ゲーム評論家の桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、最近リリースされた「ドラゴンボール ゲキシンスクアドラ」(以下、ゲキスク)の戦闘システム、特に「コンボボーナス」について詳しく知りたい、どうすれば上手く活用できるのか気になっているのではないでしょうか。 ゲキスクの戦闘は非常にスピーディで奥深く、その中核をなすのが「噛み合わせカード」と、それによって発動する「コンボボーナス」です。 このシステムを理解しているかどうかで、戦況は大きく変わってきます。

この記事を読み終える頃には、コンボボーナスの仕組みや具体的な活用法についての疑問がすべて解決しているはずです。
- コンボボーナスの基本的な仕組みと発動条件
- 赤・緑・青の各色ボーナス効果と上昇値の詳細
- 全21種類の噛み合わせカードの性能と選び方
- 初心者におすすめの戦略とキャラクター別の考え方
それでは解説していきます。

ゲキスクのコンボボーナスとは?勝利の鍵を握る基本システム
ゲキスクの試合を有利に進める上で絶対に欠かせない要素、それが「噛み合わせカード」と「コンボボーナス」です。 まずはこのシステムの基本をしっかりと押さえて、ライバルに差をつけましょう。

コンボボーナスの発動条件は「カードを3枚集めること」
コンボボーナスとは、試合中に「噛み合わせカード」を合計3枚取得した際に得られる、キャラクターの能力を底上げする追加効果のことです。

よくある勘違いとして、「同じ色のカードを3枚揃えないと発動しない」と思われがちですが、そんなことはありません。 例えば、「赤・赤・青」や「赤・緑・青」のように、色がバラバラでもカードを3枚取得した時点で必ず発動します。
いわば「カードを3枚集めたご褒美」と考えると分かりやすいでしょう。 もちろん、集めたカードの色の組み合わせによって、得られるボーナスの内容と効果量が変化します。 これがゲキスクの戦略を非常に奥深くしている要因の一つです。
噛み合わせカードの取得方法
では、その噛み合わせカードはどうすれば手に入るのでしょうか。
答えはシンプルで、「敵にダメージを与えること」です。 敵プレイヤーやマップ上に出現するNPC(フリーザ軍兵士やセルジュニアなど)にダメージを与えると、画面下部にあるエナジーゲージが溜まっていきます。 このゲージがMAXになると、3種類の噛み合わせカードの中から1枚を選択して取得できます。
カードを取得できるタイミングは、1試合中に合計3回あります。 つまり、試合を通じて最大で3枚のカードを取得し、最終的なコンボボーナスを完成させるのが一連の流れとなります。 試合開始直後は火力が低くゲージが溜まりにくいですが、レベルが上がるにつれて効率よくゲージを溜められるようになります。
自動取得と手動取得の違い
ゲームに慣れないうちは、噛み合わせカードの取得が「自動」に設定されています。 これはキャラクターのロール(役割)に合わせて、おすすめのカードを自動で選んでくれる便利な機能です。
しかし、ゲキスクの面白さは、戦況や自分のプレイスタイルに合わせてカードを自分で選ぶ「手動取得」にこそあります。 キャラクターへの理解が深まってきたら、ぜひ手動取得に切り替えてみてください。 試合開始前のキャラクター選択画面で簡単に切り替えが可能です。 自分だけの最強ビルドを構築する楽しみが、ここから始まります。
【重要】色の組み合わせとボーナスの関係性
コンボボーナスは、取得した3枚のカードの色(赤・緑・青)の枚数に応じて効果が決まります。 それぞれの色が司る能力は以下の通りです。
- 赤色:攻撃力
- 緑色:防御力
- 青色:技のクールタイム短縮
例えば、「赤を2枚、青を1枚」取得した場合、「赤2枚分の攻撃力上昇ボーナス」と「青1枚分のクールタイム短縮ボーナス」の両方が得られます。 「赤・緑・青を1枚ずつ」取得した場合は、3種類すべてのボーナスが1枚分ずつ付与される、という仕組みです。
この組み合わせをどうするかが、戦略の分かれ目となります。 火力を極限まで高めるために赤3枚を目指すのか、バランス良く能力を伸ばすのか、すべてはプレイヤーの選択次第です。
各色のコンボボーナス効果一覧
具体的にどれくらい能力が上昇するのか、気になりますよね。 私が検証した数値をまとめたので、ぜひ参考にしてください。 (※ダメージ計算は敵の防御力などによって若干のブレが生じる場合があります)
カードの色 | 1枚取得時の効果 | 2枚取得時の効果 | 3枚取得時の効果 |
---|---|---|---|
赤(攻撃力) | +5% | +9% | +13% |
緑(防御力) | ダメージ 5% 軽減 | ダメージ 9% 軽減 | ダメージ 13% 軽減 |
青(クールタイム) | -4% | -8% | -11% |
