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【ポケモンZA】ランクマで無双するピクシー育成論|技構成と立ち回りを徹底解説

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編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられている質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、ランクマッチで流行している「詰ませ性能」の高いポケモンの対策や、自身がその性能を使いこなす方法が気になっていると思います。特に、カロス地方の環境において、ドラゴンタイプやメガシンカポケモンの圧倒的な火力に苦戦しているトレーナーが多いのではないでしょうか。

この記事を読み終える頃には、環境トップメタに刺さるピクシーの強さを理解し、即戦力としてランクマに投入できるレベルまで疑問が解決しているはずです。

この記事の要約
  • 環境に多いドラゴンタイプを完封できる耐性
  • 積みアタッカーを機能停止にする特性てんねん
  • 状態異常や定数ダメージを無効化する特性マジックガード
  • 初心者でも扱いやすい高耐久型の育成論

 

それでは解説していきます。

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ランクマ環境におけるピクシーの圧倒的な優位性

『ポケモンレジェンズ Z-A』が発売されてから約1ヶ月半が経過し、ランクマッチの環境(メタゲーム)も徐々に固まってきました。初期に流行した高速アタッカーによる殴り合いから、現在は耐久力のあるポケモンで盤面をコントロールする構築へとシフトしつつあります。

その中で、なぜ今「ピクシー」が最強の一角として注目されているのか。その理由は、カロス地方特有の環境と、ピクシーが持つ唯一無二の性能が見事に噛み合っているからです。ここでは、ピクシーが環境に刺さっている理由を深掘りしていきます。

ドラゴン・格闘技の一貫性を切るフェアリータイプ

カロス地方の対戦環境において、最も警戒すべきは「メガシンカ」を用いた高種族値のポケモンたちです。特に、メガガブリアス、メガボーマンダ、さらにはジガルデといった強力なドラゴンタイプが環境の中心に居座っています。これらのポケモンは圧倒的な攻撃性能を誇りますが、その主力技であるドラゴン技を「無効」にできるフェアリータイプの存在価値は計り知れません。

ピクシーはフェアリー単タイプであるため、弱点は「どく」「はがね」の2つのみ。環境に多いドラゴン、かくとう、むし、あくタイプに対して耐性を持ちます。特に、メガルカリオなどの格闘タイプに対しても、サブウェポンの選択肢を強要できる点が優秀です。

また、本作のランクマでは、交代読みのリスク管理が勝敗を分けます。相手が「げきりん」や「りゅうせいぐん」を撃ってくるタイミングでピクシーを後出しできれば、相手のターンを無駄にさせつつ、こちらは「めいそう」や「ステルスロック」といった起点作成のターンを得ることができます。この「無償の1ターン」を作り出しやすいのが、ピクシー最大の強みと言えるでしょう。

積みアタッカーを絶望させる特性「てんねん」

今作のランクマッチでピクシーが採用される最大の理由が、夢特性(隠れ特性)である「てんねん」です。

特性「てんねん」は、相手の能力ランクの変化を無視して攻撃・防御を行うことができます。これが何を意味するかというと、例えば相手のメガギャラドスが「りゅうのまい」を3回積んで攻撃力が4倍になっていたとしても、ピクシーに対しては「能力変化なし」のダメージ計算で攻撃することになります。

『レジェンズ Z-A』の環境では、メガシンカポケモンの火力をさらに底上げするために積み技(つるぎのまい、りゅうのまい、めいそう等)を採用する構築が非常に多いです。通常の耐久ポケモンであれば、積まれた時点で突破されてしまいますが、てんねんピクシーはその積み技を全て「無駄」にします。

相手が必死にターンを使って能力を上げている間に、こちらは悠々と回復したり、反撃の準備を整えたりすることができます。この「相手の勝ち筋(積みエースによる全抜き)を根本から否定する」性能こそが、ピクシーがランクマで無双している所以です。

受けループを崩壊させる特性「マジックガード」

ピクシーのもう一つの強力な特性が「マジックガード」です。これは、攻撃技以外でのダメージを受けないという驚異的な効果を持ちます。

具体的には以下のダメージを全て無効化します。

  • 「どくどく」「やけど」による状態異常ダメージ
  • 「ステルスロック」「まきびし」の設置技ダメージ
  • 「やどりぎのタネ」「しめつける」などの定数ダメージ
  • 「いのちのたま」の反動ダメージ
  • 天候(すなあらし・あられ)によるダメージ

