編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、自由度の高すぎる『オクトパストラベラー0』の世界で、何から手を付けるべきか迷い、少しでも無駄なく最強への道を歩みたいと考えていることと思います。特に序盤はリソースが限られており、選択一つで難易度が激変するため、その不安は至極当然です。
この記事を読み終える頃には、迷いが確信に変わり、最短ルートで大陸の覇者となるための明確なロードマップと優先順位の疑問が解決しているはずです。
- 最初の持ち物はステータス上昇アクセサリ一択
- 仲間4人加入と学者アレクシアの最優先確保
- ジョブ商人の早期解放とJP稼ぎの仕組化
- 名声ルート3章クリアによる盗みスキルの獲得
それでは解説していきます。
序盤の効率的な進め方における基本指針とマインドセット
『オクトパストラベラー0(以下、オクトラ0)』は、その圧倒的な自由度が魅力である一方で、プレイヤーに対して「何をしても良い」という投げやりとも取れる選択肢を提示してきます。これはシリーズ経験者であれば「いつものこと」と受け入れられますが、今作から入るプレイヤー、あるいは前作までの記憶が薄れているプレイヤーにとっては、広大なオルステラ(あるいはソリスティア等の舞台)の大地に放り出された迷子になりかねません。
序盤を効率的に進めるために最も重要なマインドセットは、「全てを網羅しようとしないこと」と「リソースを一点に集中させること」のバランスです。RPGにおける効率化とは、時間対効果(タイムパフォーマンス)の最大化に他なりません。無駄な戦闘を避け、必要なアイテムだけを回収し、勝てる敵に確実に勝つ。この鉄則を『オクトラ0』のシステムに落とし込むと、後述する具体的なアクションプランが見えてきます。
多くのプレイヤーが陥りがちな罠として、「全員のレベルを均等に上げようとする」「全ての街のNPCからアイテムを回収しようとして時間を浪費する」という点が挙げられます。しかし、本作のシステム上、それは非効率の極みです。まずは「戦力の基盤」を作り上げることが最優先事項となります。
自由度が高いからこそ「やらないこと」を決める
効率化の第一歩は「やらないこと」のリストアップです。序盤において以下の行動は推奨されません。
- 目的のないレベル上げ:本作は装備補正が非常に大きいため、レベルを1上げる時間で隣町の強力な武器を買うほうが強くなります。
- 低確率なフィールドコマンドの連打:成功率10%の「盗む」や「ねだる」に時間を費やすのは、リセマラ(ロード繰り返し)を含めても時間の無駄です。
- 全キャラクターのストーリー並行:8人全員の1章をクリアしてから2章へ…という進め方は、パーティレベルの管理が難しくなり、中盤で詰む原因になります。
これらを排除し、最短距離で「パーティが機能する状態」に持っていくことが、序盤攻略の核心となります。
ゲーム開始直後の選択と「最初の持ち物」の重要性
ゲームを開始して主人公を選んだ直後、あるいはチュートリアルの一環として提示される「最初の持ち物」の選択。ここで何を選ぶかが、序盤数時間の快適さを決定づけます。消耗品や換金アイテムなど様々な魅力的な選択肢がありますが、結論から言えば「ステータスアップ系のアクセサリー」以外あり得ません。
最初の持ち物はアクセサリーがおすすめ
なぜアクセサリーなのか。それは「枯渇しないリソース」だからです。ポーションやSP回復のプラムは使えばなくなります。換金アイテムで得たお金で買った装備も、次の街に行けば型落ちになります。しかし、序盤に入手できるステータスアップアクセサリーは、中盤まで、あるいは特定の特化型ビルドにおいては終盤まで現役で使えるポテンシャルを秘めています。
特におすすめなのは以下の3点です。これらは入手難易度と効果量のバランスが序盤において破格です。
| アイテム名 | カテゴリ | 効果 | 優先度 | 解説 |
|---|---|---|---|---|
