編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、遂に解禁されたランクマッチに向けて、最強のメガディアンシーを育成したい、あるいは努力値調整の正解がわからず悩んでいるといったことが気になっていると思います。
『ポケモンレジェンズ Z-A(PLZA)』の対戦環境において、メガディアンシーは非常に強力なポテンシャルを秘めていますが、その真価を発揮できるかはトレーナーの「調整」次第です。特に本作特有の育成環境や、新要素が絡むランクマッチでは、過去作の知識だけでは通用しない場面も多々あります。私が実際に数百戦潜って導き出したデータを基に解説します。
この記事を読み終える頃には、あなたのパーティに最適なメガディアンシーの努力値調整と運用方法の疑問が解決しているはずです。
- 攻撃と素早さをベースにしたCSぶっぱ調整が基本の最適解
- 環境メタを意識した「両刀型」で受けループを破壊する
- 効率的な育成にはクエーサー社のパワー系アイテムが必須
- 失敗してもサビ組事務所でリセット可能なので試行回数を稼ぐ
それでは解説していきます。
ポケモンZAにおけるメガディアンシーの評価と特徴
『ポケモンレジェンズ Z-A』のランクマッチ環境において、メガディアンシーは「フェアリー・いわ」という固有のタイプ組み合わせと、極めて高い種族値を武器にトップメタの一角に君臨しています。 努力値調整の話に入る前に、なぜ今メガディアンシーが強いのか、その前提となるスペックを正しく理解しておく必要があります。ここを理解していないと、努力値を振る際の方針がブレてしまうからです。
圧倒的な種族値と「マジックミラー」の優位性
メガディアンシーの種族値は、攻撃・特攻ともに「160」という驚異的な数値を誇ります。これは伝説のポケモンを含めてもトップクラスの火力指数であり、物理・特殊のどちらでも相手を崩せる「両刀アタッカー」としての適性が非常に高いことを示しています。
さらに素早さ種族値は「110」。この「110」というラインは、激戦区である100族(メガガルーラ、リザードンなど)や102族(ガブリアス)を上から叩ける絶妙な数値です。この素早さを活かすか、殺すかが努力値調整の最初の分かれ道となります。
そして何より強力なのが、メガシンカ特性の「マジックミラー」です。 相手の変化技(ステルスロック、おにび、でんじは、ちょうはつ等)を跳ね返すこの特性は、搦め手を使ってくる耐久ポケモンや起点作成ポケモンに対して圧倒的な抑止力となります。例えば、初手でカバルドン対面を作った際、相手は「あくび」や「ステルスロック」を撃ちづらくなり、行動が制限されます。
ランクマ環境での役割対象
現環境のランクマッチにおいて、メガディアンシーが役割を持てる相手は多岐にわたります。
- 対ドラゴン: ガブリアス、サザンドラ、カイリューなど
- 対ファイア: メガリザードンY、ファイアローなど
- 対受けループ: ハピナス、ドヒドイデなどの変化技主体ポケモン
特に、ドラゴンのメインウェポンを無効化しつつ、一致フェアリー技で反撃できる点は唯一無二です。また、岩技「ダイヤストーム」は使用時に防御が大幅に上がる追加効果があり、物理との撃ち合いにも滅法強いという特性があります。
ランクマ用メガディアンシーのおすすめ努力値調整:基本編
それでは、具体的な努力値(基礎ポイント)の配分について解説していきます。まずは、迷ったらこれにしておけば間違いない、という「基本の型」を紹介します。
CS252:最速特殊アタッカー型
最もスタンダードかつ、現環境で最も使いやすいのがこの調整です。
| ステータス | 努力値 | 実数値(Lv50) | 備考 |
|---|---|---|---|
| HP (H) | 0 | 125 | 奇数調整 |
| 攻撃 (A) | 0 | 180 | 下降補正個体 |
| 防御 (B) | 4 | 131 | 端数振り |
| 特攻 (C) | 252 | 212 | ぶっぱ |
| 特防 (D) | 0 | 130 | – |
| 素早 (S) | 252 | 178 | 最速 |
