編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、「M次元ラッシュ」を購入すべきか、あるいはDLCやクリア後コンテンツまでやり込むべきか気になっていると思います。特に、過去作で伝説のポケモンの色違い厳選に苦い思い出がある方や、これから本格的にコレクションを始めたい方にとって、本作の仕様は革命的とも言える内容です。
この記事を読み終える頃には、本作が「色違いハンターにとってのマストバイ」である理由と、購入に踏み切るための疑問が解決しているはずです。
- 伝説ポケモン5体の色違い厳選が過去最高効率
- 貴重なコンペボールでの捕獲が現実的に可能
- エリアリセットとシンボル確認の高速周回
- クリア後コンテンツの資産価値が非常に高い
それでは解説していきます。
伝説色違い解禁という最大の衝撃と購入メリット
M次元ラッシュ(以下、本作)を購入するか迷っている方へ、私が最も強調したいメリット。それは「これまで極めて困難、あるいはブロックルーチン(色違いが出ない仕様)がかけられていた伝説のポケモンたちが、驚くべき手軽さで厳選可能になった」という点です。
ゲーム評論家として多くのタイトルを見てきましたが、本作のクリア後コンテンツにおける「デレ」具合は異常とも言えるレベルです。特に、収集癖のあるプレイヤーや、対戦で光るポケモンを使いたい層にとっては、これだけでソフト代金の元が取れると断言できます。
過去作の常識を覆す「レベル5の歪み」の実装
本作のストーリーを裏ボスまでクリアし、エンディングを迎えると、フィールド上に通常の「ワイルド異次元」とは異なる特別な歪みが出現するようになります。これが「レベル5の歪み」です。
通常の歪みはレベル1から4までと決まっていますが、エンディング後には「暴走メガ進化」とも戦える高難易度の歪みが解放されます。しかし、真の価値はそこではありません。特定のタスクをこなしてポイントを貯めることで使用可能になる「スペシャルサーチ」にあります。
このシステムこそが、本作を買うべき最大の理由です。従来のシリーズでは、伝説のポケモンに出会うために長いダンジョンを攻略したり、ランダム要素の強いダイマックスアドベンチャーを周回したりする必要がありました。しかし本作では、ポイントさえ貯めれば確定で「伝説・幻のポケモンに出会える歪み」を出現させることができるのです。
対象となる伝説のポケモン5選
今回、色違い厳選が可能となっているのは以下の5体です。
- ラティオス(むげんポケモン)
- ラティアス(むげんポケモン)
- コバルオン(てっしんポケモン)
- テラキオン(がんくつポケモン)
- ビリジオン(そうげんポケモン)
「え?たったの5体?」と思いましたか? しかし、この5体のラインナップには深い意味があります。彼らは過去作(特に剣盾やUSUM)において、特定のボール(特にコンペボールなどのレアボール)での捕獲難易度が極めて高かった、あるいは不可能だった個体が含まれているからです。
特にラティオス・ラティアスに関しては、過去作での厳選は「沼」として有名でした。ダイマックスアドベンチャーでは捕獲率こそ100%ですが、道中の攻略に時間がかかり、色違い確率は1/100(ひかるおまもり有り)とはいえ、1周あたり15分〜20分を要します。
対して本作では、**「シンボルエンカウント」かつ「リセット周回が高速」**であるため、時間効率が段違いです。私が実際に検証したところ、運が良ければ20分、沼っても数時間以内には遭遇できるケースが多発しています。
表:過去作との厳選環境比較
| 作品 | 厳選方法 | 1周の時間 | 難易度 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| M次元ラッシュ(本作) | シンボル確認・リセット | 約30秒〜1分 | 極めて易しい | 輝きパワー有効・ボール自由 |
| 剣盾(DLC) | ダイマックスアドベンチャー | 約15分〜20分 | 普通〜面倒 | NPC運に左右される・ボール消費激しい |
| BDSP | ハマナスパーク | 約1分 | 普通 | 「石板」集めが苦行 |
| USUM | ウルトラホール | 約1分 | やや易しい | ガンテツ・コンペボールの入手困難 |
