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【M次元ラッシュ】入手困難な激レアポケモンTOP15|各特徴を解説|ポケモンZA

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編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、追加DLCで実装された新ポケモンの図鑑埋めや、対戦環境で強力な激レアポケモンの入手方法が気になっていると思います。特に今作「M次元ラッシュ」は、過去作と比較しても入手条件が複雑化しており、単なる運だけでなく「知識」と「人脈」、そして何より「折れない心」が試される仕様になっています。

今回は、私が実際にプレイして検証したデータと、コミュニティから寄せられた悲鳴に近い報告を元に、入手難易度ランキングを作成しました。各ポケモンの入手方法だけでなく、苦労して手に入れた後の対戦での活用法や、育成論についても深く掘り下げて解説していきます。

この記事を読み終える頃には、入手困難な激レアポケモンたちの効率的な捕獲ルートと、陥りやすい罠についての疑問が解決しているはずです。

この記事の要約
  1. 知識がないと進化不可なポケモンの入手手順と対戦評価
  2. スペシャルサーチ限定の準伝説・幻ポケモンの出現場所詳細
  3. 通信交換やアイテム収集が必要な高難易度枠の完全攻略
  4. 取り返しのつかない要素がある「サーフゴー」の注意点と回避策

 

それでは解説していきます。

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激レアポケモンランキング:知識と手間の壁(15位〜11位)

M次元ラッシュのDLCで追加されたポケモンたちは、単に草むらを歩いているだけでは出会えない個体が多数存在します。まずは「知っていれば簡単だが、知らないと一生手に入らない」という、知識依存型の激レアポケモンたちから紹介していきます。

第15位:ハリーマン(ヒスイハリーセン)

第15位にランクインしたのは、ヒスイ地方の姿を持つ「ハリーマン」です。このポケモンは、進化前の「ヒスイハリーセン」を入手する段階からハードルが存在します。

入手難易度と基本データ

項目 詳細データ
分類 けんざんポケモン
タイプ あく / どく
入手方法 ワイルド異次元★3(毒タイプ傾向)のレア枠
進化条件 「どくばりセンボン」を力業で20回使用
種族値 H85 / A115 / B95 / C65 / D65 / S85

効率的な入手と進化のテクニック

まず、進化前のヒスイハリーセンは「スペシャルサーチ」を利用する必要があります。「ワイルド異次元★3」かつ「タイプ傾向:毒」を引き当て、さらにその中のレア枠として出現するのを待たなければなりません。通常のハリーセンとは異なり、黒っぽい体色が特徴です。シルエットを見逃さないようにしましょう。

進化条件は「どくばりセンボン」を力業で20回使用することですが、真面目に戦闘でこなすとPP回復の手間がかかります。 ここで裏技的なテクニックがあります。拠点の「ジャスティス道場」に設置されている「カカシ」を利用するのです。カカシ相手であれば、戦闘のリスクなしに回数を稼ぐことが可能です。さらに、カカシ相手だと内部判定が甘くなり、約10回の使用で条件を満たす判定になるケースも確認されています。

シンジの対戦メモ:威嚇と毒の要塞

ハリーマンは特性「いかく」と優秀な耐性(毒・悪)を持ちます。弱点は地面のみという素晴らしい防御相性です。 「しんかのきせき」を持たせたヒスイハリーセンも強力ですが、ハリーマンに進化させることで攻撃性能が飛躍的に向上します。専用技「どくばりセンボン」は50%で相手を毒状態にする強力な技。「ちいさくなる」読みの「どくどく」必中効果など、搦め手も得意です。苦労して進化させる価値は十分にあります。

第14位:ネギガナイト(ガラルカモネギ)

続いて第14位は、ガラルカモネギの進化系「ネギガナイト」です。野生での出現報告がなく、進化条件が非常に特殊的であるため、多くのプレイヤーが躓くポイントとなっています。

入手難易度と基本データ

項目 詳細データ
分類 かるがもポケモン
タイプ かくとう
入手方法 ワイルド異次元★3(格闘タイプ傾向)のレア枠
進化条件 1回の戦闘で3回急所に当てて勝利する
種族値 H62 / A135 / B95 / C68 / D82 / S65

