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【リトルナイトメア3】AIパートナーの変な行動まとめ|協力プレイは万能なのか徹底解説

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ゲーム評論家の桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、待望の新作「リトルナイトメア3」をプレイする中で、オフライン時の相棒となるAIパートナーの少し変わった行動が気になっているのではないでしょうか。 「協力プレイが鍵のはずなのに、どうしてそんな動きを?」「これって自分だけ?」そんな風に感じているかもしれません。

この記事を読み終える頃には、リトルナイトメア3のAIパートナーが見せる不思議な行動の具体例からその原因、そして彼らと上手く付き合っていくためのコツまで、あなたの疑問がスッキリ解決しているはずです。

この記事の要約
  • AIパートナーが見せる奇妙な行動の具体例
  • 協力プレイにおけるAIの性能と限界
  • AIと上手く付き合っていくための攻略のコツ
  • オンライン協力プレイとの違いとそれぞれの魅力

 

それでは解説していきます。

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Contents
  1. リトルナイトメア3における協力プレイとAIパートナーの基本
    1. そもそもリトルナイトメア3とは?シリーズの魅力を再確認
    2. 今作最大の特徴!2人協力プレイの重要性
    3. オフラインの相棒!AIパートナーの役割とは
    4. AIは賢い?それとも…?発売初期の評判まとめ
  2. 【目撃談】リトルナイトメア3で報告されたAIパートナーの変な行動7選
    1. 行動1:突然のフリーズ!大事な場面で固まるAI
    2. 行動2:なぜそこに?意味不明な場所をうろつく
    3. 行動3:ギミック完全無視!プレイヤーを置き去りに
    4. 行動4:敵前逃亡?それともおとり?予測不能な回避行動
    5. 行動5:アイテムの無駄遣い?意図しないオブジェクト操作
    6. 行動6:高所からダイブ!自ら危険に飛び込むAI
    7. 行動7:ただただ可愛い?攻略を忘れて世界に没入するAI
  3. なぜ変な行動は起きる?AIの挙動と今後のアップデート予測
    1. AIパートナーの行動原理(プログラミング)の限界
    2. 開発者が意図した「人間らしさ」の可能性
    3. 今後のアップデートでAIは改善されるのか?
  4. AIと上手く付き合う!リトルナイトメア3攻略のコツ
    1. AIを誘導するテクニック
    2. AIが苦手なシチュエーションを把握する
    3. どうしてもダメな時はオンライン協力プレイを検討
    4. AIとの協力プレイ|オンラインとオフラインのメリット・デメリット比較
  5. まとめ

リトルナイトメア3における協力プレイとAIパートナーの基本

待望のシリーズ最新作「リトルナイトメア3」。 その魅力を語る上で欠かせないのが、新たに追加された「2人協力プレイ」です。 しかし、ソロプレイを選択した場合、我々の相棒となるのはAI。 まずは、このAIパートナーの基本的な役割と、今作のゲーム性について深く掘り下げていきましょう。

そもそもリトルナイトメア3とは?シリーズの魅力を再確認

リトルナイトメアシリーズは、スウェーデンのTarsier Studiosが生み出した、独特の世界観を持つサスペンスアドベンチャーゲームです。 (※リトルナイトメア3はSupermassive Gamesが開発を担当)

子供の視点から描かれる巨大で歪んだ世界、言葉をほとんど介さずに進行するストーリー、そしてプレイヤーの想像力を掻き立てる考察の余地。 これらが融合し、ただ怖いだけではない、一種の芸術作品のような評価を受けてきました。

初代では「モウ」と呼ばれる巨大な船から脱出する少女「シックス」の物語が、2では電波塔に支配された街を舞台に少年「モノ」とシックスの冒険が描かれました。 そして今作リトルナイトメア3では、新たな主人公「ロウ」と「アローン」が、「ノーウェア」と呼ばれる荒涼とした世界からの脱出を目指します。

シリーズ通しての魅力は、プレイヤーが常に「無力な子供」であるという点です。 巨大な大人や恐ろしい怪物たちから、知恵と勇気を振り絞って隠れ、逃げ、時にはギミックを利用して反撃する。 この絶妙な力関係が、常に緊張感と達成感を生み出しているのです。 今作でもその魅力は健在で、さらに協力プレイという要素が加わったことで、新たな次元のサスペンスを体験できるようになりました。

