編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、発売された「ポケモンレジェンズ Z-A」でのミアレシティ再開発に熱中しつつ、人気ポケモン「フカマル」の色違い厳選について、効率的な方法を探しているのではないでしょうか。
ガブリアスへの進化、そして待望のメガシンカを見据え、どうせなら特別な個体をゲットしたいと考えるのはトレーナーの性(さが)ですよね。
この記事を読み終える頃には、ミアレシティ郊外の特定エリアにおけるフカマル色違い厳選の最適な手法と、その理論的な裏付けについての疑問が解決しているはずです。
- 最高効率の厳選場所と方法
- 従来の厳選方法が非効率な理由
- ポケモンの出現判定の仕組み考察
- 厳選時の具体的な注意点とコツ
それでは解説していきます。
フカマル色違い厳選の概要と事前準備
なぜ今、フカマル色違い厳選が注目されるのか
フカマルは、その最終進化系であるガブリアスの圧倒的な人気と強さから、シリーズを通して常に高い注目を集めるポケモンです。 特に「ポケモンレジェンズ Z-A」では、メガシンカが華々しく復活し、「メガガブリアス」が再び環境の最前線に躍り出ました。
強力なメガシンカポケモンを、こだわりの色違いで使いたい。 そう考えるプレイヤーが多いため、「フカマルの色違い」は今作でも最大のトレンドの一つとなっています。 今回のレビューでは、Z-Aにおけるフカマルの特産地とも言える「エリア・エイト」での厳選データを基に、最高効率のメソッドを考察・解説していきます。
フカマル(ガバイト・ガブリアス)の基本情報
まずは厳選対象の基本スペックをおさらいしておきましょう。
フカマル
- タイプ:ドラゴン / じめん
- 特性:すながくれ
- 隠れ特性:さめはだ
ガバイト(フカマルがLv.24で進化)
- タイプ:ドラゴン / じめん
- 特性:すながくれ
- 隠れ特性:さめはだ
ガブリアス(ガバイトがLv.48で進化)
- タイプ:ドラゴン / じめん
- 特性:すながくれ
- 隠れ特性:さめはだ
ドラゴン・じめんという優秀な複合タイプを持ち、攻撃と素早さが高いのが特徴です。 特に隠れ特性「さめはだ」は、接触してきた相手にダメージを与える強力な特性で、対戦環境でも非常に人気があります。
| ポケモン | HP | こうげき | ぼうぎょ | とくこう | とくぼう | すばやさ | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| フカマル | 58 | 70 | 45 | 40 | 45 | 42 | 300 |
| ガバイト | 68 | 90 | 65 | 50 | 55 | 82 | 410 |
| ガブリアス | 108 | 130 | 95 | 80 | 85 | 102 | 600 |
ガブリアスは合計種族値600という、いわゆる「600族」の一体であり、その高いステータスでストーリー攻略から対戦まで幅広く活躍します。 「Z-A」でもその強さは健在です。
フカマルの色違いはどこが違う? 見分け方を解説
色違い厳選において、最も重要なのが「通常色との違い」を把握することです。 フカマル系統の色違いは、ご存知の通り「非常にわかりにくい」部類に入ります。
- フカマル(色違い):
- 通常色:濃い青色
- 色違い:通常色よりわずかに色が薄く、鮮やかな青になる。
- パッと見ではほとんど区別がつきません。
- 色違いが出現した際の「キラーン!」という効果音やエフェクトを見逃さないことが何よりも重要です。
- ガバイト(色違い):
- フカマル同様、通常色より少し明るい青色になりますが、見分けるのは困難です。
- ガブリアス(色違い):
- ここが最大の注意点です。
- 通常色のガブリアスと、色違いのガブリアスの見た目は、ほとんど変わりません。
- 色違いの方が「若干、色がくすんでいる」程度で、並べて比較しなければまず気づかないレベルです。
- ただし、メガシンカすると……
- メガガブリアス(色違い):
- 通常色のメガガブリアス(青と黄色の体色)とは打って変わって、**全身が鮮やかなピンク(紫色)**になります。
