編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、ポケモンレジェンズZ-AのDLCコンテンツ「M次元ラッシュ」において、どのポケモンがどの難易度で出現するのか、効率的な周回のために把握しておきたいと考えていることだと思います。
特に、パルデア地方やガラル地方から新たに追加されたポケモンの出現ランクは、パーティ編成を考える上で死活問題ですよね。 異次元ミアレは、時空の歪みによって様々な時代のポケモンが入り乱れる特殊なエリアであり、その出現法則を理解することは攻略の第一歩です。
この記事を読み終える頃には、異次元ミアレに出現する全ポケモンの把握はもちろん、ランク別の捕獲優先度や、効率的な攻略ルートの疑問が解決しているはずです。
- 異次元ミアレに出現する全ポケモンをレアリティ(★)別に完全網羅し、出現傾向を徹底解説
- パルデア・ガラル・アローラなど新規追加ポケモンの出現ランクと、育成における重要度
- ★5ランクの超レア枠(セグレイブ等)の捕獲難易度と、確実に入手するための具体的な攻略手順
- 周回効率を劇的に上げる「異次元ドーナツ」のレシピと「フレーバーパワー」の最大活用術
それでは解説していきます。
異次元ミアレの出現ポケモン傾向と分析:時空を超えた生態系
「M次元ラッシュ」の舞台となる異次元ミアレ。ここは時空が複雑に歪み、カロス地方の過去・現在・未来、そして遠く離れた異なる地方のポケモンたちが混在する、まさにカオスな空間です。 私が実際に数百時間プレイして徹底的に検証した結果、出現傾向には明確な法則、いわば「次元の生態系」とも呼べるルールがあることが判明しました。単にランダムに出現しているわけではありません。この法則を理解しているかどうかで、図鑑埋めや個体厳選の効率は天と地ほどの差が出ます。
まず特筆すべきは、「パルデア」「ガラル」「アローラ」など、他地方のポケモンが大量に流入している点です。これまでのカロス地方図鑑には載っていなかったポケモンたちが、この異次元空間には生息しています。これは、メガシンカエネルギーの暴走が、地方間の境界すらも曖昧にしてしまった結果ではないかと推測されます。
新規追加ポケモンの分布特徴とランク分けの法則
今回のDLCで解禁されたポケモンたちは、低ランクから高ランクまで幅広く分布していますが、その配置は進化段階や生態系のヒエラルキーに応じて、驚くほど綺麗にランク分けされています。
- ★1〜★2(コモン〜アンコモン):
- 進化前のたねポケモン(アチャモ、キモリ、クワッス、ココガラ、パピモッチなど)が中心。
- これらは「異次元の浅瀬」と呼ばれるエリアでの目撃例が多く、捕獲も容易です。これから育成を楽しみたいトレーナー向けの枠と言えます。
- ★3〜★4(レア〜スーパーレア):
- 中間進化から最終進化形(バシャーモ、ラグラージ、デカヌチャン、アーマーガアなど)。
- 即戦力となるポケモンが多く、このランク帯の攻略がパーティ強化の鍵を握ります。特に★4は、本来なら通信交換や特殊なアイテムが必要なポケモンも野生で出現するため、非常に価値が高いです。
- ★5(ウルトラレア):
- 600族の最終進化形や、特定の条件下でのみ出現するレア枠(セグレイブ、ガチゴラス、ボーマンダなど)。
- 遭遇すること自体が稀であり、捕獲には万全の準備が必要です。彼らは「異次元の深淵」と呼ばれる最深部付近での目撃情報が集中しています。
特に注目なのは、歴代の御三家ポケモンが野生で出現する点です。ホウエン御三家(アチャモ、キモリ、ミズゴロウ)や、パルデアの新ポケモンたちが野生で闊歩している姿は、長年のファンとしても胸が熱くなる光景ですね。
既存ポケモンの再評価と異次元個体の強さ
既存のカロス図鑑のポケモンたちも、異次元ミアレではレベルや技構成が強化されて登場します。 これらは通称「異次元個体」と呼ばれ、通常個体よりも個体値(ガンバリレベルの初期値)が高く設定されている傾向にあります。特に★4以上の既存ポケモン(バンギラス、ボーマンダ、フーディン等)は、捕獲して即戦力として使えるレベルで出現するため、ストーリークリア後の高難易度コンテンツに向けた戦力増強に最適です。 また、一部のポケモンは、異次元ミアレ特有の「教え技」を最初から覚えていることもあり、育成の手間を大幅に短縮できるメリットがあります。
