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【エアライダー】マシン最高速度ランキングTOP12|それぞれの特徴を徹底考察|星のカービィ

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編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、「結局どのマシンが一番速いのか?」「最高速が高いマシンを使えば勝てるのか?」といった疑問が気になっていると思います。エアライドには多種多様なマシンが登場し、それぞれに尖った性能がありますが、カタログスペック上の「最高速」と、実戦での「速さ」は必ずしもイコールではありません。特に今作ではアップデートによるバランス調整や、新たな伝説のマシンの登場により、環境が激変しています。

この記事を読み終える頃には、単なる数値上のランキングだけでなく、あなたのプレイスタイルに最適な「真の最速マシン」が見つかり、マシン選びの疑問が解決しているはずです。

この記事の要約
  1. 伝説のマシンを含めた全12台の最高速度をランキング形式で発表
  2. アップデートで変化した各マシンの最新評価と成長率を解説
  3. シティトライアルとエアライド、それぞれのモードでの運用法を網羅
  4. 新たな伝説「レオ」の性能と他マシンとの相性関係を徹底分析

 

それでは解説していきます。

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Contents
  1. マシン最高速度ランキング一覧表
  2. エアライドにおける「最高速」とは?勝利への鍵を握るステータス
  3. 第12位:万能の原点にして頂点?「ワープスター」
    1. 欠点がないことが最大の武器
    2. シティトライアルでの立ち回り:万能型ビルドを目指せ
    3. 弱者救済としての役割
  4. 第12位:ドリフトこそが真骨頂!「ターボスター」
    1. 特殊すぎるチャージ性能
    2. 「2段階ハンドル」の癖を制する
    3. アップデートによる希望の光
  5. 第10位:チャージ不可の制約と引き換えの高性能「ワゴンスター」
    1. 「チャージができない」という強烈な個性
    2. 圧倒的なファーム適正
    3. 過去作からの大幅強化
  6. 第10位:元祖戦車マシンの苦悩と可能性「タンクスター」
    1. 頑丈さが売りの戦車タイプ
    2. 不遇な立ち位置と存在意義
  7. 第7位:一輪の巨躯が戦場を駆ける「レックスウィリー」
    1. 破壊神のようなステータス
    2. 操縦難易度はトップクラス
    3. スタジアムでの一発逆転
  8. 第7位:ドリフトで化ける戦闘狂「バトルチャリオット」
    1. 隠されたギミック:ドリフト変形
    2. シティトライアルの殺戮兵器
    3. レースでの弱点
    4. バランス調整の憂き目
  9. 第7位:一瞬の閃光、最速の加速力「ルインズスター」
    1. 「ストップ&ゴー」の極致
    2. ファーム効率は全マシン最強
    3. 万能ゆえの脆さ
  10. 第6位:燃料管理が勝負を分ける環境派「ヘビースター」
    1. 加速しない?燃料システムの罠
    2. スタジアム相性と「ナイス着地」
    3. 加速ステータスの特殊仕様
  11. 第5位:進化した重戦車、攻守の要「ブルタンク」
    1. 重量級の理想形
    2. 独特なコーナリングテクニック
    3. アップデートで鉄壁の要塞へ
  12. 第4位:新たなる伝説、地上の覇者「レオ」
    1. 地上の覇者、降臨
    2. 自動攻撃と炎の軌跡
    3. エアライドでの優位性
  13. 第3位:天空を支配する紅き翼「ドラグーン」
    1. 圧倒的な滑空性能
    2. 地上での脆さと育成の難しさ
    3. スタジアム運に左右される
  14. 第2位:地上最速への執念、直線番長「フォーミュラスター」
    1. 小回りを捨てたスピードの悪魔
    2. スタジアムでの爆発力
  15. 第1位:圧倒的破壊力と最高速の王「ハイドラ」
    1. すべてを粉砕するスペック
    2. レースでの弱点:立ち上がりの遅さ
    3. バトル最強の称号
  16. まとめ

