ゲーム評論家の桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、2025年10月3日から開催され、好評につき10月10日まで期間が延長された「Call of Duty: Black Ops 7」(BO7)のオープンベータについて、ベータ版で費やした時間や達成した内容が、2025年11月14日に発売される製品版にどこまで引き継がれるのか、その詳細が気になっているのではないでしょうか。

結論から言うと、全てのデータが引き継がれるわけではありませんが、ベータ参加者だけが受け取れる限定報酬が存在します。 この記事では、BO7のオープンベータから製品版へ引き継げるものと、引き継げないものを項目別に徹底的に解説し、ベータ参加のメリットを最大限に享受するための情報をお届けします。
この記事を読み終える頃には、BO7ベータ版の引き継ぎに関する全ての疑問が解決しているはずです。
- ベータ版で獲得した限定報酬は製品版へ引き継ぎ可能
- プレイヤーレベルや武器レベルなどの進行状況はリセット
- データ引き継ぎはベータ参加者への大きなアドバンテージ
- 製品版で最高のスタートを切るための詳細な情報
それでは解説していきます。

Call of Duty: Black Ops 7 オープンベータの熱狂と概要
待望のシリーズ最新作「Call of Duty: Black Ops 7」のオープンベータが、当初の予定を上回る熱狂の中で開催されました。 まずは、このベータテストがどのようなものであったか、その全体像を振り返ってみましょう。

開催期間とサプライズの期間延長
BO7のオープンベータは、当初2025年10月3日から10月8日までの予定でスタートしました。 しかし、世界中のプレイヤーからのアクセスが集中し、コミュニティが大いに盛り上がったことを受け、開発元のTreyarchとパブリッシャーのActivisionは、2025年10月7日に急遽、ベータ期間を10月10日まで延長することを発表しました。

このサプライズ発表は、多くのファンを喜ばせました。 週末にしかプレイできなかった社会人プレイヤーや、もう少しやり込みたいと考えていた学生プレイヤーにとって、この2日間の延長は非常に価値のある時間となったはずです。 開発側としても、より多くのデータを収集し、サーバーの安定性をさらにテストする絶好の機会となったことでしょう。 この迅速な対応からも、開発チームの本作にかける情熱と、プレイヤーコミュニティを重視する姿勢がうかがえます。
オープンベータの真の目的とは?
新作ゲーム、特に大規模なオンラインマルチプレイを主軸とするタイトルにおいて、オープンベータは単なる「先行体験会」以上の重要な意味を持ちます。 BO7のベータも例外ではありません。 その主な目的は以下の通りです。
サーバーの負荷テスト
発売日当日、世界中から何百万人ものプレイヤーが一斉にアクセスすることを想定し、サーバーがその負荷に耐えられるかを確認します。 ベータテストを通じて、サーバーの限界値やボトルネックとなる箇所を特定し、インフラを増強・最適化することで、製品版リリース時の快適なプレイ環境を実現します。 期間延長も、この負荷テストの精度を高める一環であったと考えられます。
ゲームバランスの調整
FPSにおいて、武器や装備、パーク(特殊能力)のバランスは、ゲームの面白さを左右する最も重要な要素の一つです。 開発環境でのテストだけでは見えてこない、実際のプレイヤーたちが使うことで明らかになる「強すぎる武器(OP武器)」や「弱すぎる武器」、あるいは特定の戦術の有効性を膨大な実戦データから分析します。 プレイヤーからのフィードバックと統計データを基に、製品版までギリギリの調整が行われます。
バグの発見と修正
プレイヤーが特定の行動を取った際にゲームがクラッシュする、マップの特定の場所にスタックしてしまう、特定のアタッチメントが機能しないなど、様々なバグを発見することもベータの大きな目的です。 開発チームだけでは到底テストしきれない無数のプレイパターンを、世界中のプレイヤーに試してもらうことで、潜在的な不具合を洗い出し、製品版の品質向上に繋げます。
ベータ版で体験できた珠玉のコンテンツ
今回のオープンベータでは、製品版の魅力を凝縮したかのような、質の高いコンテンツが提供されました。 プレイヤーはBO7の進化したゲームプレイの一端を、存分に味わうことができたはずです。
提供された主なコンテンツは以下の通りです。
- マップ:
- “Neon Grid”: 近未来の東京を思わせる、ネオンが輝く市街地マップ。 高低差と入り組んだ路地が特徴で、スピーディーな戦闘が楽しめました。
- “Cascade”: ダム施設を舞台にした、中〜遠距離戦が主体となるマップ。 開けた場所と屋内施設が混在し、戦略的な立ち回りが求められました。
- “Shatterline”: 地震によって崩壊した研究所が舞台。 不規則な遮蔽物が多く、予測不能な遭遇戦が多発するスリリングなマップでした。
- モード:
- チームデスマッチ: シリーズ定番のキル数を競うモード。
- ドミネーション: 3つの拠点を奪い合う、戦略性が問われるモード。
- キルコンファーム: 敵を倒し、ドッグタグを回収してポイントを獲得するモード。
- 新モード “Breach”: 攻撃側と防衛側に分かれ、複数の目標を巡って攻防を繰り広げる大規模なモード。 ベータ後半で追加され、製品版でのさらなる展開に期待が高まりました。
- 武器とカスタマイズ: アサルトライフル、サブマシンガン、スナイパーライフルなど、各カテゴリから選りすぐりの武器が登場しました。 特に、進化した「ガンスミス」システムにより、アタッチメントの組み合わせが前作以上に多彩になり、自分だけの一丁を作り上げる楽しみは健在でした。
コミュニティの反応と世界的な盛り上がり
ベータ期間中、TwitchやYouTubeなどの配信プラットフォームはBO7一色に染まりました。 有名ストリーマーやプロゲーマーたちが繰り広げるスーパープレイは多くの視聴者を魅了し、SNSでは「#BO7Beta」のハッシュタグがトレンド入りするなど、世界的なお祭り状態となりました。
プレイヤーからは、 「過去作の良いところと新しい要素が上手く融合している」 「銃声やリロードモーションが最高に気持ちいい」 「新モードのBreachは戦略的で、フレンドとやると面白すぎる」 といった好意的な意見が多数寄せられました。 もちろん、一部の武器バランスやマッチングに関する改善要望も見られましたが、それこそがベータテストの健全な姿と言えるでしょう。 この熱気は、製品版への期待を極限まで高める結果となりました。
【結論】BO7ベータ版のデータは製品版に引き継げるのか?
さて、本題です。 あれだけ熱中してプレイしたベータ版のデータは、一体どこまで製品版に引き継がれるのでしょうか。 この疑問に対して、Activisionは明確な方針を示しています。
基本方針:一部の「報酬」のみ引き継ぎ可能
結論から言うと、「ベータテスト期間中に特定の条件を達成することで得られる限定報酬」のみが製品版に引き継がれます。 一方で、プレイヤーレベルや武器レベル、戦績といった、ゲームの進行状況を示すほとんどのデータはリセットされ、製品版では全プレイヤーがレベル1からのスタートとなります。
これは、過去のCall of Dutyシリーズのベータテストでも採用されてきた伝統的な方式です。 ベータ版はあくまで「テスト」であり、製品版とは完全に独立した環境です。 しかし、テストに参加し、製品開発に貢献してくれたプレイヤーへの感謝の証として、限定アイテムという形で「記念品」が贈られるのです。
なぜ全てのデータが引き継がれないのか?その理由を解説
「せっかくレベルを上げたのにもったいない」「武器の迷彩解除が大変だったのに」と感じる方もいるかもしれません。 しかし、進行状況データをリセットするのには、全プレイヤーが製品版を最大限に楽しむための、明確で合理的な理由が存在します。
製品版での公平性の確保
もしベータ版の進行状況がそのまま引き継がれてしまうと、どうなるでしょうか。 ベータ版を長時間プレイできた人と、そうでない人との間に、発売日初日から大きな格差が生まれてしまいます。 レベルの高いプレイヤーは強力なパークや装備を最初から使用でき、初心者プレイヤーが一方的に不利な状況に立たされる可能性があります。 全プレイヤーが同じスタートラインに立ち、一斉に「よーいドン!」で走り出すからこそ、発売日特有のお祭り感と健全な競争環境が生まれるのです。
ゲームバランスの最終調整
前述の通り、ベータテストの大きな目的の一つはゲームバランスの調整です。 プレイヤーから収集した膨大なデータに基づき、開発チームは製品版に向けて武器の性能やアタッチメントの効果、パークの強さなどを細かく調整します。 例えば、ベータ版では非常に強力だったアサルトライフルが、製品版では若干弱体化される、といったことが起こり得ます。 もしベータ版のデータが引き継がれると、調整前の古いデータとの間に矛盾が生じてしまい、ゲームシステム全体に不整合をきたす可能性があるのです。 データを一度リセットすることで、完成された最新のゲームバランスを全プレイヤーに提供できます。
