ゲーム評論家の桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、2025年10月2日に発売された超大作オープンワールド時代劇アクションRPG「Ghost of Yōtei(ゴースト・オブ・ヨウテイ)」の主人公、篤(あつし)の隠し衣装、特に噂の「エロ装備」について気になっているのではないでしょうか。 過酷な戦いの中でも、キャラクターの見た目にはこだわりたいものですよね。

この記事を読み終える頃には、篤の隠し衣装に関するあなたの疑問がすべて解決しているはずです。
- 唯一のセクシー装備「ふんどし」の見た目と性能
- 「ふんどし」の具体的な入手方法と手順
- 衣装に関連する他の隠し要素とカスタマイズの楽しみ方
- フォトモードで篤を魅力的に撮影するテクニック
それでは解説していきます。

篤の隠しセクシー衣装「ふんどし」の全て
多くのプレイヤーが探し求めている篤の隠し衣装、その正体は日本の伝統的な下着である「ふんどし」です。 本作における唯一無二のセクシー(?)装備であり、その存在はプレイヤーの間で大きな話題を呼んでいます。

しかし、多くの人が想像するような艶めかしい雰囲気とは少し違うかもしれません。 このセクションでは、その見た目から性能、入手方法まで、徹底的に解説していきます。
隠しエロ衣装「ふんどし」の見た目をレビュー
まず結論から言うと、この「ふんどし」は、期待されるような「エロさ」とは一線を画すアイテムです。 主人公である篤は、過酷な戦いを生き抜いてきた屈強な侍。 その鍛え上げられた肉体に一本の布が巻かれているだけの姿は、「セクシー」というよりはむしろ「野性的」「荒々しい」といった言葉が似合います。

鋼の肉体が際立つデザイン
篤の背中や腕、脚には、これまでの戦いでついたであろう無数の傷跡が刻まれています。 「ふんどし」を装備すると、その歴戦の証である傷跡や、隆起した筋肉の全てが露わになります。 夕日に照らされたその姿は、エロティシズムを超越し、一種の芸術品のような荘厳さすら感じさせます。 もちろん、プレイヤーによってはこの鍛え抜かれた肉体美にセクシーさを見出すこともあるでしょう。 しかし、一般的な意味での「エロ装備」を期待していると、そのあまりの武骨さに驚くかもしれません。 不思議なことに、あれだけ露出度が高いにも関わらず、いやらしさを全く感じさせないのは、篤というキャラクターが持つ実直でストイックな雰囲気のせいでしょう。
SNSでの反応は「蛮族」「強そう」
実際に「ふんどし」を入手したプレイヤーたちのSNSでの反応を見てみると、「エロい」という感想よりも、「どう見ても蛮族」「野武士より強そう」「むしろ威圧感がすごい」といったコメントが多く見受けられます。 中には、この姿でシリアスなカットシーンに臨み、そのシュールな絵面を楽しむプレイヤーも少なくありません。 まさに、ネタ装備として最高の逸品と言えるでしょう。
隠しエロ衣装「ふんどし」の性能と実用性
見た目のインパクトが絶大な「ふんどし」ですが、その性能はどのようなものなのでしょうか。 特殊な効果を備えており、特定のプレイスタイルにおいては意外な活躍を見せることもあります。
特殊効果:常時かがみ移動とステルス性能
「ふんどし」を装備すると、篤は移動中に常に腰を落とした「かがみ状態」になります。 これにより、敵に発見されにくくなるというステルス効果が付与されます。 物陰に隠れながら敵の砦に侵入する際などには、この効果が役立つ場面もあるでしょう。 しかし、そのステルス効果は、他の専用装備と比較すると限定的です。
他のステルス装備との性能比較
