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【BO7】PS4版は現役で通用する?デメリットや懸念点を徹底解説|コールオブデューティ

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ゲーム評論家の桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、2025年11月14日に発売を控えた待望のシリーズ最新作「Call of Duty: Black Ops 7」(以下、BO7)について、特にPlayStation 4(PS4)版でのプレイに不安や疑問を感じているのではないでしょうか。 「旧世代機であるPS4で、最新作を快適にプレイできるのか」「PS5版やPC版のプレイヤーと比べて不利になる点はないのか」といった懸念は、多くのPS4ユーザーが抱える共通の悩みだと思います。

この記事を読み終える頃には、BO7のPS4版を購入すべきかどうかの疑問が解決しているはずです。

この記事の要約
  • PS4版で懸念される具体的なデメリット
  • PS5やPC版との性能差がもたらす影響
  • PS4版でもBO7を最大限楽しむための対策
  • 最終的な購入判断を下すための重要ポイント

 

それでは解説していきます。

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Contents
  1. Call of Duty: Black Ops 7(BO7)とは?シリーズ最新作の概要
    1. 発売日と対応プラットフォーム
    2. ブラックオプスシリーズの系譜と今作の位置づけ
    3. オープンベータで判明したゲームの方向性
    4. 新要素「オムニムーブメント」と「壁ジャンプ」の衝撃
    5. 新システム「オーバークロック」による戦略性の深化
  2. 【本題】BO7のPS4版は通用する?懸念されるデメリットを徹底解説
    1. グラフィック(解像度・テクスチャ)の差はどの程度か
    2. フレームレート(fps)の安定性は?撃ち合いへの影響
    3. 読み込み時間(ロード時間)の長さ
    4. 視野角(FOV)設定の有無
    5. PS4版とPS5/PC版の性能比較表
  3. デメリットだけじゃない!PS4版でBO7をプレイするメリットと対策
    1. 追加費用なしで最新作をプレイできる最大のメリット
    2. 既にPS4を所有しているユーザーの手軽さ
    3. クロスプレイ対応でフレンドと遊べる
    4. 【対策】PS4で少しでも快適にプレイするための設定術
  4. ゲーム評論家が斬る!BO7のベータレビューと評価
    1. 総評:BO2やBO3を彷彿とさせる「味変CoD」
    2. 壁ジャンプは爽快だが、初心者お断りの危険性も
    3. マップデザインへの賛否両論「ドアが多すぎる問題」
    4. リスポーンシステムは比較的優秀
    5. プレイヤー層の高齢化と日本サーバーの現状
  5. BO7 PS4版に関するよくある質問(Q&A)
    1. Q. PS4版を買った後、PS5にアップグレードできますか?
    2. Q. PS4版とPS5版でマッチングは分けられますか?
    3. Q. PS4 Proなら通常版より快適にプレイできますか?
    4. Q. 結局、今PS4しか持っていないなら買うべき?
  6. まとめ

Call of Duty: Black Ops 7(BO7)とは?シリーズ最新作の概要

まずは本作、BO7がどのような作品なのか、現在判明している情報とオープンベータでの感触を基に、その全体像を整理していきましょう。 シリーズの伝統と革新が融合した本作の魅力を知ることで、ハードウェアの選択に関する議論もより深まるはずです。

発売日と対応プラットフォーム

BO7の正式な発売日は、2025年11月14日と発表されています。 対応プラットフォームはPlayStation 5(PS5)、PlayStation 4(PS4)、Xbox Series X|S、Xbox One、そしてPC(Steam/Battle.net)となっており、幅広いゲーマーが楽しめるマルチプラットフォーム展開です。

特に注目すべきは、PS5が登場してから数年が経過した現在でも、旧世代機であるPS4がサポート対象に含まれている点です。 これにより、まだPS5へ移行できていない多くのユーザーも最新作に触れる機会が与えられています。

ブラックオプスシリーズの系譜と今作の位置づけ

「ブラックオプス」シリーズは、CoDの中でも特に人気の高いサブシリーズです。 初代『ブラックオプス』が冷戦時代の秘密作戦を描いた重厚なストーリーでファンを魅了して以降、『BO2』では近未来、『BO3』『BO4』ではさらに未来へと舞台を進め、SF的なガジェットやスピーディーな戦闘で独自の進化を遂げてきました。

