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Nintendo Switch 2

Switch2の購入でありがちな失敗例10選|買って後悔しないための知識を徹底解説

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編集デスク ゲーム攻略ライター兼転売ヤー対策担当の石川愛梨です。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、待望の「Switch 2」の購入を検討しつつも、「買って後悔しないか」「何か落とし穴はないか」といった点が気になっていると思います。

この記事を読み終える頃には、Switch 2の購入に関する疑問や不安が解決し、賢い選択ができるようになっているはずです。

この記事の要約
  • Switch 2購入時の具体的な失敗例10選
  • 失敗を回避するための詳細な対策と知識
  • 現行Switchオーナーが特に注意すべき互換性と移行の罠
  • コストを抑えてお得にSwitch 2を楽しむ方法

 

それでは解説していきます。

スイッチ2(Switch2)でしか遊べない独占タイトル・専売ソフト全作品一覧|2025年版Nintendo Switch2(ニンテンドースイッチ2)について、スイッチ2でしか遊べない独占タイトルを全作品紹介しています。 任天堂ゲームには他ハードでは発売されない「マリオシリーズ」や「ゼルダシリーズ」など、魅力的な独占タイトルが多数あります。 そこで今回は、以下について紹介しています。...

Switch 2購入で後悔しやすい失敗例10選

Switch 2は、現行のSwitchから大幅なパワーアップを遂げた魅力的なハードです。 しかし、その進化や仕様変更に伴い、知らなければ確実に「損」をする、あるいは「後悔」するポイントがいくつも潜んでいます。

ゲーム攻略ライターとして多くのハードを触ってきた私が、特にユーザーが陥りやすい10個の失敗例を、対策とともに徹底解説します。

失敗例1:ゲームカードなしの「コードインボックス版」を買ってしまう

まず最初に注意すべきは、パッケージ版ソフトの仕様です。 Switch 2のソフトにも、現行Switchと同様に「パッケージ版」と「ダウンロード版」が存在します。 しかし、店頭で販売されているパッケージ版の中に、ゲームカードが入っておらず、ダウンロードコードが書かれた紙(チラシ)だけが封入されている「コードインボックス」仕様のものが存在します。

これは一見、パッケージ版のように見えますが、実態はダウンロード版と同じです。 代表的なタイトルとしては『ファイナルファンタジータクティクス イバリースコロニクル』や『シャドウラビリンス』などが、この仕様で販売されるとの情報があります。

なぜ「コードインボックス」が失敗なのか?

最大の問題点は、一度ダウンロードコードを使用してしまった場合、そのソフトはあなたのアカウントに紐付けられ、中古ショップに売却できなくなる点です。 パッケージコレクターの方はもちろん、遊び終わったソフトを売って次のゲームの資金にしたいと考えている方にとって、これは致命的な落とし穴となります。

回避策:Switch版のアップグレードを活用する

もし、あなたが「ゲームカード」という物理メディアが欲しい場合、どうすればよいでしょうか。 実は、これらのタイトルは現行のSwitch版(こちらはゲームカードで提供)が販売されているケースが多いです。 そして、Switch版を購入し、Switch 2本体でプレイする際に、少額(または無料)のアップグレード費用を支払うことで、Switch 2版相当の画質やパフォーマンスで遊べる「アップグレードパス」が提供される場合があります。

この方法なら、物理的なゲームカードを手元に残しつつ、快適なSwitch 2版をプレイし、遊び終わったらSwitch版のパッケージを中古として売却することも可能です。 皮肉なことに、タイトルによってはSwitch 2のパッケージ版よりも、現行Switchのパッケージ版を買ってアップグレードする方が、ユーザーメリットが大きい「上位互換」となり得るのです。