特筆すべきは、枚数が増えるほど上昇率が少しずつ鈍化する点です。 例えば赤カードは、1枚目で5%も上昇しますが、2枚目では4%(5%→9%)、3枚目でも4%(9%→13%)の上昇に留まります。 青カードに至っては、3枚目の恩恵が3%(8%→11%)とさらに小さくなります。
この仕様が、「1色特化が常に最強とは限らない」というゲームバランスを生み出しています。 例えば、攻撃力を上げたい場合でも、赤2枚(+9%)で止めておき、残りの1枚を青(-4%)や緑(-5%)に割くことで、総合的な戦闘能力を高めるという選択肢も非常に有効です。
【赤カード】攻撃系噛み合わせカード性能徹底解説
ここからは、全21種類の噛み合わせカードの性能を1枚ずつ詳しくレビューしていきます。 まずは、純粋な火力を求めるプレイヤー向けの赤カードから見ていきましょう。

ファーストカード①:連行セッカー
- **効果:**ステップ使用後、2秒以内に攻撃した敵1体に追加の固定ダメージを与える。
- 解説: 非常にシンプルかつ強力な効果を持つカードです。 特筆すべきは「固定ダメージ」という点。 これは相手の防御力をある程度無視してダメージを与えられるため、アタッカーはもちろん、元々の火力が低いタンクやテクニカルタイプのキャラクターでも、ダメージソースを確保できるのが大きな魅力です。 ダメージ量は自身のレベルに応じて上昇し、レベル15にもなると約2,000もの追加ダメージとなり、決して無視できない火力になります。 ステップからの奇襲や、あと一押しが欲しい場面で輝く、腐ることのない優秀な一枚です。
ファーストカード②:ノーボール
- **効果:**敵を倒すたびに与ダメージがアップする(最大4回)。自分が倒されると効果はリセットされる。
- 解説: ハイリスク・ハイリターンを体現したカードです。 効果は絶大で、最大スタック(4キル)時には与ダメージが約25%も上昇します。 これは赤3枚のコンボボーナス(+13%)を遥かに凌駕する数値であり、一度育てば手が付けられないほどの火力を生み出します。 しかし、一度でも倒されると全ての効果が失われるという厳しい制約があるため、いかにデスせず立ち回るかが重要になります。 遠距離から安全に攻撃できるケールやボージャック、あるいは生存能力に長けたガンマなどで採用すると、その真価を発揮しやすいでしょう。
セカンドカード①:ジャイアントキリング
- **効果:**HPが80%以上の敵に攻撃を当てると、その戦闘が終了するまで対象への与ダメージがアップする。
- 解説: 戦闘の口火を切るのに最適なカードです。 特にHPが高いタンクキャラクターに対して有効で、最大で約25%ものダメージアップが見込めます。 戦闘開始直後の体力満タンの相手に初撃を当てるだけで永続的なバフがかかるため、一度捉えた敵を逃さず仕留めきる性能に長けています。 遠距離から一方的に攻撃できるキャラクターとの相性は抜群ですが、トランクスのような奇襲が得意なキャラクターが、敵の脆い後衛を一撃で葬り去るためにも有効な選択肢です。
セカンドカード②:今楽にしてやる
- **効果:**HPが50%以下の敵に対する与ダメージがアップする(20%)。
- 解説: ジャイアントキリングとは対照的に、瀕死の敵へのとどめ性能を極限まで高めるカードです。 「あと少しで倒せたのに逃げられた」という悔しい経験は誰にでもあるはず。 このカードは、そうした状況を劇的に減らしてくれます。 特に、一瞬で大ダメージを与えるバースト能力に長けた18号やヒット、トランクスといったキャラクターが持つと、敵のタンク役ですら油断しているところを瞬時に溶かしきることが可能になります。 確実にキルを取り、数的有利を作り出すための確実な一枚と言えるでしょう。
サードカード①:戦士にラス
- **効果:**3ヒット以上の格闘攻撃で、格闘ダメージが大幅にアップする(30%)。
- 解説: 驚異的な上昇値を誇る、格闘特化型のアタッカー向けカードです。 30%というダメージアップ率は、他のどのカードやコンボボーナスと比較しても群を抜いています。 3ヒットという条件も、格闘攻撃が主体のキャラクターにとっては無いに等しいでしょう。 特に、技でラッシュ(格闘)を強化できるウーブや、格闘のリーチと速度に優れるピッコロがこのカードを取得した場合の火力は凄まじいものがあります。 遠距離アタッカーが懐に入られた際の迎撃手段としても有効で、ビルドの幅を広げてくれる一枚です。
サードカード②:追撃者
- **効果:**2秒以内に2つの技を当てた敵に追加ダメージを与え、さらにその敵への移動速度がアップする。