| 約束の紐飾り | アクセサリー | 行動速度+〇 / クリティカル+〇 | 最優先 | 先手必勝が基本の本作において、行動速度は死活問題です。 |
| 気合のリストバンド | アクセサリー | 物理攻撃力+〇 | 高 | 物理アタッカーの火力を底上げし、確殺数を減らせます。 |
| 聖火のお守り | アクセサリー | 最大SP+〇 / 属性防御力+〇 | 高 | SP枯渇が激しい序盤において、スキル使用回数が増えるのは正義です。 |
約束の紐飾りの真価
中でも「約束の紐飾り」の行動速度アップは、雑魚敵を一撃でブレイクできるか、あるいは敵に行動を許して被弾してしまうかの分水嶺となります。オクトラシリーズの戦闘は「敵に攻撃させないこと」が最大の防御です。敵より早く動き、弱点を突き、ブレイクさせる。この黄金パターンを成立させるために、素早さは攻撃力以上に重要なステータスと言っても過言ではありません。
気合のリストバンドによる確殺ラインの変動
RPGにおける「確殺数」という概念をご存知でしょうか。敵を倒すのに必要な攻撃回数のことです。例えばHP100の敵に対し、通常攻撃が40であれば3回攻撃する必要がありますが、攻撃力が上がり50になれば2回で済みます。「気合のリストバンド」はこのラインを強引に引き上げます。特に全体攻撃スキルを持つキャラ(剣士や狩人など)に装備させることで、雑魚戦の処理速度が劇的に向上し、結果としてレベル上げや金策の効率も跳ね上がります。
消耗品を選んではいけない理由
回復アイテム(HP/SP回復)を選ぶプレイヤーもいますが、これは悪手です。本作はフィールド上に宝箱が点在しており、またNPCから「ねだる」や「盗む」で容易に回復アイテムを調達できます。さらに言えば、レベルアップ時にHP/SPが全回復する仕様を活用すれば、宿屋代すら節約可能です。一時的な安心感のために、永続的なステータスアップを捨てるのは避けましょう。
パーティ編成の最適解:まずは仲間を最低4人そろえよう
主人公一人旅という縛りプレイでない限り、最優先で行うべきは「4人パーティの結成」です。本作のバトルバランスは、4人パーティであることを前提に調整されています。1人や2人では、敵のシールドポイント(弱点耐久値)を削り切る前に猛攻を受け、ジリ貧になるのがオチです。
比較的仲間にしやすいキャラと推奨ルート
スタート地点にもよりますが、以下のキャラクターは比較的アクセスが良く、かつ序盤の戦闘において重要な役割を果たします。
- スティア(剣士/防御型):高いHPと防御力を持ち、敵の攻撃を引きつけるタンク役。序盤のボス戦で安定感をもたらします。
- フェン(踊子/バッファー):味方の攻撃力を上げたり、行動順を操作したりできる支援役。特に物理アタッカーとの相性が抜群です。
- アレクシア(学者/魔法アタッカー):後述しますが、本作最強クラスの重要キャラ。全体魔法による殲滅力が魅力です。
- メイシィ(薬師/ヒーラー兼斧使い):回復はもちろん、斧による高火力攻撃も可能。継戦能力を高めるために必須です。
彼ら(彼女ら)を迎えに行く道中も冒険の一部ですが、無駄な戦闘を避け、「逃げる」コマンドを駆使してでも街にたどり着き、加入イベントをこなすことを優先してください。1章のボスは一人で挑むにはあまりに強大ですが、4人で挑めば、それぞれが役割を果たすことで驚くほどあっさりと攻略できます。
アレクシアは最優先で仲間にし、「しらべる」を活用しよう
ここで強調しておきたいのが、学者キャラクターである「アレクシア」の重要性です。もし主人公に選んでいないのであれば、何を差し置いても彼女を仲間にしに向かってください。彼女がいるかいないかで、序盤の攻略速度は2倍以上違うと言っても過言ではありません。
学者の固有アビリティ「しらべる」が最強たる所以
オクトラ0の戦闘システムの中核は「弱点」と「ブレイク」です。敵の弱点(剣、槍、火、氷など)を突き、シールドを削りきって無防備にする。これができなければ、雑魚敵相手にすら苦戦します。
