編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、2025年11月6日に公開された『ポケモンレジェンズ Z-A』の追加DLC「M次元ラッシュ」2ndトレーラーをご覧になって、「10年ぶりにディアンシーが登場する」という情報に驚きと興奮を隠せないでいると思います。 「どうやったら手に入るの?」「捕まえるの難しい?」「メガシンカは?」など、気になることが山積みですよね。
この記事を読み終える頃には、ディアンシー入手に関するあなたの疑問が解決しているはずです。
- DLC「M次元ラッシュ」でディアンシーが10年ぶりに原作復帰
- EXサイドミッション「ほうせきのようなかがやき」で遭遇
- 捕獲率が極めて低くオシャボ厳選は覚悟が必要
- 「ディアンシーナイト」も同時入手でメガディアンシーにメガシンカ可能
それでは解説していきます。
【速報】『ポケモンZ-A』DLC「M次元ラッシュ」でディアンシーがついに解禁!
いやあ、驚きましたね。 2025年11月6日の夜に突如公開された『ポケモンレジェンズ Z-A』の有料追加DLC「M次元ラッシュ」の2ndトレーラー。 すでに購入済みの僕も、新情報に胸を躍らせて視聴していたのですが、まさか「あのポケモン」が解禁されるとは思いませんでした。
そう、幻のポケモン「ディアンシー」です。
2025年11月6日の2ndトレーラーで判明した衝撃情報
今回のトレーラーでは、「M次元ラッシュ」の新たな舞台や、時空の歪みによって出現するウルトラビーストたちの姿がフィーチャーされていました。 しかし、映像の最後に一瞬だけ映し出された、あのピンク色の輝きを見逃したトレーナーはいなかったでしょう。
映像公開と同時に、なんとゲーム内でディアンシーに出会えるようになるEXサイドミッションが配信開始となったのです。 これはもう、攻略ライターとして居ても立ってもいられません。 早速、僕もディアンシーの捕獲に挑んできましたので、その全貌をレポートします。
ディアンシーとは?10年ぶりの原作登場となる幻のポケモン
「ディアンシーって名前は聞いたことあるけど、どんなポケモンだっけ?」という方のために、簡単におさらいしておきましょう。
ディアンシーは、『ポケットモンスター X・Y』で初登場した、いわ・フェアリータイプの幻のポケモンです。 分類は「ほうせきポケモン」。 その名の通り、ダイヤモンドのような美しい外見が特徴で、メレシーたちの女王様的な存在とも言われています。
初登場は2014年公開の映画『破壊の繭とディアンシー』での劇場配布でした。 その後もいくつかの配布イベントがありましたが、『オメガルビー・アルファサファイア』での登場以降、本編の「原作」ゲームシリーズ(リメイクや外伝を除く)で捕獲・入手できる機会は、実に約10年間もありませんでした。
ポケモンGOや過去作でのディアンシー
もちろん、『ポケモンGO』では2023年の「Pokémon GO Fest」で先行実装され、多くのトレーナーがその姿を追い求めました。 しかし、やはりコンシューマーゲーム(原作)で、自分の手で捕まえるというのは格別なものがあります。
10年前、『X・Y』や『オメガルビー・アルファサファイア』でディアンシーナイトを持たせて「メガディアンシー」の強さと美しさに魅了された古参トレーナーも、 『ポケモンGO』で初めてディアンシーを知った新規トレーナーも、 今回の『Z-A』でのサプライズ登場には、大きな喜びを感じていることでしょう。
僕自身、10年ぶりにこのカロス地方(ミアレシティ)でディアンシーと再会できることに、深い感慨を覚えています。
ディアンシーの出現・入手方法を徹底解説
さて、ここからが本題です。 どうすれば『ポケモンレジェンズ Z-A』でディアンシーに出会えるのか、その手順をステップバイステップで詳しく解説していきます。 僕が実際にプレイした流れに沿って説明するので、ぜひ皆さんも同じ手順で進めてみてください。
STEP1:「ふしぎなおくりもの」で「ほうせきのようなかがやき」を受け取る
