ゲーム評論家の桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、2025年11月20日にスイッチ2での発売が決定した『HADES II』について、先行して配信されているスチーム版でなぜこれほどまでに高い評価を得ているのか、その具体的な理由が気になっていると思います。

「前作も神ゲーだったけど、2も面白いの?」 「ローグライトって難しそうだけど、自分でも楽しめる?」 「具体的にどんなところが評価されているの?」
といった疑問をお持ちの方も多いでしょう。
ご安心ください。 私自身、スチームの早期アクセス版を相当やり込んでおり、その面白さは保証します。
この記事を読み終える頃には、なぜ『HADES II』がこれほどまでに絶賛されているのか、その理由が明確になり、あなたの疑問はすべて解決しているはずです。
- 圧倒的な中毒性を生み出す洗練されたローグライトシステム
- 爽快感と戦略性を極限まで高めたハイスピードな戦闘アクション
- ギリシャ神話の深淵を覗く魅力的な世界観とキャラクター
- 早期アクセスとは思えないボリュームと今後の将来性
それでは解説していきます。

ハデス2とは? Steamで94%が高評価を付けた話題のローグライトアクションの正体
まずは『HADES II』がどのようなゲームなのか、そしてなぜこれほどまでに注目を集めているのか、その基本情報から解説していきましょう。 前作をプレイしたことがある方も、本作から興味を持った方も、改めてその魅力の根源に触れてみてください。
そもそも『HADES』とは? ローグライトの金字塔を打ち立てた前作の功績
『HADES II』を語る上で、前作『HADES』の存在は欠かせません。 2020年に正式リリースされた『HADES』は、インディーゲームでありながら「The Game Awards 2020」でベストインディーゲームとベストアクションゲームの2部門を受賞するなど、世界中で数々の栄誉に輝きました。

その人気は凄まじく、Steamでは実に25万件以上のレビューが寄せられ、そのうち98%が「圧倒的に好評」という驚異的な記録を打ち立てています。 この成功により、「ハデスライク」や「ハデス系」という言葉が生まれるほど、後発のローグライトアクションゲームに多大な影響を与えました。
このゲームの最大の特徴は、「死」をゲームシステムに巧みに組み込んだ点にあります。 プレイヤーは何度も死んで拠点に戻されますが、その度にキャラクターを永続的に強化でき、新たなストーリーが展開されます。 失敗が単なるゲームオーバーではなく、次へのモチベーションと物語の進行に繋がるこのシステムは、多くのプレイヤーを虜にしました。
待望の続編『HADES II』の概要とストーリー
そして2024年5月7日、待望の続編である『HADES II』がSteamにて早期アクセスとしてリリースされました。 本作の主人公は、前作の主人公ザグレウスの妹にあたる冥府の王女「メリノエ」。 彼女は、時の巨神「クロノス」に囚われた家族を救い出すため、師である魔術の女神「ヘカテ」の元で修行を積み、冥界の深淵へと挑んでいきます。

基本的なゲームシステムは前作を踏襲しつつ、新たな主人公、新たな武器、新たな神々、そして新たな敵が登場し、全てが正統進化を遂げています。 魔法を司る王女という設定を反映し、新たに「マナ」を消費して強力な「オメガ技」を繰り出すシステムが追加され、戦闘の戦略性がさらに増しています。
Steamでの圧倒的な高評価とその背景
『HADES II』は早期アクセスという、まだ開発途中の段階であるにもかかわらず、既に約6万件のレビューが寄せられ、そのうち94%が「圧倒的に好評」という驚異的な評価を獲得しています。 (2025年10月時点)
前作のレビュー数には及ばないものの、これは家庭用ゲーム機版がまだ発売されていないことや、早期アクセスという性質を考慮すれば、いかに多くのファンが本作を待ち望み、そしてその期待に応えるクオリティであったかを証明しています。
早期アクセス開始時点で、開発チームは「前作のフルバージョンよりも多くの環境、敵、キャラクターが既に実装されている」と公言しており、その言葉通り、底が見えないほどの圧倒的なコンテンツ量が、この高評価を支える大きな要因の一つと言えるでしょう。
なぜ面白い? ハデス2が高く評価される8つの理由を徹底解剖
