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【ポケモン】第10世代ウインド&ウェイブの最新リーク情報まとめ|無限進化など信憑性を解説

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編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、ポケモンの次回作、第10世代の最新リーク情報、特に『ウインド&ウェイブ』というタイトルや「無限進化」といった気になる噂について、その詳細と信憑性を知りたいと思っているはずです。

『スカーレット・バイオレット(SV)』の発売から時間も経ち、次なる冒険の舞台に期待が膨らむ時期ですよね。 僕自身も一人のトレーナーとして、次世代のポケモンがどんな驚きをくれるのかワクワクしています。

この記事を読み終える頃には、現在噂されているポケモン第10世代のリーク情報に関するあなたの疑問が解決しているはずです。

この記事の要約
  • 第10世代の噂「ウインド&ウェイブ」の概要
  • リーク「テラリック2.0」の衝撃的な内容
  • 新ギミック「無限進化」と自動生成マップの噂
  • 公式発表「レジェンズZ-A」とリークの信憑性

 

それでは解説していきます。

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Contents
  1. ポケモン第10世代の「ウインド&ウェイブ」とは?噂の出処
    1. 注目を集める「ウインド&ウェイブ」の噂
    2. 噂の発端「テラリック2.0」とは何か
    3. 情報源は2021年の「初期ドラフト」?
    4. なぜ今このリーク情報が注目されるのか
  2. 【速報】公式発表『Pokémon LEGENDS Z-A』と第10世代の関係
    1. 2024年2月27日の衝撃的な発表
    2. 『レジェンズZ-A』は第10世代ではない?
    3. 『Z-A』の舞台はカロス地方「ミアレシティ」
    4. 第10世代(本編新作)の発売時期への影響
    5. 「ウインド&ウェイブ」の噂は外れたのか?
  3. リーク情報「ウインド&ウェイブ」の核心:無限進化と新ギミック
    1. テーマは「無限の進化」:ポケモンシードとは
    2. 育て方で姿が無限に変化?(『スポア』のようなシステムか)
    3. マップの「自動生成」:シードの進化が地形に影響
    4. オンラインでの「島共有」構想(ポコアポケモンのノウハウ活用?)
    5. 戦闘システム:ハイブリッド戦闘は実現する?
    6. 新戦闘メカニクス「気象技」の導入
  4. 第10世代の舞台とストーリーに関するリーク考察
    1. 舞台は東南アジア(インドネシア群島)?
    2. ストーリーテーマ「親子の責任」と「自然の継承」
    3. 伝説のポケモンは「祖父」と「祖母」?
    4. 敵組織「チームアントロポス」と会長の重い過去
    5. ポケモン初の「マルチエンディング」導入か
  5. リーク情報の信憑性を徹底検証
    1. あくまで「2021年の初期ドラフト」である点
    2. 比較:『SV』の初期ドラフトはどうだったか
    3. 「骨格は残る」可能性:コンセプトの重要性
    4. 『レジェンズZ-A』の発表で信憑性が低下した部分
  6. 第10世代への期待と今後の課題(加筆要素)
    1. 任天堂の次世代機(Switch 2)での発売が濃厚
    2. 『SV』の課題は克服されるか
    3. 「無限進化」の技術的ハードル
  7. ポケモン第10世代の最新情報(2025年現在)
    1. 現時点での公式情報は『レジェンズZ-A』のみ
    2. 2025年は『Z-A』の年になる
    3. 第10世代の発表はいつ?
  8. まとめ

ポケモン第10世代の「ウインド&ウェイブ」とは?噂の出処

注目を集める「ウインド&ウェイブ」の噂

『ポケモンSV』のDLC「ゼロの秘宝」も完結し、トレーナーたちの関心は「次」へと向かっています。 そんな中、海外のコミュニティを中心に、第10世代のタイトルが『ポケットモンスター ウインド』と『ポケットモンスター ウェイブ』になるのではないか、という具体的な噂が浮上し、大きな話題を呼んでいます。

風と波。 これまでのシリーズ(赤・緑、金・銀、ルビー・サファイアなど)の対になるタイトルとして、非常にそれらしい響きです。 しかし、これはもちろん公式から発表されたものではありません。 では、この情報の出処は一体どこなのでしょうか。

噂の発端「テラリック2.0」とは何か

この『ウインド&ウェイブ』というタイトルを含む一連のリーク情報は、通称「テラリック2.0」と呼ばれる内部資料とされる文書に端を発しています。 「テラリック」という名前自体、信憑性には疑問符がつきますが、その内容は非常に具体的かつ衝撃的です。

この資料は、単なる次回作の企画書にとどまらず、ゲームフリークの2030年までの5カ年計画を含む、未発表プロジェクト群の内部資料が流出したものだ、と噂されています。 もしこれが本物であれば、企業の未来そのものが書かれていることになり、その影響は計り知れません。

情報源は2021年の「初期ドラフト」?

