ゲーム評論家の桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、待望のFFTリメイク「イヴァリース クロニクルズ」をプレイし始めて、「序盤を有利に進めるにはどのジョブを育てればいいんだろう?」という点が気になっていると思います。 特に、FFTは自由度が高い反面、どのジョブから手をつければいいか迷いがちですよね。

ご安心ください。 私自身、本作をすでに20時間以上やり込んでおり、どのジョブが序盤の攻略で輝くかを徹底的に分析しました。 この記事を読み終える頃には、あなたのパーティ編成に関する疑問が解決しているはずです。
- 序盤で最優先すべき必須アビリティの紹介
- 攻防回復をこなす万能ジョブの詳細解説
- 最強の物理アタッカー育成ルートを公開
- パーティ全体の安定感を高めるサポート役の重要性
それでは解説していきます。

FFTリメイクを始める前に知っておきたい基本システム
まずは、本作の面白さの核となる基本システムについて、簡単におさらいしておきましょう。 FFTの戦闘と育成は非常に奥深く、これらのシステムを理解することが、序盤のジョブ選び、ひいては攻略全体をスムーズに進めるための第一歩となります。
奥深い育成の要「ジョブシステム」とは
FFTのキャラクター育成の最大の特徴は、この「ジョブシステム」にあります。 キャラクターは初期ジョブである「見習い戦士」と「アイテム士」から始まり、特定のジョブのレベル(ジョブレベル、JLv)を上げることで、新たな上位ジョブが解放されていきます。

例えば、「見習い戦士」のJLvを2にすると「ナイト」や「弓使い」に、「アイテム士」のJLvを2にすると「白魔道士」や「黒魔道士」にジョブチェンジできるようになる、といった具合です。
各ジョブには、それぞれ異なるステータス成長率、装備可能な武具、そして固有のアビリティ(特殊能力)が設定されています。 重要なのは、一度習得したアビリティは、他のジョブにチェンジしてもセットして使用できるという点です。 これにより、「ナイトの屈強な体に、忍者の二刀流とモンクの回復技をセットする」といった、プレイヤー独自のカスタマイズが可能になり、戦略の幅が無限に広がります。
アビリティ習得の鍵「JP(ジョブポイント)」
新しいアビリティを習得するために必要なのが「JP(ジョブポイント)」です。 JPは、戦闘中に何かしらの行動(攻撃、回復、補助など)を取ることで、現在就いているジョブに入手できます。

ポイントは、行動した本人だけでなく、パーティメンバー全員にも、そのジョブのJPが少しだけ分配されるという点です。 つまり、パーティにナイトがいれば、他のメンバーもナイトのJPを少量獲得できるため、まだナイトになっていないキャラクターでも、将来的にナイトになった際にアビリティを習得しやすくなるのです。
この仕様を理解し、序盤から計画的にJPを稼ぐことが、効率的なキャラクター育成の鍵となります。
戦略の幅を広げる「アビリティセット」
習得したアビリティは、以下の4つのカテゴリに分かれたスロットにセットして使用します。
カテゴリ | 説明 | セット数 | 例 |
---|---|---|---|
アクション | 戦闘中にコマンドとして選択できる技。 | 1つ | ナイトの「戦技」、黒魔道士の「黒魔法」など |
リアクション | 敵から攻撃を受けた際などに自動で発動する技。 | 1つ | 侍の「白刃取り」、忍者の「見切る」など |
サポート | 装備するだけで常に効果を発揮する能力。 | 1つ | 忍者の「二刀流」、見習い戦士の「獲得JPアップ」など |
ムーブ | 移動に関する能力を強化するもの。 | 1つ | シーフの「Move+1」、風水士の「溶岩上移動」など |
基本的には現在就いているジョブのアクションアビリティが自動でセットされますが、これを他のジョブで習得したものに入れ替えることが可能です。 例えば、物理攻撃力が高いモンクに、弓使いのアクションアビリティ「チャージ」をセットすれば、遠距離攻撃も可能なモンクが誕生します。 このアビリティセットの組み合わせを考えるのが、FFTの醍醐味の一つと言えるでしょう。
イヴァリースの戦場を支配する「高低差」と「CT」