では、具体的に『HADES II』のどのような点がプレイヤーから絶賛されているのでしょうか。 ここからは、私が実際にプレイして感じた面白さの核心を、8つのポイントに分けて徹底的に解説していきます。
理由1:死ぬほど面白い! 絶妙なゲームバランスと中毒性の高い成長システム
『HADES II』の根幹を成すのは、やはり「死にゲー」と「永続的な成長」を組み合わせた、中毒性の高いローグライトシステムです。

繰り返す死がプレイヤーを強くする
本作の難易度は決して低くありません。 特に序盤は、回復手段も限られ、敵の攻撃パターンもわからないため、何度も力尽きることになるでしょう。 しかし、このゲームにおいて「死」はペナルティではありません。 むしろ、キャラクターとプレイヤー自身を成長させるための重要なプロセスなのです。
力尽きると、主人公メリノエは拠点である「T字路」に戻されます。 そして、ダンジョン探索で集めた様々な素材(リソース)を使って、メリノエの基礎ステータスを恒久的に強化したり、新たな能力を解放したりすることができます。
強化要素の例 | 内容 |
---|---|
メリノエの強化 | 最大HPや最大マナの増加、死からの復活回数追加など |
武器の解放・強化 | 新しい武器をアンロックし、それぞれを強化する |
拠点の施設解放 | 新たなNPCの登場や、アイテム菜園など、攻略に役立つ施設を追加 |
アルカナカード | 装備することで様々なパッシブ効果を得られるカードを解放・強化 |
このように、挑戦を繰り返せば繰り返すほどキャラクターは確実に強くなっていきます。 昨日まで歯が立たなかった敵を倒せるようになった時、苦戦していたボスを撃破できた時の達成感は、他のゲームでは味わえない格別なものがあります。
知識と経験の蓄積が攻略の鍵
同時に、プレイヤー自身のスキルも上達していきます。 敵の攻撃モーションを見切り、回避するタイミングを学び、どの武器や能力が有効かを知る。 この「知識の蓄積」こそが、ローグライトゲームの醍醐味です。
『HADES II』は、キャラクターの成長とプレイヤーの成長、この二つの成長曲線が絶妙に絡み合うように設計されており、これが「もう一回だけ」とコントローラーを握らせる、抗いがたい中毒性を生み出しているのです。
理由2:爽快感と戦略性が融合したハイレベルなアクション
いくら成長システムが優れていても、戦闘そのものが面白くなければ意味がありません。 その点、『HADES II』のアクションは文句のつけようがないほど高いレベルで完成されています。
多彩なアクションを駆使するハイスピードバトル
メリノエは「通常攻撃」「特殊攻撃」「魔法陣」そして「ダッシュ」という4つの基本アクションを駆使して戦います。 通常攻撃は隙が少なく、特殊攻撃は武器ごとに性能が大きく異なります。 魔法陣は敵を拘束したり、持続ダメージを与えたりと、戦況を有利にする効果を持ちます。
これらのアクションは、それぞれが独立しているのではなく、シームレスに連携させることが可能です。 攻撃の合間にダッシュで敵の攻撃を回避し、即座に反撃に転じる。 このスピーディーで流れるような操作感は、一度味わうと病みつきになります。
クールタイムも短めに設定されており、技を連発できるため、常に能動的に動き回る楽しさがあります。 ただボタンを連打するだけでなく、状況に応じて的確なアクションを選択する判断力が求められる、奥深い戦闘が楽しめます。
新システム「マナ」と「オメガ技」
本作から新たに追加された「マナ」システムは、戦闘にさらなる戦略性をもたらしました。 マナを消費することで、各アクションを強化した「オメガ技」を放つことができます。
- オメガ通常攻撃: 威力が大幅に上昇したり、範囲が拡大したりする
- オメガ特殊攻撃: 武器の特性をさらに尖らせた強力な攻撃
- オメガ魔法陣: より広範囲の敵を長時間拘束するなど、効果が格段にアップ
マナは有限であり、自動では回復しにくいリソースです。 そのため、強敵との戦闘や、敵の大群に囲まれた時など、ここぞという場面でオメガ技を使う戦略的な判断が重要になります。 このリソース管理の要素が、戦闘の良いアクセントとなっています。
駆け引きを生む敵の「ハイパーアーマー」
