編集デスク スマホゲーム評論担当の橋本ユアです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、「ポケモンスリープ(ポケスリ)を始めたいけど、何から手をつけていいかわからない…」と気になっていると思います。 ポケスリは、ただ寝るだけのアプリと思いきや、実は奥深い育成要素がたくさん詰まったゲームなんです。 私も毎日やりこんでいますが、最初のスタートダッシュで知っておくべきことがいくつかあります。
この記事を読み終える頃には、ポケスリ初心者が最初にやるべきこと、そして効率的な進め方の疑問が解決しているはずです。
- ポケスリ初心者が最初にやるべきこと5選
- 最重要項目のリセマラ(リセットマラソン)のやり方と基準
- 毎日の睡眠リサーチとポケモン捕獲のコツ
- アイテム(ダイヤ・スリープポイント)の賢い使い方
それでは早速紹介していきます!
ポケモンスリープ(ポケスリ)とは? まずは基本をチェック
まずは、ポケモンスリープがどんなゲームなのか、基本をおさらいしましょう。 このゲームの目的や基本的な流れを知っておくと、この後の解説がスムーズに理解できると思います。
ポケスリの目的は「カビゴンの育成」と「睡眠の質の向上」
ポケモンスリープは、「睡眠」をエンターテイメント化したアプリです。 私たちの主な目的は、フィールドにいる「カビゴン」を大きく育てること。
カビゴンを育てるためには、「きのみ」や「料理」を与えてエナジーを貯める必要があります。 このエナジーを貯めるお手伝いをしてくれるのが、仲間にしたポケモンたちです。
そして、このゲームの最大の特徴は、カビゴンの育成が私たちの「睡眠」と連動していること。 私たちが寝ると、その睡眠時間や質に応じて「睡眠スコア」が算出されます。 このスコアが高いほど、カビゴンの「ねむけパワー」が大きくなり、翌朝、カビゴンの周りにはたくさんのポケモンが集まってくるんです。
集まってきたポケモンの「寝顔」をリサーチして図鑑に登録し、時にはサブレをあげて仲間にする。 そして、仲間になったポケモンたちと一緒に、さらにカビゴンを大きく育てて、もっと珍しい寝顔を見つける…。 このサイクルを通じて、プレイヤーは自然と質の良い睡眠を意識するようになる、というのがポケスリの素敵なコンセプトですね。
ゲームの基本的な流れ(1日のサイクル)
ポケスリの1日は、私たちの睡眠サイクルとほぼ同じです。 大まかな流れを掴んでおきましょう。
1. 夜:睡眠の準備
- 夜ごはんをカビゴンにあげます(1日3回のごはんタイムの最後)。
- 「ねむる」ボタンを押して、睡眠計測を開始します。
- この時、スマホを枕元に置くか、「Pokémon GO Plus +(ポケモンゴープラスプラス)」という専用デバイスを使います。
2. 朝:睡眠リサーチ
- 起床したら、睡眠計測を終了します。
- 自分の睡眠データ(睡眠時間、睡眠タイプ)が分析されます。
- カビゴンの「ねむけパワー」に応じて集まったポケモンたちの「寝顔」を撮影し、リサーチします。
- ポケモンに「サブレ」をあげて、フレンドポイントを貯めると仲間にできます。
- カビゴンに「朝ごはん」をあげます。
3. 昼~夕方:ポケモンたちのお手伝い
- 仲間にしたポケモンたちは、私たちが寝ていない間も「きのみ」や「食材」を集めてくれます(これを「お手伝い」と呼びます)。