- 性格: おくびょう(素早さ↑ 攻撃↓)または むじゃき(素早さ↑ 特防↓)
- 持ち物: ディアンシナイト
【解説】 メガディアンシーの強みである「素早さ110族」を最大限に活かす構成です。同速勝負(ラティオス、ゲンガー、同族対決)において50%の勝率を残せるほか、ガブリアスやリザードンを確実に上から叩くために「最速(S252振り+性格補正)」はほぼ必須条件と言えます。
特攻に252振り切ることで、メインウェポンである「ムーンフォース」の火力を最大化します。物理技の「ダイヤストーム」を採用する場合でも、C特化にしておくことで、物理受けポケモン(カバルドンやランドロス)への「ムーンフォース」や「だいちのちから」のダメージが確定数に関わってきます。 初心者から上級者まで、まずはこの調整からスタートすることを強くおすすめします。
ダメージ計算例(C252)
- ムーンフォース → ガブリアス(H0 D4) :確定1発 (106% ~ 125%)
- だいちのちから → メガメタグロス(H252 D4) :確定2発 (65% ~ 77%)
AS252:物理重視ダイヤストーム型
意表を突く物理特化型です。環境に特殊受け(ハピナスやバンギラスなど)が多い場合に採用を検討します。
| ステータス | 努力値 | 実数値(Lv50) | 備考 |
|---|---|---|---|
| HP (H) | 0 | 125 | – |
| 攻撃 (A) | 252 | 212 | 特化 |
| 防御 (B) | 4 | 131 | – |
| 特攻 (C) | 0 | 180 | – |
| 特防 (D) | 0 | 130 | – |
| 素早 (S) | 252 | 178 | 最速 |
- 性格: ようき(素早さ↑ 特攻↓)
- 持ち物: ディアンシナイト
【解説】 専用技「ダイヤストーム」の火力を最大化する調整です。ダイヤストームは威力100、命中95という優秀な岩技でありながら、50%の確率で自身の防御を2段階上昇させるという破格の性能を持っています。
物理特化にすることで、このダイヤストームを主軸に戦います。防御が上がれば、不一致の「じしん」程度なら余裕で耐えるようになり、対物理アタッカー性能が飛躍的に向上します。ただし、「いかく」や「おにび」には弱くなるため、マジックミラーがあるとはいえ立ち回りには注意が必要です。
ランクマ用メガディアンシーのおすすめ努力値調整:上級者向け調整
基本のCS/ASぶっぱに慣れてきたら、より環境に刺さる「調整」を施してみましょう。ここからは、特定の仮想敵を意識した上級者向けの配分を紹介します。
役割破壊のACS調整(両刀型)
私が現在ランクマッチで愛用しているのが、この「両刀型」調整です。受けループを一人で壊滅させることが可能です。
| ステータス | 努力値 | 実数値(Lv50) | 備考 |
|---|---|---|---|
| HP (H) | 0 | 125 | – |
| 攻撃 (A) | 44 | 186 | 補正なし |
| 防御 (B) | 0 | 130 | – |
| 特攻 (C) | 212 | 207 | – |
| 特防 (D) | 0 | 130 | 下降補正 |
| 素早 (S) | 252 | 178 | 最速 |
- 性格: むじゃき(素早さ↑ 特防↓)
- 技構成: ダイヤストーム / ムーンフォース / だいちのちから / まもる or ステルスロック
【調整意図】
- S: 最速(ガブリアス抜きは絶対条件)。
- A: H振りメガリザードンXを「ダイヤストーム」で確1調整。
- C: 残り。H振りメガボーマンダを「ムーンフォース」で確1。H振りヒードランを「だいちのちから」で高乱数1発。
【解説】 性格を「むじゃき」にすることで、防御を下げずに特防を下げる選択を取ります。これは「ダイヤストーム」による防御アップの恩恵を最大限受けるためと、物理先制技(バレットパンチ等)への耐性を少しでも残すためです。
攻撃に少し努力値を割くことで、特殊受けに来たポケモンに対して物理技のダイヤストームが刺さります。逆に、物理受けに来たポケモンには特殊技が刺さるため、受け出しを許さないのが最大の魅力です。PLZAの環境では、この「受けにくさ」こそが最強の武器になります。