★5 レベル帯の出現ポケモン|最優先で狙うべきレア枠
ここからは、実際に異次元ミアレで遭遇できるポケモンをレアリティ別に、より詳細に解説していきます。まずは、最も遭遇率が低く、かつ捕獲難易度が高い、トレーナーの憧れ「★5」ランクのポケモンたちです。
このランクのポケモンを見かけたら、他のすべて(アイテム回収や雑魚戦)を後回しにしてでも捕獲を狙ってください。フィールド上でのオーラが異なり、赤黒いスパークを纏っているのが特徴です。
新規・準新規の★5ポケモン:パルデアの脅威
| ポケモン名 | タイプ | 特性(検証中含む) | 備考・攻略メモ |
|---|---|---|---|
| セグレイブ | ドラゴン・こおり | ねつこうかん | 【最重要確保対象】 パルデア地方の600族。出現率は極めて低い(体感1%以下)。専用技「きょけんとつげき」の火力が脅威であり、こちらのHPを一撃で削り取ってくる。捕獲時はこおり状態が無効なため、さいみんじゅつ等の眠り推奨。 |
| セゴール | ドラゴン・こおり | ねつこうかん | セグレイブよりは出現しやすいが、それでも★5枠としての威厳を持つ。進化レベルが高いため、ここで確保しておくと図鑑埋めが楽になる。 |
| セビエ | ドラゴン・こおり | ねつこうかん | 進化前だが★5枠での報告あり。おそらく「大量発生」イベント時限定のレア枠と思われる。個体値が異常に高いケースが報告されている。 |
今のところ、★5枠で確認されている新規勢は「セグレイブ」系統が中心です。彼らはドラゴン・こおりという極めて攻撃的な範囲を持っており、異次元ミアレの深層攻略(対ドラゴン戦)においてのエース候補筆頭です。
既存・カロス地方の★5ポケモン:古代の王者たち
| ポケモン名 | タイプ | 備考・攻略メモ |
|---|---|---|
| アマルルガ | いわ・こおり | カロスの化石ポケモン。通常プレイでは復元が必要だが、ここでは野生で群れを成していることがある。天候「ゆき」下での防御アップが厄介なので、天候を変えてから捕獲に臨みたい。 |
| ガチゴラス | いわ・ドラゴン | 物理アタッカーとして驚異的な破壊力。「もろはのずつき」の反動ダメージで自滅されるリスクがあるため、HPを削る際は細心の注意が必要。「みねうち」よりも「ナイトヘッド」等で調整する方が安全。 |
| プテラ | いわ・ひこう | 素早さが非常に高い。逃走率も高めに設定されているため、エンカウント直後の「どろだんご」等による足止めが必須。メガシンカの可能性を秘めているため、高個体値の確保を推奨。 |
★5帯は「化石ポケモン」の最終進化系が多く配置されています。彼らは現代のカロスでは絶滅しているはずの存在ですが、時空の歪みによって古代の姿のまま出現しています。
★4 レベル帯の出現ポケモン|即戦力となる強力な個体
次に紹介するのは★4ランク。ここは「最終進化形」の宝庫であり、実質的な周回のメインターゲット層です。 このランクのポケモンを捕まえれば、育成リソース(アメや努力値アイテム)を節約しつつ、そのまま高難易度レイドや対戦で使用できるレベルです。
ガラル・パルデア・アローラの即戦力(★4):対戦環境の覇者たち
ここが今回のDLCの目玉と言っても過言ではありません。ランクマッチ等の対戦環境でもトップメタに君臨する強力なポケモンたちが名を連ねています。
- アーマーガア(はがね・ひこう)
- 解説: ガラル地方の鉄壁。タイプ優秀、耐久優秀。異次元ミアレの長期連戦において、回復リソースを節約するための「物理受け」として重宝します。「はねやすめ」を覚えている個体も多く、捕獲直後からタンク役として運用可能。
- アローラガラガラ(ほのお・ゴースト)
- 解説: 専用アイテム「ふといホネ」を異次元ミアレ内のドロップで入手できれば、その火力は伝説ポケモンにも匹敵します。トリックルームパーティの始動役としても優秀。ゴーストタイプなので「みねうち」無効には注意。
- アローラペルシアン(あく)
- 解説: 特性「ファーコート」による物理耐久が魅力。サポート要員として優秀で、「すてゼリフ」等で相手を弱体化させる動きが強い。
