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Nintendo Switch 2

【ドラクエⅠ&Ⅱリメイク】2回目のスタッフロールの後に何がある?クリア後の内容を徹底考察

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ゲーム評論家の桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、2025年に発売が迫ったHD-2D版『ドラゴンクエストI&II』に関して、スクウェア・エニックスから発表された「配信ガイドライン」の不可解な一文が気になっていると思います。 なぜ『ドラゴンクエストII』に「2回目のスタッフロール」が存在し、しかもその後の内容が長期間「投稿禁止」とされているのか。

この記事を読み終える頃には、その謎に包まれたクリア後コンテンツの全貌についての、深く、そして論理的な考察の答えが出ているはずです。

この記事の要約
  • 公式が「ドラクエ2」の「2回目スタッフロール後」の投稿を異例の長期間禁止
  • 新要素「世界の思い出」コンプリートが分岐の最有力候補
  • HD-2D版『ドラクエIII』に繋がる「真のエンディング」が存在する可能性
  • 『ビルダーズ2』の要素や新たな隠しボス登場の期待

 

それでは解説していきます。

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スクウェア・エニックス(SQUARE ENIX)

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Contents
  1. 謎の「2回目スタッフロール」公式がネタバレ投稿を禁止した理由とは
    1. 2025年11月29日まで「ドラクエ2」クリア後が投稿禁止に
    2. なぜ「ドラクエ1」ではなく「2」だけが対象なのか
    3. 「動画」だけでなく「画像」も禁止という厳戒態勢
    4. 過去作にない異例の措置が示す「重大なサプライズ」への期待
    5. ゲーム評論家が分析するスクエニの「ネタバレ防止」戦略
  2. 徹底考察①:「2回目スタッフロール」を見るための分岐条件
    1. 【最有力候補】新要素「世界の思い出」のコンプリート
    2. 『ドラクエI』のクリアデータが必須となるI&II連動シナリオ
    3. 『ドラクエXI』方式? ラスボス討伐後の新ストーリー派生
    4. なぜ「5つの紋章」は分岐条件の可能性が低いのか
    5. 原作(SFC版・ガラケー版)のクリア後要素との比較
    6. 精霊ルビスの復活と新展開の鍵
  3. 徹底考察②:「2回目スタッフロール後」に待つ衝撃の展開とは
    1. 【本命】HD-2D版『ドラクエIII』へと繋がる「真のエンディング」
    2. ロト三部作(III→I→II)を繋ぐミッシングリンクの解明
    3. 原作を超える新たな「隠しダンジョン」と「隠しボス」の登場
    4. ファンの間で噂される『ビルダーズ2』シドーとの関連性
    5. 投稿禁止期間が「約1ヶ月」であることの意味
  4. 考察の前提:リメイク版『ドラクエI&II』の魅力と新要素
    1. 美麗なるHD-2Dグラフィックと進化したバトルシステム
    2. 物議を醸した『ドラクエI』の仲間は本当にいるのか?
    3. 快適なプレイを約束する便利機能(オートセーブ・難易度設定)
    4. 攻略本の発売日と豪華特典(成金ベスト・不思議な帽子)
    5. 特典の入手タイミングから考察する「周回プレイ」の可能性
  5. まとめ

謎の「2回目スタッフロール」公式がネタバレ投稿を禁止した理由とは

今回のリメイク発表で、我々ゲームファンを最も驚かせたのは、美しいHD-2Dのグラフィックだけではありませんでした。 2025年10月28日頃に公式から発表された「動画・生配信・画像投稿に関するガイドライン」です。 このガイドラインに、リメイク版の核心に触れるであろう、非常に重大な一文が記載されていました。

2025年11月29日まで「ドラクエ2」クリア後が投稿禁止に

注目すべきはその内容です。

「『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』の2回目のスタッフロール後のプレイの模様は、2025年11月29日まで生配信、動画、画像の投稿をお控えください。」