今作最大の特徴!2人協力プレイの重要性

リトルナイトメア3が過去作と一線を画す最大の要素、それが「2人協力プレイ」の導入です。 プレイヤーは「ロウ」と「アローン」という2人のキャラクターを操作し、力を合わせなければ乗り越えられない数々の障害に立ち向かいます。

新たな主人公たちの能力

  • ロウ(Low):レンチを携えた少年。 レンチを使ってネジを回したり、特定の壁を破壊したり、ロープを切断したりと、ギミック解除に長けています。 また、小さな隙間を通り抜けることができるなど、探索面での活躍も期待できます。
  • アローン(Alone):傘を持つ少女。 傘を開くことで、高い場所からゆっくりと降下したり、特定の風の流れに乗って移動したりできます。 また、傘を盾のように使って、降り注ぐ瓦礫などから身を守ることも可能です。

このように、2人はそれぞれ全く異なるユニークな能力を持っています。 片方だけでは絶対に越えられない壁、届かない足場、解けない謎がステージの至る所に配置されており、自然と協力せざるを得ないゲームデザインになっているのが特徴です。 例えば、ロウがレンチで足場を作り、その先をアローンが傘で飛び越えていく、といった連携が常に求められます。

この協力プレイは、オンラインでフレンドと楽しむことも、オフラインでAIをパートナーにして楽しむことも可能です。 まさに、今作のゲーム体験の根幹をなすシステムと言えるでしょう。

オフラインの相棒!AIパートナーの役割とは

オンラインでフレンドとプレイできない、あるいは一人でじっくり世界観に浸りたい、というプレイヤーのために用意されているのが、AIパートナーとの協力プレイです。 プレイヤーがロウを選べばAIはアローンを、プレイヤーがアローンを選べばAIはロウを操作してくれます。

このAIパートナーに期待される役割は、人間のプレイヤーと何ら変わりません。

  • ギミックの解除:プレイヤーが片方の仕掛けを操作している間、もう片方の仕掛けを操作する。
  • プレイヤーの補助:高い場所に登るための踏み台になったり、重いオブジェクトを一緒に押したり引いたりする。
  • 敵からの逃走:追跡者から逃げる際に、足並みをそろえて行動し、協力して障害物を乗り越える。

ゲームをスムーズに進行させるためには、AIパートナーがこれらの役割を的確にこなしてくれることが不可欠です。 開発陣も、ソロプレイでもシリーズのファンが満足できる体験を提供できるよう、AIの挙動には相当な力を入れているはずです。 しかし、実際に蓋を開けてみると、このAIパートナーが時折、我々の想像を超えるような不思議な行動を見せることがあるのです。

AIは賢い?それとも…?発売初期の評判まとめ

リトルナイトメア3の発売後、SNSやゲームレビューサイトでは、このAIパートナーに関する様々な意見が飛び交いました。

「思ったよりずっと賢い。 ちゃんと付いてきてくれるし、ギミックも理解してくれるからストレスなく遊べる」 「敵から逃げるとき、自分がおとりになってくれて助かった。 まるで人間とプレイしているみたいだ」

このように、AIの優秀さを称賛する声は少なくありません。 基本的なルート探索能力や、単純なギミック解除の精度は非常に高く、多くの場面で頼もしい相棒として機能してくれます。

一方で、こんな声も上がっています。

「大事な場面で急に動かなくなった…」 「なぜか壁に向かってずっと走ってるんだけど…」 「一緒にジャンプするところで、全然タイミングを合わせてくれない!」

このように、特定の状況下でAIが奇妙な、あるいは非協力的な行動を取るという報告も多数寄せられているのが現状です。 完璧なパートナーとは言い難い、どこか人間くさい(?)ムラがある。 それが、リトルナイトメア3のAIパートナーの初期評価と言えるかもしれません。 次章では、その具体的な「変な行動」について、詳しく見ていきましょう。

【目撃談】リトルナイトメア3で報告されたAIパートナーの変な行動7選

オフラインプレイにおける我々の唯一の相棒、AIパートナー。 多くの場面で頼りになる彼らですが、時としてプレイヤーを困惑させ、時には笑わせてくれるような奇妙な行動が目撃されています。 ここでは、特に報告の多い7つの「変な行動」をピックアップして、その詳細と状況を解説します。

行動1:突然のフリーズ!大事な場面で固まるAI

最も多くのプレイヤーを悩ませているのが、この「フリーズ現象」かもしれません。 これは、敵から必死に逃げている最中や、一刻を争うギミックを解除している真っ只中など、ゲームプレイにおいて極めて重要な瞬間にAIパートナーが一切の操作を受け付けず、その場で棒立ちになってしまうというものです。

