編集デスク コンビニ商品評論担当の大野カスミです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、ヒカキンさん監修の待望の新作「辛みそきん」が気になっているけれど、「近所のセブンイレブンに行ったのに、どこも売り切れで買えなかった…」と肩を落とされているのではないでしょうか。 「次はいったいいつ入荷するの?」とヤキモキされていることと思います。
引用 : youtube
ご安心ください。 この記事を読み終える頃には、「辛みそきん」の次回の再入荷予測や、売り切れ続出の中でどうすれば手に入れやすいか、その具体的な疑問が解決しているはずです。
- 「辛みそきん」の次回再入荷時期の最新予測
- 過去シリーズから分析する再販スケジュール
- 売り切れでも諦めない!購入しやすい店舗の狙い目
- 「辛みそきん」の味と「みそきん」との違い
それでは解説していきます。
「辛みそきん」とは?その魅力と完売の理由
まずは、現在コンビニ業界を席巻している「辛みそきん」がどのような商品なのか、そしてなぜこれほどまでに入手困難なのか、その背景から詳しく解説していきますね。
待望の新作!ヒカキンさん監修「辛みそきん」の基本情報
「辛みそきん」は、日本を代表するトップクリエイターのHIKAKIN(ヒカキン)さんが立ち上げたブランド『HIKAKIN PREMIUM(ヒカキン プレミアム)』から発売された、待望のカップ麺第2弾(フレーバー違い)です。
2023年に発売され、瞬く間に完売店舗が続出した「みそきん(濃厚味噌ラーメン)」と「みそきんメシ(濃厚味噌メシ)」の記憶も新しい中、満を持して「辛いバージョンが食べたい」という多くの声に応える形で登場しました。
商品の基本情報は以下の通りです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 商品名 | HIKAKIN PREMIUM 辛みそきん 濃厚辛味噌ラーメン |
| 発売日 | 2025年10月25日(土) ※午前10時から順次発売 |
| 価格 | 322円(税込) |
| 販売場所 | 全国のセブンイレブン限定 |
| 製造元 | 日清食品株式会社 |
「みそきん」ブランドの商品は、前作同様、今回もセブンイレブン限定販売となっています。 ローソンやファミリーマート、その他のスーパーマーケットやドラッグストアでは取り扱いがありませんので、まずはおさえておきましょう。
製造はカップヌードルやどん兵衛でおなじみの日清食品が担当しており、その品質は折り紙付きです。 ヒカキンさんが約1年もの歳月をかけて開発に携わったという点からも、その本気度が伺えますね。
なぜ買えない?「辛みそきん」が即完売する3つの理由
発売日の2025年10月25日(土)、SNSでは朝から「セブンイレブンに行列ができていた」「10時ぴったりに行ったのにもう無かった」といった報告が相次ぎました。 私も当日の朝9時半ごろに近所のセブンイレブンへ向かいましたが、すでに入り口付近に特設コーナーが設けられ、数人の方が商品をカゴに入れている最中でした。
店舗によっては「お一人様 各種2個まで」といった購入制限も設けられており、その人気の凄まじさを物語っています。 では、なぜ「辛みそきん」はこれほどの争奪戦になっているのでしょうか。 コンビニ商品を長年見てきた評論家の視点から、その理由を3つに分けて分析します。
1. ヒカキンさんという圧倒的なブランド力
最大の理由は、やはりヒカキンさんの絶大な影響力です。 彼のYouTubeチャンネルの登録者数はもちろんのこと、その誠実な人柄とコンテンツへのこだわりは、多くのファンから熱烈な支持を受けています。
彼が「約1年かけて、本気で美味しいものを作った」と発信すれば、ファンは「ヒカキンがそこまで言うなら間違いない」と絶対的な信頼を寄せます。 これは単なるタレントコラボ商品とは一線を画す、「HIKAKIN PREMIUM」というブランドへの信頼の証であり、それが爆発的な購買意欲につながっています。
2. 前作「みそきん」の大成功体験
2023年に発売された前作「みそきん」は、発売と同時に即完売し、フリマアプリなどで高額転売されるほどの社会現象となりました。 「買いたくても買えなかった」という人が続出し、その幻の商品への渇望感が市場に蓄積されていました。
実際に「みそきん」を食べた人からは「カップ麺のレベルを超えている」「まろやかで美味しい」と絶賛の声が多く、その高いクオリティが口コミで広がりました。 この「前作の実績」があるからこそ、「今回の辛みそきんも絶対に美味しいはずだ」「前回買い逃したから今回こそは」という強い動機が生まれ、発売日当日の争奪戦に拍車をかけたのです。
