編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられている質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、待望の新作『Pokémon LEGENDS Z-A』の追加コンテンツ「M次元ラッシュ」にて、幻のポケモンであるケルディオの色違いを求めて、終わりのないリセットマラソン(リセマラ)に挑んでいる最中かと思います。「何百回リセットしても出ない」「本当に出現するのか?」という不安がピークに達しているのではないでしょうか。
この記事を読み終える頃には、ケルディオの色違いにまつわる仕様の全貌が明らかになり、今行っている厳選作業を続けるべきか、あるいは別のアプローチを取るべきかの明確な答えが出ているはずです。
- ポケモンZAのケルディオはブロックルーチンにより色違いが出現しない仕様
- M次元ラッシュでのリセマラは徒労に終わる可能性が極めて高い
- 色違いケルディオの正規入手ルートはポケモンHOMEの図鑑完成報酬のみ
- 戦力としてのケルディオ育成論とM次元ラッシュ攻略の最適解を解説
それでは解説していきます。
【M次元ラッシュ】ケルディオの色違いは出現するのか?
結論から申し上げます。『Pokémon LEGENDS Z-A』およびそのDLCコンテンツ「M次元ラッシュ」において、野生遭遇およびイベント遭遇でのケルディオの色違いは出現しません。
これは、いわゆる「ブロックルーチン(Shiny Lock)」と呼ばれる仕様が適用されているためです。多くのプレイヤーが、出現演出のカッコよさや、過去作での入手難易度から「今回こそは解禁されているのでは?」と期待を寄せましたが、解析データおよび数千件に及ぶプレイヤー報告の集計により、本作での出現個体は通常色で固定されていることが判明しました。
なぜ「出ない」と言い切れるのか?ブロックルーチンの仕様
ポケモンシリーズには、ストーリー進行上重要な伝説のポケモンや、特別なイベントで入手できる幻のポケモンに対して、プログラミング段階で「色違いにならない」という制限がかけられることがあります。これがブロックルーチンです。
『Pokémon LEGENDS Z-A』においても、以下のポケモンたちにブロックルーチンが適用されていることが確認されています。
- ストーリーに関わる主要な伝説ポケモン(ジガルデ等)
- 「M次元ラッシュ」等の特定イベントで確定入手となる幻のポケモン
- 人から譲り受ける特定の個体
ケルディオに関しては、「M次元ラッシュ」のスペシャルサーチ機能を用いて遭遇することになりますが、この遭遇イベント自体が「通常色のケルディオを生成する」という処理で固定されているため、どれだけリセットを繰り返しても、確率の壁を超えて色違いが出現することはありません。
数千回のリセットが無駄になる前に
もしあなたが今、Switchの画面の前で「Aボタン連打」と「ホームボタン戻り」を繰り返しているのであれば、直ちにその作業を中断することを強く推奨します。
確率は「低い」のではなく「ゼロ」です。1/4096の確率を追いかけているつもりで、実際には存在しないデータを引こうとしている状態です。この時間は、他の色違いポケモンの厳選や、M次元ラッシュの攻略、あるいは後述する「正規の方法」での色違いケルディオ入手に充てるべきです。
色違いケルディオを確実に入手する唯一の方法
では、ケルディオの色違いは永遠に手に入らないのでしょうか? いいえ、そんなことはありません。2025年現在、色違いのケルディオを入手するための正規ルートが確立されています。それは本作『ZA』の中ではなく、外部連携サービスを利用する方法です。
ポケモンHOMEの「ガラル図鑑」完成報酬
現在、最も確実かつ現実的な入手方法は、クラウドサービス『Pokémon HOME』の連携特典を利用することです。
2025年のアップデートにより、以下の条件を満たすことで、スマートフォン版『Pokémon HOME』の「ふしぎなおくりもの」として、色違いのケルディオを受け取ることが可能になりました。
入手条件の詳細
- ガラル図鑑(全400種)の完成
- 『ポケットモンスター ソード・シールド』本編に登場するポケモンの登録