例えば、巨大なモンスターが背後から迫り、二人で協力して重い扉を開けなければならない場面。 プレイヤーが必死に扉を押しているのに、AIは微動だにせず、ただこちらを見つめているだけ…。 その結果、無情にもモンスターに捕まってしまい、チェックポイントからやり直し、という経験をした方も多いのではないでしょうか。

この現象は、特定の場所で必ず発生するというよりは、偶発的に起こるケースが多いようです。 処理が複雑になる場面や、プレイヤーがイレギュラーな行動を取った際にAIの思考ルーチンが一時的に停止してしまうのが原因ではないかと推測されます。 対処法としては、残念ながらチェックポイントからリスタートするのが最も確実です。 リスタートすればAIの挙動もリセットされ、正常に動き出すことがほとんどです。

行動2:なぜそこに?意味不明な場所をうろつく

正規の攻略ルートから外れ、まったく関係のない場所をうろうろと徘徊し始めるのも、よく見られる行動の一つです。 壁に向かってひたすら走り続けたり、すでに来た道を何度も行ったり来たり。 あるいは、部屋の隅にある何もないオブジェクトの周りをぐるぐると回り続けたり…。

プレイヤーとしては、「早くこっちに来てくれないと進めないのに!」とやきもきしてしまいます。 特に、AIが持っているアイテム(レンチや傘)が必要な場面でこの行動が始まると、ゲームの進行が完全にストップしてしまうことも。

これは、AIが次に進むべきルートを正しく認識できなくなる「パスファインディング」のエラーが原因と考えられます。 ゲーム内のキャラクターは、目に見えない「ナビゲーションメッシュ」と呼ばれるものを頼りに移動経路を計算していますが、複雑な地形や障害物が多い場所では、この計算が上手くいかなくなることがあるのです。 プレイヤーが少し離れてAIの視界から外れたり、一度来た道を戻ってみたりすると、AIが我に返ったように正しいルートを認識し直してくれる場合があります。

行動3:ギミック完全無視!プレイヤーを置き去りに

リトルナイトメア3の醍醐味である協力ギミック。 しかし、AIパートナーがそのギミックの存在自体を認識してくれない、という悲しいケースも報告されています。

典型的なのが、2人でタイミングを合わせてジャンプし、板の反動で対岸に渡るようなギミックです。 プレイヤーが「せーの!」という気持ちでジャンプしても、AIは無反応。 何度ジャンプを繰り返しても、ただ不思議そうにこちらを見上げるだけ。 これでは、まるで息の合わないコンビ芸のようです。

また、プレイヤーがハンドルを回して足場を動かしている間に、AIがその足場に飛び乗らなければならない、といった場面でも同様のことが起こります。 プレイヤーがタイミングを合わせて足場を差し出しても、AIは一向に乗る気配を見せず、あらぬ方向へ走り去ってしまうことさえあります。 これは、AIがギミックの解決法を理解できず、プレイヤーの行動の意図を汲み取れていない状態です。 一度、ギミックから離れてAIをリセットさせたり、プレイヤーが先にお手本を見せるような動きをしたりすることで、AIがギミックを認識してくれることがあります。

行動4:敵前逃亡?それともおとり?予測不能な回避行動

敵との遭遇時、AIの行動はまさに予測不能です。 ある時は、プレイヤーを守るかのように敵の注意を引きつけ、見事な「おとり役」をこなしてくれることがあります。 その勇敢な姿は、まさに頼れる相棒そのものです。

しかし、次の瞬間にはまったく逆の行動に出ることもあります。 敵が現れた途端、プレイヤーを置き去りにして、一人だけ猛スピードで安全地帯へ逃走。 取り残されたプレイヤーは、絶望的な状況に立たされることになります。

この極端な行動のブレは、AIに設定された「恐怖度」や「状況判断」のパラメータが、非常に繊細な条件で変動するために起こるのかもしれません。 敵との距離、視界、周囲の隠れ場所の有無など、様々な要因を瞬時に計算し、「おとりになる」「隠れる」「逃げる」といった行動を決定しているのでしょう。 しかし、その計算が時としてプレイヤーの意図とは異なる結果を生み出してしまうのです。 この予測不能性こそが、AIとのプレイにおける独特の緊張感とスリルを生んでいる、と捉えることもできるかもしれません。