マシン最高速度ランキング一覧表

順位 マシン名 特徴 適正モード
1位 ハイドラ 全てを粉砕する破壊力と最高速。チャージ燃料式。 バトル・直線レース
2位 フォーミュラスター 小回りを捨てた直線番長。 ゼロヨン・直線重視
3位 ドラグーン 天空を支配する圧倒的な滑空性能。 飛行競技・エアライド
4位 レオ 新たな伝説。地上戦の覇者であり万能型。 レース・バトル全般
5位 ブルタンク 攻守の要。重量級の理想形とも言える完成度。 バトル・レース
6位 ヘビースター 燃料管理が鍵。耐久力が高く環境に左右される。 耐久レース
7位 ルインズスター 一瞬の閃光。加速1位のストップ&ゴー。 シティ(ファーム)
7位 バトルチャリオット ドリフトで変形。高い攻撃力を持つ戦闘狂。 バトル
7位 レックスウィリー 一輪の巨躯。破壊神のような攻撃力と耐久。 バトル・直線レース
10位 タンクスター 元祖戦車。頑丈だが上位互換の存在に悩む。 生存重視
10位 ワゴンスター チャージ不可だが高スペック。ファーム効率高。 シティ(序盤)
12位 ターボスター ドリフト中のみ爆速チャージ。玄人向け。 テクニカル
12位 ワープスター 万能の原点にして頂点。弱点がないのが武器。 全般・初心者向け

エアライドにおける「最高速」とは?勝利への鍵を握るステータス

ランキングに入る前に、エアライドにおける「最高速」というステータスの重要性と、それがレースやバトルにどう影響するかを整理しておきましょう。多くのプレイヤーが誤解しがちですが、このゲームにおいて「最高速が高い=最強」という単純な図式は成り立ちません。

まず、「最高速」とは、マシンが平地を直進した際に到達できる速度の上限値を指します。しかし、実際のコースにはカーブがあり、段差があり、敵からの攻撃があります。最高速に到達するまでの「加速」、コーナーを曲がるための「旋回」、そして敵の妨害に耐える「耐久力」。これらが噛み合って初めて、そのマシンの真価が発揮されます。

特にシティトライアルにおいては、この「最高速」のステータス強化が勝敗を分ける重要なファクターになります。しかし、マシンによっては元々の最高速が高すぎて制御不能になったり、逆に加速が低すぎて最高速まで到達できなかったりと、マシンごとの「性格」を理解していないと宝の持ち腐れになってしまいます。

また、今作ではアップデートにより、各マシンの成長率や初期ステータスに細かな調整が入っています。かつては不遇と言われたマシンが、特定のスタジアムではトップティアに躍り出ることも珍しくありません。今回は、そうした最新の環境変化も踏まえつつ、純粋な最高速度のポテンシャルを基準にランク付けを行いました。それでは、第12位から順に見ていきましょう。

第12位:万能の原点にして頂点?「ワープスター」

まずは第12位、対照的な2台がランクインしました。1台目は、誰もが最初に触れる基本のマシン、「ワープスター」です。

欠点がないことが最大の武器

最高速はランキング上では最下位タイとなり、上位陣に比べれば控えめな数値となっています。しかし、このマシンの強みは何と言っても「弱点がないこと」に尽きます。加速、旋回、飛行性能、どれを取っても平均以上の水準でまとまっており、極端に苦手なコースが存在しません。

特に評価したいのが「揚力」と「最高速」のバランスの良さです。プランテスのような平坦なコースから、ヴァレリオンのような高低差のあるコースまで、どんなスタジアムでもある程度対応できる万能さが魅力です。初心者にとっては操作の基本を学ぶための教習車として、上級者にとっては純粋なハンドリング技術で勝負するための相棒として、長く付き合える一台です。

シティトライアルでの立ち回り:万能型ビルドを目指せ

シティトライアルにおいて、ワープスターは「迷ったらこれに乗っておけ」と言えるほどの安定感を誇ります。特にファーム(強化アイテム集め)に失敗した際や、目当てのマシンが見つからなかった場合の保険として、これ以上頼りになるマシンはありません。

攻撃力はかなり低い設定になっているため、積極的にデスマッチやバトルロイヤルに参加するのは不向きです。もし戦闘により寄せるのであれば、攻撃特化のデビルスターや、バランスの良いバンパイアスターに乗り換える方が賢明でしょう。しかし、ワープスターの真価は「逃げ足」と「小回り」にあります。

