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【M次元ラッシュ】最強のヒスイヌメルゴン育成論|おすすめの技構成を徹底解説|ポケモンZA

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編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、DLC「M次元ラッシュ」で登場したヒスイヌメルゴンの育成方針や、最強の技構成が気になっていると思います。

特にヒスイヌメルゴンは、その特殊な進化条件や、原種とは異なる複合タイプを持っているため、育て方ひとつで活躍の幅が大きく変わるポケモンです。

この記事を読み終える頃には、あなたのパーティに最適なヒスイヌメルゴンの運用方法と、実戦で即戦力となる技構成の疑問が解決しているはずです。

この記事の要約
  1. ドラゴン・はがねの複合タイプによる圧倒的な耐性
  2. 特防種族値150を活かした特殊受け性能
  3. 技範囲の広さを活かしたフルアタッカー適性
  4. 異次元ミアレでの進化条件と厳選のポイント

 

それでは解説していきます。

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ヒスイヌメルゴンの基本性能と「M次元ラッシュ」での立ち位置

「M次元ラッシュ」環境において、ヒスイヌメルゴンはその圧倒的な耐久性能と耐性の多さから、攻略から対人戦まで幅広く活躍できるトップメタの一角です。

まずは、その基本スペックを深掘りし、なぜこのポケモンが強いのかを数値の面から解説します。

原種ヌメルゴンとの種族値比較と強み

ヒスイヌメルゴンの最大の特徴は、原種(カロスヌメルゴン)と比較して物理耐久が向上している点と、タイプ変更による耐性の劇的な変化です。

以下の表は、通常のヌメルゴンとヒスイヌメルゴンの種族値を比較したものです。

ステータス ヒスイヌメルゴン 原種ヌメルゴン 比較
HP 80 90 -10
攻撃 100 100 ±0
防御 100 70 +30
特攻 110 110 ±0
特防 150 150 ±0
素早さ 60 80 -20
合計 600 600 ±0

特筆すべきは、防御が30上昇して100になっている点です。

原種ヌメルゴンは物理耐久に不安がありましたが、ヒスイの姿になることで物理・特殊の両方を受けられる「要塞」としての地位を確立しました。

その代償として素早さが60まで低下していますが、もともと高速アタッカーではないため、むしろ「後攻で動いて耐えて反撃する」というスタイルが明確になり、扱いやすくなったと言えます。

ドラゴン・はがねタイプの優秀すぎる耐性

ヒスイヌメルゴンの真価は、そのタイプ構成にあります。

「ドラゴン」と「はがね」の複合タイプは、全ポケモンの中でも屈指の優秀な耐性を誇ります。

  • 無効:どく
  • 1/4:くさ
  • 1/2:ノーマル、みず、でんき、ひこう、エスパー、むし、いわ、はがね
  • 弱点:かくとう、じめん

半減以下に抑えられるタイプが10種類もあり、弱点はわずか2つ。

特に、メジャーな「フェアリー」「こおり」「ドラゴン」といったドラゴンタイプの弱点を、はがねタイプがすべて等倍以下に打ち消している点が極めて優秀です。

M次元ラッシュの攻略においても、多くのボス級ポケモン相手に有利に立ち回れるため、手持ちに1体いるだけで安定感が段違いになります。

異次元ミアレにおける進化条件の特殊性

ヒスイヌメルゴンを入手するためには、進化前の「ヒスイヌメイル」を特定の条件下でレベルアップさせる必要があります。

通常のプレイでは見落としがちなポイントですので、ここでおさらいしておきましょう。

  1. 入手:ワイルド異次元でヒスイヌメイル(またはヌメラ)を捕獲
  2. レベル:ヒスイヌメイルをLv.50以上にする
  3. 天候:フィールドが「雨」の状態であること

特に重要なのが「雨」の条件です。

戦闘中の「あまごい」ではなく、フィールド上の天候が雨である必要があります。異次元ミアレや特定のエリアでは天候が固定されている場合もあるため、マップ移動を繰り返して雨のエリアを探すか、特定のアイテムを使用して天候を操作する必要が出てくるでしょう。

性格は「ひかえめ」か「おくびょう」が最適解

ヒスイヌメルゴンを育成する際、最初に悩むのが「性格」の補正です。

基本的には特殊アタッカーとしての運用がメインとなるため、特攻を伸ばすか、素早さを調整するかの二択になります。

火力を最大化する「ひかえめ」

最もおすすめなのが、特攻↑ 攻撃↓ の補正がかかる「ひかえめ」です。

  • 理由1:種族値110の特攻をさらに伸ばし、確定数をずらすため。
  • 理由2:素早さ60族は激戦区であり、最速にしても抜ける相手が限られるため、火力に振って撃ち合い性能を高めた方が恩恵が大きい。
  • 理由3:物理攻撃技(アイアンテール等)を採用しない限り、攻撃下降のデメリットがない。

