編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、現在『ポケモンレジェンズ Z-A』で化石ポケモンの色違い厳選に挑戦しようか迷っている、あるいは既に取り組んでその過酷さに直面しているのではないでしょうか。 特に「12月10日に配信されるDLC『M次元ラッシュ』で厳選が楽になる」という噂を耳にして、実際のところが気になっていることと思います。
この記事を読み終える頃には、なぜ今、化石ポケモンの色違い厳選を推奨しないのか、そしてDLCで何が期待できるのか、その疑問が解決しているはずです。
- 現行の化石色違い厳選の絶望的な確率
- DLC『M次元ラッシュ』での化石ポケモン野生出現の濃厚な証拠
- 過去作の仕様から予想されるDLCでの色違い確率緩和
- 今すぐ取り組むなら「親分個体」の確保までが現実的
それでは解説していきます。
なぜ今、化石ポケモンの色違い厳選を「やってはダメ」なのか
『ポケモンレジェンズ Z-A』(以下、ポケモンZA)のやりこみ要素として、多くのトレーナーが情熱を注いでいるのが「色違い厳選」です。 しかし、その中でも「化石ポケモン」の色違い厳選に関しては、私はハッキリと「今は待つべき」と断言します。 その最大の理由と、現行の厳選がいかに過酷であるかを詳しく解説していきましょう。
結論:DLC『M次元ラッシュ』で厳選環境が激変する可能性大
いきなり結論から申し上げますが、今、化石ポケモンの色違い厳選を推奨しない最大の理由は、12月10日配信予定のダウンロードコンテンツ(DLC)『M次元ラッシュ』にて、化石ポケモンの厳選環境が劇的に改善される可能性が非常に高いからです。
現在、ポケモンZAにおける化石ポケモンの入手方法は、特定の施設での「化石の復元」に限られています。 この方法では、色違い確率を上げる手段が乏しく、とてつもない忍耐と時間を要求されます。
しかし、先日公開されたDLCの新情報の中に、その苦行が終わりを告げるかもしれない、大きなヒントが隠されていました。 このレビューでは、そのヒントを基に、なぜ待つべきなのかを徹底的に解き明かしていきます。
まず知っておきたい「化石ポケモン」とは?(ポケモンZAでの対象ポケモン)
本題に入る前に、ポケモンZAにおける「化石ポケモン」についておさらいしておきましょう。 今作で化石から復元できるのは、主に以下のポケモンたちです。
- アゴの化石 → チゴラス (いわ・ドラゴンタイプ)
- ヒレの化石 → アマルス (いわ・こおりタイプ)
- ひみつのコハク → プテラ (いわ・ひこうタイプ)
これらのポケモンは、ミアレシティの「石屋」などで対応する化石アイテムを購入・入手し、ポケモン研究所の特定の研究員に依頼することで復元してもらえます。 野生では一切出現せず、この「化石復元」が唯一の入手手段となっているのが現状です。 (※プテラに関しては、特定の条件下での出現報告もありますが、基本は復元がメインとなります)
チゴラスやアマルスは、そのユニークなタイプと強力な特性、そして何より恐竜や古代生物をモチーフとしたロマンあふれる姿から、非常に人気の高いポケモンです。 だからこそ、色違い個体を求めるトレーナーが多いのです。
現行の「化石復元」による厳選方法(手順と過酷さ)
では、現在の化石ポケモン色違い厳選が、どれほど大変なものかご説明します。 基本的な手順は以下の通りです。
- ミアレシティの石屋などで、目的の化石(アゴの化石、ヒレの化石など)を大量に購入する。
- ポケモン研究所の2階にいる復元担当の研究員に話しかける。
- 化石を1種類だけ(例えばアゴの化石だけ)をボックス1つ分(30個など)持って話しかけ、Aボタン連打(または連射コントローラーで放置)でひたすら復元する。
- 復元が終わったらボックスを確認し、色違いが出ているかチェックする。
- 色違いが出ていなければ、復元したポケモンを全て逃がす(またはリセットする)。
- 1に戻る。
この作業の何が問題かというと、この化石復元には「ひかるおまもり」の効果が適用されないという点です。
絶望的な確率:なぜ色違い親分は「1/409,600」なのか
ポケモンZAにおける基本的な色違い出現確率は、他の多くのシリーズ作品と同様に1/4096です。 通常、図鑑タスクを完成させて「ひかるおまもり」を入手すれば、この確率を大幅に(例えば1/1024などに)引き上げることができます。