ただし、冷静に受け止める必要があります。 大前提として、これらはすべて公式発表ではなく、あくまで海外でささやかれているリークや噂を元にした考察に過ぎません。

さらに重要なのは、この「テラリック2.0」に記載されているとされる情報の多くが、「2021年時点の初期ドラフト」、つまり企画の叩き台の段階のものである可能性が高いということです。 ゲーム開発において、初期の構想が製品版になるまでに大幅に変更されることは日常茶飯事です。 『SV』の例を後述しますが、初期案と完成品が全く異なる姿になることも珍しくありません。

なぜ今このリーク情報が注目されるのか

2021年の情報がなぜ今になって、と思うかもしれません。 これは、第9世代(SV)のサイクルが終わり、次世代への期待が最高潮に達しているタイミングだからこそ、わずかな情報でもトレーナーたちが熱心に考察し、拡散している結果と言えるでしょう。

また、リークの内容があまりにも「革命的」であり、これまでのポケモンを根底から覆すような野心的なアイデアに満ちていたため、「もしこれが本当ならすごい」という期待感が先行している面もあります。

このレビューでは、その「初期ドラフト」とされる内容を紐解きつつ、その信憑性について、ゲーム攻略ライターとしての視点で冷静に分析していきます。

【速報】公式発表『Pokémon LEGENDS Z-A』と第10世代の関係

「ウインド&ウェイブ」の噂を検証する上で、絶対に無視できない公式情報が飛び込んできました。 この情報を抜きにして、第10世代を語ることはできません。

2024年2月27日の衝撃的な発表

2024年2月27日の「Pokémon Presents」。 世界中のトレーナーが第10世代の発表かと固唾をのんで見守る中、発表されたのは『Pokémon LEGENDS Z-A(ポケモンレジェンズゼットエー)』でした。

これは多くのファンの予想を裏切るものであり、同時に大きな歓喜をもって迎えられました。 『Pokémon LEGENDS アルセウス』の続編とも言えるレジェンズシリーズの新作です。

『レジェンズZ-A』は第10世代ではない?

まず整理しておきたいのは、『レジェンズZ-A』は、私たちが待つ「第10世代の完全新作(本編)」とは異なる可能性が高い、ということです。

『レジェンズ アルセウス』が第8世代(剣盾)と第9世代(SV)の間に発売されたように、『レジェンズZ-A』も第9世代と第10世代の間に位置する、スピンオフ的ながらも本編に近い大型タイトルと考えるのが妥当です。 これまでのポケモンシリーズは、新しい世代の始まりには必ず「完全新作」として、新しい地方、新しいポケモン(御三家)が登場してきました。 『Z-A』はその定義からは外れるでしょう。

『Z-A』の舞台はカロス地方「ミアレシティ」

『レジェンズZ-A』の舞台は、『ポケットモンスター X・Y(第6世代)』の舞台となったカロス地方、それも「ミアレシティ」に限定される(あるいは中心となる)ことが示唆されています。 「都市再開発構想」というキーワードもあり、アルセウスのように広大な自然を駆け巡るのとは、また違ったゲーム性になるかもしれません。 そして何より、「メガシンカ」の復活が濃厚視されています。

第10世代(本編新作)の発売時期への影響

『レジェンズZ-A』の発売予定は「2025年」と発表されました。 ゲームフリークが2年連続で超大型タイトル(レジェンズと本編新作)を発売するとは考えにくいため、これにより、私たちが待つ「第10世代」の発売は、2026年以降になる可能性が極めて濃厚になりました。

これは、第10世代が任天堂の次世代機(通称 Switch 2)と共に登場するという憶測を、さらに強める材料となっています。

「ウインド&ウェイブ」の噂は外れたのか?

