ゲーム評論家の桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、『ポケモン レジェンズ Z-A』に実装されたと噂の「ベンチ放置による色違い厳選」について、その真偽や具体的な方法、効率を最大化するテクニックが気になっていることでしょう。 本当に座っているだけで、あの希少な色違いポケモンに出会えるのでしょうか。

ご安心ください。 私自身、本作を隅々までプレイし、この画期的な厳選方法を徹底的に検証しました。 この記事を読み終える頃には、ベンチ厳選の全ての疑問が解決し、あなたも効率的に色違いポケモンを手に入れるための知識が身についているはずです。
- ベンチ放置による自動色違い厳選の仕組み
- ひかるおまもりで出現確率が4倍に向上
- 連射コントローラーによる完全放置の実現
- 失敗しないためのオートセーブとレポートの重要性
それでは解説していきます。


ポケモン レジェンズ Z-Aのベンチ厳選とは?
まずは、本作で話題となっている「ベンチ厳選」がどのようなものなのか、その基本から解説します。 従来のポケモンシリーズをプレイしてきた方ほど、この仕組みには驚かれることでしょう。
「座るだけで色違いが出る」驚きの仕組みを解説
「ベンチに座っているだけで色違いが出るなんて、都市伝説だろう?」 最初は私もそう半信半疑でした。 しかし、これは紛れもない事実です。

本作の舞台であるミアレシティには、景観の一部として数多くのベンチが設置されています。 これらは単なる休憩用のオブジェクトではありません。 プレイヤーがベンチに座ると、「時間をつぶす」という選択肢が出現します。 これを選択すると、瞬時にゲーム内の時間が「昼→夜」あるいは「夜→昼」へと切り替わるのです。
重要なのは、この時間切り替えのロードを挟むタイミングで、周辺に出現しているポケモンがすべて再抽選されるという点です。
つまり、
- ベンチに座る
- 「時間をつぶす」を選択
- 昼夜が切り替わり、周囲のポケモンが入れ替わる
- 再度「時間をつぶす」を選択
このループを繰り返すだけで、プレイヤーはその場から一歩も動くことなく、無限にポケモンの出現抽選を行えるのです。 さらに、本作では色違いポケモンが出現した際に「ティロン♪」という特殊な効果音と、キラキラと輝くエフェクトが発生します。 これにより、画面を注視していなくても、音で出現を察知できるのが大きな利点です。
フィールドを駆け回る必要も、何度もゲームをリセットする必要もありません。 ただベンチに座り、ボタンを押す。 これが『ポケモン レジェンズ Z-A』が提示した、新たな色違い厳選の形なのです。
従来の厳選方法との圧倒的な違い
これまでのシリーズで色違い厳選を経験した方なら、その苦労は痛いほどご存知のはずです。 何百、何千個というタマゴを孵化させる「国際孵化」。 特定のポケモンの前でセーブとリセットを繰り返す「リセマラ」。 これらは時間も精神力も大きく消耗する、まさに苦行ともいえる作業でした。
しかし、本作のベンチ厳選は、それらとは一線を画します。
比較項目 | 従来の厳選方法 | ベンチ厳選 (レジェンズZA) |
---|---|---|
操作 | 常にアクティブな操作が必要 | ボタンを押すだけの単純作業 |
場所 | フィールドを移動し続ける | 特定の場所から動かない |
効率 | 移動やリセットのロード時間 | 最短のロード時間で連続抽選 |
自動化 | 不可 | 連射コントローラーで完全放置可能 |
ながらプレイ | 困難 | テレビやスマホを見ながらでも可能 |
時間効率で言えば、従来の方法と比較して、体感で3倍以上の抽選回数をこなせます。 移動時間がゼロであること、ロード時間が極めて短いこと、そして何より「ながらプレイ」や「完全放置」が可能である点が、この厳選方法を革命的なものにしているのです。
ベンチ厳選が革命的といえる3つの理由
このベンチ厳選がなぜこれほどまでに画期的なのか、その理由を3つのポイントに絞って解説します。
理由①:出現した色違いは消えない!最大10体までストック可能
