ゲーム評論家の桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、2025年10月23日に発売が決定した『ペルソナ3 リロード』のNintendo Switch版をきっかけに、「ペルソナシリーズってたくさんあるけど、どれから遊べばいいんだろう?」「いきなりP3リロードから始めてもストーリーについていけるのかな?」といった点が気になっていると思います。

全世界での累計販売本数が2,700万本を突破し、今や日本を代表するRPGとなったペルソナシリーズですが、その歴史は長く、作品ごとに雰囲気も大きく異なります。 さらに完全版やリメイク、多数のスピンオフ作品が存在するため、新規のファンが「どれから手をつければいいのかわからない」と悩むのも無理はありません。
この記事を読み終える頃には、あなたが次に手に取るべきペルソナ作品についての疑問が解決しているはずです。
- ペルソナシリーズの壮大な歴史と変遷
- 全ナンバリングタイトルの特徴と詳細な比較
- ゲーム初心者にも分かりやすい目的別おすすめプレイ順序
- P3リロードから始めても全く問題ない理由の徹底解説
それでは解説していきます。

ペルソナシリーズの歴史と概要を解説
まずは、壮大なペルソナシリーズの歴史と、作品ごとの関係性について紐解いていきましょう。 「そもそもペルソナってどんなゲーム?」という基本的な部分から、シリーズの大きな転換点までを解説します。 ここを理解するだけで、どの作品から遊ぶべきか、自分なりの答えが見えてくるはずです。
ペルソナシリーズとは?女神転生からの派生作品
ペルソナシリーズは、もともとアトラスの看板タイトルである『真・女神転生』シリーズから派生したスピンオフ作品として1996年に誕生しました。 特に、高校が舞台となった『真・女神転生if…』のシステムや世界観を色濃く受け継いでおり、現代の日本を舞台に、学生たちが「ペルソナ」と呼ばれる別人格を召喚して異形の存在と戦う、という基本的な設定はこの頃から確立されています。

初期の作品は、本家である『真・女神転生』の影響が強く、ダークでオカルト的な雰囲気が特徴でした。 しかし、シリーズを重ねるごとに独自の進化を遂げ、特に『ペルソナ3』以降は、ポップなデザイン、スタイリッシュな音楽、そして学園生活とダンジョン探索を両立させる独自のゲームシステムで、世界的な人気を獲得するに至りました。 今では本家を凌ぐほどの知名度と人気を誇る、アトラスの代表的なRPGシリーズとなっています。
ペルソナ1・2とペルソナ3以降の大きな違い
ペルソナシリーズを語る上で最も重要なのが、『ペルソナ2 罰』までと『ペルソナ3』以降で、ゲーム性が全くと言っていいほど異なるという点です。
作風とゲームシステムの変革
初期の『女神異聞録ペルソナ』や『ペルソナ2』は、一人称視点の3Dダンジョン探索や、悪魔との交渉など、『真・女神転生』ライクなRPGでした。 ストーリーもホラーテイストが強く、ハードで難易度の高いゲームバランスが特徴です。
しかし、2000年前後にアトラスは経営難に陥り、主要スタッフの独立など、苦しい時期を迎えます。 その状況を打破するため、起死回生の一手として開発されたのが『ペルソナ3』でした。 『ペルソナ3』では、より幅広い層にアピールするため、以下の大きな変革が行われました。
- カレンダーシステムの導入: 1年間の学園生活をカレンダーに沿って体験。
- コミュニティ(コミュ)システム: 仲間や街の人々と交流し、絆を深めることでペルソナ能力を強化。
- ポップなUIとBGM: ダークなイメージを一新する、スタイリッシュで洗練されたデザインと音楽。
この「学園生活パート」と「ダンジョン探索パート」を繰り返すゲームサイクルは、『ペルソナ3』で確立され、以降の『4』『5』へと受け継がれるシリーズの根幹となりました。 この路線変更が功を奏し、ペルソナシリーズは国内外で爆発的なヒットを記録することになります。
シリーズのナンバリングはどれから遊んでも問題ない
ここが最も重要なポイントです。 結論から言うと、ペルソナのナンバリング作品は、基本的にどの作品からプレイしても全く問題ありません。