FFTの戦闘マップは、高低差のある立体的な地形が特徴です。 この高低差は非常に重要な戦略要素で、「高い位置にいる方が、低い位置の敵に対して与えるダメージが増加し、命中率も上がる」というメリットがあります。 逆に、弓や銃などの遠距離攻撃は、間に障害物があったり、射線が通らなかったりすると攻撃できません。
また、キャラクターの行動順は「CT(チャージタイム)」というスピードに応じて溜まっていく数値で決まります。 CTが100に達したキャラクターから行動権を得るため、Speedが高いジョブほど行動回数が多くなり、戦闘を有利に進めることができます。 魔法や一部の強力な技には「詠唱時間」が存在し、コマンドを選択してから実際に技が発動するまでにもCTを消費します。 この間に敵が移動して範囲外に出てしまったり、最悪の場合、詠唱中に戦闘不能にさせられたりすることもあるため、敵の行動順を予測しながら戦う必要があります。
リメイク版では、この高低差の概念がさらにシビアになっている印象です。 特に、隣接していても段差が1つ違うだけで回復魔法が届かない、といった場面が多く、ユニットの配置には細心の注意が求められます。
【最優先】全ジョブ育成の基礎!まず習得すべき必須アビリティ
さて、いよいよ本題のおすすめジョブの紹介……と、その前に、どのジョブを育成するにしても、まず最初に習得しておくべき「必須アビリティ」が2つ存在します。 これらを覚えているかどうかで、序盤の育成効率と安定感が天と地ほど変わってきます。 遠回りに見えるかもしれませんが、結果的にこれが最強への近道です。
見習い戦士の「獲得JPアップ」で育成効率を最大化
全キャラクターが最初から就いているジョブ「見習い戦士」。 このジョブで習得できるサポートアビリティ**「獲得JPアップ」**は、何よりも優先して習得してください。
なぜ「獲得JPアップ」が最優先なのか
その効果は「戦闘で得られるJPの量が1.5倍になる」という、育成においてこれ以上ないほど強力なものです。 FFTでは、強力なアビリティほど習得に必要なJPが多くなります。 このアビリティをセットしているだけで、他のキャラクターの1.5倍のスピードで成長できるのですから、その恩恵は計り知れません。
1章のうちに取るべき理由
「獲得JPアップ」の習得を急ぐべき理由はもう一つあります。 それは、ゲームが第2章に突入すると、敵がこちらの装備を破壊したり、盗んだりしてくるようになるからです。 装備破壊や盗みを防ぐためには、アイテム士が習得する「メンテナンス」というサポートアビリティが必要になります。
しかし、サポートアビリティをセットできる枠は1つしかありません。 つまり、「メンテナンス」をセットすると、「獲得JPアップ」は外さなければならないのです。 敵が装備を破壊してこない第1章の間は、「メンテナンス」の心配をせずに「獲得JPアップ」を装備し続けられます。 この安全な期間に、主要メンバー全員分の「獲得JPアップ」を習得し、様々なジョブのJPを荒稼ぎしておくことが、序盤の戦略として極めて有効です。
アイテム士の「オートポーション」で生存率を劇的に向上
もう一つの必須アビリティは、初期ジョブ「アイテム士」で習得できるリアクションアビリティ**「オートポーション」**です。
ダメージを実質的に軽減する最強の盾
このアビリティの効果は「ダメージを受けた時、自動的にポーションを使用する」というもの。 一見地味に見えますが、これが序盤において驚異的な生存能力をもたらします。 店で買える最も安価な「ポーション」はHPを30回復します。 例えば、敵から40のダメージを受けても、即座に30回復するため、実質的なダメージは10で済むのです。 HPが満タンの状態から一撃で戦闘不能にさえならなければ、ほぼ全ての攻撃を大幅に軽減してくれる、と言っても過言ではありません。
特に、前線で戦う物理アタッカーにとっては生命線とも言えるアビリティです。 回復役の手を借りずに自己回復できるため、パーティ全体の行動に余裕が生まれます。 習得に必要なJPもそこまで多くないので、「獲得JPアップ」と並行して、早めに習得を目指しましょう。
序盤で大活躍!ゲーム評論家が選ぶおすすめジョブ3選