この表を見れば一目瞭然です。本作は「準備さえすれば、試行回数を稼ぐスピードが圧倒的に速い」のです。
輝きパワーの効果が適用される革命
さらに特筆すべきは、「輝きパワー」の食事効果(サンドイッチ等)が伝説のポケモンにも適用されるという点です。
従来の「固定シンボル」の伝説ポケモンには、ひかるおまもりの効果は乗っても、食事パワーによる確率アップは乗らないケースが多々ありました。しかし、本作の歪み内で出現するこれら5体に関しては、多くのプレイヤーや私自身の検証により、輝きパワーの効果が乗っている可能性が極めて高いことが判明しています。
これにより、元々の確率(1/4096 or 1/1365)から、さらに高い確率(最大1/512〜1/683付近)まで底上げした状態で挑むことができます。これが「20分で出た」という報告が相次ぐ理由です。
幻の「コンペボール」厳選が現実的になった意味
本作を購入するメリットの2つ目は、**「コンペボール」**という超希少なボールで伝説のポケモンを捕獲・厳選できる環境が整っていることです。
「ボールなんて何でもいい」というライト層の方もいるかもしれませんが、ポケモンを深く愛する層、いわゆる「オシャボ勢(オシャレボール勢)」にとって、これは事件レベルの出来事です。
コンペボールとは何か
コンペボールは、元々「虫取り大会」専用のボールとして登場した経緯があり、そのデザインの特異さと入手難易度の高さから、長年「最高ランクのレアボール」として扱われてきました。
赤い格子状の模様に、中央にモンスターボールマークが入ったそのデザインは、特定のポケモンの色違い(特に赤系や虫っぽい見た目のポケモン、あるいはメカニカルなポケモン)に非常にマッチします。
しかし、過去作(特に剣盾)では、このボールを入手するために「ウッウロボ」という低確率のガチャを回し続ける必要があり、1個手に入れるだけで数百万〜数千万のゲーム内通貨や希少アイテムを溶かす必要がありました。そのため、伝説のポケモンをコンペボールに入れること自体が「廃人の証」だったのです。
本作における入手緩和とシナジー
M次元ラッシュでは、DLCや特定のイベント報酬、あるいは「金玉(きんのたま等の換金アイテム)」を破壊・消費するようなプロセスを通じて、比較的容易にコンペボールを入手できるルートが存在します。
そして重要なのが、今回厳選対象となっている「コバルオン・テラキオン・ビリジオン(三闘)」と「ラティオス・ラティアス」のデザイン相性です。
- ビリジオン(色違い:ピンク/赤系):緑のボディにピンクが映える色違いですが、コンペボールの赤白の格子模様が非常にマッチします。
- ラティアス(色違い:山吹色/オレンジ):通常色は赤ですが、色違いの鮮やかなボディにもコンペボールは映えます。
- コバルオン(色違い:濃い青/ネイビー):メカニカルな「鉄」のイメージを持つ彼らに、スポーツ競技用のようなコンペボールのデザインは意外なほど似合います。
「コンペボール入りの色違い伝説」を、改造などの不正なしで、しかも自分の親名で入手できる。この一点だけでも、本作を買う価値は十分にあります。
具体的な厳選フローと攻略テクニック
ここからは、実際に本作を購入した後、どのようにして効率よく色違い伝説を手に入れるか、その具体的な手順を解説します。これを読めば、購入後のプレイイメージが明確になるはずです。
準備編:まずは「サビグミ事務所」へ
スペシャルサーチを行うには、拠点となる「サビグミ事務所」へアクセスする必要があります。ここでタスクをこなし、ポイントを貯めることがスタートラインです。
- ストーリークリア:まずはエンディングまで駆け抜けましょう。本作のストーリーは重厚ですが、伝説厳選を急ぐならサクサク進めても問題ありません。
- ポイント稼ぎ:レベル5の歪みを発生させるには、通常プレイでポイントを稼ぐ必要があります。
- レベル5の歪みクリア報酬:10,000ポイント
- スペシャルサーチ発動コスト:25,000ポイント
- つまり、数回通常の歪みをクリアすれば、すぐに伝説厳選のチャンスが巡ってきます。
コバルオン・テラキオン・ビリジオンの場合
これら3体(通称:三闘)は、特定のフィールド形状の歪みに出現します。
エリアリセット法の活用
