ゲーム評論家の桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、2025年9月25日にリリースされた待望の新作「ジョジョの奇妙な冒険 オラオラオーバードライブ」(通称:オラドラ)で、どのキャラクターが強いのか、最新の最強キャラランキングが気になっていると思います。 リセマラを終えた方、手持ちのキャラクターをどう育成していくべきか悩んでいる方、それぞれの知りたい情報があるでしょう。

この記事を読み終える頃には、オラドラの現環境における最強キャラクターとその理由、そしてあなたのパーティ編成に関する疑問が解決しているはずです。
- 最新の最強キャラTierランキングを公開
- 各キャラクターの性能と特徴を徹底分析
- ランク付けの明確な評価基準を解説
- 初心者から上級者まで役立つ育成指針
それでは解説していきます。

【オラドラ】最強キャラランキング早見表
まずは現在の環境における最強キャラランキングのTier表をご覧ください。 各キャラクターの詳細は後ほど詳しく解説していきます。

Tier | キャラクター |
---|---|
SS | ウィル・A・ツェペリ、ディオ・ブランドー(配布)、空条承太郎、岸辺露伴、ディオ・ブランドー(新) |
S | ジョナサン・ジョースター、ジョセフ・ジョースター、シーザー・A・ツェペリ、モハメド・アヴドゥル、プロシュート、吉良吉影 |
A | ブローノ・ブチャラティ、空条徐倫(SR)、フー・ファイターズ(F・F) |
B | ウェザー・リポート、ワムウ |
【オラドラ】最強キャラランキングの評価基準
今回のランキングを作成するにあたり、公平性と実用性を担保するために、以下の評価基準を設けています。 私が実際にプレイし、高難易度コンテンツまでやり込んだ経験則に基づいているため、実践的なランキングになっていると自負しています。
評価の前提条件は「1凸(1限界突破)」
キャラクターの性能を最大限に引き出す上で、「1限界突破(通称:1凸)」は非常に重要な要素です。

オラドラでは、1凸することで新たなアビリティが解放されたり、既存のスキルが大幅に強化されたりするキャラクターが多く存在します。 そのため、今回のランキングでは全キャラクター「1凸済み」を前提として評価しています。 無凸の状態とは評価が異なる場合がありますので、その点はご了承ください。
高難易度クエストでの活躍度を重視
ランキングは、主にストーリー終盤やイベントの高難易度クエスト(ベリーハードなど)でどれだけ活躍できるかを重視しています。 単純な火力だけでなく、耐久力、サポート性能、特定のギミックへの対応力など、総合的なパフォーマンスを評価の対象としています。 オート周回での使いやすさも考慮していますが、最終的には高難易度コンテンツをクリアできるポテンシャルを最優先に考えています。
評価項目
具体的には、以下の5つの項目を総合的に判断しています。
- 火力性能: 単体・範囲攻撃のダメージ効率、バフ・デバフによる火力貢献度
- 耐久性能: HP、防御力、自己回復、ダメージカット、回避、ガッツなどの生存能力
- サポート性能: 味方へのバフ、回復、敵へのデバフ、行動阻害などの補助能力
- 汎用性: 様々なクエストやパーティ編成で活躍できるか
- 将来性: 今後のコンテンツ追加や環境の変化に対応できるポテンシャル
これらの基準に基づき、各キャラクターをSS、S、A、Bの4段階で評価しました。 それでは、各Tierのキャラクターを詳しく見ていきましょう。
【オラドラ】Tier SSランクのキャラクター解説
現環境の頂点に君臨する、まさに「最強」と呼ぶにふさわしいキャラクターたちです。 所持しているだけでゲームの攻略難易度が劇的に変わるほどの性能を誇ります。 リセマラで狙うべきは、間違いなくこのランクのキャラクターです。
ウィル・A・ツェペリ【波紋の師範】

基本性能と特徴
