編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、「M次元ラッシュ」の図鑑埋めにおける最大の鬼門、特殊ポケモン「デスバーン」の入手方法や、進化元となる「ガラルデスマス」の出現場所が気になっていると思います。
通常のプレイでは決して見つけることのできない特殊な進化条件、そしてそもそも進化元となるポケモンがどこにいるのか分からないという悩みは、多くのプレイヤーが抱える共通の壁です。ネット上でも情報が錯綜しており、失敗して「デスカーン」になってしまったという悲鳴も少なくありません。
この記事を読み終える頃には、デスバーンの確実な入手ルートと進化の仕組み、そして運用方法までの疑問が解決しているはずです。
- ガラルデスマスの正確な出現場所と見分け方
- 失敗しないための「49ダメージ」調整の具体的計算式
- 進化イベントが発生する「橋の下」への詳細ルート
- デスバーン入手後のステータス詳細と対戦での活用法
それでは解説していきます。
M次元ラッシュにおけるデスバーン入手の全体像
M次元ラッシュ(エムラッシュ)において、図鑑コンプリートを目指すトレーナーたちを絶望の淵に追いやる存在、それが「デスバーン」です。
なぜこれほどまでに入手が困難なのか。それは、このポケモンが「野生では出現しない」かつ「進化条件がシリーズ屈指の複雑さを誇る」からです。
通常のレベルアップ進化や、石を使った進化とは異なり、デスバーンへの進化には**「特定の種類のポケモン」を「特定の状態」にして「特定の場所」**へ連れて行くという、まるで謎解きゲームのような工程が必要になります。
本記事では、私が実際に検証を重ねて確立した「最短かつ確実な入手ルート」を、初心者の方にも分かりやすくステップバイステップで解説していきます。
通常のデスマスとガラルデスマスの決定的な違い
まず最初に押さえておかなければならないのが、「デスマス」には2種類のフォルムが存在するという点です。ここを間違えると、全ての努力が水の泡となります。
M次元ラッシュの世界には、以下の2種類が存在します。
- 原種デスマス(通常の姿):進化すると「デスカーン」になる。
- ガラルデスマス(リージョンフォーム):進化すると「デスバーン」になる。
多くのプレイヤーが陥る罠が、原種のデスマスを一生懸命育ててしまうことです。原種のデスマスをどれだけ特殊な場所に連れて行っても、どれだけダメージを受けても、進化するのは「デスカーン」です。
デスバーンを入手するためには、絶対に「ガラルデスマス」を捕獲しなければなりません。
| 特徴 | 原種デスマス | ガラルデスマス |
|---|---|---|
| 目の色 | 赤色 | 紫色 |
| お腹の模様 | あり | なし(アイコンでも判別可) |
| 進化先 | デスカーン | デスバーン |
| タイプ | ゴースト | 地面・ゴースト |
このように、見た目にも微細な違いがあります。特にアイコンでの判別は重要で、お腹の部分に模様がないのがガラルデスマスです。フィールド上で見かけた際は、目の色が紫色であることを必ず確認してください。
手順1:異次元ミアレでガラルデスマスを捕獲する
それでは具体的な手順に入っていきましょう。最初のステップは、進化元となる「ガラルデスマス」の確保です。
ワイルドディメンジョンの出現ポイント
ガラルデスマスが生息しているのは、「異次元ミアレ」にある**「ワイルドディメンジョン」**と呼ばれるエリアです。
ここは通常のマップとは異なり、様々な時空が歪んで繋がっている場所です。このエリア内の草むらや出現ポイントをくまなく探す必要がありますが、闇雲に歩き回るだけでは効率が悪いです。
もしフィールド上にガラルデスマスの姿が見当たらない場合は、以下の手順でリポップ(再出現)を狙いましょう。
- エリア内にあるポケモンセンターへ向かう。
- 近くにあるベンチに座り、「時間を潰す」を選択する。
- 時間が経過することでフィールドのポケモンが入れ替わる。
- 再度ワイルドディメンジョン内を探索する。
これを繰り返すことで、いずれ必ずガラルデスマスが出現します。
ドーナツのランクと制限時間の重要性
ワイルドディメンジョンでの捕獲において、最も注意すべきなのが「ドーナツ」のランクです。
M次元ラッシュ特有のシステムとして、ディメンジョン探索には「ドーナツ」というアイテムが必要になりますが、このドーナツのランク(星の数)と、ディメンジョンのランクを合わせる必要があります。
- ディメンジョンが★3の場合:必ず★3以上のドーナツを使用する。