3. 「セブンイレブン限定」という希少性
販売チャネルをセブンイレブンのみに絞っている点も、希少性を高める要因です。 もしこれが全国のスーパーやコンビニで一斉に販売されれば、供給が分散され、もう少し手に入りやすかったかもしれません。
しかし、「セブンイレブンでしか買えない」という限定感が、「今、ここで買わなければ」という消費者の心理を強く刺激します。 また、各店舗への配分(納品数)には限りがあるため、人気が集中する店舗では、発売開始からわずか数時間、場合によっては数十分で棚から消えてしまう事態が発生するのです。
評論家が徹底レビュー!「辛みそきん」の味・辛さ・具材を深掘り
では、肝心の「辛みそきん」の味わいはどうなのでしょうか。 私も無事にゲットし、家族ともどもじっくりと実食させていただきました。
一言で申し上げるなら、「旨みと辛さの、見事な黄金比」です。
期待を裏切らない「旨辛」スープ
パッケージは前作の「金」とは対照的な、情熱的な「赤」。
フタを開け、お湯を注いで5分。 まず立ち上るのが、白味噌のまろやかな香りと、食欲をそそるニンニクの香りです。 この時点では、まだ辛さよりも「みそきん」系統の芳醇な香りが勝っています。
スープを一口飲むと、まず白味噌ベースのまろやかで優しい甘みとコクが口の中に広がります。 「あれ?思ったより辛くない?」と思った直後、唐辛子のピリリとしたシャープな辛さが追いかけてきました。
ヒカキンさんが「旨みをギリギリまで引き出した辛さ」と語っていた通り、これはただ辛いだけのラーメンではありません。 味噌の旨みとコクを土台としてしっかり感じさせた上で、その旨みを引き立てるための「辛さ」が絶妙なバランスで加えられています。 辛さのレベルとしては、個人的には「中辛」程度だと感じました。 激辛を好む方には少し物足りないかもしれませんが、辛いものが苦手な方でも「美味しい」と感じられる、まさに「旨辛」の王道を行くスープです。
食べ応えのある麺と、名脇役の「キャベツ」
麺は、日清食品らしいコシのある中太のフライ麺です。 ツルッとしていて喉越しが良く、濃厚な辛味噌スープとよく絡みます。 時間が経っても伸びにくい印象で、最後まで麺の食感を楽しめました。
そして、私が特に素晴らしいと感じたのが具材のキャベツです。 前作の「みそきん」には入っていなかったキャベツが、「辛みそきん」には追加されています。 このシャキシャキとしたキャベツの食感が、濃厚なスープの中で非常に良いアクセントになっているのです。 時折感じるキャベツの自然な甘みが、スープの辛さをリセットしてくれ、次の一口をまた新鮮な気持ちで味わわせてくれます。 他にもミンチ肉やコーン、ネギなど、味噌ラーメンの定番具材がしっかり入っており、満足感の高い一杯でした。
「新みそきん」と「辛みそきん」は何が違う?徹底比較
「前作のみそきんと、今回の辛みそきんはどう違うの?」というご質問も多くいただきます。 どちらも「濃厚味噌」という点では共通していますが、その個性は明確に異なります。 両方を食べ比べた私が、その違いを詳しく解説しますね。
| 比較項目 | 新みそきん(前作) | 辛みそきん(今作) |
|---|---|---|
| スープのベース | 白味噌ベース | 白味噌ベース |
| 味わいの特徴 | 豚骨とニンニクの効いた、まろやかで甘みのある味噌 | 味噌のコクと旨みに、唐辛子のキレを加えた「旨辛」 |
| 辛さレベル | 0(辛みなし) | 3(中辛程度) |
| 主な具材 | もやし、ミンチ肉、コーン、ネギ | キャベツ、ミンチ肉、コーン、ネギ |
| パッケージの色 | 豪華な「金」 | 情熱的な「赤」 |
| おすすめな人 | 辛いのが苦手な方、まろやかな味が好きな方 | 辛いのが好きな方、刺激と旨みの両方を求める方 |
簡単に言えば、「みそきん」がまろやかさと甘みの「守り」の美味しさだとしたら、「辛みそきん」はキレのある辛さと旨みの「攻め」の美味しさと言えるでしょう。
どちらが上ということはなく、完全に好みの問題です。 家族で食べ比べた際も、中学生の長男は「辛いけど旨い!」と「辛みそきん」派、小学生の次男は「ぼくは甘いほうが好き」と「みそきん」派に分かれました。 (3歳の娘さんは、さすがに「あかいのはピリピリする〜」とギブアップでしたので、小さなお子様には「みそきん」の方が良さそうですね)
「辛みそきんメシ」も同時発売!カップ麺との違いは?