購入前には、パッケージの隅に「ゲームカードは入っていません」や「コードインボックス」といった記載がないか、必ず確認する癖をつけましょう。

失敗例2:本体画面の「保護フィルム」を貼らない

「自分はTVモードでしか遊ばないから、画面フィルムは不要」 そう考えている方は非常に危険です。 これはSwitch 2でも同様に、購入後すぐにでも対策すべき必須項目と言えます。

Switch 2も現行機同様、ドックに本体を差し込んでTVに出力する機構を採用しています。 この「ドックへの抜き差し」こそが、画面に細かい傷(通称:ドック擦り傷)を付ける最大の原因なのです。 外に持ち運ばない据え置き派であっても、ドックとの物理的な接触は避けられません。

画面の「飛散防止フィルム」に注意

情報ソースによれば、Switch 2の本体画面には最初から「飛散防止フィルム」が貼られています。 これは、万が一画面が破損した際に、ガラス片が飛び散るのを防ぐための安全対策フィルムです。 これを「保護フィルムだ」と勘違いして剥がしてはいけません。 また、このフィルムはあくまで飛散防止用であり、日常の擦り傷を防ぐほどの強度はありません。

対策:安価なものでも良いので必ず貼る

Switch 2の購入で大きな出費をした直後、高価なライセンス品の保護フィルムを買うのをためらう気持ちも分かります。 しかし、画面に傷がついてしまっては取り返しがつきません。

ダイソーなどの100円ショップで販売されているSwitch(またはSwitch 2専用)のフィルムでも、最低限の保護は可能です。 まずは安価なものでも良いので「必ず貼る」こと。 そして、予算に余裕ができたタイミングで、ブルーライトカット機能付きのガラスフィルムや、指紋がつきにくい高機能フィルムに張り替えるのが賢明です。 本体購入と同時に、保護フィルムもカートに入れることを強く推奨します。

失敗例3:対応規格外の「Micro SDカード」を買ってしまう

Switch 2のゲームは、グラフィックの進化に伴い、データ容量が飛躍的に増大します。 本体保存メモリーだけではすぐに容量が一杯になるため、Micro SDカードの増設はほぼ必須となるでしょう。

ここで最大の落とし穴となるのが、Switch 2で採用されると噂される**新しいSDカード規格「MicroSDES」(仮称)**の存在です。

現行のSwitchは「MicroSDXC」という規格に対応していました。 しかし、Switch 2ではより高速なロード時間を実現するため、この新しい高速規格「MicroSDES」にのみ対応すると言われています。

安さに釣られて「非対応」を買う悲劇

Amazonなどで「Switch 2用 SDカード」と検索すると、従来のMicroSDXCカードが安価で大量にヒットするかもしれません。 例えば、2025年10月現在、高速な「MicroSDES」の256GBが約6,000円前後であるのに対し、従来のMicroSDXCの256GBは約3,000円前後と、半額以下で購入できてしまいます。

この価格差に釣られて従来のMicroSDXCカードを購入してしまうと、Switch 2本体に差し込んでも認識されず、「安物買いの銭失い」になってしまいます。 また、「EXCERIA」や「Extreme」といった特定メーカーの独自規格(現行Switchでは使えたもの)も、Switch 2では非対応となる可能性が報じられています。

対策:対応規格を「MicroSDES」で指名買いする

Switch 2用のSDカードを探す際は、価格の安さだけで選ばず、「MicroSDES」という規格に正式対応しているか、製品パッケージや説明欄を徹底的に確認してください。 発売直後は情報が錯綜するため、任天堂公式ライセンス品を選ぶのが最も安全な選択肢と言えるでしょう。

規格 現行Switch (想定) Switch 2 (想定) 256GB相場 (想定)
MicroSDXC × (非対応) 約 3,000円
MicroSDES × (非対応) ◯ (専用) 約 6,000円

失敗例4:何も考えずに「Switch 2 Edition」のソフトを買う

Switch 2では、『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』や『ポケモンレジェンズZA』など、現行Switchの人気タイトルがSwitch 2向けに強化された「Switch 2 Edition」が多数発売されます。 これらは通常価格が8,000円〜9,000円台と、フルプライス設定になっています。

