ゲーム評論家の桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、2025年10月16日に発売され、世界中で熱狂を巻き起こしている「ポケモンレジェンズ Z-A」の、待望の追加ダウンロードコンテンツ(DLC)に関する最新のリーク情報、特に「M次元ラッシュ」で追加されると噂のメガシンカポケモンや、ゲンシカイキの復活について気になっていると思います。
私自身、ミアレシティの再開発にどっぷり浸かっているゲーマーとして、これらの情報には興奮を隠せません。 今回のレビューは、海外でリークされたデータマイニング情報とされる内容を基に、その詳細と考察を深掘りしていきます。 あくまで非公式な情報である点はご留意いただきたいですが、その内容はあまりにも具体的で、信憑性が高いと囁かれています。
この記事を読み終える頃には、DLC「M次元ラッシュ」で待ち受けるであろう、新たなメガシンカ、伝説のポケモンたちの集結、そしてゲンシカイキという脅威の全貌についての疑問が解決しているはずです。
- DLC「M次元ラッシュ」のリーク情報詳細
- メガレックウザ及びゲンシカイキの復活
- メガダークライなど新たなメガシンカポケモンの考察
- ホウエン御三家やパルデア勢の参戦
それでは解説していきます。
ポケモンレジェンズZ-A DLC「M次元ラッシュ」リーク情報の概要
待望の「ポケモンレジェンズ Z-A」DLCに関する衝撃的な情報が飛び込んできました。 本編のデータマイニングにより、DLCの完全なポケモン図鑑や、新たなバトルコンテンツに関する詳細が解析されたというのです。 まずは、その概要と信憑性について整理していきましょう。
衝撃のデータマイニングとリークの信憑性
今回の情報は、本編のアップデートデータあるいは初期データ内に残存していたとされるDLC関連のコードを解析(データマイニング)した結果、判明したものとされています。 ゲーム業界において、データマイニングによるリークは、特に発売後のアップデートやDLCに関しては、非常に高い精度で内容を的中させてきた歴史があります。
もちろん、開発途中のデータが製品版に残っていただけで、実際には変更・削除される可能性もゼロではありません。 しかし、今回リークされた内容には、具体的なポケモン名、専用技、関連アイテム、さらには「暴走メガシンカ」という本編のシステムを踏襲した新たなボスバトルの存在まで含まれており、単なる憶測やフェイクとは一線を画す具体性を持っています。
ゲーム評論家としての私の見解としても、これらの情報は「レジェンズ Z-A」のDLCコンテンツ「M次元ラッシュ」(仮称)の根幹をなす部分である可能性が極めて高いと判断しています。 特に、メガレックウザやゲンシカイキといった、過去作(主に「オメガルビー・アルファサファイア」)で絶大な人気と強さを誇った要素の復活は、多くのプレイヤーが望んでいたものであり、DLCの目玉としてこれ以上ないインパクトを持っています。
DLCのリリース時期はいつ?
リーク情報によれば、このDLCのリリース日について具体的な言及は避けられているものの、データ構造などから2026年2月28日までには発売されるのではないかと予測されています。 これは、ポケモン本編の発売(2025年10月)から約4~5ヶ月後、あるいは翌年の「Pokémon Day」(2月27日)に合わせた発表・配信という、近年のポケモンのDLC展開スケジュールとも一致する点が多いです。
本編のミアレシティ再開発プロジェクトが一段落し、多くのプレイヤーが新たな刺激を求めているタイミングでの配信が期待されます。 ボリュームとしても、単なるポケモン追加に留まらず、新たなストーリーやバトルコンテンツ(後述する暴走メガシンカ)が含まれるため、開発にも相応の期間が必要でしょう。 2026年初頭、というのが最も現実的な線だと私も考えています。
メインコンテンツは「暴走メガシンカ」?
