編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、M次元ラッシュにおいて準伝説ポケモンの色違いがなかなか出現せず、自分の行っている手順が本当に正しいのか、あるいはもっと効率的な方法があるのではないかと気になっていると思います。何時間、何十時間と画面に向き合い続けても成果が出ない時、ふと「もしかして仕様が違うのでは?」「やり方を間違えているのでは?」という不安に駆られるのは、ゲーマーなら誰もが経験する道です。特に今作の仕様は特殊な部分もあり、正しい知識が不可欠です。
この記事を読み終える頃には、各ポケモンの最適な厳選ルートからシステム的な挙動の理解まで深まり、準伝説ポケモンの色違いが出ないという疑問が解決しているはずです。
- 準伝説5体の色違い厳選における正確な手順とルート
- リポップ仕様を利用した効率的な周回テクニック
- 異次元調査ポイントを短時間で大量に稼ぐ攻略法
- 輝きパワーのレベルによる確率変動の考察と推奨設定
それでは解説していきます。
準伝説色違い厳選の基礎知識と事前準備
色違い厳選を始める前に知っておくべき前提条件
M次元ラッシュにおける準伝説ポケモンの色違い厳選は、過去のシリーズ作品と比較しても非常に特殊、かつある意味では「狙いやすい」環境が整っています。しかし、その特殊さゆえに、正しい手順を踏まないと「永遠に出ない」という事態に陥りかねません。まずは、厳選を始める前に絶対に押さえておくべき基本事項と、システムの仕様について解説します。
今作のクリア後に解放される「スペシャルサーチ」で出現する準伝説ポケモンたち(ラティオス、ラティアス、テラキオン、ビリジオン、コバルオン)は、ブロックルーチ(色違いが出ないようにするプログラム上の制限)がかかっていません。つまり、正しい手順を踏めば必ず色違いに出会うことができます。しかし、闇雲にエンカウントを繰り返すだけでは非効率です。
重要なのは「個体のリセット」と「セーブデータの管理」です。M次元ラッシュでは、フィールド上でポケモンが表示された時点で個体情報(性格、個体値、そして色違いかどうか)が決定されるケースと、エンカウントした瞬間に決定されるケースがありますが、今回の準伝説に関しては「視界から外して再出現させる(リポップ)」または「特定の移動を行ってエリアを読み込み直す」ことで個体を再抽選させることが可能です。
この仕組みを理解していないと、同じ個体(通常色)を何度も確認し続けることになり、時間は無駄に過ぎていきます。本記事では、それぞれのポケモンに合わせた「個体の再抽選」を高速で行うためのテクニックを余すことなく紹介します。
必須アイテム「ドーナツ」の効果と作成レシピ
厳選効率を劇的に向上させるために必須となるのが「ドーナツ」によるバフ効果です。今作の食事システムであるドーナツ作りは、特定のタイプに対して「輝きパワー」を付与することができます。
色違い厳選において、この「輝きパワー」を発動させずに挑むのは、裸で戦場に行くようなものです。基本的には、対象のポケモンのタイプに合わせた「輝きパワーLv3」を発動させることを強く推奨します。
| ドーナツの効果 | レベル | 内容 | 推奨度 |
|---|---|---|---|
| 輝きパワー | Lv1 | 色違い出現率がわずかに上昇する | △ |
| 輝きパワー | Lv2 | 色違い出現率が大幅に上昇する | ◯ |
| 輝きパワー | Lv3 | 色違い出現率が最大になり、特定の条件下で効率最大化 | ◎ |
各ポケモンの対応タイプと推奨レシピ構成:
- ラティオス・ラティアス: ドラゴンタイプ / エスパータイプ
- 推奨: 「輝きパワー:ドラゴン」または「輝きパワー:エスパー」あるいは「全タイプ対応」のドーナツを作成。スイートな食材を多めに投入し、スパイスを調整することで発動します。
- テラキオン: いわタイプ / かくとうタイプ
- 推奨: 「輝きパワー:いわ」または「輝きパワー:かくとう」。岩タイプ用の素材は少し集めにくい場合があるので、格闘タイプで狙うのがおすすめな場合もあります。
- ビリジオン: くさタイプ / かくとうタイプ
- 推奨: 「輝きパワー:くさ」または「輝きパワー:かくとう」。草タイプの素材は比較的安価で手に入りやすい傾向があります。