この一文が持つ意味は計り知れません。 まず、本作の『ドラゴンクエストII』(以下、ドラクエ2)には、通常のエンディングとは別に、「2回目のスタッフロール」が存在することが確定しました。 さらに、その「2回目」を見た後にも「プレイの模様」が存在する、つまり何らかの操作可能なシークエンスや追加エピソードが用意されていることが示唆されています。

そして極め付けは、その内容の投稿を発売日(2025年予定)から長期間……具体的には2025年11月29日まで禁止するという強い措置です。

なぜ「ドラクエ1」ではなく「2」だけが対象なのか

このガイドラインで興味深いのは、『ドラゴンクエストI』(以下、ドラクエ1)については言及がなく、対象が『ドラクE2』に限定されている点です。

これは、ロト三部作の時系列(III→I→II)における最終章である『ドラクエ2』のエンディングにこそ、リメイク版最大の秘密が隠されていることを示しています。 『ドラクエ1』は竜王を倒し、アレフガルドに光を取り戻す物語。 『ドラクエ2』はそこから100年後、子孫たちがハーゴンとシドーの脅威に立ち向かう物語です。

原作の『ドラクエ2』は、シドーを倒した後、ローレシアの王子が「いやー さがしましたよ」と仲間たちに見つけ出され、平和になった世界を3人で(あるいはムーンブルクの王女と2人で)見て回る、というエンディングでした。 この時点でスタッフロールが流れます。 しかし、今回のリメイク版では、この「1回目」のエンディングの「後」に、さらなる物語が待っているということになります。

「動画」だけでなく「画像」も禁止という厳戒態勢

特筆すべきは、禁止対象が「動画・生配信」だけでなく、「画像」の投稿も含まれている点です。 これは、X(旧Twitter)や各種SNSでのスクリーンショット1枚の投稿すらも規制対象となることを意味します。

単なる隠しボスや隠しダンジョンであれば、ここまでの厳戒態勢を敷く必要は薄いでしょう。 「画像1枚」でさえも、プレイヤーの体験を決定的に損なうほどの「重大なネタバレ」が含まれている。 それは、例えば新しいキャラクターの登場、見慣れた世界の変貌、あるいは全く新しい物語の始まりを告げるワンシーンかもしれません。

この措置は、開発陣が「全てのプレイヤーに、我々が用意した最大のサプライズを、まっさらな状態で体験してほしい」という強い意志を持っていることの表れです。

過去作にない異例の措置が示す「重大なサプライズ」への期待

近年、多くのゲームで発売直後のネタバレ配信を禁止するガイドラインは設けられていますが、本作のように「2回目のスタッフロール後」と具体的に区切り、かつ「画像」まで対象に含めて長期間禁止するケースは極めて異例です。

例えば、『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』(以下、ドラクエ11)では、クリア後の「真のエンディング」に関わる部分が配信禁止区域に設定されました。 しかし、今回の『ドラクエ2』の措置は、それ以上に厳重な印象を受けます。

これは、単なる「クリア後のおまけ」ではなく、『ドラクエ11』の「真のエンディング」が本編の根幹を揺るがす内容であったように、今回の『ドラクエ2』の追加要素も、ロト三部作全体の物語観に影響を与えるほどの内容である可能性を強く示唆しています。

ゲーム評論家が分析するスクエニの「ネタバレ防止」戦略

なぜ発売から約1ヶ月(仮)という「11月29日まで」という具体的な日付が設定されたのでしょうか。

これは、熱心なプレイヤーが「2回目のスタッフロール」に到達するまでに必要な平均的なプレイ時間を考慮し、多くの人がその「秘密」に触れるであろうタイミングを見計らったものと考えられます。 開発陣は、少なくとも発売後1ヶ月間は、SNSや動画サイトで「答え」に触れることなく、プレイヤー自身の力でその結末にたどり着いてほしいと願っているのです。

この戦略は、リメイク作品でありながら「新作」と同等、あるいはそれ以上の衝撃をプレイヤーに与える自信の表れと言えるでしょう。 我々プレイヤーは、その挑戦状を受け取る準備をしておく必要があります。