まずは、ディアンシーに出会うためのキーアイテムとミッションを受け取る必要があります。
- ゲームのメニュー画面(十字キーの上ボタン)を開きます。
- 一番下の「通信で遊ぶ」を選択します。
- 「ふしぎなおくりもの」を選択します。
- 「インターネットで うけとる」を選択します。
通信が完了すると、「ほうせきのようなかがやき」という項目が追加されているはずです。 (僕は最初、「ディアンシー」とハッキリ書いていないので戸惑いました)
これを選択して受け取ると… 「ディアンシーナイト×1」と「EXサイドミッション ほうせきのようなかがやき が発生するようになりました」というメッセージが表示されます。
そうなんです。 いきなりディアンシーがもらえるわけではなく、専用のサイドミッションが解放され、さらにメガシンカに必要な「ディアンシーナイト」まで先にもらえてしまうんです。 この時点でテンションが上がりますね。
STEP2:EXサイドミッション「ほうせきのようなかがやき」の発生条件
ただし、この「ふしぎなおくりもの」を受け取るだけでは、すぐにミッションが開始されません。 このEXサイドミッションの発生には、『ポケモンレジェンズ Z-A』の本編ストーリーを全クリアしている必要があります。
具体的には、ラスボスを倒し、スタッフロール(エンディングロール)を見終わっている状態が条件です。 まだストーリーの途中の人は、まず本編クリアを目指しましょう。 すでにクリア済みの人は、次のステップに進めます。
STEP3:ミッション開始場所「ハンサムハウス」への行き方(マップ付き解説)
ストーリーをクリアしている状態で「ふしぎなおくりもの」を受け取っても、自動でイベントが始まったり、誰かから連絡が来たりすることはありません。 自分でミッションの開始場所へ向かう必要があります。
これがまた、ちょっと分かりにくい。 マップを開いても、ディアンシーのミッションを示すような新しいマークはどこにも表示されていないんです。
開始場所は、マップの北側にある「ハンサムハウス」です。 「ハンサムハウス」は、本編のストーリーでも何度か訪れる場所ですね。 ホロキャスターのマップ機能で「ハンサムハウス」にピンを立てて向かいましょう。
STEP4:ニャスパー(もこ)とマチエルを追跡するミッション詳細
ハンサムハウスの中に入ると、見慣れた顔ぶれがいます。 そう、ハンサムの助手(?)であるマチエルと、彼女のパートナーであるニャスパーの「もこ」です。
もこに近づいて話しかけると、イベントがスタートします。 どうやら、もこがプレイヤーの持つ「ディアンシーナイト」に興味を示し、何かのテレパシーをキャッチしたようです。
ここから、EXサイドミッション「ほうせきのようなかがやき」が正式に開始(受注)となります。 ミッション内容は、もこが目指す場所についていく、というもの。
追跡イベントの流れ
- ハンサムハウス出発 もことマチエルがハウスを出ていくので、後を追います。
- フラダリーカフェ付近 最初はカフェの近くでもこが立ち止まります。 マチエルが昔の仲間(エブルやマルモル)や、初代ハンサムについて話してくれます。 『X・Y』をプレイした人ならニヤリとする小ネタですね。
- パン屋で寄り道 次に、もこのテレパシーに導かれた(?)マチエルが、パンが食べたくなったと言い出します。 なんと、ここで本当にパン屋に寄ってパンをもぐもぐ食べるイベントが挿入されます。 シリアスな幻ポケモンのミッションかと思いきや、こういうコミカルな日常シーンを挟んでくるのがレジェンズらしいですね。
- ホロベーター前 燃料補給(パン)を終えた一行は、次にローズエリアのホロベーター(エレベーター)の前に移動します。 もこは「上」を指し示しているようです。 マチエルは「先に行ってる」と一人で上層へ行ってしまいます。
STEP5:最終決戦の地へ!メガかけらの多い場所が目印
マチエルを追いかけてホロベーターで上層へ向かいます。 降りた先は、本編でもミニ(ロトムのすがた)などがいた、足場が浮いているエリアですね。
ロトムグライド(もしくはローリング)で足場を渡っていくと、マチエルともこが待っています。 しかし、その場所は明らかに様子がおかしい。