耐久ポケモン対策としてよく用いられる「どくどく」が効かないため、耐久型同士の泥仕合になってもピクシー側が圧倒的に有利です。また、アタッカーとして育成する場合も、「いのちのたま」を持たせることで、反動ダメージなしで技の威力を1.3倍にできるという破格の恩恵を受けられます。

ランクマ上位帯では、受けループ(高耐久ポケモンで固めた構築)が増えてきますが、マジックガード型のピクシーであれば、これらの構築を単騎で崩壊させることも可能です。「てんねん」か「マジックガード」か、相手視点では判別がつかないことも、ピクシーの強さを底上げしている要因です。

【型紹介1】物理アタッカー完封「てんねん物理受け型」

ここからは、実際にランクマッチで結果を残している具体的な育成論を紹介します。まずは、環境に最も多い物理アタッカー、特に積み技を持ったメガシンカポケモンをカモにする「てんねん物理受け型」です。

初心者の方が最初に育成するなら、この型を強くおすすめします。

性格・努力値配分と持ち物

■基本ステータス

項目 詳細
特性 てんねん(相手の能力変化を無視)
性格 ずぶとい(防御↑ / 攻撃↓)
持ち物 アッキのみ または ゴツゴツメット
テラスタイプ みず または ほのお(鋼対策)

■努力値配分

ステータス 努力値 実数値(Lv50) 調整意図
HP (H) 252 202 奇数調整かつ最大耐久確保
攻撃 (A) 0 不要(イカサマ対策で個体値0推奨)
防御 (B) 252 137 物理受けのため特化
特攻 (C) 4 116 余り
特防 (D) 0 110
素早 (S) 0 80

解説: 性格は物理耐久を最大化するために「ずぶとい」一択です。努力値もHBにぶっぱ(全振り)することで、不一致のアイアンヘッド程度なら余裕で耐える耐久力を手に入れます。

持ち物の「アッキのみ」は、物理技を受けた時に防御が1段階上がるアイテムです。これを持たせることで、相手の攻撃を受けつつさらに硬くなり、要塞化することができます。「ゴツゴツメット」は、接触技の多いメガガルーラやメガメタグロスに対して、受けているだけで相手のHPを削ることができるため、削りを優先したい場合に採用します。

確定技と選択技の解説

この型における技構成は、相手を詰ませることに特化させます。

【確定技】

  • ムーンフォース
    • タイプ一致のメインウェポン。威力95と高く、30%の確率で相手の特攻を下げる追加効果も優秀です。耐久型とはいえ、無振りでもそこそこの火力が出るため、ドラゴンタイプへの遂行速度を早めます。
  • つきのひかり
    • 必須の高速回復技。HPの半分を回復します。天候が「ひざしがつよい」状態だと回復量が増え、雨や砂嵐だと減る点には注意が必要ですが、場持ちを良くするためには欠かせません。

【選択技】

  • めいそう
    • 特攻と特防を1段階ずつ上げる積み技。これを積むことで、特殊アタッカーに対しても強く出られるようになります。物理は「てんねん+努力値」で受け、特殊は「めいそう」で受けるという、全方位対応の要塞が完成します。
  • ちいさくなる
    • 回避率を2段階上げる、所謂「害悪」戦法。運ゲーに持ち込めますが、必中技(スマートホーン等)や、ボディプレス(Z-Aで採用率が高いかは要確認ですが)には注意。
  • ステルスロック
    • サイクル戦を有利にする設置技。相手の交代際に刺さります。
  • かえんほうしゃ
    • ピクシーを受けに来るハッサムやナットレイ、メタグロスといった「はがねタイプ」への打点。これがあるだけで、相手の鋼枠を返り討ちにできます。

基本的な立ち回りとダメージ計算

立ち回り: 基本的には、相手の物理アタッカー(特にドラゴンや格闘)に対して後出しします。相手が「つるぎのまい」などの積み技を使ってきそうなタイミングがベストです。 場に出たら、まずは相手の攻撃を耐えつつ、「アッキのみ」発動や「めいそう」で耐久を底上げします。HPが減ったら「つきのひかり」で回復。相手が突破不可能だと悟って交代する隙に、攻撃技を通したり、さらに積んだりしていきます。

被ダメージ計算(目安): ※H252 B252 図太い 輝石なし(アッキ発動前)で計算

  • メガガブリアス(A252)
    • 地震:確定3発(40.5%〜48.0%)
    • アイアンヘッド(不一致):乱数2発(48.5%〜57.4%)
    • ※アッキのみ発動後は確定3発以下に抑え込めます。
  • メガボーマンダ(A252 スカイスキン)
    • すてみタックル:確定2発(75.2%〜89.1%)
    • ※後出しは危険ですが、対面からアッキのみが発動すれば、次の攻撃を耐えて「つきのひかり」が間に合う可能性があります。
  • メガバンギラス(A252)
    • ストーンエッジ:確定3発(41.5%〜49.0%)
    • ※砂嵐下でも「つきのひかり」の回復量は減りますが、受けることは可能です。