小回りが効いて揚力があるので、ビル街の隙間を縫って逃げたり、高所のコンテナを回収したりする動きは非常にスムーズです。最終決戦のスタジアムが「ポイントストライク」「グルメレース」「スイッチプッシュ」「スカイフォール」などの技巧系競技になった場合、特化型マシンよりもワープスターの方が圧倒的に有利に戦えるケースが多いでしょう。

弱者救済としての役割

性能が特化したマシンには、純粋なスペック勝負では勝ちづらいのが現実です。ハイドラの火力やフォーミュラの速度にはどうしても劣ります。しかし、シティトライアルだと弱者救済的な意味合いで、最後に残ったワープスターにとりあえず乗っておくと、意外な逆転劇が生まれることもあります。

癖がなく、プレイヤーの意図通りに動いてくれる。この信頼感こそがワープスターの隠れたスペックと言えるかもしれません。

第12位:ドリフトこそが真骨頂!「ターボスター」

そしてもう1台、同率12位でランクインしたのが「ターボスター」です。ワープスターと同じ順位ですが、その中身は全く異なります。まさに「正反対」と言っていいほど尖った性能を持っています。

特殊すぎるチャージ性能

名前の通り「ターボ」、すなわちチャージ機能に最大の特徴があるマシンです。しかし、普通のターボとは少し違います。このマシンは、直進時のチャージ速度が極端に遅い代わりに、ドリフト中のチャージ速度が爆速という特性を持っています。

つまり、直線をただ走るだけでは遅いままですが、常にドリフトし続けることで真価を発揮するマシンなのです。コーナーだけでなく、直線でも蛇行運転のようにドリフトを繰り返すことで、常にブースト状態を維持するテクニカルな走りが求められます。

「2段階ハンドル」の癖を制する

ハンドル操作も独特で、通称「2段階ハンドル」と呼ばれる挙動をします。スティックを倒すと最初はゆっくり曲がり始め、途中から急激に「カクン」と曲がるのです。この挙動のため、微調整が非常に難しく、慣れないうちは壁に激突を繰り返すことになるでしょう。

このような特殊な性能を持っていますが、飛行性能も悪ければ、素の最高速も高くありません。そのため、長らくマシンの中だと不遇な立ち位置となっていました。「使いこなせれば強いが、使いこなす労力に見合わない」と評価されることもありました。

アップデートによる希望の光

しかし、最新のアップデートで状況が変わりました。最高速の成長率が上がったのです。これにより、シティトライアルで最高速のパッチをたくさん集めれば、以前よりも活躍の余地が生まれました。

とはいえ、今のところエアライドモードでもシティトライアルでも、まだまだ日の目を浴びるのは遠くなりそうです。操作難易度の高さに加え、スタジアム適性の狭さがネックです。ゼロヨンアタックのような直線競技ではチャージの仕様が足かせになり、テクニカルなコースでは独特のハンドリングが牙を剥く。玄人好みのマシンであることは変わりませんが、愛好家にとっては、その「扱いにくさ」こそが魅力なのかもしれません。

第10位:チャージ不可の制約と引き換えの高性能「ワゴンスター」

続いて第10位は「ワゴンスター」です。このマシンもまた、非常に個性的なステータス配分を持っています。

「チャージができない」という強烈な個性

このマシンの最大の特徴は何と言ってもチャージができないことでしょう。Aボタンを押してもチャージが溜まらず、プッシュによる減速しか行えません。これはレースゲームにおいて「ブースト加速ができない」「急旋回ができない」という致命的な欠点になり得ます。

ですが、その代償としてワゴンスターはとてつもない基本スペックを与えられています。加速力は全マシン中5位、グリップは10位と、軽量級マシンとして優秀なハンドリング性能を持ちながらも、重量級マシン並みの耐久力と、水準以上の最高速を持っています。

圧倒的なファーム適正

「唯一(チャージ)がない」のが欠点ですが、それ以外は高水準でまとまっているため、対応できるスタジアムの幅は非常に広いです。チャージ操作が必要ないということは、操作がシンプルであるということ。これはシティトライアルでのアイテム集め(ファーム)において大きなアドバンテージになります。