『ペルソナ3』以降のナンバリングタイトル(3、4、5)は、それぞれ完全に独立したストーリーとなっています。 舞台や登場人物、物語のテーマも全く異なるため、前作をプレイしていないと話が理解できない、ということは一切ありません。
もちろん、シリーズ作品なので、過去作の地名が出てきたり、キャラクターがゲストとして登場したりといったファンサービス的な要素は存在します。 しかし、それらはあくまで小ネタの範疇であり、ストーリーの本筋には全く影響しません。
したがって、「P3リロードが気になるけど、1や2をやっていないから…」と心配する必要は全くないのです。 安心して、あなたが最も「面白そう!」と感じた作品から手に取ってください。
ペルソナ ナンバリング作品を徹底解説
それでは、各ナンバリングタイトルがどのような作品なのか、その魅力と特徴を詳しく見ていきましょう。 リメイクや完全版についても解説するので、どれを選べば良いかの参考にしてください。
女神異聞録ペルソナ|シリーズの原点にしてダークな学園RPG
記念すべきシリーズ第一作。 『真・女神転生』のスピンオフとして、現代の学園を舞台にしたRPGというコンセプトを打ち出しました。

物語は、高校生たちが「ペルソナ様」という、こっくりさんに似た儀式を行ったことをきっかけに、ペルソナ能力に目覚め、街に現れた悪魔と戦うというもの。 一人称視点で描かれる薄暗いダンジョン、高いエンカウント率、シビアなゲームバランスなど、古き良きRPGの雰囲気を色濃く残しています。 『3』以降のポップなイメージとは全く異なり、ホラーでオカルト色の強い、まさに「異聞録」と呼ぶにふさわしい作品です。
現在、オリジナル版をプレイするのは非常に困難です。 PSPでリメイク版が発売されていますが、BGMが一新されたことに伴い、賛否が分かれています。 物語の魅力は素晴らしいものがあるので、いつか『3』以降のシステムでフルリメイクされることを期待したい一作です。 初心者の方が最初に手を出すには、あらゆる面でハードルが高いと言えるでしょう。
ペルソナ2 罪・罰|噂が現実になる、重厚なストーリーの二部作
『ペルソナ2』は、『罪』と『罰』という二つのソフトで一つの物語が完結する、シリーズでも異色の二部作構成となっています。 前作『女神異聞録ペルソナ』のキャラクターが多数登場し、ストーリーも完全に地続きです。
ペルソナ3
本作のテーマは「噂」。 街で流れた噂が現実になるという怪現象に、主人公たちが立ち向かっていきます。 携帯電話に自分の番号をかけると現れる「ジョーカー様」など、都市伝説を巧みに物語に組み込んでおり、前作以上にシナリオの評価が高い作品です。
ゲームシステムは一人称視点ダンジョンから、オーソドックスな三人称視点のRPGへと変更され、遊びやすさは向上しました。 しかし、『罰』では主人公が成人女性になり、パーティーメンバーも大人が中心となるなど、近年のシリーズとは一線を画す渋い雰囲気が特徴です。 こちらも現在ではプレイ環境が限られており、二部作というボリュームも相まって、初心者向けとは言い難いのが現状です。
ペルソナ3|シリーズ変革の傑作にして「死」と向き合う物語
シリーズの方向性を決定づけた、記念碑的な作品です。 一日と一日の狭間に存在する隠された時間「影時間」に、謎の塔「タルタロス」が出現。 主人公たちはペルソナ能力を覚醒させ、影時間に蔓延るシャドウとの戦いに身を投じます。
テーマは「死」。 仲間や大切な人の死、そして自らの死と向き合う、重厚でシリアスなストーリーは、多くのプレイヤーの心に深い感動と余韻を残しました。 ペルソナを召喚する際に、銃型の召喚器で自らの頭を撃ち抜くという衝撃的な演出は、本作のテーマを象徴しており、シリーズ屈指のクールさです。
カレンダーに沿って学園生活を送りながら、仲間との「コミュニティ」を育んでいくゲームシステムが初めて導入され、これが後のシリーズの基礎となりました。 一方で、自動生成される単調なダンジョン「タルタロス」や、オリジナル版では仲間を直接操作できない仕様など、今見ると荒削りな部分も存在します。
完全版・リメイクの比較(P3F・P3P・P3R)
『ペルソナ3』は複数のバージョンが存在するため、初心者にとっては非常にややこしいポイントです。 ここでそれぞれの違いを明確に整理しておきましょう。
バージョン名 | 発売ハード | 特徴 |