さて、本題です。 『Z-A』が発表されたことで、「ウインド&ウェイブ」や「テラリック2.0」のリークはデマだったのでしょうか。

現時点での僕の見解は、「信憑性は大きく低下したが、完全なデマとも断定できない」です。

『Z-A』の発表は、少なくとも2025年までのロードマップに関するリークが不正確であったことを示しています。 しかし、「テラリック2.0」が本当に「2021年時点の初期ドラフト」であるならば、その後の開発計画の変更(Z-Aの割り込み)があったとしても不思議ではありません。

もしかすると、「ウインド&ウェイブ」で構想されていた野心的なアイデアの一部が、『Z-A』に先行して組み込まれる可能性もあれば、開発が難航し、第10世代の計画自体が仕切り直しになっている可能性もあります。 この『Z-A』という公式からの「答え」を踏まえた上で、改めて「ウインド&ウェイブ」のリーク内容を見ていく必要があります。

リーク情報「ウインド&ウェイブ」の核心:無限進化と新ギミック

ここからは、『Z-A』の情報をいったん横に置き、もし「テラリック2.0」の初期ドラフトが存在したとしたら、そこには何が描かれていたのか、その衝撃的な内容を詳しく見ていきましょう。

テーマは「無限の進化」:ポケモンシードとは

リークによれば、第10世代のコアギミックは「ポケモンシード」と呼ばれるベビーポケモンのような存在とされています。 シード、つまり「種」です。

このギミックのテーマは、なんと「無限の進化」。 ダイマックスやテラスタルといった、バトル中の一時的な変化とは根本的に異なる概念です。

育て方で姿が無限に変化?(『スポア』のようなシステムか)

この「ポケモンシード」は、プレイヤーのプレイスタイルやゲームへの取り組み方、つまり「育て方」次第で、その姿や(おそらくはタイプや能力も)無限に変化していく、と噂されています。

単に『E.V.』のように分岐進化するというレベルではありません。 噂では、海外のゲーム『SPORE(スポア)』のクリーチャーエディターのように、パーツや模様、体型がプレイヤーごとに全く異なる相棒が生まれる可能性を示唆しています。 もしこれが本当なら、まさに「自分だけのポケモン」を育てるという、究極の夢が実現することになります。

マップの「自動生成」:シードの進化が地形に影響

この「無限」は、ポケモンだけに留まりません。 リークによれば、このポケモンシードの進化の状態に応じて、マップ内にある特定の島の地形が「手続き的生成」、つまり自動で生成され、変化していくというのです。

プレイヤーが育てたポケモンが、世界の形にまで影響を与える。 壮大すぎて、にわかには信じがたい構想です。

オンラインでの「島共有」構想(ポコアポケモンのノウハウ活用?)

さらに、その無限に変化する島は、オンラインサーバーを介して他のプレイヤーと共有し、互いに訪問し合えるようになるという構想まであったとされています。

これは、『どうぶつの森』の島訪問や、『マインクラフト』のワールド共有のようであり、もし実現すればポケモンの遊び方が根底から変わるでしょう。 友達が育てたポケモンによって自動生成された島に遊びに行く…。 夢のような話ですが、過去に発表された『ポコアポコン(Project POKOA)』のような技術(スマートフォンで撮影したものをゲーム内オブジェクトに変換するデモ)のノウハウが、こうしたシステムの開発に活かされているのかもしれません。

戦闘システム:ハイブリッド戦闘は実現する?

ポケモンといえば、ターン制のコマンドバトルです。 しかし、リークされた初期案では、この伝統的なターン制と、『レジェンズ アルセウス』のようなアクション、その両方のアプローチが可能な「ハイブリッド戦闘システム」が検討されていたとされています。

アクションが苦手な人はターン制で、サクサク進めたい人はアクションで、といった選択が可能になるのでは、と期待されました。

しかし、この情報には続きがあります。 2023年6月時点でもこの構想は残っていたとされますが、その後、この動画(情報ソース①)の作成中に入ってきた新たな情報として、「アクションとの選択はできず、リーカーの勘違いだった」という話も出てきており、ハイブリッド戦闘の可能性は低くなった、とされています。 ここは情報が錯綜している部分ですね。

新戦闘メカニクス「気象技」の導入

戦闘に関するもう一つの噂が、「気象技」の導入です。 これは、従来の「あまごい」や「すなあらし」といった天候変化とは異なり、ポケモンの技がフィールド全体に影響を与え、地形そのものを「火山」や「砂漠」などに書き換えてしまうというものです。