チャージできない欠点も含めてファーム適性が高く、特に序盤に乗りたいマシンとして、オンライン対戦などでは競争率の激しい人気を見せています。とりあえずワゴンスターに乗って基礎ステータスを上げ、終盤に特化マシンに乗り換える、という黄金パターンが確立されています。

過去作からの大幅強化

実は過去作だと、ワープスターに毛が生えた程度の性能だったのですが、今作だと攻撃力と耐久力に特に強化が入って優秀になりました。これにより、多少の被弾を恐れずに強引なアイテム回収が可能になり、バトルロイヤルでも「走る要塞」として立ち回れるようになりました。

エアライドモードだとチャージなしの欠点により、カーブの立ち上がりや加速のタイミングで速度に差が出てしまうこともあります。特に、ダッシュプレートがないコースや、細かな減速を強いられるテクニカルコースでは、再加速の遅さが響いて上位に食いつけないこともあります。

極めるとなると、ブースト加速ができる他のマシンの方がタイムは早くなります。しかし、チャージ操作に気を取られず、ライン取りだけに集中できるため、まず初心者ならこのマシンに乗ってエアライドのコースを覚えてみるのもいいかもしれません。

第10位:元祖戦車マシンの苦悩と可能性「タンクスター」

そして同率10位で「タンクスター」です。こちらは後ほど紹介するブルタンクの原型とも言えるマシンですね。

頑丈さが売りの戦車タイプ

戦車タイプ特有の「頑丈」が売りで、多少の攻撃を受けてもビクともしない強靭なボディを持っています。敵の体当たりやギミックによるダメージを軽減できるため、乱戦になりがちなシティトライアルの序盤では生存率を高めてくれます。

このタンクタイプの性質として、チャージ中も前進し続けるという特徴があります。通常のマシンはチャージ中に減速しますが、タンク系は止まりません。そのため、常にカクカク動いて操縦することになります。慣性が強く働くため、繊細な操作は不可能です。ちなみに左スティックを下に倒す「急ブレーキ」を行うことにより停止することもできますが、レース中にこれを使う場面は限られるでしょう。

不遇な立ち位置と存在意義

アップデートで最高速の成長率が上がったものの、まだまだステータスとしては中途半端に仕上がっています。バトルもレースも、いまいち活躍しづらいのが現状です。

  • バトル: 攻撃力はあるが、機動力がなさすぎて敵に追いつけない。
  • レース: 最高速はそこそこだが、小回りが効かないのでコースアウトしやすい。

さらに致命的なのが、上位互換に近い「ブルタンク」の存在です。ブルタンクに乗った方がレースとバトルどちらでも活躍しやすいので、タンク系のマシンとして完全に下位互換となってしまっています。

「どのスタジアムでも参加しづらい」という評価は覆っておらず、存在意義が問われている不遇なマシンですね。あえてタンクスターを選ぶ理由は、「ブルタンクが見つからなかった時」か「縛りプレイ」くらいしか思いつかないのが正直なところです。今後の再調整に期待したい一台です。

第7位:一輪の巨躯が戦場を駆ける「レックスウィリー」

さあ、ここからは激戦区です。第7位のマシンは3つあります。まず1台目は「レックスウィリー」です。巨大なタイヤを持つ一輪バイク型のマシンですね。

破壊神のようなステータス

見た目通り、攻撃力と耐久力がともに高く、全4位という素晴らしい数値を誇ります。シティトライアルの「ビッグバトル」や「VSボスデスマッチ」などで乗れていれば、その火力だけでMVPを取れるほど優秀です。バイク系特有の前方攻撃判定も強力で、雑魚敵を蹴散らしながら進む爽快感は格別です。

操縦難易度はトップクラス

ただ、旋回、加速、チャージ、どれも順位が低い重量級なので、操縦のしづらさで言えばかなりの上位に位置しています。特に旋回性能の低さは致命的で、直角コーナーなどはほぼ曲がれません。減速して、向きを変えて、再加速して…というプロセスを踏んでいる間に、軽量級マシンに置いていかれてしまいます。