- 定期的にアプリを開いて、ポケモンたちが集めてくれたきのみや食材を回収しましょう。
- きのみは自動的にカビゴンが食べてエナジーになります。
- 食材は「料理」に使います。
- お昼には「昼ごはん」をカビゴンにあげます。
このサイクルを毎日繰り返して、カビゴンを育て、寝顔図鑑を完成させていくのが基本的な遊び方です。
ポケモンの3つのタイプ「きのみ」「食材」「スキル」
仲間にするポケモンには、それぞれ得意なことがあります。 この3つのタイプをバランスよくチームに入れるのが、カビゴン育成のコツですよ。
| タイプ | 特徴 | 代表的なポケモン |
|---|---|---|
| きのみ得意 | 一度に拾ってくる「きのみ」の数が多い(2個)。カビゴンのエナジーを最も効率よく稼げるタイプ。 | ピカチュウ、チコリータ、ヒノアラシ、ワニノコ、タマザラシなど |
| 食材得意 | 一度に拾ってくる「食材」の数が多い(2個)。料理で高エナジーを狙うために重要。 | ゼニガメ、フシギダネ、ヒトカゲ、ゴース、イシツブテなど |
| スキル得意 | 「メインスキル」の発動確率が高い。味方の元気を回復したり、エナジーを直接獲得したりと、サポートが得意。 | プリン、ヤドン、イーブイ、トゲピーなど |
序盤は、特に「きのみ得意」のポケモンがエナジーを稼ぎやすくておすすめです。 今回のレビューで「ピカチュウのリセマラ」を強く推奨するのも、これが理由なんです。
【やるべきこと①】最重要! リセマラで強力なピカチュウを厳選
さて、ここからが本題です。 ポケスリ初心者が「絶対にやるべきこと」の1つ目は、「リセマラ」です。 「睡眠アプリでリセマラ?」と驚くかもしれませんが、これが本当に大事なんです。
なぜリセマラが必要? 序盤の効率が劇的に変わる
ポケスリのポケモンには、一匹一匹異なる「性格」と「サブスキル」が設定されています。 これが、いわゆる「個体値」ですね。
同じピカチュウでも、きのみを集めるのが得意な子もいれば、苦手な子もいます。 このゲーム、特に序盤はカビゴンのエナジーをいかに効率よく稼げるかで、出会えるポケモンの種類や数が大きく変わってきます。
チュートリアルで必ず仲間になるピカチュウは、「きのみ得意」タイプのエース候補。 このピカチュUの個体値が「当たり」かどうかで、最初の1~2ヶ月の快適さが劇的に変わるんです。 私もやりこんでいますが、序盤に強いピカチュウがいると、本当にサクサク進めますよ。
リセマラの具体的な手順(アカウント削除まで)
リセマラのやり方はとっても簡単です。
- アプリをダウンロードします。
- 画面の指示に従ってチュートリアルを進めます。
- 最初の睡眠リサーチ(チュートリアル)で、ピカチュウをゲットします。
- ピカチュウのステータス確認画面(ニックネームをつける画面)が出たら、必ずここで「ステータス」ボタンを押して個体値を確認します。
- 注意点: この画面を一度閉じてしまうと、確認が面倒になり、リセマラの効率が著しく落ちます。必ずこの画面で確認してください。
- 個体値が「ハズレ」だった場合、リセマラ続行です。
- メニュー画面(左上の三本線)を開き、右上の歯車マーク(基本設定)をタップします。
- 一番下にある「その他」を選び、「アカウントの削除」を実行します。
- アプリが再起動し、最初からやり直せます。
これを、納得のいく個体が出るまで繰り返します。
ピカチュウの厳選基準(当たり個体)とは?