ストーリー攻略やレイドバトルなど、相手を確実に削り切りたい場面では「ひかえめ」一択と言っても過言ではありません。

先手を取りやすくする「おくびょう」

次におすすめなのが、素早さ↑ 攻撃↓ の補正がかかる「おくびょう」です。

  • 理由1:同速(60族)や、激戦区の50〜55族(ラッキー、マリルリ、ガチグマ等の付近)に対して先手を取るため。
  • 理由2:「たてこもる(てっぺき)」などの積み技を、相手の攻撃前に使用して被ダメージを抑える運用をする場合。

対人戦を意識する場合や、特定の素早さラインを意識した調整を行う場合は「おくびょう」が採用候補に入ります。

ただし、M次元ラッシュのストーリー攻略においては、火力不足を感じる場面も出てくる可能性があるため、初心者には「ひかえめ」を推奨します。

耐久特化なら「おだやか」「ずぶとい」も視野に

アタッカーではなく、完全に「受けポケモン」として運用する場合は、防御面を強化する性格も選択肢に入ります。

  • おだやか(特防↑ 攻撃↓):特殊受けとしての役割を極める場合。
  • ずぶとい(防御↑ 攻撃↓):物理耐久を底上げし、両受けを目指す場合。

これらは上級者向けの調整となりますが、パーティの役割によっては非常に強力な選択肢となります。

おすすめ技構成:フルアタッカー型

ここからは、具体的な技構成について解説していきます。

まずは、ヒスイヌメルゴンの広い技範囲を活かし、多くの相手に対応できる「フルアタッカー型」です。ストーリー攻略から対戦まで、最も汎用性が高い構成です。

確定技:ラスターカノン・りゅうのはどう

メインウェポンとなるタイプ一致技は外せません。

  • ラスターカノン(威力80・命中100)
    • 解説:安定したはがねタイプの特殊技。フェアリータイプへの遂行技として必須です。10%の確率で特防ダウンの追加効果もあり、耐久型同士の殴り合いでも輝きます。
    • 代替案:てっていこうせん(威力140)は自主退場を兼ねた高火力技ですが、居座り性能が高いヒスイヌメルゴンとは相性がやや悪いため、基本はラスターカノン推奨です。
  • りゅうのはどう(威力85・命中100)
    • 解説:デメリットのない安定したドラゴン技。等倍範囲が広く、削り技として優秀です。
    • 代替案:りゅうせいぐん(威力130)は瞬間火力こそ高いものの、特攻が2段階下がるデメリットが痛く、居座って戦うスタイルには不向きです。撃ち逃げを想定しない限り、りゅうのはどうが安定します。

選択技:10まんボルト・かえんほうしゃ

残りの2枠は、はがね・ドラゴン技が通りにくい相手への対策(サブウェポン)を採用します。

  • かえんほうしゃ(威力90・命中100)
    • 役割対象:はがね、くさ、こおり
    • 解説:特に、ヒスイヌメルゴンのメイン技を両方半減以下にしてくる「はがねタイプ」への対抗策として必須級です。これがないと、相手の鋼ポケモン(ハッサム、ナットレイ、同族のヒスイヌメルゴンなど)に対して有効打がなくなります。
  • 10まんボルト(威力90・命中100)
    • 役割対象:みず、ひこう
    • 解説:ヒスイヌメルゴンに対して選出されやすい「みずタイプ(ギャラドス、マリルリなど)」や「ひこうタイプ(テッカグヤ、エアームド)」への打点です。技範囲を広げる意味で優先度が高いです。

その他のサブウェポン候補

パーティ構成によっては、以下の技も候補に挙がります。

  • れいとうビーム / ふぶき:じめんタイプ(ガブリアス、ランドロスなど)への強烈なカウンター。4倍弱点を突ける範囲が広いため、10まんボルトとの選択になります。
  • ハイドロポンプ / なみのり:ほのおタイプやじめんタイプへの打点。命中不安ですが威力重視ならハイドロポンプ、安定ならなみのりです。
  • ヘドロウェーブ / ヘドロばくだん:フェアリータイプへの打点ですが、ラスターカノンで事足りることが多いため優先度は低め。

おすすめ技構成:耐久積みエース型

次に紹介するのは、高い耐久力を活かして能力ランクを上げ、相手を詰ませる「耐久積みエース型」です。

確定技:てっぺき(たてこもる)・ボディプレス

この型の核となるコンボです。

  • てっぺき(変化技)
    • 解説:自分の防御を2段階上げます。元々高い特防に加え、物理耐久も底上げすることで、並大抵の攻撃では突破できない要塞が完成します。
    • ※「たてこもる」も同様の効果を持つ場合、そちらを採用します。
  • ボディプレス(物理・威力80)
    • 解説:自分の「攻撃」ではなく「防御」の数値を参照してダメージ計算を行う技です。てっぺきを積むことで防御力と同時に火力も上昇するため、攻撃に努力値を割かなくても高火力を出せるようになります。かくとう技なので、はがねタイプへの打点にもなります。