本作の特筆すべき仕様として、一度フィールドに出現した色違いポケモンは、プレイヤーが捕獲するか、倒してしまうまで消えることがないという点が挙げられます。 通常のポケモンは時間経過やエリア移動でデスポーン(消滅)しますが、色違いは例外的な扱いを受けるのです。
さらに驚くべきことに、この仕様は最大10体まで同時にストック可能です。 つまり、あなたが寝ている間に完全放置で厳選を行い、その間に3体の異なる色違いポケモンが出現したとしても、朝起きたときにはその3体すべてがフィールドに存在しているのです。 これは過去作では考えられなかった、まさに神仕様と言えるでしょう。
理由②:連射コントローラーさえあれば完全放置が実現
ベンチ厳選は、Aボタンで「時間をつぶす」を選択し続けるだけの単純作業です。 この特性は、連射コントローラーと非常に相性が良いです。 Aボタンを連射設定にし、ホールド機能を使えば、プレイヤーが一切操作しなくても自動で厳選が進みます。
これにより、睡眠時間、仕事や学業の時間といった、ゲームをプレイできない時間までもが、色違い厳選の時間に変わるのです。 時間を最大限に有効活用できるこの点は、ベンチ厳選最大の魅力です。



理由③:初心者でも成功率100%
「色違い厳選は上級者のコンテンツ」というイメージは、本作で過去のものとなりました。 ベンチ厳選には、特別な知識やプレイヤースキルは一切不要です。 指定された手順通りに準備と設定を行えば、誰でも、そして必ず実践できます。
もちろん、色違いが出現するかどうかは確率に左右されます。 しかし、「厳選作業を実行する」という点においては、初心者でも失敗する要素がほとんどありません。 この手軽さが、多くのプレイヤーを色違い厳選の世界へと誘っているのです。
ベンチ厳選を始める前の必須準備
ベンチ厳選を始める前に、必ず整えておきたい準備があります。 これらを徹底することで、厳選の成功率、すなわち時間効率が劇的に向上します。 特に「ひかるおまもり」の有無は、効率を4倍も変化させる最重要項目です。
最優先で入手すべき「ひかるおまもり」
色違い厳選を本格的に行うのであれば、「ひかるおまもり」の入手は必須条件と言っても過言ではありません。 これは、所持しているだけで色違いポケモンの出現確率を大幅に引き上げてくれる、非常に重要なアイテムです。

ひかるおまもりの効果
まずは、その絶大な効果を数字で確認してください。
条件 | 色違い出現確率 |
---|---|
ひかるおまもり無し | 1/4096 (約0.024%) |
ひかるおまもり有り | 1/1024 (約0.098%) |
確率が4倍に跳ね上がります。 これは、ひかるおまもりが無ければ40時間かかっていた厳選が、10時間で終わる可能性があることを意味します。 遠回りに見えても、まずこのアイテムを入手することが、結果的に最短ルートとなるのです。
ひかるおまもりの入手方法
ひかるおまもりは、ミアレシティの「モミジリサーチ」のレベルを最大であるLv50まで達成することで、報酬として受け取れます。 モミジリサーチは、本作のやりこみ要素の一つで、指定された様々なタスクをクリアすることでポイントを獲得し、レベルを上げていくシステムです。
タスクの具体例としては、
- 特定のポケモンを〇匹捕まえる
- 特定の技を〇回見る
- オヤブン個体を倒す
- ポケモンの図鑑タスクをすべて完了させる
など、多岐にわたります。 Lv50への道は決して短くありませんが、効率的に進めるコツはあります。 特に「ポケモンを捕まえる」ことと「図鑑タスクを埋める」ことは獲得ポイントが高く設定されているため、意識的にこれらを進めることがレベルアップの鍵となります。 ストーリー攻略と並行して、積極的に図鑑埋めを行うことを強く推奨します。
完全放置に必須の連射コントローラー
ベンチ厳選の効率を最大化し、「完全放置」を実現するためには、連射機能およびホールド機能を搭載したコントローラーが不可欠です。
おすすめコントローラーの選び方