耐久調整型:H振り対面操作
素早さを削り、耐久に回すことで行動回数を確保する調整です。トリックルーム展開や、サイクル戦を重視する場合に採用されます。
| ステータス | 努力値 | 実数値(Lv50) | 備考 |
|---|---|---|---|
| HP (H) | 244 | 156 | 偶数(オボン等意識) |
| 攻撃 (A) | 0 | 180 | – |
| 防御 (B) | 0 | 130 | – |
| 特攻 (C) | 236 | 211 | ほぼ特化 |
| 特防 (D) | 0 | 130 | – |
| 素早 (S) | 28 | 134 | 準速80族抜き |
- 性格: ひかえめ(特攻↑ 攻撃↓)
【解説】 メガシンカ前の低速を利用したり、あえて素早さを落として耐久を確保する型です。Hに大きく振ることで、本来なら耐えられない攻撃を一発耐えて、返しの攻撃で倒す「対面性能」を高めます。 ただし、メガディアンシーの強みである「上からの制圧」を捨てることになるため、パーティ単位でのサポート(おいかぜ、トリックルーム、壁張りなど)が必要不可欠です。玄人向けの調整と言えるでしょう。
おすすめの技構成と採用理由
努力値調整とセットで考えるべきなのが技構成です。PLZA環境で特に有効な技をピックアップしました。
確定技:これだけは外せない
- ムーンフォース (妖/特殊/威力95)
- メインウェポン。命中安定、高威力、追加効果(Cダウン)ありと文句なしの性能。ドラゴン、格闘、悪タイプへの遂行技として必須です。
- ダイヤストーム (岩/物理/威力100)
- 専用技。これを採用しない理由はほぼありません。威力・命中ともに優秀で、B2段階上昇の追加効果が発動すれば要塞化します。特殊型でも採用価値が高い技です。
選択技:補完とメタ
- だいちのちから (地/特殊/威力90)
- 岩・フェアリー技を半減する「はがね」タイプ(ヒードラン、ギルガルド、メタグロスなど)への打点。これがないと鋼タイプに完封されるため、優先度は極めて高いです。
- マジカルフレイム (炎/特殊/威力75)
- 対ナットレイ、ハッサム用。4倍弱点を突けます。「だいちのちから」と選択、あるいは両採用もありです。特攻ダウンの追加効果も優秀。
- サイコキネシス (超/特殊/威力90)
- 対ドヒドイデ、モロバレル用。毒タイプへの打点ですが、範囲としては狭いためピンポイント気味。
- まもる (無/変化)
- メガシンカしたターンに「素早さが適用される」仕様であれば不要ですが、様子見や「こだわり」ロックの確認、HP管理に便利です。特にダブルバトルでは必須級。
- ステルスロック (岩/変化)
- 有利対面で相手の交代際に撒くことで、サイクル戦を有利にします。マジックミラーで相手のステロは防ぎつつ、自分は撒くという動きが強力。
- ボディプレス (格/物理/威力80)
- ダイヤストームで防御を上げた後に撃つと超火力が出ます。特殊なコンボですが、ハマれば強いです。
PLZAにおける効率的な努力値稼ぎの実践ガイド
ここからは、『ポケモンレジェンズ Z-A』の実機における、具体的な努力値稼ぎのフローチャートを解説します。 今作はクリア後の要素として努力値振りが最適化されていますが、手段を知らないと大幅に時間をロスしてしまいます。
手段1:ドーピングアイテムによる「金策解決」
最高効率かつ最短の方法です。 所持金に余裕があるなら、この方法一択です。
- 場所: ポケモンセンター(クリア後)
- アイテム: タウリン、リゾチウム、インドメタシン等
- 価格: 1個 5,000円
- 必要数: 1ステータスにつき26個(252振りには26個目で止める必要があるため注意)
【コスト計算】 1匹の努力値を完成させる(510振り)には、約53個のアイテムが必要です。 5,000円 × 53個 = 265,000円