- この派手なカラーリングこそが、多くのトレーナーが苦行とも言えるガブリアス系統の色違い厳選に挑む最大の理由です。
- 「Z-A」で色違いのメガガブリアスを活躍させるためにも、元となるフカマルの厳選は気合を入れていきたいところですね。
厳選を始める前の必須準備
Z-Aにおけるフィールド厳選では、以下の準備がセオリーとなっています。
- ゲームの進行度(厳選エリアへの到達):
- 当然ですが、フカマルが出現する「エリア・エイト」に到達している必要があります。
- ストーリーを「エリア・エイト」の再開発がアンロックされるまで進め、マップ上のファストトラベルポイントを解放しておきましょう。
- ひかるおまもり:
- ミアレ図鑑(カロス地方)を完成させ、研究員に報告することで入手できるキーアイテム。
- 持っているだけで、色違いポケモンの出現確率が約3倍(例:1/4096 → 1/1365)に跳ね上がります。
- 色違い厳選をする上での人権アイテムとも言えるので、最優先で入手を目指しましょう。
- 推奨設定:
- 「おまかせレポート」は「しない」に設定。不意のレポートでリセットが困難になるのを防ぎます。
- 色違い出現時のエフェクトや音を聞き逃さないよう、BGMやSEの音量バランスを調整しておくのも良いでしょう。
色違い確率を上げるその他の方法
「ひかるおまもり」以外にも、色違い確率を上げる方法は存在します。
- 大量発生:
- マップ上で特定のポケモンの「大量発生」が発生している間は、そのポケモンの色違い出現率が上がります。
- フカマルの大量発生が起きた際は、絶好のチャンスです。
- デコ・ブースト(食事効果):
- ミアレシティのカフェテリアで特定の「デコレーション」を購入・設置することで、一時的に「かがやきパワー」「そうぐうパワー」などを発動させることができます。
- Z-Aでの厳選時には必須のテクニックとなっており、特に「かがやきパワー:ドラゴン」や「そうぐうパワー:じめん」はフカマル厳選で重宝します。
- 国際孵化:
- 国籍(言語)の違う2匹のポケモンを育て屋に預けてタマゴを作る方法。
- フィールド厳選とは異なりますが、色違い確率が大幅に(約1/683)上がるため、有力な手段の一つです。
今回のレビューでは、これらの準備(特に「ひかるおまもり」)が整っている前提で、最も効率的とされるフィールド厳選の方法に絞って解説を進めます。
最高効率!エリア・エイト「ファストトラベル厳選」徹底解説
様々な方法を試した結果、Z-Aの「エリア・エイト」におけるフカマル厳選は、**「ファストトラベルの高速連打」**が最も効率的であると結論付けました。 これは、従来のベンチリセットやピクニックリセットとは異なるアプローチです。
なぜエリア・エイトが最適なのか?
まず、なぜ「エリア・エイト」が厳選場所に選ばれるのか。 それは、フカマルが特定の「地中の巣穴」から出現するという、特殊な出現方法と関係しています。 しかし、フカマルの出現率は決して高くありません。 同じ穴からは「モグリュー」(今作でも登場します)が高確率で出現するため、フカマルだけをピンポイントで狙うのは非常に根気がいります。
このエリアのポケモンの出現判定には特殊な仕様があり、エリアの中央にある「再開発ジェネレーター」から一定の距離(検証済:約50m)にトレーナーが立ち入ることで、周囲のポケモンが一斉にリポップ(再配置)される仕組みになっています。
ファストトラベル厳選の具体的な手順
この「一定距離に立ち入るとリポップする」という仕様を逆手に取ったのが、ファストトラベル厳選です。
- 移動先の選定:
- マップを開き、「エリア・エイト」のファストトラベルポイント、もしくはその近隣の「バトルサブゾーン」のポイントを選択します。
- ファストトラベルの着地点が、ちょうどこの「リポップ判定」のトリガーエリア内か、ごく至近にあることが重要です。
- ファストトラベル連打:
- 「エリア・エイト」にファストトラベルで移動します。
- 移動したら、エリア内の中身を確認せず、すぐにマップを開き、再度同じ「エリア・エイト」へファストトラベルします。
- これをひたすら繰り返します。
- 確認のタイミング:
- 高速でファストトラベルを連打することで、擬似的にポケモンのリポップを高速で回し続けます。