徹底考察①:「2回目スタッフロール」を見るための分岐条件

では、その「2回目のスタッフロール」へ到達するには、どのような条件が必要になるのでしょうか。 原作のストーリーラインから逸脱し、新たなエンディングへ分岐するための「フラグ」について、いくつかの可能性を深く考察します。

【最有力候補】新要素「世界の思い出」のコンプリート

今回のリメイク版で新たに追加された要素として「世界の思い出」という収集要素がトレーラーなどで示唆されています。 これは、精霊ルビスにまつわる記憶のかけらを集めていくという内容のようです。

単なる収集要素であれば、ここまで大々的に「2回目のエンディング」を用意する必要はありません。 この「世界の思い出」をすべて集め、精霊ルビスの記憶を完全なものにすることが、真のエンディングへの絶対条件であると考えるのが最も自然でしょう。

原作において、精霊ルビスは『ドラクエ2』ではハーゴンの呪いによって石化させられており、物語への関与は限定的でした。 しかし、リメイク版のファイナルトレーラーでは、ルビスが復活し、光を放つような意味深なシーンが描かれています。 「世界の思い出」を集めることでルビスが復活し、そのルビスがロトの子孫たちを「2回目」のエンディングへと導く……この流れが最有力候補です。

『ドラクエI』のクリアデータが必須となるI&II連動シナリオ

本作は『ドラゴンクエストI&II』という2作品を収録したタイトルです。 この「セット販売」であることにも大きな意味が隠されている可能性があります。

つまり、『ドラクエ2』単体でのクリアでは「1回目」のエンディングしか見られず、『ドラクエ1』を特定の条件(例:全てのアイテムを収集、ローラ姫を救出)でクリアしたデータがある場合にのみ、『ドラクエ2』で「2回目」のスタッフロールへの道が開かれる、というシナリオ連動型です。

SFC版のリメイク『ドラゴンクエストI・II』でも、『I』で「ローラひめのあい」を持っていると、『II』のローレシアの王子の初期ステータスがわずかに上昇するという連動要素がありました。 HD-2D版では、この連動がシステム的にさらに強化され、ストーリー分岐にまで影響を及ぼす可能性は十分に考えられます。 『I』で竜王を倒した真の勇者の血筋が、『II』の時代に奇跡を起こすという展開は、王道でありながら胸が熱くなります。

『ドラクエXI』方式? ラスボス討伐後の新ストーリー派生

『ドラクエ11』のストーリー構造を参考にするならば、「1回目」のエンディング(ラスボス討伐)は、あくまで物語の序章に過ぎない、というパターンです。

原作通りハーゴンとシドーを討伐し、世界に平和が訪れた(と誰もが思った)「1回目」のスタッフロールが流れます。 しかし、そのエンディングの後に、平和になったはずの世界で新たな異変が発生する。 例えば、シドーの消滅が不完全であった、あるいは真の黒幕が他に存在した、といった形です。

そこから『ドラクエ11』のクリア後のように、時間を遡る、あるいは新たな大陸へ渡るなどして、真の脅威に立ち向かう「第2部」が始まる。 そして、その「第2部」をクリアした時に流れるのが「2回目のスタッフロール」というわけです。 この方式であれば、「2回目」の後に「プレイの模様」が続くというガイドラインの記述とも一致します。

なぜ「5つの紋章」は分岐条件の可能性が低いのか

原作の『ドラクエ2』経験者であれば、「5つの紋章」を集めることが分岐条件ではないか、と考えるかもしれません。 原作において、5つの紋章は精霊ルビスの守りを得て、ハーゴンの居城であるロンダルキアへの道を開くために必須のアイテムでした。

しかし、リメイク版のファイナルトレーラーでは、紋章を集めていると思われるシーンが、ハーゴンの城へ向かう道中のように描かれています。 つまり、紋章の収集は「1回目」のエンディング(ハーゴン・シドー討伐)に到達するために必要な、メインストーリー上の必須イベントである可能性が高いのです。