サービス開始からタンク役の頂点に立ち続ける、鉄壁の波紋戦士です。 物理攻撃がメインの敵が多い現環境において、彼の存在はパーティの生命線となります。 高い防御力に加え、自己回復能力、ヘイト管理能力、さらには遠距離攻撃まで備えており、タンクとして必要な要素を全て高水準で満たしています。
1凸することで解放されるアビリティ「波紋の呼吸・治」が非常に強力で、5ターンの間、自動でHPが回復するリジェネ効果を自身に付与します。 これにより、ヒーラーの負担を大幅に軽減し、自身は前線で敵の攻撃を受け続けることが可能です。 対「ゾンビ」および「吸血鬼」への特攻アビリティも持っており、特定のクエストではアタッカー顔負けのダメージを叩き出します。
具体的な運用方法と立ち回り
戦闘開始後は、まずアビリティ「仙道パワー」を使用して敵のヘイト(敵対心)を集め、味方のアタッカーを守ります。 敵の攻撃を受けつつ、HPが減ってきたら必殺技「太陽の波紋(サンライトイエローオーバードライブ)」や1凸アビリティのリジェネ効果で回復。 遠距離攻撃アビリティ「ズームパンチ」も持つため、位置取りの自由度が高いのも魅力です。 黄属性にはディオをはじめ強力なURキャラクターが多いため、属性パーティを組む際の軸としても最適です。
ディオ・ブランドー(配布)【邪悪の化身】

基本性能と特徴
全プレイヤーが入手可能な配布キャラクターでありながら、全キャラ中トップクラスの攻撃性能を誇る純粋なアタッカーです。 その圧倒的な攻撃力は、多くのガチャ産URキャラクターを凌駕します。 攻撃力だけでなく、命中と素早さのステータスも非常に高く、高い回転率で安定して高ダメージを与え続けられるのが最大の強みです。
1凸で習得するアビリティ「執念の執着」は、HPが0になるダメージを受けても1度だけHP1で耐える、いわゆる「ガッツ」効果。 元々の耐久力は低いものの、このアビリティによって最低限の行動保証がされており、場持ちの良さも兼ね備えています。 現在開催中のイベントで入手できるアシストカードとの相性も抜群で、まさに「配布キャラの革命」と言える存在です。
具体的な運用方法と立ち回り
彼の役割はただ一つ、敵を殲滅することです。 自己バフでさらに攻撃力を高め、高威力の単体攻撃アビリティを叩き込みましょう。 セットアビリティ「捨て身」をセットすれば、耐久力が下がる代わりに攻撃力が60%も上昇し、手が付けられないほどの火力を発揮します。 必殺技「気化冷凍法」は高威力なだけでなく、敵の動きを止めることもあるため、ボス戦での切り札となります。 ガッツ効果があるとはいえ過信は禁物なので、タンク役でしっかりヘイトを管理し、ディオが攻撃に専念できる状況を作り出すことが重要です。
空条承太郎【星の白金】

基本性能と特徴
原作主人公であり、ゲーム内でもその名に恥じない万能型アタッカーです。 高い火力、攻撃範囲の広さ、コンボ性能、そして自己完結した耐久力と、非の打ち所がない性能をしています。 初期AP(行動ポイント)が高く、素早さも高水準なため、戦闘開始直後から強力なアビリティを連発できるのが魅力。
1凸すると、バトル開始時に2回分の攻撃を無効化するバリアを展開するアビリティ「静の心」を習得。 これにより、アタッカーでありながら非常に高い生存能力を誇ります。 攻撃面では、使いやすい十字範囲攻撃と、コンボ数を稼ぎやすい3連撃の単体攻撃を2種類も所持。 コンボを繋げることでパーティ全体の火力を底上げできるため、貢献度は計り知れません。 必殺技「オラオララッシュ」には敵の防御力を下げるデバフ効果もあり、まさに攻防一体の完成されたキャラクターです。
具体的な運用方法と立ち回り
オートプレイでもその強さを遺憾なく発揮してくれますが、手動で操作することで真価を発揮します。 連撃アビリティでコンボを稼ぎ、味方が追撃する流れを作るのが基本戦術。 ボス戦では、必殺技で防御デバフを付与してから高火力アビリティを叩き込むことで、大ダメージを狙えます。 バリアがあるため多少の無茶は効きますが、敵の数が多い場面では範囲攻撃でまとめて削り、被弾を減らす立ち回りも有効です。