本作では、小回りの効く重量級マシンである「バトルチャリオット」が人気な上、その他重量級だとブルタンクなどのタンク型の操縦形式の方が、レックスより簡単なので、このマシンを好んで乗る人はなかなか少ない印象となっています。

スタジアムでの一発逆転

とはいえ、スカイア(シティトライアルのマップ)での終盤で、最高速か攻撃のステータスが高ければ、このマシンにとりあえず乗ってレースかバトルに賭けるのは有効な戦略です。

特に「ゼロヨンアタック」や「ハイジャンプ」など、小回りを必要としないスタジアムであれば、その高い基礎スペックが火を吹きます。スタジアムだと強力なマシンであることは間違いありません。「乗りこなせさえすれば強い」という、ロマン溢れるマシンです。

第7位:ドリフトで化ける戦闘狂「バトルチャリオット」

2台目は「バトルチャリオット」です。こちらはハイドラとレオの後に次ぐ、最強の攻撃力3位を誇ります。

隠されたギミック:ドリフト変形

普段の旋回性能は24位(※全マシン中の順位と思われるが、比較対象が不明なため文脈判断。おそらく操作感としての順位か)と絶望的に低く、重くて曲がりにくいマシンなんですが、チャリオット系のマシンには隠されたギミックがあります。

それはドリフト中のみ旋回性能が上がるという特性です。

ドリフトを行うと車輪の形状が変化し、驚くほど鋭角に曲がることができるようになります。この特性によって、重量級としての攻撃力、最高速を兼ね備えていながら、多少は小回りも効く操縦のしやすさを実現しています。

シティトライアルの殺戮兵器

そのため、敵も追尾しやすく、マシンの当たり判定も大きいので、とにかくシティで敵をなぎ倒しやすい破壊性能を持っていますね。すれ違いざまに敵を吹き飛ばし、アイテムを強奪するプレイはバトルチャリオットの醍醐味です。デスマッチでは間違いなくトップティアの一角を占めます。

レースでの弱点

このようにバトルでは敵なしレベルの強さを持ちますが、レースとなると話は別です。加速が遅いので、チャージが必要なタイミングだと速度がなかなか出ません。

もちろん、「スイッチプッシュ」や「グルメレース」などの小回りを効かせるスタジアムで戦うのは無理があり、ワゴンスターやウィリースクーターとは天と地の差があります。また、「オーバルサーキット」や「エアライド」等のレースだと、カーブがあり加速も重要になるので、立ち上がりの速いワゴンスターやルインズスターに負けやすいです。

バランス調整の憂き目

もちろん平均的なマシンに比べれば全体の性能は優秀ではありますが、アップデートで最高速の成長率が弱体化されてしまった部分もあり、意外とスタジアムは「バトル」と「ゼロヨン」以外は選びづらいんですよね。これからの使用率や評価がどうなっていくのか、メタゲームの変遷が楽しみなマシンです。

第7位:一瞬の閃光、最速の加速力「ルインズスター」

そして3台目は「ルインズスター」です。このマシンはエアライドの中でも異質の操作感を持つ、スピードスターです。

「ストップ&ゴー」の極致

重量級マシンと同じ最高速を持っていながら、加速とグリップが1位という、数値的にぶっ壊れな性能を誇ります。ただそれは、性質として「ボタンを押せば一瞬でトップスピードに達し、離せばその場でピタリと止まる」というコンセプトがあるからこその、最高速と加速の両立になっています。

慣性がほとんど働かないため、直角に曲がる動き(いわゆる「カクカク移動」)が得意です。この挙動は他のどのマシンとも異なり、慣れるまではまともに走ることすら難しいでしょう。

ファーム効率は全マシン最強

ただ、このチャージ中に止まる性質と、その最高速から、シティトライアルでのファーム効率は全マシン中1位と言ってもいいレベルです。

コンテナに近づいて割るのがとても簡単ですし、狙いたい相手に粘着することも簡単です。止まって狙いを定め、一瞬で距離を詰める。この動きは狩人そのものです。ステータス強化のスピードが段違いなので、序盤にルインズスターを確保できれば、最終決戦に向けて圧倒的なアドバンテージを築くことができます。