地面に落ちている「メガかけら」の数が、尋常じゃないほど多いんです。 キラキラと輝く結晶が無数に散らばっており、これはディアンシーのイベントのために用意された特別な演出だとすぐに分かります。
マチエルも「メガ結晶が多すぎる」と不審がっていると、そこに…。
「メレシィィィ…」
岩陰からメレシーたちが現れます。 そして、そのメレシーたちに導かれるように、空間の奥から一体のポケモンが姿を現します。
そう、ディアンシーです。 BGMが変わり、いよいよディアンシーとのバトルが始まります。
捕獲率“激低”!?ディアンシー捕獲のコツと注意点
ついにディアンシーとご対面。 ここからは、このミッション最大の難関、「ディアンシー捕獲」について徹底的に解説します。 はっきり言って、今回のディアンシー捕獲は、かなりの覚悟が必要です。
伝説ポケモン級?SNSで阿鼻叫喚の捕獲難易度
バトルが始まると、ディアンシー(レベル70)と、その取り巻きのメレシー2匹が同時に出現します。 まずは落ち着いて、取り巻きのメレシーから倒しましょう。
問題は、ディアンシー本体です。
動画配信者も苦戦!100回リセマラの現実
僕も攻略ライターとして、まずは様子見でボールを投げてみました。 …が、まったく捕まらない。 体力を赤ゲージまで削り、ねむり状態にしても、ハイパーボールが何度も弾かれます。
SNSを検索してみても、 「ディアンシー捕まらなすぎて泣いてる」 「1時間かかった…」 「オシャボ厳選(好きなボールで捕まえること)地獄すぎる」 といった声が溢れかえっています。
僕が参考にさせていただいた動画配信者の方も、100回以上リセット(リセマラ)を繰り返して、ようやく捕獲していました。 僕自身も、お気に入りの「コンペボール」(ランクバトル報酬)で捕まえるために、1時間以上かかりました。 体感ですが、捕獲率は通常の伝説ポケモンよりも低く、1%~3%程度ではないかと推測されます。
効率的な捕獲方法:おすすめポケモンと状態異常
この激低捕獲率のディアンシーを効率よく捕まえるための準備と、おすすめのポケモンを紹介します。
「みねうち」と状態異常は必須
基本中の基本ですが、「みねうち」(相手のHPを必ず1残す技)と、状態異常(「ねむり」または「まひ」)は必須です。 ディアンシーはレベル70と高いため、うっかり倒してしまわないよう、みねうちでHPを1まで確実に削りましょう。
また、状態異常は捕獲率を大きく上げる要素です。 特に「ねむり」状態は「まひ」よりも捕獲率が上がるため、さいみんじゅつやキノコのほうしが使えるポケモンが望ましいです。
おすすめ捕獲要員ポケモン
- キノガッサ 「キノコのほうし」(命中100のねむり技)と「みねうち」を両立できる、捕獲要員のスペシャリスト。 特性「ポイズンヒール」なら、どく状態にならず安定します。 ただし、ディアンシーは「いわ・フェアリー」タイプなので、キノガッサの「くさ・かくとう」技は通りにくいため、純粋な捕獲サポート役と割り切りましょう。
- エルレイド(またはサーナイト) 「みねうち」(エルレイドのみ)と「さいみんじゅつ」(命中60)を覚えます。 さいみんじゅつの命中不安がネックですが、フェアリータイプであるため、ディアンシーの攻撃をある程度受けやすいのが利点です。
- アローラガラガラ 『Z-A』にはアローラ地方のポケモンも登場します。 アローラガラガラは「みねうち」を覚え、特性「ひらいしん」で万が一のでんき技を無効化(ディアンシーは覚えないが)、特性「のろわれボディ」で相手の技を縛れる可能性もあります。 「さいみんじゅつ」や「おにび」も使えますが、捕獲目的なら他のポケモンが良いかもしれません。
- ゴーストダイブ持ち メレシーが使う「ステルスロック」が厄介です。 交代するたびにダメージが入るため、捕獲要員が削られてしまいます。 ゴーストタイプのポケモンで「ゴーストダイブ」を使い、ステルスロックを解除する(レジェンズ仕様)か、そもそも交代しない立ち回りが必要です。
オシャボ厳選の道!どのボールで捕まえる?
