Steam Deck (スチームデック/スチームデッキ) について、購入がおすすめできる人の特徴を解説しています。
日本でもついに発売された話題のポータブルゲーム機の「Steam Deck」。
見た目はニンテンドースイッチをひと回り大きくした感じで、いつでもどこでもSteamのゲームができるのが最大の魅力です。
ただ、Steam Deck は一長一短があるため、「購入がおすすめできる人」と「購入がおすすめできない人」がはっきり分かれるハードでもあります。
このようなお悩みをお持ちの方向けに、Steam Deckの購入がおすすめできる人の特徴を解説しています。
Steam Deckについて、
- 購入がおすすめできる人の特徴が分かる
- 仕様・スペックが分かる
- その他のおすすめポータブルゲーミングPCのおすすめがわかる
それでは解説していきます。
Steam Deck の購入がおすすめできる人の特徴
Steam deck に最適化されたポータブルゲーミングPCで遊びたい人
ポータブルゲーミングPCは「Steamが遊べる」のが当たり前になっていますが、Steam Deck は「Steamに最適化されている」というのが1番の強みと言えます。
Steam Deckに対応しているソフトも、Steamの商品説明欄にしっかり記載があるので、見落としによる購入間違いを防ぐこともできます。
家族に隠れてこっそりSteam対応のエロゲーがやりたい人
ある調査で「Steam」を利用するプレイヤーはエロゲーの一つや二つは所持していると回答しています。
しかし、一人暮らしなら良いのですが、家族と同居の場合、エロゲーやギャルゲーをプレイする際は誰にも見られたく無いもの。
Steam deck は外部モニターを使用せず、隠れてこっそりエロゲーをプレイするとができるため、涼しい顔をしながら部屋の隅でエロゲーを楽しむことができます。
豊富な外部アクセサリーで快適に遊びたい人
Steam deck はポータブルゲーミングPCの中で最も売れているモデルのため、公式アクセサリーはもちろん、サードパーティ製のアクセサリーが充実しているのも大きな魅力です。
純正品とサードパーティ品で性能はほぼ変わらないものの、純正品は非常に高額なため、サードパーティ製が充実している点は非常に大きなメリットといえます。
そこまでのスペックを求めない人
Steam deckは発売してからある程度日数が経っているため、ポータブルゲーミングPCとしては他のメーカー製品と比較すると見劣りするのが正直なところです。
そのため、そこまでハイスペックを求めなければ、Steam deck でも十分にゲームを楽しむことができます。
なお、現在最もおすすめなのはASUS製「ROG Ally」です。
その他おすすめのポータブルゲーミングPCは過去の記事でまとめています。
Steam Deck スペック解説
基本スペック (モデル共通内容)
Steam Deckには3種類のラインナップ(後述)がありますが、下記の項目は全ラインナップ共通内容です。
基本的なスペックはミドルクラスのゲーミングPCと同等となっていますが、Steam Deckならではの特記内容として、OSがLinuxベースの独自「Steam OS」を採用している点です。
CPU性能 | Zen 2 4c/8t、2.4~3.5GHz (最大448 GFlops FP32) |
GPU性能 | 8 RDNA 2 CU, 1.0~1.6GHz (最大1.6 TFlops FP32) |
APU power | 4~15ワット |
メモリ容量 | 16 GB LPDDR5オンボードRAM (5500 MT/s クアッド 32ビットチャンネル) |
OS | SteamOS 3.0(Archベース) |
ディスプレイ | 7.0インチ IPS液晶ディスプレイ タッチ対応 |
映像出力性能 | 1280 x 800px 60fps ※アスペクト比16:10 |
通信規格 | 2.4GHz/5GHz IEEE 802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth規格 | Bluetooth 5.0 |
なお、後から自分でWindowsをインストールすることも可能です。
3種類のモデルラインナップ別スペック
Steam Deckには3つのモデルのラインナップがあります。
SSD容量 | 64GB | 256GB | 512GB |
SSD規格 | eMMC | NVMe SSD | 高速NVMe SSD |
ディスプレイ処理 | プレミアム防眩エッチングガラス | ||
付属ケース | なし | キャリングケース | 限定キャリングケース |
その他特典 | なし | 限定Steamコミュニティプロフィールバンドル | 限定Steamコミュニティプロフィールバンドル 限定仮想キーボードテーマ |
価格 | 59,800円 | 79,800円 | 99,800円 |
最も高額なモデルでも約10万円と、低スペック〜ミドルスペックのゲーミングPCくらいの価格帯となっています。
SSDストレージ容量は3種類
ストレージはSSDを採用しています。
安価なグレードほどストレージ容量が少なく、高価なグレードになるにつれてストレージ容量が大きくなっているのが特徴となっています。
高速規格のSSDを搭載
SSDの伝送規格はeMMCを採用しており、512GBモデルは更に高速の「高速NVMe SSD」を採用しています。
ただ、64GBで採用している「eMMC」でも十分な伝送速度を確保しているため、このスペックは特に気にする必要は無いと言えるでしょう。
最高グレードにはディスプレイに特別な処理
最も高価なグレードのディスプレイには「プレミアム防眩エッチングガラス」を採用しており、液晶画面への映り込みを防止してくれます。
「安価なモデルが欲しいけど写り込みは気になるな」という方は、反射・写り込み防止の画面保護フィルムを貼れば問題にならないでしょう。
最新の話題作も快適にプレイ可能!