万能ゆえの脆さ

このようにシティの立ち回りでは最強格となっていますが、スタジアムでも優秀なので、序盤から終盤全てルインズでも戦えます。「揚力」は13位と低めですが、「ポイントストライク」や「スカイフォール」でも十分に戦えるのと、小回りも効かせられるので「グルメレース」や「スイッチプッシュ」でも対応可能。もちろん一瞬のチャージがあったとしてもレースで十分強力です。

唯一、攻撃力と耐久力の性能は最下位レベルに低く、バトルには不向きです。アップデートでスター系マシンの耐久の初期値が上がったものの、まだまだ死角は多いです。ハイドラやバトルチャリオットに一撃で破壊されないように、持ち前のスピードで逃げ回りながら戦うなど、慎重な立ち回りが求められます。

第6位:燃料管理が勝負を分ける環境派「ヘビースター」

トップ6に入ったのは「ヘビースター」です。特に耐久力がトップクラスに高い、燃料形式のマシンですね。

加速しない?燃料システムの罠

このマシンは通常状態だと一切加速せず、チャージを燃料にして走ります。Aボタンでチャージを溜め、その溜めたエネルギーを使って推進力を得る仕組みです。

チャージ(燃料)が半分以下になると、合わせて最高速も低下します。そのため、常にメーターを気にしながら走る必要があります。カーブのタイミングなどでこまめにチャージを溜めなければいけないわけですが、Aボタン連打で加速し続けることもできます。とりあえずチャージが減ってきたら適宜チャージするだけでも、それなりに減速せず走ることができ、エアライドモードでは意外と使いやすいマシンです。

スタジアム相性と「ナイス着地」

シティトライアルでも耐久を生かしてバトルに参加したり、最高速が高いのでレースに参加するのもいいですが、「ゼロヨンアタック」や「ビームパッセージ」だと一直線なので、チャージのタイミングがあまりないのが痛いポイントですね。燃料切れで失速するリスクと常に隣り合わせです。

また注意点として、ジャンプ後の「ナイス着地」をミスってしまうと、燃料が一気に0になります。集団でごちゃついている時、いつの間にか停止してしまわないように、燃料ゲージと着地のタイミングには常に注意しておかなければならないですね。

加速ステータスの特殊仕様

また、この燃料の仕様上、シティトライアルで「加速」のパッチをいくら取っても、加速性能が上がるわけではありません。この仕様により、加速と最高速がどちらも強化されている他のマシンに比べたら、最終的な性能的に負けやすいのがまた痛いポイントですね。

「最高速」だけたくさん取れている時に、思い切ってヘビースターに乗るのもいいかもしれません。逆に加速パッチが無駄になることを考えると、ビルドの方向性が定まらない時は避けた方が無難でしょう。

第5位:進化した重戦車、攻守の要「ブルタンク」

続いて第5位は「ブルタンク」です。先ほど紹介したタンクスターと同様のタンク形式のマシンですが、こちらはその完成形とも言える性能を誇ります。

重量級の理想形

最高速、攻撃力、耐久力と、重量級マシンにおいて重要なステータスが軒並みハイスペックになっています。通常マシン(伝説のマシンを除く)の中だと、フォーミュラスターの次に最高速が速いです。

ただし、「飛行速度」が遅いので、なるべく飛ばないように気をつけなければなりません。ジャンプ台などは極力避け、地を這うように走るのがブルタンクの基本戦術です。

独特なコーナリングテクニック

癖の強い操縦になるので、主に曲がる時は以下の2択を使い分けることになります。

  1. 半チャージ2回: 小刻みに向きを変え、インコースを攻める。
  2. フルチャージ1回: 「コの字」を描くように急旋回する。

慣れこそ必要ですが、タンクスターやフォーミュラスターより曲がりやすく、意外とカーブに対応できます。マグヒートの複雑な地形も、慣れればスイスイと(カクカクと?)抜けられるようになります。

アップデートで鉄壁の要塞へ

また、タンク系はアップデートで防御力の初期値と成長率が上がっており、バトルでカッチカチの強さを誇ります。生半可な攻撃ではびくともしません。シティのスタジアムでは、レースとバトルどちらも活躍できる、まさに「重量級のオールラウンダー」と言えるでしょう。