確定急所コンボの構築手順

このポケモンの進化条件「1回の戦闘で3回急所に当てる」は、運任せではほぼ不可能です。しかし、以下の手順を踏むことで確定で条件を満たすことができます。

  1. アイテム購入:「ラシールホーム店」で「ピントレンズ」を購入し持たせます(急所ランク+1)。
  2. 技構成:技「きあいだめ」を思い出させます。戦闘中に使用することで急所ランクが+2されます。
  3. 実戦:戦闘に入ったら「きあいだめ」を使用。これで合計急所ランクが+3となり、全ての攻撃が確定急所(100%)となります。
  4. 攻撃:低威力技「でんこうせっか」や「いわくだき」を使用します。

注意点として、相手をすぐに倒してしまっては3回当てる前に戦闘が終わってしまいます。そのため、HPの高い「オヤブン個体」や、タイプ相性で半減される相手(虫や毒タイプなど)を選んで殴り続けるのがコツです。

シンジの対戦メモ:長ネギの騎士

ネギガナイトの魅力は、なんといっても攻撃種族値135から繰り出される高火力です。専用アイテム「ながねぎ」を持たせれば、急所ランクが最初から+2の状態になります。「リーフブレード」や「つじぎり」などの急所ランクが高い技を使えば、50%の確率で急所に当たります。 壁張り構築からのエースアタッカーとして、あるいは「インファイト」での崩し役として、対戦環境でも一定の存在感を放ちます。

第13位:コノヨザル(オコリザル)

第13位は、対戦環境でも猛威を振るう「コノヨザル」です。SV世代で登場したこのポケモンは、進化条件が「技の使用回数」に依存しています。

入手難易度と基本データ

項目 詳細データ
分類 ふんざるポケモン
タイプ かくとう / ゴースト
進化元 オコリザル(Lv35以上でふんどのこぶし習得)
進化条件 「ふんどのこぶし」を20回使用してレベルアップ
種族値 H110 / A115 / B80 / C50 / D90 / S90

ジャスティス道場での短縮技

オコリザル自体は比較的入手しやすいですが、問題は進化作業の手間です。「ふんどのこぶし」はゴースト技であり、PPも10と少ないです。野生のポケモン相手に20回使用するのは、ポケモンセンターとの往復を含めて相当な時間を要します。

ここでも活躍するのが「ジャスティス道場」の「カカシ」です。 カカシに対して「ふんどのこぶし」を連打することで、約3分程度で20回の使用条件を達成可能です。カカシは反撃してこないため、HP管理も不要。PPが尽きたら近くの回復ポイントを利用すればすぐです。この時短テクニックを知らないプレイヤーは、無駄に数時間の戦闘を強いられることになります。

シンジの対戦メモ:憤怒の化身

コノヨザルは、現環境トップメタの一角です。専用技「ふんどのこぶし」は、自分が攻撃を受けた回数に応じて威力が50ずつ上昇し、最大350という破格の威力になります。しかも交代してもカウントがリセットされません。 「ビルドアップ」を積んで耐久を上げつつ、「ドレインパンチ」で回復し、最後に高火力の「ふんどのこぶし」で全抜きする型が凶悪です。入手の手間をかける価値は、間違いなくあります。

第12位:デスバーン(ガラルデスマス)

第12位は、進化条件が最も謎解きに近い「デスバーン」です。ヒントなしでは絶対に到達できない領域にあり、「初見殺し」の代名詞とも言える存在です。

入手難易度と基本データ

項目 詳細データ
分類 おんねんポケモン
タイプ じめん / ゴースト
入手場所 ガラルデスマス自体は特定の異次元エリアに出現
進化条件 49以上のダメージを受けた状態で「17番ワイルドエリア」の石の橋の下をくぐる
種族値 H58 / A95 / B145 / C50 / D105 / S30

精密なダメージ調整と場所の特定

この進化条件には幾つかの厳しい判定基準が存在します。これらを知らずに走り回っているトレーナーが後を絶ちません。

  1. 捕獲時のダメージは無効:捕まえた直後にHPが減っていてもカウントされません。一度ポケモンセンター等で回復させ、改めてダメージを受ける必要があります。
  2. スリップダメージは無効:「まとわりつく」や「やけど」「毒」、「呪い」などの定数ダメージではなく、敵からの直接攻撃によるダメージで49以上減らす必要があります。
  3. 場所の特定:17番ワイルドエリアにある「クスレ色の橋」の下という、非常に限定的なポイントを通過しなければなりません。この橋はマップ上でも目立たないため、迷う人が続出します。