もし、★3のディメンジョンに対して★1や★2の低ランクなドーナツを使って侵入してしまうとどうなるでしょうか。
答えは「制限時間の激減」です。
ランクの低いドーナツで無理やり侵入すると、探索できる制限時間が極端に短くなってしまいます。せっかくガラルデスマスを見つけても、戦闘に入って捕獲する前に「強制退出」させられてしまうリスクが高まります。
貴重な遭遇チャンスを逃さないためにも、探索するディメンジョンのランクに見合った、あるいはそれ以上のランクのドーナツを惜しみなく使用することを強く推奨します。
捕獲時のテクニック
ガラルデスマスを発見したら、接触してエンカウントします。 見た目は非常に小さく、フィールド上では少し見つけにくいかもしれません。紫色の目が光っているのが特徴です。
捕獲自体はそこまで難しくありません。 特に逃げ回るような挙動や、自爆するような技は持っていないため、HPを適度に削って「ハイパーボール」や「ダークボール(夜や洞窟扱いの場所で有効)」を投げれば、比較的容易に仲間にすることができます。
性格や個体値にこだわりたい方は、ここで複数匹捕まえて厳選するのも良いでしょう。しかし、まずは図鑑埋めが目的であれば、最初に遭遇した1匹を確実に確保してください。
手順2:進化条件の要「49ダメージ」を受ける
無事にガラルデスマスを捕獲できたら、ここからが本番です。 デスバーンへの進化条件は、ポケモンシリーズ全体を見渡してもトップクラスに「変態的(褒め言葉)」かつ「難解」です。
その条件とは、**「1回の戦闘などで、累計49以上のダメージを受けた状態のままにする」**ことです。
ここで重要なポイントを整理します。
- 「残りHPが49」ではない:受けたダメージの総量が49以上である必要があります。
- 瀕死になってはいけない:ダメージを受けてHPが0になってしまうとカウントが無効になります。
- 回復してはいけない:ダメージを受けた状態で維持する必要があります。
推奨レベルは50前後
安全にこの条件を満たすためには、ガラルデスマスのHP(体力)がある程度高くなければなりません。
例えば、捕まえたばかりで最大HPが40しかない状態では、49ダメージを受ける前に瀕死になってしまいます。これではいつまで経っても進化条件を満たせません。
そのため、まずはレベル上げを行いましょう。 目安としてはレベル48〜50程度です。
レベル50付近まで育てれば、個体値にもよりますがHPは「100前後」まで伸びます。 HPが100あれば、49ダメージを受けても残りHPは51。余裕を持って生存することが可能です。
「けいけんアメ」などを使用して、サクッとレベルを上げてしまいましょう。
ワイルドゾーン20番「メディオプラザ」での調整法
レベル上げが完了したら、ダメージを受けるための「修行」に出かけます。 私がおすすめする場所は、**ワイルドゾーン20番にある「メディオプラザ」**です。
ここには、ダメージ調整に最適な野生ポケモンが生息しています。
- カラマネロ
- ドラミドロ
特におすすめなのは「カラマネロ」です。 攻撃力もそこそこで、こちらの弱点を突いて一撃で倒してくるような理不尽な火力が少ないため、ダメージ調整がしやすい相手です。
ダメージ計算の実践シミュレーション
では、実際のダメージ調整の流れをシミュレーションしてみましょう。
【状況設定】
- 味方のガラルデスマス:最大HP 107
- 目標:49以上のダメージを受ける(残りHP 58以下にする)
- 戦闘開始:メディオプラザの池の近くにいるカラマネロに接触します。
- 1ターン目:相手の攻撃を受けます。
- 例えば「つじぎり」を受けて、47ダメージ食らったとします。
- 現在HP:107 – 47 = 60
- 受けたダメージ:47
- 判定:まだ49に届いていません。あと2ダメージ必要です。
- 2ターン目:もう一度攻撃を受けます。
- 次は「サイコカッター」を受けて、27ダメージ食らったとします。
- 現在HP:60 – 27 = 33
- 累計ダメージ:47 + 27 = 74
- 判定:49ダメージを超えました!これで条件達成です。
- 逃げる:条件を満たしたら、これ以上攻撃を受けて瀕死になる前に「にげる」を選択して戦闘を終了します。
【注意点】 もし相手が毒攻撃などをしてきて「どく」状態になってしまった場合は、フィールド移動中にHPが減ってしまう恐れがあります(作品の仕様によりますが)。 念のため「どくけし」などで状態異常だけは治しておきましょう。ただし、HP回復アイテム(キズぐすり等)は絶対に使ってはいけません。HPを回復してしまうと、受けたダメージのカウントがリセットされてしまう可能性があります。