市場には様々なサードパーティ製のコントローラーが存在しますが、選ぶ際には以下のポイントを確認してください。



- 連射ホールド機能の有無: ボタンを押し続けなくても連射状態を維持できる機能。これがなければ完全放置はできません。
- 連射速度の調整機能: ポケモンZAのベンチ厳選では、速すぎると操作が空回りし、遅すぎると効率が落ちます。1秒間に3~5回程度の速度に調整できるものが理想です。
- 有線接続への対応: 長時間放置する場合、コントローラーのバッテリー切れが懸念されます。USBケーブルで接続し、給電しながら使用できる有線タイプ、あるいは有線接続に対応した無線タイプが安心です。
- 品質と耐久性: 公式ライセンス品は価格がやや高い傾向にありますが、その分品質が安定しており、長期間の使用にも耐えうるため、結果的にコストパフォーマンスが高い選択肢となり得ます。
輪ゴムなどでの代用が非推奨な理由
「Aボタンを輪ゴムで固定すれば良いのでは?」と考える方もいるかもしれませんが、この方法は推奨できません。 なぜなら、ベンチ厳選の放置を安定させるには、Aボタンの連打に加えて、視点が勝手に動かないように左スティックを軽く下に倒した状態で固定する必要があるからです。 この二つの操作を輪ゴムだけで安定して長時間維持するのは非常に困難であり、途中で操作がズレて厳選が止まってしまうリスクが非常に高いです。 確実な放置厳選のためには、適切な機能を持ったコントローラーへの投資を惜しむべきではありません。
色違いの出現音を逃さない音量設定
ベンチ厳選において、意外と見落としがちですが極めて重要なのが「音量設定」です。 前述の通り、色違いポケモンが出現すると「ティロン♪」という特殊な効果音が鳴ります。 ながらプレイや放置プレイ中、この音だけが色違いの出現を知らせる唯一のサインとなります。
音量設定の最適解
ゲーム内の設定画面から、以下の通りに調整してください。
- SE(効果音)音量: 最大 (10)
- BGM音量: 小~中 (3~5程度)
- ボイス音量: 小~中 (お好みで)
最も重要なのは、色違いの出現音が含まれる「SE」を最大にすることです。 BGMが大きいと、この重要なSE音がかき消されてしまう可能性があるため、BGMは控えめに設定するのがセオリーです。 さらに確実性を高めるために、ヘッドホンやイヤホンを使用することを強く推奨します。
ベンチ厳選に最適な場所
準備が整ったら、次は厳選を行う場所を選びます。 ミアレシティ内のどこで厳選を行うかによって、効率や出会えるポケモンの種類が大きく変わります。
まずはここから!アクセス最速のポケモンセンター外ベンチ
「どこでやればいいか分からない」という初心者が、まず試すべき場所。 それが各エリアに存在するポケモンセンターの外に設置されたベンチです。
全てのポケモンセンターには、ファストトラベルで瞬時に移動できます。 そして、建物のすぐ外には必ずベンチが設置されているため、アクセス性は抜群です。 まずはこのポケモンセンターのベンチで、ベンチ厳選の一連の流れを体験し、操作に慣れるのが良いでしょう。
効率を求めるなら!ワイルドゾーン近くの激熱ベンチ
ベンチ厳選に慣れ、本格的に効率を追求する段階に入ったら、主な厳選場所は「ワイルドゾーン」周辺のベンチへと移ります。 ワイルドゾーンはミアレシティ内に点在する、野生ポケモンが密集して出現する特殊なエリアです。
他の場所と比較して、
- ポケモンの出現数(シンボル数)が圧倒的に多い
- 出現するポケモンの種類が豊富
- オヤブン個体など、レアなポケモンも出現しやすい
といった特徴があり、ベンチ厳選の効率を最大化できるポテンシャルを秘めています。
【最人気】ワイルドゾーン3の階段固定法
数あるワイルドゾーンの中でも、特に色違い厳選の聖地として知られているのが**「ワイルドゾーン3の階段」**です。 この場所がなぜこれほどまでに人気なのか、その理由は明確です。
- 優れた視認性: 階段の中腹にベンチが設置されており、高所から広範囲を見渡せます。これにより、色違い出現時のエフェクトを極めて発見しやすいです。