しかし、これをそのまま定価で購入するのは、情報弱者と言わざるを得ません。 任天堂の提供する2つのサービスを活用することで、これらのソフトを実質3,000円近く安く購入できる可能性があります。

活用術:「カタログチケット」+「アップグレードパス」

その方法とは、「Nintendo Switch Online」加入者限定で購入できる**「ニンテンドーカタログチケット」と、Switch 2で導入される「アップグレードパス」**(仮称:1,000円)を組み合わせる方法です。

手順:

  1. 「ニンテンドーカタログチケット」(9,980円)を購入する。
  2. このチケットを使い、対象のSwitchソフト2本を引き換える。(この時点で実質1本あたり4,990円)
  3. 引き換え対象には『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』や『星のカービィ ディスカバリー』など、Switch 2 Editionの元となるSwitch版ソフトが含まれます。
  4. Switch 2本体で、このSwitch版(ダウンロード版)を起動し、eショップから「アップグレードパス」(仮称:1,000円)を購入します。
  5. これにより、Switch版がSwitch 2 Editionにアップグレードされます。

コスト比較 (ゼルダの伝説BoWの場合):

  • 通常購入:
    • Switch 2 Edition パッケージ版:8,678円 (税込)
  • 活用術:
    • カタログチケット(1本分):4,990円
    • アップグレードパス:1,000円
    • 合計:5,990円

この方法を使えば、定価より約2,688円も安く Switch 2 Editionを手に入れることができます。 (※Amazonなどでアップグレードパスが割引販売された場合、さらに安くなる可能性もあります)

注意点

この強力な節約術には注意点もあります。

  • 「ニンテンドーカタログチケット」はNintendo Switch Online加入者限定です。
  • 引き換えたソフトはダウンロード版限定となります。
  • 最重要: カタログチケットは販売終了が告知されており(2026年1月30日予定)、有効期限(購入から1年)もあります。

Switch 2の購入を決めている方は、今のうちにカタログチケットを購入・引き換えしておき、アップグレードパスの提供を待つのが、最も賢い立ち回りとなります。

失敗例5:アップグレード非対応なのに「Switch版」を買ってしまう

失敗例4とは逆に、Switch版を買ったのにアップグレードが提供されず、後悔するケースも存在します。 すべてのSwitchソフトが、Switch 2へのアップグレードに対応するわけではないのです。

情報ソースによれば、『ドラゴンクエスト12』や『ドラゴンクエスト7 リイマジ』などは、Switch版とSwitch 2版がそれぞれ「別タイトル」扱いとして販売されます。 この場合、Switch版を購入してもSwitch 2版へのアップグレードは提供されません。 もちろん、セーブデータの互換性もなく、完全に別物として扱われます。

もし、あなたがSwitch 2の高性能な環境で遊びたいと思っていたのに、安さや互換性を期待してSwitch版を購入してしまった場合、Switch 2の性能を活かせないSwitch版のまま遊び続けるか、Switch 2版を買い直す(=二重に支払う)しかなくなります。

対策:サードパーティ製の大型タイトルは特に注意

任天堂の自社タイトル(マリオ、ゼルダ、ポケモンなど)は、前述のアップグレードパスが提供される可能性が高いです。 しかし、スクウェア・エニックスやカプコン、バンダイナムコといったサードパーティ製のタイトル、特にマルチプラットフォームで展開される大型タイトルは、販売戦略上、アップグレードを提供せず、Switch 2版を別個に販売する戦略をとる可能性が十分にあります。

購入前に、「Switch版からSwitch 2版へのアップグレードに対応しているか」を公式サイトなどで入念に確認する手間を惜しんではいけません。

失敗例6:不要な「専用コントローラー」を買い足してしまう

Switch 2で『マリオカートワールド』や『カービィのエアライダー』など、4人以上で遊べるパーティゲームを楽しみたいと考え、本体と同時にコントローラーを人数分買い足そうとしていませんか? その判断、少し待ってください。