---|---|---|
ペルソナ3 | PS2 | オリジナル版。全ての原点。 |
ペルソナ3 フェス (P3F) | PS2 | オリジナル版に後日談「Episode Aegis」を追加した完全版。 |
ペルソナ3 ポータブル (P3P) | PSP, (現行機移植) | グラフィックやムービーを簡略化し、携帯機に移植。女性主人公が選択可能という最大の特徴を持つ。仲間への直接指示も可能になった。 |
ペルソナ3 リロード (P3R) | PS4, PS5, Xbox, Steam, Switch | 最新のグラフィックとシステムで原作を再構築したフルリメイク。仲間への直接指示はもちろん、操作性も大幅に向上。ただし、P3Fの後日談とP3Pの女性主人公は未収録(後日談はDLCで配信予定)。 |
結論として、これから『ペルソナ3』をプレイするなら、『ペルソナ3 リロード』が圧倒的におすすめです。 グラフィックが現代水準にフルリメイクされているだけでなく、『ペルソナ5』で培われた快適なシステムが導入されており、ストレスなく物語に集中できます。 オリジナル版の魅力はそのままに、あらゆる面が正統進化した、まさに決定版と言えるでしょう。
ペルソナ4|田舎町が舞台の明るい青春ミステリー
『ペルソナ3』のヒットを受け、そのシステムを継承しつつ、全く異なるテイストで制作されたシリーズ4作目。 のどかな田舎町「稲羽市」で起こる奇怪な連続殺人事件の謎を、主人公たちが追う物語です。
テーマは「自己との向き合い」。 クールでシリアスだった『3』とは対照的に、本作はイエローを基調とした明るくポップな雰囲気が特徴です。 主人公たちがテレビの中の異世界に入り、自分自身の見たくない側面が具現化した「シャドウ」と対峙することで、ペルソナ能力を獲得していきます。
本作最大の魅力は、なんといってもキャラクターたちの掛け合いの面白さでしょう。 主人公の家に集まったり、デパートのフードコートで駄弁ったりと、シリーズ屈指の仲の良さを誇る「自称特別捜査隊」が織りなす青春劇は、プレイヤーを笑顔にしてくれます。 そんな日常と、連続殺人事件という非日常のギャップが、物語に独特の緊張感と深みを与えています。
完全版『ペルソナ4 ザ・ゴールデン(P4G)』とリメイクの噂
現在プレイできるのは、新キャラクター「マリー」や新規イベント、冬のスキー旅行などが追加された完全版である**『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』**です。 オリジナル版の魅力をさらに引き出した、まさにゴールデンな内容となっています。
しかし、注意点もあります。 P4Gのベースは2008年のPS2版であるため、グラフィックやダンジョンのシステムは、近年のRPGに慣れていると少し古臭く感じるかもしれません。 また、先日シリーズの新作として**『ペルソナ4 リバイバル』**というタイトルが噂されており、これがP4のリメイクではないかとファンの間で囁かれています。 もしリメイクが発表されれば、『P3リロード』のようにシステムが一新される可能性が高いため、「今P4Gをプレイするか、リメイクを待つか」は少し悩ましいところです。
ペルソナ5|腐った大人に反逆する、世直し怪盗団の物語
シリーズの世界的な人気を決定づけた、最高傑作との呼び声も高い5作目。 無実の罪を着せられ、東京の高校に転入した主人公が、歪んだ欲望を持つ大人たちの心を盗み改心させる「心の怪盗団」を結成する物語です。
テーマは「反逆」。 理不尽な社会への抵抗を描くピカレスク・ロマン(悪漢小説)となっており、これまでのシリーズとは一味違う刺激的な体験が待っています。 赤と黒を基調としたスタイリッシュすぎるUI、ジャズテイストのクールなBGM、そしてアニメのキャラクターがそのまま動き出したかのようなグラフィックは、圧巻の一言です。
ゲームシステムも正統進化を遂げており、特にダンジョンは、これまでの自動生成型から、ギミック満載の作り込まれた固定マップ「パレス」へと変更されました。 これにより、探索の楽しさが格段に向上しています。 戦闘も「バトンタッチ」などの新システムが加わり、よりスピーディーで戦略的になりました。
完全版『ペルソナ5 ザ・ロイヤル(P5R)』との違い