私が実践し、推奨する方法は「エリアリセット」に近い挙動を利用したものです。
- 対象の歪み(コバルオンなら氷が張っている場所の奥など)に入る。
- 対象のポケモンの前でレポートを書く(おまかせレポートはOFF推奨)。
- 【重要】 本作の仕様上、完全にゲームを終了せずとも、一定距離離れて戻ってくる、あるいは特定の画面切り替えを行うことでシンボルが再生成されるケースがあります。
- 色違いでなければ、即座にリセット、または再出現の手順を踏む。
動画などの情報では、色違いが出現した瞬間に「キラーン」というエフェクト音と共に、フィールド上のシンボルの色が明らかに変わっていることが確認されています。戦闘に入る前に色違いかどうかが分かる「シンボル厳選」が可能である点が、効率を爆発的に高めています。
特にコバルオンの色違いは、通常色の明るい青から、深みのある濃紺(ネイビー)に変化し、角の色が黄色から蛍光グリーンに近い色になります。フィールド上でも非常に目立つため、見逃す心配は少ないでしょう。
ラティオス・ラティアスの場合
ラティ兄妹の厳選には、本作独自のギミック「ホロベーター(ホログラムエレベーター)」を利用した画期的な方法が存在します。これはSNSや攻略コミュニティでも「革命的」と話題になっている方法です。
ホロベーター・リセット法
- スペシャルサーチでラティオス(またはラティアス)が出現する歪みを出す。
- ラティオスが待つエリアへ移動する「ホロベーター」の手前まで行く。
- ホロベーターに乗った状態(移動前)でレポートを書く。
- Aボタンを押してホロベーターを起動し、上層へ移動する。
- 移動直後、目の前にラティオスがいる。
- 色違いかどうかを目視で確認。
- **色違い(ミントグリーン)**なら捕獲開始。
- **通常色(青)**なら、ホームボタンを押してソフトを終了し、再起動。
この方法の凄まじい点は、「移動→確認」のサイクルが数秒〜十数秒で終わることです。スイッチ次世代機(あるいは本作の最適化)によるロード時間の短さも相まって、テレビを見ながら、動画を見ながらの「ながら厳選」が極めて快適に行えます。
過去作でラティオスの色違いを粘った経験がある方なら、この「移動した瞬間に結果がわかる」という仕様がいかにストレスフリーか理解できるはずです。
M次元ラッシュのその他購入メリット
伝説のポケモン色違い厳選以外にも、本作には「色違いハンター」を唸らせる要素が多数詰め込まれています。これらも購入の後押しとなるでしょう。
1. セグレイブ・コレクレーなどの入手難易度緩和
本作の歪みでは、伝説以外にも、SV(スカーレット・バイオレット)では厳選が面倒だったポケモンの色違いも狙いやすくなっています。
- セグレイブ族:600族の強力なポケモン。
- コレクレー:SVではレイドバトル限定かつ超低確率(約1/4000など)でしたが、本作では歪み内でシンボルエンカウント的に狙えるようになり、難易度が劇的に下がっています。
- ロトム:フォルムチェンジを含め、対戦需要の高いロトムも厳選対象です。
- 化石ポケモン:古代のポケモンたちも歪みを通じて出現します。
これらが「1つのソフト内で」「シンボル確認で」完結するのは、コレクションを埋める上で非常に大きなメリットです。
2. ポケモンホームとの連携価値
当然ながら、本作で捕まえた色違いポケモンたちは「ポケモンホーム」を通じて、最新作や過去作(互換がある場合)へ連れて行くことが想定されます。
ご存知の通り、伝説のポケモンの色違いは、対戦環境(ランクマッチ)で使用可能になった際、圧倒的な存在感を放ちます。 「自分の親名」「コンペボール入り」「色違い」「証(リボン)持ち」のラティオスやテラキオンを対戦で繰り出す。その優越感は、ゲーマーにとって何にも代えがたいものです。本作はその準備をするための「工場」として機能します。
3. ストーリーとキャラクターの魅力
色違い厳選という「作業」の側面ばかり強調しましたが、本作はゲームとしての質も非常に高いです。
特にDLCやクリア後ストーリーで深掘りされるキャラクターたちの描写は必見です。動画等でも話題になっている「アンシャ」というキャラクター。彼女はカルネ(カロス地方チャンピオン)と関わりのある重要人物ですが、彼女のモーションや表情の作り込みは、開発陣の異常なこだわり(あるいは「癖」)を感じさせます。