これだけ捕獲率が低いと、「どのボールで捕まえるか」が重要になってきます。 いわゆる「オシャボ(おしゃれボール)厳選」です。
SNSで人気のボール(ラブラブボール、コンペボール)
ディアンシーはその愛らしい見た目から、ピンク色のエフェクトが美しい「ラブラブボール」で捕まえたいというトレーナーが非常に多いようです。 確かに、見た目の相性は抜群ですね。
また、僕のようにランクバトルをやり込んでいるトレーナーは、報酬で手に入れた貴重な「コンペボール」を使いたがる傾向にあります。
しかし、これらのボールは入手個数が限られており、捕獲率もモンスターボールと同じです。 激低確率のディアンシーをこれらのボールで捕まえるのは、まさに苦行。 失敗したら即リセット(リセマラ)の覚悟が必要です。
リセマラ(再起動)の具体的な手順
オシャボ厳選をする場合、以下の手順でリセマラを行います。
- ディアンシーと戦う直前(話しかける前)で、必ずレポート(セーブ)を書きます。
- ディアンシーに話しかけてバトル開始。
- HPを削り、状態異常にします。
- 目当てのオシャボを投げます。
- 捕まらなかった場合:ゲームソフトを再起動します。(ホームボタン→Xボタン→Aボタン)
- ゲームを再開し、1.のレポート地点からやり直します。
これを、捕まるまで何十回、何百回と繰り返します。 ボールを無駄に消費しないためにも、捕まらなければ必ず再起動しましょう。 (倒してしまった場合も同様です)
マスターボールの使用はアリ?判断基準を解説
「リセマラなんてやってられない!」 「とにかく早くディアンシーが欲しい!」
という方には、「マスターボール」の使用も選択肢に入ります。 『Z-A』でも入手機会はあるはずなので、ここで使ってしまうのも一つの手です。
ただし、ディアンシーはミッション形式のため、一度捕獲(または倒して)レポートしてしまうと、二度と出現しません。 個体値や性格の厳選(シンクロは効くか不明)もしたい場合、マスターボールで捕獲→確認→リセット、という流れになります。
オシャボにこだわりがなく、時間短縮を最優先するなら、マスターボールは有効な手段と言えるでしょう。
夢のメガシンカ!メガディアンシーの強さと魅力
苦労してディアンシーを捕獲したら、いよいよお楽しみの時間です。 ミッション達成報酬として「1万円」と「けいけんアメXL×1」をもらい、マチエルたちと別れたら、すぐに手持ちポケモンを確認しましょう。
入手した「ディアンシーナイト」でメガシンカ!