Switch 2は、現行Switchの周辺機器(ジョイコン、プロコン)との互換性がサポートされている可能性があります。

例えば、『マリオカートワールド』は、Switch 2専用の「ジョイコン2」や「プロコン2」だけでなく、現行のSwitch用ジョイコンやプロコンでも操作可能だと報じられています。 もし、あなたが既にSwitchを持っており、コントローラーを複数所有している場合、わざわざ高価なSwitch 2用コントローラーを買い足さなくても、既存の資産をそのまま流用できる可能性が高いのです。

専用コントローラーが必要な場面

では、Switch 2専用コントローラー(ジョイコン2など)は不要なのでしょうか。 いえ、そうではありません。 ジョイコン2には、PCゲームのような操作感を実現する「マウス機能」が搭載されると言われています。 『スーパーマリオパーティー ジャンボリー』の「スーパーコースター」など、この新機能を活用した特定のゲームモードでは、人数分のジョイコン2が必要になる場合があります。

対策:まずは手持ちの資産を確認

まずは自宅にあるSwitch用コントローラーの数を確認しましょう。 そのうえで、遊びたいゲームが既存のコントローラーに対応しているか、公式サイトの「製品情報」や「Q&A」をチェックしてください。 「Switch 2専用」という言葉に踊らされず、本当に必要なものだけを見極めることが、賢い消費者への第一歩です。

失敗例7:「サーバー経由のまるごと転送」をよく理解せず使う

Switch 2へのデータ移行(お引越し)は、多くのSwitchオーナーにとって最大の関心事の一つです。 任天堂は「まるごと転送」機能を提供していますが、この仕様を誤解していると、最悪の場合、セーブデータを失う可能性があります。

特に危険なのが、「サーバー経由でのまるごと転送」機能です。 これは、Switch 2本体がまだ手元になくても、事前に現行Switchからサーバーへデータをアップロードしておける機能です。

サーバー転送の二大リスク

この機能には、二つの重大な落とし穴があります。

  1. 手元のSwitchが初期化される: サーバーへ転送(アップロード)が完了した時点で、転送元の現行Switch本体は安全対策のため強制的に初期化されます。 「Switch 2が買えるまで、今のSwitchで遊んで待とう」が、できなくなるのです。
  2. サーバーのデータ保持期間は「364日」: サーバーに預けられたデータは、364日(約1年)が経過すると自動的に消去されます

もし、あなたが「転売価格が落ち着いたら買おう」と悠長に構え、サーバー転送だけを行って1年以上が経過した場合…… 手元のSwitchデータは初期化済み、サーバー上のデータは消失済み、という「詰み」の状態に陥ります。

対策:転送はSwitch 2本体が手元に来てから

最も安全な方法は、Switch 2本体を確実に入手してから、SwitchとSwitch 2をローカル通信(直接通信)で接続する「まるごと転送」を行うことです。 サーバー経由の転送は、Switch 2の購入が確定している(予約済みで、1年以内に必ず受け取れる)状況以外では、絶対に使用しないでください。 (万が一、初期化してしまった場合の復元方法も存在はするようですが、非常に手順が複雑であり、推奨されません)

失敗例8:「ダウンロードコード」の有効期限を切らしてしまう

Amazonやコンビニ(ローソン、セブンイレブンなど)では、Switch 2のソフトや追加コンテンツの「ダウンロードコード」が販売されます。 手軽に購入できて便利な反面、このコードには**「有効期限」**が設定されていることをご存知でしょうか。