- コバルオン: はがねタイプ / かくとうタイプ
- 推奨: 「輝きパワー:はがね」または「輝きパワー:かくとう」。
ドーナツを作る際は、前回のレビューでも触れた通り、ベースとなる生地の品質と、トッピングする具材の相性が重要です。Lv3を発動させるには秘伝のスパイス的なレア食材が必要になることが多いですが、ここでケチってはいけません。厳選にかかる時間を数時間単位で短縮できる投資だと考えましょう。
バックアップ機能の活用とリスク管理
M次元ラッシュのオートセーブ機能は非常に便利ですが、厳選作業においては邪魔になることがあります。特に、消費アイテムを使ったり、特定のエリア制限時間がある場合、オートセーブが意図しないタイミングで入ると取り返しがつかなくなる可能性があります。
厳選を始める前には、必ずポケモンセンターで手動レポートを書き、さらにバックアップ機能を確認してください。
- 手順:
- 目的のポケモンの出現エリア(異次元エリア)に入る手前の、ポケモンセンターでレポートを書く。
- 異次元エリアに入り、対象のポケモンの前まで移動する。
- ここで再度レポートを書く(※ポケモンによってタイミングが異なります。後述の各項で詳細に解説します)。
- 色違いが出なかった場合、ソフトをリセット(ホーム画面に戻って終了)する。
特に注意が必要なのは、エリア移動やファストトラベル時にオートセーブが入る仕様です。これを逆手に取る方法もありますが、基本的には「色違いが出た瞬間にレポートを書く」という癖をつけておくことが、悲劇(エラー落ちや誤操作によるリセット)を防ぐ唯一の手段です。
ラティオスの色違い厳選:詳細ルートと手順
異次元エリア突入から出現場所への最短ルート
まずは、ラティオスの厳選方法から解説していきます。ラティオスはドラゴン・エスパータイプを持つ、非常に人気の高い準伝説ポケモンです。彼の青いボディが鮮やかな緑色(ミントグリーン)に変わる色違いは、多くのトレーナーの憧れです。
出現場所: スペシャルサーチで指定されたポイントに出現します。マップを確認し、ラティオスのアイコンが表示されている異次元ゲートへ向かいましょう。
ルート詳細:
- ドーナツを食べて「輝きパワー:ドラゴン」または「エスパー」を発動させます。
- 異次元エリアに入ったら、まずは右方向へ進みます。
- 少し進むと「オン」がいる場所に出ます。そこを左側に曲がります。
- すぐ右手にハシゴが見えるので、これを登って屋上へ上がります。
- 屋上に着いたら向かい側へ進み、屋上間を行き来できる「ホロベーター」を使用します。これで向かいの建物の屋上へ移動します。
- 移動後、左方向へ進み、橋のような構造物を渡ります。
- さらに進むと「ガ」がいる場所に出るので、そこのハシゴを登ります。
- クモの巣状の足場を渡った先に、上層へ上がるためのホロベーターがあります。この上にラティオスが鎮座しています。
このルートは一見複雑に見えますが、数回通えば自然と指が覚えるはずです。途中の敵に絡まれないように注意して進みましょう。
ホロベーターを活用した高速リポップ厳選術
ここからが厳選の核心部分です。ラティオスの場合、**ホロベーターによるエリア移動(上下移動)**を利用したリポップ厳選が最も効率的です。
具体的な手順:
- 最後のホロベーターの前(ラティオスがいる層の一つ下)で必ずレポートを書きます。
- 重要: ホロベーターに乗ってAボタンを押せばすぐに上に行ける状態でセーブしてください。絶対に、上に上がってラティオスの姿を見てからセーブしてはいけません。もし姿を見てからセーブしてしまうと、個体が固定されてしまい、何度リセットしても同じ通常色のラティオスしか出なくなります。
- レポート後、ホロベーターを作動させ、上に上がります。
- ラティオスが出現します。色違いかどうかを目視で確認します。
- 色違いの場合:緑色になっています。キラリーンというエフェクトも見逃さないようにしましょう。
- 通常色の場合:ホームボタンを押してソフトを終了し、再起動します。
- 再起動すると、ホロベーターの下に戻っています。
- 再びホロベーターで上がり、色違い確認。これを繰り返します。