お待たせしました。 必須アビリティを抑えた上で、いよいよ序盤で大活躍するおすすめのジョブを3つ、選出理由と共に詳しく解説していきます。 この3つのジョブを軸にパーティを編成すれば、FFTリメイクの序盤をスムーズかつ有利に進められるはずです。

おすすめジョブ①:モンク(格闘士)- 攻防回復をこなす万能の要
まず、何をおいても育成を推奨したいのが「モンク」です。 モンクは、攻守に優れるだけでなく、本作屈指の回復・補助アビリティを持っており、序盤から終盤までパーティの核となりうるポテンシャルを秘めています。
モンクの強みと役割
モンクの強さは、そのアクションアビリティ「拳術」に集約されています。
- 圧倒的な自己完結能力: モンクは武器を装備せず、「素手」で戦うジョブです。この「素手」による攻撃は、Braveの値が高いほどダメージが上昇し、序盤から安定した高火力を叩き出します。武器を買う必要がないため、経済的にも優しいのが嬉しいポイントです。
- 最強の回復技「チャクラ」: 「拳術」の中でも特に強力なのが「チャクラ」です。この技は、MPを消費せずに、使用者自身の周囲1マスの味方のHPとMPを同時に回復するという破格の性能を誇ります。MPまで回復できるため、魔法を多用する魔道士系のジョブと非常に相性が良く、パーティの継戦能力を飛躍的に高めます。
- 多彩な補助技: 回復だけでなく、状態異常を治す「気功術」、戦闘不能から復活させる「蘇生」、そして遠距離攻撃が可能な「波動撃」まで習得します。これら全てがMP消費なしで使えるため、どんな状況にも対応できる万能性を備えています。
育成ルートと習得すべきアビリティ
モンクになるためには、「ナイト」のジョブレベルを3まで上げる必要があります。 まずは見習い戦士のJLvを2にしてナイトを解放し、ナイトとして戦いながらJPを稼ぎましょう。
育成ルート: 見習い戦士 (JLv2) → ナイト (JLv3) → モンク
優先して習得すべきアビリティ:
- チャクラ: 最優先で習得。パーティの生命線です。
- 蘇生: フェニックスの尾が不要になるため、アイテム欄と資金を節約できます。
- 波動撃: 貴重な遠距離攻撃手段。高低差にもある程度対応できます。
運用上の注意点:高低差の克服
万能に見えるモンクですが、一つだけ明確な弱点があります。 それは、最強の回復技である**「チャクラ」が高低差に非常に弱い**という点です。 効果範囲は使用者中心の周囲1マス(十字方向)ですが、高さの許容範囲が0のため、隣接していても段差が1つでもあると効果が及びません。
この弱点をカバーするため、パーティをなるべく平坦な場所で固めて戦う、高低差に強い白魔道士の回復魔法と併用する、といった立ち回りの工夫が必要になります。 とはいえ、その弱点を補って余りあるほどの強さを持っているため、序盤のエースとして活躍してくれることは間違いありません。
おすすめジョブ②:ナイト(騎士)- 二刀流による最強物理アタッカー
次におすすめするのは、高い耐久力と破壊的な攻撃力を両立する「ナイト」です。 ただし、真価を発揮するためには、あるサポートアビリティとの組み合わせが必須となります。
ナイトの強みと役割
ナイトは剣や鎧、兜、盾といった重装備が可能で、全ジョブの中でもトップクラスのHPと物理防御力を誇ります。 前線に立って敵の攻撃を受け止める「壁役」として、非常に頼りになる存在です。
アクションアビリティ「戦技」は、敵の装備やステータスを破壊(弱体化)させるものが中心です。 「パワーブレイク」で物理攻撃力を下げたり、「アーマーブレイク」で防具を破壊したりと、敵を無力化することに長けています。
真価を発揮する「二刀流」との組み合わせ
そんなナイトを最強の物理アタッカーへと昇華させるのが、忍者で習得できるサポートアビリティ**「二刀流」**です。 「二刀流」は、盾を装備できなくなる代わりに、武器を両手に1本ずつ、合計2本装備できるようになるアビリティ。 これにより、通常攻撃が2回攻撃となり、単純計算でダメージが2倍になります。
屈強なナイトにこの「二刀流」をセットすることで、元々高い攻撃力がさらに跳ね上がり、通常攻撃が一撃必殺の必殺技へと変貌します。 序盤のボス格の敵ですら、面白いようにHPを削り取ることができるでしょう。
育成ルートと装備のポイント
「二刀流ナイト」を育成する道のりは少々長いですが、その労力に見合うだけの価値は十分にあります。
