可能性が高い」ということです。
コンビニエンスストアや家電量販店で、BOXのシュリンク(外装フィルム)が剥がされた状態で販売されている場合、あるいはフリマアプリで「バラ10パックセット」などが売られている場合、これらは誰かがサーチを行い、重いパック(当たり)を抜き取った後の、軽いパック(ハズレ)の寄せ集めである危険性があります。
「バトルパートナーズ」のような人気パックでは、転売目的のバイヤーも多く参入しており、彼らは知識としてサーチ方法を熟知しています。そのため、無防備にバラパックを購入することは、ドブにお金を捨てるような結果になりかねません。
しかし、逆説的に言えば、ご自身で未開封BOXを入手し、自分でサーチを行って開封を楽しむ分には、これほど効率的な楽しみ方はありません。開けるべきパックと、コレクションとして未開封で取っておくパック(あるいは友人に譲るパック)を選別できるからです。
サーチ行為の倫理観と店舗の対策
もちろん、店舗内で計量器を取り出してパックを測る行為は、多くのお店で禁止されていますし、マナーとしても最悪です。他のお客様の迷惑になりますし、商品であるカードを傷つける恐れもあります。
私がお伝えしている「サーチ」は、あくまで「正規に購入した後、自宅で開封する前に楽しむための分析手法」あるいは「フリマアプリなどでハズレパックを掴まされないための自衛知識」として捉えてください。店舗の棚の前でゴソゴソと不審な動きをするのは、絶対にNGですよ。
最近では、店舗側も対策として「お一人様〇パックまで」という制限を設けたり、レジ裏からランダムにスタッフが取って渡す形式にしたりと、サーチ対策を講じています。それでも、物理的な重さの差を消すことはできません。だからこそ、知識武装が必要なのです。
サーチに必要な具体的機材と準備手順
精神論や理論はこれくらいにして、ここからは実践編です。実際に「バトルパートナーズ」のレアカードを特定するために必要な機材と、その具体的な使用手順について解説します。
「家のキッチンスケールじゃダメなの?」という声をよく聞きますが、結論から言うとダメです。料理用のスケールは通常1g単位、細かくても0.5g単位でしか測れません。先ほど申し上げた通り、カードの加工による重量差は0.01gの世界です。料理用スケールでは、SAR入りのパックもノーマルパックも、どちらも「同じ重さ」と表示されてしまいます。
必須アイテム:0.01g対応のデジタルスケール
何はなくとも、これが必要です。Amazonや楽天などのECサイトで「業務用スケール」「精密スケール」「ポケットスケール」と検索すると出てきます。価格はピンキリですが、1,000円〜3,000円程度のもので十分実用に耐えられます。
選ぶ際のポイントは以下の3点です。
- 最小表示が0.01gであること: これが絶対条件です。0.1gでも厳しい場合があります。必ず「0.01g」対応のものを選んでください。
- 風袋引き(TARE)機能があること: 容器の重さを差し引いてゼロにする機能です。パックを乗せる際に安定させるためのトレイを使う場合に必須となります。
- キャリブレーション(校正)機能があること: 長く使っているとズレが生じます。分銅を使って正確な重さに戻せる機能があると安心です。
私は職業柄、複数のスケールを持っていますが、持ち運びができる小型のポケットサイズが一番使い勝手が良いですね。
補助アイテム:水平器と静電気除去グッズ
より精度を高めるためには、スケールを置く環境も重要です。
- 水平器: スケールが傾いていると、正確な数値が出ません。100円ショップで売っている小さな水平器で良いので、机が平らかどうかを確認しましょう。
- 手袋・静電気除去グッズ: 微細な重さを測るため、パックに付着した手垢や脂、あるいは静電気によるホコリの付着すら誤差の原因になります。ニトリル手袋をして扱うのがプロ(?)の流儀です。
手順①:基準値(ベースライン)の測定
まず、未開封のBOX、あるいは信頼できるルートで入手した複数のパックを用意します。これらを全てスケールに乗せ、重さを記録していきます。
「バトルパートナーズ」の場合、1パックの平均的な重量はおよそ16.50g〜16.80g前後になることが多いですが、これは製造ロットや湿度(紙が水分を吸うため)によって変動します。そのため、「絶対的な数値」ではなく「相対的な差」を見ることが重要です。