戦闘の単調さをなくすための工夫も見事です。 通常の敵は攻撃を当てると怯みますが、時折黄色く光るエリート個体が出現します。 彼らは「ハイパーアーマー」を持っており、こちらの攻撃を受けても怯むことなく反撃してきます。
ごり押しが通用しないため、ヒット&アウェイを徹底したり、魔法陣で動きを止めてから攻撃したりといった、立ち回りの工夫が必要になります。 このハイパーアーマーの存在が、単なる作業になりがちなザコ戦にも緊張感と駆け引きを生み出しているのです。
理由3:無限の組み合わせが生み出すリプレイ性! ビルド構築の深淵
『HADES II』が「何度でも遊べる」と言われる最大の理由が、この「ビルド構築」の面白さにあります。
神々の”功徳”によるランダムなパワーアップ
ダンジョンを進んでいくと、オリュンポスの神々(ゼウス、ポセイドン、アポロンなど)が登場し、メリノエに様々な能力「功徳(くどく)」を授けてくれます。 どの神が、どのタイミングで、どのような功徳を提示してくるかは、完全にランダムです。
- ゼウス: 攻撃に雷を追加し、連鎖ダメージを与える
- ヘスティア: 攻撃に炎上効果を付与し、継続ダメージを与える
- アフロディーテ: 敵を弱体化させ、被ダメージを増加させる
- アポロン: 攻撃範囲を拡大し、敵を幻惑状態にする
これらの功徳は、通常攻撃、特殊攻撃、魔法陣、ダッシュといったメリノエの各アクションを強化します。 例えば、「通常攻撃に雷を追加する」功徳と、「攻撃速度を上昇させる」功徳を組み合わせれば、凄まじい速度の電撃連打が可能になります。
さらに、特定の神々の功徳を組み合わせることで、「デュオ功徳」と呼ばれる超強力なシナジー効果が発動することもあります。 挑戦の度に異なる能力の組み合わせを試すことができ、毎回新鮮なプレイ体験が味わえます。 この一期一会の出会いこそが、ローグライトの真骨頂と言えるでしょう。
武器とアルカナカードで戦略の幅はさらに広がる
ビルドの基盤となるのは、メリノエが使用する「夜の武器」と、拠点であらかじめセットする「アルカナカード」です。
早期アクセス時点でも、魔女の杖、姉妹の刃(双剣)、月石の斧など、それぞれ性能や立ち回りが全く異なる複数の武器が用意されています。 どの武器を選ぶかによって、有効な功徳の組み合わせも変わってきます。
アルカナカードは、最大HPアップやマナ回復速度上昇、復活回数追加など、攻略の助けとなる様々なパッシブ効果をもたらします。 コストの上限内でどのカードを組み合わせるか、出発前にじっくりと戦略を練るのも楽しみの一つです。
これらの要素が複雑に絡み合い、プレイヤーの数だけビルドが存在すると言っても過言ではありません。 自分だけの最強ビルドを模索する試行錯誤の過程は、まさに底なし沼のような魅力に満ちています。
理由4:息をのむほど美しいアートスタイルと世界観
『HADES II』のビジュアルは、インディーゲームの域を完全に超越しています。 手描き調で描かれたキャラクターや背景は、一枚一枚が芸術作品のようです。

ギリシャ神話をモチーフにした世界は、神秘的でありながらどこか退廃的な雰囲気を醸し出しており、プレイヤーを深く引き込みます。 キャラクターデザインも秀逸で、神々の威厳や個性が巧みに表現されています。
戦闘中のエフェクトも非常に美しく、派手でありながら視認性を損なわない絶妙なバランスで調整されています。 功徳によって技が変化するたびにエフェクトも豪華になり、戦闘の爽快感を視覚的にも盛り上げてくれます。 この卓越したアートデザインが、過酷な冥界での戦いを、美しくも刺激的な体験へと昇華させているのです。
理由5:魅力的なキャラクターと重厚なストーリーテリング
本作は単なるアクションゲームではありません。 ギリシャ神話を再解釈した、重厚で魅力的な物語も高く評価されています。

主人公メリノエをはじめ、師であるヘカテ、眠りの神ヒュプノス、運命の三女神など、登場するキャラクターは皆、個性的で人間味(神ですが)にあふれています。
拠点であるT字路では、挑戦の合間に彼らとの会話を楽しむことができます。 会話のバリエーションは膨大で、プレイ状況に応じて内容が変化し、キャラクターたちの新たな一面や、物語の核心に迫る謎が少しずつ明らかになっていきます。
死んで拠点に戻るたびに、新たな会話やイベントが発生するため、「次はどんな話が聞けるんだろう」という期待感が、繰り返しプレイする強い動機となります。 アクションの合間に語られる物語が、プレイヤーの感情移入を促し、メリノエの旅をより意義深いものにしてくれるのです。