では、どんな個体なら「当たり」なのでしょうか。 初心者のうちは難しく感じるかもしれませんが、見るべきポイントは2つだけです。
サブスキル:最優先は「きのみの数S」
ポケモンのサブスキルは、レベル10、25、50、75、100で解放されます。
このうち、**レベル10またはレベル25の枠に「きのみの数S」(金色)**があるかどうか。 これがリセマラの絶対条件です。
「きのみの数S」は、お手伝いで持ってくるきのみの数が1個増えるという、最強のスキルです。 ピカチュウは「きのみ得意」タイプなので、通常2個のきのみを持ってきますが、このスキルがあれば3個になります。 単純計算で、きのみによるエナジー効率が1.5倍になるわけですから、その強力さがわかりますよね。
性格:お手伝いスピードが下がらなければOK
次に「性格」を見ます。 性格には、ステータスの「得意(上昇補正)」と「苦手(下降補正)」があります。
リセマラの妥協ラインとしては、「お手伝いスピード」に下降補正(赤文字↓)がついていなければOKです。
お手伝いスピードは、ポケモンがきのみや食材を拾ってくる頻度に関わります。 これが下がってしまうと、せっかくの「きのみの数S」の効果も薄れてしまいます。
<リセマラ(ピカチュウ)の基準まとめ>
- 必須: サブスキルのLv.10かLv.25に「きのみの数S」がある
- 必須: 性格の下降補正が「お手伝いスピード」ではない
まずはこの2点を満たす個体を目指しましょう。
理想の個体(妥協しない場合)
もし、リセマラにもっと時間をかけられるなら、以下の要素も揃うと最高です。
- 性格: お手伝いスピードに上昇補正(青文字↑)があり、下降補正が「食材おてつだい確率」や「メインスキル発生確率」のもの(例:いじっぱり、やんちゃ、さみしがり、ゆうかん)。
- サブスキル: 「おてつだいスピードS/M」や「おてつだいボーナス」(チーム全体の効率アップ)がLv.10か25のもう片方にある。
ただ、ここを追い求めると、本当に時間がかかってしまいます(私もサブ垢で5時間かかったことがあります…)。 まずは先ほどの「妥協ライン」をクリアすれば、序盤は十分すぎるほど活躍してくれますよ。
リセマラ終了の合図「ゼニガメ」をゲットしよう
納得のいくピカチュウが出たら、リセマラ終了です。 チュートリアルを進めると、次の睡眠計測で「睡眠タイプ」を選ぶことになります。 ここでは**「ぐっすり」を選択**してください。
「ぐっすり」を選ぶと、優秀な「食材得意」ポケモンである「ゼニガメ」が出現しやすくなります。 ゼニガメは、序盤から「ミルク」という使いやすい食材を持ってきてくれるので、ぜひ仲間にしておきましょう。 (ピカチュウ厳選が終わっていれば、ここでもしゼニガメが出なくても、そのまま進めてしまって大丈夫です)
リセマラは本当に必要? モチベーションが湧かない方へ
「リセマラが面倒…」という気持ち、すごくわかります。 正直なところ、リセマラをしなくてもゲームは進められます。
ただ、序盤のエナジーの貯まり方が全く違うので、後から「あの時やっておけばよかった…」と思う可能性は高いです。 ピカチュウ(進化後のライチュウ)は、将来的に電気タイプのフィールドが実装されたら、さらに輝くポケモンです。
今のところ(2025年時点)は、雷のきのみが固定のフィールドはありませんが、それを差し引いても序盤のエースとして非常に強力です。
少しでも快適にポケスリライフをスタートしたいなら、ぜひチャレンジしてみてください。
【やるべきこと②】毎日実行! 睡眠リサーチとポケモン捕獲のコツ
リセマラが終わったら、いよいよ本格的なポケスリライフのスタートです。 毎日の「睡眠リサーチ」と「ポケモン捕獲」のコツを掴みましょう。
睡眠リサーチの基本と「8時間半」の重要性
ポケスリでは、8時間半の睡眠をとると「睡眠スコア」が100点になります。 このスコアが高いほど、カビゴンの「ねむけパワー」が大きくなり、翌朝たくさんのポケモンが集まったり、レアな寝顔が見つかったりします。
もちろん、毎日8時間半も寝るのは難しいかもしれませんが、このゲームは「睡眠を記録すること」がメインです。 無理のない範囲で、毎日計測を続けることが大切ですよ。
睡眠計測の注意点(計測失敗しないために)