今作BO7は、その系譜を受け継ぎ、BO2から続く近未来の世界観をさらに発展させた作品と位置づけられています。 キャンペーン、マルチプレイヤー、ゾンビモードという3つの柱は健在で、シリーズファンが期待する要素をしっかりと押さえたタイトルと言えるでしょう。

オープンベータで判明したゲームの方向性

2025年10月3日から開催されたオープンベータでは、多くのプレイヤーがBO7のマルチプレイヤーを先行体験しました。 そこで明らかになったのは、本作が近年の現代戦をテーマにしたCoDとは一線を画す、ハイスピードなアリーナシューターへの回帰を目指しているという点です。

特に後述する「オムニムーブメント」の存在は、戦場の様相を大きく変え、かつての『BO3』などを彷彿とさせる立体的な戦闘が繰り広げられました。 地上での駆け引きだけでなく、空中からの奇襲や高速移動を駆使した撃ち合いが主体となり、プレイヤーには常に高い状況判断能力とエイム力が求められます。 現代戦のリアルさよりも、スピーディーなアクションと撃ち合いの爽快感を重視するプレイヤーにとっては、まさに待望の作品と言えるでしょう。

新要素「オムニムーブメント」と「壁ジャンプ」の衝撃

BO7最大の特徴であり、ゲームプレイの核となるのが新システムの「オムニムーブメント」です。 これは、スライディングやダイブ(ドルフィンダイブ)を360度どの方向にも繰り出すことができる画期的なシステムです。

敵との遭遇時に即座に横方向へスライディングして射線を切ったり、後方へダイブして距離を取ったりと、これまでのシリーズにはなかった多彩な回避行動が可能になります。

さらに、このオムニムーブメントに加えて「壁ジャンプ(ウォールラン)」が復活しました。 壁を走って高所を取ったり、通常では到達不可能なルートを開拓したりと、マップを縦横無尽に駆け巡ることができます。 ベータテストの段階では3回まで連続して壁ジャンプが可能で、これにより戦闘は地上戦から空中戦へと大きくシフトしました。

この立体的な機動力は、BOシリーズのファンにとっては懐かしくもあり、新規プレイヤーにとっては新鮮な驚きとなるでしょう。 ただし、このシステムを使いこなせるかどうかでプレイヤー間のスキル差が大きく開く可能性も秘めています。

新システム「オーバークロック」による戦略性の深化

武器や装備のカスタマイズにも新たな風が吹き込まれています。 新システム「オーバークロック」は、キルストリーク、リーサル(攻撃装備)、タクティカル(戦術装備)に、パークのような追加効果を付与できるというものです。

例えば、偵察機UAVの必要スコアを減少させたり、投げたセムテックスの起爆タイミングを調整したり、軍用犬のキルストリークに敵の装備を破壊するトロフィーシステムを搭載させたりと、その効果は多岐にわたります。 これにより、プレイヤーは自身のプレイスタイルに合わせて装備をより細かく調整できるようになり、戦略の幅が大きく広がりました。 どの装備にどのオーバークロックを適用するかが、戦況を左右する重要な要素となりそうです。

【本題】BO7のPS4版は通用する?懸念されるデメリットを徹底解説

さて、ここからが本題です。 魅力的な要素が満載のBO7ですが、PS4という旧世代機でプレイする場合、どのようなデメリットが考えられるのでしょうか。 PS5やPCといった最新ハードと比較しながら、具体的な懸念点を一つずつ徹底的に解説していきます。

グラフィック(解像度・テクスチャ)の差はどの程度か

最も分かりやすく、そして多くの人が気にするのがグラフィックの差でしょう。 PS4とPS5では、マシンの処理能力に大きな隔たりがあり、それが映像表現に直接影響します。

解像度の違いによる視認性の問題

PS5や高性能PCが4K(2160p)解像度で美麗な映像を描き出すのに対し、PS4ではフルHD(1080p)が基本となります。 さらに、処理負荷を軽減するために、内部的には1080pよりも低い解像度でレンダリングし、それをアップスケールして表示する「動的解像度」が採用されることがほとんどです。 これにより、全体の映像がぼやけたり、ジャギー(ギザギザ)が目立ったりすることがあります。 特にFPSにおいて解像度の低さは、遠距離の敵を視認する際に大きなハンデとなります。 豆粒のように小さく表示される敵が、PS5では人の形として認識できても、PS4では背景に溶け込んで見分けがつかない、といった事態が起こり得るのです。 これは、撃ち合いの初動で不利になるだけでなく、敵の発見そのものが遅れる原因にもなります。