なぜこの方法なのか: ホロベーターでエリアを移動(階層移動)する際に、ラティオスの個体データが生成・読み込みされます。つまり、上がるたびに「新しいラティオス」が生成されているのです。一方で、同じ階層に留まってAボタンを連打したり、単に距離を取るだけではリポップしない仕様になっているため、この「階層移動リセット」が必須となります。
ラティオス厳選における注意点と所要時間
この方法は、ソフトのリセット(再起動)を挟むため、1回あたりの試行回数にロード時間が含まれます。最近のハードウェアはロードが高速ですが、それでも数分に1回程度の確認ペースになります。
私が検証した際は、輝きパワーLv3を使用して約2時間半で色違いに遭遇しました。これは運が良い方かもしれませんが、確率分母を考えれば妥当なラインでしょう。
注意点まとめ:
- 個体確認前のセーブ: これを徹底してください。上に上がってからセーブしたら、そのデータではもう色違い厳選はできません(バックアップから戻る手間が発生します)。
- 色違い遭遇後: 遭遇したら、戦闘に入る前に必ずレポートを書きましょう。ラティオスはこちらから話しかけない限り襲ってきません。焦らず、深呼吸をして、レポートを書いてから、好みのボール(ダイブボールやネストボールなどが似合いますね)で捕獲に挑んでください。
また、クリア後の異次元サイドミッション「空の兄弟」をクリアすることで、ラティオス・ラティアスのメガストーンが入手できます。色違いのメガシンカ姿も非常に美しいので、こちらも忘れずに回収しておきましょう。
ラティアスの色違い厳選:シャトルランの極意
シャトルランに適した地形と位置取り
次はラティアスです。赤色のボディが黄金色(オレンジがかった黄色)に変化する色違いは、非常に神々しく人気があります。ラティオスと同じくドラゴン・エスパータイプなので、ドーナツの効果時間は共有できる可能性があります。
出現場所へのルート:
- 異次元エリアに入り、右方向へ進みます。
- ラティオスの時と同様に左へ曲がり、ハシゴで屋上へ。
- 「オン」がいる場所の反対側、少し登ったところにあるハシゴを登るとラティアスが待っています。
厳選方法:シャトルラン ラティアスの場合、ラティオスのようなリセット法ではなく、「距離を取ってリポップさせる」、通称シャトルラン厳選が可能です。こちらの方がソフトリセットを挟まないため、時間あたりの試行回数を圧倒的に稼げます。
手順詳細:
- ラティアスがいる場所を確認したら、そこから「オンバウ」がいる方向へ少し戻ります。
- 建物の角を曲がり、ラティアスが見えなくなる位置まで離れます。
- ある程度距離を取ると、システム上でラティアスの表示が消えます。
- 再びラティアスの方へ戻ります(近づきます)。
- リポップ(再出現)したラティアスを確認します。
この「離れる→近づく」をひたすら繰り返します。
カロリー(制限時間)管理とリセットのタイミング
このシャトルラン厳選の最大の敵は、異次元エリア特有の「カロリー(活動制限時間)」です。走ったり移動したりするとカロリーが消費され、0になると強制的にエリアから排出されてしまいます。
効率的な立ち回り:
- 異次元エリアに入ったら、最短ルートでラティアスの厳選ポイント(シャトルランの開始地点)まで移動します。
- そこでレポートを書きます。できるだけカロリーが満タンに近い状態でセーブデータを残すことが重要です。
- シャトルランを開始します。往復を繰り返します。
- 色違いが出ないままカロリーが残り少なくなってきたら(目安:残り800程度)、ソフトをリセットします。
- 再起動すると、カロリーが十分に残った状態から再開できます。
リセットの目安: カロリーが尽きるギリギリまで粘るのも良いですが、色違いが出た後に捕獲の手順(レポート作成、戦闘、捕獲)に時間を取られることを考慮すると、残り800〜1000カロリー程度でリセットするのが安全です。
なぜラティアスはシャトルランなのか: ラティアスがいるエリアは、視界を切るための障害物と直線距離が確保しやすく、リポップ判定が行われる境界線を跨ぎやすい地形になっているためです。ラティオスよりも短時間で数をこなせるため、私の検証では約1時間で色違いに遭遇できました。黄金のラティアスがフィールドに現れた瞬間の高揚感は格別です。
テラキオンの色違い厳選:微調整が命
ベール9番街からのアクセスと初期位置