- 圧倒的な出現数: 視界に入るポケモンのシンボル数が他のエリアより格段に多く、一度の再抽選で多くのポケモンを判定できます。
- 人気ポケモンの出現: 御三家をはじめとする人気ポケモンが多く出現するエリアであり、厳選のモチベーションを維持しやすいです。
ストーリーを進めてワイルドゾーン3が解放されたら、ぜひ一度この場所で厳選を試してみてください。 その効率の良さに驚くはずです。
特定タイプ狙いにおすすめのベンチ
特定のタイプのポケモンを狙いたい場合は、そのタイプが出現しやすいワイルドゾーンを選ぶのが効果的です。 例えば、
- 水タイプ狙い: ワイルドゾーン7の水辺にあるベンチ
- 草・虫タイプ狙い: ワイルドゾーン12の森林にあるベンチ といったように、エリアの環境によって出現するポケモンの傾向が異なります。 図鑑情報を参考に、目当てのポケモンが出現するエリアのベンチを探しましょう。
状況別おすすめベンチの使い分け術
最終的にどのベンチを選ぶべきか、あなたの目的別にまとめました。
- 初心者・操作に慣れたい方: ポケモンセンター外のベンチ
- 効率を最優先したい方: ワイルドゾーン3の階段ベンチ
- 特定のポケモンを狙いたい方: 該当ポケモンが出現するワイルドゾーンのベンチ
- 完全放置で寝ながら厳選したい方: 安全でシンプルなポケモンセンター外のベンチ
- 何でもいいから色違いが欲しい方: クリア後に解放されるワイルドゾーン20のベンチ(ほぼ全てのポケモンが出現)
これらの情報を元に、自分に合った厳選スポットを見つけてください。
【実践】ベンチ厳選の完全手順
ここからは、実際のゲーム画面を想定し、ベンチ厳選の具体的な手順をステップ・バイ・ステップで解説していきます。
STEP1: ベンチに座り「時間をつぶす」
まず、選んだベンチに近づき、Aボタンを押して座ります。 すると、「時間をつぶす」と「ポケモンとすごす」の2つの選択肢が表示されます。 色違い厳選で使用するのは**「時間をつぶす」**です。 これを選択すると画面が暗転し、時間が切り替わると同時に周囲のポケモンが再抽選されます。 この操作を繰り返すのが基本となります。
STEP2: 昼夜切り替えによるポケモン再抽選の仕組み
なぜこの操作でポケモンが入れ替わるのか、その仕組みを理解しておきましょう。 本作では、プレイヤーの周囲にいるポケモンは、特定の条件下で「リポップ(再出現)」します。 その条件の一つが**「昼夜の時間帯が切り替わること」**です。 ベンチの「時間をつぶす」機能は、このリポップ条件をプレイヤーが能動的かつ最短時間で引き起こすためのスイッチなのです。 この仕組みを理解することで、なぜベンチに座り続けるだけで効率的な厳選が可能になるのかが明確になります。
STEP3: 連射コントローラーによる完全自動化設定
完全放置を行うための、連射コントローラーの設定手順です。
- 連射速度を設定: コントローラーの機能で、連射速度を1秒間に3~5回程度に設定します。
- Aボタンに連射を割り当て: 連射機能をAボタンに設定します。
- 左スティックを固定: カメラが動かないよう、左スティックを軽く下方向に倒した状態で、輪ゴムやテープ、専用のアタッチメントで固定します。
- ホールド機能をオンに: 手動でベンチに座り、「時間をつぶす」にカーソルを合わせた状態で、コントローラーの連射ホールド機能をオンにします。
これで、あなたが何もしなくても、ゲームは自動で昼夜の切り替えを繰り返し、色違い厳選を続けてくれます。 放置する前には、Switch本体がスリープモードにならない設定になっているか、充電がされているかを必ず確認してください。
STEP4: 色違い出現の確認方法(音とエフェクト)
厳選中、色違いが出現した場合は、以下の3つのサインで判別できます。
- 効果音: 「ティロン♪」という、通常とは異なる特徴的な音が鳴ります。これが最も重要なサインです。
- エフェクト: 色違いポケモンの体から、キラキラと星が輝くようなエフェクトが常時発生します。
- 体色: ポケモン本来の色とは異なる、特殊なカラーリングになっています。