しかし、前述の通り、化石復元はこの「ひかるおまもり」の恩恵を受けられません。 つまり、何回挑戦しようとも、色違いに出会える確率は常に 1/4096 のままなのです。
さらに、ポケモンZAのやりこみ要素として「親分(おやぶん)」個体の厳選も人気です。 親分個体は通常よりも体が大きく、初期ステータスも高い傾向にあります。 この化石復元でも親分個体は出現する可能性があり、その確率は約 1/100 と言われています。
もし、あなたが「化石ポケモンの色違い、かつ親分個体」という究極の個体を狙う場合、その確率はどうなるでしょうか。
1/4096 (色違い) × 1/100 (親分) = 1/409,600
40万9600分の1。 これは、もはや天文学的な数字と言っても過言ではありません。 毎日24時間、連射コントローラーを回し続けたとしても、出会える保証はどこにもないのです。 まさに苦行、あるいは拷問と呼んでも差し支えないレベルの厳選となります。
光るお守りだけじゃない!大量発生の恩恵も受けられない
ポケモンZAで色違い厳選の効率を上げる方法は、「ひかるおまもり」だけではありません。 「大量発生」や「大大大発生」といったシステムを活用し、特定のポケモンの出現数を増やすことで、試行回数を稼ぎ、効率よく色違いを探すのがセオリーです。
しかし、化石ポケモンは野生で出現しないため、当然ながら大量発生や大大大発生の対象外です。 色違い確率を上げるためのあらゆる救済措置から除外されている。 それが、現在の化石ポケモン厳選の立ち位置なのです。
時間とコストの無駄?厳選にかかる膨大なリソース
この厳選には、確率だけでなく「ゲーム内通貨(おこづかい)」も大量に消費します。 化石はタダではありません。 石屋で購入する必要があります。
1回の試行(ボックス1つ分)で数十万円単位のおこづかいが消えていくことも珍しくありません。 色違いが出ないまま、ひたすらおこづかいだけが溶けていく……。 この精神的なプレッシャーも、化石厳選の過酷さに拍車をかけています。
「それだけ苦労して手に入れた色違いだからこそ価値がある」という考え方もあります。 私自身、そうしたハードコアな厳選を否定するつもりはありません。 しかし、もし、その苦行がもうすぐ「無意味」になるかもしれないとしたら……?
DLC『M次元ラッシュ』で化石ポケモン厳選はこう変わる!徹底予想
ここからが本題です。 なぜ、あれほど過酷だった化石ポケモン厳選が、DLC『M次元ラッシュ』で楽になると予想されているのか。 その根拠を、公式の情報と過去作の事例から徹底的に考察します。
朗報:公式情報で「親分アマルガ」の姿が!
先日公開されたDLC『M次元ラッシュ』の最新紹介映像。 その中に、トレーナーの度肝を抜くシーンがありました。
なんと、フィールド上で「親分のアマルガ」が堂々と闊歩しているのです。
これは何を意味するか。 つまり、DLCの追加マップ(あるいは新要素)では、これまで化石復元でしか出会えなかったアマルス(やチゴラス)が、野生で出現するようになる可能性が極めて高い、ということです。
野生で出現するということは、すなわち「ひかるおまもり」の効果が適用される可能性が高い。 それだけでなく、「大量発生」や「大大大発生」の対象になる可能性も出てきます。 これが実現すれば、色違い厳選の難易度は劇的に下がります。
1/409,600 という絶望的な確率に挑む必要はなくなり、他の野生ポケモンと同じように、効率的な厳選が可能になるかもしれないのです。
新要素『M次元ラッシュ』とは?(「ドーナッツ」要素)
情報ソースやSNSでの考察によれば、DLCの目玉となる新要素は、通称「M次元ラッシュ」と呼ばれるもの(※名称は仮)と噂されています。 これは、特定のアイテム(映像では「ドーナッツ」のようなものを作っているシーンが確認されています)を作成し、それを使って別次元のフィールドへ突入するという内容のようです。
この「食べ物アイテムを作って、特殊なフィールドへ行く」という流れに、ピンと来たトレーナーも多いのではないでしょうか。
ポケモンSVの「サンドイッチ」要素の再来?輝きパワーへの期待
そう、前作『ポケモンスカーレット・バイオレット(SV)』の「サンドイッチ」です。
「かがやきパワー」とは?(SVでの効果をおさらい)
SVでは、サンドイッチを作ることで「そうぐうパワー」や「ほかくパワー」といった様々なバフ効果を得られました。 その中でも色違い厳選において最強だったのが**「かがやきパワー」**です。