本編「レジェンズ Z-A」では、カロス地方の特定の場所で発生する時空の歪みにより、メガシンカエネルギーが暴走し、理性を失った「暴走メガシンカポケモン」がボスとして登場しました。 ジュペッタやバクーダなど、本編中でもその強さは際立っていましたが、今回のリークによれば、DLCではこの「暴走メガシンカ」がさらにスケールアップしてメインコンテンツとなるようです。
データ上では、新たに9体の「暴走メガシンカ」(あるいはそれに準ずるボス)のデータが確認されたとのこと。 驚くべきは、その内訳です。 なんと、9体中6体が伝説・幻のポケモンであるとされています。 本編ではメガシンカしない伝説・幻のポケモンも含まれているとのことで、これが事実であれば、DLCは本編を遥かに凌ぐ高難易度のバトルコンテンツになることが予想されます。
DLCで追加・復活する伝説&幻のポケモン
今回のリークで最も注目されているのが、伝説・幻のポケモンのラインナップです。 メガシンカの「その先」とも言える形態の復活、そして全く新しいメガシンカの追加が示唆されています。
圧巻の復活!メガレックウザと専用技「ガリョウテンセイ」
ついに、天空の覇者メガレックウザが「レジェンズ Z-A」の舞台、ミアレシティに降り立つようです。 メガレックウザは、第6世代「オメガルビー・アルファサファイア」(ORAS)で登場した際、その圧倒的な種族値(合計780)と、メガストーンを必要とせず専用技「ガリョウテンセイ」を覚えているだけでメガシンカできるという破格の性能で、対戦環境を文字通り「破壊」したポケモンです。
特性「デルタストリーム」により、自身の弱点である「ひこう」タイプの弱点(こおり、でんき、いわ)を等倍にし、天候まで支配する力を持っていました。 今回のリークでは、メガレックウザのデータと共に、専用技である**「ガリョウテンセイ」**の技データも復帰が確認されたとのこと。
「レジェンズ Z-A」はアクションとコマンドバトルが融合したシステムです。 アクションバトル中に「ガリョウテンセイ」を回避し、隙を突いてライドポケモンから飛び降りてバトルを挑む…想像するだけで手に汗握ります。 暴走メガシンカ個体として登場する場合、その苛烈な攻撃はミアレシティの空を覆いつくすほどの脅威となるでしょう。 そして、ボスバトルをクリアすることで、プレイヤーもメガレックウザを使役できる(=ガリョウテンセイを習得させられる)ようになる可能性が濃厚です。
ゲンシカイキ復活!ゲンシグラードンとゲンシカイオーガ
メガシンカとは似て非なる「ゲンシカイキ」。 これもORASで登場した、グラードンとカイオーガが古代の真の力を取り戻した姿です。 リークによれば、この2体も暴走ボスとして登場するとされています。
特筆すべきは、データ上での名称が「ゲンシカイオーガ」「ゲンシグラードン」として登録されていた点です。 これは、単なるグラードン・カイオーガのボスではなく、明確に「ゲンシカイキ」のシステムがDLCで復活することを示唆しています。
ゲンシグラードンは特性「おわりのだいち」で「みず」タイプの技を無効化し、ゲンシカイオーガは特性「はじまりのうみ」で「ほのお」タイプの技を無効化します。 これらの強力無比な天候特性が「レジェンズ Z-A」のシステムでどう再現されるのか、非常に興味深いです。 ミアレシティが灼熱の大地と化したり、豪雨に沈んだりするのでしょうか。 メガレックウザの「デルタストリーム」も含め、天候を巡る三すくみがDLCのストーリー、あるいはバトルにおいて重要な鍵を握ることは間違いないでしょう。
新たなメガシンカ(伝説・幻)が確定か