もし紋章収集が「2回目」への分岐条件であれば、それは「隠し」要素ではなく、単なるメインストーリーの延長です。 わざわざ「2回目」と区別し、ネタバレを厳重に禁止するほどのサプライズにはなり得ません。 したがって、紋章収集は分岐条件としては可能性が低いと私は分析します。

原作(SFC版・ガラケー版)のクリア後要素との比較

過去のリメイク作品と比較してみましょう。 SFC版『ドラゴンクエストI・II』では、クリア後の追加ダンジョンやストーリーは特に存在しませんでした。 一方で、フィーチャーフォン(ガラケー)版の『ドラクエ2』では、クリア後にハーゴンとシドーが強化された状態で再戦できるという、ささやかな「やりこみ要素」が追加されていました。

しかし、今回のHD-2D版が用意しているのは、そのような「強化ボス」レベルの要素ではないことは、公式の厳戒態勢から明らかです。 SFC版やガラケー版とは比較にならない、全く新しいストーリーが追加されていると断言して良いでしょう。

精霊ルビスの復活と新展開の鍵

やはり全ての鍵を握るのは「精霊ルビス」です。 『ドラクエ1』では竜王に宝(ひかりのたま)を奪われ、『ドラクエ2』ではハーゴンに石化させられ、とロトシリーズにおいてルビスは常に受難の存在でした。

今回のリメイクで、新要素「世界の思い出」によって彼女が能動的に物語に関わり、復活を遂げる。 そして、ロトの血を引く勇者たち(『I』の勇者と『II』のローレシア・サマルトリア・ムーンブルクの王子・王女)に、三部作を締めくくるための「最後の試練」あるいは「真実」を提示する。 これが「2回目」のスタッフロールへと繋がる、最も美しいシナリオではないでしょうか。

徹底考察②:「2回目スタッフロール後」に待つ衝撃の展開とは

分岐条件をクリアし、「2回目のスタッフロール」を迎えた後。 そこには一体何が待っているのか。ガイドラインで投稿が禁じられた「プレイの模様」の正体について、複数の可能性を徹底的に考察します。

【本命】HD-2D版『ドラクエIII』へと繋がる「真のエンディング」

これが本命の考察です。 ご存知の通り、今回のHD-2Dリメイクプロジェクトは、時系列とは逆行し、『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』(以下、ドラクエ3)が2024年11月14日に先行して発売され、『I&II』が2025年に発売されます。

この異例の発売順序には、明確な意図があるはずです。 それは、「プレイヤーが『III』の物語を知っていること」を前提とした仕掛けが、『I&II』のエンディングに施されている、というものです。

時系列は「III(アリアハンの勇者)」→「I(ロトの勇者)」→「II(ロトの子孫たち)」です。 『ドラクエ2』のエンディングは、ロトの伝説の「最終章」にあたります。 「2回目」のスタッフロール後、復活した精霊ルビスが、ロトの血筋の歴史……すなわち『III』のアリアハンの勇者がいかにして「ロト」と呼ばれるようになったのか、そしてその血が『I』『II』へとどう受け継がれていったのかを、改めて子孫たちに語り聞かせる。

そして、映像は『III』のエンディング……アリアハンの勇者が武器を天に掲げるシーンや、ゾーマを倒した後のアレフガルドへと繋がり、ロト三部作の壮大な物語が「完全な円環」として閉じる。 HD-2D版『ドラクエIII』をプレイした後だからこそ、その「答え合わせ」に最大のカタルシスが生まれる。 この「ロト三部作・真の総集編」とも言えるエピローグこそ、開発陣が隠したかった最大のサプライズではないでしょうか。

ロト三部作(III→I→II)を繋ぐミッシングリンクの解明

さらに踏み込んでみましょう。 『III』と『I』の間には、多くの謎(ミッシングリンク)が存在します。 例えば、『III』で勇者が倒したゾーマの城は、なぜ『I』で竜王の城になっているのか。 精霊ルビスはいつアレフガルドを統治し始めたのか。 「ロト」の称号はどのように神格化されていったのか。