全員が同じスタートラインに立つ「発見の楽しみ」
Call of Dutyシリーズのマルチプレイの醍醐味の一つは、レベルアップを重ねる中で新しい武器やアタッチメント、パークがアンロックされ、自分なりのプレイスタイルを模索していく過程にあります。 全プレイヤーがレベル1からスタートすることで、この「発見の楽しみ」や「成長する実感」を誰もが等しく味わうことができます。 「あの武器を早くアンロックしたい!」「次のレベルで解放されるパークは何だろう?」といったワクワク感は、ゲームを長く楽しむ上で非常に重要なモチベーションとなります。
製品版に引き継げる項目一覧【豪華報酬編】
ベータテストへの参加は、製品版で他のプレイヤーと差をつける絶好の機会です。 ここでは、製品版に引き継がれることが確定している、栄誉ある限定報酬の数々を詳しく見ていきましょう。 これらのアイテムは、あなたがBO7の初期からの貢献者であることを示す、特別な証となります。
報酬アイテム | 獲得条件(ベータ版) |
---|---|
武器設計図「ラピッドプロトタイプ」 | プレイヤーレベルを20に到達させる |
オペレータースキン「ベータテスター」 | プレイヤーレベルを30に到達させる |
動くエンブレム「ファーストストライク」 | プレイヤーレベルを10に到達させる |
コーリングカード「ベータベテラン」 | オープンベータ期間中に10マッチプレイする |
武器チャーム「テストダミー」 | オープンベータ期間中にログインする |
限定武器設計図「ラピッドプロトタイプ」
今回のベータ報酬の目玉と言えるのが、この武器設計図「ラピッドプロトタイプ」です。 これは、ゲーム内に登場する最新鋭のサブマシンガン「XR-9」のカスタムモデルです。
- 特徴: 通常のXR-9とは異なる、白とオレンジを基調としたテスト機のようなカラーリングが施されています。 ボディには「PROTOTYPE-07」のマーキングがあり、特別感を演出しています。
- 性能: この設計図には、機動性とエイム速度を向上させる5つのアタッチメントがプリセットされています。 つまり、製品版を開始してすぐに、初期状態の武器よりも高性能なカスタムSMGを使用できるのです。 これは、ゲーム序盤の近距離戦において大きなアドバンテージとなるでしょう。 レベルが低いうちはアンロックできないアタッチメントが最初から装着されているため、スタートダッシュを決めたいプレイヤーにとっては必須のアイテムです。
オペレータースキン「ベータテスター」
プレイヤーレベル30という、ベータ版における最高到達目標をクリアした者だけが手にできる、最も名誉ある報酬です。 これは、特定のオペレーター(キャラクター)用の限定コスチュームです。
- デザイン: 近未来的なサイバーパンク風のデザインが特徴で、ヘルメットのバイザー部分やアーマーの各所に回路のような青いラインが発光するギミックがあります。 胸元には「BETA TESTER」の文字が刻まれており、戦場で圧倒的な存在感を放ちます。
- 価値: このスキンを身に着けているプレイヤーは、ベータ期間中に相当な時間を費やし、高いスキルを持っていたことの証明になります。 敵にとっては脅威の対象となり、味方にとっては頼もしい存在として認識されるでしょう。 マッチ開始時の登場シーンでこのスキンを披露すれば、誰もがあなたに一目置くはずです。
動くエンブレム「ファーストストライク」
プレイヤーエンブレムは、キルカメラやスコアボードなどで常に表示される、あなたの顔とも言える重要なカスタマイズ要素です。 レベル10到達で得られるこの報酬は、静止画ではなく、アニメーションする特別なエンブレムです。
- アニメーション: BO7のロゴが稲妻と共に現れ、閃光を放つというエフェクトになっています。 静的なエンブレムが多い中で、この動くエンブレムは非常に目立ち、あなたのプロフィールを際立たせてくれます。
コーリングカード「ベータベテラン」
コーリングカードは、エンブレムとセットで表示される背景画像です。 10マッチプレイするという比較的簡単な条件で獲得できるため、多くのベータ参加者が入手できたはずです。
- デザイン: 戦場を駆ける複数のオペレーターが描かれた、躍動感あふれるアートワークが特徴です。 「I WAS THERE – BO7 OPEN BETA」というメッセージが記されており、あなたがこの歴史的なテストに参加した証となります。
武器チャーム「テストダミー」