育成ルート:
- 見習い戦士 (JLv2) → 弓使い (JLv2) → シーフ (JLv3) → 忍者
- 忍者で「二刀流」を習得(要900JP)
- ジョブを「ナイト」に変更し、サポートアビリティに「二刀流」をセット
少し複雑に見えますが、シーフや忍者はSpeedが高く、戦闘で活躍させやすいジョブなので、育成過程も楽しみながら進められるはずです。
装備に関しては、とにかく物理攻撃力(AT)が高い剣を2本用意することが最重要です。 盾を装備できない分、鎧や兜でしっかりと防御を固め、リアクションアビリティには前述の「オートポーション」をセットして生存率を高めましょう。
おすすめジョブ③:アイテム士(薬師)- パーティを支える縁の下の力持ち
最後におすすめするのは、初期ジョブの一つである「アイテム士」です。 派手さはありませんが、パーティ全体の安定感を劇的に向上させる、替えの効かない重要なサポート役です。
アイテム士の強みと役割
アイテム士の最大の強みは、その即時性と確実性にあります。
- 詠唱時間なしでの回復: 白魔法などの回復魔法には詠唱時間があり、発動する前に味方が倒されたり、敵に妨害されたりするリスクが伴います。しかし、アイテム士の「アイテム」コマンドは詠唱時間がなく、選択した瞬間に効果が発揮されます。これは、瀕死の味方を救う場面で絶大な信頼性を誇ります。
- 確実な蘇生手段: 「フェニックスの尾」を使えば、戦闘不能になった味方を確実に蘇生できます。白魔法の「レイズ」はMPを消費し、命中率も100%ではありません。いざという時の立て直し役として、アイテム士の存在は不可欠です。
- 遠距離からのサポート: アイテムは「投げる」ことで、遠くにいる味方にも使用できます。これにより、前線から離れた安全な位置から、パーティ全体をサポートすることが可能です。
必須アビリティである「オートポーション」の習得元である点も、このジョブを育成する大きなメリットと言えるでしょう。
育成ルートとアビリティセットの工夫
アイテム士は初期ジョブなので、特別な育成ルートは必要ありません。 しかし、アビリティセットを工夫することで、その活躍の幅を大きく広げることができます。
- アクションアビリティの変更: アイテム士はステータスが平均的で、特に尖った能力がありません。裏を返せば、どんなアビリティをセットしてもある程度こなせる器用さを持っています。例えば、モンクの「拳術」をセットして回復役を2枚にしたり、黒魔道士の「黒魔法」をセットして攻撃にも参加させたりと、パーティに足りない役割を補うのに最適です。
- サポートアビリティ「アイテム投げ」: アイテム士自身が習得する「アイテム投げ」をセットすると、アイテムの使用範囲が格段に広がります。安全な後方から前線を支える、理想的なサポート役として立ち回れるようになります。
モンクの「チャクラ」が届かない高所の味方を回復したり、MPが枯渇した白魔道士の代わりに回復したりと、他のジョブの穴を埋める柔軟な動きができるのがアイテム士の真骨頂です。 パーティに一人は必ず編成しておきたい、頼れる存在です。
序盤のパーティ編成と育成に関するQ&A
ここまでおすすめジョブを3つ紹介してきましたが、他にも気になる点があるかと思います。 ここでは、多くのプレイヤーが抱きがちな疑問について、Q&A形式でお答えします。
Q. 主人公(ラムザ)のおすすめジョブは?
A. ラムザは、最終的にどんなジョブに就かせても強い万能キャラクターです。 彼の固有ジョブである見習い戦士は、物語が進むと「ガッツ」という専用アビリティが強化されていきます。 「エール」で自身のSpeedを上げたり、「さけぶ」で各種ステータスを強化したりと、自己強化能力に非常に長けています。
序盤の育成方針としては、まず他のキャラクターと同様に**「獲得JPアップ」の習得を最優先**しましょう。 その後は、今回紹介した「モンク」や「二刀流ナイト」を目指すのがおすすめです。 特にラムザはBraveの値が高く、モンクの素手攻撃や侍の「白刃取り」など、Braveに依存するアビリティと相性が抜群です。 最終的には、強力な専用装備を活かせる「見習い戦士」に戻り、他のジョブで習得した強力なアビリティをセットする、という形がラムザの最も輝くスタイルと言えるでしょう。