続いて、いわ・かくとうタイプのテラキオンです。重厚なボディと強力な攻撃力を誇る彼の厳選方法を見ていきましょう。ドーナツは「輝きパワー:いわ」または「かくとう」を準備してください。
出現場所: ベール9番街の外れにある異次元ゲートから侵入します。
ルート詳細:
- 異次元エリアに入り、左方向へ進みます。
- 最初の階段を降り、右手にあるホロベーターを使って上層へ上がります。
- 上がるとすぐ左手にテラキオンが待ち構えています。
非常にアクセスが良いのが特徴です。まずはテラキオンの目の前まで行き、レポートを書いておきましょう。これが基本のセーブポイントになります。
ホロベーター往復と「一歩前へ」の法則
テラキオンの厳選もホロベーターを使用しますが、ラティオスとは少し勝手が違います。
厳選手順:
- テラキオンから少し離れた場所にあるホロベーターへ向かいます。
- このホロベーターを使うと、遠く離れた足場へ転送されます。
- 転送先ですぐに再度ホロベーターを使い、元の場所(テラキオンのいるフロア)へ戻ります。
- 重要テクニック: 戻ってきただけではテラキオンはリポップしていないことがあります。ホロベーターを降りたら、テラキオンの方へ「ちょっとだけ」歩いて近づいてください。
- この「近づく」動作によって読み込み範囲に入り、テラキオンが再出現(リポップ)します。
- 色違いでなければ、またホロベーターで移動→戻る→近づく、を繰り返します。
この「戻ってから一歩進む」というアクションが必要な点が、テラキオン厳選の落とし穴です。ただAボタンを連打してホロベーターを往復しているだけでは、テラキオンの個体が変わらない(リポップ判定が発生しない)可能性があります。必ず目視で「消えている状態」から「パッと現れる瞬間」を確認してください。
もしAボタン連打だけでリポップする別のホロベーターが見つかればさらに効率が上がりますが、現状ではこの「移動&アプローチ」法が確実です。テラキオンの色違いは、角の部分が赤くなるなど特徴的な変化があります。
ビリジオンの色違い厳選:最難関への挑戦
3つの厳選ルートの比較と推奨プラン
くさ・かくとうタイプのビリジオン。このポケモンの厳選は、今回紹介する5体の中で最も難易度が高く、プレイヤーの根気が試されます。地形が複雑で、リポップさせるための条件がシビアだからです。ドーナツは「輝きパワー:くさ」または「かくとう」必須です。
ビリジオンに関しては、3つのアプローチがあります。自分に合った方法を選んでください。
- シャトルラン厳選: 最もポピュラーだが、距離感が難しい。
- ファストトラベル厳選: 私の推奨。画面切り替えを利用する。
- 屋上リセット厳選: 確実だが効率は落ちる。
まず共通の準備として、異次元に入る前にポケモンセンターで必ずバックアップを取ってください。ビリジオン厳選ではファストトラベルを使用する場合があり、その際にオートセーブが挟まるとカロリー消費済みのデータが上書きされてしまうからです。
出現場所: 異次元に入り、正面の段差を降りて右へ。ハシゴで屋上へ登り、中央の中庭のような部分にいます。まずは一度会いに行き、ビリジオンの姿をロードさせておくことが重要です。
最速を狙う「ファストトラベル厳選」の詳細
私が色違いを出した際の手法であり、最も推奨するのがこの方法です。
手順詳細:
- 最初にビリジオンの場所まで行き、姿を確認します。
- マップを開き、異次元エリアの「入り口」へファストトラベルします。
- 入り口に戻ったら、正面方向にある段差へ向かいます。
- ここがポイント: 段差を降りる直前、ギリギリの場所まで進みます。
- その位置でマップを開き、再び入り口へファストトラベルします(同じ場所への移動ですが、ロードを挟むことでリポップ判定が行われます)。
- これを繰り返します。段差ギリギリまで進むことで、奥にいるビリジオンの読み込み範囲に入り、個体が再生成される仕組みを利用しています。
注意点: 近くに「ウツボット」などの敵ポケモンがいます。彼らに見つかるとファストトラベルができなくなります。
- 対策1: 事前に周囲の敵を倒しておく。
- 対策2: 見つかったら右方向へ逃げてターゲットを切る。
- 対策3: ローリング移動などを駆使して、敵の視界に入らないように段差キワキワを攻める。