これが実現すれば、特定のタイプのポケモンが永続的に有利になったり、特定の技の威力が変わったりと、戦略がめちゃくちゃ深くなるのは間違いありません。 フィールド効果は『SV』の「エレキフィールド」などでもありましたが、それをさらに能動的かつ大規模に行うシステムと言えそうです。

第10世代の舞台とストーリーに関するリーク考察

ギミックだけでもお腹いっぱいですが、「テラリック2.0」のリークには、ストーリーや舞台に関する衝撃的な噂も含まれています。

舞台は東南アジア(インドネシア群島)?

『ウインド&ウェイブ』というタイトルから連想されるように、舞台は海に囲まれた場所が予想されます。 リークによれば、ヨーロッパ地方(カロス、ガラル、パルデア)の繰り返しを避けるため、東南アジアやインドネシアの群島がベースになる可能性が高いとのことです。

熱帯の島々を冒険するポケモン。 アローラ地方(第7世代)ともまた違った、エキゾチックな冒険が期待されます。

クアラルンプールがモデルのスタート地点

噂は非常に具体的で、スタート地点となる年は、マレーシアのクアラルンプールがモデルではないか、とまで言われています。 近代的な都市と、豊かな自然が融合する地域。 モチーフとしては非常に魅力的です。

なぜ東南アジアか

イッシュ(アメリカ)、カロス(フランス)、アローラ(ハワイ)、ガラル(イギリス)、パルデア(スペイン)と、近年は海外がモチーフとなることが続いています。 その中でも東南アジアは、豊かな生物多様性、独自の文化、多様な神話など、ポケモンの世界観を構築する上で格好の材料が揃っています。 リークの真偽はともかく、舞台予想として東南アジアは非常に有力な候補の一つと言えるでしょう。

ストーリーテーマ「親子の責任」と「自然の継承」

初期ドラフトで検討されていたストーリー全体のテーマは、「親子の責任」そして「自然の継承」だとされています。 『SV』の「親子と過去・未来」というテーマとも通じる、重厚な物語が予想されます。

伝説のポケモンは「祖父」と「祖母」?

このテーマを象徴するのが、パッケージを飾る伝説のポケモンです。 リークによれば、その役割は「祖父」と「祖母」だというのです。

アルセウスのような「想像神」や、ディアルガ・パルキアのような「時空間の神」ではありません。 「おじいちゃん」「おばあちゃん」です。 これには正直、僕も最初はシュールすぎると感じました。

しかし、この設定こそがテーマの根幹に関わると考察されています。 祖父母は、世界を「創る」のではなく、「見守り、受け継がせる」存在です。 リーク案にも「ポケモンシードの成長を見届ける」とあったとされます。 プレイヤー(親)と冒険したポケモンシード(子)が無限の可能性に進化し、その生命が未来(孫)へと繋がっていく。 この「生命のサイクル」そのものを見守る大いなる存在。 それが「祖父」と「祖母」というわけです。 そう聞くと、非常に尊い存在に思えてきます。

…まあ、もし本当に伝説がおじいちゃんなら、「ひかえめなおじいちゃん」とか「いじっぱりなおじいちゃん」とか、厳選する時に呼ぶのがちょっと面白いことになりそうですが。

敵組織「チームアントロポス」と会長の重い過去

この壮大なテーマと対峙するのが、敵組織です。 噂によれば、敵の会長は「ポケモンによって息子をなくした」という、重すぎる過去を持つ人物。 彼の行動原理は、トラウマと自然への恐怖です。

「ポケモンによる息子の喪失」という動機

ポケモンは友達であり、家族であると同時に、強大な力を持つ「生き物」でもあります。 その危険な側面が、敵の動機として描かれるのであれば、これまでのポケモン作品で最もシリアスな物語になるかもしれません。 会長は自然(ポケモン)を危険視し、人工物で世界を支配・管理しようとします。 これは、祖父母が象徴する「生命のサイクル(継承)」を断絶させようとする行為です。

自然の支配 vs 自然との共生

第10世代の物語は、「自然を支配し世代を断絶させようとする人間(会長)」対「自然と共生し世代を継承させようとする自然の象徴(祖父母)」という、非常に壮大で現代的なテーマの戦いになる可能性があるのです。