Steam DeckはAMDと提携開発したカスタムAPUを搭載しており、パワフルで快適な動作を実現しています。
2023年最大の注目作「ホグワーツレガシー」や、2022年に話題となった「エルデンリング」も、もちろんSteam Deckでプレイすることが可能です。
ただし、最高設定ではさすがにカクつくため、動作が気になる際はフレームレートを落とす等の設定変更を行いましょう。
microSDカードはUHS-Ⅰに対応
Steam DeckはMicro SDカードでストレージ容量の拡張が可能です。
公式アナウンスによると、読み込み規格は「UHS-I」に対応しているので、購入の際はこの規格品を購入するようにしましょう。
なお「UHSーⅡ」を購入した場合でも使用することは可能ですが、伝送速度は「UHS-I」相当にダウンしてしまうとのことです。(実使用は可能)
PlayStation 4に相当するグラフィックス性能
Steam Deckのグラフィック性能は、PS4と同等かそれ以上だけど、PS5には及ばない、といったレベルです。
手元でいつでも遊べるという点を考慮すれば、十分な性能と言えるでしょう。
Steam deck 以外のおすすめポータブルゲーミングPC
ROG Ally RC71L 7インチ
メーカー | ASUS |
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発売予定日 | 2023年5月29日 |
OS | Windows 11 Home |
ディスプレイ | 7型、1920×1080 |
リフレッシュレート | 120Hz |
CPU | Ryzen Z1 Extreme(8コア/16スレッド、最大5.1GHz) |
メモリ | 16GB LPDDR5-6400 |
ストレージ | 512GB NVMe SSD |
サイズ | 280.0×111.38×21.22~32.43mm |
重さ | 約608g |
- 至高のポータブルゲーム機
- 高速&明瞭なディスプレイ
- 握りやすいコントローラー
- 充実のインターフェース
至高のポータブルゲーム機
「ROG Ally」のCPUは、AMDがポータブルゲーム機用に開発を行った8コア16スレッドのAMD Ryzen Z1 Extremeプロセッサーを搭載。
これまでモバイルゲーム機では到達できなかったパフォーマンスを実現し、これまでにないほど多くのゲームへの扉を開きます。
高速&明瞭なディスプレイ
「ROG Ally」は、AMD FreeSync Premium を搭載したフルHD120Hz 高リフレッシュレートディスプレイを搭載しており、テンポの速いゲームでも鮮明な映像表現が可能。
屋外でも明るくクリアな画面表示できます。
充実のインターフェース
「ROG Ally」は、Type-C、microSDカードスロットやヘッドホン/ヘッドセット/マイクジャック、XG Mobile専用インターフェースなど豊富なインターフェースに対応。
様々な別売りアクセサリーで、快適なゲームプレイを可能にします。
AYANEO AIR 1S (有機ELモデル)
メーカー | Ayaneo |
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発売予定日 | 2023年9月12日 |
OS | Windows 11 Home |
ディスプレイ | 5.5型、1920 x 1080 |
リフレッシュレート | 40Hz |
CPU |
AMD Ryzen 7 7840U |
メモリ | 32 GB、M.2 |
ストレージ | SSD 2 TB |
サイズ | 224×89.5×21.6mm |
重さ | 約450g |
- 軽量・コンパクト・高性能を兼ね備えたハンドヘルドゲーミングPC
- 高精度ジョイスティックとトリガースイッチ
- 快適な「AIRTouch」グリップ
軽量・コンパクト・高性能を兼ね備えたハンドヘルドゲーミングPC
「AYANEO AIR 1S」は、軽量・コンパクトながら高性能を両立させたハイスペックポータブルゲーミングPC。
主に腕力に自信の無い子供や、女性におすすめの製品です。
高精度ジョイスティックとトリガースイッチ
「AYANEO AIR 1S」は、左右に高精度のジョイスティックを搭載しているのが特徴。
ジャイロスコープを自動起動させ、あらゆるゲームにジャイロスコープ機能を適応させまることで、無限の楽しさとダイナミックなゲームプレイをもたらします。
快適な「AIRTouch」グリップ