今回のリークで、既存のメガシンカポケモンの復活以上に衝撃的だったのが、全く新しいメガシンカの追加です。 しかも、それが伝説・幻のポケモンに対して行われるというのです。
データマイニングで暴走ボスとして名前が挙がったポケモンのうち、以下の3体は、これまでメガシンカしたことがありませんでした。
- メガダークライ
- メガゼラオラ
- メガヒードラン
これら3体が暴走ボスとして登場し、かつ専用のデータ領域(メガシンカポケモンと同様の)が用意されていたことから、これらがDLCで追加される新たなメガシンカである可能性が99%確実視されています。
メガダークライ考察
ダークライはシンオウ地方の幻のポケモン。 タイプは「あく」単体、特性は「ナイトメア」。 メガシンカするとすれば、「あく・ゴースト」や「あく・フェアリー」へのタイプ変更が予想されます。
デザイン面では、その影のような体躯がさらに禍々しく、あるいは洗練された姿になることが期待されます。 特性も「ナイトメア」の上位互換(例:眠り状態の相手に定数ダメージ+自身の素早さアップなど)や、特性「ダークホール」(専用技)の強化などが考えられます。 暴走ボスとしては、広範囲に眠りを撒き散らしながら高速で攻撃してくる、悪夢のような強敵となりそうです。
メガゼラオラ考察
ゼラオラはアローラ地方の幻のポケモン。 タイプは「でんき」単体、特性は「ちくでん」。 高速物理アタッカーとしての側面が強く、メガシンカにより「でんき・かくとう」タイプになる可能性が高いと私は予想します。 特性は、接触技の威力を上げる「かたいツメ」や、素早さをさらにブーストする「エレキスキン」のような新特性を獲得するかもしれません。 「プラズマフィスト」という強力な専用技を持つだけに、メガシンカによる攻撃と素早さの強化は脅威です。 暴走ボスとしては、ミアレシティ中を瞬時に駆け巡り、回避困難な電撃を放ってくることでしょう。
メガヒードラン考察
ヒードランはシンオウ地方の準伝説ポケモン。 タイプは「ほのお・はがね」という非常に優秀な複合タイプを持ち、特性は「もらいび」。 耐久力も火力も高いポケモンですが、メガシンカでどう強化されるでしょうか。 順当に考えれば、耐久力と特攻が大幅に上昇し、特性が「マグマのよろい」の上位互換(例:やけど無効+接触した相手をやけどさせる)や、「がんじょう」のような耐久系特性に変化するかもしれません。 あるいは、種族値の配分が変わり、超火力の特殊アタッカーに特化する可能性もあります。 暴走ボスとしては、高耐久でこちらの攻撃を受け止めつつ、「マグマストーム」で壊滅的なダメージを与えてくる、厄介な要塞のような存在になりそうです。
カロス地方以外の伝説・幻も集結
リークされたDLC図鑑には、上記のポケモン以外にも、多くの伝説・幻のポケモンが含まれていました。
- ラティアス、ラティオス(ホウエン): メガシンカ体ももちろん復帰するでしょう。ミアレシティ上空でのライドバトルが期待されます。
- 三闘(コバルオン、テラキオン、ビリジオン)(イッシュ): イッシュ地方からの参戦。
- ケルディオ、メロエッタ、ゲノセクト(イッシュ): 幻のポケモンも多数復帰。ゲノセクトは全カセット対応(=フォルムチェンジ可能)とのことです。
カロス地方の「Z」を冠する本作ですが、DLCでは時空を超えて様々な地方の伝説たちが集結する、まさに「オールスター」の様相を呈しています。 「M次元ラッシュ」というDLCタイトル(仮称)も、様々な次元(地方)からポケモンが集まることを示唆しているのかもしれません。
DLCで新たに追加される新メガシンカポケモン一覧