本作には、「ふんどし」以外にもステルスに特化した装備が存在します。 例えば、忍び装束である「隠密の衣」や、特定のクエストで手に入る「狐組の鎧」などです。 これらの装備と比較した場合、「ふんどし」のステルス性能はどの程度のものなのでしょうか。
装備名 | ステルス効果 | 特殊効果 |
---|---|---|
ふんどし | 中 | 常時かがみ移動、敵に気づかれにくい |
隠密の衣 | 大 | 敵の感知範囲が大幅に減少、暗殺時の音が減少 |
狐組の鎧 | 特大 | 特定の条件下で敵から完全に見えなくなる |
表を見てわかる通り、「ふんどし」のステルス効果は専門の装備には一歩劣ります。 「隠密の衣」や「狐組の鎧」が持つような、敵の感知範囲を劇的に狭める効果はありません。 あくまで「気づかれにくくなる」程度であり、過信は禁物です。 そのため、高難易度のステルスミッションを攻略する際には、より専門的な装備を選ぶのが賢明でしょう。
「ふんどし」はどんなプレイヤー向けか
この装備は、以下のようなプレイヤーにおすすめです。
- 縛りプレイを楽しみたい上級者 防御力が皆無に等しいため、敵の攻撃が非常にスリリングになります。 最低限のステルス効果を活かしつつ、己の腕前だけで高難易度ミッションに挑む、そんなストイックなプレイが楽しめます。
- ネタ装備でゲームを楽しみたいプレイヤー シリアスな物語と「ふんどし」一丁の主人公というギャップは、他にない面白さを生み出します。 スクリーンショットや動画を撮影して楽しむのにも最適です。
- 篤の肉体美を心ゆくまで鑑賞したいプレイヤー 何よりのメリットは、篤の鍛え上げられた体を常に眺められることです。 ゲームのモチベーションを上げるためにこの装備を選ぶ、というのも立派な理由の一つです。
私自身、メインストーリーをクリアした後は、蝦夷(えぞ)の美しい自然を堪能するために、この「ふんどし」スタイルで探索することが多くなりました。 風を感じながら馬で草原を駆け抜ける爽快感は格別です。
隠しエロ衣装「ふんどし」の入手方法を徹底ガイド
では、この魅力的な(?)装備「ふんどし」は、どのようにすれば手に入るのでしょうか。 入手条件は「マップ上に存在する全ての『社』を巡り、参拝すること」です。 ストーリーを進めているだけでは決して達成できない、探索要素の一つとなっています。
手順1:三味線を使い「体力の歌」を習得する
まずは、篤が持っている三味線で「体力の歌」を演奏できるようになる必要があります。 これは、特定の「社」を見つけることで習得できます。 ストーリーの序盤で訪れることになる最初のエリア「珠江(すえ)」の集落近くにも社は存在するため、比較的早い段階で習得可能です。
手順2:「体力の歌」を演奏して社の方向を知る
「体力の歌」を習得したら、フィールド上で三味線を構え、演奏します。 すると、まだ見つけていない「社」の方向に向かって、一筋の風が吹きます。 この風が、次なる目的地への道しるべです。 コントローラーのタッチパッドをスワイプすることで風を発生させ、方角を確認しながら進みましょう。
手順3:全ての社を見つけて参拝する
あとは、風の導きに従って蝦夷各地に点在する全ての社を探し出し、一つ一つ参拝していきます。 社は山頂や滝の裏、断崖絶壁など、簡単にはたどり着けない場所に隠されていることも少なくありません。 ちょっとしたアスレチック要素や謎解きが必要になる場合もあり、探索そのものを楽しむことができます。 全ての社を参拝し終えた時点で、「ふんどし」が自動的に入手できます。 特別なイベントが発生するわけではないので、装備画面を確認して、いつの間にか追加されていることに驚くかもしれません。
篤を彩るその他のカスタマイズと隠し要素