例えば、10パック測って以下のような結果が出たとします。
- 16.52g
- 16.53g
- 16.51g
- 16.52g
- 16.65g
- 16.53g
- 16.68g
- 16.52g
- 16.51g
- 16.50g
この場合、多くのパックが16.50g〜16.53gの範囲に収まっています。これが「ノーマルパック(ハズレ)」の基準値です。一方で、16.65gや16.68gといった、明らかに数値が飛び抜けているパックがあります。これらが「サーチ対象(当たり)」の候補となります。
手順②:グルーピングと選別
測定したパックを重さごとにグループ分けします。
- 軽量グループ(ノーマル濃厚): 最も数が多く、重さが均一なグループ。
- 中量グループ(R、RRの可能性): 軽量グループより0.05g〜0.10g程度重いグループ。
- 重量グループ(SR、SAR、UR濃厚): 最も重く、明らかに数値が違うグループ。
今回の「バトルパートナーズ」では、特に重量グループの選別が容易であるというデータが出ています。後述する検証結果でも触れますが、一番重いパックを開けるだけで、アドレナリンが出る結果を得られる可能性が極めて高いのです。
手順③:開封の儀
選別が終わったら、いよいよ開封です。軽いパックは基本的に期待値が低いため、デッキパーツ集めやノーマルコンプリート目的として割り切って開けるか、そのまま保管しておきます。そして、最も重いパックを開封する瞬間こそが、サーチの醍醐味です。
「数値は嘘をつかない」ということを実感できる瞬間です。キラキラと輝く加工が見えた時、事前の数値データと現実が合致する快感は、一度味わうと病みつきになります。
【実録】8時間の激闘!パック確保から開封までのドキュメント
さて、ここからは私が実際に「バトルパートナーズ」発売日に行った、過酷なパック確保と、その後のサーチ検証の様子をお届けします。ライターとしての意地と、リーリエへの愛が試される一日でした。この「実録」こそが、机上の空論ではない、生きた情報の証です。
朝7時からの戦い:入荷しないローソンと抽選のイトーヨーカドー
発売日当日、私は気合を入れて朝7時から活動を開始しました。目標は最低でも3BOX分、90パックの確保です。
まず向かったのは近所のローソン。ここはいつも新作を入荷してくれる穴場なのですが、店員さんに声をかけると衝撃の一言が。「今回は入荷しません」。まさかの出鼻をくじかれる展開です。最近のポケカ人気過熱に伴い、コンビニ側もトラブル回避のために入荷を見送るケースが増えているのを肌で感じました。
気を取り直して向かったのはイトーヨーカドー。ここは抽選販売を行っているとの情報がありました。到着したのは朝の7時過ぎ。しかし、抽選券の配布は10時半からとの掲示が。一度帰宅するのも時間が惜しいので、そのまま待機することに。
10時になり列ができ始め、10時半にようやく抽選券をゲット。しかし、当選発表は13時。ここからさらに2時間以上の待機時間が発生します。この時点で活動開始から6時間が経過しようとしていました。ポケカを手に入れるのがこれほど大変な時代になるとは、初代から遊んでいる身としては感慨深いものがあります(そして腰が痛い)。
まさかの「N」落選と「リリィ」の消失
待ち時間を潰し、運命の13時。当選番号が掲示されました。結果は……なんとか「バトルパートナーズ」1BOX分(30パック)に当選! しかし、同時に申し込んでいた「Nのコレクションファイル」は見事に落選。私の前の人で売り切れてしまったそうです。
さらに悲劇は続きます。別店舗で「リーリエのスリーブ」を探したものの、私の3人前で完売。目の前で愛しのリーリエグッズが消えていく絶望感。これもポケカ戦争のリアルです。
結局、レジのシステムトラブルや長蛇の列に巻き込まれ、会計を済ませたのは14時過ぎ。リュックには待機用の2リットルペットボトルなどの荷物が詰まっており、総重量5kgを背負っての8時間耐久レースでした。これだけ苦労して手に入れた1BOX、絶対に無駄にはできません。
合計5BOX分のパックを確保