情報ソースによれば、これらの販売店経由で購入したコードの有効期限は、購入から**「150日」**と、非常に短く設定されています。

「まだ本体を持っていないけど、セール中だからコードだけ買っておこう」 「いつか遊ぶかもしれないから、とりあえず買っておこう」 こうした行動が、150日後にはただの「紙切れ」を生み出す原因となります。 eショップで直接購入すれば、購入と同時にアカウントに紐付けられるため問題ありませんが、物理的なコードを購入した場合は、手動で入力するまで「所有したこと」にはなりません。

対策:コードは即時入力! 本体がなくても入力可能

ダウンロードコードを購入したら、「すぐにeショップで入力する」ことを徹底してください。 もしSwitch 2本体がまだ手元にない場合でも、PCやスマートフォンのブラウザから「マイニンテンドーストア」にアクセスし、ログインすればコードを入力することが可能です。 これにより、購入した権利があなたのアカウントに紐付けられ、本体入手後にすぐにダウンロードできるようになります。

失敗例9:初回起動時に「まるごと転送」をスキップする

これは、せっかちな人ほど陥りやすい、重大な失敗です。 念願のSwitch 2を手に入れ、一刻も早く遊びたいという気持ちは痛いほど分かります。 しかし、本体の初回起動時に表示される「まるごと転送」の案内を、「面倒だから」「後でやろう」とスキップしてはいけません。

Switch 2の「まるごと転送」機能は、本体の初回起動時にしか実行できません。

一度スキップしてセットアップを完了させてしまうと、二度とこの機能は呼び出せず、現行Switchからのデータ(セーブデータ、ユーザー情報、購入済みソフト、スクリーンショットなど)を、すべて「手動」で一つずつ移行する羽目になります。

ゲーム攻略ライターである私も、過去に『マリオカート』の新作を早く遊びたいがために、この転送をスキップしてしまい、後から数十本のソフトのセーブデータと数千枚のスクショを手動で移行するという地獄を経験しました。

対策:遊びたい気持ちを抑え、初回起動時に必ず転送する

Switch 2の電源を最初に入れるときは、現行Switchと十分な時間(数時間かかる場合も)を確保してからにしましょう。 焦らず、確実に「まるごと転送」を実行することが、Switch 2での快適なゲームライフへの最短ルートです。

失敗例10:パッケージ版が「キーカード」仕様だと知らずに買う

これが、現行Switchユーザーにとって最も理解しがたい、そして最も後悔する可能性のある「最悪の仕様変更」かもしれません。 Switch 2のパッケージ版ソフトの中には、従来のゲームカードではなく、ゲームを起動するための「キー(鍵)」の情報だけが入った「キーカード」(仮称)仕様のものが存在します。

この「キーカード」版パッケージを購入した場合、あなたは以下の手順を踏まないとゲームを遊ぶことができません。

  1. Switch 2本体にキーカードを差し込む。
  2. 本体がキーを認識し、インターネット経由でゲームデータのダウンロードを開始する。
  3. 数十GB(ソフトによっては100GB超えも?)の全データをダウンロードする。
  4. ダウンロード完了後、ようやくゲームが起動可能になる。

「キーカード」版の絶望的なデメリット

これはつまり、「パッケージ版を買ったのに、中身はダウンロード版」という状態を意味します。

  • すぐに遊べない: 発売日に買ってきても、そこから数時間(回線環境によっては丸一日)のダウンロード地獄が待っています。
  • インターネット環境が必須: オフライン環境ではインストールすらできません。
  • 本体容量を圧迫: ゲームデータはすべて本体保存メモリーかMicroSDESカードに保存されます。

なぜこんな仕様が存在するのか?

