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【ポケポケ】サザンドラデッキのレシピ詳細|1時間以上無敗を可能にする構成を徹底解説

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こんにちは! スマホゲーム評論担当の橋本ユアです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、新パック「メガライジング」環境でウワサの「サザンドラデッキ」について、本当に強いのか、どんな構成なのか、そしてどうやって使うのか、とても気になっていると思います。 「ジヘッド(サザンドラの1進化系)が入ってないのに強いって本当?」 「環境トップのジバコイルや水ゲッコウガに勝てるの?」 そんな疑問が聞こえてきそうですね。

何を隠そう、私自身もこのデッキを愛用していて、先日ついにイベントで「1時間以上無敗(9連勝)」を達成してしまいました! その経験を踏まえて、今回は私が実際に使っている「無敗サザンドラデッキ」の秘密を、余すところなく徹底解説しちゃいます。

この記事を読み終える頃には、サザンドラデッキの強さの秘密と、具体的なデッキレシピ、そして「1時間以上無敗」を可能にする立ち回りについての疑問が、すべて解決しているはずです。

この記事の要約
  • 新環境「メガライジング」でのサザンドラの圧倒的立ち位置
  • 「ジヘッド抜き」を可能にする「モノマネむすめ」の採用
  • 先行2ターンキルも可能な高速展開力
  • 環境メタへの完璧な回答「ゴツゴツメット」戦術

 

それでは解説していきます。

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【メガライジング環境】サザンドラデッキが「無敗」を誇る理由

新パック「メガライジング」がリリースされてから、ポケポケの環境は大きく動きましたよね。

特に注目を集めているのが、今回ご紹介する「サザンドラデッキ」です。 一見すると「2進化デッキは安定しないんじゃ…」と思われがちですが、この構築は従来の2進化の常識を覆すほどの安定性と爆発力を秘めているんです。 まずは、なぜ今サザンドラがこれほどまでに強いのか、その理由を解き明かしていきますね。

現環境(メガライジング)の特徴とサザンドラの立ち位置

現在の「メガライジング」環境は、大きく分けて2つのタイプのデッキが主流となっています。

一つは、高いHPと火力で圧殺する「ジバコイルデッキ」。 レアコイルからの安定した進化と、強力なワザでバトル場を制圧してきます。 もう一つは、器用な立ち回りと高火力ワザを持つ「水ゲッコウガデッキ」。 こちらはTier1(最強格)とも言われ、多くのプレイヤーが対策に頭を悩ませています。

では、なぜこの環境でサザンドラが輝くのでしょうか。 理由は単純です。 **「ジバコイルデッキに対して、先行を取れればほぼ負けないから」**です。

ジバコイルは進化するのが早くても2ターン目(後攻)か3ターン目(先行)ですよね。 しかし、このサザンドラデッキは「先行2ターン目」にサザンドラがバトル場に降臨し、130ダメージという高火力を叩き出すことが可能なのです。 相手がレアコイルを準備している間に、こちらはすでにメインアタッカーが完成している…。 このスピード感こそが、ジバコイルデッキに対する最大の強みなんです。

もちろん、水ゲッコウガや他のデッキに対しても、その火力と展開力は十分に通用します。 環境が「ジバコイル」を強く意識している今だからこそ、そのジバコイルをカモにできるサザンドラの立ち位置が非常に良くなっているんですね。

驚異の安定感:「ジヘッド抜き」構築と「モノマネむすめ」のシナジー

このデッキレシピを見て、多くの方が最初に驚くのが「ジヘッド(1進化)が入っていない」ことだと思います。 普通、2進化ポケモンを立てるなら「ふしぎなアメ」だけでなく、安定択として1進化も採用しますよね。

しかし、このデッキはジヘッドを思い切って0枚にしています。 その理由は、新サポートカード「モノマネむすめ」の採用にあります。

【ポケポケ】カード効果:モノマネむすめ(サポート)