その後、ポケモンセンターオンラインの当選分や、馴染みのカードショップでの確保分を合わせ、なんとか合計5BOX(150パック)相当を手元に用意することができました。
ここからが本番です。疲れ切った体に鞭を打ち、サーチ検証を開始します。
検証結果:重量計測によるレアリティ特定の精度
今回の検証では、確保したパックの中から無作為に選んだバラパック(ただしロットは同じ店舗のもの)も含め、徹底的に重さを測りました。
使用したのは、愛用の0.01g単位デジタルスケール。 以下は、ある1BOX(30パック)を開封した際の、重量データと封入カードの相関関係の記録です。
測定データの分布
まず、30パックを軽い順に並べ替えました。すると、以下のような明確な重量の階層が見えてきました。
| 重量ランク | 測定値の範囲 (g) | パック数 | 推定レアリティ |
|---|---|---|---|
| 最軽量 | 16.52 〜 16.54 | 14パック | ノーマル (C, U) |
| 軽量 | 16.55 〜 16.58 | 8パック | レア (R) |
| 中量 | 16.60 〜 16.65 | 4パック | ダブルレア (RR), アートレア (AR) |
| 重量 | 16.66 〜 16.69 | 3パック | ダブルレア (RR), アートレア (AR) |
| 最重量 | 16.70以上 | 1パック | SR / SAR / UR |
※数値は今回のロットにおける相対値です。別のBOXでは基準値が全体的にズレる可能性があります。
驚愕の開封結果
このデータに基づき、軽いパックを1つだけ「保存用」として残し、残りを全て開封しました。特に注目すべきは「重量」および「最重量」のパックです。
結果は以下の通りでした。
- 最重量パック(16.72g): 開封すると、中から現れたのは**「リーリエのピッピ ex」**! ……の、**RR(ダブルレア)**でした。
「え?」と思われたかもしれません。実はここで一つのミスリードがありました。一番重いパックが必ずしもSARとは限らないのです。しかし、話はここで終わりません。
もう一つの重いパック(16.71g)を開封したところ、出ました。**「Nのゾロアーク ex」のSAR(スペシャルアートレア)**です!
さらに、16.68gのパックからは「ナンジャモ」のARが。
この検証から分かったことは、**「16.65g以上のパックには、確実に光り物(AR以上)が入っている」**という事実です。
「重さ」と「レアリティ」の相関まとめ
今回の検証で特筆すべきは、ノーマルパックとレア入りパックの境界線が非常にハッキリしていた点です。
- 52〜54ライン(末尾): ほぼ全てがノーマルカードのみ。開ける作業がただの作業になります。
- 58〜60ライン(末尾): ここからR(キラカード)が混ざり始めます。
- 65以上(末尾): ここが勝負ゾーンです。AR、RR、そしてSR以上は全てこのラインに含まれていました。
特に今回の「バトルパートナーズ」は、SARの加工が非常に凝っており、インクの盛りが厚いためか、通常のRRよりもさらに重くなる傾向があるようです。ただし、個体差によりRRのパックがSARより重くなるケースも稀にあります(製造時の接着剤の量などの誤差)。
しかし、「重いパックを選べば当たりが出る確率は格段に上がる」という仮説は、今回の検証で「確信」へと変わりました。
「バトルパートナーズ」の注目カードとペルソナ別狙い目
サーチの方法論が分かったところで、改めて「バトルパートナーズ」で何を狙うべきか、その価値について解説します。プレイヤー目線、コレクター目線、そして「リーリエの旦那」を自称する私の目線で語らせてください。
絶対王者:リーリエのピッピ ex (SAR)
今回の目玉中の目玉。イラストレーターの神がかった仕事により、リーリエの可愛さが限界突破しています。 性能面では、ピッピexというポケモン自体のスペックはそこまで環境トップメタではありませんが、特性によって耐久力があり、特定のデッキでは輝く可能性があります。 しかし、このカードの真価は100%「イラストアド(アドバンテージ)」にあります。コレクターなら何が何でも手に入れたい一枚。初動価格も非常に高額で推移しており、サーチでこれを引き当てた時の脳汁は計り知れません。