「2回目」のスタッフロール後の「プレイの模様」とは、このミッシングリンクを埋めるための追加エピソードである可能性です。 例えば、ルビスの導きにより、『II』の子孫たちが「時を超え」、ゾーマ討伐直後のアレフガルド、あるいは竜王が台頭し始めた時代へと飛ばされる。 そこで彼らは、自分たちの祖先(『III』の勇者)の偉業の痕跡や、竜王がどのようにして力を得たのかを目の当たりにする。 これは単なるムービーではなく、プレイヤーが操作して探索できる追加マップとして提供されるかもしれません。

原作を超える新たな「隠しダンジョン」と「隠しボス」の登場

もちろん、JRPGのクリア後のお楽しみとして、新たな「隠しダンジョン」と「隠しボス」の登場も十分に考えられます。 『ドラクエ11』のクリア後ダンジョンや、「しんりゅう」のような存在です。

ハーゴン、シドーをも凌駕する、ロト三部作の「真の黒幕」や、あるいは「神」そのものとの戦いが待っている可能性です。 例えば、『ドラクエ3』のゾーマは「やみのころも」をまとっていましたが、その「やみ」の根源そのもの、といった存在です。 この隠しボスを倒すことこそが、ロトの血筋に課せられた真の使命であり、これを達成して初めて「2回目」のスタッフロールが流れる、という構成も考えられます。

ファンの間で噂される『ビルダーズ2』シドーとの関連性

これは非常に興味深い考察であり、多くのファンが期待している点でもあります。 スピンオフ作品である『ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島』(以下、ビルダーズ2)は、『ドラクエ2』のエンディング「後」の世界を描いたIFストーリーです。

『ビルダーズ2』では、破壊神シドー(と同名の少年)が主人公の相棒として登場し、プレイヤーと共に世界を創造(ビルド)していきます。 本編の『ドラクエ2』では純粋な「破壊の象徴」であったシドーに、全く新しい解釈とキャラクター性を与えた名作です。

もし、HD-2Dリメイク版がこの『ビルダーズ2』の物語を「正史」あるいは「パラレルワールドの一つ」として取り込むとしたら。 「2回目」のスタッフロール後、シドーを倒したはずの子孫たちの前に、『ビルダーズ2』のシドー(少年シドー)が現れる。 あるいは、破壊神シドーの「善の心」が分離し、新たな物語が始まる……。 これは既存のファンにとって、涙が出るほどのサプライズになるでしょう。 「画像1枚」でもネタバレになる、という厳戒態勢の理由としても、非常に説得力があります。

投稿禁止期間が「約1ヶ月」であることの意味

投稿禁止期間が「2025年11月29日」までと、比較的「短い」ことにもヒントがありそうです。 もし、隠しダンジョンがとてつもないボリュームで、到達に数百時間かかるようなものであれば、禁止期間はもっと長いはずです。

約1ヶ月という期間は、「熱心なプレイヤーであれば、寄り道(世界の思い出集めなど)をしっかりこなしても、十分に到達可能なボリュームである」ことを示唆しています。 つまり、隠されているのは超高難易度のやりこみコンテンツというよりは、「ストーリーテリング」に重きを置いた、感動的なエピローグである可能性が高いのです。 前述した「IIIへの繋がり」や「ビルダーズ2の要素」などは、まさにこれに該当します。

考察の前提:リメイク版『ドラクエI&II』の魅力と新要素

これらの考察を支える前提として、HD-2D版『ドラゴンクエストI&II』がどのようなリメイク作品なのか、改めてその魅力と新要素を整理しておきましょう。

美麗なるHD-2Dグラフィックと進化したバトルシステム

本作の最大の売りは、ドット絵と3DCGが融合した「HD-2D」グラフィックです。 先に発売される『ドラクエ3』でその美麗さは証明済みであり、『I』『II』の世界がどのように再構築されるのか期待が高まります。

また、バトルシステムも現代的に改修されています。 『ドラクE2』では、原作では1体ずつしか出現しなかった敵が、複数グループで出現するように変更されており、難易度と戦略性が大きく向上していることが予想されます。 『ドラクエ1』の竜王とのタイマンバトルも、HD-2Dならではの迫力ある演出が加わることでしょう。

物議を醸した『ドラクエI』の仲間は本当にいるのか?