テクスチャの品質低下がもたらす影響

テクスチャとは、オブジェクトの表面に貼り付けられる画像データのことで、壁や地面、キャラクターの質感などを表現する重要な要素です。 PS4は搭載されているVRAM(ビデオメモリ)の容量がPS5に比べて少ないため、高精細なテクスチャを読み込むことができません。 その結果、PS4版では全体的にのっぺりとした、リアリティに欠けるグラフィックになる可能性があります。 もちろん、ゲームプレイに直接的な影響は少ないかもしれませんが、最新ゲームとしての没入感や満足度は大きく損なわれる可能性があります。

フレームレート(fps)の安定性は?撃ち合いへの影響

FPS(First Person Shooter)というジャンルにおいて、フレームレートはグラフィック以上に重要な要素です。 フレームレート(fps)とは、1秒間に何枚の画像(フレーム)を表示できるかを示す数値で、この数値が高いほど映像が滑らかになります。

PS4版の目標fpsと実測値(ベータ時点の推測)

CoDシリーズは伝統的に、家庭用ゲーム機版では60fpsを目標に開発されてきました。 PS4版BO7もおそらく60fpsを目標としていますが、問題はその安定性です。 PS5やXbox Series Xでは安定して60fps、あるいは120fpsモード(解像度を少し落として120fpsを目指すモード)が搭載されるのが当たり前になっています。 一方、PS4では、多くの敵やエフェクトが画面内に表示されるような負荷の高い場面で、フレームレートが60fpsを割り込み、カクつきが発生する可能性があります。 ベータテストの時点でも、一部のシーンでフレームレートの低下が指摘されており、製品版でどこまで最適化されるかが焦点となります。

フレームレートの差が有利不利に直結する理由

フレームレートの差は、単に映像の滑らかさだけの問題ではありません。 例えば、60fpsと120fpsを比較すると、1秒間に表示される情報量が2倍になります。 これは、敵が物陰から飛び出してくる際、120fpsのプレイヤーの方が60fpsのプレイヤーよりも早く、そして細かく敵の動きを認識できることを意味します。 コンマ1秒の反応速度が勝敗を分ける撃ち合いにおいて、この差は致命的です。 相手の画面には既に自分の姿が見えているのに、自分の画面にはまだ相手が表示されていない、という状況すら起こり得ます。

可変フレームレートのリスク

PS4版では、フレームレートが安定せず、例えば50fpsから60fpsの間を行き来するような「可変フレームレート」状態に陥る可能性があります。 人間の脳は、一定ではない動きに対して違和感やストレスを感じやすく、エイムの感覚も狂いやすくなります。 常に安定したフレームレートでプレイできるPS5/PCユーザーと比べて、パフォーマンスにムラがある環境で戦うことは、大きなハンデとなるでしょう。

読み込み時間(ロード時間)の長さ

ゲーム体験の快適さを大きく左右するのが、読み込み時間です。 ここでもPS4とPS5の間には、搭載ストレージの違いからくる決定的な差が存在します。

PS5の超高速SSDとの比較

PS5には、従来のHDD(ハードディスクドライブ)とは比較にならないほど高速なNVMe SSD(ソリッドステートドライブ)が標準搭載されています。 これにより、ゲームの起動やマップの読み込みが劇的に短縮されました。 一方、標準のPS4およびPS4 ProはHDDを搭載しているため、テクスチャやマップデータなどの大容量ファイルを読み込むのに時間がかかります。 BO7のマッチ開始前のロード画面で、PS5のプレイヤーは早々に準備が完了しているのに、PS4のプレイヤーはいつまでも待たされる、といった状況が容易に想像できます。

マッチ開始時やリスポーン時のストレス

このロード時間の長さは、マッチ開始時だけでなく、ゲーム中のリスポーンや、モードによってはラウンド間の待ち時間にも影響します。 特に、展開の早いマルチプレイヤーにおいて、少しでも早く戦線に復帰したい場面で待たされるのは、 상당なストレスとなるでしょう。 この積み重ねが、プレイのモチベーション低下に繋がることも考えられます。