『ペルソナ5』にも、新キャラクター(芳澤かすみ、丸喜拓人)や、本編後の「3学期」ストーリー、新たなパレスなどを追加した完全版**『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』**が存在します。 こちらは無印版のストーリーを全て含んだ上で、大幅なボリュームアップとシステムの快適化が図られています。 これから『ペルソナ5』を遊ぶのであれば、『ザ・ロイヤル』一択と言って間違いありません。
各ナンバリングの比較表
ここまでの内容を、一覧表にまとめてみました。 あなたがどの作品に惹かれるか、チェックしてみてください。
項目 | ペルソナ3 リロード | ペルソナ4 ザ・ゴールデン | ペルソナ5 ザ・ロイヤル |
---|---|---|---|
テーマ | 死、有限性 | 自己との向き合い | 反逆、自由 |
雰囲気 | シリアス、クール、ダーク | 明るい、青春、ミステリー | スタイリッシュ、ピカレスク |
舞台 | 人工島(都会) | 田舎町 | 大都会・東京 |
主人公 | 影が薄いが仲間を繋ぐ存在 | 皆の中心にいる人気者 | 不良のレッテルを貼られたリーダー |
仲間との関係 | 衝突を乗り越え絆を深める | 家族のような仲良しグループ | 目的のために結託した同志 |
ダンジョン | 自動生成(タルタロス) | 自動生成 | 固定マップ(パレス) |
音楽 | エレクトロニカ、ラップ | ポップ、ロック | アシッドジャズ、ファンク |
おすすめな人 | 重厚な物語が好き、自己犠牲に感動する | 仲間とのわちゃわちゃが好き、ミステリーが好き | スタイリッシュな世界観が好き、世直しが好き |
グラフィック | ★★★★★ (最新) | ★★★☆☆ (PS2ベース) | ★★★★★ (HD) |
システムの快適さ | ★★★★★ (最新) | ★★★☆☆ (古め) | ★★★★★ (完成形) |
結局ペルソナはどれから遊ぶべき?目的別おすすめプレイ順
さて、各作品の特徴を理解したところで、いよいよ「結局どれから遊べばいいのか?」という疑問に、目的別でお答えしていきます。
シリーズ初心者に最もおすすめ!『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』
もしあなたがペルソナシリーズに全く触れたことがなく、「とにかく一番面白いやつをやりたい!」と思っているなら、**『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』**を強く推奨します。
理由は単純明快で、ゲームとして最も完成度が高く、現代的で遊びやすいからです。 グラフィック、システム、ストーリー、音楽、その全てが最高水準でまとまっており、誰がプレイしても間違いなく楽しめる傑作です。 ボリュームも満点で、クリアする頃にはペルソナというシリーズが大好きになっていることでしょう。
唯一の懸念点は、最初にこの快適さを体験してしまうと、過去作(特にP4G)をプレイした際に、システムの古さが少し気になってしまう可能性があることです。 しかし、それを差し引いても、最初に触れる一本としてこれ以上の作品はありません。
今が旬!『ペルソナ3 リロード』から始める
もちろん、あなたが最も興味を持っている**『ペルソナ3 リロード』**から始めるのも素晴らしい選択です。
前述の通り、ストーリーは独立しているので、何の問題もありません。 フルリメイクされたことで、グラフィックやシステムは『P5R』と同等以上に快適になっており、初心者でも安心してプレイできます。 『5』や『4』とは一味違う、シリアスで心に深く刺さる物語は、きっとあなたに特別な体験をもたらしてくれるはずです。
Switch版の発売を機に、多くの新規プレイヤーが同時にスタートすることになるでしょう。 SNSなどで感想を共有しながらプレイする楽しさは、今このタイミングでしか味わえません。 まさに「始めるなら今!」と言えるタイトルです。
明るい青春劇が好きなら『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』