しかし、初見の敵の弱点は「?」で隠されています。これを総当りで攻撃して探るのは非常に手間がかかります。ここでアレクシアの「しらべる」が輝きます。
- 戦闘開始時に弱点を1つ開示:パッシブスキルにより、出会い頭に弱点がわかります。
- アビリティ「しらべる」:敵単体のHPと弱点を全て暴きます。
敵の弱点がわかれば、効率的にブレイクを狙えます。ブレイクすれば敵は行動不能になり、被ダメージが2倍になります。つまり、「情報を制する者が戦いを制する」のです。アレクシアはその情報アドバンテージを無条件で提供してくれる存在です。
大魔法による雑魚一掃
アレクシアのもう一つの強みは、全体属性魔法です。序盤の敵は、物理攻撃に対して高い回避を持っていたり、物理耐性を持っていたりすることがありますが、魔法は必中であることが多く、かつ複数体を同時に攻撃できます。「しらべる」で弱点を暴き、ブーストした全体魔法で一掃する。これが序盤の黄金パターンです。
街の探索とNPCインタラクション:情報と物資の略奪戦
仲間を集める過程で立ち寄る「街」は、単なる休息地ではありません。そこは宝の山です。オクトラシリーズ特有のフィールドコマンド(聞き出す、探る、盗む、ねだる、買い取る、奪う等)を駆使して、住民から徹底的にリソースを回収しましょう。
街では住民に積極的に話しかけてアイテムを回収
街に着いたら、まずはセーブポイントに触れ、その後はローラー作戦です。全てのNPCに対してアクションを行いましょう。
- 「聞き出す/探る」:隠されたアイテムの場所が光るようになり、地面に落ちているアイテムを拾えるようになります。また、宿屋の割引情報や、ショップの品揃え追加など、見逃せない恩恵があります。
- 「盗む/ねだる」:NPCのポケットの中身は、プレイヤーのものです(ゲーム的な意味で)。回復アイテムはもちろん、店売りより強力な武器や防具を持っている村人が平然と歩いています。
確率との付き合い方とリセマラの是非
「盗む」や「ねだる」には成功確率が設定されています。序盤はレベルが低いため、強力なアイテムほど確率は低くなります(3%〜15%など)。ここで「関係性が悪化してもいいから盗む」という強硬策に出るか、セーブ&ロード(リセマラ)を繰り返して成功するまで粘るかはプレイヤーのスタイル次第です。
しかし、効率を求めるなら、確率の低いアイテムは一旦無視するのが賢明です。3%の確率を引き当てるために30分リロードを繰り返すより、ストーリーを進めてレベルを上げ、確率が50%を超えてから戻ってくる方が、結果的に短い時間で強くなれます。「後回しリスト」をメモしておくと良いでしょう。
重要NPCの見極め方
全てのNPCが有用なアイテムを持っているわけではありません。以下の特徴を持つNPCは要チェックです。
- 見た目が豪華な老人:歴戦の猛者設定であることが多く、強力な装備を持っている可能性が高いです。
- 家の入り口を塞いでいる人:倒す(試合/けしかける)ことで家の中に入れるようになり、中の宝箱から貴重品が入手できるパターンです。
- サブストーリーの依頼主:吹き出しが出ているキャラは、解決することで報酬が得られます。
レベル上げの罠と装備至上主義
RPGといえば「新しいエリアに行く前にレベル上げ」が定石ですが、オクトラ0においては**「過度なレベル上げは不要」**と断言します。これには明確な理由があります。
ダメージ計算式におけるレベルのウェイト
本作のダメージ計算において、キャラクター自身のレベルアップによるステータス上昇よりも、装備している武器の攻撃力の方が圧倒的に影響力が大きいためです。
例えば、レベルを5上げて物理攻撃力が10上がるのと、隣町で新しい剣を買って物理攻撃力が50上がるのとでは、雲泥の差があります。レベル上げに1時間かけるくらいなら、高レベルエリアの街へダッシュで向かい(エンカウントしたら逃げる)、そこで強力な武器を「買い取る」か「盗む」ほうが、瞬時にパーティを強化できます。
経験値稼ぎよりもストーリー進行を優先すべき理由