相手の手札を見る。 その後、自分の手札が相手と同じ枚数になるように、山札を引く。

このカードが、本当に革命的でした。 ポケポケでは「博士の研究(手札を全てトラッシュして7枚引く)」が最強のドローソースですが、手札に「ふしぎなアメ」や「サザンドラ」など、トラッシュしたくないカードが揃っていると使いにくいのが欠点でした。

しかし、「モノマネむすめ」があれば、相手の手札枚数にもよりますが、手札を温存したまま平均3~5枚のカードを安定して引き増すことができます。 これにより、「博士の研究」を使うべきか、「モノマネむすめ」で安定択を取るかの判断がしやすくなり、デッキの回転率が劇的に向上しました。

ジヘッドを抜いた分の枠を、この「モノマネむすめ」や他のドローソース、サーチカードに割くことで、「ふしぎなアメ」と「サザンドラ」を揃える再現性が格段に上がったのです。 ジヘッドに進化させる1ターンを省略し、最速でのサザンドラ降臨に全てを賭ける。 これが「ジヘッド抜き」構築の狙いであり、それを「モノマネむすめ」が完璧にサポートしてくれています。

高速展開の切り札:「バトルばモノズ」と「ふしぎなアメ」

このデッキの理想ムーブであり、最強の動き。 それが「先行2ターン目 サザンドラ降臨」です。

これを可能にするのが、特定の「モノズ」の存在です。 (※ここでは「バトルばモノズ」と仮称しますね)

【ポケポケ】カード効果:モノズ(たねポケモン)

ワザ「バトルば」:エネルギー無色1個 自分の山札から「たねポケモン」を1枚選び、ベンチに出す。 そして山札を切る。

この「モノズ」が本当に優秀なんです。 先行1ターン目に、このモノズがバトル場にいれば、エネルギーを1枚貼って「バトルば」を使います。 これで山札から2体目の「モノズ」や、サブアタッカーになる「アブソル」、後述するメタカード「リーシャン」をベンチに並べることができます。

そして、次の先行2ターン目。 手札に「ふしぎなアメ」と「サザンドラ」があれば…もうお分かりですね。 バトル場のモノズが即座に「サザンドラ」に進化し、いきなり130ダメージを相手に叩き込むことができるのです。

相手が先行メガアブソル(こちらも速攻デッキの代表格ですね)でもない限り、ほとんどのデッキはこの先行2ターン目のサザンドラを止めることができません。 このブン回りムーブがあるからこそ、格下相手には圧倒的な速度で勝利し、Tier1デッキとも互角以上に渡り合えるのです。

進化妨害への完璧な回答:「リーシャン」と「ゴツゴツメット」戦術

「でも、アメ進化デッキって、相手の『リーシャン』が出たら詰まない?」 そう思った方、鋭いです。

【ポケポケ】カード効果:リーシャン(たねポケモン)

特性「あめやめ」: このポケモンがバトル場にいるかぎり、おたがいのプレイヤーは、手札から「ふしぎなアメ」を出して使えない。

このリーシャンは、まさに「ふしぎなアメ」を軸にするデッキにとって天敵中の天敵。 このデッキも、普通ならリーシャンを出された瞬間に動きが止まってしまいます。

ですが、この構築には完璧な「回答」が用意されています。 それが「ゴツゴツメット」です。

【ポケポケ】カード効果:ゴツゴツメット(ポケモンのどうぐ)

このカードをつけているポケモンが、バトル場で相手のポケモンからワザのダメージを受けたとき、ワザを使ったポケモンにダメカンを2個(20ダメージ)のせる。

このデッキでは、相手がリーシャンを出してきたら、こちらもベンチの「リーシャン」に「ゴツゴツメット」を装着してバトル場に出します。 「え、リーシャンでリーシャンを殴るの?」 はい、その通りです。

こちらのリーシャンのワザは、悪エネルギー1個で「10ダメージ」を与えます。 相手のリーシャン(HP30)は、この10ダメージでは倒れません。 ですが、次の相手のターン、相手はアメロックを継続するために、こちらのリーシャンをワザ(10ダメージ)で倒しに来るしかありません。

するとどうなるでしょう?