第4位:新たなる伝説、地上の覇者「レオ」

さあ、いよいよ伝説の領域へ足を踏み入れましょう。第4位は「レオ」です。シティトライアルで3つのパーツを集めて完成する、伝説のエアライドマシンの一つです。

地上の覇者、降臨

ドラグーン、ハイドラに続く「第3の伝説」として、今作の環境を大きく変えた存在です。飛行性能以外の全ステータスが優秀で、小回りが効くにも関わらず、最高速と攻撃力を両立しています。

揚力のステータスがないので、おそらくバイク系統と同様の扱いですね。空を飛ぶことはできませんが、その分、地上での機動力に特化しています。

  • ドラグーン: 飛行競技に特化
  • ハイドラ: バトル・直線番長
  • レオ: レース・バトル・小回り全てに対応

という住み分けができています。まさに「新しい伝説」の名にふさわしい性能です。

自動攻撃と炎の軌跡

走行中は、前方の敵を鋭い爪で自動的に切り裂き、後方にはダメージ判定のある炎の軌跡を残します。

この攻撃判定もかなり優秀で、バトルロイヤルで無数の敵を倒すにも便利。とても当てやすいんですよね。特に後方の炎は、追いかけてくるライバルマシンに対する強力な牽制になります。スリップストリームに入ろうとした敵が勝手に炎に触れて爆発する様は圧巻です。

エアライドでの優位性

エアライドなど、曲がり角が多いステージや、あまり飛ぶ場所がない場合は、ドラグーンやハイドラより速いでしょう。特に「ヴァレリオン」のようなテクニカルコースや、「コルダ」のような滑りやすい路面でも、レオの高いグリップ力と加速性能があれば安定してトップを独走できます。

伝説のマシンを作るのは大変ですが、もし完成させることができれば、勝利は約束されたも同然です。

第3位:天空を支配する紅き翼「ドラグーン」

いよいよトップ3の発表です。第3位は「ドラグーン」です。空の王者のお出ましですね。

圧倒的な滑空性能

こちらも3つのパーツを集めて完成させる伝説のマシンですが、レオが地上の覇者なら、ドラグーンは空の支配者です。

揚力と飛行速度は堂々の1位。そして地上でも最高速3位と速いです。意外とレオよりドラグーンの方が最高速は上なんですよね。一度空に舞い上がれば、他の追随を許さない圧倒的なスピードで滑空します。「エアグライダー」などの飛行系スタジアムでは、完成させた時点で優勝が確定するレベルです。

地上での脆さと育成の難しさ

ただ一方で、旋回性能が壊滅的であり、攻撃と耐久は高くありません。地上最高速以外の性能は微妙なことから、シティで早めにドラグーンを完成させても、あまりファーム効率は良くないのが欠点です。

小回りが効かないためコンテナを割るのに苦労し、攻撃力が低いので敵を倒してアイテムを奪うことも難しい。レオやハイドラの場合、終盤に敵のマシンを破壊してアイテムを大量に奪えることが可能ですが、ドラグーンだとそれができないのでステータスが伸びにくいです。

スタジアム運に左右される

よって、最後のスタジアムでレース系だと、「オーバルサーキット」などの大別ステージが来なければ、全然負けてしまうこともあります。ドラグーンの得意な空中戦に持ち込むことが重要ですね。

ちなみに前作だと耐久が高く、速度も飛行性能も操作性も優秀だったので、どのようなスタジアムでも戦えていました。レオの登場によって、今回のドラグーンは「飛行特化タイプ」という本来の役割に落ち着いたのかもしれませんね。

第2位:地上最速への執念、直線番長「フォーミュラスター」

第2位は「フォーミュラスター」です。最高速と飛行速度のトップ4は、伝説マシン3機とこのフォーミュラが独占しています。

小回りを捨てたスピードの悪魔

小回りを全て犠牲にして、最高速に特化したマシンです。加速、チャージ、旋回がほぼ最下位となっていて、操作性は劣悪の一言。

一度でもチャージをしたら速度が大きく減少し、最高速を取り戻すまでに時間がかかります。よって、カーブではアウトコースの壁沿いに走って、チャージせず(ドリフトせず)減速を抑えた方が、結果的にタイムが良いことが多いです。壁に擦りながらでも最高速を維持する、いわゆる「壁走り」が推奨される珍しいマシンです。