行動5:アイテムの無駄遣い?意図しないオブジェクト操作

ステージには、ストーリー進行とは直接関係のない、様々なオブジェクトが配置されています。 AIパートナーは、時としてこれらのオブジェクトに対して不可解なアクションを起こすことがあります。

例えば、投げることのできる空き瓶や靴など。 これらは通常、遠くのボタンを押したり、敵の注意を引いたりするために使いますが、AIは特に意味もなく、壁に向かって延々と投げつけ続けることがあります。 カン、カン、という虚しい音が響き渡る中、プレイヤーはただそれを見守るしかありません。

また、ロウが持つレンチは特定のギミック以外にも、様々な物を叩くことができます。 AI操作のロウが、冒険とは無関係なドラム缶や木箱を、気が済むまでカンカンと叩き続ける、といった行動も目撃されています。 これらは、AIが「インタラクト可能なオブジェクト」に対して、とりあえず設定されたアクションを試している結果だと思われます。 攻略に行き詰まった時の暇つぶし…と考えるには、あまりにもシュールな光景です。

行動6:高所からダイブ!自ら危険に飛び込むAI

リトルナイトメアの世界では、落下は即、ゲームオーバーに繋がります。 プレイヤーは慎重に足場を選び、一歩一歩進んでいくのが基本です。 しかし、AIパートナーは時折、その鉄則をいとも簡単に破ります。

何もない虚空に向かって、何の躊躇もなく駆け出し、そのまま奈落の底へ…。 まるで吸い寄せられるかのように、自ら危険な場所へ身を投じてしまうのです。 もちろん、AIが落下してもプレイヤーが生き残っていればゲームオーバーにはなりませんが、少しすると近くにリスポーン(復活)するため、実害は少ないです。 とはいえ、初めてその光景を目にしたプレイヤーは、驚きと呆れが入り混じった複雑な感情を抱くことでしょう。 これも「パスファインディング」のエラーの一種で、AIが「そこが道である」と誤認識してしまった結果だと考えられます。

行動7:ただただ可愛い?攻略を忘れて世界に没入するAI

最後に紹介するのは、これまでの行動とは少し毛色が違う、ある意味で「微笑ましい」行動です。 ゲームを進めていると、AIがふと足を止め、特定のオブジェクトをじっと見つめたり、背景の景色を眺めたりすることがあります。

例えば、壁の隅をちょろちょろと走るネズミを見つけると、攻略そっちのけで、しばらくそのネズミの動きを目で追う、といった行動です。 プレイヤーが先に進もうと呼びかけても、まるで世界に没入しているかのように、その場から動きません。

これはバグやエラーというよりは、開発者が意図的に仕込んだ「フレーバー(雰囲気作り)」のための挙動である可能性が高いです。 AIにもキャラクター性を持たせ、彼らがこの世界で「生きている」と感じさせるための演出なのでしょう。 切迫した状況では困りものですが、束の間の休息中などに見られると、無機質なAIではなく、一人のキャラクターとして愛着が湧いてくる、そんな不思議な魅力を持った行動です。

なぜ変な行動は起きる?AIの挙動と今後のアップデート予測

AIパートナーが見せる数々の不思議な行動。 これらは単なるバグなのでしょうか、それとも何らかの意図があるのでしょうか。 ここでは、ゲームAIの仕組みという技術的な側面と、今後の改善の可能性について考察していきます。

AIパートナーの行動原理(プログラミング)の限界

ゲームに登場するキャラクター(NPCや敵、そしてAIパートナー)は、複雑なプログラムによって制御されています。 彼らの行動は、主に以下のような仕組みで決定されています。

  • パスファインディング:キャラクターがA地点からB地点へ移動する際の最適な経路を見つけ出す技術。 障害物を避け、最短ルートを計算します。 これが上手く機能しないと、壁にぶつかり続けたり、おかしな場所をうろついたりします。
  • ステートマシン(状態遷移):キャラクターの「状態」を管理する仕組み。 例えば、「通常状態」「警戒状態」「追跡状態」「攻撃状態」など、状況に応じて状態を切り替え、それぞれの状態に合った行動をとります。 この切り替えがスムーズに行われないと、敵がいるのに棒立ちになる(フリーズ)といった現象が起こります。
  • ビヘイビアツリー(行動の木):より複雑な判断を行うための仕組み。 「もしプレイヤーがレバーを引いたら」「自分はボタンの上に立つ」といった、条件分岐をツリー構造で管理し、状況に応じた最適な行動を選択します。