- ヨロイ島図鑑(全210種)の完成
- 追加コンテンツ「鎧の孤島」に登場するポケモンの登録
- カンムリ雪原図鑑(全210種)の完成
- 追加コンテンツ「冠の雪原」に登場するポケモンの登録
これら3つの図鑑を『Pokémon HOME』上で「完成」状態にすることが条件です。ゲームソフト内での完成ではなく、HOMEに預けて図鑑データを埋める必要がある点に注意してください。
『Pokémon GO』の有料リサーチ報酬
もう一つのルートは、スマートフォンアプリ『Pokémon GO』です。 2025年11月に開催されたイベント「決戦のとき」に合わせて販売された有料の続行リサーチを購入していた場合、そのタスクを全てクリアすることで色違いのケルディオと遭遇できます。
ただし、こちらはイベント期間中にチケットを購入していなければ挑戦権すら得られないため、現時点でチケットを持っていない場合は、上記の「ポケモンHOME図鑑完成」を目指すのが唯一の道となります。
「M次元ラッシュ」とは何か?改めて仕様を整理
ここで、皆さんがプレイされている『Pokémon LEGENDS Z-A』の追加コンテンツ「M次元ラッシュ」について、その仕様と本来の楽しみ方を整理しておきましょう。色違いが出ないからといって、このコンテンツの価値が損なわれるわけではありません。
M次元ラッシュの基本概要
「M次元ラッシュ」は、本編クリア後に解禁される高難易度のやり込みコンテンツです。カロス地方の地下深くに存在する「歪んだ空間(M次元)」を舞台に、次々と現れる強力なポケモンたちを討伐・捕獲していくサバイバルモードのような形式をとっています。
- 解放条件: メインストーリークリア+「最高の贈り物」でレックウザ捕獲後
- 主な報酬: 過去作の伝説・幻のポケモン、大量の経験値アメ、ミント等の育成アイテム
ケルディオ出現のプロセス
このモードでケルディオに出会うためには、以下の手順を踏む必要があります。リセマラをしていた方は、このプロセスを何度も繰り返していたことになります。
- サイドミッション「スペシャルサーチ完成!」を受注
- 異次元調査ポイントを25,000pt稼ぐ
- 通常のラッシュバトルで勝利を重ねることでポイントが蓄積されます。
- スペシャルサーチを実行
- ポイントを消費して、特定の幻のポケモン(ケルディオ含む)のいる座標へ移動します。
- バトル&捕獲
この「25,000pt」を稼ぐ作業自体が非常に時間を要するため、ここでリセマラを行うことのコストパフォーマンスは最悪と言えます。通常色で妥協し、さっさと捕獲して個体値厳選(ミント使用前提なら性格も不問)に移るのが、熟練プレイヤーの判断です。
ポケモンZAにおける「厳選」の考え方
本作『Pokémon LEGENDS Z-A』は、従来のシリーズとは異なり、「捕獲時の個体値厳選」の重要度が極めて低くなっています。その理由と、今の環境に合わせた育成マインドセットを解説します。
「王冠」と「ミント」による後天的強化
近年のポケモンシリーズ同様、本作でも「ぎんのおうかん(個体値を最大にする)」や「ミント(性格補正を変更する)」が比較的容易に入手可能です。特にM次元ラッシュを周回していれば、これらのアイテムは腐るほど手に入ります。
したがって、「出現時に性格がひかえめじゃないからリセット」といった行動は、時間の浪費でしかありません。まずは個体を確保し、アイテムで理想のステータスに仕上げる「後天的育成」が主流です。
オシャボ(ボール)厳選の重要性
個体値や色違いよりもこだわるべきは、「どのボールで捕まえるか」です。 ケルディオはその見た目から、以下のボールでの捕獲が人気です。
| ボール名 | おすすめ理由 | 入手難易度 |
|---|---|---|
| ルアーボール | 水タイプのエフェクトと青色がケルディオにベストマッチ | 高(クラフト素材がレア) |
| ダイブボール | 水中をイメージさせる泡のエフェクトが似合う | 低(ショップ購入可) |
| ウルトラボール | 異次元から来た幻のポケモンという設定に合致 | 中(M次元ラッシュ報酬) |
色違いが出ない分、通常色をいかに美しく演出するかに情熱を注ぐのが、真のポケモントレーナーと言えるでしょう。
ケルディオ(通常色)の育成論と活用法