手順3:運命の場所「ワイルドゾーン17番」の橋の下へ
ダメージ調整が完了しました。 手持ちのガラルデスマスは、HPが半分近く減り、ボロボロの状態です。 しかし、これで準備は整いました。いよいよ進化の儀式を行います。
向かうべき場所は、**「ワイルドゾーン17番」**にある特定の石橋の下です。
カフェ・ツイスターからの最短ルート
場所が少し分かりにくいので、迷わないための最短ルートを解説します。
- テレポート:マップを開き、「カフェ・ツイスター」に空を飛ぶ(ファストトラベル)で移動します。
- カフェ・ツイスターはワイルドゾーン17番のすぐ近くに位置しています。一度訪れていれば登録されているはずです。
- 反転:到着したら、正面ではなく「後ろ」を向きます。
- 着地地点から回れ右(180度回転)をしてください。
- 階段を下りる:すぐ後ろに下り階段があります。そこを下っていきます。
- 橋の下へ:階段を下りると、頭上に大きな石のアーチ(橋)がかかっているのが見えます。
- この橋を「渡る」のではなく、**「くぐる」**のが正解です。
進化の瞬間
手持ちの先頭、あるいはパーティ内に「49以上のダメージを受けたガラルデスマス」がいる状態で、この巨大な岩のアーチの下を通過してください。
特定のポイント(橋の中央付近の下)を歩いた瞬間……
「おや……? ガラルデスマスの ようすが……!」
画面が切り替わり、進化のエフェクトが始まります。 あの小さかったデスマスが、石板に呪われたような異形の姿、**「デスバーン」**へと進化を遂げるのです。
なぜ「橋の下」なのか?
この進化条件は、かつてガラルの地で「古代の石板にさまよう魂が宿った」という設定に由来していると思われます。 M次元ラッシュの世界においても、このワイルドゾーン17番の橋(アーチ)が、その古代の石板と同じような呪術的な力、あるいは磁場を持っているのでしょう。 傷ついた魂(ダメージを受けたデスマス)が、その場所に触れることで新たな肉体を得る……なんともオカルトチックで魅力的な設定です。
デスバーンの基本性能と魅力
苦労して入手したデスバーン。 単なる図鑑埋めのトロフィーにしておくのはもったいないポテンシャルを秘めています。 ここでは、その性能と使い方について解説します。
ステータス・タイプ・特性
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名前 | デスバーン |
| 分類 | おんねんポケモン |
| タイプ | じめん・ゴースト |
| 特性 | さまようたましい |
| 高さ/重さ | 1.6m / 66.6kg |
タイプは珍しい「じめん・ゴースト」の複合です。 これは「ゴルーグ」と同じタイプ構成で、以下のような特徴があります。
- 無効タイプが多い:ノーマル、かくとう、でんき(3タイプを無効化!)
- 攻撃範囲が広い:ゴースト技と地面技の等倍範囲が広く、多くの相手にダメージを通しやすい。
固有特性「さまようたましい」の強さ
デスバーン最大の特徴は、専用特性の**「さまようたましい」**です。
この特性の効果は以下の通りです。 「接触技を受けた時、相手と自分の特性を入れ替える」
これが対戦において非常にトリッキーかつ強力です。 例えば、相手が「ちからもち(攻撃力2倍)」などの強力な特性を持っていた場合、デスバーンに接触攻撃をすると、その強力な特性を奪い取り、逆に相手には役に立たない「さまようたましい」を押し付けることができます。
物理アタッカー泣かせの性能をしており、相手の戦略を根本から崩壊させる可能性を秘めています。
対戦での運用方法
デスバーンは素早さが低い代わりに、防御力が非常に高い物理受け特化のステータスをしています。
【おすすめの技構成】
- じしん(メインウェポン・高火力)
- シャドークロー(タイプ一致・急所狙い)
- ボディプレス(高い防御力を活かした攻撃技)
- おにび(物理アタッカーを機能停止させる)
- ステルスロック(サポート用)
基本的には物理アタッカーに対して後出しし、高い防御力で耐えつつ、「おにび」で火傷状態にしたり、「さまようたましい」で特性を奪ったりして盤面をコントロールする戦法が得意です。 「トリックルーム」パーティのアタッカー兼サポーターとして採用するのも面白いでしょう。
異次元図鑑コンプリートへの道
デスバーンは「M次元ラッシュ」の中でも入手難易度がトップクラスに高いポケモンの一つです。 しかし、今回紹介した手順を一つ一つ丁寧に踏めば、誰でも確実に入手することができます。
よくある失敗例とQ&A