武器チャームは、銃の側面に取り付けることができる小さなアクセサリーです。 ベータ期間中に一度でもログインすれば獲得できる、参加賞ともいえるアイテムです。
- デザイン: 衝突実験などで使われる人形「クラッシュテストダミー」をデフォルメした、ユニークで可愛らしいデザインです。 戦闘中の激しい動きに合わせて揺れるこの小さなアクセサリーは、過酷な戦場における一服の清涼剤となるかもしれません。
製品版に引き継げない項目一覧【進行状況リセット編】
一方で、製品版ではリセットされてしまう進行状況データについても、正確に理解しておくことが重要です。 これらは、全プレイヤーが公平なスタートを切るためにリセットされるものであり、決してあなたの努力が無駄になったわけではありません。
プレイヤーレベルとプレステージ
ベータ版での最高レベルは30でしたが、このレベルは製品版には引き継がれません。 製品版では、全員がレベル1からの再スタートとなります。 これは、レベルアップに伴う武器や装備のアンロックを、全てのプレイヤーが最初から体験できるようにするためです。 また、シリーズ恒例の「プレステージ」(最高レベル到達後にレベルをリセットして周回する要素)も、製品版で新たに挑戦することになります。
武器レベルとアタッチメント解除状況
ベータ版で特定の武器を使い込み、多くのアタッチメントや迷彩をアンロックした方も多いでしょう。 残念ながら、これらの武器レベルや解除状況も全てリセットされます。 製品版では、再びお気に入りの武器をレベル1から育てていくことになります。 しかし、これは決してマイナスなことだけではありません。 ベータ版での経験を通じて、「この武器にはこのアタッチメントの組み合わせが強い」といった知見を得ているはずです。 その知識は、製品版で誰よりも効率的に武器を育てていく上で、大きなアドバンテージとなるでしょう。
チャレンジの進行度
「ヘッドショットを100回達成する」「特定のモードで10勝する」といった、ゲーム内の様々なチャレンジの進行状況も引き継がれません。 これらのチャレンジは、製品版で新たな目標として設定され、達成することで経験値やコーリングカードなどの報酬を得ることができます。
戦績(キルデス比、勝率など)
キルデス比(K/Dレート)や勝率(W/Lレート)、分間スコア(SPM)といった、あなたのプレイスキルを示す戦績データもすべてリセットされます。 ベータ版で思うような成績が残せなかったプレイヤーにとっては、心機一転、まっさらな状態から自分の戦績を刻んでいけるチャンスと言えます。 逆に、素晴らしい成績を収めたプレイヤーも、その実力は製品版ですぐに証明できるはずです。 ベータ版は、あくまで本番に向けた壮大な「練習試合」だったと捉えましょう。
BO7ベータ版の引き継ぎに関するQ&A
ここでは、多くのプレイヤーが抱くであろう、引き継ぎに関する細かい疑問について、Q&A形式で回答していきます。
Q1. ベータ版の報酬は、いつ製品版に反映されますか?
A1. 通常、これらの報酬は製品版の初回起動時に自動的にアカウントに付与されます。 ゲーム内の武器庫やカスタマイズメニューに、報酬アイテムがアンロックされた状態で追加されているはずです。 万が一反映されていない場合は、一度ゲームを再起動するか、Activisionのサポートに問い合わせることをお勧めします。
Q2. ベータはPS5でプレイしましたが、製品版はPCで買う予定です。
この場合でも引き継ぎは可能ですか?
A2. はい、可能です。 Call of Dutyシリーズのデータは、PlayStationやXbox、PCといったプラットフォームのアカウントではなく、「Activisionアカウント」に紐づけられています。 ベータ版をプレイした時と同じActivisionアカウントで製品版にログインすれば、異なるプラットフォームであっても報酬は正しく引き継がれます。 このクロスプログレッション機能は非常に便利なので、自分のActivisionアカウント情報はしっかりと管理しておきましょう。
Q3. ベータ版をアンインストールしてしまいましたが、報酬はもらえますか?
A3. はい、問題なくもらえます。 報酬獲得の権利は、あなたのActivisionアカウントのサーバー上に記録されています。 したがって、ベータテストのクライアント(ゲームデータ)をPCやゲーム機から削除してしまっても、報酬を受け取る権利が消えることはありません。 安心して製品版の発売を待ってください。
Q4. 報酬の獲得条件をクリアしたか、どこかで確認できますか?