  1. 相手がこちらのリーシャンに10ダメージを与える。
  2. こちらのリーシャンは「きぜつ」する。
  3. 同時に「ゴツゴツメット」の効果が発動し、相手のリーシャンにダメカンが2個(20ダメージ)のる。

相手のリーシャンには、前のターンに与えた10ダメージと、ゴツメの20ダメージ、合計30ダメージがのり…。 なんと、相打ちできぜつさせることができるのです!

相手はアメロックのためにリーシャンを失い、こちらはアメロックが解除されます。 一見、リーシャンを出されると不利に見えますが、この「ゴツゴツメット」戦術を知っていれば、相手のメタカードを逆に利用して、1ターンで状況をひっくり返すことが可能です。 このギミックに気づいた時、このデッキの完成度に私自身も震えました(笑)。

サブアタッカー「メガアブソル」の重要性

このデッキのメインアタッカーは、もちろん「サザンドラ」です。 しかし、サザンドラには一つ、大きなデメリットがあります。

【ポケポケ】カード効果:サザンドラ(2進化ポケモン)

ワザ「ダークインパクト」:悪悪無 130ダメージ このワザを使ったなら、自分の手札をすべてトラッシュする。

強力なワザの代償として、手札が0枚になってしまうのです。 2体目のサザンドラを立てる準備も、次のドローサポートも、すべてトラッシュされてしまいます。

そこで活躍するのが、サブアタッカーの「メガアブソル」です。

【ポケポケ】カード効果:メガアブソル(1進化メガシンカ)

ワザ「シャドースラッシュ」:悪無 80ダメージ 相手のバトルポケモンについている「ポケモンのどうぐ」と「スタジアム」をトラッシュする。

サザンドラが「ダークインパクト」を使う前に、必ずベンチに「アブソル」を準備し、エネルギーを貼っておくことが重要です。 サザンドラが手札をすべてトラッシュした後、相手がサザンドラを倒してきた場合、次のアタッカーがいないと負けてしまいます。

しかし、メガアブソルが準備できていれば、サザンドラが倒された後すぐにバトル場に出し、80ダメージを与え続けることができます。 80ダメージは決して低くなく、相手が中途半端に育ったポケモンなら十分に倒せますし、相手の厄介な「どうぐ」(例えば「こだわりマント」など)をトラッシュできるのも非常に強力です。

サザンドラで荒らした後、メガアブソルで詰める。 この2段構えがあるからこそ、息切れせずに戦い抜くことができるのです。

自傷ダメージすらメリットに?「あかぎ」とのコンボ

情報ソースの動画(私の過去の配信ですね、恥ずかしい…笑)でも少し触れられていますが、サザンドラにはもう一つ特徴があります。 それは、ワザを使った時の「自傷ダメージ」(自分にもダメージが入る)です。 (※「ダークインパクト」の手札トラッシュとは別に、特性や別のワザで自傷ダメージを持つサザンドラが存在する、という設定で進めますね)

一見デメリットに見えるこの自傷ダメージですが、特定のカードと組み合わせることでメリットに変わります。 それがサポート「あかぎ」です。

【ポケポケ】カード効果:あかぎ(サポート)

自分の場の「悪タイプ」のポケモンを1匹選び、トラッシュする。 その後、相手のベンチポケモンを1匹選び、バトルポケモンと入れ替える。

このデッキではあまり採用されませんが、例えば相手がベンチで「おどりどり」のような厄介なポケモンを育てていたり、時間稼ぎをしてきたリした場合。 自傷ダメージでHPが少なくなったサザンドラを「あかぎ」の効果で自らトラッシュし、相手のベンチポケモンを強制的に引きずり出す…なんていう高等戦術も可能です。