- 体感ですが、ある程度の時間(例えば、夜の時間帯のゲージが1/8減るまで、など)連打を続けた後、初めてエリア内を目視で確認します。
- (例:5分間ひたすら連打 → 1回確認 → 再び5分間連打…)
- 色違い発見時の対処:
- 中を確認した際、色違いポケモン(フカマル、モグリュー、その他)がいたら捕獲します。
- 色違いが出なかった場合は、ソフトリセット(ゲームを終了して再起動)します。
- レポートは、厳選開始前にバトルサブゾーンなど、「エリア・エイト」の「外」で済ませておくのが基本です。
この方法の利点は、一体一体のポケモンを目視で確認する時間や、デコレーションの食事効果をかけ直す時間を完全にカットし、**「リポップの試行回数」**だけを純粋に稼げる点にあります。 中に入って確認する手間を省き、ファストトラベルのロード時間だけでリポップ判定を何度も発生させるわけです。
連射コントローラーは不要? 手動での効率的な操作方法
「ファストトラベル連打」と聞くと、マクロや連射コントローラーが必要だと思うかもしれません。 もちろん、あれば便利ですが、フカマル厳選のためだけに購入する必要はありません。 手動でも十分効率化できます。
- マップを開き、移動スポットのカーソルを「ゾーン(エリアやサブゾーン)」に合わせます。
- この状態であれば、十字キーの「右」を押すだけで「エリア・エイト」が選択できるなど、特定のボタン操作で高速にファストトラベル先を選定できます。
- (Aボタン決定 → マップ開くボタン → 十字キー右 → Aボタン決定)
- この一連の操作をリズミカルに行うことで、手動でも高速な連打が可能です。
「バトルサブゾーン」を活用するメリット
厳選を行う際、ファストトラベル先を「エリア・エイト」そのものではなく、隣接する「バトルサブゾーン(サブゾーン・ジョーヌなど)」に設定するのも有効な手段です。
- 視界の確保: 「サブゾーン・ジョーヌ」は、「エリア・エイト」に比べて障害物(再開発用の資材など)が少なく、フカマルが出現する巣穴を見渡しやすい場合があります。
- 不要な色違いのケア: 「エリア・エイト」のファストトラベルポイント付近には、ヤブクロンやダストダスといった、フカマルとは無関係のポケモンが出現します。ファストトラベル連打中、これらのポケモンが色違いになる(通称「お邪魔色」)ことが多々あります。
- もし、このヤブクロンたちが出現する場所が「バトルサブゾーン」の範囲内だった場合、そこをバトルサブゾーン(=ポケモンが出現しなくなるエリア)に指定することで、お邪魔色の出現を根本的に防ぐことができます。
- フカマル厳選に集中するため、こうした「ノイズ」を消す工夫は非常に重要です。
厳選の”沼”ポイント:フカマル以外の色違いが大量発生?
このファストトラベル厳選、効率は最高ですが、精神的な覚悟も必要です。 というのも、フカマルの出現率が低いのに対し、他のポケモン(特に今作でも出現するドンメルやモグリュー)の出現率は非常に高いからです。
ファストトラベル連打でリポップ回数を稼ぐと、当然ながら色違いは出やすくなります。 しかし、そのほとんどはドンメルかモグリューです。
多くのトレーナー報告を見ても、「フカマル色違いを1匹出すまでに、色違いボックスが4箱埋まった(約120匹)」「ドンメルだけで50匹光った」といった、凄まじい「沼」の報告が相次いでいます。 エリア・エイト内で色違いを出すこと自体は難しくありませんが、そこから「フカマル1点狙い」となると、試行回数は青天井になる可能性が高いです。 これは、ある意味で「色違いが出やすい地獄」とも言えます。
モグリューを優先的に捕獲すべき理由
厳選中に、もし「色違いのモグリュー」を発見した場合、どうすべきか。 時間がかかりそうでも、優先的に捕獲することをおすすめします。
理由は、フカマルとモグリューが同じ「地中の巣穴」から出現するためです。 色違いのポケモンは、一度出現するとその場に残り続ける(デスポーンしない)仕様になっています。 もし色違いのモグリューが巣穴を1つ占拠したまま放置すると、その分フカマルが出現する可能性のある巣穴が1つ減ってしまいます。