「AYANEO AIR 1S」は、滑らかな流線型にデザインされたAYANEO AIR 1Sは、人間工学に基づいたグリップデザインを採用。
薄くて軽いため手の負担を軽減し、”長時間のゲームでも疲れにくい”快適な触り心地を提供します。
Legion Go 83E10027JP
メーカー | Lenovo |
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発売予定日 | 2023年12月7日 |
OS | Windows 11 Home |
ディスプレイ | 8.8型、2560×1600 |
リフレッシュレート | 144Hz |
CPU | AMD Ryzen Z1 Extreme (3.30 GHz 最大 5.10 GHz) |
メモリ | 16 GB LPDDR5X-7500MHz |
ストレージ | 512 GB SSD, M.2 PCIe-NVMe Gen 4 TLC |
サイズ | W298×D131×H40.7mm |
重さ | 約639g |
- マルチタッチ対応8.8型ディスプレイ
- 人間工学に基づいたエルゴノミックデザイン
- コントローラー脱着式
- Lenovo独自の冷却機能で安定した静寂なプレイを実現
マルチタッチ対応8.8型ディスプレイ
「Legion Go」は、マルチタッチに対応した8.8型の大型ディスプレイを採用。
CPUには8コア16スレッドのAMD Ryzen Z1 Extremeを採用。
人間工学に基づいたエルゴノミックデザイン
「Legion Go」は8.8インチのディスプレイを搭載しており、重量が若干重いのが欠点。
その欠点を補うため、本体デザインは人間工学に基づいたエルゴノミックデザインを踏襲しており、疲れにくいのが特徴です。
コントローラーは脱着式
「Legion Go」の最大の特徴は、Nintendo Switchのように、コントローラーが着脱式となっている点。
画面も大きいので、旅行先のホテル等で遊びたい場合に役立ちます。
Lenovo独自の冷却機能で安定した静寂なプレイを実現
「Legion Go」は、Lenovo独自の効率的なファンデザインと亜鉛メッキ鋼で冷却が行えるため、長時間のプレイでも快適に遊ぶことができます。
GPD WIN4 2023
メーカー | GPD |
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発売予定日 | 2023年1月10日 |
OS | Windows 11 Home |
ディスプレイ | 6型、1920 x 1080 |
リフレッシュレート | 60Hz |
CPU |
AMD Ryzen 7 7000 |
メモリ | 16 GB GDDR5X |
ストレージ | 512 GB SSD |
サイズ | 約220mm × 92mm × 28 mm |
重さ | 約598g |
- スライド式メカニカルキーボード搭載
スライド式メカニカルキーボード搭載
「GPD WIN4 2023」は、スライド式メカニカルキーボードデザインとゲームパッドを備えたポータブルゲーミングPC。
キーボードが不要なため、チャットやメッセージ機能がスマートに行うえます。
振動の強さを調整できる デュアルモーター搭載
「GPD WIN4 2023」は、振動の強さを調整できるデュアル大型ランブルモーターを採用。
シューティングゲームでは銃の反動を、レーシングカーではエンジンをかけると本体が振動しリアリティを体感することができます。
ダブル3D 大型ジョイスティック
「GPD WIN4 2023」は、左右にズレた配置採用したジョイスティックを搭載。
この独自のダブル3D大型ジョイスティックはより精度が向上。戦闘的なゲームで威力を発揮します。
AOKZOE A1
メーカー | AOKZOE |
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発売予定日 | 2022年10月20日 |
OS | Windows 11 Home |
ディスプレイ | 8型、1920 x 1080 |
リフレッシュレート | 40Hz |
CPU |
AMD Ryzen 7 6800 |
メモリ | 16 GB GDDR5X |
ストレージ | 1 TB SSD |
サイズ | 約285×125×21~40mm |
重さ | 約725g |
- AMD Radeon 680M / RDNA 2 アーキテクチャを搭載