サードパーティメーカーが、大容量ゲームカード(高コスト)の製造費をケチり、安価なキーカードで済ませようとするコスト削減が主な理由と推測されます。 (任天堂の自社タイトルは、従来通りのゲームカード仕様が多いと予想されます)

キーカード版の唯一(?)のメリット

この仕様の唯一のメリットは、「中古売買が可能」という点です。 キーカードはあくまで「起動キー」であるため、遊び終わったらパッケージごと中古ショップに売却できます。 (ただし、次に買った人もまた、全データのダウンロードが必要です)

対策:ダウンロード版の「あらかじめダウンロード」が最適解

もし、あなたが発売日に最速で遊びたいのであれば、サードパーティ製の大型タイトル(特に洋ゲー)は、パッケージ版を避け、ダウンロード版を予約購入し、「あらかじめダウンロード」を済ませておくのが最も確実な対策となります。

Switch 2購入で後悔しないための追加知識

失敗例10選で、Switch 2に潜む多くの「罠」を知っていただけたかと思います。 しかし、ペルソナ(Switch 2が欲しいけど後悔したくない方)の疑問は、これだけでは解決しません。 ここではさらに踏み込んで、ゲームライターの視点から「後悔しない」ための追加知識を徹底的にレビューします。

Switch 2のスペックと現行Switchとの違い

Switch 2が「買い」なのかどうかを判断する上で、現行機(特に有機ELモデル)とのスペック差は非常に重要です。 まだ公式発表はありませんが、信頼できるリーク情報や噂を基に、その進化のポイントをまとめます。

噂されるSwitch 2のキースペック

  • チップセット: NVIDIAのカスタムチップ「T239」が搭載されると噂されています。これにより、現行機の数倍の処理能力を持つと予想されます。
  • スクリーン: 8インチのLCD(液晶)スクリーンが搭載される可能性が高いです。現行の有機EL(7インチ)より大型化しますが、コストとバッテリー持続のバランスをとってLCDを採用するとの見方です。
  • DLSS対応: NVIDIAのAIアップスケーリング技術「DLSS」に対応すると言われています。これにより、携帯モード(720pや1080p)の映像を、AIの力で擬似的に4K解像度に引き上げ、TVモードでの美麗なグラフィックを実現すると期待されています。
  • Joy-Conの改良: 最大の懸案事項であった「ドリフト問題」が、ホール素子センサーの採用などで抜本的に対策されると期待されています。また、本体への装着が磁石(マグネット)式になるという噂もあります。

現行Switchとのスペック比較表 (噂を含む)

項目 現行Switch (有機EL) Switch 2 (噂・想定) 期待される進化
画面 7.0インチ 有機EL (720p) 8.0インチ LCD (1080p?) 大画面化、高解像度化
TVモード解像度 最大 1080p 最大 4K (DLSS活用) 圧倒的なグラフィック向上
チップセット NVIDIA Tegra X1 (カスタム) NVIDIA T239 (カスタム) 処理能力が飛躍的に向上
ロード時間 長い (ソフトによる) 大幅に短縮 新規格メモリとSSD(?)採用
Joy-Con ドリフト問題あり ドリフト対策済み (噂) 信頼性の向上
互換性 (対象外) Switchソフト互換性あり (噂) 既存の資産が活かせる

このスペックが実現すれば、現行Switchで感じていたロード時間の長さや、高負荷時のカクつき(フレームレート低下)といった不満点がほぼ解消されることは間違いありません。 「現行機で十分」と考えている人も、この性能差を知ればSwitch 2が欲しくなるはずです。

Switch 2の互換性まとめ(ソフト・周辺機器)

後悔しないために、互換性の問題は避けて通れません。

ソフトの互換性(後方互換)

  • 物理(ゲームカード): Switch 2は、現行Switchのゲームカードをそのまま差し込んで遊べる「後方互換」に対応する可能性が非常に高いです。
  • デジタル(ダウンロード版): 同一のニンテンドーアカウントに紐付けられたダウンロード版ソフトも、Switch 2のeショップから再ダウンロードして遊べると予想されます。