伝説・幻のメガシンカも驚きですが、一般ポケモンの新たなメガシンカも多数確認されています。 特にホウエン御三家の復活と、パルデア地方のポケモンのメガシンカは大きな注目点です。
ホウエン御三家(メガジュカイン・メガバシャーモ・メガラグラージ)
これは多くのファンが待ち望んでいた復活でしょう。 第6世代でメガシンカを獲得したホウエン地方の御三家、ジュカイン、バシャーモ、ラグラージが、メガシンカと共に「レジェンズ Z-A」に参戦します。
- メガジュカイン: くさ・ドラゴンタイプ。特性「ひらいしん」。
- メガバシャーモ: ほのお・かくとうタイプ。特性「かそく」。
- メガラグラージ: みず・じめんタイプ。特性「すいすい」。
いずれも対戦で一時代を築いた強力なメガシンカです。 リークによれば、本編のコードにもデータが存在していたものの、カットされてDLCに回された形跡があるとのこと。 おそらく、DLCの開始時にこの3匹の中から1匹を選ぶことになるのではないでしょうか。 残りの2匹は、本編のヒスイ御三家同様、ミアレシティ郊外のワイルドエリア(仮称)などで捕獲可能になると予想されます。
「レジェンズ Z-A」のアクションバトルで、メガバシャーモの「かそく」がどう表現されるのか(移動速度が上がるなど)、メガラグラージの「すいすい」が天候とどう連動するのか、楽しみは尽きません。
チリーン(新メガシンカ)
ホウエン地方から、意外なポケモンの新メガシンカがリークされています。 それは「チリーン」です。 タイプは「エスパー」単体。種族値は高くなく、バトルでの活躍は難しいポケモンでした。 「レジェンズ アルセウス」では近縁種の「リーシャン」が登場しましたが、チリーン本体の強化は長らく待たれていました。
メガシンカすることで、タイプが「エスパー・フェアリー」や「エスパー・ゴースト」に変化する可能性があります。 デザインは、風鈴というモチーフを活かし、より神聖で美しい姿になるのではないでしょうか。 特性は、音に関連するもの(「ぼうおん」の上位互換)や、サポート性能を高める「いやしのこころ」などが似合いそうです。 ミロカロス(対になるギャラドスがメガシンカ)のメガシンカを期待する声もありましたが、チリーンという意表を突く選出は、ゲームフリークらしい遊び心と言えるかもしれません。
ムクホーク(新メガシンカ)
シンオウ地方からは、序盤鳥ポケモンとして人気の高い「ムクホーク」の新メガシンカが噂されています。 タイプは「ノーマル・ひこう」。攻撃が非常に高い反面、耐久が低く、強力な反動技「ブレイブバード」を多用するため「いのちがけ」のポケモンとも呼ばれていました。
メガシンカにより、攻撃と素早さがさらに強化されることは間違いないでしょう。 タイプは「かくとう・ひこう」や「あく・ひこう」に変化し、攻撃性能に磨きがかかる可能性が高いです。 特性は、反動技のデメリットを軽減するもの、あるいは「いかく」を維持しつつ他の能力が上がるといった方向性が考えられます。 デザイン面では、猛禽類としての鋭さ、格好良さがさらに追求されることを期待します。
ゴルーグ(新メガシンカ)
イッシュ地方からは、古代兵器のようなロマンあふれるポケモン「ゴルーグ」の新メガシンカがリークされました。 タイプは「じめん・ゴースト」。 「そらをとぶ」ことができる(!)という設定もあり、メガシンカでどう変化するのか想像が膨らみます。
順当に考えれば、その巨体を活かした超重量級のアタッカー兼ディフェンダーになるでしょう。 タイプはそのままに、攻撃と耐久が大幅アップ。 特性は「ノーガード」(「ばくれつパンチ」などを必中にできる)が強力ですが、メガシンカでさらに強力な特性、例えば「自身の『じめん』技が『ひこう』タイプにも当たる」といった、設定を反映したものが付与されるかもしれません。 デザインも、より古代のオーパーツ感が強まり、胸の封印が解かれるといった演出が期待されます。