最初に「ふしぎなおくりもの」で受け取った「ディアンシーナイト」。 これを捕まえたディアンシーに持たせてバトルに出し、メガシンカさせましょう。
「いくよ、ディアンシー!メガシンカ!!」
ディアンシーがまばゆい光に包まれ、その姿を変えます。 スカートのようになった結晶が大きく広がり、頭部にはハート型のダイヤモンドが輝く、まさに「女王」と呼ぶにふさわしい優雅な姿「メガディアンシー」の爆誕です。
この姿を『Z-A』の美麗なグラフィックで見られるとは…感動もひとしオです。
メガディアンシーの種族値と特性「マジックミラー」の驚異的な性能
メガディアンシーは、見た目が美しいだけではありません。 その強さも折り紙付きです。
通常のディアンシーは防御・特防が高い耐久型ですが、メガシンカすると、攻撃・特攻・素早さが爆発的に上昇し、超高速の特殊アタッカー(両刀も可)に変貌します。
種族値比較表(通常 vs メガシンカ)
| ステータス | 通常ディアンシー | メガディアンシー | 変化 |
|---|---|---|---|
| HP | 50 | 50 | 0 |
| 攻撃 | 100 | 160 | +60 |
| 防御 | 150 | 110 | -40 |
| 特攻 | 100 | 160 | +60 |
| 特防 | 150 | 110 | -40 |
| 素早さ | 50 | 110 | +60 |
| 合計 | 600 | 700 | +100 |
注目すべきは、素早さ(50→110)と攻撃・特攻(100→160)の大幅アップです。 耐久は下がりますが、それを補って余りある攻撃性能を手に入れます。
そして何より強力なのが、特性「マジックミラー」です。 これは、相手が使ってくる「ステルスロック」「どくどく」「ちょうはつ」「キノコのほうし」などの変化技を、そのまま相手に跳ね返すという凶悪な特性です。 ディアンシーが苦手な状態異常や設置技を完全にシャットアウトできるため、対戦環境でも非常に強力な存在でした。
専用技「ダイヤストーム」の効果と威力
ディアンシーは専用技「ダイヤストーム」を覚えています。 これは、威力100、命中95の「いわ」タイプの物理技で、さらに50%の確率で自分の「防御」を2段階上げるという破格の追加効果を持っています。 メガシンカで下がった防御を補いつつ、高火力で攻撃できる強力な技です。
メガディアンシーは特攻も高いので、「ムーンフォース」や「だいちのちから」といった特殊技をメインにしつつ、物理のダイヤストームも採用する「両刀型」が非常に強力でした。
『ポケモンZ-A』での育成論(おすすめ性格・努力値)
『Z-A』での対戦環境はまだ未知数ですが、メガディアンシーの性能を最大限に活かすなら、素早さか攻撃・特攻が上がる性格がおすすめです。
- むじゃき(素早さ↑ 特防↓) or せっかち(素早さ↑ 防御↓) メガシンカ後の素早さ110を活かし、両刀型にする場合の最有力候補。
- おくびょう(素早さ↑ 攻撃↓) 特殊型に特化させる場合。
- ようき(素早さ↑ 特攻↓) 物理型に特化させる場合。
努力値振りは、素早さと、攻撃・特攻のどちらか(あるいは両方)に極振りするのが基本となるでしょう。 この美しいポケモンをどう育てるか、考えるだけでもワクワクしますね。
ストーリー考察:「M次元ラッシュ」とカロス地方の謎
今回のEXサイドミッションは、ディアンシーを捕獲して終わり、ではありません。 今後の『Z-A』や「M次元ラッシュ」の展開を考察する上で、非常に興味深いセリフが散りばめられていました。
EXミッションに登場するキャラクター(ハンサム、マチエル)
まず、ハンサムとマチエルがこのDLCのストーリーに深く関わってくることが確定しました。 ハンサムは国際警察として、様々な地方で暗躍(?)する謎多き人物。 『X・Y』ではマチエルと共に、フレア団の残党やメガシンカの謎を追っていました。 ディアンシーがメガストーンと深い関わりを持つポケモンであることを考えると、彼らが登場するのは必然だったのかもしれません。
AZ、プラターヌ博士…3000年前の伏線との関連は?