特に効果音とエフェクトは、遠くにいても判別できるため非常に重要です。 ながらプレイ中でも、音に気づいたらすぐに画面を確認する癖をつけましょう。
色違い出現!失敗しないための重要知識
色違いが出現した瞬間は、喜びで興奮するあまり、思わぬミスを犯しがちです。 ここで解説する知識は、あなたの努力を無駄にしないための生命線です。 必ず熟読してください。
全てが水の泡に?オートセーブの仕様を徹底理解
本作には、プレイヤーの行動に応じて自動でセーブが行われる「オートセーブ」機能が搭載されています。 普段は便利なこの機能ですが、色違い厳選においては最大の敵となり得ます。
オートセーブが作動する主な条件は、
- ポケモンを捕獲した時
- ポケモンを倒した時
- エリアを移動した時
などです。 もし、あなたが色違いポケモンを誤って倒してしまった直後に、これらの行動を取ってしまうと、オートセーブが作動し、色違いを倒してしまったという事実が上書きされてしまいます。 そうなると、二度とその色違いポケモンを取り戻すことはできません。
このリスクを回避するため、設定からオートセーブ機能を「オフ」にしておくことを強く推奨します。
なぜ必須?色違いの前で必ずレポート(手動セーブ)する理由
色違いポケモンを発見したら、捕獲を試みる前に、必ずその場で「レポート(手動セーブ)」を書いてください。 これは、万が一の事態に備えるための絶対的な保険です。
- 誤って倒してしまってもリセットでやり直せる
- ボールが尽きてもリセットして補充しに戻れる
- 捕獲に失敗して逃げられても、リセットすればもう一度挑戦できる
- 捕獲した後の個体値や性格が気に入らなければ、リセットして再捕獲できる
これらのメリットを考えれば、レポートを書かないという選択肢はありません。 色違いを見つけたら、まず一呼吸おいて、冷静にレポートを書きましょう。
万が一の復活テクニック(誤って倒してしまった場合)
もし、レポートを書く前に色違いを倒してしまった場合でも、まだ諦めてはいけません。 オートセーブが作動する前であれば、復活の可能性があります。
- 色違いを倒してしまったら、その場で一切動かず、他のどのポケモンにも手を出さない。
- 速やかにSwitch本体のHOMEボタンを押し、ゲームを終了させる。
- ゲームを再起動する。
これにより、オートセーブが作動する前の、最後に手動でレポートを書いた時点からやり直すことができます。 色違いを倒した直後に他の行動を取らないこと。 この鉄則を肝に銘じてください。
複数GETも可能!色違いは最大10体までストック
前述の通り、出現した色違いポケモンは最大10体までフィールドにストックされます。 この仕様を理解していれば、完全放置も安心して行えます。 朝起きて、フィールドに複数の色違いが輝いている光景は、まさに圧巻です。 複数の色違いが出現していた場合は、焦らず一体ずつレポートを書きながら、確実に捕獲していきましょう。
効率をさらに高める上級者向けテクニック
基本をマスターした次は、さらなる効率を求める上級者向けのテクニックを紹介します。
抽選回数を倍増させる建物出入り厳選との併用
ポケモンのリポップは、昼夜の切り替えだけでなく「建物への出入り」でも発生します。 この仕様を利用したのが「建物出入り厳選」です。 ベンチが近くにないが、出入り可能な建物があるエリアでは、この方法が有効です。
さらに、
- 昼間のアクティブなプレイ時間: 手動で高速に繰り返せる建物出入り厳選
- 夜間の放置時間: ベンチ厳選で自動化
このように、二つの厳選方法を時間帯によって使い分ける「ハイブリッド厳選」を行うことで、24時間体制で最大の効率を叩き出すことが可能になります。
昼夜限定ポケモンの効率的な狙い方
ポケモンの中には、ホーホーのように夜にしか出現しない、あるいはピカチュウのように昼間の方が出現しやすいといった、時間帯限定の種族が存在します。 これらの色違いを狙う場合は、当然ながらそのポケモンが出現する時間帯に厳選を行う必要があります。 ベンチで「時間をつぶす」を繰り返せば、いずれ狙いの時間帯はやってきますが、より効率を求めるのであれば、現実世界のプレイ時間とゲーム内の時間帯を合わせるのが良いでしょう。 例えば、夜限定のポケモンを狙うなら、夜にプレイを開始し、そのまま放置厳選に入る、という流れがスムーズです。