視野角(FOV)設定の有無

視野角(Field of View、FOV)とは、ゲーム画面に表示される視界の広さのことです。 この設定も、特にPCゲーマーにとっては馴染み深いですが、近年は家庭用ゲーム機でも対応するタイトルが増えています。

なぜ視野角設定が重要なのか

視野角を広く設定すると、一度に見渡せる範囲が広がり、画面の左右端にいる敵も視認しやすくなります。 これにより、死角からの攻撃に対応しやすくなり、状況認識能力が向上します。 一方で、視野角を広げすぎると中央の敵が小さく見え、遠距離のエイムが難しくなるというデメリットもあります。 プレイヤーは自分のプレイスタイルや使用するモニターの大きさに合わせて、最適な視野角に調整するのが一般的です。

PS4版で視野角が制限される可能性

視野角を広げることは、それだけ多くのオブジェクトを一度に描画する必要があるため、マシンの処理能力に高い負荷をかけます。 パフォーマンスに余裕のないPS4版では、この視野角(FOV)スライダーが搭載されない、あるいは搭載されても調整できる範囲が非常に狭い可能性があります。 過去のシリーズでも、旧世代機版ではFOV設定がオミットされるケースがありました。 もしPS4版でFOVが狭い値に固定された場合、広い視野角でプレイするPS5/PCユーザーに対して、情報量の面で一方的に不利な状況で戦うことになります。

PS4版とPS5/PC版の性能比較表

ここまでの内容をまとめ、各プラットフォームの性能差を分かりやすく表にしてみましょう。 (※数値は過去の事例やベータテストを基にした一般的な予測値であり、製品版の仕様とは異なる場合があります)

項目 PS4 PS4 Pro PS5 高性能PC
目標解像度 1080p(動的) 1080p~1440p(動的) 4K(2160p) 4K以上も可能
目標fps 60fps(可変の可能性) 60fps(比較的安定) 60fps or 120fps 240fps以上も可能
FOV設定 不可 or 制限あり 不可 or 制限あり 可能 可能(広い範囲)
ストレージ HDD HDD 超高速SSD NVMe SSD
ロード時間 長い やや長い 非常に短い 非常に短い
レイトレーシング 非対応 非対応 対応 対応

このように、あらゆる面でPS4版が性能的に劣っていることは明白です。 特に、撃ち合いに直接影響する「fpsの安定性」と「FOV設定の有無」は、競技性の高い本作において看過できないハンデとなるでしょう。

デメリットだけじゃない!PS4版でBO7をプレイするメリットと対策

ここまでPS4版のデメリットを強調してきましたが、もちろんメリットも存在します。 そして、いくつかの対策を講じることで、そのデメリットをある程度緩和することも可能です。 ここでは視点を変えて、PS4版の利点と、より快適にプレイするための具体的な方法を探っていきましょう。

追加費用なしで最新作をプレイできる最大のメリット

何と言っても最大のメリットは、PS5本体や高性能PCを新たに購入する必要がないという点です。 近年、半導体不足や円安の影響でゲームハードの価格は高騰しており、PS5も決して安い買い物ではありません。 今、手元にあるPS4で、追加のハード費用を一切かけることなく最新作のBO7をプレイできるというのは、経済的な観点から見れば非常に大きな利点です。

既にPS4を所有しているユーザーの手軽さ

長年使い慣れたPS4で、新しい設定や周辺機器の心配をすることなく、ソフトを購入するだけですぐに始められる手軽さも魅力です。 コントローラーの感覚やフレンドリスト、パーティーチャットの仕様など、全てが慣れ親しんだ環境であり、スムーズにゲームの世界へ没入できます。

クロスプレイ対応でフレンドと遊べる

BO7はクロスプレイに対応しているため、PS4ユーザーであっても、PS5やPC、Xboxのフレンドと一緒にプレイすることが可能です。 プラットフォームの垣根を越えて友人たちと盛り上がれるのは、現代のオンラインゲームにおける大きな楽しみの一つです。 もしあなたのゲーム仲間がまだPS4をメインで使っているなら、無理にPS5へ移行せずとも、同じ環境で足並みを揃えて遊ぶことができます。

【対策】PS4で少しでも快適にプレイするための設定術

ハードウェアの性能差を覆すことはできませんが、いくつかの工夫によってプレイ環境を改善することは可能です。 PS4でBO7に挑む方は、ぜひ以下の対策を試してみてください。