一見高額に見えますが、PLZAではクリア後の金策手段(四天王周回や再戦トレーナー)が充実しているため、30分程度の金策で1匹分の育成費用を稼ぐことができます。ドーピングアイテムは努力値が「+10」されるため、例えば252振りたい場合は25個使って250にし、残りをハネで調整するか、26個使って252(最大値)にするか選択できます。今作の仕様では252で自動的に止まるため、26個投与で問題ありません。
手段2:パワー系アイテムを活用した「野生狩り」
お金を節約したい場合、あるいは細かい調整を行いたい場合は、伝統的な「パワー系アイテム」を使った野生ポケモン討伐がおすすめです。
【準備するもの】
- パワー系アイテム(パワーリスト、パワーアンクル等)
- 入手場所:クエーサー社(ストーリークリア後)
- 交換条件:メガカケラ 180個
- 効果:持たせると戦闘終了後、対応する努力値が「+8」追加される。
- ポケルス(あれば)
- 獲得努力値が2倍になる。
【クエーサー社について】 今作の重要施設であるクエーサー社は、ミアレシティの中心部に位置します。パワー系アイテムの交換には大量の「メガカケラ」が必要ですが、これはクリア後のレイドバトルやフィールド探索で集まります。180個は少し骨が折れますが、一度入手すれば永続的に使えるため、早めに交換しておくことを強く推奨します。クエーサー社のエントランス左手にいる購買部のNPCから交換可能です。
【計算式】
- 対象のポケモン(努力値+1)を倒した場合:
- 通常:1
- パワーアイテムあり:1 + 8 = 9
- パワーアイテム+ポケルス:(1 + 8) × 2 = 18
つまり、パワーアイテムを持たせて特定のポケモンを「14匹」倒せば、252振りが完了します(18×14=252)。群れバトルが存在する場所であれば、数回の戦闘で終わります。努力値を振りたいステータスが決まっている場合は、どのポケモンからどのステータスの努力値が得られるかを把握しておくことが必須です。
【おすすめの稼ぎ場所リスト】
- HP: ミアレシティ北側出口付近(ヤドン等)
- 攻撃: 4番道路(ワンリキー等)
- 素早さ: 1番道路(ホルビー、ヤヤコマ等)
手段3:ハネ系アイテムでの微調整
「素早さを調整して、残りをHPに」といった細かい調整(4振り、28振りなど)を行う場合、ドーピングアイテム(+10)では調整しきれません。 そこで役立つのが「〇〇のハネ」です。
- 入手方法: マップ上のキラキラポイント、橋の上などの影
- 効果: 対応する努力値を「+1」する
「ちりょくのハネ(特攻+1)」や「しゅんぱつのハネ(素早さ+1)」は、マップ探索中にこまめに拾っておきましょう。最後の微調整、特に「余った4を振る」際に重宝します。得られる努力値は非常に少量なので、あくまで微調整用です。マップを走ってひたすらハネを集めるのは効率が悪いため、基本はドーピングかパワーアイテムを推奨します。
努力値のリセット方法と再調整
「CSぶっぱで作ったけど、やっぱり耐久調整したい…」 「ストーリー攻略中に変な努力値が入ってしまった…」
そんな時も安心してください。PLZAには非常に便利なリセット機能が用意されています。
サビ組事務所の「まっさらアネゴ」
今作独自の要素として、サビ組事務所にいるNPC「まっさらアネゴ」の存在があります。
- 場所: サビ組事務所(ミアレシティ路地裏・サビ地区)
- 解放条件: ハンターランク「Cランク」昇格後
- コスト: メガカケラ 5個
- 効果: 指定したポケモンの努力値を全てゼロにする
過去作のように「きのみ」を集める必要がなく、低コストで一瞬にしてリセット可能です。この機能のおかげで、同じディアンシーを使いまわして、CS型から耐久型へコンバートするといった運用が気軽に行えます。 「メガカケラ」は日々のレイドバトルで余るほど手に入るので、コストは実質無料と考えて差し支えありません。サビ組事務所へは、ミアレタクシーで「サビ地区」を選択するとスムーズに移動できます。
きのみによる特定ステータスのダウン
「攻撃の努力値だけ下げたい」といった、部分的な修正を行いたい場合は、以下のきのみを使用します。
- ザロクのみ (HP -10)
- ネコブのみ (攻撃 -10)
- タポルのみ (防御 -10)
- ロメのみ (特攻 -10)