このように、環境トップクラスの物理火力を、積み技無効で受け止めることができるのが「てんねんHBピクシー」の真骨頂です。

【型紹介2】状態異常無効「マジックガード珠アタッカー型」

次に紹介するのは、意表を突くアタッカー型です。ランクマ上位では「ピクシー=耐久」という認識が強いため、そこを逆手に取って高火力で奇襲をかけることができます。

性格・努力値配分と持ち物

■基本ステータス

項目 詳細
特性 マジックガード(攻撃技以外ダメージ無効)
性格 ひかえめ(特攻↑ / 攻撃↓)
持ち物 いのちのたま
テラスタイプ でんき または ほのお

■努力値配分

ステータス 努力値 実数値(Lv50) 調整意図
HP (H) 244 201 地球投げ等の定数ダメ意識(奇数)
攻撃 (A) 0
防御 (B) 12 95 余り
特攻 (C) 252 161 アタッカーのため特化
特防 (D) 0 110
素早 (S) 0 80

解説: 性格は火力を最大限に出すために「ひかえめ」にします。Sに振って抜ける相手が環境に少ないため、HPと特攻に振り切るスタイルが安定します。 持ち物は「いのちのたま」一択です。通常は攻撃のたびにHPが1/10削れますが、特性マジックガードにより反動ダメージがゼロになります。つまり、デメリット無しで全技の威力を1.3倍にするというチート級の性能を発揮します。

採用技の範囲と役割対象

この型の強みは、技範囲の広さと「状態異常で止まらない」ことです。

【技構成例】

  • ムーンフォース
    • メインウェポン。珠補正込みでH振りガブリアスを確定1発で持っていける火力が出ます。
  • だいもんじ
    • 対鋼タイプ用。「かえんほうしゃ」よりも威力を重視します。H振りメガハッサムやナットレイを焼き払うために必須です。命中不安はありますが、役割破壊のためには威力が必要です。
  • 10まんボルト
    • 対水・飛行タイプ用。ギャラドスやファイアロー、エアームドへの打点となります。
  • サイコキネシス / くさむすび / めいそう
    • 環境に合わせて選択。ドヒドイデやモロバレルを意識するならサイコキネシス、ラグラージやトリトドンを見るなら草結び。「めいそう」を入れて、受け崩しの性能をさらに高めるのも強力です。

受けループ破壊のメカニズム

この型が真価を発揮するのは、相手が「ドヒドイデ」「ラッキー」「エアームド」「グライオン」などで構成された受けループ構築を使用している場合です。

  1. どくどく無効:耐久型の主なダメージ源である毒が無効です。
  2. 定数ダメ無効:宿り木や塩漬け(もしあれば)等のスリップダメージも入りません。
  3. 高火力:耐久型ポケモンは、相手の攻撃を受け切ることを前提としていますが、珠ピクシーの火力は想定外であることが多く、受け出しに来たポケモンを2発で落とすことが多々あります。

例えば、相手のドヒドイデがピクシーに対して「どくどく」を撃ってきたターン、こちらは無償で「10まんボルト」や「サイコキネシス」を叩き込めます。相手は回復が追いつかず、サイクルが崩壊します。 「てんねん」を警戒して「どくどく」から入ってくる相手を、逆にカモにできるのがこの型の最大の魅力です。

ピクシーを運用する上での注意点と対策

最強に見えるピクシーですが、もちろん弱点や苦手な相手も存在します。これらを理解しておくことで、勝率をさらに安定させることができます。

鋼タイプの高火力物理技には注意

ピクシーは物理耐久が高いとはいえ、弱点である鋼タイプの物理技、特に「メガメタグロス」の「コメットパンチ」や「バレットパンチ」、「ギルガルド」の「アイアンヘッド」などを耐え切るのは困難です。

たとえHB特化していても、メガメタグロスのコメットパンチは確定2発(乱数によっては1発)圏内に入ってきます。鋼タイプが見えた場合は、無理に突っ張らず、裏に控えた炎タイプや水タイプ、あるいは物理受けの鋼タイプ(エアームドなど)に引く勇気が必要です。