ゲーム内設定の見直し

  • モーションブラーをオフにする: 画面を動かした際に発生するブレ効果は、映像を映画的に見せる演出ですが、敵の視認性を著しく低下させます。FPSでは真っ先にオフにすべき設定です。
  • フィルム粒子をオフにする: これも映像の質感を出すための演出ですが、純粋な視認性の観点からは不要です。
  • 輝度(ガンマ)調整: マップの暗い場所がはっきりと見えるように、輝度を適切に調整しましょう。敵を発見しやすくなります。

PS4本体のパフォーマンスを改善する方法(SSD換装)

標準搭載のHDDを、別売りのSSD(ソリッドステートドライブ)に換装(交換)することで、PS4のロード時間を劇的に短縮できます。 PS5の超高速SSDには及ばないものの、体感できるレベルで快適さが向上するため、投資する価値は十分にあります。 特に、SATA接続の2.5インチSSDは価格も手頃になってきているため、ロード時間にストレスを感じる方には最もおすすめできる対策です。

有線LAN接続の重要性

オンラインマルチプレイヤーにおいて、安定したネットワーク環境は必須です。 Wi-Fi(無線LAN)は手軽ですが、電子レンジや他の電波の影響で通信が不安定になることがあります。 ラグやパケットロスを最小限に抑えるためにも、必ずLANケーブルを使った有線接続でプレイしましょう。

高性能モニターの使用

PS4本体の性能とは直接関係ありませんが、使用するモニターも重要です。 応答速度の速い(1msなど)ゲーミングモニターを使用することで、画面の残像感が減り、入力遅延(コントローラーの操作が画面に反映されるまでの時間)も低減できます。 これにより、よりシャープな映像で快適にプレイすることが可能になります。

ゲーム評論家が斬る!BO7のベータレビューと評価

ハードウェアの話から少し離れて、ゲーム評論家としての視点から、BO7のオープンベータをプレイした率直な感想と評価をお伝えします。 このゲームが持つ本質的な面白さや問題点を理解することも、購入を判断する上で重要な材料となるでしょう。

総評:BO2やBO3を彷彿とさせる「味変CoD」

結論から言うと、本作は非常に「面白い」作品です。 特に、『BO2』や『BO3』のような近未来を舞台にしたハイスピードな戦闘が好きだったプレイヤーにとっては、数年ぶりに「求めていたCoDが来た」と感じられるでしょう。 近年主流だった現代戦のリアル路線とは明確に異なる、爽快感抜群の「味変CoD」として、シリーズに新たな刺激を与えてくれています。 今年はライバルであるBattlefieldシリーズが現代戦をテーマにした新作を発売する予定であり、来年のCoDは本命のモダン・ウォーフェアシリーズになると噂されています。 そうした状況を考えると、今年はあえてこのような個性的な作品を投入してきた開発の意図も理解できます。

壁ジャンプは爽快だが、初心者お断りの危険性も

本作の象徴である壁ジャンプを始めとしたオムニムーブメントは、間違いなくゲームプレイを面白くしている最大の要因です。 マップを立体的に駆け巡り、予測不能な角度から敵を攻撃する爽快感は、他のゲームでは味わえません。 しかし、このシステムは諸刃の剣でもあります。 使いこなした上級者が縦横無尽に飛び回る姿は、新規参入した初心者にとっては悪夢のように映るでしょう。 エイムを合わせる間もなく翻弄され、一方的に倒され続ける経験は、心を折るのに十分です。 この高いスキルキャップ(上級者と初心者の間の技術差)が、新規プレイヤーの定着を妨げる要因にならないか、少し懸念が残ります。

マップデザインへの賛否両論「ドアが多すぎる問題」

ベータでプレイできたマップには、いくつかの共通した特徴がありました。 その一つが「自動ドアの多さ」です。 近未来という設定を反映してか、至る所に自動ドアが設置されており、これがプレイヤーの間で賛否両論を巻き起こしています。 ドアは敵の射線を切るための遮蔽物として機能する一方、意図しないタイミングで開閉することで逆に動きを阻害されることもあります。 個人的には、もう少し数を減らしても良いのではないかと感じました。