せっかく寝たのに計測に失敗していたら悲しいですよね。 そうならないために、以下の点に注意しましょう。
- スマホは充電しながら行う: 睡眠計測はバッテリーを消費します。必ず充電ケーブルに接続しましょう。
- スマホを置く位置: 枕元の、ベッドの振動が伝わりやすい場所に「画面を伏せて」置きます。スマホが熱くなりすぎないよう、布団をかけないように注意です。
- 他のアプリを起動しない: 計測中はポケスリをバックグラウンドにせず、そのままの状態にしておきましょう。
- 1時間半未満は計測不可: 睡眠時間が90分未満だと、リサーチができません(お昼寝も90分以上必要です)。
睡眠タイプ(うとうと・すやすや・ぐっすり)の決まり方
睡眠リサーチを終えると、あなたの睡眠が「うとうと」「すやすや」「ぐっすり」の3つのタイプに分類されます。 これは、睡眠中の体の動きや音をスマホのセンサーが感知して決定されます。
- うとうと: 眠りが浅く、動きが多い状態。
- すやすや: 安定した睡眠状態。
- ぐっすり: 眠りが深く、動きが少ない状態。
その日の自分の睡眠タイプに応じて、出現するポケモンのタイプも変わってきます。 (例:「ぐっすり」タイプの日には、ゼニガメやタマザラシなどが出やすい)
捕獲の優先度(捕まえるべきポケモン)
朝のリサーチでポケモンを仲間にする(捕獲する)際にも、優先度があります。
スタンプカード(初心者ミッション)対象ポケモン
ゲーム開始直後、「初心者ミッション」としてスタンプカードが配られます。 このミッション対象になっているポケモン(ゼニガメ、チコリータ、ヒノアラシ、ワニノコ、タマザラシなど)は、どれも将来的にエースになれる強力なポケモンたちです。 見かけたら積極的にサブレをあげて仲間にしましょう。
進化前・ベビーポケモンのみを狙う理由
リサーチでは、ピカチュウだけでなく、進化後のライチュウが出現することもあります。 強そうに見えますが、絶対に進化後のポケモンは捕まえないでください。
理由は以下の通りです。
- スキルレベルが上がらない: ポケモンは進化するとメインスキルレベルが1上がります。しかし、野生の進化後ポケモンを捕獲しても、スキルレベルは1のままです。
- アメが集めにくい: 進化前のポケモン(ベビーポケモン)の方が、フレンドポイントが少なくても仲間になりやすいです。
- 最大所持数が少ない: 進化前のポケモンから育てた方が、きのみや食材を持てる「最大所持数」が多くなります。
ピカチュウではなく「ピチュー」から、プリンではなく「ププリン」から育てるのが、このゲームの鉄則です。
サブレの効率的な使い方
ポケモンを仲間にするには「サブレ」が必要です。 サブレは貴重なので、効率よく使いましょう。
ボーナスサブレ(1日1個)
毎日1個だけ、ショップで無料でもらえる「ボーナスサブレ」。 これはフレンドポイントが「3」増える、ちょっとお得なサブレです。 毎日必ず使い切りましょう。
おすすめは、フレンドポイントが3のポケモン(ゼニガメ、チコリータなど)や、6のポケモン(ピチュー、ププリンなど)にあげて、ゲージの増加量を最大化することです。
ポケサブレ
ボーナスサブレで足りない分を補う、基本のサブレです。 スリープポイントで交換できます。 ゲージがあと1か2で満タンになるポケモンに使うのが効率的ですね。
マスターサブレ
フレンドポイントを一気にMAXにして、確実に仲間にできる最強のサブレです。 非常に高価(スリープポイント4,000)なので、絶対に温存してください。
使い道は、将来的に出会える「伝説のポケモン(ライコウ、エンテイ、スイクンなど)」や、どうしても逃したくない色違いのポケモンなどに限定しましょう。
【やるべきこと③】序盤の育成方針! リセマラピカチュウにアメを集中
ポケモンを仲間にしたら、次は「育成」です。 序盤の育成方針は、とてもシンプルです。
なぜピカチュウ(ライチュウ)を優先育成するのか
やるべきこと①で厳選した、「きのみの数S」持ちのピカチュウ。 この子に、育成リソースを集中させましょう。
理由は、先ほども触れた通り、ピカチュウ(ライチュウ)は「きのみ得意」タイプの中でもトップクラスの「おてつだいスピード」を持っているからです。 「きのみの数S」と合わされば、他のポケモンとは比べ物にならないスピードでエナジーを稼いでくれます。 この子が育つだけで、序盤のカビゴン評価がぐんぐん上がっていきますよ。