- 解説: 連続技で一気に畳みかけるキャラクターのためのカードです。 追加ダメージは自身のレベル×100程度と安定しており、確実に火力を上乗せできます。 しかし、このカードの真価は「移動速度アップ」にあります。 コンボを決めた後、逃げようとする敵に素早く追いつき、次の攻撃へと繋げることが可能になります。 18号やトランクス、ミニ悟空のように、短時間で技を連発できるキャラクターとの相性は最高です。 ヒットで奇襲を仕掛けた際に、このカードがあれば逃がすことはほぼ不可能でしょう。
【緑カード】防御系噛み合わせカード性能徹底解説
次に、チームの盾となり、前線を支えるための緑カードを見ていきましょう。 生存能力を高めることは、結果的にチームの火力を維持することにも繋がります。
ファーストカード①:ビルドアップ
- **効果:**敵NPCを2体倒すたびに防御力がアップする(最大10回)。
- 解説: タンク役の安定性を最も高めてくれるカードと言っても過言ではありません。 マップに出現するザコ敵を倒すだけで永続的に防御力が上がっていくため、意識せずとも試合が進むにつれて自然と硬くなっていきます。 最大強化(NPCを20体討伐)時には、約15%ものダメージ軽減効果を得られ、これは緑3枚のコンボボーナス(13%)を上回ります。 特に、元々のHPが高いベジータやザマスといったタンクキャラクターが取得すれば、まさに鉄壁の要塞と化すでしょう。 タンクをプレイするなら、まず第一候補に挙がるカードです。
ファーストカード②:けっちゃら
- **効果:**HPが50%以下になった時、数秒間だけ追加のHP(バリア)を獲得する(クールタイム30秒)。
- 解説: 絶体絶命のピンチを一度だけ覆すことができる、保険のようなカードです。 獲得できる追加HPはレベルに応じて上昇し、最大で5,000にもなります。 これはアタッカーのHPの1/4以上に相当する数値で、敵の計算を大幅に狂わせることができます。 HPが低く、敵陣に切り込む必要がある近接アタッカー(トランクス、18号)やテクニカル(ご飯、17号)が持つと、生存時間が大きく伸び、より強気な立ち回りが可能になります。 ただし、効果時間が短いため、タンク役が前線を維持するためのカードとしては、ビルドアップに軍配が上がります。
セカンドカード①:鋼の皮膚
- **効果:**敵から攻撃を受けた際、1ヒットごとにダメージを固定値で軽減する。
- 解説: ヒット数の多い、いわゆる「多段ヒット」攻撃に対して絶大な効果を発揮するカードです。 軽減値はレベルに応じて上昇し、最大で1ヒットあたり20ダメージをカットします。 一見地味な数値に見えますが、例えば10ヒットする技を受けた場合、合計で200ダメージも軽減できる計算になります。 特に、通常攻撃や細かい技で削ってくるタイプの敵が多い構成に対して有効です。 パーセンテージで軽減する他の防御カードとは異なり、一撃の威力が低い攻撃に対して強く出られるのが特徴です。 タンク役の安定択として非常に優秀な一枚です。
セカンドカード②:カッチンバリア
- **効果:**10秒間ダメージを受けないと、次に受けるダメージを大幅に軽減するバリアを展開する。
- 解説: 奇襲や不意の一撃に対する最強のカウンターカードです。 バリア展開中のダメージカット率は、なんと驚異の75%。 どんなに強力な必殺技でも、このバリアの前では威力が1/4になってしまいます。 敵のヒットに一瞬で溶かされてしまう、といった事故をほぼ完璧に防ぐことができます。 アタッカーが敵陣に突っ込む際のお守りとして持つのも非常に強力です。 ただし、バリアはエフェクトで視認できるため、上手い相手には通常攻撃でバリアを剥がされてから本命の技を叩き込まれるという弱点も存在します。 それでも、乱戦においては非常に強力な効果を発揮する、汎用性の高い防御カードです。
サードカード①:守護天使
- **効果:**近くにいる味方(守護天使持ち以外)が受けたダメージの一部を肩代わりする。
- 解説: まさにチームの守護神となる、タンク専用カードです。 味方が受けるはずだったダメージを自身が引き受けることで、チーム全体の生存能力を飛躍的に高めます。 特に、敵の範囲攻撃によって味方の脆いアタッカーが一網打尽にされる、といった最悪の事態を防ぐ上で重要な役割を果たします。 自身のHP管理はよりシビアになりますが、自己回復能力を持つザマスや、高いHPを誇るベジータがこのカードを持つことで、チームの生命線となれるでしょう。 使いこなすには熟練が必要ですが、その分リターンも大きい上級者向けのカードです。
サードカード②:ディフェンスステップ
- **効果:**ステップ使用後、数秒間ダメージを軽減する(25%)。
- 解説: 攻防一体の立ち回りを可能にするカードです。 ステップは回避だけでなく、敵に接近するための手段でもあります。 このカードは、ステップで敵の攻撃を避けつつ、もし避けきれなくても被ダメージを抑え、さらに反撃に転じるという一連の動きを強力にサポートします。 特に、敵陣の奥深くまで切り込んでいく近接アタッカーや、常に敵のヘイトを買い続けるタンク役との相性が抜群です。 ゲーム後半、避けきれないほどの広範囲必殺技が飛び交うようになると、このカードの有無が生死を分けることも少なくありません。