今回も「辛みそきん」と同時に、「辛みそきんメシ 濃厚辛味噌」というカップライス商品が発売されています。 こちらも価格は354円(税込)で、セブンイレブン限定です。
「カップ麺とカップメシ、どっちを買うべき?」と悩まれる方もいらっしゃるでしょう。 「辛みそきんメシ」は、ラーメンのスープをご飯にかけた「追い飯」とはまた異なり、最初からご飯とスープが一体となったリゾットのような食感が特徴です。
スープの味の方向性は同じですが、ご飯に合うように少し濃いめに調整されている印象を受けました。 手軽に「辛味噌リゾット」を楽しみたい方には「辛みそきんメシ」がおすすめです。
しかし、個人的にぜひ試していただきたいのは、**「辛みそきん」(カップ麺)を食べた後のスープに、白ごはんを投入する「追い飯」**です。 麺から溶け出した旨みも加わったスープがご飯一粒一粒に染み込み、これはもう、背徳感と幸福感が同時に押し寄せる最高の締めくくりです。 このアレンジについては、後ほど詳しくご紹介しますね。
SNSでの口コミ・評判まとめ
SNS(特にX(旧Twitter)やInstagram)では、発売直後から「辛みそきん」に関する投稿が溢れています。 その多くは、やはり「買えた!」という喜びの報告と、「買えなかった…」という嘆きの声です。
<肯定的な口コミ>
- 「辛いけど旨みがすごい!これはリピ確定!」
- 「キャベツのシャキシャキ感がたまらない。みそきんより好きかも」
- 「スープが濃厚で、追い飯したら天国だった」
- 「中本のカップ麺よりはマイルドで食べやすい辛さ」
<否定的な口コミ(または要望)>
- 「辛いのが好きだから、もっと激辛でも良かったかも」
- 「やっぱり売ってない。5軒回ったけど全滅…」
- 「転売ヤーのせいで買えない。定価で買わせてほしい」
味わいについては総じて高評価が多く、特に「旨みと辛さのバランス」を評価する声が目立ちます。 一方で、やはり入手困難な状況への不満が非常に多く、いかに多くの人がこの商品を求めているかがわかります。
【最重要】「辛みそきん」次回の再入荷はいつ?2025年最新予測
さて、ここからが本題です。 「売り切れていて買えなかった」という方が一番知りたい、「辛みそきん」の次回の再入荷・再販情報について、コンビニ業界の動向と過去の実績から徹底的に予測・解説していきます。
公式発表と過去の再販実績から読む入荷スケジュール
まず、現時点(2025年10月25日以降)で、メーカー(日清食品)やセブンイレブン本部から**「次回の具体的な再入荷日」に関する公式なアナウンスはありません。**
しかし、情報ソースや過去の「みそきん」シリーズの販売動向を分析すると、今後のスケジュールが予測できます。
1. 初回入荷分(10月25日)と第2回入荷(10月31日?)