ライチュウへの進化方法
ピカチュウは、以下の条件でライチュウに進化します。
- ピカチュウのアメ:80個
- どうぐ:かみなりのいし 1個
「かみなりのいし」は、寝顔図鑑を110種類集めた時のミッション報酬や、スリープポイント交換(1,400ポイント)で入手できます。 まずはアメを集めながら、レベルを上げていきましょう。
万能アメSの使い方
睡眠リサーチやフレンド機能で手に入る「万能アメS」は、どのポケモンのアメにも変換できる貴重なアイテムです。 これも、**基本的にはリセマラで厳選したピカチュウにブッパ(すべて使うこと)**してOKです。 早くレベルを上げて、ライチュウに進化させてあげましょう。
他に育成を検討しても良いポケモン
もちろん、ピカチュウだけを育てれば良いわけではありません。 リセマラの基準で触れた「理想の個体」に近いポケモンが仲間になったら、その子を育てるのもアリです。
- きのみS持ちの「きのみ得意」ポケモン:
- チコリータ(メガニウム):ウノハナ雪原で活躍
- ヒノアラシ(バクフーン):トープ洞窟で活躍
- ワニノコ(オーダイル):シアンの砂浜で活躍
- タマザラシ(トドゼルガ):ウノハナ雪原で活躍
- 優秀な「食材得意」ポケモン:
- ゼニガメ(カメックス):ミルク、カカオなど優秀な食材
- フシギダネ(フシギバナ):ハチミツ、トマトなど
- 優秀な「スキル得意」ポケモン:
- ププリン(プクリン):チーム全体の元気を回復させるスキル「げんきエールS」が最強
これらのポケモンの「きのみの数S」持ちや、「食材おてつだい確率アップ」の性格を持つ個体が手に入ったら、ピカチュウと並行して育てていくと、チーム全体の効率が上がりますよ。
【やるべきこと④】最速で完了させよう! フレンド50人作成のメリット
ポケスリには「フレンド機能」があります。 これも序盤に必ずやっておきたい、非常に重要な要素です。
フレンド機能の重要性(アメの大量ゲット)
フレンドを登録すると、1日に1回「ソーシャルリサーチ」ができます。 これは、フレンドの睡眠リサーチ結果(どんな寝顔が出たか)を見られる機能です。
このソーシャルリサーチの最大のメリットは、リサーチしたフレンドが設定したポケモンのアメを1個もらえること。 フレンドの上限は50人。 つまり、毎日コツコツ続ければ、1日で最大50個のアメが手に入る計算になります。
アメはポケモンの育成(レベルアップ、進化)に必須ですが、通常のリサーチだけではなかなか貯まりません。 フレンドを50人作ることは、育成効率を大幅に上げるために不可欠なんです。
フレンドの安全な作り方(募集掲示板の活用)
「フレンド募集」と聞くと、SNSなどで知らない人と繋がるのが不安な方もいるかもしれません。 でも、安心してください。
ポケスリのフレンド機能には、メッセージの送受信やチャットなどの交流機能は一切ありません。 本名などで登録しない限り、個人情報が伝わることもありません。
フレンドを作る一番手っ取り早い方法は、X(旧Twitter)で「#ポケモンスリープフレンド募集」と検索したり、攻略サイトのフレンド募集掲示板を利用したりすることです。 自分のフレンドコードを投稿するか、他の方が投稿しているコードを申請してみましょう。 すぐに50人集まるはずですよ。
フレンドコードの確認方法
自分のフレンドコードは、以下の場所で確認できます。
- メインメニュー(左上の三本線)を開きます。
- 「ソーシャルリサーチ」をタップします。
- 右上に表示される、自分のリサーチャーID(12桁の数字)がフレンドコードです。
フレンドに喜ばれる「アメ」の選び方(ソーシャルリサーチ無難表)
自分がフレンドに送る(共有する)アメは、その日の自分の睡眠リサーチで出会ったポケモンの中から1匹を選んで設定します。 どうせなら、フレンドに喜ばれるアメを選びたいですよね。
一般的に需要が高いのは、以下のようなポケモンです。
- ププリン(プリン)
- ゼニガメ
- タマザラシ
- イーブイ
- 強力なきのみ得意ポケモン(チコリータ、ヒノアラシなど)