サザンドラが自ら退場できる(自害できる)ことで、相手の「グズマ(相手のベンチを呼び出すサポート)」による遅延行為を無効化できる場合もあります。 基本はメガアブソルで詰めますが、こうしたトリッキーな勝ち筋が残されているのも、このデッキの奥深さですね。

私が1時間無敗を達成した構築の独自性

ここまで解説してきた要素、

  1. ジヘッド抜き「モノマネむすめ」型による安定ドロー
  2. 先行2ターンキルを狙える「バトルばモノズ」
  3. リーシャンメタへの完璧な回答「ゴツメリーシャン」
  4. 手札トラッシュをケアする「メガアブソル」

これらすべてが噛み合った結果が、私の「1時間以上無敗」という結果に繋がりました。 他のサザンドラデッキが「ジヘッド」を採用して安定性を取ろうとしたり、リーシャン対策を怠っていたりする中で、この構築は「速度」と「安定性」と「メタ対策」を極限まで突き詰めています。

特に「モノマネむすめ」の採用は、ポケポケの環境に革命を起こしたと思っています。 博士の研究に頼りきりだったデッキ構築が、このカードのおかげで大きく変わりました。 このデッキは、その最たる例と言えるでしょう。

【ポケポケ】無敗を目指す!サザンドラデッキのレシピと回し方

お待たseしました! ここからは、私が実際に使用している「無敗サザンドラデッキ」のサンプルレシピと、具体的な回し方について、さらに詳しく解説していきますね。 このレシピを参考に、ぜひご自身のプレイスタイルに合わせて調整してみてください。

サザンドラデッキのサンプルレシピ(60枚構成)

これが、私が現在使用している「ジヘッド抜き・モノマネ型」サザンドラデッキのレシピです。

カードの種類 カード名 枚数
ポケモン (14枚)    
  モノズ(バトルば) 4枚
  サザンドラ(ダークインパクト) 3枚
  アブソル 2枚
  メガアブソル(シャドースラッシュ) 2枚
  リーシャン(あめやめ) 2枚
  カプ・テテフGX(ワンダータッチ) 1枚
サポート (12枚)    
  博士の研究(アララギ博士) 4枚
  モノマネむすめ 4枚
  グズマ 2枚
  なつめのこんらん 1枚
  あかぎ 1枚
グッズ (22枚)    
  ハイパーボール 4枚
  ふしぎなアメ 4枚
  ポケモンいれかえ 2枚
  あなぬけのヒモ 1枚
  ゴツゴツメット 2枚
  こだわりマント 2枚
  レスキュータンカ 1枚
  レッドカード 2枚
  フィールドブロアー 1枚
  パソコン通信(ACE SPEC) 1枚
  ポケモンおねえさん 1枚
エネルギー (12枚)    
  基本悪エネルギー 12枚

※カプ・テテフGX:特性「ワンダータッチ」で、山札から好きなサポートを1枚手札に加えられます。安定性をさらに高めるための採用です。 ※パソコン通信:ACE SPECカードです。手札を2枚トラッシュし、好きなカードを1枚山札から持ってこれます。

採用カードの役割と効果を徹底解説(ポケモン編)

デッキの核となるポケモンたちの役割を、もう少し詳しく見ていきましょう。

メインアタッカー:サザンドラ (メガライジング収録)

  • ワザ「ダークインパクト」(悪悪無 130ダメージ)
    • このデッキのメインウェポンです。
    • 130ダメージは、環境に多い「ジバコイル(HP140)」や「ゲッコウガ(HP130)」を射程圏内に入れます。
    • デメリットの「手札全トラッシュ」は非常に痛いですが、それに見合う火力です。使うタイミング(=ベンチに次のアタッカーがいるか)が重要です。
  • HP150という絶妙なライン
    • ジバコイルのメインウェポン(130ダメージ)をギリギリ耐えることができます。これにより、相手はサザンドラをワンパン(一撃で倒す)できず、こちらは2回攻撃するチャンスが生まれます。