パルデア勢(キラフロル・スコヴィラン・シャリタツ・セグレイブ)
最大のサプライズは、第9世代(パルデア地方)のポケモンたちが早くもメガシンカを獲得するという情報です。 カロス地方(第6世代)が舞台の「レジェンズ Z-A」で、未来の地方であるパルデアのポケモンがメガシンカするという事実は、本作の時空が歪んでいるという設定を色濃く反映しています。
- メガキラフロル: キラフロルは「どく・いわ」タイプ。特性「どくげしょう」(ダメージを受けると「どくびし」を撒く)。 メガシンカすることで、特攻と素早さが上昇し、特性がさらに凶悪なもの(例:「どくげしょう」に加え、場に出た時に「ステルスロック」も撒くなど)になる可能性があります。 デザインは、その花のような形状がさらに大きく、美しくも毒々しく開花するのではないでしょうか。
- メガスコヴィラン: スコヴィランは「くさ・ほのお」という唯一無二の複合タイプ。特性「ようりょくそ」「ふみん」。 2つの頭を持つデザインが特徴的ですが、メガシンカで3つ目の頭(例:ハバネロのような激辛の頭)が出現するかもしれません。 攻撃と特攻の両方が高いポケモンですが、メガシンカでどちらかに特化、あるいは両刀性能がさらに高まるでしょう。 特性は、天候「はれ」下で全能力が上がるような強力なものになるかもしれません。
- メガシャリタツ: シャリタツは「そったすがた」「たれたすがた」「のびたすがた」の3つのフォルムを持ちます。 リークによれば、これら3フォルムが同じメガストーンを共有しつつ、外見が異なるメガシンカを遂げる可能性があるとのこと。 あるいは、3匹が合体して巨大な寿司(?)のような姿になる…という突飛な予想もされていますが、詳細は不明です。 特性「しれいとう」(ヘイラッシャと合体)が「レジェンズ Z-A」でどう再現されるか、あるいはメガシンカで全く新しい特性を得るのか、注目が集まります。
- メガセグレイブ: セグレイブは「ドラゴン・こおり」タイプの強力な600族ポケモン。特性「ねつこうかん」。 メガシンカにより、その攻撃力と耐久力はさらに磨きがかかり、まさに最強の物理アタッカーとなるでしょう。 背中の剣のようなヒレがさらに巨大化・鋭利化し、氷の鎧を纏うような重厚なデザインが予想されます。 特性も「ねつこうかん」の上位互換(ほのお技を受けると攻撃が2段階アップ+やけど無効など)や、強力な攻撃特性(「かたいツメ」など)を獲得する可能性があります。
DLC「M次元ラッシュ」の暴走メガシンカバトル考察
今回のDLCの核となるであろう「暴走メガシンカバトル」。 本編のシステムを踏襲しつつ、伝説・幻が相手となることで、その難易度は飛躍的に上昇することが予想されます。
暴走メガシンカとは?本編のおさらい
「レジェンズ Z-A」本編における暴走メガシンカバトルは、通常のポケモンバトルとは異なります。 プレイヤーはまず、暴走するメガシンカポケモンの苛烈な攻撃をライドポケモンや回避アクションで避けながら、隙を見て「鎮め玉」(仮称)のようなアイテムを当てていきます。 相手のゲージを一定量減らすと、ポケモンバトルに移行。 バトルに勝利すると大きな隙が生まれ、さらにゲージを減らしやすくなります。 これを繰り返し、暴走を鎮めるのが基本的な流れです。
アクション要素が強く、ポケモンの育成だけでなくプレイヤー自身のスキルも要求される、歯ごたえのあるコンテンツでした。
9体の強敵(伝説・幻6体)の難易度は?