岸辺露伴【天国の扉】

基本性能と特徴
オラドラにおける最強のバッファー(支援役)です。 彼の役割は、味方の能力を極限まで引き上げ、戦闘を有利に進めること。 攻撃力アップ、特殊攻撃力アップ、防御力アップなど、多彩なバフを味方に付与できます。
彼の独自性は、セットアビリティ「リアリティの追求」にあります。 これは自身が付与するバフの効果ターンを1ターン延長するというもので、他のキャラクターにはない唯一無二の能力です。 サポーターとしてセットしたアシストカードのバフ効果も延長できるため、パーティ全体の強化効率が飛躍的に向上します。 1凸すると耐久力がアップし、バッファーとして場に残りやすくなるのも大きな利点です。 攻撃性能は低いものの、必殺技「ヘブンズ・ドアー」は敵のアビリティ使用を封じる「沈黙」効果があり、特に厄介なスキルを持つボスに対して絶大な効果を発揮します。
具体的な運用方法と立ち回り
アタッカーの行動前にバフを付与し、火力を最大化させるのが基本の動きです。 注意点として、露伴のバフは「攻撃力アップ」「特殊攻撃力アップ」であり、配布ディオなどが持つ自己バフ「物理攻撃アップ」とは重複しません(効果の高い方のみが適用される)。 そのため、自己バフがアビリティ威力アップ系の承太郎や新ディオなどと組ませることで、バフの効果を最大限に活かせます。 必殺技は、敵の強力な攻撃が来るタイミングに合わせて使用し、相手の行動を封殺しましょう。
ディオ・ブランドー(新)【世界】

基本性能と特徴
配布ディオが攻撃特化の性能だったのに対し、こちらは攻撃と耐久を両立させたバランス型の万能アタッカーです。 SSランクの中でも頭一つ抜けていると評価する声も多い、現環境の寵児。
1凸すると、物理防御、命中、そしてEP(スキルポイント)回復効率が上昇します。 これにより、高い耐久力と継戦能力を両立。 自己バフにはガッツ効果とHP自動回復効果があり、さらに一部の攻撃アビリティにはHP吸収効果まで付いています。 もはやヒーラー要らずの自己完結性能で、単騎でも戦い抜けるほどの生存能力を誇ります。 範囲攻撃こそ持たないものの、射程4マスという長射程の単体攻撃を持ち、自身の次のターンを早くするCT(クールタイム)アップ効果まであります。 必殺技「ザ・ワールド」では敵の行動を遅らせることも可能。 高い素早さと合わせて、敵に行動の隙を与えません。
具体的な運用方法と立ち回り
高い素早さと長射程を活かし、敵の攻撃範囲外から一方的に攻撃するのが基本戦術です。 自己回復能力が非常に高いため、多少のダメージは気にせず積極的に攻めることができます。 配布ディオと同様にセットアビリティで素早さを大幅に上げることができ、手数の多さで敵を圧倒します。 攻守にわたって隙がなく、どんなクエスト、どんなパーティ編成でも活躍できる、まさに万能の帝王です。
【オラドラ】Tier Sランクのキャラクター解説
SSランクには一歩及ばないものの、特定の状況下ではSSランクを凌駕するほどのパフォーマンスを発揮する強力なキャラクターたちです。 パーティの核として十分に活躍できるポテンシャルを秘めています。
ジョナサン・ジョースター【勇気ある紳士】
基本性能と特徴
バランスの取れた性能を持つ、堅実なアタッカーです。 1凸すると全属性耐性、最大HP、物理防御が上昇し、アタッカーでありながら高い耐久力を得られます。 最大の特徴は、アビリティの燃費の良さ。 自身のEPを回復するスキルや、必殺技でEP消費量を軽減する効果を持ち、アビリティレベルを上げることで息切れすることなくスキルを連発できるようになります。 対「ゾンビ」「吸血鬼」特攻はツェペリ同様に強力で、対象の敵にはダメージが1.5倍に跳ね上がります。 現環境はゾンビや吸血鬼が登場するクエストが多いため、実質的に常に火力が高い状態を維持できます。
具体的な運用方法と立ち回り