確率の壁を突破するオヤブン色違いの厳選方法
各ワイルドゾーンには、「オヤブン」と呼ばれるひときわ体の大きな強力な個体が出現することがあります。 このオヤブン個体も、ごく稀に色違いとして出現します。
その確率は、 色違い確率(1/1024) × オヤブン出現率(仮に1/100) = 1/102400 となり、まさに天文学的な数字です。
このオヤブン色違いを狙う方法は、基本的には通常のベンチ厳選と同じです。 オヤブンがリポップする可能性のある場所で、ひたすらベンチ厳選を続けるしかありません。 これは、全ての準備を整えた上で、数週間、あるいはそれ以上の期間を覚悟して挑む、究極のエンドコンテンツと言えるでしょう。
よくある失敗パターンと解決策
ここでは、初心者が陥りがちな失敗パターンとその解決策をまとめました。
連射コントローラーの設定ミス
- 原因: 連射速度が不適切、スティックが固定されていない、バッテリー切れ。
- 解決策: 放置前に必ずテスト稼働を行い、設定と充電を確認する。
色違い音の聞き逃し
- 原因: SE音量が小さい、BGMが大きい、周囲が騒がしい。
- 解決策: SE音量を最大に設定し、ヘッドホンを使用する。
オートセーブによる悲劇
- 原因: オートセーブがオンの状態で、色違いを倒した後に他の行動を取ってしまう。
- 解決策: 厳選を始める前に、必ずオートセーブをオフにする。
ベンチの場所選びの失敗
- 原因: ポケモンの出現数が少ない、視界が悪い場所を選んでしまう。
- 解決策: 記事で紹介した「ワイルドゾーン3」など、実績のある効率的な場所を選ぶ。
ひかるおまもり未所持での時間浪費
- 原因: 確率が4倍違うことを知らずに、長時間非効率な厳選を続けてしまう。
- 解決策: 厳選を始める前に、最優先でひかるおまもりを入手する。
ベンチ厳選に関するQ&A
Q1: ストーリーはどこまで進めればいい? A1: ベンチ自体は序盤から利用可能ですが、効率的なワイルドゾーンはストーリー進行で解放されます。まずはストーリーをクリアし、全てのエリアに行けるようにするのが理想です。
Q2: 色違いが出やすい時間帯や曜日はありますか? A2: ありません。出現は完全に確率論に基づいています。
Q3: 伝説のポケモンの色違いもベンチ厳選で出ますか? A3: ストーリー上で必ず捕獲する伝説のポケモンなどは、基本的に色違いが出ない「ブロックルーチン」がかかっています。野生で出現する一部の準伝説ポケモンなどは対象となる可能性があります。
Q4: 捕まえた色違いの個体値は高いですか? A4: 通常の野生ポケモンと同じです。個体値厳選を同時に行うのは非常に困難なため、まずは捕獲することを優先し、個体値は後から「すごいとっくん」で鍛えるのが現実的です。
Q5: アップデートでこの方法は修正されませんか? A5: 将来的なアップデートで仕様が変更される可能性はゼロではありません。しかし、これはバグではなく正規のゲームシステムを利用した方法であるため、すぐに修正される可能性は低いと考えられます。
まとめ
『ポケモン レジェンズ Z-A』におけるベンチ厳選は、シリーズの歴史においても特筆すべき、画期的な色違い厳選方法です。
- ひかるおまもりを入手し、確率を4倍に引き上げる。
- 連射コントローラーを準備し、完全放置の環境を整える。
- オートセーブは必ずオフにし、色違い発見後は即レポートを書く。
- 場所選びにこだわり、効率を最大化する。
これらの要点を押さえれば、誰でも、そしてこれまでのシリーズとは比べ物にならないほど快適に、色違いポケモンをコレクションしていくことが可能です。 この記事が、あなたのミアレシティでの冒険を、より一層輝かしいものにする一助となれば幸いです。 ぜひ、あなただけの色違いポケモンとの出会いを楽しんでください。