Q. 魔法使い(黒魔道士・白魔道士)は育てなくていいの?
A. 決して弱いわけではありませんが、序盤においては優先度はやや下がります。
- 黒魔道士: 範囲攻撃魔法は強力ですが、詠唱時間中に敵が移動してしまい、味方を巻き込んでしまう事故が頻発します。敵味方の行動順を完全に把握する必要があり、使いこなすには熟練が求められます。遠距離攻撃がしたいのであれば、誤爆のリスクがない弓使いやモンクの「波動撃」の方が安定します。
- 白魔道士: 回復魔法は高低差に強く、モンクの弱点を補えるため非常に有用です。しかし、MPを消費する点と詠唱時間がある点がネックとなります。序盤はモンクの「チャクラ」とアイテム士の「アイテム」で回復は十分に間に合うことが多いです。パーティの安定感をさらに高めたい、という段階になったら育成に着手するのが良いでしょう。モンクと白魔道士をセットで運用すれば、チャクラでMPを回復しつつ、白魔法で盤石の回復体制を築くことができます。
Q. 弓使いやシーフはどうなの?
A. どちらも特定の状況で輝く、有用なジョブです。
- 弓使い: 高い位置から一方的に攻撃できるのが最大の強みです。高低差が激しいマップでは無類の強さを発揮します。また、忍者を解放するための経由ジョブでもあるため、育成しておいて損はありません。ただし、攻撃力が武器に依存するため、常に最新の弓を装備させておく必要があります。
- シーフ: アクションアビリティ「盗む」が特徴ですが、序盤のうちは、敵から盗める装備のほとんどが、少しストーリーを進めれば店で買えてしまいます。そのため、序盤で積極的に「盗む」を狙う必要性は低いです。しかし、忍者を解放するための必須ジョブであり、全ジョブ中トップクラスのSpeedとMoveを誇るため、移動役やアイテム係として活躍できます。後半、店売りされない貴重な装備を持つ敵が現れた時に、真価を発揮するジョブと言えるでしょう。
Q. モンスターは本当に仲間にしなくていい?
A. はい、序盤は人間キャラクターの育成を優先するのが断然おすすめです。 モンスターはジョブチェンジができず、アビリティも加入した時点でほぼ固定です。 人間キャラクターのように、アビリティを組み合わせてカスタマイズする楽しみや、成長の幅がありません。
もちろん、ドラゴンやクアールといったモンスターは特定の場面で強力ですが、それは人間キャラクターの育成がある程度進んでからの話です。 まずは主要メンバーのジョブを確立させ、育成の基盤を固めることに専念しましょう。 やり込み要素として、最強のモンスターを育成するのもFFTの楽しみ方の一つですが、それはまた別の機会にご紹介します。
まとめ
今回は、FFTリメイク「イヴァリース クロニクルズ」の序盤を有利に進めるためのおすすめジョブ3選と、その育成戦略について詳しく解説しました。
- 最優先事項: まずは見習い戦士の**「獲得JPアップ」とアイテム士の「オートポーション」**を習得し、育成の土台を固める。
- 万能の要:モンク MP消費なしで使える回復技「チャクラ」が超強力。攻撃・回復・補助を一人でこなすパーティの生命線。
- 最強アタッカー:二刀流ナイト 高い耐久力と、忍者の「二刀流」による圧倒的な火力を両立。序盤の難敵を粉砕する切り札。
- 安定のサポート役:アイテム士 詠唱時間のないアイテム使用で、パーティの危機を確実に救う縁の下の力持ち。
この3つのジョブを軸にパーティを組むことで、本作の歯ごたえのある戦闘を、より戦略的に、そして有利に進めることができるはずです。 もちろん、これはあくまで一例に過ぎません。 FFTの最大の魅力は、プレイヤーの数だけ無限の戦略が存在する、その自由度の高さにあります。
今回のレビューを参考に、あなただけの最強の騎士団を結成し、イヴァリースの壮大な戦記を存分に楽しんでください。 これからも、皆さんがゲームをより深く楽しめるような攻略情報やレビューを発信していきますので、またいつでも遊びに来てください。 ありがとうございました。