リスポーンシステムは比較的優秀

一部で「リスポーン(復活地点)が悪い」という声も聞かれましたが、私自身はそれほど悪いとは感じませんでした。 特にBO7で採用されているような狭いマップで12人が入り乱れる状況では、ある程度の理不尽なリスポーンは避けられません。 それを考慮すれば、敵の目の前にいきなり出現するような致命的なケースはほとんどなく、むしろリスポーンシステムは比較的優秀な部類だと評価しています。

プレイヤー層の高齢化と日本サーバーの現状

これはBO7というゲーム自体の問題ではありませんが、日本のCoDコミュニティが抱える構造的な課題です。 現在の日本のCoDプレイヤーは平均年齢が非常に高く、長年シリーズをプレイし続けてきた猛者ばかりです。 そのため、サーバーのマッチングレベルは非常に高く、新規プレイヤーやカジュアルプレイヤーが気軽に楽しむには少し厳しい環境になっています。 また、プレイヤー人口が少ないため、ソロでプレイしていても、相手には連携の取れたフルパーティーが組まれている、という状況も頻繁に起こります。 海外サーバーを選択できる機能があれば状況は変わるかもしれませんが、現状その機能がないのは残念な点です。

BO7 PS4版に関するよくある質問(Q&A)

最後に、PS4版の購入を検討している方からよく寄せられる質問について、Q&A形式でお答えします。

Q. PS4版を買った後、PS5にアップグレードできますか?

A. はい、可能です。 PS4のパッケージ版またはダウンロード版を購入した場合、多くの場合、追加料金(1,000円程度が相場)を支払うことで、PS5のダウンロード版へアップグレードすることができます。 将来的にPS5を購入する予定がある方も、まずはPS4版でプレイを開始して問題ありません。

Q. PS4版とPS5版でマッチングは分けられますか?

A. クロスプレイをオフにすることで、PlayStationプラットフォームのプレイヤーのみとマッチングするよう設定できます。 ただし、その設定内でPS4とPS5をさらに分けることは、おそらくできません。 基本的には、PS4プレイヤーもPS5プレイヤーも同じサーバーで戦うことになります。

Q. PS4 Proなら通常版より快適にプレイできますか?

A. はい、通常のPS4(初期型やスリム型)よりは快適にプレイできる可能性が高いです。 PS4 ProはGPU性能が強化されているため、より安定したフレームレートや、少し高い解像度でのプレイが期待できます。 しかし、PS5との性能差を埋めるほどではなく、あくまで「PS4の中ではマシ」というレベルに留まるでしょう。ロード時間に関しては、HDDである以上、大きな改善は見込めません。

Q. 結局、今PS4しか持っていないなら買うべき?

A. これは非常に難しい問題ですが、判断基準は「あなたがBO7に何を求めるか」によります。 もし、あなたが競技性の高い環境で少しでも良い成績を残したい、ライバルと対等な条件で戦いたいと考えているのであれば、正直に言ってPS4版はおすすめできません。 fpsの不安定さやFOV設定の欠如といったハンデは、あなたの努力だけでは覆せない壁となる可能性があります。

一方で、「勝敗にはそこまでこだわらない」「最新作の雰囲気を味わいたい」「友達とワイワイ楽しめれば十分」というカジュアルなプレイスタイルなのであれば、PS4版でも十分に楽しむことができるでしょう。 グラフィックやロード時間に多少の不満は出るかもしれませんが、ゲームの根幹となる面白さは変わりません。

まとめ

今回は、Call of Duty: Black Ops 7のPS4版について、懸念されるデメリットや評価を徹底的に解説しました。

PS4版は、PS5やPC版と比較して、解像度、フレームレート、ロード時間、視野角設定など、多くの面で性能的な不利を抱えていることは事実です。 特に、コンマ数秒の反応が勝敗を分ける本作において、フレームレートの不安定さは致命的なハンデになり得ます。

しかし、追加費用なしで最新作を手軽に始められる点や、クロスプレイでプラットフォームを問わず友人と遊べる点は、大きなメリットです。 SSDへの換装や各種設定の見直しといった対策を講じることで、プレイ環境をある程度改善することも可能です。

最終的な判断は、あなたのプレイスタイル次第です。

  • 競技志向で、少しでも有利に戦いたい → PS5/PC版を強く推奨
  • カジュアル志向で、友人と楽しみたい → PS4版も十分選択肢に入る

このレビューが、あなたの購入の判断材料となれば幸いです。 戦場でお会いできるのを楽しみにしています。

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