「かえんほうしゃ」を持っているからといって、無傷の鋼タイプに対面から勝てるわけではありません。あくまで「交代際に当てる」か「相手が削れている状態でのトドメ」として使うのが基本です。

ちょうはつ・アンコールへの弱さ

特に「てんねん物理受け型」は、変化技(つきのひかり、めいそう、ちいさくなる等)に依存しています。そのため、上から「ちょうはつ」を撃たれると機能停止に陥ります。

環境に多いボルトロスやエルフーン、または高速アタッカーのサブウェポンとしての挑発には警戒が必要です。また、積み技を多用するため「アンコール」にも弱いです。同じ技しか出せなくなると、ピクシーはただの置物になってしまいます。

相手の構築に「ちょうはつ」持ちがいそうな場合は、初手から攻撃技を選択するか、一度引いて様子を見るなどのケアが必要です。マジックガード型でフルアタッカー構成にしている場合は、逆に挑発を無駄打ちさせることができるため、ここでも型の読み合いが発生します。

特殊耐久の過信は禁物

物理受けとして育成した場合、特殊耐久は並程度しかありません。メガゲンガーの「ヘドロばくだん」はもちろん、高火力の等倍特殊技(眼鏡ラティオスのサイコキネシスや、メガリザードンYのオーバーヒートなど)を受けると致命傷になります。

「めいそう」を積んでいない状態での特殊受け出しは非常にリスクが高いです。特殊アタッカーに対しては、基本的には有利ではないと認識し、特殊受け(ハピナスやバンギラスなど)と組ませてサイクルを回すのが定石です。

ピクシーと相性の良い味方ポケモン

ランクマッチで勝つためには、ピクシー単体の強さだけでなく、相性補完に優れたパーティ構築が不可欠です。ここでは、ピクシーの弱点をカバーし、相乗効果を生み出すパートナーを紹介します。

ヒードラン(炎・鋼)

ピクシーとの相性補完において、最高クラスのパートナーです。 ピクシーの弱点である「毒」「鋼」を、ヒードランは両方とも1/4以下で受けることができます。逆に、ヒードランの弱点である「格闘」をピクシーが半減し、「地面」は等倍ですが、浮いているポケモンと組み合わせることでケアできます。

また、ヒードランが苦手とする「ドラゴン」技をピクシーが無効化できるため、お互いに弱点技を透かし合うサイクル戦(通称:相性補完サイクル)が成立します。この2体の並びは非常に崩されにくく、初心者にも扱いやすい組み合わせです。

エアームド(鋼・飛行)

物理受けのスペシャリスト同士の組み合わせです。 ピクシーが苦手な「鋼」「毒」を無効・半減しつつ、ピクシーでは受けきれない超高火力の物理(メガメタグロスなど)をエアームドが受け止めます。 エアームドは「てっぺき」や「ボディプレス」で物理に強く出られるほか、「まきびし」や「ステルスロック」を撒くことで、ピクシーの「めいそう」積みのサポートも可能です。

メガヤドラン(水・超)

「てんねん」ピクシーと「シェルアーマー(急所無効)」メガヤドランの並びは、相手の「運勝ち」すら許さない鉄壁の布陣です。 メガヤドランは物理耐久が異常に高く、炎や鋼技を受けられます。ピクシーが特殊方面を「めいそう」で見る形にすれば、物理・特殊の両方をこの2体で見ることが可能になります。 どちらも回復技を持っているため、相手が突破手段を持っていない場合、TOD(Time Over Death:時間切れ判定勝ち)も視野に入れた戦いができます。

まとめ

今回は、『ポケモンレジェンズ Z-A』のランクマッチで猛威を振るうピクシーについて解説しました。環境を支配するドラゴンタイプやメガシンカポケモンに対して、これほど明確な回答を持てるポケモンは他になかなかいません。

  • 特性「てんねん」で積みエースを完全にストップさせる
  • 特性「マジックガード」で受けループや状態異常を無効化する
  • フェアリー単タイプの優秀な耐性でドラゴン技の一貫を切る
  • 物理受け、特殊アタッカー、害悪型と型の判別が難しい

これからランクマッチで上位を目指す方、ドラゴンタイプにボコボコにされて悩んでいる方は、ぜひ一度ピクシーをパーティに入れてみてください。その「詰ませ性能」の高さに、きっと病みつきになるはずです。

「カワイイ顔してエグいことする」 そんなピクシーの魅力を最大限に引き出し、カロス地方のランクマッチを制覇しましょう!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。次回の記事でも、環境に刺さる隠れた強ポケモンを紹介していく予定です。お楽しみに!

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