色違いが出ないことに落胆している場合ではありません。ケルディオは性能面で見ても非常に優秀なポケモンです。特にM次元ラッシュの攻略において、その真価を発揮します。ここでは、入手したケルディオを即戦力にするための育成論を紹介します。
基本データ
- タイプ: みず / かくとう
- 特性: せいぎのこころ(あくタイプの技を受けると攻撃が上がる)
- 種族値:
- HP: 91
- 攻撃: 72
- 防御: 90
- 特攻: 129
- 特防: 90
- 素早さ: 108
おすすめの型:M次元ラッシュ周回用特殊アタッカー
M次元ラッシュでは連戦が続くため、継戦能力と範囲攻撃、そして素早さが求められます。
- 性格: ひかえめ(特攻↑ 攻撃↓) または おくびょう(素早さ↑ 攻撃↓)
- 努力値: CS252(特攻・素早さぶっぱ)、余りH
- 持ち物: こだわりメガネ(火力特化) または いのちのたま
- 技構成:
- しんぴのつるぎ(専用技:特殊技だが相手の防御で計算。ハピナス等に強い)
- ハイドロポンプ(高火力一致技)
- はどうだん(必中安定技)
- こごえるかぜ(対ドラゴン・飛行用、S操作も兼ねる)
運用のポイント
専用技「しんぴのつるぎ」を覚えることで、フォルムが「いつものすがた」から「かくごのすがた」に変化します。能力値に変化はありませんが、角が伸びて勇ましい見た目になります。 この技は「特殊依存の物理ダメージ」という特殊な仕様を持っており、特防の高い特殊受けポケモンを強引に突破できるのが最大の強みです。M次元ラッシュに出てくる高耐久ポケモンをなぎ倒すのに最適です。
本作で色違い厳選を楽しむなら
ケルディオの色違いは出ませんが、『Pokémon LEGENDS Z-A』は本来、色違い厳選が非常に楽しいゲームです。気持ちを切り替えて、出現する他のレアポケモンの色違いを狙ってみてはいかがでしょうか。
M次元ラッシュ限定?メガシンカポケモンの色違い
M次元ラッシュには、カロス地方特有の「メガシンカ」をした状態のポケモンがボスとして登場することがあります。 解析情報によると、野生湧きする一般ポケモンの色違い確率は、「ひかるおまもり」所持かつ図鑑研究レベルMAXの場合、約1/585まで上昇します。
特におすすめなのは、本作で新たに追加・再登場したメガシンカ可能ポケモンの厳選です。
- メガルカリオ(リオル・ルカリオ)
- 黄色いボディが特徴的。M次元の中層エリアで大量発生することがあります。
- メガリザードンZ(ヒトカゲ系統)
- 本作オリジナルの新たなメガシンカ。黒いボディに未知のエネルギーを纏った姿は圧巻です。
- ギルガルド
- 色違いは赤黒い刀身になり、非常に人気が高いです。
大量発生イベントを活用する
マップ上で定期的に発生する「大量発生」は、色違い遭遇の最大のチャンスです。 M次元ラッシュでポイントを稼ぐ合間に、地上のミアレシティやその周辺エリアの大量発生情報をチェックし、目当てのポケモンがいればそちらに向かうというサイクルを作ると、精神衛生上も良く、ボックスが色違いで潤っていきます。
まとめ
最後に、今回の記事の要点を振り返ります。
- ケルディオの現状: 『Pokémon LEGENDS Z-A』および「M次元ラッシュ」内では、ブロックルーチンにより色違いは絶対に出現しません。
- リセマラの判断: 今すぐ中止してください。25,000ptを稼いでリセットするのは時間の無駄です。
- 入手方法: 色違いケルディオが欲しい場合は、『Pokémon HOME』にてガラル・ヨロイ・カンムリの3つの図鑑を完成させ、報酬として受け取るのが唯一の道です。
- ゲームの楽しみ方: ゲーム内では通常色のケルディオをオシャボで捕獲し、性格・個体値をアイテムで整えて、最強の特殊アタッカーとして運用しましょう。
ゲーム評論家として、また一人のゲーマーとしてお伝えしたいのは、「出ないものを追い続ける苦しみ」よりも、「今あるコンテンツを最大限楽しむ喜び」を選んでほしいということです。ケルディオは通常色でも十分にカッコよく、強力な相棒になってくれます。
この記事が、あなたの終わりのないリセマラに終止符を打ち、新たな冒険の指針となることを願っています。M次元の深淵で、またお会いしましょう。




