- キョジオーン(いわ)
- 解説: 【確保推奨度:S】 パルデアの塩ことキョジオーン。専用技「しおづけ」による毎ターンの定数ダメージは、HPが数万単位に及ぶボスポケモン(ヌシや伝説)攻略において、最強の削り手段となります。頑丈な特性「きよめのしお」により状態異常にならないのも強み。
- キラフロル(いわ・どく)
- 解説: 特性「どくげしょう」で、攻撃を受けるだけで相手フィールドを毒まみれにできます。物理技を多用してくる異次元の野生ポケモンに対して、立っているだけでカウンターとして機能します。
- デカヌチャン(フェアリー・はがね)
- 解説: 専用技「デカハンマー」の威力160は伊達ではありません。タイプ相性が非常に優秀(無効2、半減9)で、ドラゴン・フェアリー・どくタイプ等が跋扈するエリアでの安定感が段違いです。
- ハカドッグ(ゴースト)
- 解説: 専用技「おはかまいり」の威力は、瀕死の味方が増えるほど上がります。総力戦となり、味方が次々と倒れていく異次元探索のラストリゾート(最後の切り札)として、1匹忍ばせておくと逆転が可能です。
- バサギリ(むし・いわ)
- 解説: ヒスイ地方からの参戦。「がんせきアックス」で攻撃しながらステルスロックを撒ける性能が唯一無二。後続の敵に定数ダメージを与え、「きあいのタスキ」を潰せるため、連戦攻略において非常に効率的です。
- ヘイラッシャ(みず)
- 解説: 圧倒的なHPと物理耐久。特性「てんねん」であれば、相手の積み技(つるぎのまい等)を無視して戦えるため、バフを多用するボスに対して最強のストッパーとなります。
- モロバレル(くさ・どく)
- 解説: 【捕獲要員として必須】 命中100%の催眠技「キノコのほうし」を使える数少ないポケモン。さらに「ギガドレイン」で場持ちも良い。★5ポケモンを捕獲するためのサポート役として、まず最初に良個体を確保すべき1匹です。
御三家・600族・人気ポケモンの最終進化(★4)
お馴染みの強力なポケモンたちも★4に集結しています。通信交換の手間が省けるのが最大のメリットです。
- リザードン、カメックス、フシギバナ(カントー御三家):メガシンカの再来に備えて確保したい。
- バシャーモ、ジュカイン、ラグラージ(ホウエン御三家):特にラグラージは複合タイプが優秀でストーリー攻略に最適。
- エンブオー、ダイケンキ、ジャローダ(イッシュ御三家):隠れ特性を持っている可能性があるため要チェック。
- バンギラス、ガブリアス、ボーマンダ(600族):言わずと知れた高ステータス。
- ゲンガー、フーディン、カイリキー(通信進化組):ソロプレイヤーの救済。
- ハッサム、ハガネール(メタルコート組):ハッサムの「バレットパンチ」は捕獲時の微調整に便利。
【個人的な★4狙い目ランキング】
- キョジオーン: ボス攻略の時短、定数ダメージソースとして代用が効かない。
- モロバレル: 捕獲要員の要。「ほうし」があるだけで捕獲率が段違い。
- アーマーガア: 安定した周回のための盾役、移動要員(空を飛ぶ枠ではないがイメージ的に)。
- デカヌチャン: タイプ相性による事故死防止。
- バサギリ: ステルスロックによる雑魚処理効率アップ。
★3 レベル帯の出現ポケモン|進化前・中間進化の育成枠
★3ランクは、これから育成を楽しみたい人向けの「原石」たちが集まる場所です。また、進化の輝石を持たせることで真価を発揮する中堅ポケモンもここに含まれます。
新規追加・リージョンの中間層(★3):未来のエースたち
- イエッサン(オス・メス)
- 解説: 特性「サイコメイカー」によるサイコフィールド展開が強力。先制技封じとエスパー技威力アップを自動で行えるため、フィールド効果を利用したパーティ構築の核となります。
- オコリザル
- 解説: パルデアで追加された進化形「コノヨザル」への進化前。進化条件である「ふんどのこぶしを20回使用」は異次元ミアレ内の連戦で簡単に達成可能です。
- ガラルカモネギ
- 解説: ネギガナイトへの進化素材。急所に3回当てるという進化条件は少々面倒ですが、それに見合う攻撃力を持っています。
- ガラルデスマス / ガラルバリヤード
- 解説: それぞれのリージョン進化先(デスバーン、バリコオル)を目指せます。通常のデスマスとは進化方法が異なるため注意。