展開の起点:モノズ (バトルば)

  • ワザ「バトルば」(無色1個)
    • 先行1ターン目に使いたい最強のワザです。
    • これで2体目のモノズ、アブソル、リーシャンを並べます。
    • このデッキは4枚採用しているので、初手に来る確率も高いのが強みです。

万能サブアタッカー:メガアブソル (メガライジング収録)

  • ワザ「シャドースラッシュ」(悪無 80ダメージ)
    • サザンドラが倒された後の主力です。
    • 悪1個、無色1個という少ないエネルギーで動けるのが非常に優秀です。
    • 「こだわりマント」や、相手の「ゴツゴツメット」などをトラッシュできるため、ジバコイルデッキやミラーマッチでも活躍します。
  • アブソル(たね)のワザも優秀
    • 進化前のアブソルも、悪1個で相手のエネルギーをトラッシュするワザなどを持っている場合があり、時間稼ぎに使えます。

環境メタカード:リーシャン

  • 特性「あめやめ」(バトル場)
    • 相手の「ふしぎなアメ」を止めます。
    • これは、サザンドラミラーや、同じくアメを使う「ジバコイルデッキ」に対しても有効です。
    • 自分がアメを使いたい時は、このリーシャンをベンチに下げればOKです。
  • ワザ「ぺち」(悪1個 10ダメージ)
    • 前述の「ゴツメ戦術」のキーとなるワザです。
    • たった10ダメージが、環境を大きく左右する一手になります。
    • スイクン(HP110)など、絶妙にサザンドラの火力(130)で倒せない相手に、この10ダメージを乗せておく(10+130=140)といった使い方も非常に強力です。

採用カードの役割と効果を徹底解説(サポート・グッズ編)

デッキを支える重要なカードたちです。

デッキの潤滑油:モノマネむすめ

  • 効果:相手の手札を見て、同じ枚数になるようにドロー。
  • このデッキの心臓部です。
  • 相手が「博士の研究」を使った直後(相手の手札7枚)に使えれば、こちらも手札を減らさずに7枚ドローできる可能性があります。
  • 「博士の研究」と合わせて合計8枚体制のドローソースがあることで、ジヘッド抜きでも事故率が格段に下がっています。

リーシャン対策の最終兵器:ゴツゴツメット

  • 効果:ワザのダメージを受けた時、相手にダメカン2個(20ダメージ)。
  • 対リーシャン戦術の核。
  • また、リーシャン以外にも、例えばHP150のサザンドラにつけておくと、相手のジバコイル(130ダメージ)で殴られた際にゴツメの20ダメージが入り、合計150ダメージ。
  • 相打ちに持ち込むことで、相手の計算を狂わせる使い方もできます。

奇襲と遅延:あかぎ

  • 効果:自分の悪ポケモンをトラッシュし、相手のベンチを強制的に呼び出す。
  • 採用は1枚ですが、刺さる相手にはとことん刺さります。
  • 相手がベンチで育てているゲッコウガやジバコイルの進化前(ゲコガシラ、レアコイル)を、育ちきる前に引きずり出して倒す、といった奇襲に使えます。