リトルナイトメア3のAIパートナーも、これらの技術を組み合わせて作られています。 しかし、ゲームの世界は非常に複雑で、開発者が想定していなかったプレイヤーの行動や、オブジェクトの配置など、無数の変数が存在します。 これらの変数が複雑に絡み合った結果、AIの計算が追いつかなくなり、プログラムの限界を超えた「想定外の行動」が生まれてしまうのです。 これはリトルナイトメア3に限った話ではなく、高度なAIを搭載した現代の多くのゲームが抱える共通の課題でもあります。

開発者が意図した「人間らしさ」の可能性

一方で、AIのすべての奇妙な行動が、単なる技術的な限界やバグとは言い切れないかもしれません。 その一部は、開発者が意図的に組み込んだ「人間らしさ」の演出である可能性も考えられます。

もしAIパートナーが常に完璧で、プレイヤーの意図を100%先読みして行動したらどうでしょうか。 それは確かにスムーズで快適かもしれませんが、同時に非常に機械的で、味気ないプレイ体験になるかもしれません。 時には失敗し、時には予測不能な行動をとるからこそ、プレイヤーは「相棒と協力している」という感覚を強く抱くことができます。 息が合わないことにイライラしたり、思わぬファインプレーに驚いたり、おかしな行動に笑ってしまったり。 そういった感情の揺さぶりこそが、協力プレイの醍醐味です。

特に、リトルナイトメアという不条理で歪んだ世界においては、完璧すぎる存在はむしろ不自然です。 怯え、迷い、時には間違える。 そんな「未熟さ」や「不完全さ」をAIに持たせることで、プレイヤーはAIパートナーを単なるNPCとしてではなく、同じくこの世界で必死に生き抜こうとする、一人の無力な子供として認識できるようになるのかもしれません。 「ネズミを見つめる」といった行動は、まさにその代表例と言えるでしょう。

今後のアップデートでAIは改善されるのか?

発売後にプレイヤーから寄せられたフィードバックを元に、ゲームの内容が改善されていくのは、現在のゲーム業界では一般的です。 特に、進行に支障をきたすようなAIのバグ(特定の場面でのフリーズなど)は、今後のアップデート(パッチ)で修正される可能性が非常に高いでしょう。

開発スタジオであるSupermassive Gamesは、「Until Dawn」や「The Dark Pictures」シリーズなどで知られ、プレイヤーの選択が物語に影響を与えるインタラクティブなホラーゲームを得意としています。 彼らの過去の作品を見ても、発売後にパフォーマンスの改善やバグ修正のアップデートを重ねており、ユーザーサポートには定評があります。

そのため、リトルナイトメア3においても、プレイヤーの体験を著しく損なうAIの挙動については、優先的に改善が進められると期待できます。 公式のSNSアカウントやウェブサイトで、今後のアップデートに関する情報が公開される可能性もあるため、気になる方は定期的にチェックしてみると良いでしょう。

ただし、前述した「人間らしさ」の演出と思われる部分に関しては、意図的にそのまま残される可能性もあります。 バグと仕様の境界線を見極めながら、AIパートナーは今後さらに洗練されていくことでしょう。

AIと上手く付き合う!リトルナイトメア3攻略のコツ

時には頼もしく、時には悩ましいAIパートナー。 彼らと上手く付き合い、歪んだ世界を生き抜くためには、いくつかのコツがあります。 AIの特性を理解し、プレイヤー側が少しだけ工夫することで、オフラインプレイの快適さは格段に向上するはずです。

AIを誘導するテクニック

AIが道に迷ったり、ギミックを認識してくれなかったりする場合、プレイヤーの行動でAIを正しく誘導できることがあります。

  • 少し距離を取って呼びかける:AIがオブジェクトに引っかかっている場合、プレイヤーが少し先の開けた場所まで進んで待っていると、AIの経路計算がリセットされ、正しく追従してくることがあります。
  • ジェスチャーで示す:リトルナイトメア3には、明確な指示コマンドはありませんが、「呼ぶ」アクションで音を立ててAIの注意を引くことができます。 操作してほしいオブジェクトの近くでこのアクションを行うことで、AIに「ここが重要だ」と伝えられる可能性があります。
  • プレイヤーが先にお手本を見せる:協力ギミックが上手くいかない時は、まずプレイヤーが片方の役割(例えば、ジャンプ台でジャンプする、レバーを引くなど)を何度か見せてみましょう。 AIがプレイヤーの行動パターンを学習し、それに合わせた動きをしてくれることがあります。