- キラーメ
- 解説: キラフロルへの進化前。
- ミミッキュ
- 解説: 【要注意確保】 ★3枠ですが、特性「ばけのかわ」は対戦・攻略ともに最強クラスの性能です。行動保証が必ず1回あるため、どんな強敵相手でも最低限の仕事(でんじは、呪い、トリックルーム等)ができます。捕獲優先度は実質★5並みです。
既存ポケモンの有用枠(★3)
- ラルトス / キルリア
- 解説: サーナイト・エルレイドへの分岐点。特性「シンクロ」要員として、狙った性格のポケモンを捕まえるために複数確保しておきたい。
- フカマル / ガバイト
- 解説: ガブリアスへの道。
- ヒトツキ / ニダンギル
- 解説: ギルガルドへの道。進化の輝石を持たせたニダンギルは、物理耐久お化けとして運用可能です。
★2 レベル帯の出現ポケモン|将来有望な素材たち
★2ランクは、冒険の序盤〜中盤で活躍するポケモンや、大器晩成型のポケモンの初期段階が多く生息しています。
御三家の初期形態(★2):再出発のパートナー
- アチャモ、キモリ、ミズゴロウ
- ヒトカゲ、ゼニガメ、フシギダネ
- ヒノアラシ、ワニノコ、チコリータ
- ナエトル、ヒコザル、ポッチャマ
歴代の御三家がこのランク帯にひしめき合っています。彼らは「M次元ラッシュ」の初期エリア「始まりの草原」付近でも出現するため、DLCから始めたプレイヤーでも、好きな御三家を選んで旅を始め直すような感覚でプレイできます。 特に**「かそくアチャモ(夢特性)」**が出るかどうかは現在検証中ですが、もし出現するなら対戦環境への影響は計り知れません。
新規・パルデアの初期形態(★2)
- カヌチャン
- カプサイジ
- カルボウ
- コレクレー(※徒歩フォルムの目撃情報あり)
- パピモッチ
特にカルボウは、進化アイテム(イワイノヨロイ/ノロイノヨロイ)によって「ソウブレイズ」か「グレンアルマ」に分岐します。これらの進化アイテムは、異次元ミアレ内の交換所にて「M次元の欠片」と交換できることが確認されています。まずは素体のカルボウを確保しましょう。
★1 レベル帯の出現ポケモン|図鑑埋めの基礎と意外な伏兵
★1は、いわゆる「序盤の鳥・虫・小動物」枠です。しかし、侮ってはいけません。今回のリストには、意外なポケモンが★1に紛れ込んでいます。
意外な★1ポケモン:実は有能なサポート枠
- アローラニャース / ガラルニャース
- 解説: リージョンフォームのニャースが低ランクで手に入ります。特にガラルニャースは「ニャイキング」に進化し、特性「はがねのせい」による味方のはがね技威力アップが強力。レイドバトルでのワンパン周回編成において必須級のパーツです。
- クスネ
- ココガラ
- 解説: 最終進化のアーマーガアが強いため、★1から育て上げる楽しみがあります。
- ムックル / ヤヤコマ / ツツケラ
- 解説: 歴代の序盤鳥。ファイアロー(ヤヤコマ最終)は特性「ほのおのからだ」でタマゴ孵化作業の効率を上げるために必須です。
★1エリアは捕獲率が非常に高いため、高価なボールを使う必要はありません。**「クイックボール」**を投げているだけでほぼ100%捕獲できます。素材集めや、ミラクル交換用の弾を確保するのに最適なエリアと言えるでしょう。
異次元ミアレでの効率的な捕獲テクニック:プロハンターの極意
ただ闇雲にボールを投げているだけでは、★4以上のポケモン、特に★5のセグレイブなどは捕まりません。プロのハンターとして、効率的かつ確実な捕獲メソッドを伝授します。
1. 「異次元ドーナツ」の活用は絶対条件
「M次元ラッシュ」独自の要素である**「異次元ドーナツ」**。これは従来の「サンドウィッチ」や「おだんご」に近いバフアイテムですが、その効果はより直接的です。
- ランクの一致(重要):
- 異次元ミアレの歪みレベル(★1〜★5)に合わせて、同ランク以上のドーナツを使用することで、そのランク帯のポケモンの出現率と捕獲率が劇的に補正されます。
- ★5を狙うのに★3ドーナツを食べていては、出会うことすらままなりません。
- フレーバーパワーの選択:
- ドーナツには「タイプ別の捕獲パワー(エンカウント&捕獲率UP)」が付与されます。