「かがやきパワー Lv.3」を発動させると、色違いの出現確率が大幅に上昇しました。 「ひかるおまもり」と「かがやきパワー Lv.3」、さらに「大量発生」を組み合わせることで、色違い確率は驚異的なレベル(一説には約1/512)にまで跳ね上がりました。
もし「かがやきパワー」が導入されたら
もし、ポケモンZAのDLCで作成する「ドーナッツ」に、SVのサンドイッチと同様の「かがやきパワー」効果が付与されるとしたら……。 化石ポケモンが野生出現する新フィールドで、「ひかるおまもり」を持ち、「かがやきパワー」のドーナッツを食べ、さらに「大量発生」が起きたとしたら……。
もはや、現在の化石復元(1/4096)がいかに非効率であったかを痛感することになるでしょう。 この「食べ物による色違い確率アップ」は、近年のポケモンのトレンドであり、ポケモンZAのDLCで採用される可能性は十分すぎると私は考えています。
ポケモンXYの「フレンドサファリ」に酷似?過去作から見る確率緩和
さらに、もう一つ注目すべき点があります。 それは、DLCの新要素が『ポケットモンスター X・Y(XY)』の「フレンドサファリ」に似ているのではないか、という考察です。
ポケモンZAの舞台「カロス地方」は、まさにXYの舞台でもありました。 そのため、DLCでXYのオマージュ的な要素が盛り込まれることは想像に難くありません。
「フレンドサファリ」の色違い確率
XYの「フレンドサファリ」は、フレンドコードを交換した相手によって出現するポケモンが変わる特殊なエリアでした。 そして、このフレンドサファリは、通常よりも色違いポケモンの出現確率が大幅に高い(当時の基本確率1/4096に対し、フレンドサファリ内は1/819、ひかるおまもり併用で約1/512)という特徴がありました。
なぜ今、過去作の要素が注目されるのか
DLCの「M次元ラッシュ」が、この「フレンドサファリ」のように、エリア自体に色違い確率アップの補正がかかっている可能性も捨てきれません。 「ドーナッツ」の素材(レアな素材)によって、突入する次元(=サファリ)が変わり、そこでは色違いが出やすい……。
SVの「かがやきパワー」方式か、XYの「フレンドサファリ」方式か、あるいはその両方を組み合わせた全く新しい形になるかは分かりません。 しかし、どちらに転んでも、現状の化石復元よりも色違い厳選が圧倒的に楽になることは、ほぼ間違いないと予想されます。
DLC配信(12月10日)まで待つべきこれだけの理由
これまでの情報をまとめます。
- 現状:化石復元は「ひかるおまもり」非適用、大量発生なし。色違い確率は 1/4096 固定。
- DLCのヒント:野生の「親分アマルガ」の映像が確認された。
- 予想①:化石ポケモンがDLCで野生出現するようになり、「ひかるおまもり」や「大量発生」の対象になる。
- 予想②:新アイテム「ドーナッツ」に、SVの「かがやきパワー」のような色違い確率アップ効果がつく。
- 予想③:新エリア「M次元ラッシュ」自体が、XYの「フレンドサファリ」のように色違いが出やすい仕様になっている。
これらの理由から、今、貴重な時間とゲーム内通貨を消費して 1/409,600 の苦行に挑むのは、非常にもったいないと言わざるを得ません。 その情熱とリソースは、DLC配信まで温存しておくのが賢明な判断です。
ポケモンZA 色違い厳選の基礎知識とテクニック
「DLCまで待つのは分かったけど、そもそもポケモンZAの色違い厳選の基本が知りたい」 「化石ポケモン以外で、今できる色違い厳選はないの?」
という声も聞こえてきそうです。 ここで一度、ポケモンZAにおける色違い厳選の基本をおさらいしておきましょう。 DLCに備えて、まずはこれらの準備を万全にしておくことをお勧めします。
「ひかるおまもり」は必須アイテム!入手方法と効果
なにはともあれ、まずはこれです。 「ひかるおまもり」。 これを持っているだけで、色違いの判定回数が増え、実質的な色違い出現確率が大幅にアップします。
入手方法は、カロス図鑑のすべてのポケモン(幻のポケモンを除く)のタスクを一定レベルまで達成し、研究レベルを最大(★10)にすること。 そして、ラベン博士(仮、ZAの博士)に報告することで入手できます。
非常に困難な道のりですが、色違い厳選を本格的に行う上での「入場券」とも言えるアイテムです。 化石厳選には効果がありませんが、DLCで野生出現するようになった場合に備え、必ず入手しておきましょう。