AIが苦手なシチュエーションを把握する

ゲームをプレイしていく中で、「このタイプのギミックはAIが戸惑いやすいな」「この敵が出てくるとAIの動きがおかしくなるな」といった傾向が見えてくるはずです。 AIが苦手とするシチュエーションを事前に把握しておくことで、先回りして対策を打つことができます。

例えば、複雑な足場が入り組んだエリアでは、AIが落下しやすいかもしれません。 その場合は、プレイヤーが先に進んで安全なルートを確保し、AIがついてきやすいように誘導してあげましょう。 また、特定の敵から逃げる際にAIがフリーズしやすいと感じたら、そのエリアではAIをあまり信用せず、プレイヤー自身がおとりになるなど、単独で切り抜けるくらいの心構えでいると、精神的に楽になるかもしれません。

どうしてもダメな時はオンライン協力プレイを検討

様々なテクニックを試しても、どうしてもAIとのプレイにストレスを感じてしまう。 そんな時は、無理せずオンライン協力プレイに切り替えるのも一つの有効な手段です。 気心の知れたフレンドとのプレイは、AIとはまた違った楽しさがあります。

ボイスチャットでコミュニケーションを取りながら謎を解いたり、絶体絶命のピンチを連携プレーで乗り越えたりする体験は、オンラインならではの醍醐味です。 AIの予測不能な行動にハラハラするスリルとは対照的に、人間同士の阿吽の呼吸で生まれる一体感は、大きな達成感をもたらしてくれるでしょう。 幸い、リトルナイトメア3は「フレンドパス」に対応しており、ソフトを持っていない友達でも、所有者が招待すれば無料で一緒にプレイすることが可能です。 (※フレンドパスの仕様はプラットフォームによって異なる場合があります)

AIとの協力プレイ|オンラインとオフラインのメリット・デメリット比較

最後に、オフライン(AI)とオンライン(人間)の協力プレイ、それぞれのメリットとデメリットを比較してみましょう。 どちらが良い・悪いというわけではなく、それぞれに異なる魅力があります。 自分のプレイスタイルや気分に合わせて選ぶのが一番です。

特徴 オフライン(AIパートナー) オンライン(フレンド)
手軽さ ◎ いつでも好きな時に始められる △ フレンドと時間を合わせる必要がある
コミュニケーション ◎ 不要(自分のペースで没頭できる) △ ボイスチャット等の準備や会話が必要
プレイの質 △ AIの挙動に左右され、詰まる可能性も ○ 相手のスキルや連携次第でスムーズに
没入感 ◎ 一人で世界観にどっぷり浸れる △ 会話によって緊張感が薄れることも
予測不能性 ○ AIの変な行動がスリルを生む △ 人間同士なのである程度予測可能
コスト ◎ ソフト代のみ ○ フレンドパスを使えば相手は無料

このように、手軽に一人で黙々と世界観を味わいたいならオフライン、誰かとワイワイ連携を楽しみたいならオンライン、という選択ができます。 AIの変な行動も、見方を変えればオフラインプレイでしか味わえないユニークな体験。 それすらも楽しむくらいの気持ちでプレイするのが、リトルナイトメア3を最大限に満喫する秘訣かもしれません。

まとめ

今回は、リトルナイトメア3のオフラインプレイにおける相棒、AIパートナーが見せる様々な「変な行動」について、その具体例から原因、そして上手な付き合い方までを徹底的に解説しました。

AIパートナーは、時に私たちを困惑させる予測不能な行動をとりますが、その多くはプログラムの限界や、あるいは開発者が意図した「人間らしさ」の演出に起因するものです。 完璧ではないからこそ生まれる緊張感や、思わず笑ってしまうような珍プレーは、AIとの協力プレイならではの醍E醐味と言えるでしょう。

もちろん、今後のアップデートによって、進行に支障をきたすような問題点は改善されていくことが期待されます。 しかし、現状の少し不器用で、どこか愛らしいAIパートナーとの冒険も、またとない貴重な体験です。

AIとの静かな二人旅を楽しむか、フレンドとの賑やかなオンライン脱出劇に挑むか。 リトルナイトメア3は、プレイヤーに二つの異なる協力の形を提示してくれます。 どちらのスタイルを選ぶにせよ、この美しくも恐ろしい世界が、あなたに忘れがたい記憶を刻み込むことは間違いないでしょう。

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