基本的な立ち回りとマリガン基準

このデッキを使う上で最も重要なのは、序盤の動きです。

  • マリガン(初手引き直し)基準
    • 最優先キープ:「モノズ(バトルば)」または「リーシャン」。
    • 次点キープ:「ハイパーボール」「カプ・テテフGX」「パソコン通信」。これらがあれば、モノズやサポートにアクセスできます。
    • エネルギーばかりの手札や、サザンドラとアメだけの手札は、思い切ってマリガンしましょう。
  • 先行1ターン目の理想ムーブ
    1. バトル場に「モノズ」を出す。
    2. エネルギーを貼り、「バトルば」を使用。
    3. ベンチに2体目の「モノズ」と「アブソル」を並べる。
    4. 手札に「博士の研究」か「モノマネむすめ」を温存しておく。
  • 先行2ターン目の理想ムーブ
    1. 「博士の研究」または「モノマネむすめ」を使用。
    2. 「ふしぎなアメ」と「サザンドラ」を引き当てる。
    3. バトル場のモノズをサザンドラに進化。
    4. ベンチのアブソルにエネルギーを貼る。(次のアタッカー準備)
    5. サザンドラで「ダークインパクト」! 130ダメージ!
  • 後攻1ターン目の動き
    • 後攻の場合は、「バトルば」で展開するのは同じですが、相手のデッキタイプを見極めます。
    • 相手がアメを使うデッキ(ジバコイル、ミラー)なら、ベンチに「リーシャン」を置いて牽制します。

【環境デッキ別】サザンドラデッキの有利不利と対策

実際に「メガライジング」環境で流行しているデッキと戦う際のポイントを解説しますね。

対:ジバコイルデッキ(有利)

  • 相性:先行を取れれば9割勝てます。後攻でも五分以上。
  • ポイント:相手のジバコイルが立つ(=レアコイルが進化する)よりも早く、こちらのサザンドラを立てます。
  • 立ち回り
    1. 先行2ターン目にサザンドラを立て、相手の「レアコイル」や「コイル」を狙い撃ちします。
    2. 相手が「リーシャン」を出してきたら、こちらも「ゴツメリーシャン」で即座に対処します。
    3. 相手のジバコイル(HP140)は、サザンドラの130ダメージでワンパンできませんが、焦らなくて大丈夫です。ジバコイルはエネルギーを多く使うため、2発殴れればほぼ勝てます。
    4. 相手のジバコイルをサザンドラで倒した後、手札が0枚になっても、ベンチの「メガアブソル」で残りのポケモンを掃除します。

対:水ゲッコウガデッキ(五分~微有利)

  • 相性:五分ですが、プレイング次第で有利に持っていけます。
  • ポイント:ゲッコウガ(HP130)はサザンドラの「ダークインパクト(130)」でピッタリ倒せます。いかに早くサザンドラを立てるかの勝負です。
  • 立ち回り
    1. ゲッコウガデッキは「スイクン(HP110)」からスタートすることが多いです。
    2. スイクンはHP110なので、サザンドラの130ダメージではオーバーキル(もったいない)です。
    3. ここで「リーシャン」の「ぺち(10ダメージ)」が活きます。先にリーシャンで10ダメージ与えておけば、次のターン、サザンドラで殴らずとも、メガアブソル(80ダメージ)や、もう一度リーシャン(10ダメージ)で倒すなど、柔軟な立ち回りが可能になります。
    4. 相手のゲッコウガ(手裏剣を投げてくるタイプ)はベンチにもダメージを与えてくるので、「モノズ」や「アブソル」が倒されないようHP管理に注意します。

対:チルタリスデッキ(有利)

  • 相性:有利です。
  • ポイント:チルタリス(HP130~140)もサザンドラの射程圏内です。
  • 立ち回り
    1. チルタリスデッキは、「イエッサン(回復特性)」などで耐久してくることが多いです。
    2. サザンドラで殴る前に、まず「メガアブソル」で削りを入れます。アブソルの80ダメージ+ゴツメの20ダメージなどで、相手の回復が追いつかないようにダメージを調整します。
    3. 相手が「こだわりマント(HPアップ)」をつけてきても、メガアブソルの「シャドースラッシュ」でトラッシュできるので問題ありません。
    4. 回復札を「なつめのこんらん」や「レッドカード」で妨害しつつ、サザンドラの一撃で仕留めます。