推奨手順としては、「きあいのタスキ」を持たせて高レベルの野生ポケモンに殴ってもらい、HP1で耐えてから逃げる方法が確実です。

シンジの対戦メモ:物理受けのスペシャリスト

防御種族値145は伊達ではありません。物理アタッカーに対して圧倒的な強さを誇ります。特性「さまようたましい」は、接触技を受けた際に相手の特性と自分の特性を入れ替えるというトリッキーなもの。「ちからもち」や「おやこあい」などの強力な特性を奪うことができれば、戦況を一気にひっくり返せます。 「ステルスロック」や「おにび」を撒くサポーターとしても優秀です。

第11位:グレンアルマ・ソウブレイズ

第11位は、アイテム収集の運要素が絡む「グレンアルマ」と「ソウブレイズ」です。かっこいい見た目で人気が高いですが、その進化素材の入手は困難を極めます。

入手難易度と基本データ

項目 詳細データ
分類 ひのせんし / ひのけんしポケモン
タイプ ほのお・エスパー / ほのお・ゴースト
進化アイテム イワイノヨロイ / ノロイノヨロイ
入手ルート サイドミッション132報酬(片方のみ) / 異次元ミレアでのドロップ

ドーナツの「フレイバーパワー」活用法

サイドミッション132「紅蓮の宝刀の剣」をクリアすれば、どちらか片方の進化アイテムは確実に入手できます。しかし、もう片方、あるいは複数体欲しい場合は「異次元ミレア」でのドロップを狙うしかありません。

異次元ミレア内に浮遊している「大きなモンスターボール」を破壊することでアイテムが入手できますが、大半は「きのみ」や「けいけんアメ」です。進化アイテムの排出率は極めて低く設定されており、体感では1%以下です。

ここで重要になるのが「ドーナツ」によるバフ効果です。

  • サワーフレーバーのドーナツを食べる
  • 発動効果:道具パワー(特別)

この効果を発動させることで、レアアイテムのドロップ率を底上げできます。ドーナツを食べずに周回するのは時間の無駄と言っても過言ではありません。食事効果を常に維持しつつ、異次元ミレアを周回する根気が求められます。

シンジの対戦メモ:対照的な2体の戦士

グレンアルマは「くだけるよろい」からの「じゃくてんほけん」発動コンボが強力。高耐久と広範囲技で制圧します。専用技「アーマーキャノン」は高火力ですが防御・特防が下がるため、使い所が肝心です。 ソウブレイズは「もらいび」による炎無効枠として優秀。「むねんのつるぎ」で攻撃しながら回復できるため、場持ちが良いのが特徴。「ビルドアップ」を積めば要塞化も可能です。

激レアポケモンランキング:運と探索の壁(10位〜6位)

ここからは、スペシャルサーチ限定出現や、複雑なマップ探索が必要となるポケモンたちです。運の要素が強く絡んでくるため、遭遇するだけでも一苦労となります。

第10位:コバルオン・テラキオン・ビリジオン

第10位は、イッシュ地方の準伝説ポケモン、通称「三闘」の3匹です。彼らはスペシャルサーチで出現しますが、その場所が非常に分かりにくく設定されています。

出現エリアの徹底解説

これら3匹は共通して「川沿い」に関連するエリアに出現しますが、そこからのルート分岐が複雑です。

  1. コバルオン
    • 川沿いからヘドロの障害物を破壊して進んだ先、「路地裏」のような場所に出現します。
    • 目印:周囲にコドラやボスゴドラが生息しています。鋼タイプの気配を感じたら近くにいる可能性が高いです。
  2. テラキオン
    • エリアに入って左に進み、突き当たりを右折。その後、階段を降りた先にある「ホロエレベーター」を使用した高台に出現します。
    • 特徴:岩タイプらしく、少し高い場所から見下ろすような位置に陣取っています。マップの高低差に注意してください。
  3. ビリジオン
    • 「異次元ミレア」に入場後、右斜め方向へ進行。ハシゴを見つけて登った先にある、建物に囲まれた閉鎖的な空間に出現します。
    • 注意点:視角に入りづらく、マップの隅々まで探索しないと見落としがちです。草木の陰に隠れていることもあります。

出現するかどうか自体がランダムであるため、これらの場所を毎回確認しに行く作業が必要です。準伝説特有の捕獲率の低さも相まって、ハイパーボールやダークボールの準備も万全にしておく必要があります。