基本の「大量発生」での色違い厳選方法
ポケモンZAのフィールドでは、特定のポケモンが局地的に大量発生することがあります。 マップにそのポケモンのアイコンが表示されるアレです。
大量発生の場所に行き、対象のポケモンを捕獲または倒し続けることで、効率よく色違いの判定(リポップ)を行うことができます。 「ひかるおまもり」と組み合わせることで、短時間で色違いに出会える確率がグッと高まります。
手順の例:
- ムラ(拠点)でセーブ。
- マップで大量発生を確認し、現場へ向かう。
- 色違いが出ているか目視で確認(出現時にキラリンと音が鳴ることも)。
- いなければ、一度ムラに戻る。
- 再度現場へ向かう(ポケモンが再抽選される)。
- 色違いが出るまで 3~5 を繰り返す。
※今作の仕様によっては、ムラに戻らずとも、ポケモンを一定数捕獲・討伐することで新たな個体が湧く場合もあります。
「大大大発生」の仕様と色違い厳選のコツ
通常の大量発生よりもさらに大規模な「大大大発生」。 これは、一度に複数のポケモンの大量発生が広範囲に渡って発生する現象です。
大大大発生では、特定の条件を満たす(群れを一定数処理する)と、親分個体や、そのポケモンの進化系のみで構成される特殊な群れが出現することがあります。 この特殊な群れは、色違いの出現確率が通常よりも高く設定されている可能性があります。
化石ポケモンがDLCで野生出現するようになった場合、この「大大大発生」の対象になるかどうかも、厳選難易度を左右する大きなポイントとなるでしょう。
時空の歪み限定ポケモンの色違い厳選
フィールドにランダムで発生する「時空の歪み」。 この内部では、通常では出現しない珍しいポケモン(他地方の御三家やポリゴンなど)や、貴重なアイテムが出現します。
時空の歪み内部で出現するポケモンも、当然色違いになる可能性があります。 ただし、発生がランダムであり、内部での滞在時間も限られているため、狙ったポケモンの色違いを出すのは根気が必要です。 「ひかるおまもり」を持った上で、歪みが発生したら積極的に突入し、数をこなすのが基本となります。
化石ポケモンとは?歴代シリーズでの扱われ方とポケモンZAでの魅力
せっかくなので、今回話題の中心となっている「化石ポケモン」たちの魅力について、もう少し深掘りしてみましょう。 なぜ彼らは、これほどまでにトレーナーを魅了するのでしょうか。
チゴラス・ガチゴラスの魅力と対戦での活躍
見た目の特徴と設定
アゴの化石から復元されるチゴラスは、ティラノサウルスをモチーフにしたポケモンです。 わがままな「ぼうくんポケモン」とされながらも、どこか愛嬌のある姿が人気です。 進化系のガチゴラスは、さらに巨大で威厳のある姿となり、まさに「王様」の風格を漂わせます。
バトルでの強さとおすすめの技構成
いわ・ドラゴンというユニークな複合タイプを持ちます。 攻撃が非常に高いのが特徴で、特性「がんじょうあご」は「かみくだく」などの「あご」で使う技の威力を1.5倍にします。 「りゅうのまい」で攻撃と素早さを上げてから、「もろはのずつき」や「かみくだく」で攻め立てる物理アタッカーとして、対戦でも活躍が期待できる一匹です。
アマルス・アマルルガの魅力と対戦での活躍
見た目の特徴と設定
ヒレの化石から復元されるアマルスは、アマルガサウルスのような首の長い恐竜をモチーフにしています。 おとなしい性格の「ツンドラポケモン」で、その美しい見た目からファンが多いポケモンです。 進化系のアマルルガは、首のヒレがオーロラのように輝き、非常に幻想的な姿となります。
バトルでの強さとおすすめの技構成
いわ・こおりという、これまた珍しい複合タイプを持っています。 残念ながら、このタイプは弱点が非常に多い(かくとう、じめん、いわ、はがね、みず、くさ の6タイプ)のが最大の難点です。 しかし、特性「フリーズスキン」は、ノーマルタイプの技をこおりタイプに変え、さらに威力を1.2倍にするという強力なもの。 「はかいこうせん」や「ハイパーボイス」をタイプ一致の高威力こおり技として使えるのは、アマルルガだけの特権です。 ロマンを求めるトレーナーに愛されるポケモンと言えるでしょう。
なぜ化石ポケモンはトレーナーを魅了するのか
化石ポケモンに共通しているのは、現代に蘇った「太古のロマン」です。 現実世界でも恐竜や古代生物にワクワクするのと同じように、ゲームの中で彼らを蘇らせ、パートナーとして一緒に冒険できるというのは、ポケモンというゲームの大きな魅力の一つです。