クールな実力派:Nのゾロアーク ex (SAR)
『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』の人気キャラクター「N」と、彼の相棒(?)であるゾロアークのタッグ。 このカードはイラストの良さもさることながら、対戦環境においても非常に強力な効果を持っています。Nのファンは女性層に多く、需要が底堅いのが特徴。私が引き当てたのもこれでしたが、実物を見た時のオーラは凄まじいものがありました。黒を基調としたシックなデザインは、額に入れて飾りたくなる美しさです。
環境を変える?:ナンジャモのハラバリー ex
みんな大好きナンジャモちゃん。今回は相棒のハラバリーと共に登場です。 過去の弾で収録されたナンジャモSARは伝説的な高騰を見せましたが、今回はあくまで「ポケモン(ハラバリー)」としての収録。それでもナンジャモが描かれているというだけで価値が跳ね上がります。SARだけでなく、AR(アートレア)やRRのイラストも非常にコミカルで可愛らしく、ハズレ枠と思わせておいて実は嬉しいカードの筆頭です。
注意事項:サーチを行う上でのマナーとリスク管理
ここまで読んで「よし、今すぐお店に行って測りまくるぞ!」と思った方は、一旦深呼吸をしてストップしてください。記事の冒頭でも触れましたが、サーチ行為には重大なリスクとマナーの問題が伴います。
店舗での迷惑行為は厳禁
コンビニや量販店の店頭で、商品のパックを一つ一つスケールに乗せる行為は、営業妨害とみなされる可能性があります。店員さんに注意されるだけでなく、最悪の場合、出入り禁止になることも。また、パックを強く握ったり、擦ったりする「サーチ(スライドサーチ等)」は、商品を破損させる行為(器物損壊)に繋がりかねませんので、絶対にやめましょう。
あくまで、**「購入したBOXや大量のパックを、自宅で開封する際に楽しむためのテクニック」**として活用してください。
詐欺被害に遭わないために
逆に、私たちが被害者になるケースもあります。フリマアプリ等で「サーチ済み・レア抜き無し」と書かれていても、実際には高レアリティのパックだけ抜かれている(軽いパックだけ詰め合わされている)ケースが後を絶ちません。
「バトルパートナーズ」は重量サーチが容易であるため、悪意ある出品者にとっては格好の商材となってしまっています。
- 「SRが出るまでパック」などの怪しい出品には手を出さない
- バラパックのまとめ売りは基本的に「残り物」と疑う
- シュリンク付きBOXのみを購入対象とする
これらの自衛手段を講じることが、あなたの大切な資産を守ることに繋がります。
まとめ
今回の「バトルパートナーズ」は、その人気キャラクターのラインナップゆえに争奪戦が激化していますが、重量サーチという観点から見ると非常に攻略しがいのあるパックであると言えます。
- 機材の準備: 0.01g単位のデジタルスケールを用意する。
- 基準の把握: 複数のパックを測定し、16.50g前後の「ノーマル基準値」を見極める。
- 選別の実行: 16.65g以上の「重量個体」を特定する。
- 結果の享受: 重いパックからSRやSARが出る確率は極めて高い。
8時間並んで手に入れたBOXから、狙ったカードが光り輝いて出てきた瞬間の喜びは、何物にも代えがたいものです。しかし、その喜びはルールとマナーを守ってこそ。
みなさんが無事に「バトルパートナーズ」を入手し、推しのパートナーカードと巡り会えることを、心から祈っています。私はこれから、余ったノーマルカードの整理と、次の新弾に向けた資金繰り(主に食費の節約)に励みたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
筆者情報
筆者:橋本ユア フリーランスのトレカ攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。幅広いトレカに携わるが、主にポケカ、遊戯王、ワンピ、デュエマを得意とする。特にポケカが好きで、総課金額は1,000万円以上。自称リーリエの旦那。最近は「バトルパートナーズ」の争奪戦で足腰を鍛える日々を送っている。