シンジの対戦メモ:正義の心

3匹とも特性「せいぎのこころ」を持ち、悪タイプの技を受けると攻撃が上がります。ダブルバトルでは味方の「ふくろだたき」を受けて攻撃を最大まで上げる「袋叩きコンボ」が有名です。特にテラキオンは素早さと攻撃が高く、岩・格闘の範囲も優秀なため、アタッカーとして第一線で活躍できます。

第9位:ラティオス・ラティアス

第9位は、ホウエン地方の準伝説「ラティオス」「ラティアス」です。彼らは本体の捕獲難易度もさることながら、真の力を発揮するための「メガストーン」の入手が極めて困難です。

メガシンカへの過酷な道のり

ラティ兄妹はスペシャルサーチの「異次元ミレア」最深部に出現する可能性があります。そこへ到達するまでの道のりが長く、周回効率が悪いのが難点です。

さらに、彼らのアイデンティティである「メガシンカ」を解禁するためには、以下の条件をクリアする必要があります。

  • サイドミッション189「空の兄弟」のクリア
  • ボス情報:Lv200のメガラティオス&メガラティアスとの連戦

Lv200という数値は、通常のゲームプレイでは到達しにくい領域です。しかも2体同時に相手にする必要があります。 対策としては、ドラゴン技を無効化できる「フェアリータイプ」のポケモンを育成し、レベルを限界まで上げて挑むしかありません。ミミッキュやニンフィアなど、対ドラゴン性能の高いポケモンを用意しましょう。回復アイテムも大量に持ち込むことをお勧めします。

シンジの対戦メモ:最強のドラゴンペア

「こころのしずく」を持たせた時の特攻・特防1.5倍補正は脅威ですが、メガシンカも負けていません。メガラティオスは攻撃・特攻が両方高く、物理・特殊どちらでも戦える柔軟性があります。メガラティアスは圧倒的な耐久力を活かした「めいそう」積み型が強力。「じこさいせい」で粘り強く戦い、相手を詰ませることができます。

第8位:セビエ

第8位は、パルデア地方の600族「セグレイブ」の進化前である「セビエ」です。準伝説ではありませんが、出現設定が特殊なため、多くのプレイヤーが図鑑埋めで詰まるポイントです。

レア枠の二重抽選と出現ロジック

セビエは「ワイルド異次元★5」の「タイプ傾向:氷」に出現します。しかし、以下の理由から遭遇率は低くなっています。

  1. 異次元の発生確率:まず★5の氷エリアを引く必要があります。これがまず出にくい。
  2. 枠の競合:ワイルド異次元には「ノーマル枠」と「レア枠」が存在します。セビエはレア枠に設定されていますが、同エリアのノーマル枠ポケモン(ユキワラシ、カチコール、ニューラなど)が大量に出現するため、ポップ数が圧迫され、セビエが出る前にエリア探索が終わってしまうことが多いのです。

「準伝説ではないから簡単だろう」という油断が、何十回ものリセット作業を招くことになります。「そうぐうパワー:こおり」を発動させる料理を食べてから探索に向かうのが定石です。

シンジの対戦メモ:氷のゴジラ

最終進化のセグレイブは、攻撃種族値145という破格のパワーを持ちます。専用技「きょけんとつげき」は威力120のドラゴン技ですが、次のターン攻撃を受けるまで受けるダメージが2倍になるデメリットがあります。 しかし、特性「ねつこうかん」により火傷状態にならず、炎技を受けると攻撃が上がるため、物理アタッカーとしての信頼性は抜群です。テラスタルとの相性も良く、「じしん」や「こおりのつぶて」を駆使して対面性能を高められます。

第7位:ヒスイヌメイル

第7位は、ヒスイ地方の姿を持つ「ヒスイヌメイル」です。このポケモンのランクイン理由は、システムの仕様による「進化制限」にあります。

「進化不可」という仕様の壁

通常、ヌメラからレベルアップ等で進化すると考えがちですが、本作「M次元ラッシュ」の現状の仕様では、通常のヌメラからヒスイヌメイルへの進化ルートが存在しません。 原種ヌメラを進化させても、通常のヌメイルになってしまいます。

つまり、ヒスイヌメイル(またはヒスイヌメルゴン)そのものを野生で捕獲しなければ、図鑑に登録することができないのです。

  • 出現場所:ワイルド異次元★5(ドラゴンタイプ傾向)のレア枠
  • 推奨アクション:進化の手間を考えると、最初から最終進化系のヒスイヌメルゴンを狙うのも手ですが、図鑑完成のためにはヒスイヌメイルの捕獲も必須です。