また、入手方法が「化石復元」という特殊なプロセスに限られていることも、彼らの希少性を高めています。 だからこそ、「特別な色違いが欲しい」というコレクター魂に火がつくのです。
DLCまで待てない!それでも今できることと心構え
「DLCで楽になるのは分かった。でも、今すぐチゴラスやアマルスが欲しいんだ!」 「12月10日まで、ただ指をくわえて待っているだけなのか?」
そんな情熱的なトレーナーのために、DLC配信までに「今、やっておくべきこと」をいくつかご提案します。
色違いは諦めて「親分」個体の厳選だけ進める
究極の個体(色違い親分)を狙うのはDLCまで待つべきですが、「親分」個体に限定するなら話は別です。
前述の通り、親分個体が出現する確率は約 1/100 です。 これは、1/409,600 に比べれば、はるかに現実的な数字です。 ボックスを3~4箱(90~120匹)復元すれば、1匹は親分個体に出会える計算になります。
色違いはDLCでの野生厳選に期待するとして、ひとまず「親分」のチゴラスやアマルスを確保しておく。 これは、今からでも十分に取り組む価値のある厳選です。
親分厳選のメリットと手順
親分個体は、通常の個体よりも「がんばレベル(努力値)」の初期値が高い傾向にあります。 つまり、育成の手間が少し省けるというメリットもあります。
手順は色違い厳選と同じですが、ゴールが「色違い」ではなく「親分」になるだけです。
- 化石を100個ほど購入。
- すべて復元する。
- ボックスで「親分」マークがついている個体を探す。
- いなければリセット、またはポケモンを逃がして最初から。
これなら、数時間もあれば満足のいく親分個体に出会える可能性が高いです。 まずは親分個体をパートナーとして迎え入れ、DLCで色違いの「家族」を探しに行く、というのも素敵なプレイスタイルだと思います。
DLCの新情報に備える(公式SNSのチェック)
DLC配信(12月10日)までには、おそらく11月中旬頃に、もう一度新情報が発表されるのではないかと予想されています(情報ソースより)。 その続報で、化石ポケモンの厳選方法について、さらに具体的な情報が明かされるかもしれません。
「ドーナッツ」の詳しい仕様や、「M次元ラッシュ」の全貌など、見逃せない情報が出てくるはずです。 公式サイトや公式SNSのチェックを怠らないようにしましょう。 もちろん、私のほうでも新情報が入り次第、分析して皆さんにお届けする予定です。
M次元ラッシュ以外のDLC注目要素(新メガシンカなど)
DLC『M次元ラッシュ』の魅力は、化石ポケモン厳選だけではありません。 『ポケモンレジェンズ Z-A』というタイトル、そしてカロス地方が舞台であることから、多くのトレーナーが期待しているのが**「新メガシンカ」**の登場です。
公開されている映像でも、新たなメガシンカを匂わせるシーンが散りばめられています。 化石ポケモン以外にも、あなたの好きなポケモンが新たなメガシンカを獲得するかもしれません。 DLCに備えて、様々なポケモンを育成し、準備を整えておくのも良いでしょう。
まとめ
長くなりましたが、今回のレビューの要点をまとめます。
- ポケモンZAにおける現在の「化石復元」での色違い厳選は、「ひかるおまもり」非適用・大量発生なしのため、色違い親分確率は 1/409,600 という絶望的な数値。
- 12月10日配信のDLC『M次元ラッシュ』の映像で、野生の「親分アマルガ」が確認されており、DLCで化石ポケモンが野生出現する可能性が極めて高い。
- 野生出現が解禁されれば、「ひかるおまもり」や「大量発生」の恩恵を受けられる。
- さらに、SVの「かがやきパワー」やXYの「フレンドサファリ」のような、色違い確率を大幅に緩和する新要素がDLCで導入されると強く予想される。
- これらの理由から、今、化石ポケモンの色違い厳選にリソースを割くのは非推奨。DLC配信を待つのが賢明。
- 今すぐやりたい場合は、色違いは諦め、確率が現実的な**「親分個体」の厳選(約1/100)**に留めておくのがおすすめです。
貴重な色違いポケモンを求める気持ちは、私も痛いほど分かります。 しかし、その情熱を無駄にしないためにも、今は一度立ち止まり、より効率的な「狩り」に備える時です。 DLCまでに「ひかるおまもり」の入手や、他のポケモンの育成を進めながら、12月10日を待ちましょう。