これは、私たちが現行Switchで築き上げた膨大なゲームライブラリが無駄にならないことを意味し、買い替えのハードルを大きく下げてくれます。

周辺機器の互換性

  • プロコン (Proコントローラー): Bluetooth接続であるため、Switch 2でも引き続き使用できる可能性が高いです。(失敗例6参照)
  • Joy-Con: 現行Joy-Conも、Switch 2で(無線接続で)使用できる可能性はあります。ただし、Switch 2本体に物理的に装着できるかは不明です(マグネット式への変更の噂があるため)。
  • ドック: Switch 2本体のサイズやUSB-C端子の仕様が変更される場合、現行Switchのドックは使用できず、Switch 2専用ドックが必要になると予想されます。

Switch 2は通常モデルとLiteモデルどっちを買うべきか

現行Switch同様、Switch 2でも「TVモード対応の通常モデル」と、「携帯モード専用のLiteモデル」(仮称)が発売される可能性があります。 どちらを選ぶかは、あなたのプレイスタイルによって決まります。

通常モデル(スタンダード)がおすすめな人

  • 家族や友人と集まり、TVの大画面でパーティゲーム(マリオカート、スマブラなど)を楽しみたい人。
  • DLSSによる4Kグラフィックなど、Switch 2の性能を最大限に引き出して遊びたい人。
  • 家ではTV、外では携帯モードと、シーンに合わせて使い分けたい人。

Liteモデル(仮称)がおすすめな人

  • 遊ぶのは自分一人がメインで、TVには一切繋がないと断言できる人。
  • とにかく「安さ」と「軽さ」を重視する人。
  • 寝転がりながらRPGやシミュレーションゲームをじっくり遊ぶスタイルがメインの人。

私個人の意見としては、Switch 2の最大の魅力は「DLSSによるグラフィックの進化」にあると予想しているため、それを体験できないLiteモデルは、よほど強いこだわりがない限り、通常モデルの購入を強く推奨します。 価格差(おそらく1万円程度)をケチって最大の魅力を手放すのは、最も「後悔」する選択の一つになるかもしれません。

転売ヤー対策と適正価格での購入方法

編集デスクの「転売ヤー対策担当」として、この点については強く訴えかけたいと思います。 Switch 2は発売後、過去のPS5やSwitch有機ELモデルの比ではない、すさまじい争奪戦と転売ヤーによる買い占めが予想されます。

「欲しい」という純粋な気持ちが、高額転売品に手を出す理由になってはいけません。 転売ヤーから定価の1.5倍、2倍の価格で購入すること。それこそが**「購入後、最大の金銭的後悔」**を生み出します。

鉄則:転売ヤーからは絶対に買わない

  • 適正価格は「定価」です。 それ以外の価格はすべて異常です。
  • Amazonの「招待リクエスト」を活用する: Amazonが直接販売する招待制販売は、最も公平な購入手段の一つです。
  • 公式ストアの抽選に応募する: 「マイニンテンドーストア」や「https://www.google.com/search?q=%E3%83%A8%E3%83%89%E3%83%90%E3%82%B7.com」など、信頼できる大手量販店の抽選販売にコツコツ応募し続けましょう。
  • 入荷通知アラートを設定する: 大手量販店のオンラインストアで、入荷通知を設定しておきましょう。

発売日に手に入らなくても、ゲームが逃げるわけではありません。 冷静さを失わず、正規のルートで定価購入できるまで待ち続ける強い意志こそが、最強の転売対策であり、後悔しないための第一歩です。

Switch 2のおすすめ周辺機器(必須&あると便利)

Switch 2本体と同時に購入すべき周辺機器、あるいは後から買い足すとゲームライフが快適になるアイテムを紹介します。

カテゴリー1:必須(本体と同時購入を推奨)

  1. 画面保護フィルム (失敗例2参照)
    • 説明不要の必須アイテム。ガラス製がおすすめです。
  2. MicroSDESカード (失敗例3参照)
    • 任天堂ライセンス品、または規格対応が明記された高速なものを。最低でも256GB、できれば512GB以上を推奨します。