今回の発売は「2025年10月25日(土)朝10時〜」と告知されていました。 これが第一弾の入荷です。 そして、一部の情報では「10月31日(金)にも再販予定」という話が出ています。
これは、コンビニへの商品納品が週に複数回行われるため、初回にすべての在庫を投入するのではなく、第二陣として納品される分だと考えられます。 ただし、これも店舗によって入荷の有無や時間が異なる可能性が非常に高いです。 また、この10月31日の入荷分も、初回同様、あるいはそれ以上の早さで即日完売する可能性が極めて高いと私は予測しています。
2. 本格的な追加再販は「2~4週間後」が濃厚
では、この10月31日(仮)を逃したら、もう買えないのでしょうか? いえ、諦めるのはまだ早いです。
過去の「みそきん」シリーズ(2023年や2024年)の実績を見ると、初回販売で即完売した後、約2週間後から1ヶ月後にかけて、追加の再販(再入荷)が行われています。
| 年度 | 商品名 | 初回販売日 | 主な再販時期(目安) |
|---|---|---|---|
| 2023年 | 初代みそきん | 5月 | 発売から約2週間後 |
| 2024年 | 新みそきん | 4月 | 発売から約1ヶ月後 |
| 2025年 | 辛みそきん | 10月25日 | 11月中旬~下旬(予測) |
これだけの人気商品ですから、メーカー側も追加生産の準備を進めているはずです。 しかし、カップ麺の製造ラインを確保し、原材料を調達し、全国の店舗へ配送するには、どうしても数週間のタイムラグが発生します。
したがって、本格的な再入荷が期待できるのは、2025年11月中旬から下旬にかけてではないか、と私は予測します。 SNSで「再販希望」の声が大きければ大きいほど、メーカーも追加生産に踏み切りやすくなります。
セブンイレブン店員さんも知らない?入荷情報の裏側
「近所のセブンイレブンの店員さんに聞いても、『次いつ入るかわからない』と言われた」 これは、決して店員さんが意地悪で教えてくれないわけでも、怠慢なわけでもありません。 本当に店舗レベルでは、直前まで正確な入荷情報がわからないのです。
コンビニの商品の多くは、発注システム(タブレットなど)で注文しますが、「辛みそきん」のような超人気商品は、店舗が自由に発注できる「通常商品」とは異なるケースがあります。
本部が生産数と需要をコントロールするために、「割り当て商品」として各店舗に自動的に(あるいは発注上限を厳しく設定して)納品されることが多いのです。 その場合、商品が配送トラックに乗せられ、店舗に到着する直前(あるいは当日)まで、正確に「何個入荷するのか」がわからない、という事態が発生します。
ですから、店員さんに「次の入荷はいつですか?」と尋ねるよりも、後述する「入荷しやすい時間帯」や「穴場店舗」を狙って、ご自身の足で確認する方が確実性が高いのです。
再入荷を狙うベストな時間帯は?
では、再入荷が行われるとして、何時ごろにお店へ行くのがベストなのでしょうか。 これも店舗の立地や配送ルートによって異なりますが、一般的なセブンイレブンの納品時間を知っておくと有利になります。
コンビニへの商品配送は、1日に2回~3回行われるのが一般的です。 「お弁当・おにぎり・パン」などの配送と、「飲料・お菓子・カップ麺」などの配送は、別々のトラックで来ることが多いです。
「辛みそきん」のような常温のカップ麺が入荷しやすいのは、以下の時間帯です。
1. 深夜~早朝(0時~朝7時頃)
最も狙い目なのがこの時間帯です。 多くのコンビニでは、深夜帯にその日のメインとなる商品(飲料や常温品)の納品・品出し(棚に並べる作業)を行います。 夜間のうちに商品を棚に並べ、朝のラッシュに備えるためです。
もし再入荷の割り当てがあった場合、この深夜帯に棚に並べられる可能性が非常に高いです。 日中は仕事や学校で探しに行けないという方も、早朝、出勤・通学前に立ち寄ることで、まだ誰にも買われていない「辛みそきん」に出会えるかもしれません。
2. 日中(13時~16時頃)
深夜便の次に、日中の便で追加の商品が届く店舗もあります。 お昼のピークが過ぎた午後の時間帯に、品出しが行われるケースです。 ただし、この時間帯は店員さんも少なく、品出しが遅れることもありますし、入荷があったとしてもすぐに他のお客さんに見つかってしまいます。 優先度としては「深夜~早朝」が圧倒的に高いでしょう。
【穴場情報】「辛みそきん」が買いやすいセブンイレブンの特徴
「辛みそきん」は、すべてのセブンイレブンで均一に売り切れているわけではありません。 競争率が低く、在庫が残りやすい「穴場店舗」というものが存在します。 私がこれまでのコンビニ商品ウォッチで培った、「穴場店舗」の見抜き方をお伝えしますね。
1. 郊外・ロードサイドの店舗
まず狙い目なのが、駅前や繁華街から離れた、郊外の店舗や幹線道路沿い(ロードサイド)の店舗です。 これらの店舗は、主な客層が車で移動する地元住民やドライバーの方々です。 駅前のように、不特定多数の「ついで買い」客や、新商品に敏感な若者層が集中する店舗に比べ、競争率が格段に低い傾向があります。
発売日当日、都心の店舗が朝10時半に完売していても、郊外の店舗では昼過ぎまで残っていた、というケースは実際に多くありました。
2. 病院内・オフィスビル内の店舗
次におすすめなのが、病院の中やオフィスビルの中に入っているセブンイレブンです。 これらの店舗は、利用者が「病院の利用者・職員」や「そのビルで働くビジネスパーソン」にほぼ限定されます。
客層が限定的であるため、即席麺の需要自体が一般的な店舗よりも低い傾向があります。 また、ヒカキンさんのファン層である若者層やファミリー層の来店が少ないため、新商品のカップ麺が目当てで来店する人が少なく、在庫が残りやすい「穴場中の穴場」と言えます。 (ただし、病院やオフィスビルは一般の方が立ち入りにくい場合もありますので、その点はご注意ください)
3. 住宅街のど真ん中にある個人経営(オーナー)店
これは少し見極めが難しいですが、住宅街の奥まった場所にあるような、地域密着型の個人オーナーが経営している店舗も狙い目です。 駅前の店舗(多くは本部直営か大手フランチャイジー)に比べて、新商品の入荷数が少なめに設定されている可能性もありますが、逆に言えば情報感度の高い客層が少ないため、ひっそりと棚に残っていることがあります。
購入制限(1人2個まで)はいつまで続く?