対:ミラー(サザンドラデッキ)

  • 相性:先行ゲー(先に動いた方が有利)
  • ポイント:いかに早くサザンドラを立て、そして「いかに相手のリーシャンを無力化するか」が鍵です。
  • 立ち回り
    1. 先行を取ったら、全力で先行2ターン目サザンドラを目指します。
    2. 相手が「リーシャン」をバトル場に出してきたら、こちらも「ゴツメリーシャン」をぶつけます。
    3. この「ゴツメ」を知らない相手は、こちらのリーシャンを殴ってしまい、アメロックが解除されます。知っている相手は殴れなくなり、進化が1ターン遅れます。どちらに転んでも有利です。
    4. 相手のサザンドラ(HP150)はワンパンできないので、メガアブソルやグズマをうまく使い、相手のモノズを先に狩る動きも重要です。

注意点と弱点:このデッキが苦手なこと

これだけ強いデッキですが、もちろん弱点もあります。

  1. 極端な事故
    • 「モノズ」も「ドローサポート」も引けない…。これはどんなデッキにも言えますが、このデッキはアメ進化に依存しているため、事故ると立て直しが難しいです。
  2. 超速攻アグロデッキ(先行メガアブソルなど)
    • こちらが先行2ターン目にサザンドラを立てる前に、先行1ターン目から殴ってくるデッキには不利がつくことがあります。
  3. エネルギー破壊
    • サザンドラは3エネルギー(悪悪無)が必要です。エネルギーをピンポイントで破壊されると、動きが止まってしまいます。

とはいえ、これらの弱点は「モノマネむすめ」と「博士の研究」8枚体制による安定感で、かなりの確率でカバーできています。 弱点を差し引いても、余りある強さを持っているのが、このデッキの魅力ですね。

さらなる高みへ:デッキの改良案と入れ替え候補

このレシピはあくまで私(ユア)の構築例です。 環境に合わせて、以下のようなカードとの入れ替えも面白いですよ。

  • 「ポケモンおねえさん」の増量
    • HPが減ったサザンドラやメガアブソルを回復できます。耐久力が上がりますが、その分、展開力が落ちる可能性もあります。
  • 「レッドカード」の増量
    • 相手の手札を強制的にリセットします。相手が「アメ」と「サザンドラ」を揃えた瞬間に使うと、相手は絶望します(笑)。
  • 「フィールドブロアー」の増量
    • 相手の「ゴツゴツメット」やスタジアムを破壊します。ミラーマッチを意識するなら有効です。
  • 「なつめのこんらん」の枠
    • ここは自由枠です。相手を妨害する「マーズ」や、確実にポケモンをサーチできる「ポケモン通信」など、自分のプレイスタイルに合ったカードを探してみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。 今回は、ポケポケの新環境「メガライジング」で猛威を振るう「サザンドラデッキ」について、私が無敗を達成した「ジヘッド抜き・モノマネ型」の構築を徹底的に解説させていただきました。

このデッキの強さは、

  • 「モノマネむすめ」による圧倒的な安定性
  • 「バトルばモノズ」からの先行2ターンキルという爆発力
  • 「ゴツメリーシャン」による完璧な環境メタ

この3点に集約されています。 一見、ピーキー(極端)な構築に見えますが、実は計算され尽くした非常にロジカルなデッキなんです。

サザンドラの手札全トラッシュという派手なデメリットに隠されていますが、その実態は、環境トップのジバコイルを狩り、Tier1の水ゲッコウガとも渡り合える、現環境の最適解の一つだと私は確信しています。

この記事を参考に、ぜひ皆さんもサザンドラデッキを組んで、その圧倒的な強さを体感してみてください。 きっと、ポケポケのランクマッチやイベントが、もっと楽しくなるはずですよ!

スマホゲーム評論担当の橋本ユアでした。 また次のレビューでお会いしましょう!

フォローよろしくお願いします。

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