最後に、読者の皆様から寄せられるであろう疑問や、よくある失敗パターンをQ&A形式でまとめておきます。
Q1:49ダメージ受けたのに進化しません。 A1: 考えられる原因は3つです。
- 原種のデスマスを使っている:目が赤くないか確認してください。紫色の目のガラルデスマスのみ進化します。
- 回復してしまった:戦闘後に「まんたんのくすり」やポケモンセンターを使って回復していませんか?ダメージを受けた状態をキープしてください。
- 場所がズレている:橋の「上」を歩いていませんか?判定があるのは橋の「下」です。
Q2:ワイルドディメンジョンにガラルデスマスが出ません。 A2: 根気よくリポップさせてください。ポケモンセンターのベンチで時間を潰せば必ず抽選が行われます。出現率はそこまで低くありません。
Q3:レベルは50じゃなきゃダメですか? A3: 必須ではありません。重要なのは「49以上のダメージを受けて生存できるHPがあること」です。計算上、HPが50以上あれば理論上は可能ですが、ギリギリすぎると調整中に倒されるリスクがあるため、余裕を持ってHP100前後(レベル50付近)を推奨しています。
Q4:デスカーンに進化してしまいました。戻せますか? A4: 残念ながら進化後は戻せません。もう一度ワイルドディメンジョンに行き、ガラルデスマスを捕獲し直す必要があります。
まとめ
今回の記事では、M次元ラッシュにおける「デスバーン」の入手方法について徹底解説しました。
改めてポイントを整理します。
- 異次元ミアレのワイルドディメンジョンで「ガラルデスマス」を捕獲する。
- レベルを50程度まで上げ、HPを確保する。
- ワイルドゾーン20番などで、累計49以上のダメージを受ける(瀕死・回復NG)。
- ダメージを受けた状態で、ワイルドゾーン17番の「橋の下」をくぐる。
この手順さえ守れば、あの不気味でカッコいい石板ポケモンがあなたの相棒になります。
一見すると複雑で面倒な手順ですが、こういった隠し要素のような進化方法も、ゲームの探索要素としての醍醐味です。 自らの手で苦労して進化させたポケモンには、ただボールを投げて捕まえたポケモン以上の愛着が湧くものです。
デスバーンはその特異な見た目と強力な特性で、旅パでも対戦でも独特の存在感を放ってくれます。 まだ入手していない方は、ぜひ今夜にでもワイルドディメンジョンへ足を運んでみてください。
今後も「M次元ラッシュ」の攻略情報や、分かりにくい進化条件のポケモンの解説を続けていきます。 「このポケモンの入手方法が知りたい」「このアイテムはどこにあるの?」といった疑問があれば、ぜひリクエストをお寄せください。
それでは、良きM次元ライフを! 編集デスク 桐谷シンジでした。
補足:M次元ラッシュの世界観と「異次元」の謎
※ここからは、より深くゲームを楽しみたい方に向けたコラムです。
今回のデスバーン進化に関連する「ワイルドディメンジョン」や「異次元ミアレ」という場所。これらは本作のストーリーの根幹に関わる重要なエリアです。
通常のミアレシティと似て非なるこの空間は、過去と未来、そして異なる並行世界が混ざり合った不安定な場所として描かれています。 ガラルデスマスという「ガラル地方(別次元)」のポケモンが、なぜカロス地方をモチーフにしたこの世界に迷い込んでいるのか。それは、このワイルドディメンジョンが次元の狭間として機能しているからに他なりません。
通常のデスマス(イッシュ地方の姿)とガラルデスマスが同じエリアに出現するという現象自体が、この空間の特異性を物語っています。 本来であれば出会うはずのない異なるリージョンのポケモンたちが共存する世界。 開発チームは、この「カオスな空間」を表現するために、あえてガラルデスマスの進化条件を原作(ソード・シールド)の仕様に忠実に、しかしマップギミックとして巧みに落とし込んだのだと推測できます。
原作では「ワイルドエリアの砂塵の窪地にある岩のアーチ」でしたが、本作では「ワイルドゾーン17番の橋の下」という形でオマージュされています。 こういった過去作へのリスペクトや小ネタを探しながらプレイするのも、M次元ラッシュの大きな楽しみ方の一つと言えるでしょう。
もしあなたが図鑑コンプリートを目指すなら、単にポケモンを集めるだけでなく、それぞれのポケモンがなぜ「そこにいるのか」、なぜ「その進化条件なのか」という背景設定(ロア)に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。 きっと、今まで以上に見える景色が変わってくるはずです。
今回のデスバーン攻略が、皆さんの冒険の助けになることを心から願っています。



