「お一人様2個まで」といった購入制限は、多くの店舗で実施されています。 これは、できるだけ多くの人に商品が行き渡るようにするための店舗側の配慮(あるいは本部からの指示)であり、転売目的の買い占めを防ぐ意味もあります。
この購入制限は、商品が安定的に供給されるようになるまで続くと考えられます。 前述した「11月中旬~下旬」の再販が始まったとしても、それが少量であれば購入制限は継続されるでしょう。
もし、店頭から購入制限のポップ(貼り紙)が消えたら、それは「在庫が安定してきた」というサインかもしれません。 しかし、「辛みそきん」に関しては、その人気が落ち着くまでにはかなりの時間がかかると予想されるため、少なくとも2025年内は、何らかの購入制限が続く可能性が高いと見ています。
セブンイレブン以外で買う方法は?
「近所のセブンイレブンは全滅だった」「探しまわる時間がない」 そんな方のために、セブンイレブンの店頭以外で購入する方法についても解説します。 ただし、これらは定価(322円)での購入ではない点に、最大限の注意が必要です。
「辛みそきん」はセブンイレブン限定!他のコンビニやスーパーでは買える?
まず大前提として、先ほども申し上げた通り、「辛みそきん」はセブンイレブン限定販売です。 ローソン、ファミリーマート、ミニストップなどの他のコンビニチェーンでは、絶対に販売されません。 また、イオン、イトーヨーカドー(※セブン&アイグループですが、今回の取り扱いはセブンイレブンのみ)、ドン・キホーテなどのスーパー、ドラッグストアでも店頭には並びません。
「セブンイレブンを探す」以外の選択肢は、現時点では「通販」のみとなります。
通販(Amazon・楽天・Yahoo!)での取り扱いは?(転売価格の現状)
「みそきん」ブランドは、公式(HIKAKIN PREMIUMや日清食品)からは、通販での販売は行っていません。
しかし、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどの大手通販サイトを検索すると、すでに「辛みそきん」が多数出品されています。 これらはすべて、店頭で購入した個人や業者が利益を上乗せして販売している、いわゆる「転売品」です。
2025年10月25日現在、その価格は衝撃的なものとなっています。
- 楽天市場: 6個セットで約5,000円~(1個あたり約833円)
- Amazon: 1個で1,000円近い価格、6個セットや12個セット(ケース)販売が中心
- Yahoo!ショッピング: 12個セットで約10,000円前後(1個あたり約833円)
定価が322円(税込)ですから、約2.5倍~3倍以上のプレミア価格で取引されているのが現状です。 これらは発売日の「予約商品」として出品されていたものが多く、今後、市場の在庫がなくなれば、さらに価格が高騰する可能性もあります。
通販で買うメリットとデメリット
この「転売品」を通販で買うことについて、評論家としては複雑な心境ですが、冷静にメリットとデメリットを整理します。
<メリット>
- 店舗を探し回る労力と時間を節約できる。
- (価格さえ気にしなければ)ほぼ確実に手に入る。
- 自宅まで配送してくれる。
<デメリット>
- 価格が定価より異常に高い。
- 転売行為を助長することにつながる。
- 悪質な出品者から購入した場合、商品の状態(箱の潰れなど)が悪い可能性がある。
どうしても今すぐ食べたい方、探す手間をお金で解決したい方にとっては選択肢の一つとなりますが、基本的には「定価で買う努力」を優先し、通販は「最終手段」として考えることを強くおすすめします。
メルカリやフリマアプリでの購入はさらに注意
Amazonや楽天などのモール型通販だけでなく、メルカリなどのフリマアプリでも多数の出品が見られます。 こちらも価格は高騰していますが、モール型通販よりも安価(それでも定価よりは高いですが)に出品されているケースもあります。
ただし、フリマアプリは個人間取引が基本です。 商品の保管状況が不明であったり、発送トラブルが発生したりするリスクは、業者が出品している通販サイトよりも高くなります。 カップ麺は食品ですので、衛生面や賞味期限の観点からも、フリマアプリでの購入は細心の注意を払う必要があります。
もっと楽しむ!「辛みそきん」アレンジレシピ
もし幸運にも「辛みそきん」をゲットできたなら、そのまま味わうのはもちろん、評論家としておすすめしたい「ちょい足しアレンジ」で、その魅力をさらに引き出してみませんか?