スタジアムでの爆発力

当然、「ゼロヨンアタック」や「ビームパッセージ」では強力でありながら、ステータス次第で「オーバルサーキット」や「シングルレース」も戦えます。

シティ終盤で最高速のステータスが高い時、または直前系での「スタジアム統一」のお知らせがあった時は特に乗りたいですね。

ちなみに、もし最高速を大量に取っていて、カタログ上の最高速度が上限の200kmを超過してしまっても、実際にはそれ以上の速度が出ているので問題ありません。数字のカンストに惑わされず、ひたすらスピードを追求しましょう。

第1位:圧倒的破壊力と最高速の王「ハイドラ」

そして栄えある第1位は、伝説のマシン「ハイドラ」です。シティトライアルだと最も地上を荒らす、最強のマシンですね。

すべてを粉砕するスペック

最高速と攻撃力と耐久が圧倒的1位の代わりに、加速、チャージ、旋回性能が劣悪となっています。ただのフリーランでも最高速200km/hに到達する、圧倒的な差です。他のマシンがニトロを使ってようやく到達する速度域を、ハイドラは涼しい顔で巡航します。

ヘビースター同様、チャージ燃料式となっていて、チャージしないと一切動くことができません。チャージが半分以下になると最高速が落ちるので、タイミングを見計らってチャージする必要があります。

レースでの弱点:立ち上がりの遅さ

この「時間がかかるチャージ」と「最下位の加速」により、最高速が出るまでに大きく時間がかかってしまうのがデメリットです。

レースだと、基本的にはレオやドラグーンの方が勝ちやすいです。加速パッチをいくら育てても0なのと、着地にミスったら燃料が一気に0になるのも辛いポイントですね。また、飛んだら一気に減速してしまうので、ジャンプ台が多いと本来得意なはずの「ゼロヨン」や「ビームパッセージ」でも負けやすくなってしまいます。

バトル最強の称号

しかし、ハイドラといえば圧倒的な攻撃力と耐久で、伝説マシンの中で「バトルが一番強い」という立ち位置ではあるでしょう。触れるもの全てを破壊するその姿は、まさに魔獣。デスマッチでは敵なしです。

ただ、同じ伝説としてレオもかなりデスマッチやビッグバトルで強力なんですよね。例えばビッグバトルでの「スケールアップ」などのアイテム回収において、機動力の高いマシンに先に取られてしまったり、弱ってる相手を狙おうとしても加速が遅すぎて間に合わないなど、意外にも使いづらさがあります。

下手したらレオの方がバトルも強い可能性があります。最高速と攻撃が1位とステータスランキング的にはハイドラが陸の王者ですが、チャージ燃料式が悪さをしているのと、小回りの効かなさ、加速の低さ、飛行速度の物足りなさなど色々な使いづらさがあって、「最高速1位という割にはレースに向かない」印象を持たれているのがハイドラですね。

まとめ

ということで今回は、全マシン最高速ランキングトップ12を紹介していきました。

ランキングを振り返ると、単純な最高速の数値だけでなく、**「加速」「旋回」「チャージ仕様」**といった要素がいかに重要かがわかります。

  • 万能型: ワープスター、ワゴンスター
  • 特化型: ターボスター、ルインズスター、フォーミュラスター
  • 伝説: レオ(万能最強)、ドラグーン(飛行最強)、ハイドラ(火力・最高速最強)

大体のマシンが何かに特化した個性を持っていて、逆に平均的なマシンが少ないのがエアライダーの面白いところです。今回の最高速ランキングから、もし好きなマシンが見つかったら、シティトライアルでもエアライドでも乗ってみてください。

特に今作の環境では、新伝説「レオ」の登場や既存マシンのアップデートにより、かつてないほど多様な戦術が可能になっています。ぜひ自分だけの「最速」を見つけて、スタジアムの頂点を目指してください。

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