ゲーム評論家の桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、2025年に発売が予定されている期待の新作「Pokémon LEGENDS Z-A(ポケモンレジェンズZ-A)」の、ゲーム内に存在する「昼」と「夜」のシステムについて、その違いやそれぞれの時間帯で何をすべきなのかが気になっていると思います。 前作「Pokémon LEGENDS アルセウス」でも時間の概念はありましたが、都市が舞台となる今作では、さらに重要度が増している可能性があります。

この記事を読み終える頃には、レジェンズZ-Aにおける昼と夜の違い、そしてそれぞれの時間帯をいかに効率的に、そして最大限に楽しむかという疑問が解決しているはずです。
- 昼は探索とポケモン捕獲が中心
- 夜はトレーナーバトルと限定ポケモン収集がメイン
- 特定のミッション進行で昼夜の任意切り替えが可能に
- 時間帯によって街の様子やギミックが変化
それでは解説していきます。

レジェンズZ-Aの「昼」にやるべきこと徹底解説
レジェンズZ-Aにおける「昼」の時間帯は、主にミアレシティの探索、ポケモンの捕獲、そして物語の根幹に関わる調査活動が中心となります。 太陽の光が降り注ぐミアレシティは活気に満ち溢れ、多くの発見がプレイヤーを待っています。 ここでは、昼の時間帯に優先して行うべきことを、項目別に詳しく解説していきます。

サイドミッションを積極的に進める
メインミッションを進めていくと、マップの各所に「!」のアイコンが表示され、様々なサイドミッションが受注できるようになります。 これらは単なるお使いクエストではなく、レジェンズZ-Aの世界をより深く楽しむための重要な要素です。
報酬が非常に魅力的
サイドミッションの報酬には、貴重なアイテムやお金だけでなく、他地方の御三家ポケモンや、なんと色違いのポケモンが入手できるものまで存在します。 特に、カロス地方以外の御三家を入手できる機会は限られている可能性が高く、戦力増強はもちろん、コレクションの観点からも見逃せません。 物語の進行に行き詰まった時や、気分転換をしたい時にサイドミッションをこなすことで、思わぬ収穫があるかもしれません。 メインストーリーと同時進行で、積極的にクリアしていくことを強く推奨します。
ポケモンの大量捕獲ともみじリサーチ
レジェンズシリーズの根幹をなすのが、ポケモンの捕獲と図鑑の完成です。 今作では「もみじリサーチ」と呼ばれる研究レベルを上げることが、物語を進める上で重要な鍵となります。
研究レベルを上げるには乱獲が必須
この「もみじリサーチ」のレベルを上げる最も効率的な方法は、とにかくたくさんのポケモンを捕獲することです。 同じポケモンでも、捕獲した数、倒した数、特定の技を使った回数など、様々なタスクをこなすことで研究レベルが上がっていきます。 特に序盤は、新しいポケモンを見つけたら、見かけただけ全て捕まえるくらいの気持ちでモンスターボールを投げまくりましょう。 面倒に感じるかもしれませんが、これが後々のストーリー進行やポケモンの育成に大きく影響してきます。
捕獲で経験値も獲得
前作アルセウスと同様に、ポケモンを捕獲すると手持ちのポケモンにも経験値が入ります。 つまり、ポケモンを捕まえる行為そのものが、レベル上げにも繋がるのです。 バトルを介さずに育成できるため、特に育成序盤のポケモンを手軽に強化する手段として非常に有効です。 「ポケモン捕獲」と「レベル上げ」を同時に行える、一石二鳥のシステムと言えるでしょう。
ミアレシティの探索とアイテム回収
今作の舞台となるミアレシティは、ただの背景ではありません。 隅々まで作り込まれたこの都市には、無数のアイテムが隠されています。 昼間の明るい時間帯は、これらのアイテムを見つけ出す絶好の機会です。
貴重なわざマシンや進化アイテム
建物の陰や路地裏、ちょっとした広場の隅など、注意深く探索することで「わざマシン」やポケモンの進化に必要な貴重なアイテムが落ちています。 特にわざマシンは、ポケモンのカスタマイズ性を高める上で欠かせません。 強力な技を覚えさせることで、バトルを有利に進めることができます。 昼間のうちに街をくまなく歩き回り、アイテムを回収しておきましょう。
ギミックの解除と新たな道の開拓
ミアレシティには、特定のポケモンの技を使わないと進めない場所や、壊せない障害物が存在します。 これらのギミックは、昼間のうちに解除しておくのがおすすめです。
技を駆使して探索範囲を広げる
例えば、大きな岩を破壊するには「いわくだき」のような格闘タイプの技が、枯れた植物を燃やすには炎タイプの技が必要になる場面が想定されます。 様々なタイプのポケモンをバランス良く手持ちに加えておくことで、探索がスムーズに進みます。 ギミックを解除することで、今まで行けなかった場所への道が開け、新たな発見やレアアイテムの入手に繋がることもあります。