特攻が刺さるクエストでは、メインアタッカーとして無類の強さを発揮します。 EP効率が良いため、長期戦になりがちな高難易度クエストでも安定した火力を供給し続けられます。 環境の変化(ゾンビ、吸血鬼以外の敵が主流になるなど)によっては評価が変動する可能性もありますが、リリース初期の現段階では間違いなくトップクラスのアタッカーと言えるでしょう。
ジョセフ・ジョースター【策士の戦士】
基本性能と特徴
敵の攻撃をひらりとかわす「回避タンク」兼アタッカーという特殊なキャラクターです。 1凸すると、5ターンの間、自身の回避率を大幅に上げるバフが自動で付与されます。 アビリティで敵の素早さを下げるデバフも持っており、ディオのスロー効果と組み合わせることで、敵を完封することも可能です。 火力面でも、配布ディオと同じ「捨て身」のセットアビリティを持ち、申し分ないダメージを叩き出します。 配布ディオがガッツで耐えるタイプなら、ジョセフは回避でいなすタイプと言えます。 対「柱の男」特攻も持っており、特定のイベントでの活躍が期待されます。
具体的な運用方法と立ち回り
回避率を最大限に高めることが、ジョセフを運用する上での鍵となります。 アシストカードなどで回避性能を補強し、敵の攻撃を徹底的に避ける立ち回りをしましょう。 攻撃が回避できなかった場合は非常に打たれ弱いため、安定性に欠ける面もあります。 そのため、育成やアシストカードの収集が不十分なうちは真価を発揮しにくい、上級者向けのキャラクターと言えるかもしれません。
シーザー・A・ツェペリ【華麗なる波紋使い】
基本性能と特徴
短期決戦に特化した、超攻撃型の特殊アタッカーです。 URキャラクターの中でもトップクラスの特殊攻撃力を誇ります。 1凸すると、バトル開始から5ターンの間、特殊攻撃力が40%も上昇。 この5ターンの間にどれだけダメージを与えられるかが彼の真骨頂です。 EP消費を軽減するバフや、横一列を攻撃できる範囲攻撃、射程4の単体攻撃など、使いやすいスキルが揃っています。 必殺技「シャボンカッター」は、敵の特殊防御を下げつつ大ダメージを与える強力な技です。 ジョセフ同様、対「柱の男」特攻も持っています。
具体的な運用方法と立ち回り
開幕からバフを使い、一気に畳み掛ける戦法が強力です。 自己バフに特殊攻撃アップはないため、岸辺露伴のバフとの相性が非常に良いです。 露伴のバフと自身の1凸バフが合わされば、まさしく手が付けられない特殊アタッカーと化すでしょう。 弱点は耐久力の低さと燃費の悪さ。 5ターン以内に決着がつかない場合は失速しがちなので、EPを補助できるアシストカードや仲間でサポートする必要があります。
モハメド・アヴドゥル【魔術師の赤】
基本性能と特徴
敵を一網打尽にする、範囲攻撃のスペシャリストです。 特に雑魚敵の処理能力は全キャラ中でもトップクラス。 多くのキャラクターの必殺技が単体攻撃である中、アヴドゥルの必殺技「クロスファイヤーハリケーン」は高威力の十字範囲攻撃という貴重な性能を持っています。 さらに、この必殺技には敵の黄属性耐性を下げるデバフ効果があり、ツェペリやディオといった黄属性の味方の火力をさらに引き上げることができます。 1凸すると特殊攻撃力が上がり、5ターンの間EP消費量が30%軽減されるため、強力なスキルを連発しやすくなります。
具体的な運用方法と立ち回り
複数の敵が出現するクエストでは、彼の右に出る者はいません。 必殺技でまとめて敵を焼き払い、残った敵を味方が処理するという流れが理想的です。 黄属性パーティのサポーター兼サブアタッカーとして非常に優秀で、パーティ全体の殲滅力を大きく向上させます。 ただし、単体への火力はそこまで高くないため、ボス戦ではデバフ役としての側面が強くなります。 必殺技のEP消費が非常に重いため、EP管理が重要になるキャラクターです。
プロシュート【偉大なる死】
基本性能と特徴
敵をとことん弱体化させる、オラドラ随一のデバッファーです。 彼の真価は、敵の防御性能を大幅に削ぐことにあります。 必殺技「ザ・グレイトフル・デッド」は、敵の物理防御と特殊防御を最大で30%ずつ、合計60%も低下させるという驚異的な性能。 1凸すると、自身が付与するデバフの効果ターンが1ターン延長され、4ターンの間、敵を骨抜きにできます。 自身へのヘイトを下げるアビリティも持つため、敵から狙われにくく、デバッファーとしての役割を遂行しやすいのも強みです。