「Ghost of Yōtei」の魅力は、「ふんどし」だけではありません。 主人公・篤を自分好みにカスタマイズする要素や、ゲームプレイをさらに奥深くする強力な隠し技も多数存在します。 ここでは、特に注目すべき隠し要素をいくつか紹介しましょう。 これらを知ることで、あなたの蝦夷での冒険はさらに豊かなものになるはずです。
序盤から入手可能な最強クラスの奥義「二連」
二刀流をメインで使っているプレイヤーに絶対におすすめしたいのが、気力技の「二連」です。 この技は、驚くべきことにゲームの最序盤から入手可能でありながら、終盤まで一線級で活躍できるほどの性能を誇ります。

「二連」の性能と強み
「二連」は、気力ゲージをわずか1つ消費するだけで、前方の敵2体を同時に素早く斬りつける範囲攻撃です。 その最大の強みは、圧倒的なコストパフォーマンスにあります。 消費が少ないため連発しやすく、複数の敵に囲まれた際に状況を打開する切り札となります。 敵の体勢を崩しやすく、コンボの起点としても非常に優秀です。 飛び道具が尽きた時や、狭い場所での集団戦で、この技があるかないかで難易度が大きく変わると言っても過言ではありません。
「二連」の入手方法
- 「勝負の木」を探す 初期エリアを含め、蝦夷の各地には「勝負の木」と呼ばれる特別な場所があります。 最初のスタート地点である珠江の西側、集落のすぐ南にも存在するので、まずはそこを目指しましょう。
- 武蔵の弟子たちと戦う 「勝負の木」に行くと、剣豪・武蔵の弟子を名乗る者たちが待っています。 彼らとの決闘に勝利することが目的です。 最初の弟子を倒すと、マップ上に他の「勝負の木」の場所が表示されるようになります。
- 全ての弟子を倒す マップに表示された全ての「勝負の木」を巡り、弟子たちを倒していきます。 序盤で挑むと少し手強く感じるかもしれませんが、落ち着いて相手の動きを見極めれば、勝利することは難しくありません。
- 武蔵本人との決闘 全ての弟子を倒すと、クエスト「天下無双の武蔵」が発生し、武蔵本人との決闘に挑むことになります。 彼は弟子たちとは比べ物にならない強敵です。 特に序盤で挑む場合は、回復アイテムなどを万全に準備してから臨みましょう。 見事、武蔵に勝利することで、奥義「二連」を習得できます。
序盤の苦労に見合うだけの価値がある、まさに最強クラスの技です。 二刀流を使うなら、ストーリーを少し脇道に逸れてでも、優先的に入手することをお勧めします。
前作ファン感涙の奥義「憤怒の舞」
前作「Ghost of Tsushima」をプレイした方なら、仁の強力な奥義「憤怒の舞」を覚えているでしょう。 敵から敵へと瞬時に移動しながら斬りつける、あの爽快感溢れる技が、本作でも隠し奥義として登場します。
「憤怒の舞」の性能と強み
「憤怒の舞」は、気力ゲージを3つ消費する大技です。 発動すると、最大3人の敵をロックオンし、目にも留まらぬ速さで連続して斬りつけます。 その威力は絶大で、ザコ敵なら一撃で葬り去ることができます。
さらに、この技には「獲物落とし」という追加効果があり、攻撃を受けた敵が武器を落とす確率が非常に高いです。 武器を失った敵は無力化するため、集団戦において極めて有利な状況を作り出せます。 また、ボス戦においても、一瞬ですが相手を無防備にする効果があるため、大ダメージを与えるチャンスを生み出します。 ゲージ消費は大きいですが、そのリターンは計り知れない、まさに必殺の奥義です。
「憤怒の舞」の入手方法
この奥義は、特定の浮世草(サブクエスト)「大風の雄たち」をクリアすることで習得できます。 このクエストは、マップ南西部の「豊島ヶ浦(としまがうら)」エリアに行かないと発生せず、ヒントも一切ないため、自力で発見する必要があります。
- 豊島ヶ浦の南西へ向かう まずは自力でクエストの開始地点を探す必要があります。