紫色に光るアイテム「カラフルなネジ」の回収
街の各地には、紫色に妖しく光る特殊なアイテム「カラフルなネジ」が落ちています。 これは前作における「ともしび」のような収集要素であり、一定数を集めることで特別なイベントが発生したり、報酬がもらえたりする可能性が非常に高いです。 見つけ次第、必ず回収しておきましょう。
建物の屋上は見逃せない探索ポイント
ミアレシティの探索で特に重要なのが「屋上」です。 はしごやワープポイントなど、屋上に繋がるルートを見つけたら、積極的に登ってみましょう。 地上とは全く違う景色が広がり、思わぬ発見が待っています。
レアポケモンとの遭遇
屋上には、地上ではなかなか見かけない珍しいポケモンが出現することがあります。 情報ソースによれば、ミニリュウやリオルといった、ワイルドゾーン(野生エリア)では出現しないポケモンがいる場合があるとのこと。 これらのポケモンは、最終的にカイリューやルカリオといった強力なポケモンに進化し、特にルカリオはメガシンカも可能なため、戦力として非常に魅力的です。 序盤で入手できれば、冒険の大きな助けとなるでしょう。
屋上探索のメリット | 詳細 |
---|---|
レアアイテムの発見 | わざマシンや進化の石など、貴重なアイテムが高確率で落ちている。 |
レアポケモンとの遭遇 | ミニリュウやリオルのような、通常エリアでは出現しにくいポケモンと出会える可能性がある。 |
カラフルなネジの発見 | 収集アイテムである「カラフルなネジ」が隠されていることが多い。 |
ショートカットの発見 | 建物から建物へと飛び移ることで、移動の近道が見つかる場合がある。 |
昼間の活動は、まさに冒険の基礎作りです。 ここでどれだけ多くのポケモンを捕まえ、街を探索し、アイテムを集められたかが、夜の活動や今後のストーリー進行の難易度を左右すると言っても過言ではありません。
レジェンズZ-Aの「夜」にやるべきこと徹底解説
太陽が沈み、ミアレシティに夜の帳が下りると、街の雰囲気は一変します。 昼間の喧騒が嘘のように静まり返り、ネオンの光が街を彩る夜の時間帯は、昼とは全く異なる目的を持って行動することになります。 夜は、自身のポケモントレーナーとしての腕を試す「バトル」が中心となります。

バトルゾーンでの熱いポケモンバトル
夜のミアレシティ最大の特徴は、街のどこかに出現する「バトルゾーン」の存在です。 ここは、トレーナーたちが自慢のポケモンを戦わせ、腕を競い合う特別な場所です。
Zロワイヤルのランクを上げろ
物語を進める上で、「Zロワイヤル」と呼ばれるランキングシステムで上位を目指す必要があります。 このランクを上げるためには、バトルゾーンで勝利し、「チケットポイント」を集めなければなりません。 つまり、夜にバトルゾーンで戦うことは、ストーリーを進行させるための必須条件となるのです。 昼間に育成したポケモンたちの力を試し、勝利を重ねていきましょう。
バトルに特化した準備を
バトルゾーンに挑む際は、ポケモンの技構成や持ち物、タイプの相性をしっかりと考慮したパーティを編成することが重要です。 昼間の探索用パーティとは別に、対トレーナー戦に特化したバトル用のパーティを組んでおくとスムーズです。 回復アイテムの準備も忘れずに行い、万全の態勢で臨みましょう。
夜限定のポケモンを捕獲する
夜の闇に紛れて活動を始めるポケモンたちがいます。 昼間には決して姿を現さない、夜限定のポケモンを捕獲することも、夜の重要な目的の一つです。
ゴーストタイプやあくタイプを狙え
夜のワイルドゾーンや路地裏では、ゴーストタイプやあくタイプのポケモンが出現しやすくなる傾向があります。 例えば、ゴースやヤミカラス、デルビルといったポケモンは、夜の方が出会いやすいでしょう。 これらのポケモンはトリッキーな技を覚えることが多く、バトルでの戦略の幅を広げてくれます。 図鑑完成を目指す上でも、夜限定のポケモンは必ず捕まえておく必要があります。 昼間に目当てのポケモンが見つからなかった場合でも、諦めずに夜に同じ場所を訪れてみると、新たな出会いがあるかもしれません。
夜ならではの街の雰囲気と探索
夜のミアレシティは、危険なだけでなく、昼間とは違う幻想的な美しさも持っています。 ネオンサインや街灯に照らされた街並みを散策するだけでも、新たな発見があるかもしれません。
夜にしか発生しないイベント
特定の時間帯にしか発生しないイベントや、夜にしか話せないNPC(ノンプレイヤーキャラクター)がいる可能性も十分に考えられます。 昼間は閉まっていたお店が夜だけ開いていたり、夜にしか聞けない特別な情報があったりするかもしれません。 バトルだけでなく、夜の街の探索も忘れずに行うことで、レジェンズZ-Aの世界をより深く味わうことができます。