初期のトレーラー映像で、『ドラクエ1』の主人公の後ろに、戦士や魔法使いのような仲間らしきキャラクターが追従しているシーンがあり、ファンの間で大きな物議を醸しました。 「『ドラクエ1』は勇者一人旅だからこそ良い」という意見と、「遊びやすくなるなら歓迎」という意見です。

これに関しては、後発のトレーラーでは仲間がいないシーンも多く、SFC版の「AI仲間」のような一時的なものか、あるいは難易度設定によって仲間の有無を選べるシステムになっている可能性があります。 もし仲間が本格参戦するのであれば、それは原作からの大きな変更点であり、ストーリーにも影響を与えるかもしれません。

快適なプレイを約束する便利機能(オートセーブ・難易度設定)

もちろん、現代のゲームとして、オートセーブ機能や、戦闘スピードの調整、難易度設定など、快適に遊ぶための機能は完備されているはずです。 特に『ドラクエ2』は、原作(FC版)が「ロンダルキアへの洞窟」に代表される超高難易度であったため、難易度を選べるようになれば、新規プレイヤーも安心してロトの物語を追体験できるでしょう。

これらの「遊びやすさ」が担保されているからこそ、開発陣は「世界の思い出」集めのような、寄り道要素や隠しエンディングの探索をプレイヤーに促すことができるのです。

攻略本の発売日と豪華特典(成金ベスト・不思議な帽子)

公式ガイドブック(攻略本)の発売が、ゲーム本編の発売から少し遅れて「11月」に予定されています。 この攻略本には、特典として「成金ベスト(戦闘後獲得ゴールドが増える)」と「不思議な帽子(呪文・特技の消費MPを減らす)」といった強力な装備のダウンロードコードが付属すると発表されています。

この発売タイミングも興味深い点です。

特典の入手タイミングから考察する「周回プレイ」の可能性

攻略本の発売が11月ということは、多くのプレイヤーが「1回目」のエンディング、あるいは「2回目」のエンディングに到達し始める頃です。 そのタイミングで「ゴールド稼ぎ」や「MP節約」の装備が手に入る……。

これは、あまり序盤のゲームバランスを崩したくないという配慮であると同時に、これらの装備が「2周目以降の周回プレイ」や、「クリア後の隠しダンジョン攻略」に役立つことを見越している可能性があります。

もし「2回目」のスタッフロールを見た後に、さらに高難易度の「周回プレイ」モードや、超強力な裏ボスが解放されるのであれば、これらの特典装備は非常に価値のあるものになります。 「2回目」のスタッフロールが終わりではなく、そこからが「本当の冒険の始まり」である可能性も、わずかながら残されています。

まとめ

HD-2D版『ドラゴンクエストI&II』のガイドラインに記された、「ドラクエ2の2回目のスタッフロール後のプレイ模様」の投稿禁止。 この異例の措置は、我々が知る『ドラクエ2』の物語が、リメイクによって新たな結末を迎えることを明確に示しています。

私の考察では、その内容は「HD-2D版ドラクエ3との連動」を前提とした、ロト三部作のミッシングリンクを解明し、壮大な物語を完結させる「真のエンディング」である可能性が極めて高いと結論付けます。 あるいは、ファンが夢見た『ビルダーズ2』のシドーとの関連性が描かれるという、感動的なサプライズかもしれません。

いずれにせよ、開発陣が「画像1枚」すら許さないと隠し通そうとするその秘密は、我々旧来のファンの想像を遥かに超えるものになるでしょう。 2025年の発売日、そしてネタバレ解禁の11月29日。 ゲーム評論家として、そして一人のドラクエファンとして、その歴史的瞬間を今から楽しみにしています。

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