具体的な運用方法と立ち回り
高HP・高防御のボスが登場する高難易度クエストで、彼の存在は光り輝きます。 プロシュートのデバフがあるかないかで、パーティ全体の与ダメージが劇的に変わります。 物理・特殊どちらのパーティにも組み込める汎用性の高さも魅力。 どんな強力な敵も、彼の手にかかればただの的と化すでしょう。 まさにボス戦の切り札と言えるキャラクターです。
吉良吉影【静かに暮らしたい】
基本性能と特徴
手数と火力に優れる、トリッキーなアタッカーです。 耐久力は低いものの、それを補って余りある攻撃性能を秘めています。 1凸すると、確定でクリティカルヒットになるアビリティを習得。 安定して高火力を出すことができます。 彼の代名詞とも言えるのが「爆弾」アビリティ。 一度敵に「爆弾」を付与し、再度アビリティを使用することで「起爆」させ、大ダメージを与えるという二段構えの攻撃が可能です。 必殺技以外の手段で高火力を出せるのが大きな強みです。 必殺技「シアーハートアタック」は、敵にダメージを与えつつ自身のヘイトを下げる効果があり、暗殺者のような立ち回りができます。 セットアビリティには「捨て身」もあり、超火力アタッカーとしての運用も可能です。
具体的な運用方法と立ち回り
準備が必要なものの、「爆弾」からの「起爆」コンボが基本戦術となります。 ヘイト管理が重要で、必殺技やヘイトダウンのバフを駆使して、敵の攻撃を避けながらダメージを稼ぎましょう。 配布ディオやジョセフと同じく「捨て身」によるロマン砲も魅力的ですが、元々の耐久力が低いため、より慎重な立ち回りが求められます。
【オラドラ】Tier Aランクのキャラクター解説
最上位には及ばないものの、特定の役割において優れた能力を持つキャラクターたちです。 育成やパーティ編成次第で、Sランク以上の活躍も期待できます。
ブローノ・ブチャラティ【粘着く指】
基本性能と特徴
敵の行動を妨害することに特化した、強力なサポーターです。 彼の必殺技「スティッキィ・フィンガーズ」は、高確率で敵を「攻撃不可」または「移動不可」状態にします。 この妨害性能が非常に強力で、どんな強敵であろうと数ターンの間、無力化することが可能です。 1凸すると状態異常の付与確率が10%上昇し、最大で70%という高確率になります。 射程4マスと射程も長く、安全な位置から敵のボスを狙い撃ちできます。 青属性の味方と組むことで真価を発揮する、青属性耐性ダウンのアビリティも持っています。 セットアビリティで素早さを上げられるのも高評価ポイントです。
具体的な運用方法と立ち回り
最大の弱点は、全キャラクター中でも屈指の打たれ弱さです。 特殊攻撃に対してはバリアで多少耐えられますが、物理攻撃を受けると一撃で倒されることも少なくありません。 そのため、常に敵との距離を保ち、妨害に徹する立ち回りが求められます。 オートプレイには向きませんが、高難易度クエストのボスを完封できる唯一無二の性能は、大きな魅力と言えるでしょう。
空条徐倫(SR)【自由人の石】
基本性能と特徴
チュートリアルミッションで入手可能なSRキャラクターながら、その一撃の破壊力はURキャラクターを凌駕します。 彼女は究極のワンパンチマンです。 セットアビリティだけで攻撃力を90%(捨て身60% + 物理攻撃30%)も上昇させることができます。 さらに、戦闘中の自己バフで1ターンだけ攻撃力を100%アップさせることが可能。 合計で190%もの攻撃力上昇率は、まさに圧巻の一言。 瞬間火力だけで言えば、全キャラ中トップかもしれません。
具体的な運用方法と立ち回り
耐久性能は皆無に等しいため、まさに「やるかやられるか」のピーキーな性能です。 タンク役で敵の注意を引きつけ、彼女が安全に最大火力を叩き込める状況を作り出す必要があります。 一撃で敵を仕留めた後、敵の攻撃範囲から離脱するといった、戦略的な操作が求められる玄人向けのキャラクターです。