「暗い話や難しい話は苦手」「とにかく仲間と楽しく冒険したい!」という方には、**『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』**がぴったりです。
シリーズで最も明るく、笑えるシーンが多いのが本作の特徴です。 個性豊かな仲間たちと過ごす一年間は、かけがえのない思い出になるでしょう。 もちろん、根底にはシリアスな連続殺人事件の謎解きがあり、ミステリーとしても非常に高い完成度を誇ります。 システムの古さは否めませんが、それを補って余りあるキャラクターとシナリオの魅力があります。
もしリメイク版『ペルソナ4 リバイバル(仮)』の登場を待てるのであれば、待つのも一つの手です。 しかし、「リメイクまで待てない!」「ネタバレを踏む前に遊びたい!」という方は、今すぐP4Gをプレイしても後悔はしないでしょう。
時系列順に楽しみたいなら『3→4→5』の順番
もしあなたが時間に余裕があり、シリーズをじっくりと味わいたいのであれば、発売順である**『ペルソナ3 リロード』→『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』→『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』**という順番でプレイするのもおすすめです。
この順番でプレイする最大のメリットは、ゲームシステムの進化をリアルタイムで体験できることです。 作品を追うごとに洗練されていくUIや戦闘システムに、「次はどうなるんだろう?」とワクワクしながらプレイを進めることができます。 また、後発の作品に含まれる過去作へのファンサービス的な要素も、100%楽しむことができるでしょう。 これは、シリーズを深く味わう上での、最も贅沢な楽しみ方かもしれません。
スピンオフ作品はいつ遊ぶべき?
ペルソナシリーズには、格闘ゲームや無双アクション、リズムゲームなど、数多くのスピンオフ作品が存在します。 これらは基本的に、ナンバリング本編のクリア後にプレイすることが推奨されます。
特に重要なのは、以下の2作品です。
- ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド (P4U2): 『ペルソナ3』と『ペルソナ4』のキャラクターが登場する格闘ゲーム。P3とP4の正式な続編にあたるストーリーが描かれます。
- ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ (P5S): 『ペルソナ5』の怪盗団が日本各地を旅する無双アクションRPG。P5(無印)の半年後を描く正式な続編です。
これらの作品は、本編の重大なネタバレを含んでいるため、必ず対応するナンバリングをクリアしてからプレイするようにしてください。 本編で大好きになったキャラクターたちの新たな活躍を見ることができる、ファン必見の作品です。
まとめ
今回は、ペルソナシリーズをどれから遊ぶべきか、というテーマで歴史から各作品の解説までを深掘りしてきました。
最後に、本日の内容を簡潔にまとめます。
- ペルソナはどのナンバリングから遊んでもストーリーは楽しめる
- 初心者には、最も完成度の高い『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』が鉄板でおすすめ
- 今話題の『ペルソナ3 リロード』から始めるのも最高のタイミング
- 明るい青春ものが好きなら『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』が最適
- 時間に余裕があるなら『3→4→5』の発売順プレイが最も贅沢
色々なおすすめを提示してきましたが、最終的に最も大切なのは、あなたが「面白そう!」と直感で感じた作品を選ぶことです。 この記事の解説や比較表を見て、キャラクターの見た目や世界の雰囲気が一番気に入ったものから始めてみてください。 どの扉から入ったとしても、その先には100時間以上もあなたを夢中にさせる、素晴らしい体験が待っています。
『ペルソナ3 リロード』Switch版の発売は、この奥深いシリーズに足を踏み入れる絶好の機会です。 ぜひ、あなただけのペルソナライフを始めてみてください。