DLCで登場する9体のうち、6体がメガレックウザ、ゲンシグラードン、ゲンシカイオーガ、メガダークライ、メガゼラオラ、メガヒードランという規格外のポケモンたちです。 本編のジュペッタやバクーダとは比べ物にならない広範囲・高威力の攻撃を繰り出してくることは想像に難くありません。
例えば、メガレックウザの「ガリョウテンセイ」は、ミアレシティの広場全体を薙ぎ払うほどの範囲攻撃になるかもしれません。 ゲンシグラードンの「だんがいのつるぎ」は、地面から無数の岩の剣が突き出し、回避困難な弾幕となるでしょう。 ゲンシカイオーガの「こんげんのはどう」は、全てを洗い流す大津波となってプレイヤーに襲いかかるはずです。
これらの攻撃をかいくぐり、バトルに持ち込むだけでも至難の業。 バトル自体も、相手は伝説・幻のメガシンカ(ゲンシカイキ)形態であり、生半可なレベルや戦略では瞬く間に全滅させられるでしょう。 本編クリア後の、最高難易度のやりこみコンテンツとして設計されている可能性が非常に高いです。
メガダークライ・メガゼラオラ・メガヒードランのボスバトル
新メガシンカとなるこの3体は、既存のポケモン以上に予測不能な攻撃を仕掛けてくるでしょう。
メガダークライは、広範囲に「ダークホール」を設置し、プレイヤーが眠ってしまうトラップゾーンを展開するかもしれません。眠っている間に、影からの奇襲攻撃を仕掛けてくる、トリッキーなボスになるでしょう。
メガゼラオラは、その圧倒的なスピードでプレイヤーを翻弄します。「プラズマフィスト」による突進攻撃や、落雷のような広範囲攻撃を、目まぐるしく繰り出してくることが予想されます。回避のタイミングが非常にシビアなバトルになりそうです。
メガヒードランは、高耐久を活かし、なかなか隙を見せないボスになるかもしれません。「マグマストーム」でプレイヤーの足場を奪い、じわじわと体力を削りながら、高火力の「かえんほうしゃ」や「ラスターカノン」で攻め立ててくる、要塞攻略のようなバトルが楽しめそうです。
ゲンシカイキVSゲンシカイキ?超弩級バトルを予想
ゲンシグラードンとゲンシカイオーガのボスバトルは、天候が鍵を握る特殊なバトルになる可能性があります。 プレイヤーがゲンシグラードンと戦う際は、天候が「おわりのだいち」となり、「みず」技が使えなくなる(あるいは威力が激減する)といった制約が課されるかもしれません。 逆もまた然りです。
あるいは、DLCのストーリー終盤では、暴走するゲンシグラードンとゲンシカイオーガがミアレシティで激突し、プレイヤーはメガレックウザ(あるいはその力を借りて)両者を同時に鎮める、といった超弩級のクライマックスバトルが用意されている可能性も否定できません。
シャリタツの3フォルム同時バトル?
リーク情報では、シャリタツのボスバトルについても言及されていました。 「3つのフォルムがどうメガシンカするかは不明」とされつつも、「3種類のシャリ全てと同時に戦うエキサイトなバトルになるかも」という憶測が流れています。
これは非常に「レジェンズ」らしいバトルデザインです。 例えば、3体のメガシャリタツ(そったすがた、たれたすがた、のびたすがた)がそれぞれ異なる役割(アタッカー、サポーター、ディフェンダー)を持ち、連携して攻撃してくる、といった形です。 3体同時に相手取るのは困難を極めますが、1体ずつ集中攻撃して倒していく戦略が求められるでしょう。 新メガシンカの中でも、特にユニークなボスバトルとして記憶に残りそうです。
DLCで復帰が噂されるポケモンと関連アイテム
DLCの魅力は、新たなボスやメガシンカだけではありません。 多くのポケモンが復帰し、「レジェンズ Z-A」の世界で共に冒険できるようになります。
復帰ポケモン図鑑(世代別)
リークされた図鑑情報を基に、特に注目すべき復帰ポケモンを世代別にまとめます。
- カントー地方:
- ニャース(カントー、アローラ、ガラル、パルデアの全リージョンフォルム)
- カモネギ(カントー、ガラル)、ガラガラ(カントー、アローラ)、バリアード(カントー、ガラル)
- リージョンフォルムが豊富なポケモンたちが、その全ての姿で復帰するようです。ミアレシティの多様性を象徴するかのようです。
- ホウエン地方:
- 御三家(キモリ、アチャモ、ミズゴロウ)とその進化系(メガシンカ含む)