- 長時間のプレイも疲れにくいグリップ形状を採用
- メモリは消費電力を抑えた LPDDR5 を採用
AMD Radeon 680M / RDNA 2 アーキテクチャを搭載
「AOKZOE A1」は、Ryzen 7 6800Uは8コア/16スレッド、ZEN3+アーキテクチャを採用し、AAAタイトルのPCゲームがいつでどこでもプレイ可能なポータブルゲーミングPC。
長時間のプレイも疲れにくいグリップ形状を採用
「AOKZOE A1」は、長時間のプレイでも疲れにくいグリップ形状が特徴。
底面に132°の丸みを持たせ、本体を持ったときに手にフィット・ホールドしやすい設計。
スムーズなゲームプレイイングをサポートし、快適なグリップ感でストレスを感じることなく、ゲームに没頭できます。
メモリは消費電力を抑えた LPDDR5 を採用
「AOKZOE A1」は、RAMは高周波数メモリであるLPDDR5を採用しAMD Radeon 680Mグラフィックスの性能をより引き出すことができます。
OneXPlayer 2
メーカー | Bamnie |
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発売予定日 | 2023年6月14日 |
OS | Windows 11 Home |
ディスプレイ | 8.4型、2560 x 1600 |
リフレッシュレート | 60Hz |
CPU |
AMD Ryzen 7 6800U |
メモリ | 16GB/32GB LPDDR5-6400 |
ストレージ | 1TB/2TB(PCIe Gen4 x4接続SSD) |
サイズ | 208x127x23mm |
重さ | 約709g |
- 8.4 インチのフル IPS 2.5K (2560×1600) スクリーンを搭載!
- ディスプレイとコントローラーを外せる2in1仕様!
- 大容量バッテリーと 100W GAN PD 高速充電器を搭載!
8.4 インチのフル IPS 2.5K (2560×1600) スクリーンを搭載!
「OneXPlayer 2」は、2.5K IPSディスプレイ(解像度2560*1600)の10点マルチタッチに対応した、ハイスペックポータブルゲーミングPC。
大画面高精細ディスプレイでゲームを楽しめるのが特徴です。
ディスプレイとコントローラーを外せる2in1仕様!
「OneXPlayer 2」はディスプレイとコントローラーを外せる2in1仕様が最大の特徴。
ソファやベッドで遊ぶのはもちろん、テーブルの上にディスプイを置いて家族や友達とも遊べます。
大容量バッテリーと 100W GAN PD 高速充電器を搭載!
「OneXPlayer 2」は、17100 mAh 65.5WH/3.85V 大容量バッテリーと 100W GAN PD 高速充電器を搭載。
緊急時にすぐに充電できるため、ゲームの重要な瞬間に遅れをとることがありません。
Steam deck の魅力・メリット
いつでもどこでもPCゲームが遊べる!
Steam deck の魅力は、いつでもどこでもPCゲームが遊べるのが最大の魅力です。
PCゲームプラットフォーム「Steam」の利用者拡大により、ゲーミングPCが拡大する中、持ち運び可能なポータブルサイズのPCに熱い注目が集まってきています。
Steamだけではくマイクラや原神などのPCゲームも遊べる!
Steam deck は、「Steam」のほか、「PCゲーム」を遊ぶことができるのも大きな特徴です。
そのため、「マイクラ」「原神」「Apex Legend」のようなPCゲームを遊ぶことが可能です。
中にはデスクトップPC・ノートPCよりゲーム性能が高いものも
デスクトップPC・ノートPCは高性能を求めると価格が青天井のため、10万円を超えるものがザラです。
また、コントローラー等を追加購入するとより高額となってしまいます。
それに対し、Steam deckであれば、「Steam対応のゲームを快適にプレイする」という1点集中の構成のため、コスパが良いという点も利点に挙げられます。
Steam Deck の購入がおすすめできる人の特徴|まとめ
以上、Steam Deck (スチームデック/スチームデッキ) について、購入がおすすめできる人の特徴を解説しました。
そんな方向けにゲームソフトのおすすめ作品の記事のリンクを貼っておきますので、ぜひ自分に合ったゲームを探してみてください。
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