理由6:早期アクセスとは思えない圧倒的なコンテンツ量
前述の通り、『HADES II』はまだ開発途中の「早期アクセス」版です。 しかし、そのコンテンツ量は、多くの完成された製品版ゲームを凌駕しています。
- 広大な探索エリア: 前作を上回るボリュームのダンジョン
- 個性的なボス: 手強いボスキャラクターが多数登場
- 膨大な功徳と強化要素: 無数のビルドを試せるだけの十分な選択肢
- 魅力的なNPC: 多数のキャラクターとの交流と膨大な量のボイス付きセリフ
- 豊富なやり込み要素: 武器強化、拠点開発、アイテム収集、高難易度への挑戦など
開発チームは、今後も大型アップデートを予定しており、新たなエリア、キャラクター、ストーリーが追加されていくことが約束されています。 現時点でも十二分に楽しめますが、これからさらに世界が広がっていくという期待感も、本作の大きな魅力の一つです。
理由7:プレイヤーに寄り添った親切設計とアクセシビリティ
「ローグライトは難しそう」と敬遠している方でも安心してプレイできるよう、様々な配慮がなされています。
ゲーム内には「コーデックス」と呼ばれる用語集があり、登場したキャラクターや敵、功徳などの詳細な情報をいつでも確認できます。 これにより、複雑なギリシャ神話の世界観や、多彩な能力の効果をスムーズに理解することができます。
また、前作でも好評だった「ゴッドモード」も搭載されています。 このモードをオンにすると、ダメージを受けるたびにダメージ耐性が少しずつ上昇していきます。 これにより、アクションが苦手なプレイヤーでも、ストーリーやキャラクターとの交流を楽しみながら、自分のペースでゲームを進めることが可能です。
理由8:前作ファンも納得の正統進化と新たな挑戦
『HADES II』は、前作の面白さの核心部分を一切損なうことなく、正統進化を遂げています。 ファンが愛したスピーディーなアクション、奥深いビルド構築、魅力的なキャラクターとの交流は、本作でも健在です。
その上で、マナとオメガ技、アルカナカード、素材採集といった新要素が加わり、新鮮な驚きと、より深い戦略性を提供してくれます。 「前作と同じ感覚で安心して遊べる」という安定感と、「新たな挑戦に満ちた」ワクワク感。 この両立こそが、前作ファンからも熱狂的に支持される理由なのでしょう。
前作『HADES』との違いは? 初心者でも楽しめる? 気になる点を解説
ここからは、特に多く寄せられる質問について、Q&A形式でお答えしていきます。 前作との具体的な違いや、本作からプレイしようと考えている方の疑問を解消していきましょう。
主人公の変更と新たなアクションスタイル
前作: 主人公は冥王ハデスの息子「ザグレウス」。近接戦闘を得意とするパワフルなスタイル。 今作: 主人公は冥府の王女「メリノエ」。魔法と近接攻撃を組み合わせた、よりテクニカルなスタイル。
主人公の変更に伴い、アクションの根幹も変化しています。 特にマナを駆使した「オメガ技」の存在は大きく、リソースを管理しながら戦うという新たな面白さが加わりました。
新登場の神々やキャラクターたち
前作でお馴染みのゼウスやポセイドンといったオリュンポス十二神に加え、本作ではアポロンやヘスティアといった新たな神々が功徳を授けてくれます。 また、物語の中心となるヘカテやネメシス、運命の三女神など、魅力的な新キャラクターが多数登場し、物語を彩ります。
魔法(マナ)システムの導入による戦略の変化
前作の「魔弾」システムに代わり、本作では「マナ」と、それを消費して放つ「オメガ技」「魔法陣」が導入されました。 これにより、単に攻撃力の高い功徳を集めるだけでなく、「マナの最大値を上げる」「マナの回復手段を確保する」といった、リソース管理を軸にしたビルド構築も重要になり、戦略の幅が大きく広がっています。
採集や拠点カスタマイズなど、追加された新要素
ダンジョン探索中、専用の道具(つるはし、シャベルなど)を使うことで、植物や鉱石といった様々な素材を採集できるようになりました。 これらの素材は、武器の強化や、拠点であるT字路で新たな施設を建設・解放するために使用します。 ただ敵を倒して進むだけでなく、「あの素材が欲しいから、次はあの道具を持っていこう」といった、探索の目的が増えたのも大きな進化点です。
前作未プレイでも楽しめる? プレイする順番は?