ポケモン初の「マルチエンディング」導入か

さらに、ゲームシステムとして『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』を意識した、いわゆる「オープンワールド」の自由度をさらに推し進める構想もあったようです。 最初からラスボスに挑むことも可能だが、特定の条件(おそらく、ポケモンシードの成長や仲間との絆)を満たさないと、バッドエンディングになってしまう。 ポケモン史上初となる「マルチエンディング」が構想されていたとされています。

これがもし本当なら、ストーリーとオープンワールド体験が、かつてないレベルで融合した作品になりそうです。

リーク情報の信憑性を徹底検証

さて、ここまで夢のようなリーク情報を紹介してきましたが、もう一度現実に戻って、これらの信憑性を冷静に検証します。

あくまで「2021年の初期ドラフト」である点

何度でも繰り返しますが、これらは「2021年時点の」「初期ドラフト」の噂です。 企画の初期段階では、開発チームは実現可能かどうかを度外視して、野心的なアイデアをとにかく出し合います。 「無限進化」や「自動生成マップ」は、まさにそうした「夢のアイデア」の筆頭でしょう。 しかし、それを現在のハードウェア(Switch)や開発リソースで実現するとなると、多くのアイデアが削ぎ落とされていくのが現実です。

比較:『SV』の初期ドラフトはどうだったか

この信憑性を測る上で、非常に参考になるのが『SV』の例です。 『SV』にも初期ドラフトとされるリーク情報が出回っていました。 それと製品版を比較してみましょう。

項目 『SV』初期ドラフト(噂) 『SV』製品版
舞台 エリアゼ(1000万年未来/過去の島) パルデア地方(エリアゼロ)
ギミック UPARTボール(技術) テラスタル(現象)
敵組織 マーチングチーム スター団

これを見てわかる通り、コンセプトの「骨格」は残っています。 「エリアゼ」は「エリアゼロ」に、「未来/過去」はパラドックスポケモンに、「UPARTボール」という技術は「テラスタル」という現象に、「マーチングチーム」は「スター団」のスター大作戦(チームのノリ)に。

名前や設定、細部のメカニクスは全く別物になっていますが、「出発点」となったであろうコンセプトは、形を変えて製品版に残っているのです。

「骨格は残る」可能性:コンセプトの重要性

この『SV』の例を「ウインド&ウェイブ」に当てはめてみましょう。 第10世代の製品版で、伝説のポケモンが「祖父」「祖母」という名前で出てくる可能性は極めて低いでしょう。 敵が「資本家」でなくなるかもしれませんし、「ポケモンシード」という名前も変わるでしょう。

しかし、ゲームフリークが「無限のバリエーションを持つポケモン」「自動生成されるマップ」「世代の継承というテーマ」といった野心的な変革を、2021年時点で本気で計画していた、という「事実」がもし本当なら。 その「骨格」となるコンセプトは、形を変えてもきっと製品版に残るはずです。 我々が注目すべきは、この「出発点」の野心性そのものなのです。

『レジェンズZ-A』の発表で信憑性が低下した部分

一方で、『レジェンズZ-A』の発表は、このリークの信憑性を大きく揺るがしました。 特に「ロードマップ」に関する部分です。 もし「テラリック2.0」が本当にゲームフリークの5カ年計画を記したものなら、2025年に『Z-A』が発売されることは、当然書かれていなければおかしいはずです。

この点から、「ウインド&ウェイブ」のリークは、開発内部の人間ではなく、外部の人間が断片的な情報(例えば、初期案のブレインストーミング資料だけ)を盗み見て、それに尾ひれをつけて拡散したデマである可能性も高まりました。

第10世代への期待と今後の課題(加筆要素)

リークの真偽はともかく、第10世代への期待は高まるばかりです。 特に『SV』の経験を踏まえ、トレーナーたちが次世代に何を望んでいるのか、そして開発が直面するであろう課題について考察します。

任天堂の次世代機(Switch 2)での発売が濃厚

前述の通り、『レジェンズZ-A』が2025年に発売されることで、第10世代は2026年以降、つまり任天堂の次世代機(通称Switch 2)での発売が極めて濃厚になりました。

グラフィックの飛躍的向上への期待

これはポケモンにとって非常に大きな意味を持ちます。 次世代機のスペックが向上すれば、『SV』で多くのプレイヤーが不満を持った「処理落ち」や「フレームレートの低下」といった技術的な問題が、ハードウェアの力で解決される可能性が高まります。