選択技:回復技と攻撃技のバランス

残りの枠で、回復手段と攻撃範囲を確保します。

  • ねむる(変化技)
    • 解説:HPを全回復し、状態異常も治しますが、2ターン眠ります。「カゴのみ」を持たせて即起きするか、耐久力を信じて素眠りするかの選択になります。唯一の確実な高速回復手段です。
  • ラスターカノン / りゅうのはどう
    • 解説:ボディプレス(かくとう)が通らないゴーストタイプや、フェアリータイプへの打点として、どちらか一つは特殊技を持っておきたいところです。

この型の弱点と対策

強力な型ですが、以下の弱点があります。

  • 急所:防御ランク上昇を無視される急所攻撃に弱い。
  • 一撃必殺:地割れや絶対零度で強制突破されるリスク。
  • アンコール・ちょうはつ:積み技を封じられると機能停止しやすい。

アイテム考察:ヒスイヌメルゴンと相性の良い持ち物

技構成が決まったら、次は持たせるアイテムを選びましょう。

ヒスイヌメルゴンの役割によって、最適なアイテムは異なります。

突撃チョッキ

  • 効果:特防が1.5倍になるが、変化技が出せなくなる。
  • 相性:★★★★★(最高)
  • 解説:フルアタッカー型における最強のアイテムです。元々高い特防150がさらに1.5倍となり、特殊攻撃ではほぼ倒されない化け物が誕生します。変化技を採用しない場合はこれ一択レベルです。

たべのこし

  • 効果:毎ターンHPの1/16を回復する。
  • 相性:★★★★☆
  • 解説:耐久型や、長期戦を見据えた構成で輝きます。「まもる」や「みがわり」と組み合わせることで、場持ちが格段に良くなります。

風船(ふうせん)

  • 効果:地面にいるポケモンからの攻撃を受けない(攻撃を受けると割れる)。
  • 相性:★★★☆☆
  • 解説:4倍弱点である「じめん」技を無効化できます。初手での対面性能を上げたい場合や、相手の地震を透かして反撃したい場合に有効です。

弱点保険

  • 効果:効果抜群の技を受けると、攻撃・特攻が2段階上がる。
  • 相性:★★★☆☆
  • 解説:圧倒的な耐久力で弱点攻撃を一発耐え、返しの高火力で全抜きを狙うロマン型です。ダイマックスのようなHP倍加システムがある環境や、壁サポートがある場合に真価を発揮します。

運用方法と注意点:弱点対策と立ち回り

最後に、実際のバトルにおける立ち回りと、気をつけるべきポイントをまとめます。

物理格闘・地面タイプからは逃げる勇気

ヒスイヌメルゴンは物理耐久も並以上にありますが、それでも弱点である「かくとう」と「じめん」の物理技は致命傷になります。

  • 要注意ポケモン:ガブリアス、ランドロス、ルカリオ、バシャーモ、ローブシンなど

これらのポケモンと対面した場合は、無理に突っ張らず、飛行タイプやゴーストタイプなど、相性補完の良い味方に交代するのがセオリーです。

状態異常対策

耐久型として運用する場合、「どくどく」や「やけど」などの定数ダメージが痛手となります。

はがねタイプなので「どく」にはなりませんが、「やけど」や「まひ」は機能停止に繋がります。

特性が「そうしょく(草技無効)」であればキノコの胞子などは効きませんが、状態異常を撒いてくる相手には「みがわり」を貼るなどの対策が必要です。

M次元ラッシュのレイドバトルでの運用

レイドバトルにおいては、その耐久力と広範囲攻撃が非常に頼りになります。

敵の攻撃を耐えつつ、弱点を突いてバリアを割り、安定してクリアに貢献できるでしょう。特に特殊攻撃主体のボス相手には滅法強く、味方のサポート役としてもアタッカーとしても活躍できます。

まとめ

ヒスイヌメルゴンは、M次元ラッシュにおいて攻守の要となる最強クラスのポケモンです。

育成の方向性を決める際は、自分のパーティに足りない要素(特殊アタッカーなのか、物理受けなのか、クッション役なのか)を見極めることが大切です。

この記事のポイントを整理します。

  1. 性格は「ひかえめ」で火力を底上げするのが基本
  2. 技構成は一致技+「かえんほうしゃ」「10まんボルト」がテンプレ
  3. とつげきチョッキを持たせた特殊耐久は伝説級
  4. 物理の格闘・地面技には注意して運用する

この記事を参考に、あなただけの最強のヒスイヌメルゴンを育成し、M次元ラッシュの世界を制覇してください。

最高の相棒と共に、異次元の冒険を楽しみましょう。

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