ストーリーの進行(章のクリア)に合わせて、ショップの品揃えが更新されたり、新たなフィールドコマンドが解禁されたりします。また、ストーリーボスを倒すことで得られる経験値は、雑魚戦の比ではありません。
「ボスに勝てない」と感じた時だけ、少しレベル上げをするか、装備を見直せば十分です。基本的には「適正レベルより少し低いくらい」で進めていくのが、緊張感もあり、時間効率も最高のプレイ体験となります。
ジョブシステムの活用:主人公の2つ目のジョブは「商人」がおすすめ
1章を進め、ある程度自由に行動できるようになったら、各地に点在する「ギルド」や「祠」を巡ってバトルジョブ(サブジョブ)を解放しましょう。これにより、キャラクターはベースジョブに加えてもう一つのジョブのスキルを使えるようになります。
ここで強く推奨したいのが、主人公(あるいはメインアタッカー)に**「商人」**のジョブをつけることです。
JP(ジョブポイント)不足という慢性的な病
オクトラ0において、キャラクターの強化に必要なのは経験値(EXP)だけではありません。アビリティを習得するためのJP(ジョブポイント)が極めて重要、かつ常に不足しがちです。強力な奥義やパッシブスキルを覚えるためには、数千単位のJPが必要になります。
普通に戦っているだけでは、JPは雀の涙ほどしか溜まりません。中盤以降、ボス戦で「あと一つスキルがあれば勝てたのに」という状況を避けるため、序盤からJP稼ぎを意識する必要があります。
商人のバトルアビリティ「幸運の矢」によるJP錬金術
商人が覚えるアビリティの中に「幸運の矢」という技があります。これは**「敵に与えたダメージに応じてJPを獲得できる」**という、育成において革命的なスキルです。また、商人は「集金」によって敵からお金を巻き上げることもでき、金策とJP稼ぎを同時に行える、まさに効率化のために存在するようなジョブです。
具体的な運用方法は以下の通りです。
- 敵をブレイクさせる。
- バフ(攻撃力アップ)やデバフ(敵の防御力ダウン)をかける。
- ブーストMAXで「幸運の矢」を放つ。
- 大ダメージを与え、大量のJPを獲得して敵を倒す。
これを雑魚戦のトドメに意識して使うだけで、ストーリー中盤に差し掛かる頃には、他のプレイヤーよりも圧倒的に多くのアビリティを習得できているはずです。
「歩いてお金をもらう」パッシブの強さ
商人が習得できるサポートアビリティ(パッシブ)に「入手金額アップ」や、歩くだけでお金が貯まるスキルが存在する場合(シリーズ通例)、これらも早期に取得しておきましょう。装備が強さの全てである本作において、お金=強さです。移動中にお金が増えれば、次の街で最強装備を人数分揃えるハードルがぐっと下がります。
ストーリー進行の黄金ルート:1章ずつ各ルートを丁寧に
8人の主人公がいるため、誰のストーリーから進めるか迷うところですが、推奨される進行順序は**「全員の1章をクリア」→「全員の2章をクリア」…という並行スタイル**です。
ストーリーは1章ずつ各ルートを進めるメリット
「一人のキャラを一気にクリアしたい」という気持ちはわかりますが、以下のデメリットが大きすぎます。
- レベル乖離:メインキャラだけレベルが上がりすぎ、他の加入キャラが育たない。
- 推奨レベルの壁:3章、4章と進むにつれ推奨レベルが急上昇し、必ずどこかで「レベル上げ作業」が必要になる。
一方、各ルート(聖火・富・権力・名声など)を1章ずつ進めれば、常に「適正レベルか少し下」の状態で、程よい手応えを感じながらスムーズに進められます。パーティ全体のレベルも平均的に上がり、誰が欠けても戦える強固なチームが出来上がります。
聖火・富・権力・名声のバランス
本作のストーリーは「聖火」「富」「権力」「名声」といった大きなテーマに分かれています。これらをバランスよく進めることで、世界観の理解も深まりますし、それぞれのルートで入手できるキーアイテムや装備品が、他のルートの攻略を助けてくれます。
例えば「富」ルートのボスが落とす強力な防具があれば、「権力」ルートの物理攻撃ボスが楽になる、といった相互作用が設計されています。開発者が意図したこのバランスに乗っかるのが、最もストレスフリーな進め方です。