- 長く険しい道のりを進む クエストが始まると、語り部と共に神社の奥へと進んでいくことになります。 道中は断崖絶壁を登ったり、鍵縄を使ったりと、アスレチック要素が満載です。 足場が自然の風景に溶け込んでいて分かりにくい場所もあるため、注意深く周囲を観察しながら進みましょう。
- 忍びの家を探索する クエストの終盤、とある「忍びの家」を探索することになります。 この家の2階には、前作ファンなら思わずニヤリとしてしまうような、特別な演出が隠されています。
- ボスを倒し、奥義を習得 家の探索を終えると、強力なボスとの戦いが待っています。 このボスを倒した後、チュートリアルが発生し、晴れて「憤怒の舞」を習得することができます。
入手までの道のりは長いですが、その苦労が報われるだけの爽快感と強さを秘めた技です。 特に前作をプレイした方は、ぜひこの奥義をその手にしてみてください。
フォトモードで篤を魅力的に撮影するコツ
「ふんどし」や様々な鎧、美しい蝦夷の風景を手に入れたら、ぜひ活用したいのが「フォトモード」です。 本作のフォトモードは非常に多機能で、こだわればプロが撮影したような一枚を作り出すことも可能です。
基本的な操作と機能
フォトモードは、方向キーの右を押すことでいつでも起動できます。 カメラの位置や角度、ズームはもちろん、キャラクターの表情やポーズ、天候や時間帯まで自由に変更することが可能です。 さらに、被写界深度(ピントの合う範囲)を調整して背景をぼかしたり、様々なカラーフィルターをかけたりすることで、写真の雰囲気を劇的に変えることができます。
「ふんどし」姿の篤を撮影するポイント
- 逆光を活かす 朝日や夕日を背にして撮影すると、篤の筋肉の輪郭がシルエットとして浮かび上がり、非常に力強く、神々しい一枚になります。
- ローアングルから煽る 下から見上げるようなアングルで撮影すると、篤の威圧感や巨大さが強調され、迫力満点の写真に仕上がります。 空を大きく入れると、英雄のような雰囲気も演出できます。
- 技のモーション中に撮影する 刀を振るう瞬間や、奥義を発動する直前など、動きのあるシーンを切り取ると、静止画でありながら躍動感が生まれます。 特に「憤怒の舞」のモーションは非常に絵になるのでおすすめです。
- 自然の要素と組み合わせる 舞い散る紅葉や、降りしきる雪、あるいは温泉の湯気などを背景に撮影するのも一興です。 「ふんどし」という人工物と、雄大な自然との対比が面白い効果を生み出します。
ぜひ、あなただけの一枚を撮影して、SNSなどで共有してみてください。
まとめ
今回は、「Ghost of Yōtei」の隠しエロ衣装である「ふんどし」を中心に、その見た目や性能、入手方法、そして関連する他の隠し要素について詳しくレビューしました。
- 隠し衣装「ふんどし」は、エロいというより武骨で野性的
- 性能は縛りプレイやネタプレイ向け
- 入手するには蝦夷各地の「社」を全て巡る必要がある
- 他にも「二連」や「憤怒の舞」といった強力な隠し奥義が存在する
「ふんどし」は、確かに多くの人が期待する「エロ装備」とは違うかもしれません。 しかし、その唯一無二の存在感は、シリアスな物語の良いスパイスとなり、プレイヤーに新たな楽しみ方を提供してくれます。 また、それ以外の隠し奥義やカスタマイズ要素も非常に豊富で、寄り道をすればするほど、このゲームの世界に深くのめり込んでいけるように設計されています。
この記事を参考に、ぜひあなたも「ふんどし」一丁で蝦夷の地を駆け巡り、まだ見ぬ隠し要素を探す旅に出てみてはいかがでしょうか。 きっと、メインストーリーを追うだけでは味わえない、特別な体験があなたを待っているはずです。