ドラゴンタイプの★5異次元は人気が高く、マルチプレイでの募集もすぐに埋まってしまいます。ソロで探す場合は、ひたすらリセットマラソンを行う根気が必要です。

シンジの対戦メモ:閉ざされた金属の城

ヒスイヌメルゴンはタイプが「はがね・ドラゴン」となり、耐性が非常に優秀になりました。特防種族値150は伝説級の堅さです。 「たてこもる」で防御を上げつつ、「ボディプレス」で攻撃する型が強力。特性「そうしょく」なら草技を無効化し、「ぬめぬめ」なら接触してきた相手の素早さを下げます。雨パの天敵としても機能する、非常に優秀な受けポケモンです。

第6位:ロトム

第6位は、多彩なフォルムチェンジを持つ「ロトム」です。一見するとそこまでレアに見えませんが、本作では「フォルムチェンジの仕様」と「出現率」が相まって難易度を上げています。

カタログ入手と5色の個体

ロトムは「ワイルド異次元★5(電気タイプ傾向)」のレア枠として出現します。出現率自体が低い上に、図鑑コンプリートを目指す場合、全5フォルム(ヒート、ウォッシュ、フロスト、スピン、カット)+通常の姿のデータが必要です。

ただし、救済措置として「ロトムのカタログ」というアイテムが存在します。

  • 入手方法:サイドミッション170「いろんなロトムをご紹介」をクリア
  • 効果:いつでもロトムのフォルムを変更可能

このカタログさえ入手してしまえば1匹捕まえるだけで済みますが、その「最初の1匹」に出会うまでが長いです。また、カタログミッションの存在に気づかず、野生で全フォルムを集めようとすると地獄を見ることになります。必ずミッションを先にクリアしましょう。

シンジの対戦メモ:変幻自在のトリック

ウォッシュロトム(水・電気)は弱点が草のみ(特性ふゆう考慮)で、長年対戦環境で愛用されています。「ボルトチェンジ」によるサイクル回しや、「オボンのみ」を持たせてのクッション役として最適です。 ヒートロトム(炎・電気)は「オーバーヒート」の火力が魅力。カットロトム(草・電気)は「リーフストーム」を使えます。パーティの穴を埋める補完枠として、これほど便利なポケモンはいません。

激レアポケモンランキング:絶望の壁(5位〜1位)

トップ5は、運、時間、そして「他者との関わり」が必須となる、本作における最難関コンテンツです。ソロプレイを貫くプレイヤーにとっては、まさに越えられない壁となるでしょう。

第5位:メロエッタ

第5位は、幻のポケモン「メロエッタ」です。伝説ポケモンを超える希少性を持ち、その出現率は都市伝説レベルとまで言われています。

圧倒的な低出現率とフォルムチェンジ

メロエッタはスペシャルサーチの「異次元ミレア」に出現しますが、具体的な出現ポイントは「中央付近にある建物内の通路」とされています。しかし、何十回、何百回とスペシャルサーチを行っても出会えないプレイヤーが続出しています。

さらに図鑑完成のためには以下の条件も必要です。

  • ボイスフォルム(通常時)の登録
  • ステップフォルム(戦闘中変化)の登録

捕獲後に技「いにしえのうた」を戦闘中に使用し、フォルムチェンジさせた姿も登録する必要があります。まずは出会うこと、それが全ての始まりですが、そのスタートラインに立つことすら許されないのが幻のポケモンの恐ろしさです。 出現報告が極端に少ないため、「本当は未実装なのではないか?」と疑う声すら上がったほどです。

シンジの対戦メモ:歌って踊れる二刀流

ボイスフォルムはエスパー・ノーマルタイプで、高い特攻と特防を持ちます。しかし、「いにしえのうた」を使うことでステップフォルム(ノーマル・格闘)に変化し、攻撃と素早さが劇的に上昇します。 この変化を活かして、相手の特殊受けを物理技「インファイト」で突破するなどのトリッキーな戦術が可能です。ただし、使いこなすには高度な読み合いが必要になります。

第4位:ケルディオ

第4位も幻のポケモン「ケルディオ」です。メロエッタと同様にレアですが、こちらは出現に明確な「前提条件」が存在します。

三闘の捕獲がトリガー

ケルディオを出現させるためには、第10位で紹介した「コバルオン」「テラキオン」「ビリジオン」の3匹を全て捕獲し、手持ちまたはボックスに所持している必要があります。