フー・ファイターズ(F・F)(SR)【 plankton】
基本性能と特徴
SRながら、最高のヒーラーとして名高いキャラクターです。 オラドラにはヒーラー役のキャラクターが少ないため、彼女の存在は非常に貴重。 最大の特徴は、射程4マスという長射程の回復アビリティです。 他のヒーラーの回復射程が短い中、この長射程は圧倒的なアドバンテージとなります。 このゲームのAIは、ヒーラーがその場から動かずに回復やバフを優先する傾向があります。 そのため、射程の長い回復を持つF・Fは、味方が敵陣に突っ込んでも安全な位置から回復を届けられるのです。
具体的な運用方法と立ち回り
パーティに一人いるだけで、攻略の安定感が劇的に向上します。 常に最後方に配置し、味方のHPが減ったら長射程ヒールで回復しましょう。 高難易度クエストでは彼女の回復能力が生命線となる場面も多く、SRだからと侮れない必須級のキャラクターです。
【オラドラ】Tier Bランクのキャラクター解説
現状では活躍の場が限られており、他のキャラクターと比較すると一歩見劣りする性能のキャラクターたちです。 今後のバランス調整や、特定のギミックを持つクエストの実装次第で評価が変わる可能性はあります。
ウェザー・リポート【天候の報告】
基本性能と特徴
ツェペリが物理タンクなら、ウェザーは特殊タンクという位置づけのキャラクターです。 1凸すると、バトル開始時に特殊攻撃を軽減するバリアを2回分展開し、特殊攻撃に対しては滅法強いです。 しかし、現状のクエストでは物理攻撃を仕掛けてくる敵が圧倒的に多く、彼の特殊防御性能が活きる場面がほとんどありません。 また、相手のEP(スキルポイント)を減らすという攻撃アビリティを持っていますが、HPを直接削る方が効率的であり、有効な場面は限定的です。 必殺技「ヤドクガエル」は範囲が広く強力ですが、消費EPが非常に重く、燃費の悪さが目立ちます。
ワムウ【風の流法】
基本性能と特徴
範囲攻撃を得意とする、バランス型のキャラクターです。 攻撃と耐久の両方をこなせる器用な性能を目指した結果、どちらも中途半端になってしまった印象を受けます。 攻撃範囲は広いものの、自分を中心とした範囲攻撃が多いため、味方を巻き込んでしまう危険性があります。 火力を突き詰めることも、耐久に特化することも難しく、ヘイト管理能力もないため、パーティ内での役割を見出しにくいのが現状です。 必殺技の混乱効果も確率が低く、信頼性に欠けます。 ポテンシャルは感じるものの、現環境では活躍させることが難しいキャラクターと言わざるを得ません。
まとめ
今回は、リリースされたばかりの「ジョジョの奇妙な冒険 オラオラオーバードライブ」の最新最強キャラランキングを、Tier形式で解説しました。
【オラドラ】最強キャラランキングまとめ
- SSランク: 環境の頂点。リセマラで最優先に狙うべきキャラクターたち。
- Sランク: SSに匹敵する性能。パーティの主軸を担える強力なキャラクターたち。
- Aランク: 特定の役割で輝く。尖った性能を持つ優秀なキャラクターたち。
- Bランク: 現環境では不遇。今後のアップデートに期待したいキャラクターたち。
もちろん、このランキングが全てではありません。 キャラクターへの愛や、戦術次第でBランクのキャラクターでも十分に活躍させることは可能です。 Tier表は200人いれば200通りあると言われるほど、個人の主観が反映されるものです。 今回のレビューは、あくまで私、桐谷シンジの現時点での評価として、皆さんのキャラクター育成やパーティ編成の一助となれば幸いです。 「このキャラクターはもっと上だ!」「ウェザー・リポートをなめるな!」といったご意見があれば、ぜひコメントで教えてください。 皆さんと意見を交換することも、ゲームの楽しみの一つですからね。
それでは、また次回のレビューでお会いしましょう。