需要の高いポケモンのアメを送ることで、フレンドを解除されにくくなるというメリットもあります。 もし迷ったら、これらのポケモンを選ぶと無難ですよ。
フレンドレベルを上げるメリット
フレンドとは、ソーシャルリサーチを送り合うことで「フレンドレベル」が上がっていきます。 レベルが上がると、レベルアップ報酬として「万能アメS」や「ばんのうアメM」、さらには「メインスキルのたね」といった貴重なアイテムがもらえることがあります。 アメが毎日もらえるだけでなく、長期的なメリットも大きいので、必ず50人枠を埋めておきましょう。
【やるべきこと⑤】無駄遣い厳禁! ダイヤとスリープポイントの賢い使い方
ポケスリには、2種類の重要な通貨(アイテム)があります。 「ダイヤ」と「スリープポイント」です。 これらは、使い道を間違えると後で絶対に後悔するので、賢く使いましょう。
ダイヤの主な入手方法
「ダイヤ」は、いわゆる課金石です。 もちろん課金で入手できますが、無課金・微課金でも以下のような方法で手に入ります。
- ログインボーナス
- 「ねむりの約束」の達成報酬(設定した就寝時間の前後に寝るとスタンプが貯まる)
- ミッションの達成報酬
ダイヤの最優先使い道は「バッグ拡張」
ダイヤの使い道として、最も優先度が高いのは**「バッグの拡張」**です。
ゲームを進めていくと、ポケモンが持ってくる「食材」や、ミッション報酬の「どうぐ」がすぐにいっぱいになってしまいます。
- 食材バッグ: ポケモンたちが持てる食材のストック上限です。これが溢れると、ポケモンは食材を持ってこなくなってしまいます。 (私は無課金プレイのサブ垢でも、3ヶ月で360くらいまで拡張しました)
- 道具バッグ: 万能アメや進化どうぐなどを入れておく場所です。フレンドレベルが上がると報酬でアメが一気にもらえるので、早めに拡張しておくと安心です。 (こちらは160くらいあると当面は大丈夫です)
パック購入や時間短縮などにダイヤを使いたくなる気持ちもわかりますが、まずはバッグ拡張を最優先にしてください。
お得なパック購入(課金するなら)
もし課金をする場合、普通にダイヤを買うよりも、イベント時などに販売される「お得なパック」がおすすめです。 サブレやアメがセットになったものは効率が良いですが、ゲームに慣れて、そのパックの価値がわかるようになるまでは、温存しておくのが吉です。
スリープポイントの主な入手方法
「スリープポイント」は、毎日の睡眠リサーチで手に入るポイントです。 睡眠スコア100点(8時間半睡眠)で、100ポイントもらえます。 コツコツ貯めていく、無課金プレイヤーの生命線ですね。
スリープポイントの交換優先度
スリープポイントは、ショップで様々なアイテムと交換できます。 優先度順に解説しますね。
毎月交換すべきアイテム
- 万能アメS(1個160ポイント): 月に10個まで交換できます。これは最優先で、毎月必ず10個すべて交換しましょう。(合計1,600ポイント)
- ポケサブレ(1個100ポイント): 厳選したいポケモンが出た時に備えて、ある程度ストックしておくと安心です。ボーナスサブレと合わせて使いたい時に交換しましょう。
温存して交換するアイテム
- マスターサブレ(1個4,000ポイント): 前述の通り、伝説ポケモンや超レアポケモン用です。毎月のアメ交換で余ったポイントは、マスターサブレのために貯金しておきましょう。
その他(かみなりのいし等)
- 進化どうぐ(例:かみなりのいし 1,400ポイント): ライチュウへの進化など、必要になったタイミングで交換すればOKです。
まずは「万能アメS」と「ポケサブレ」の確保を最優先に、残りを「マスターサブレ」のために貯める、というのが後悔しない使い方です。
【おまけ】初心者が知っておきたい豆知識と今後の流れ
最後に、メインの5選には入れませんでしたが、やりこみプレイヤーとして「これだけは知っておいてほしい」という豆知識と、今後の流れを少しだけお話しします。
超重要! 「メインスキルのたね」は絶対に使わない
ミッション報酬などで、金色のたね「メインスキルのたね」をもらうことがあります。 これは、ポケモンのメインスキルレベルを1上げてくれる、ゲーム内で最も貴重と言っても過言ではないアイテムです。
「リセマラしたピカチュウに使おうかな?」 絶対にダメです!