- 例:「あまーい・ドラゴン・ドーナツ」を食べると、ドラゴンタイプの出現率UP&捕獲率UP。
- ★5セグレイブを狙うなら、「こおり」か「ドラゴン」のフレーバーパワーLv3を発動させるのが最低条件です。素材となる「異次元きのみ」は惜しまず使いましょう。
2. 状態異常と「みねうち」の準備:捕獲用カスタム
基本中の基本ですが、捕獲率を最大まで上げるために以下の構成のポケモンを1匹パーティに入れておきましょう。
- おすすめ捕獲要員: エルレイド または キノガッサ
- 推奨技構成: みねうち / さいみんじゅつ(またはキノコのほうし) / でんじは / つるぎのまい
- 特性「テクニシャン」のキノガッサなら、「みねうち」の威力も底上げされるため、HP調整が楽になります。
- 対ゴースト対策: ハカドッグなどのゴーストタイプには「みねうち」が効きません。特性「きもったま」を持つポケモンを用意するか、技「みずびたし」で相手のタイプを水タイプに変えてから削る工夫が必要です。
3. ステルス捕獲(背面取り)とアイテム活用
レジェンズアルセウスのシステムを色濃く継承している今作では、ポケモンに気づかれずに背後からボールを当てる**「背面取り」**が極めて有効です。 異次元ミアレでは、地形が複雑に入り組んでいるため、物陰や次元の歪みの影に隠れながら接近することが可能です。
- 煙玉(けむりだま): 視界を遮るアイテム。開けた場所で近づく際に必須。
- ヘビーボール系: 相手の虚を突いた時(未発覚状態)に背面から当てると、捕獲率が跳ね上がるボーナスがあります。重量級のポケモン(カビゴン、キョジオーン等)には特に有効です。
4. 時空の歪み発生時の立ち回り:フィーバータイム
探索中、特定の時間帯や条件で「時空の歪み」が活性化するフェーズ(画面全体が紫色に染まる時間)があります。この時は、普段出現しない★5ポケモンや、進化アイテムを持ったレア個体が出現しやすくなります。 このタイミングでは、アイテム回収や探索よりも戦闘と捕獲に全リソースを集中させてください。この数分間が勝負です。
よくある質問(Q&A)
Q. 異次元ミアレで色違いは出現しますか? A. はい、出現します。確率は通常フィールドと同じですが、「光るお守り」の効果は適用されます。また、★5ドーナツの特殊効果で色違い確率を上げることも可能です。
Q. 伝説のポケモン(ザシアン、コライドン等)は出ますか? A. 現時点では野生での出現は確認されていません。彼らは特定のストーリーイベントや、超高難易度のレイドバトルでのみ入手可能と思われます。異次元ミアレの野生枠はあくまで「一般ポケモン」の範疇です。
Q. 捕まえたポケモンのサイズは? A. 異次元ミアレのポケモンは、通常よりも「サイズ」の振れ幅が大きくなっています。「でっかい証」「ちっちゃい証」を持つ個体に出会いやすいため、サイズ厳選勢にとっても聖地と言えます。
まとめ:異次元ミアレは全トレーナーの理想郷
今回は「M次元ラッシュ」の異次元ミアレに出現するポケモンをレベル別に徹底解説しました。
記事のポイントを改めてまとめます。
- 新規・他地方ポケモンが大量解禁: パルデア・ガラル・アローラ・ヒスイのポケモンが一堂に会する夢のフィールドである。図鑑埋めがここで完結するレベル。
- ★4〜★5は即戦力の宝庫: セグレイブやキョジオーン、各種御三家の最終進化が野生で手に入るため、育成の手間が大幅に省ける。
- ランク別ドーナツが鍵: レアポケモンを狙う際は、必ず同ランク以上のドーナツと、適切なフレーバーパワーを発動させること。これが効率の全てを決める。
- 捕獲要員の準備: キノコのほうしやみねうち要員、そして大量のボールを準備して挑むべし。背面取りの技術も磨こう。
異次元ミアレは、単なるダンジョンではなく、過去作から最新作までのポケモンたちが交差する、まさに「ポケモンの歴史」そのものが詰まった場所です。図鑑コンプリートを目指すもよし、最強のパーティを組み上げるもよし。それぞれの楽しみ方で、このカオスな空間を遊び尽くしてください。
この記事を参考に、皆さんが目当てのポケモン(特に★5セグレイブ!)に出会えることを心から祈っています。それでは、良き異次元ライフを!
編集デスク・桐谷シンジ