定番アレンジ!「追い飯」の最高な楽しみ方
まずは王道にして至高のアレンジ、「追い飯」です。 これは「辛みそきんメシ」を買わなくても、ご自宅で簡単に再現できます。
- まずは普通に「辛みそきん」の麺を食べきります。
- 残った「旨辛」スープに、温かい白ごはんを適量(お茶碗に軽く半分ほどがおすすめです)投入します。
- スープとご飯をよく混ぜ、レンゲですくっていただきます。
濃厚な辛味噌スープがご飯に染み込み、麺とは違った満足感が得られます。 ニンニクと味噌の香りがご飯の甘みを引き立て、まさに「二度美味しい」体験ができますよ。
評論家おすすめ!「辛みそきん」ちょい足しアレンジ3選
さらに、ご自宅にあるもので簡単にできる、おすすめの「ちょい足し」をご紹介します。
1. とろけるチーズ(最強のマイルド&コク増し)
追い飯をする際、または麺を食べている途中でも構いません。 とろけるピザ用チーズをひとつかみ、熱々のスープの上に乗せてみてください。 チーズのまろやかな塩味と乳製品のコクが、唐辛子の辛さを優しく包み込み、全体の味わいをさらに濃厚でジャンキーなものへと昇華させます。 これは、辛いものが少し苦手な方にもぜひ試していただきたいアレンジです。
2. 生卵(すき焼き風マイルドチェンジ)
生卵(全卵または卵黄のみ)を中央に落とすのも絶品です。 濃厚な卵黄が辛味噌スープに溶け出し、麺に絡めれば、まるですき焼きのようなまろやかさと贅沢感がプラスされます。 辛さがマイルドになるだけでなく、栄養価もアップしますね。
3. バター(背徳の風味爆弾)
味噌ラーメンとバターの相性が悪いわけがありません。 お湯を注いだ後、食べる直前にひとかけらのバターを乗せてください。 バターの芳醇な香りとオイリーなコクが辛味噌スープに溶け出し、スープの奥行きが格段に増します。 カロリーという背徳感と引き換えに、至福の味わいが待っています。
まとめ
今回は、発売と同時に完売続出となっている「辛みそきん」について、その魅力と次回の再入荷予測、購入のコツを徹底的に解説しました。
- 「辛みそきん」はセブンイレブン限定で、10月25日に発売されたが即完売。
- 味は「旨み」を重視した「中辛」で、キャベツの食感がアクセント。
- 次回入荷の公式発表はないが、10月31日(金)に少量の再入荷が予想される(これも即完売の可能性大)。
- 本格的な追加再販は、過去の実績から「11月中旬~下旬」が濃厚。
- 再入荷を狙うなら「深夜~早朝」の時間帯に、「郊外」や「病院・オフィス街」の店舗をチェックするのがおすすめ。
- 通販は定価の数倍の「転売価格」なので、購入は慎重に。
これだけの争奪戦になるのは、ひとえにヒカキンさんが本気で「美味しいもの」を追求した結果だと思います。 カップ麺としては高価格帯ですが、その価値は十分にある一杯です。 この記事を参考にしていただき、皆さんが無事に「辛みそきん」と出会えることを心から願っています。