この方法は操作が忙しいですが、移動距離が短いため回転率は高いです。カロリーが減ってきたら(残り800程度)、タイトルに戻り、バックアップ(ポケモンセンターでのセーブ)からやり直します。通常のセーブデータロードでは、ファストトラベル時のオートセーブ地点(カロリー消費後)から始まってしまうためNGです。
堅実派のための「シャトルラン」「屋上」ルート
ファストトラベル法が肌に合わない方には、以下の方法もあります。
シャトルラン厳選: ビリジオンがいる中庭から、「ルチャブル」がいる方向の下へ降ります。木と街灯がある場所から階段を登り切るあたりまでを往復します。階段あたりまで行くとビリジオンの描画が消え、戻ると再出現します。
- メリット: ファストトラベルのような操作の手間がない。
- デメリット: 往復距離が長く、時間がかかる。
屋上リセット厳選: シャトルランの階段を登った先、左のホロベーターで上層へ。そこでレポート。ロトムグライド(滑空)を使って屋上を渡り歩き、上からビリジオンを見下ろして色違い確認。違えばソフトリセット。
- メリット: 毎回確実に姿を確認できる安心感。
- デメリット: ロード時間と移動時間が毎回かかるため、時間効率はワースト。
ビリジオンはピンク色のかわいらしい色違いになります。苦労に見合う美しさですので、粘り強く挑戦してください。私はファストトラベル法で累計6〜7時間かかりました。覚悟が必要です。
コバルオンの色違い厳選:最速・安定のシャトルラン
氷の海岸エリアでの視界切りテクニック
最後は、はがね・かくとうタイプのコバルオンです。彼の厳選は、今回紹介する中で最も簡単で、最も確実と言えます。ドーナツは「輝きパワー:はがね」を推奨します。
出現場所:
- 異次元に入り、正面へ進みます。
- 氷の海岸のようなエリアに到着します。
- 左側へ進むと、開けた場所にコバルオンがいます。
厳選手順:
- コバルオンの手前でレポートを書きます。
- 画面左方向へ移動し、コバルオンから離れます。
- ある程度(階段が終わるあたりまで)離れたら、Uターンしてコバルオンの方へ戻ります。
- 戻ってきた瞬間、コバルオンの姿がなく、一瞬遅れて「パッ」と出現すれば成功です。これがリポップ(個体再抽選)の合図です。
- これをひたすら往復(シャトルラン)します。
色判別のポイントと「確定演出」
コバルオンの色違いは、通常色の明るい青から、少し濃い青(紺色に近い)になり、体の一部が黄色っぽくなる変化です。パッと見で劇的な変化ではないため、見逃しに注意が必要です。
注意点:
- 距離不足: 左への移動距離が短いと、戻ってきた時に最初からコバルオンが表示されています。これはリポップしていない(さっきと同じ個体)状態なので、厳選になっていません。「消えてから現れる」挙動を必ず確認できる距離感を掴んでください。
- 確認: 色違いかどうか怪しい場合は、迷わず近づいて確認しましょう。カロリーが減ったらリセットして再開です。
私はこの方法で開始10分とかからず色違いが出ました。リポップのサイクルが非常に速く作れるため、ストレスフリーで厳選を楽しめるでしょう。
異次元調査ポイントの効率的な稼ぎ方
色違い厳選と並行して重要になるのが、「異次元調査ポイント」の収集です。これを集めないとストーリーが進まなかったり、重要なアイテムと交換できなかったりします。準伝説厳選のついで、あるいは準備としてポイントを稼ぐ際の最高効率メソッドを紹介します。
暴走メガ進化周回が最強である理由
結論から言うと、**「星5の暴走メガ進化」**を倒し続けるのが最も時間効率が良いです。
マップ上で虹色に輝く「メガディメンション」に行くと、暴走したメガ進化ポケモンとのバトルになります。これに勝利すると、1回で10,000ポイントという破格の報酬が得られます。通常のタスクをちまちまこなすよりも圧倒的に早いです。
周回のコツ:
- 倒したら近くのベンチで休憩する。
- すると別の場所にまた出現するので、移動して倒す。
- これを繰り返す。
敵のシルエットが表示されますが、慣れないうちはどのポケモンか判別しにくいかもしれません。攻略Wikiなどのシルエット一覧表を参考に、弱点をつけるポケモンを連れて行きましょう。
おすすめ対策ポケモンとワンパン戦術
暴走メガ進化ポケモンはHPが高く強力ですが、しっかりと育成した対策ポケモンがいれば1〜2ターンで沈めることが可能です。