- チリーン(新メガシンカ)
- ラティアス、ラティオス(メガシンカ含む)
- グラードン、カイオーガ(ゲンシカイキ含む)、レックウザ(メガシンカ含む)
- DLCの主役級と言っても過言ではない、豪華なラインナップです。
- シンオウ地方:
- ムックル、ムクバード、ムクホーク(新メガシンカ)
- ロトム(全フォルム)
- ヒードラン(新メガシンカ)、ダークライ(新メガシンカ)
- ロトムはフォルムチェンジ用の「ロトムのカタログ」も復帰が確認されています。
- イッシュ地方:
- 三闘(コバルオン、テラキオン、ビリジオン)
- ケルディオ、メロエッタ、ゲノセクト(全カセット対応)
- ゴルーグ(新メガシンカ)
- ゾロアーク(ヒスイの姿ではなく原種)やウルガモスの復帰は、今回のリークでは確認されなかったようです(※情報ソース①では「ゾロアークリムガンは出ない」と言及)。
- アローラ地方:
- ケケンカニ
- ゼラオラ(新メガシンカ)
- アローラ地方のポケモンは比較的少なめですが、ゼラオラという大きな目玉がいます。
- パルデア地方:
- キラフロル、スコヴィラン、シャリタツ、セグレイブ(全て新メガシンカ)
- コノヨザル、サーフゴー
- グレンアルマ、ソウブレイズ(※後述のアイテム復帰から確定)
復帰が嬉しい人気ポケモンたち(コノヨザル、サーフゴーなど)
特に注目したいのが、パルデア地方から参戦するコノヨザルとサーフゴーです。 どちらも第9世代の対戦環境でトップメタとして活躍した、非常に人気の高いポケモンです。 コノヨザルは「ふんどのこぶし」による圧倒的な火力、サーフゴーは「おうごんのからだ」による強力な耐性と「ゴールドラッシュ」による火力を持っています。
これらのポケモンが「レジェンズ Z-A」のバトルシステムでどのような活躍を見せるのか、非常に楽しみです。 また、コレクレー(サーフゴーの進化前)の捕獲方法がどうなるのか(ミアレシティ中に隠されたコインを集める?)、コノヨザルの進化条件(「ふんどのこぶし」を特定回数使う?)がどうアレンジされるのかも気になるところです。
関連アイテムと専用技の復帰
ポケモンの復帰に伴い、関連する専用アイテムや進化アイテムも多数復帰が確認されています。
- 専用技: ガリョウテンセイ(レックウザ)
- 進化アイテム: アップグレード、あやしいパッチ(ポリゴン系)、きれいなウロコ(ヒンバス)、のろいのよろい(カルボウ→グレンアルマ)、いわいのよろい(カルボウ→ソウブレイズ)
- フォルムチェンジ: ロトムのカタログ、各種カセット(ゲノセクト)
- 専用持ち物: ふといホネ(カラカラ、ガラガラ)、ながねぎ(カモネギ)
「のろいのよろい」「いわいのよろい」のデータがあるということは、グレンアルマとソウブレイズの参戦も確定と見てよいでしょう。 これらのアイテムがミアレシティのショップや、特定のサブ任務の報酬として入手できるようになると思われます。
まとめ
今回のレビューでは、海外でリークされた「ポケモンレジェンズ Z-A」のDLC「M次元ラッシュ」(仮称)に関する衝撃的な情報を、ゲーム評論家の視点で深掘りし、考察してきました。
情報の核心をまとめると、以下のようになります。
- メガレックウザとゲンシカイキ(グラードン、カイオーガ)の復活。
- メガダークライ、メガゼラオラ、メガヒードランという伝説・幻の新たなメガシンカの追加。
- ホウエン御三家(メガシンカ含む)の参戦。
- チリーン、ムクホーク、ゴルーグ、そしてパルデア勢(キラフロル、スコヴィラン、シャリタツ、セグレイブ)という多数の新メガシンカの追加。
- これら強力なポケモンたちが、本編の「暴走メガシンカ」を踏襲した高難易度ボスバトルとして登場する。
これらが全て事実であれば、このDLCは「レジェンズ Z-A」の世界を何倍にも広げ、本編クリア後のプレイヤーを再び熱狂させる、特大のコンテンツとなることは間違いありません。 あくまで非公式なリーク情報ではありますが、その具体性と一貫性から、私は非常に信憑性が高いと見ています。
ミアレシティの再開発と共に、カロス地方、ひいてはポケモン世界の「次元」そのものに起きている異変の謎が、このDLCで解き明かされるのかもしれません。 公式からの正式な発表が、今から待ち遠しくてたまりません。