A4. ベータ版のゲーム内に、獲得条件の達成状況をリアルタイムで確認できる専用のメニューがありました。 もし確認し忘れてしまった場合でも、Activisionアカウントで公式サイトにログインし、プロフィールページなどで確認できる場合があります。 しかし、基本的には「レベル30まで上げた」という記憶があれば、間違いなく報酬は付与されると考えて良いでしょう。
製品版に向けて今から準備しておくべきこと
オープンベータは終わりましたが、戦いはまだ始まったばかりです。 発売日までの約1ヶ月間、ベータテストで得た経験を元に、万全の準備を整えておきましょう。
ベータ版の経験をどう活かすか?
あなたは、製品版から始めるプレイヤーよりも、遥かに多くの情報を持っています。 このアドバンテージを最大限に活かしましょう。
- 強武器・強戦術の把握: ベータで強力だと感じた武器やパーク、戦術を思い出してください。 製品版でバランス調整が入る可能性はありますが、基本的な使用感や特性は変わりません。 スタートダッシュでどの武器を優先的にアンロックし、レベルを上げていくかの計画を立てておくと、効率的にゲームを進められます。
- マップ研究: ベータでプレイしたマップの構造を頭に叩き込んでおきましょう。 どこが強ポジションか、どのルートが裏を取りやすいか、どこに敵が潜んでいることが多いか。 これらの知識は、製品版での立ち回りに直接影響します。 YouTubeなどで上手いプレイヤーの動画を見て、自分の知らなかった動きを研究するのも良いでしょう。
自分に合ったエディションの選択
BO7には、いくつかのエディションが用意されています。 自分のプレイスタイルや予算に合わせて、最適なものを選びましょう。
- 通常版: ゲーム本編のみが含まれる、最もベーシックなエディション。
- クロスジェンバンドル: PS4版とPS5版、あるいはXbox One版とXbox Series X|S版の両方が含まれるエディション。
- 秘蔵版(Vault Edition): ゲーム本編に加え、バトルパスバンドル(ティアスキップ付き)、限定オペレータースキンパック、限定武器設計図などがセットになった豪華版。 毎シーズン、バトルパスを最後まで進めるヘビープレイヤーや、限定アイテムで差をつけたい方には非常におすすめです。
予約特典を最大限に活用しよう
いずれかのエディションを予約購入することで、様々な特典を受け取ることができます。 例えば、キャンペーンモードへの早期アクセス権や、前作(Modern Warfare IIIやWarzone)および本作BO7で使用できるオペレータースキンなどが代表的です。 これらの特典は、発売日をより一層楽しむためのスパイスとなりますので、購入を決めているのであれば早期の予約をお勧めします。
快適なプレイ環境の構築
最後に、ハードウェアの準備も重要です。 最高のゲーム体験は、最高の環境から生まれます。
- モニター: 高リフレッシュレート(120Hz以上)のモニターは、FPSにおいて敵を視認しやすく、エイムの滑らかさに直結します。
- ヘッドセット: 敵の足音や銃声の方向を正確に聞き分けることは、勝敗を分ける重要な要素です。 定位感に優れたゲーミングヘッドセットへの投資は、キルデス比の向上に繋がります。
- 入力デバイス: 自分の手に合ったコントローラーやマウス、キーボードを用意しましょう。 特に、背面にパドルが付いたカスタムコントローラーや、多ボタンのゲーミングマウスは、操作の幅を広げ、より高度なプレイを可能にします。
まとめ
今回は、「Call of Duty: Black Ops 7」のオープンベータから製品版へのデータ引き継ぎについて、徹底的に解説しました。
重要なポイントをもう一度おさらいします。
- 引き継がれるもの: ベータ期間中に特定のレベル到達などで獲得した、武器設計図やオペレータースキンなどの限定報酬のみ。
- 引き継がれないもの: プレイヤーレベル、武器レベル、戦績といった進行状況に関するデータは全てリセットされる。
- 引き継ぎのメリット: 限定報酬は、あなたが初期からの貢献者である証。 特に、高性能な武器設計図は製品版のスタートダッシュで大きなアドバンテージとなる。
- リセットの理由: 全プレイヤーの公平性を保ち、完成されたゲームバランスを提供するため。
オープンベータへの参加は、製品版への期待感を高めるだけでなく、他プレイヤーよりも一歩先んじるための貴重な機会でした。 ベータで得た知識と経験、そして限定報酬という名の勲章を胸に、2025年11月14日の製品版リリースに備えましょう。
戦場で再びお会いできる日を楽しみにしています。