- ウブのみ (特防 -10)
- マトマのみ (素早さ -10)
【入手場所:ローズ6番地】 これらのきのみは、ローズ6番地にある「きのみ屋」で購入可能です。ただし、日替わりや在庫に限りがある場合があるため、見かけた時に買い溜めしておくのがセオリーです。 きのみ屋は複数軒並んでおり、店主によって取り扱い品目が異なる点に注意してください。一番奥の老婆が経営する店が、努力値下げきのみを扱っていることが多いです。 すでに振ってある努力値を残しつつ、不要なステータスの努力値を減らす際に活用しましょう。例えば「Aに間違えて10入ってしまった」という場合は、ネコブのみを1つ使えば解決です。
努力値確認のテクニック
育成中の確認も重要です。 努力値は、ステータス画面(のうりょく確認画面)でLボタン(または指定のボタン)を押すことでグラフとして確認できます。
- グラフの色:
- 薄い黄色: 努力値が上限(510)に達していない状態。まだ振れます。
- 水色(または濃い黄色): 努力値が上限(510)に達している状態。これ以上振れません。
- キラキラマーク: 特定のステータスが最大(252)まで振られていると、そのステータス名の横にキラキラしたエフェクトがつきます。
この画面を見ながら、ドーピングアイテムを使ったり、ハネを使ったりして微調整を行いましょう。特に「4振り」などはグラフ上では目視しにくいため、回数を数えながら振るのが確実です。
メガディアンシーと相性の良い味方
最後に、育成したメガディアンシーを活躍させるためのパーティ構築について触れておきます。努力値調整も大事ですが、チーム編成こそが勝率を左右します。
鋼タイプの相方(補完枠)
メガディアンシーの弱点である「鋼・草・地面・水」に対して、優れた耐性を持つ鋼タイプとの相性は抜群です。
- ナットレイ: 草・水・電気・エスパーなどを半減以下に抑え、ディアンシーが苦手な水タイプや鋼タイプを受けられます。「やどりぎのタネ」で回復サポートも可能。
- ギルガルド: ゴースト・鋼の複合タイプで、格闘・毒・ノーマルなどを無効化・半減します。キングシールドでの択ゲーも含め、攻守のスイッチ要員として優秀。
- ヒードラン: 4倍弱点の鋼技を1/4で受けられ、草技も1/4。特性「もらいび」で炎技も無効。ディアンシーとの相性補完は全ポケモン中トップクラスです。
素早さ操作サポート
メガディアンシーのS110は速いですが、スカーフ持ちや、より速いメガシンカポケモン(メガゲンガー、メガライボルトなど)には弱いです。
- サンダー/トルネロス: 「おいかぜ」で素早さを倍増させ、ディアンシーで全抜きする体制を整えます。
- クレセリア/ポリゴン2: 「トリックルーム」を展開し、勇敢(最遅)調整したメガディアンシーを暴れさせるスイッチトリパも強力です。この場合、ディアンシーの努力値はHAベースになります。
まとめ
メガディアンシーは、PLZAのランクマッチ環境において、正しく育成すれば無類の強さを発揮するポケモンです。その鍵を握るのが、今回解説した努力値調整です。
- 基本はCS252(臆病/無邪気):まずはここからスタートし、最速の強みを体感してください。
- 環境に合わせて微調整:仮想敵(メガリザードン、ガブリアス、受けループ)に合わせて、A調整や耐久調整を施しましょう。
- 育成環境をフル活用:クエーサー社のパワーアイテムや、サビ組事務所のリセット機能を使いこなし、納得いくまで調整を繰り返してください。
- マジックミラーを過信しない:強力な特性ですが、火力インフレの激しい環境では一撃で倒されることもあります。相性補完のできる鋼タイプとの連携を忘れずに。
この記事で紹介した調整をベースに、あなたのプレイスタイルに合った最強のメガディアンシーを作り上げてください。ランクマッチの戦場でお会いできることを楽しみにしています。
編集デスク:桐谷シンジ ゲーム攻略ライター兼評論家。FPSからRPGまで幅広くプレイするが、特にポケモンの対戦考察には定評がある。PLZAではミアレシティの路地裏探索にハマりすぎて、メインストーリーがなかなか進まなかった経験を持つ。好きなポケモンはクチート。