  1. 難解な3匹を見つけ出し捕獲する。
  2. その状態でスペシャルサーチを行う。
  3. 低確率で出現するケルディオを引く。

この多段階のプロセスを踏む必要があります。 少しでも確率を上げるために、ここでも「ドーナツ」が役立ちます。**「遭遇パワー」**などの効果を持つフレーバーを選び、少しでも出現テーブルを操作しましょう。捕獲には「ルアーボール」などが有効ですが、まずは出会うための準備に膨大な時間がかかります。

シンジの対戦メモ:神秘の剣士

ケルディオは「しんぴのつるぎ」という専用技を持ちます。これは特殊技でありながら、相手の防御ステータスを参照してダメージを与えるという特殊な仕様です。これにより、「ハピナス」などの特殊受けポケモンを強引に突破することが可能です。 水・格闘というタイプ構成も攻撃範囲が広く、「ハイドロポンプ」と「しんぴのつるぎ」の両立は受けにくいです。

第3位:ミロカロス

第3位は、美しさの代名詞「ミロカロス」です。幻のポケモンを抑えての上位ランクインには、3つの「悪意ある壁」が関係しています。

トリプル・バリア(アイテム・通信・知識の罠)

1. 激レアアイテム「きれいなウロコ」の収集 進化に必要な「きれいなウロコ」は、1つ目はサイドミッション160で確実に入手できます。しかし、2匹目以降や、誤って消費してしまった場合は「異次元ミレア」のドロップ(浮いているボール)から入手するしかありません。このドロップ率が絶望的に低く、何十周しても出ないことがザラにあります。

2. 通信交換の必須性 ミロカロスへの進化は「きれいなウロコを持たせて通信交換」です。一人でSwitchを2台持っているか、信頼できる友人がいない限り、進化させることができません。

3. 過去作知識のトラップ これが最も厄介です。過去作(RSEやORAS)をプレイしていたユーザーは「ヒンバスの『うつくしさ』コンディションを上げてレベルアップ」という進化方法を記憶しています。しかし、今作にはコンディションステータスが存在しません。 「なつき度を上げてレベルアップ」などの誤情報を信じ、ポフィンを与えたりマッサージをしたりして数時間を無駄にする復帰勢が後を絶ちません。正しい進化方法は通信交換のみです。

シンジの対戦メモ:不沈の美貌

ミロカロスは高い特防とHPを持ち、特性「ふしぎなうろこ」により状態異常になると防御が1.5倍になります。「かえんだま」を持たせて自ら火傷状態になり、物理耐久を上げつつ「ねっとう」で相手を火傷にする戦術が鉄板です。「じこさいせい」もあるため、突破するのは至難の技です。

第2位:ポリゴン2・ポリゴンZ

第2位は、バーチャルポケモンの進化系「ポリゴン2」と「ポリゴンZ」です。ミロカロスの難易度をさらに強化したような「二重の苦しみ」が待ち受けています。

アイテム×2、通信×2の地獄

ポリゴンからポリゴンZまでの道のりは以下の通りです。

  1. ポリゴンに「アップグレード」を持たせて通信交換 → ポリゴン2へ進化
  2. ポリゴン2に「あやしいパッチ」を持たせて通信交換 → ポリゴンZへ進化

このプロセスの何が難しいかと言うと:

  • アイテム入手:「アップグレード(ミッション167報酬)」と「あやしいパッチ」は、2つ目以降やパッチに関しては異次元ミレアでの超低確率ドロップに依存します。
  • 2回の通信:協力者に2回交換をお願いする必要があります。特に野良交換(掲示板やSNSでの募集)の場合、「ポリゴン2になった持ち逃げされる」という詐欺被害も報告されています。「しんかのきせき」を持たせたポリゴン2は対戦でも非常に強力なため、持ち逃げのリスクが高いのです。

アイテムを集める労力(ドーナツ周回必須)に加え、プレイヤー間の信頼関係というゲーム外のスキルまで要求される点で、実質的な難易度は最高クラスです。

シンジの対戦メモ:進化前後の異なる強さ

ポリゴン2は「しんかのきせき」を持たせることで、防御・特防が1.5倍になり、要塞と化します。「じこさいせい」「トリックルーム」「れいとうビーム」などを駆使する、ダブルバトルのトップメタです。 一方、ポリゴンZは特性「てきおうりょく」により、タイプ一致技の威力が2倍になります。「はかいこうせん」の火力は凄まじく、半減でも強引に持っていくロマンがあります。どちらも環境入りするポテンシャルを持っています。