おすすめポケモン:
- ミュウツー、ゼルネウス、サーナイト:
- フェアリーやエスパー弱点の敵が多いため、これらの特殊アタッカーが活躍します。
- アブソル(メガアブソル):
- ゴーストやあく弱点の敵に対して無類の強さを発揮します。
理想的な技構成と立ち回り:
- 構成: 高火力攻撃技×2、バフ技(めいそう、つるぎのまい、きあいだめ)、デバフ技(うそなき、いやなおと等)。
- 立ち回り:
- 開幕は攻撃してメガゲージを溜める。
- メガシンカ発動。
- バフ技で自己強化、またはデバフで相手を弱体化。
- 高火力技で一気に削り切る。
さらに効率を上げるなら、「技プラス」(プラスボタンで発動する強化攻撃)の活用、努力値(特攻・素早さぶっぱ)、個体値(王冠使用)、そしてここでも「ドーナツ」による攻撃パワー・特攻パワーの付与が有効です。準備を整えれば、作業ゲー感覚でポイントを量産できます。
その他の稼ぎ方:タスク消化の優先順位
暴走メガ進化が面倒な場合や、あと少しだけポイントが欲しい場合は以下の優先順位でタスクを消化しましょう。
- 星5ワイルドエリア/バトルエリア:
- スペシャルサーチの外れ枠ですが、タスク報酬が大きいです。3つすべてこなせば1万ポイント弱になります。
- 星4バトルエリア:
- トレーナーを5人程度倒せば4000〜5000ポイント。手軽です。
- 「色違い/親分捕獲」タスク(要ドーナツ):
- 輝きパワーや親分パワーを発動していると、専用の高ポイントタスクが出現します。ドーナツが余っているなら狙い目です。
逆に、ホログラムのトレーナーは強く、3体出してくるため時間がかかります。スルー推奨です。
色違い出現確率と輝きパワーの謎:Lv2 vs Lv3
巷で噂される「Lv2の方がいい説」の検証
最後に、多くのプレイヤーを悩ませている「輝きパワー」のレベルに関する噂について、私の見解を述べます。
SNSや掲示板では、「準伝説の厳選にはLv3よりもLv2の方が色違いが出やすいのではないか?」という説がまことしやかに囁かれています。 この説の根拠としては、「Lv3は『特定の1体の色違いを確定させる』ような挙動が含まれており、準伝説のような固定シンボルには適用されにくい(あるいはバグる)のではないか?」といった推測があるようです。対してLv2は「純粋に出現率の分母を上げる」処理だから、こちらの方が安定するという理屈です。
結論:信じる方を信じろ(筆者はLv3推奨)
正直なところ、解析データが公式から出ているわけではないので断定はできません。私自身、Lv2とLv3の両方で検証を行いましたが、体感できるほどの有意差は感じられませんでした。
Lv3で出ない時は全く出ませんし、Lv2でもすぐに出る時は出ます。確率の偏り(乱数)の範囲内だと思われます。
しかし、ゲームデザインの観点から普通に考えれば、「上位のバフ(Lv3)の方が効果が高い(あるいは同等)」ように設計されているはずです。Lv3の方が効果が低いという罠のような仕様をわざわざ入れるメリットが開発側にありません。
ですので、私は基本的にはLv3を使い続けています。ただし、「Lv3で5時間やって出ない!流れを変えたい!」という時のゲン担ぎや気分転換としてLv2に下げてみるのはアリだと思います。モチベーション維持も厳選において重要なスキルの一つですから。
まとめ
準伝説ポケモンの色違い厳選は、正しい知識と手順、そして何より「折れない心」が必要です。
記事の要点:
- 事前準備: 「輝きパワー」ドーナツと、厳選場所手前でのレポート(バックアップ)を忘れない。
- ラティオス・テラキオン: ホロベーターを利用した「階層移動・エリア読み込み」でリポップさせる。テラキオンは「一歩近づく」のがコツ。
- ラティアス・コバルオン: 「距離を取って戻る」シャトルラン厳選が最速。コバルオンはリポップ確認を怠らないこと。
- ビリジオン: ファストトラベルを活用した強制読み込み直しが推奨。最難関なので長期戦を覚悟する。
M次元ラッシュの色違い準伝説は、一度捕獲してしまうと同じセーブデータでは二度と出現しません。非常に貴重な個体ですので、焦らず、確実にレポートを書いてから捕獲してください。
あなたが美しい色違いの準伝説ポケモンと共に、M次元の世界を駆け巡れることを願っています。それでは、良き厳選ライフを!