昼とは異なるポケモンの生態観察
夜になると、ポケモンの生態にも変化が見られます。 昼間は眠っていたポケモンが活動を始めたり、逆に昼間は活発だったポケモンが巣で休んでいたりします。 こうしたポケモンの生態を観察するのも、レジェンズシリーズの醍醐味の一つです。 夜の静かな環境で、ポケモンのありのままの姿をじっくりと観察してみましょう。 思わぬ発見や、図鑑タスクの達成に繋がるかもしれません。
夜の活動は、昼間に蓄えた力を解放する時間です。 バトルでの勝利と、夜にしか出会えないポケモンとの遭遇が、プレイヤーを待ち受けています。
昼と夜の切り替え方と時間経過の仕組み
レジェンズZ-Aでは、昼と夜は自動で切り替わるだけでなく、プレイヤーの意思で任意に変更することも可能です。 このシステムを理解し、使いこなすことが、効率的な攻略の鍵となります。
任意で時間を進める方法
特定のタイミングで昼や夜にしたい場合、街中にあるオブジェクトを利用することで時間を進めることができます。
ベンチやベッドで休息する
情報ソースによると、メインミッション「08」のランクVを目指す過程でデクシオと対戦した後から、街にあるベンチやホテルのベッドを調べることで、時間を任意に進めることが可能になります。 これにより、「すぐにバトルゾーンで戦いたい」「夜限定のポケモンを捕まえたい」といった場合に、ゲーム内の時間が経過するのを待つ必要がなくなります。 この機能は非常に便利なので、解放されたら積極的に活用していきましょう。
時間を進める方法 | 解放条件(予測) | 特徴 |
---|---|---|
ベンチで休む | メインミッション08クリア後 | 手軽に昼と夜を切り替えられる。街の各所に設置されている。 |
ベッドで休む | メインミッション08クリア後 | ホテルなど特定の施設にある。ポケモンの体力を全回復できる可能性が高い。 |
自然な時間経過の仕組み
もちろん、プレイヤーが何もしなくても、ゲーム内の時間はリアルタイムで経過していきます。
昼は約16分、夜は約8分
メニュー画面などを開いていない状態であれば、昼は約16分間、夜は約8分間続きます。 昼の方が活動時間が長く設定されているのは、探索やアイテム収集といった、時間を要する行動が多いためだと考えられます。 一方、夜はバトルが中心となるため、比較的短く設定されているのでしょう。 この時間配分を頭に入れておくと、計画的に行動しやすくなります。 例えば、「あと少しで夜になるから、この探索を終えたらバトルゾーンに向かおう」といった具合です。
時間操作のメリットとデメリット
時間を任意で切り替えられる機能は非常に便利ですが、その使い方には少し注意が必要です。
メリット:効率的なプレイが可能に
最大のメリットは、言うまでもなくプレイの効率化です。 特定の時間帯にしかできないことを、待ち時間なしですぐに行えます。 これにより、図鑑埋めやミッション攻略をテンポ良く進めることができます。
デメリット:没入感が薄れる可能性
一方で、あまりにも頻繁に時間操作を行うと、ゲーム世界への没入感が少し薄れてしまう可能性もあります。 自然な時間の流れの中で、移り変わるミアレシティの風景を楽しむのも、このゲームの魅力の一つです。 時には時間操作に頼らず、ゆっくりと時の流れに身を任せてみるのも良いでしょう。
まとめ
今回は、期待の新作「Pokémon LEGENDS Z-A」における昼と夜のシステムについて、それぞれの時間帯でやるべきことや、時間の切り替え方などを詳しく解説しました。
昼の活動まとめ
- サイドミッションを進めて豪華な報酬をゲット
- ポケモンを大量に捕獲し、もみじリサーチのレベルを上げる
- ミアレシティの隅々まで探索し、アイテムやわざマシンを回収
- ポケモンの技を使い、ギミックを解除して新たな道を開拓
- 特に「屋上」はレアポケモンやアイテムの宝庫なので要チェック
夜の活動まとめ
- バトルゾーンでトレーナーと戦い、Zロワイヤルのランクを上げる
- ゴーストタイプなど、夜限定のポケモンを捕獲する
- 夜ならではのイベントやNPCとの出会いを求めて街を散策
このように、昼は「探索と準備」、夜は「実践と挑戦」と、やるべきことが明確に分かれています。 そして、メインミッションを進めることで、この昼と夜を任意で切り替えることが可能になります。
このシステムを上手く活用し、昼の時間でポケモンを育成・強化し、万全の準備を整えた上で、夜のバトルゾーンに挑むのが基本的なプレイスタイルとなるでしょう。 ミアレシティという壮大な舞台で繰り広げられる新たな冒険。 時間の流れを意識し、昼と夜、それぞれの魅力を最大限に味わいながら、カロス地方の謎に迫っていきましょう。 発売が今から待ち遠しいですね。