【青カード】補助系噛み合わせカード性能徹底解説
最後に、戦闘をよりトリッキーにし、戦略の幅を広げる青カードを紹介します。 技の回転率を上げることは、間接的にチームの火力と生存能力の両方に貢献します。
ファーストカード①:戦略的逃走
- **効果:**近くの敵から背を向けて移動する時、移動速度がアップする。
- 解説: 生存とポジショニングに特化したカードです。 特に、敵との距離が生命線となる遠距離アタッカー(ボージャック、ウーブ)や、敵陣をかき乱しつつも深追いは禁物なテクニカル(フリーザ)にとって、このカードは強力な保険となります。 敵の近接アタッカーに詰め寄られた際に、素早く距離を取り直すことができます。 直接的な戦闘能力は向上しませんが、有利な状況を維持し、不利な状況から脱出する能力は、試合全体を通して見れば大きなアドバンテージとなります。
ファーストカード②:激図杯(ゲキシンバースト)
- **効果:**激シンバースト(ゴール)を決めた時、その技のクールタイムが50%短縮される。
- 解説: ゴールを決めることで戦況を有利にする、特殊なカードです。 クールタイムが50%も短縮されるのは非常に強力で、特に悟空の「メテオハンマー」のような元々クールタイムが短い技と組み合わせると、ゴールを決めた後すぐに次の技を使えるようになります。 フリーザのように、ゴールを決めたいけれど技のクールタイムが長く、一度使うと無防備になってしまうキャラクターの弱点を補うのにも最適です。 ヒットがステルス技を使って敵の意表を突くゴールを量産する、といった面白い戦術も可能になります。
セカンドカード①:うせぎの術
- **効果:**敵から行動妨害(スタンなど)を受けた時、4秒間移動速度がアップし、ステップのクールタイムも短縮される。
- 解説: 敵の妨害スキルに対するカウンターカードです。 捕まってしまった絶体絶命の状況から、一気に離脱するチャンスを生み出します。 特に、ウーブやフリーザのように、元々移動速度が速いキャラクターが持つと、捕まったと思いきや一瞬で画面外へ逃げていく、といった動きが可能になります。 敵チームに妨害スキル持ちが多い場合に採用すると、非常に効果的です。 敵の得意な戦法を封じることで、試合を有利に運びましょう。
セカンドカード②:エピックハンター
- **効果:**HPが50%以下のボス敵(ギニュー特戦隊など)への与ダメージが4秒間アップする(25%)。
- 解説: マップ上のボスオブジェクトを確保するための専門カードです。 ボス敵のラストヒットは、チームに大きな経験値とバフをもたらすため、非常に重要です。 このカードは、そのラストヒットの奪い合いにおいて、圧倒的なアドバンテージをもたらします。 効果時間は4秒とありますが、ボスのHPが50%以下であれば再発動するため、実質的には永続的なバフと考えることができます。 チームに一人は欲しい、オブジェクト管理を安定させるための戦略的な一枚です。
サードカード①:スニークアタック
- **効果:**敵に発見されてから3秒以内に技を当てると、その技のクールタイムが50%短縮される。
- 解説: 奇襲を成功させた際のリターンを最大化するカードです。 「敵に発見されてから」という条件がミソで、草むらからの奇襲や、ステルスからの攻撃に最適です。 特に、ピッコロのように技のクールタイムが長いものの、奇襲性能が高いキャラクターとの相性は抜群。 「技1で奇襲→即クールタイム短縮→ラストアタック特性でさらに短縮」というコンボで、驚異的な速さで技を連発できます。 ヒットがステルス中に使う技にも適用されるため、延々と攻撃し続けるビルドも可能になり、敵にとっては悪夢となるでしょう。
サードカード②:展開を超えた
- **効果:**ステップがクールタイム中でも、もう一度だけステップが使用可能になる。
- 解説: シンプルながら、あらゆる状況を覆しうる最強の汎用カードです。 効果は「ステップの回数が1回増える」という、ただそれだけ。 しかし、その価値は計り知れません。 敵の強力なコンボをもう一度回避するため。 あと一歩届かない敵に追いつくため。 避けきれない範囲攻撃から脱出するため。 あらゆる場面で「あってよかった」と思える、究極の保険であり、最強の武器です。 火力は上がりませんが、生存こそが最大の火力貢献であるという考え方もあります。 どのカードを取るか迷ったら、とりあえずこれを選んでおけば間違いない、と言えるほど強力無比な一枚です。
初心者が知りたい!コンボボーナスQ&A
ここでは、初心者の皆さんが特に疑問に思うであろう点を、Q&A形式で解説していきます。
自動取得と手動取得、結局どっちがいい?