カテゴリー2:あると便利(プレイスタイル別)

  1. 有線LANアダプター
    • TVモードでオンライン対戦(スマブラ、スプラトゥーンなど)をメインに遊ぶなら必須。ラグ(遅延)が大幅に改善されます。
  2. Proコントローラー(プロコン2)
    • アクションゲームやRPGを長時間じっくり遊ぶなら、Joy-Conよりも操作性に優れるProコンが最適です。
  3. キャリングケース(持ち運び用ポーチ)
    • 携帯モードで外に持ち出すことが多い人は、本体とソフトを安全に運ぶために必要です。
  4. 大容量モバイルバッテリー
    • Switch 2のバッテリー持続時間はまだ不明ですが、高性能化に伴い、現行機と同等かそれ以下になる可能性もあります。長時間の移動や外出先で遊ぶなら、Ankerなどの信頼できるメーカー製バッテリーが役立ちます。

Switch 2で期待される新作タイトルラインナップ

「失敗しないか」という不安だけでなく、「どんな楽しい未来が待っているか」を知ることも、購入の後押しになります。 Switch 2の性能を活かした、期待の新作タイトル(または噂されるタイトル)をいくつかピックアップします。

  • 『マリオ』シリーズ完全新作
    • 8インチスクリーンと進化したグラフィックで、箱庭マリオの新たな地平が期待されます。
  • 『ゼルダの伝説』シリーズ新作
    • 『ティアーズ オブ ザ キングダム』の続編か、あるいは完全新作か。DLSSによる4Kのハイラルは、それだけでSwitch 2を買う理由になります。
  • 『ポケットモンスター』完全新作
    • 『レジェンズZA』がSwitch 2 Editionとして出ることが報じられていますが、さらにその先の「第10世代」が、Switch 2の性能でどのようなオープンワールドを実現するのか、期待は尽きません。
  • 『モンスターハンター』シリーズ新作
    • 『ワールド』や『ライズ』を超える、シームレスで美麗な狩猟体験がSwitch 2で可能になるかもしれません。
  • 『スプラトゥーン』シリーズ新作
    • より広大で複雑なマップ、高フレームレートでの滑らかなインクバトルが期待されます。

これらのキラータイトルが、Switch 2の性能を前提に開発されていると想像するだけで、購入への期待感が高まるのではないでしょうか。

まとめ

今回は、ゲーム攻略ライターの視点から「Switch 2の購入でありがちな失敗例10選」と、後悔しないための知識を8,000文字以上にわたり徹底的に解説しました。

最後に、この記事のポイントをもう一度おさらいします。

  1. ソフトの仕様に注意: 「コードインボックス」や「キーカード」といった、従来のパッケージ版とは異なる仕様に警戒してください。
  2. 節約術を駆使する: 「カタログチケット」と「アップグレードパス」のコンボは、知っているかいないかで大きな差が生まれます。
  3. 互換性を過信しない: アップグレード非対応ソフトや、SDカードの新規格(MicroSDES)など、現行機の常識が通用しない点に注意が必要です。
  4. 移行は慎重に: 「まるごと転送」は初回起動時が唯一のチャンスです。絶対にスキップしないでください。
  5. 転売からは買わない: 最大の後悔は、転売ヤーに余計な金を払うことです。適正価格(定価)での購入を徹底しましょう。

Switch 2は、間違いなく私たちのゲームライフを次のステージへ引き上げてくれる、素晴らしいゲームハードになるでしょう。 しかし、そのポテンシャルを最大限に引き出し、心から楽しむためには、購入者である私たち自身が「賢く」なる必要があります。

本レビューが、あなたの「後悔しない」Switch 2選びの一助となれば幸いです。

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サブカルチャー情報を総合的に発信しています。主にポケモンGOの攻略情報、おすすめゲームソフトの紹介、雑誌・漫画のサブスクリプションの情報を取り扱います。
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