ミッション中、マチエルはハンサムがいなくなってから知り合った人物として、「AZ(アズサ)」と「プラターヌ博士」の名前を挙げます。
プラターヌ博士はメガシンカ研究の第一人者。 そしてAZは、3000年前にカロス地方で最終兵器を使用した、身長3メートルを超える謎の巨人です。
マチエルは、彼らとの会話を回想します。 「3000年前に打ち出された最終兵器の光。伝説のポケモンのパワーを浴びた石がメガストーンになったんじゃないか」 「5年前にも(カロス地方で)最終兵器が使われちゃったもんね」
ディアンシーは、この最終兵器のエネルギーによって突然変異したメレシーの一体である、という説が有力です。 今回のミッションは、メガシンカの起源と、3000年前の戦争という、『Z-A』の根幹に関わるテーマを改めて提示してきました。
「ホウエン地方」「ゲンシカイキ」への言及!今後のDLC展開を大予想
そして、僕が最も衝撃を受けたのが、ミッションの最後、マチエルが去り際に残したセリフです。
「AZさん、こんなことも話していたよ」 「フラエッテを探す長い旅の間、遠く離れたホウエン地方で、メガ進化の始まりとも言うべき現象も見たんだって」
ホウエン地方。 メガ進化の始まりとも言うべき現象。
これは間違いなく、『オメガルビー・アルファサファイア』で登場した「ゲンシカイキ」(グラードン、カイオーガ)や、「メガレックウザ」のことを指しています。
なぜ、カロス地方のDLCで、ホウエン地方の名前が? AZは3000年の間にホウエン地方も訪れ、ゲンシカイキを目撃していた…?
これは、『Z-A』の「M次元ラッシュ」が、単なるカロス地方の追加ストーリーに留まらないことを示唆しています。 「M次元」というタイトル通り、異なる地方、異なる次元(『ORAS』の世界線?)が、ミアレシティの時空の歪みを通じて繋がっていくのかもしれません。
EX1ということはEX2もある?次なる幻ポケモンは
最後に、今回のミッション名「EXサイドミッション 1 ほうせきのようなかがやき」。
「1」とナンバリングされているからには、「EX2」「EX3」と続く可能性が非常に高いです。
ディアンシーが「メガシンカ」に関連する幻ポケモンだったことを考えると、次に来るのは…? 『X・Y』『ORAS』世代で、まだ『Z-A』に登場が確定していない幻のポケモン。
例えば、「ボルケニオン」や「フーパ」。 特にフーパは「いじげんホール」で伝説のポケモンを呼び出す能力を持っており、「M次元ラッシュ」というタイトルとも親和性が高いです。
今後のDLCアップデートで、さらなる幻のポケモンが解禁されるのではないか。 今回のディアンシー登場は、その壮大な祭りの始まりに過ぎないのかもしれません。
まとめ
今回は、『ポケモンレジェンズ Z-A』のDLC「M次元ラッシュ」で緊急解禁された、幻のポケモン「ディアンシー」の出現条件と捕獲方法について、徹底的に解説しました。
- ストーリー全クリア後、「ふしぎなおくりもの」を受け取る
- ハンサムハウスでEXサイドミッション1を受注
- マチエルともこを追いかけ、メガかけらの多い場所でディアンシーとバトル
- 捕獲率は極めて低いため、万全の準備(捕獲要員、リセマラ覚悟)で挑むこと
- 捕獲後は「ディアンシーナイト」でメガディアンシーにメガシンカ可能
10年ぶりに原作で出会えるディアンシー。 捕獲のハードルは非常に高いですが、その強さと美しさは、苦労に見合うだけの価値があります。 そして、ミッションの最後に示唆された「ホウエン地方」の謎。 『ポケモンレジェンズ Z-A』と「M次元ラッシュ」は、まだまだ僕たちをワクワクさせてくれそうです。
まずは、皆さんもこのレビューを参考に、ディアンシーの捕獲に挑戦してみてください。 オシャボ厳選で心が折れそうになったら、この記事を読み返して、メガディアンシーの美しい姿を想像して乗り切りましょう!
それでは、次回の攻略記事でお会いしましょう。 桐谷シンジでした。