中盤への架け橋:3章のクリアは名声からがおすすめ
各キャラの2章を終え、いよいよ物語が佳境に入る3章。ここからはボスも本格的に強くなり、生半可な戦術では全滅必至となります。この段階で優先すべきは**「名声」ルートの3章**です。
「盗公子エベルの技巧」等の強力なスキルの解禁
記事冒頭の情報ソースにもある通り、名声ルートの3章ボスを攻略することで、主人公(あるいは特定キャラ)が強力なスキルや特技を習得するケースが多いです。特に注目すべきは、「盗む」の上位互換スキルや、「必ずアイテムを盗める」確定ドロップ系の能力です。
「盗公子エベルの技巧」のようなスキルを早期に入手できれば、以降の全てのボス戦が「レアアイテムの供給源」に変わります。多くのボスは、その時点では店売りされていない強力な装備や、ステータスアップアイテム(ナッツ等)を持っています。これらを確実に盗めるようになれば、パーティの強化速度は指数関数的に加速します。
ボス戦での「盗む」リスクをゼロにする
通常、ボスからアイテムを盗むには、盗賊が行動回数を消費して「盗む」を行わなければなりません。成功率が低ければ何度も試行する必要があり、その間攻撃の手が止まるため、全滅のリスクが高まります。しかし、ストーリークリア報酬などで得られる特殊能力や確定盗みがあれば、攻撃と収集を両立できます。
名声ルート3章は難所かもしれませんが、ここで得られるリターンは、残りの「聖火」「富」「権力」ルートの3章を消化試合に変えてしまうほどのパワーを持っています。持てる全てのリソース(高級回復アイテムや攻撃アイテム)を投入してでも、最優先でクリアしましょう。
まとめ:効率化とは「準備」の質を高めること
オクトパストラベラー0の序盤攻略における効率化の要点を再確認します。
- スタートダッシュ:最初の持ち物は「約束の紐飾り」などのアクセサリーを選び、恒久的なステータスアップを図る。
- チームビルディング:早急に4人パーティを組み、特に「しらべる」で弱点を可視化できるアレクシアを確保する。
- リソース管理:無駄なレベル上げをせず、街での聞き込みとアイテム回収で装備を整える。
- 育成システム:ジョブ「商人」を活用し、お金とJPを同時に稼いでアビリティを充実させる。
- 戦略的ルート選択:各章を並行して進めつつ、3章突入時は「名声」ルートを優先し、盗みスキルで装備調達を加速させる。
これらは全て、戦闘中のプレイスキルというよりは、**「戦う前の準備」**に集約されます。RPGにおいて、勝敗の8割は準備段階で決まっています。適切な装備、適切なパーティ構成、そして敵の情報があれば、どんな強敵も恐れるに足りません。
この記事で紹介した優先順位を参考に、オルステラ(あるいは新たな舞台)での旅を最高のものにしてください。あなたの旅路に、聖火の導きがあらんことを。
補足:見落としがちな小ネタ・Tips
最後に、本文では触れきれなかったものの、知っておくと地味に役立つテクニックを箇条書きで紹介しておきます。
- ダッシュの使い分け:Bボタン(または該当ボタン)でダッシュできますが、ダッシュ中はエンカウント率が上昇します。レベル上げが必要ない時は歩くか、「エンカウント半減」のスキル(学者が習得することが多い)を装備しましょう。
- ファストトラベルの制限:ダンジョン内からはファストトラベルできないことが多いです。引き返すためのアイテム「リターンウィング」等は常に1つ常備しておきましょう。
- 予備セーブの重要性:ボス戦の前には必ずセーブポイントがありますが、セーブデータを分けずに上書きしてしまうと、「勝てないし戻れない」状況で詰む可能性があります。章のボス前では必ず新しいスロットにセーブを残す癖をつけてください。
- ブレイク後の行動順:ブレイクしたターンと、その次のターンは敵が行動不能です。しかし、復帰した次のターンは敵が先制攻撃してくることがあります(行動順が最初になる)。復帰直前に