- 甘口カレーを食べる時の表情
- ドーナツ作りを中断した時の悲しげな顔
- 苦いコーヒーを飲んだ時のリアクション
こうした「愛でる」要素が豊富なのも、長くプレイを続けるモチベーションになります。厳選に疲れたら、キャラクターたちとの交流で癒やされる。このサイクルのバランスが良いのも本作の特徴です。
本作を購入すべきでない人(デメリット)
公平なレビューとして、あえて「向いていない人」についても触れておきます。
1. 伝説の色違いに全く興味がない人
もしあなたが「ポケモンはストーリークリアだけで十分」「対戦もしないし、色は通常色でいい」というタイプなら、クリア後の歪み周回やポイント集めは単なる作業に感じるかもしれません。本作の真価の半分はクリア後の収集要素にあります。
2. アクション操作が極端に苦手な人
「M次元ラッシュ」というタイトルの通り、本作はアクション要素が含まれます。従来のターン制コマンドバトルだけでなく、フィールドでの回避や移動アクションが求められる場面があります。とはいえ、ポケモンの本質はRPGですので、そこまでシビアな操作は要求されませんが、完全なコマンドバトルのみを求めている場合は注意が必要です。
3. すぐに飽きてしまう人
色違い厳選が「簡単になった」とはいえ、それでも「1/500」程度の確率を引く作業です。20分で出ることもあれば、2時間出ないこともあります。単純作業の繰り返しに耐性のない方は、途中で投げ出してしまう可能性があります。
よくある質問(FAQ)
購入を検討している方から私のSNSによく届く質問をまとめました。
Q. 本当にバグや改造なしで出るんですか?
A. はい、正規の仕様です。 開発側が意図して「レベル5の歪み」というハイレベルなコンテンツを用意し、その報酬として色違いとの遭遇率を緩和しています。安心して厳選してください。
Q. 輝きパワーのレシピは?
A. 従来のサンドイッチレシピ等が流用可能です。 タイプに応じたスパイスを使用することで、「輝きパワーLv3」と「二つ名パワーLv3」を発動させるのが基本です。事務所に入る前に、近くのピクニックエリアや食事処で発動させてから歪みに入りましょう。また、バックアップ機能(おまかせレポートOFF)を活用し、色違いが出なかった場合はリセットしてスパイスを節約する「セーブ&リセット」のテクニックも有効です。
Q. バージョンによる違いはありますか?
A. 出現する伝説のポケモンに大きな違いはありません。 本作は単一バージョン(または統合版)としての性質が強く、スペシャルサーチの内容によって出会えるポケモンが変わります。どのポケモンに出会えるかは、サーチ時の運や選択に委ねられる部分が大きいですが、基本的には1本のソフトですべての伝説ポケモンと遭遇可能です(通信交換の必要性が低いのもソロプレイヤーには嬉しい点です)。
まとめ:色違いハンターは今すぐ「サビグミ事務所」へ急げ
最後に、本作「M次元ラッシュ」を買うべきかどうかの結論をまとめます。
もしあなたが以下のいずれかに当てはまるなら、迷わず購入すべきです。
- ラティオス・ラティアス・三闘の色違いが欲しい。
- 「コンペボール」入りの伝説ポケモンを作りたい。
- 過去作の厳選で心が折れた経験がある。
- 短時間で確実な成果が得られる厳選を楽しみたい。
本作は、長年ポケモンをプレイしてきた私から見ても、「ここまでユーザーフレンドリーにしていいのか?」と心配になるほど、色違い厳選のハードルを下げてくれました。
これは「ヌルゲーになった」ということではありません。「出会うまでの理不尽な時間」を削減し、「捕獲する緊張感」や「コレクションする喜び」に時間を割けるようになった、正当な進化だと言えます。
特にラティオスのミントグリーンの輝きを、ホロベーターを上がった瞬間に目撃した時の脳汁が出る感覚。これは本作でしか味わえない極上の体験です。
価格以上の価値は、あなたのボックスに並ぶ色違い伝説たちの輝きが証明してくれるはずです。さあ、あなたもサビグミ事務所でスペシャルサーチを開始し、伝説との遭遇を楽しんでください。
以上、編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジがお届けしました。




