ゲームを始めたばかりで、まだキャラクターやカードの性能を把握しきれていないうちは「自動取得」で全く問題ありません。 まずは自動取得でゲームの流れを掴み、色々なキャラクターを試してみましょう。
そして、「このキャラクターなら、あのカードの方が強いのでは?」と感じ始めたら、それが「手動取得」に切り替えるタイミングです。 手動取得にすることで、戦況に合わせて柔軟にビルドを変えたり、自分のプレイスタイルに特化させたりと、ゲキスクの本当の楽しさを味わうことができます。
どの色の組み合わせが一番強い?
一概に「この組み合わせが最強」と言い切れないのが、このゲームの面白いところです。 しかし、役割ごとにおすすめの基本的な考え方は存在します。
- アタッカー: 「赤2枚、青1枚」または「赤2枚、緑1枚」がおすすめです。 赤3枚で火力を極めるのもロマンがありますが、攻撃力+9%を確保しつつ、クールタイム短縮やダメージ軽減の恩恵を受けた方が、総合的な戦闘継続能力は高まります。
- タンク: 「緑2枚、赤1枚」または「緑2枚、青1枚」が基本線となります。 前線で耐えることが役割なので、防御力をしっかり確保しつつ、残りの1枚で火力や技の回転率を補うのが安定します。
- テクニカル: 最も自由度が高いロールです。 「赤・緑・青を1枚ずつ」でバランスを取るのも良いですし、味方の構成を見て足りない部分を補う動きも強力です。 例えば、味方にタンクがいないなら緑を多めに、火力が足りないなら赤を多めに、といった判断が求められます。
コンボボーナスを意識しすぎて負ける…どうすればいい?
これは初心者にありがちな悩みです。 「赤3枚にしたいから、今は弱い赤カードでも我慢して取ろう」と考えてしまい、結果的に序盤で不利になるケースです。
忘れてはいけないのは、コンボボーナスはあくまで「追加効果」であるということです。 最も重要なのは、その時点で提示された3枚のカードの中から、今の自分にとって最も強力で、戦況に合ったカードを選ぶことです。
コンボボーナスはおまけと考え、まずは個々のカードの性能を最大限に活かすことを意識しましょう。 その結果、理想のコンボボーナスが組めればラッキー、くらいの気持ちでいる方が、かえって試合には勝ちやすくなります。 ゲームに慣れてくれば、カードの性能とコンボボーナスの両方を天秤にかけ、最適な選択ができるようになります。
まとめ
今回は、「ドラゴンボール ゲキシンスクアドラ」の根幹をなすシステム、「コンボボーナス」と「噛み合わせカード」について、徹底的に解説しました。
最初は複雑に感じるかもしれませんが、一つ一つのカードの効果を理解し、自分の使うキャラクターとの相性を考えていくうちに、その奥深さと面白さに気づくはずです。
- まずはカード3枚取得でボーナスが発動することを覚える
- 赤は攻撃、緑は防御、青はクールタイムと役割を理解する
- 慣れないうちはコンボボーナスより、個々のカードの強さを優先する
- 慣れてきたら手動取得で、自分だけの最強ビルドを探求する
この記事で得た知識を元に、ぜひ色々なカードの組み合わせを試してみてください。 噛み合わせカードを制する者が、ゲキスクの戦いを制します。 皆さんの勝利に、このレビューが少しでも貢献できれば幸いです。
それでは、また次のレビューでお会いしましょう。