より美しく、より滑らかに動くポケモンたちの姿を、広大なオープンワールドで見てみたいものです。

オープンワールドの更なる進化

『レジェンズ アルセウス』でアクションと探索の楽しさを、『SV』でシームレスなオープンワールドの冒険を提示したゲームフリーク。 次世代機では、これらの要素がさらに進化し、建物へのシームレスな出入りや、よりインタラクティブな(「気象技」のような)環境の変化が実現されるかもしれません。

『SV』の課題は克服されるか

期待が大きい一方で、不安もあります。 『SV』は、その革新的なゲームプレイとは裏腹に、発売当初から多くのバグや技術的な問題(処理落ち)を抱えていました。 これは、野心的なオープンワールドの実現と、従来の開発サイクルの板挟みになった結果とも言われています。

第10世代が、仮に「無限進化」や「自動生成マップ」といった、さらに野心的なシステムを搭載してくるのであれば、開発体制そのものを根本から見直さなければ、『SV』の二の舞になりかねません。 『レジェンズZ-A』を含め、ゲームフリークの「5カ年計画」が、こうした開発体制の改善を含んだものであることを願うばかりです。

「無限進化」の技術的ハードル

「育て方で無限に変化するポケモン」というアイデアは夢のようですが、その技術的ハードルは計り知れません。 無限の組み合わせのデータをどのように保存し、通信交換し、バトルで破綻なく処理するのか。 バランス調整も地獄のようになるでしょう。

現実的な落とし所としては、「無限」ではなく、『パルワールド』の亜種や、『SV』の「ヌシポケモン」のように、いくつかの固定パターンやサイズ違い、あるいは『アンノーン』や『ビビヨン』のような膨大な模様違い、といった形になるのではないでしょうか。

ポケモン第10世代の最新情報(2025年現在)

リークや噂が飛び交っていますが、改めて2025年(現在時点)での公式情報を整理します。

現時点での公式情報は『レジェンズZ-A』のみ

ポケモン本編シリーズに関して、株式会社ポケモンやゲームフリークから公式に発表されている未来の新作は、『Pokémon LEGENDS Z-A』のみです。 第10世代や『ウインド&ウェイブ』に関して、公式からの言及は一切ありません。

2025年は『Z-A』の年になる

2025年は、カロス地方とメガシンカの再来に沸く『Z-A』の年になることは確実です。 ミアレシティでどのような新しい冒険が待っているのか、まずはそちらに全力を注ぎたいですね。

第10世代の発表はいつ?

では、第10世代の「最初の一報」はいつになるのでしょうか。 『Z-A』が2025年内に発売されるとして、第10世代が2026年冬(11月)に発売されると仮定した場合、その発表は例年通りであれば2026年2月27日の「Pokémon Presents」で行われる可能性が最も高いです。

それまでは、リーク情報に一喜一憂しつつも、あくまで「噂話」として楽しむのが、賢明なトレーナーの在り方だと僕は思います。

まとめ

今回は、ポケモン第10世代と噂される『ウインド&ウェイブ』、そしてその情報源とされる「テラリック2.0」のリークについて、最新の公式情報『レジェンズZ-A』と照らし合わせながら、その信憑性と内容を徹底的に考察してきました。

まとめると、 「ウインド&ウェイブ」のリーク(無限進化、自動生成マップ、祖父母伝説など)は、2021年の初期ドラフトの噂であり、非常に野心的で魅力的な構想に満ちています。 しかし、『SV』の例からもわかるように、製品版では大幅に変更される可能性が非常に高いです。

さらに、2025年に『レジェンズZ-A』が発売されることが決定したため、このリークの信憑性、特にロードマップに関しては疑問符がつきました。

とはいえ、ゲームフリークが「次世代のポケモン」として、これほど壮大なコンセプトを一度は構想していた(かもしれない)という事実は、我々トレーナーの期待を膨らませるには十分すぎる材料です。 「無限の可能性」や「世代の継承」といったテーマの骨格が、形を変えて第10世代(あるいはZ-A)に引き継がれることを期待しましょう。

最高の未来に期待しつつ、まずは2025年の『Pokémon LEGENDS Z-A』、そしてその先にあるであろう任天堂次世代機での「第10世代」の正式発表を、楽しみに待ちたいと思います。

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