ただでさえ出現率の低いフカマルの抽選機会をさらに減らさないためにも、色違いモグリューは早めに処理(捕獲)し、巣穴のリポップを促すのが得策です。 ただし、捕獲に手間取り、厳選の時間帯(例:夜の8分間)やデコ・ブーストの効果時間を無駄にしそうな場合は、思い切ってリセットし、仕切り直す勇気も必要です。
従来の厳選方法はなぜ効率が悪いのか? 検証と考察
ここで、多くのプレイヤーが試みがちな「ベンチ厳選」が、なぜこのエリア・エイトでは非効率(というより恐らく不可能)なのかを、詳細な検証を基に解説します。
陥りやすい「ベンチ厳選」の罠
従来のシリーズでは、「ベンチに座る」「ピクニックを開く」といった特定のアクションで、周囲のポケモンの出現をリセットする方法が主流でした。 「エリア・エイト」の端にも、いかにも「ここで厳選してください」と言わんばかりの休憩用ベンチが設置されています。
しかし、このベンチを使って時間帯を変更したり、座ったり立ったりを繰り返しても、フカマルやモグリュー、ドンメルといったポケモンはリポップしません。
一見、ベンチからフカマルの出現する巣穴や、ドンメルがいる草むら、メグロコがいる外周が見えるため、厳選できそうに思えます。 しかし、いくら待ってもポケモンは再出現しないのです。
なぜベンチではリポップしない? ポケモン出現判定の仕組み考察
詳細な検証の結果、その理由は明らかです。 それは、ポケモンの出現判定(リポップ判定)が発生するエリアの外に、ベンチが設置されているからです。
- ポケモンの出現判定: エリア中央の「再開発ジェネレーター」からトレーナーまでの距離が「約50m」以内に入った時。
- ベンチの位置: エリア中央からトレーナー(ベンチ)までの距離が「約57m」。
この「7m」のわずかな差が、厳選の可否を分けています。 ベンチに座っている状態(距離57m)では、ポケモンは「見えている」だけで、マップ上に出現(リポップ)するトリガーが引かれていないのです。
ベンチから少し前に出て、ジェネレーターとの距離が「50m」を切った瞬間に、メグリューやドンメルが出現するのが確認されています。 つまり、ベンチ厳選で色違いが出たという報告は、ベンチでリポップさせたのではなく、「色違いがいるか確認するためにベンチから立ち上がって判定内に入った際、たまたま出現した個体が色違いだった」という可能性が極めて高いのです。
親分個体のバクーダだけが厳選できる理由
ただし、例外が一体だけいます。 それは、固定で出現する「親分個体」のバクーダです。 この親分バクーダだけは、ベンチを使ってもリポップし、色違い厳選が可能です。
これは、親分バクーダの出現判定が、フカマルたち一般の野生ポケモンとは別に、ベンチのすぐ近く(距離50m以内)に設定されているためだと推測されます。 エリア・エイトのベンチは、「親分バクーダ専用の厳選スポット」であり、他のポケモン(フカマル含む)の厳選には使えない、というのが真相のようです。
ファストトラベルがなぜリポップを誘発するのか
改めて、なぜファストトラベル連打が有効なのか。 それは、**ファストトラベルの着地点が、エリア中央から距離「約50m」の、出現判定の「トリガーエリア内」**に設定されているからです。 ファストトラベルでマップを読み込むたびに、強制的にリポップ判定を踏まされることになるため、ポケモンが毎回必ず再配置されます。
この仕様を理解しているかどうかで、厳選効率に天と地ほどの差が生まれるのです。
フカマル色違い厳選 Q&Aと応用テクニック
最後に、この厳選方法に関する細かな疑問や、捕獲後の応用についてまとめます。
おすすめの時間帯は?
厳選は「夜」の時間帯をおすすめします。 理由は、夜の時間(ゲーム内時間で8分間)は限られており、リセットのタイミングを計りやすいためです。 「夜になったら厳選開始 → 朝になったらリセット」というサイクルが明確です。
ただし、ファストトラベル連打でリポップ回数を稼ぐ手法の場合、時間帯による出現ポケモンの変化がなければ、昼でも問題なく行えます。 夜の8分間に集中して行う場合は、ミニマップの時間ゲージを見ながら、残り時間が少なくなるまで(例:1/8減るごと)に中を確認し、色違いがいなければリセット、という高速周回が可能です。 デコ・ブーストの効果時間(30分)との兼ね合いも考慮しましょう。
時間帯の切り替わりはどうする?