このアイテムは、厳選に厳選を重ねた、ゲーム終盤のエンドコンテンツ用ポケモン(例えば、ラピスラズリ湖畔で活躍するサーナイトなど)に使うものです。 私もメインアカウントで1年以上プレイしていますが、まだ数回しか使っていません。 ゲームを完全に理解できるまで、道具バッグの肥やしにしておいてください。
毎日の「料理」を忘れずに(1日3回)
カビゴンのエナジー源は「きのみ」と「料理」です。 料理は、朝・昼・晩の1日3回作れます。
料理を作ると、カビゴンのエナジーが大幅にアップするだけでなく、チームのポケモン全員の「げんき」が少し回復します。 「げんき」は、ポケモンのお手伝いスピードに直結する重要なステータスです。
序盤の料理戦略
始めたばかりの頃は、作れるレシピも少なく、食材も足りません。 最初は、食材を適当に入れて作る**「ごちゃまぜサラダ」**や「ごちゃまぜカレー」でも全く問題ありません。 まずは「1日3回料理をあげる」ことを習慣にしましょう。
慣れてきたら、1種類の食材だけで作れるレシピ(例:ミルク×7で作る「あったかミルク」)を狙って、食材得意ポケモンをチームに入れると効率が上がりますよ。
睡眠計測の裏技? 「Pokémon GO Plus +」の活用
毎日スマホをベッドに置くのが面倒…という方には、「Pokémon GO Plus +(ゴープラスプラス)」という専用デバイスがおすすめです。
これがあると、ボタン一つで睡眠計測の開始と終了ができ、スマホをベッドに置く必要がなくなります。 さらに、特典としてナイトキャップをかぶった可愛いピカチュウが仲間になります。
(こっそりお伝えすると、このデバイスを使うと、8時間半しっかり寝なくても、計測上は高得点が出やすいという噂も…) より快適にポケスリを楽しみたい方は、検討してみてください。
今後のフィールド展開(若葉島卒業の目安)
最初は全員「ワカクサノ島」からスタートします。 まずはこの島で、寝顔図鑑を20種類集めることを目標にしましょう。 (目安としては2週間くらい、じっくり遊ぶと良いと思います)
寝顔図鑑が20種類になると、2番目のフィールド「シアンの砂浜」が解放されます。
シアンの砂浜での「ぐっすり厳選」
「シアンの砂浜」は、みずタイプやフェアリータイプのポケモンが出やすいフィールドです。 ここには、強力なきのみ得意ポケモン「ワニノコ」や、食材得意の「ゼニガメ」、スキル最強の「ププリン」などが出現します。 これらの多くは「ぐっすり」タイプで出現するため、ワカクサノ島を卒業したら、シアンの砂浜で「ぐっすり」タイプを狙って睡眠計測をし、優秀な個体を厳選していくのが、次のステップになります。
まとめ
今回は、ポケモンスリープを始めたばかりの初心者プレイヤーさんが、最初にやるべきこと5選を、私のやりこみ経験から徹底的に解説しました。
- リセマラ: 「きのみの数S」持ちピカチュウを狙う(最重要)
- 睡眠リサーチ: 毎日計測し、「進化前」のポケモンを狙って捕獲する
- 育成: リセマラしたピカチュウに「万能アメ」を集中させる
- フレンド: 最速で50人作り、毎日「アメ」をもらう
- アイテム管理: 「ダイヤ」はバッグ拡張に、「スリープポイント」は万能アメSとマスターサブレのために使う
ポケスリは、他のゲームと違って「競う」要素がほとんどない、自分のペースでゆったり楽しめるゲームです。 でも、少しのコツを知っているだけで、育成効率が格段に上がり、もっと多くの可愛い寝顔に出会えるようになります。
まずはこの5つのポイントをしっかり押さえて、あなたのポケスリライフを最高の形でスタートさせてくださいね。 最高のゲームなので、ぜひ一緒に楽しみましょう!