第1位:サーフゴー

栄えある(?)第1位は、パルデア図鑑No.1000の「サーフゴー」です。 本作M次元ラッシュにおいて、このポケモンは「最も残酷な罠」が仕掛けられていることで悪名高い存在となっています。

999枚のコインと、NPC「セロ」の悪魔の選択

進化条件自体はSVと同様、「コレクレーのコインを999枚集めてレベルアップ」です。コインは異次元ミレアのキラキラポイントから地道に集めることができます。1つ10枚〜50枚程度手に入りますが、999枚集めるには相当な探索が必要です。

しかし、本作には救済措置として、ルージュ大通りにいるNPC「セロ」から受注できるサイドミッション**「コレクレー育ててくれ」が存在します。 このミッションを受注すると、なんと前金として413枚**ものコインを譲ってくれます。これにより、残り586枚を集めれば良いことになります。

ここからが最大の落とし穴です。

プレイヤーは残りのコインを必死に集め、コレクレーを進化させます。そして、ミッションクリアのためにセロにサーフゴーを見せに行きます。 すると、ミッション完了の会話の流れで、セロがこう言います。

「そのサーフゴー、私にゆずってくれませんか?」

ここで表示される選択肢:

  • 「待ってください(いいえ)」 → ミッションクリア、報酬(9999円+金の王冠)入手、サーフゴーは手元に残る。
  • 「いいですよ(はい)」 → ミッションクリア、報酬入手、サーフゴー没収(手持ちから消滅)。

この選択肢は、通常の会話ウィンドウと同じリズムで表示されるため、ボタンを連打していると誤って「はい」を選んでしまいがちです。 一度失ったサーフゴーを取り戻すには、再度0からコインを999枚集め直すしかありません。413枚のボーナスももう貰えません。

この「初見殺し」かつ「取り返しがつかない」という仕様により、多くのプレイヤーが引退を考えるほどのトラウマを植え付けられました。物理的な難易度以上に、精神的なダメージのリスクを考慮し、堂々の1位としました。

シンジの対戦メモ:黄金の富豪

苦労に見合うだけの強さはあります。特性「おうごんのからだ」は、相手の変化技(でんじは、あくび、ちょうはつ等)を一切受け付けません。これだけで多くのサポートポケモンを完封できます。 専用技「ゴールドラッシュ」は威力120の鋼技で、全体攻撃かつ高火力。特攻が下がりますが、交代戦を前提とすればデメリットになりません。「こだわりメガネ」や「こだわりスカーフ」との相性が抜群です。

まとめ:図鑑コンプリートへの道

M次元ラッシュの激レアポケモン入手難易度ランキング、いかがでしたでしょうか。

順位 ポケモン名 主な難関ポイント
1位 サーフゴー コイン999枚収集+NPCの選択肢ミスによる消失リスク
2位 ポリゴンZ系統 激レアドロップアイテム2種+通信交換2回
3位 ミロカロス 激レアドロップアイテム+通信交換+過去作知識の罠
4位 ケルディオ 三闘の捕獲必須+スペシャルサーチ運
5位 メロエッタ 圧倒的な出現率の低さ(幻枠)

これらのポケモンを入手するためには、以下の準備が不可欠です。

  1. ドーナツの活用:アイテムドロップ率や遭遇率を上げるために、常に食事効果を発動させる。特に「サワーフレーバー」は必須級。
  2. ジャスティス道場の利用:進化条件の技回数稼ぎにはカカシを利用し、時間を節約する。
  3. コミュニティの活用:通信進化のために、信頼できる交換相手を見つける(SNSや掲示板を利用する際は詐欺に注意)。
  4. 会話は慎重に:特にNPCとのイベント会話は連打せず、選択肢をよく読む。特にセロには注意。

難易度は高いですが、これらを全て揃えた時の達成感はひとしおです。今回の記事を参考に、ぜひ「ポケモンマスター」への道を切り開いてください。

もし「このポケモンの入手で苦労した」「こんな効率的な方法がある」という情報があれば、ぜひコメントで教えてください。読者の皆さんの情報共有が、他のプレイヤーの助けになります。

それでは、良きM次元ライフを!

フォローよろしくお願いします。

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