「もうすぐ夜が明ける」といった通知が来たら、どうすべきか。 このタイミングでは、エリア内を確認しに行くのは得策ではありません。
理由は、ギリギリで色違いを発見・捕獲しても、その後のリポップが「昼」の判定になってしまい、厳選のサイクルが崩れるからです。 時間帯の切り替わり直前は、中身の確認は一切せず、ひたすらファストトラベル連打に徹するのが正解です。 マップのロード(リポップ判定)を1回でも多く行い、時間帯が変わった(朝になった)直後に中を確認します。 そこで色違いが出ていればラッキー、いなければリセットして、次の「夜」に備えます。
デコ・ブーストの素材を消費しない厳選方法なので、リセットの判断は早ければ早いほど効率が上がります。
捕獲した色違いフカマルのおすすめ育成論
苦労して手に入れた色違いフカマル。 せっかくなら、最強のガブリアスに育て上げたいですよね。 「Z-A」の現環境では、ガブリアスは伝統的な物理アタッカーとしての運用が基本です。
1. オーソドックスな物理アタッカー型
- 性格: ようき(すばやさ↑ とくこう↓) or いじっぱり(こうげき↑ とくこう↓)
- 特性: さめはだ
- 持ち物: いのちのたま、こだわりスカーフ、きあいのタスキ
- わざ: じしん / げきりん(またはスケイルショット) / アイアンヘッド / つるぎのまい(またはほのおのキバ)
- 解説: 高い攻撃と素早さを活かし、上から高火力を叩き込む基本の型。素早さを最重要視するなら「ようき」、火力を求めるなら「いじっぱり」。持ち物で行動回数を補ったり、さらに素早さを上げたりします。
2. メガガブリアス(Z-A)特化型
- 性格: いじっぱり(こうげき↑ とくこう↓)
- 特性: さめはだ →(メガシンカ後)すなのちから
- 持ち物: ガブリアスナイト
- わざ: じしん / げきりん / アイアンヘッド / ストーンエッジ
- 解説: メガガブリアスは攻撃・特攻が大きく上昇しますが、素早さが下がります。その分、特性「すなのちから」(天候が砂嵐のとき、じめん・いわ・はがねタイプの技の威力が上がる)で火力をさらに高める戦術が強力です。
- 「Z-A」ではメガシンカの仕様が一部変更されましたが、この超火力を色違いのピンクの機体で実現できるのは、最大のロマンですね。
この厳選方法のデメリットは?
最後に、この厳選方法の最大のデメリットを再確認しておきます。 それは、**「フカマルが本当に出ない」**ことです。
色違い自体は、ファストトラベル連打によってかなりの頻度で遭遇します。 しかし、その大半はドンメルとモグリューです。 「色違いは出るのに、目当てのフカマルだけが出ない」という状況が延々と続くため、精神的な消耗が激しい厳選となります。 フカマル1匹のために、他のポケモンの色違いを100匹以上捕獲する覚悟を持って臨む必要があります。
まとめ
今回は、「ポケモンレジェンズ Z-A」で活躍が期待されるフカマルの色違い厳選について、「エリア・エイト」における最高効率の「ファストトラベル厳選」をレビューしました。
- 場所: エリア・エイト(または隣接するバトルサブゾーン)
- 方法: 中身を確認せず、ファストトラベルをひたすら連打する
- 理由: ファストトラベル着地点が、リポップ判定(ジェネレーターから約50m)の範囲内にあるため、ロードだけで高速リポップが可能
- NG: ベンチ(判定外:約57m)での厳選は、親分個体以外はリポップしない
- 注意点: フカマルの出現率が極めて低いため、ドンメルやモグリューの色違いが大量に出る「沼」仕様
この方法は、ポケモンの出現仕様の穴を突いたような、非常にロジカルかつ効率的な厳選方法です。 「Z-A」で最高の個体を狙うには、ゲームの仕様を理解することが近道です。
皆さんの「Z-A」での冒険が、最高の色違い個体と共に進められることを願っています。