結論から言うと、前作をプレイしていなくても全く問題なく楽しめます。 物語は独立しており、本作から始めてもストーリーが理解できないということはありません。 ゲームシステムも丁寧にチュートリアルが行われるため、スムーズに入っていけるでしょう。
ただし、前作をプレイしていると、一部のキャラクターの登場や会話でニヤリとできる場面があるのは事実です。 もし時間に余裕があり、最高の体験をしたいのであれば、現在セールなどで非常にお求めやすくなっている前作『HADES』からプレイすることをおすすめします。 どちらも紛れもない傑作ですので、プレイして損はありません。
アクションが苦手でも大丈夫? 難易度調整機能について
前述の通り、本作には「ゴッドモード」という優れた救済措置が用意されています。 これをオンにすれば、アクションが苦手な方でも、死を繰り返すことで必ず先に進めるようになります。 このモードによるペナルティは一切ありませんので、安心して『HADES II』の素晴らしい物語と世界を体験してください。
スイッチ2版はいつ発売? 価格や今後のアップデートについても
最後に、皆さんが最も気になっているであろう、スイッチ2版の発売情報や価格についてまとめました。
スイッチ2版の発売日と予想される仕様
スイッチ2版『HADES II』は、2025年11月20日(木)に発売が決定しています。 価格はパッケージ版、ダウンロード版ともに4,950円(税込)です。
スイッチ2で発売されるにあたり、携帯モードでも安定したフレームレートで快適にプレイできるよう最適化されることが期待されます。 いつでもどこでも手軽に冥界探索に挑めるのは、スイッチ版ならではの大きな魅力となるでしょう。
Steam版の価格と今後のロードマップ
現在早期アクセス中のSteam版は、3,400円で配信されています。 正式リリース時には価格が改定される可能性があるため、いち早くプレイしたいPCゲーマーの方は、今のうちに購入しておくのがおすすめです。
開発チームは、2024年末までに最初の大型アップデートを予定していると発表しています。 このアップデートでは、新たな地域やメイン武器などが追加されるとのことです。 その後も数ヶ月ごとにアップデートが続けられ、全てのコンテンツが実装された後に、バージョン1.0として正式リリースを迎える予定です。
スイッチ2版は、この正式リリース版をベースに移植されることになるでしょう。
まとめ
今回は、スイッチ2での発売が待たれる『HADES II』が、なぜこれほどまでに高く評価されているのか、その理由を徹底的に解説しました。
- 死ぬたびに強くなる、中毒性の高い成長システム
- 爽快感と戦略性を両立した、完成度の高いアクション
- 一期一会の出会いが無限の楽しみを生む、奥深いビルド構築
- プレイヤーを没入させる、美しいアートと重厚な物語
- 早期アクセスとは思えない、圧倒的なボリュームと将来性
『HADES II』は、単なる前作の焼き増しではありません。 ローグライトアクションというジャンルの到達点であり、あらゆるゲーマーに自信を持っておすすめできる傑作です。
アクションゲームが好きな方はもちろん、「普段はあまりゲームをしないけれど、何か面白いゲームを探している」という方にも、ぜひ手にとっていただきたい一本です。
2025年11月20日のスイッチ2版の発売を心待ちにしつつ、まずはこのレビューでその魅力の片鱗に触れていただけたなら幸いです。 間違いなく、あなたのゲームライフを代表する一本になることでしょう。