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【ポケモンZA】ジガルデ対策ポケモンまとめ|ランクマシーズン3の戦略を徹底解説

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編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられている質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、2025年10月16日に発売された『ポケモンレジェンズ Z-A』のランクマッチシーズン3でついに解禁される「ジガルデ」の性能や、長らく環境トップに君臨しているゼルネアスへの対抗策が気になっていることと思います。

今作は従来のシリーズとは異なり、アクション要素とコマンドバトルが融合した全く新しい対戦環境です。これまでの「読み」や「構築」に加え、「操作精度」や「空間認識」といったプレイヤースキルが求められる複雑なゲーム性が話題を呼んでいます。 その中で、極めて異質な変身ギミックを持つジガルデをどう使いこなし、あるいは敵として現れた際にどう対策すればよいのか、頭を悩ませているトレーナーも多いことでしょう。

この記事を読み終える頃には、ジガルデを使った最強の立ち回りや、逆に相手にした場合の完封対策、そしてシーズン3のメタゲームに対する疑問がすべて解決しているはずです。

この記事の要約
  • シーズン3解禁のジガルデはHP管理で最強のパーフェクトフォルムへ変化する
  • 専用技「ムニキスヒカリ」はゼルネアスすらワンパンする威力200の貫通技
  • 4倍弱点の氷技を見極める「まもる」の運用と回避アクションが勝敗を分ける
  • 操作難易度は極めて高く玄人向けだが使いこなせば環境を破壊する性能を持つ

 

それでは解説していきます。

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Contents
  1. ランクマッチシーズン3開幕!環境を激変させる「Z」の鼓動
  2. 徹底解剖!ジガルデ(50%フォルム)の基本スペックと特性
    1. 種族値から見るポテンシャル
    2. 50%フォルムからパーフェクトフォルムへの覚醒条件
  3. なぜ「両刀」なのか?最強の育成論をロジカルに解説
    1. 物理特化の限界と特殊特化の欠点
    2. 結論:両刀こそが環境への回答
  4. 最強技「ムニキスヒカリ」と技構成の全貌
    1. ゼルネアスをワンパンする威力200の衝撃
    2. 採用すべき技構成とその意図
    3. 遠距離から足元を爆破する「グランドフォース」
    4. 飛行タイプを撃ち落とす「サウザンアロー」
    5. 特殊火力の要「コアパニッシャー」
    6. 生存本能を高める「まもる」の重要性
  5. 対ゼルネアス・環境トップへの立ち回り解説
    1. VS ゼルネアス:絶対王者への挑戦
    2. VS イベルタル:破壊の繭との空中戦
    3. VS ザシアン(王):剣の王との間合い管理
    4. VS 黒バドレックス:高速アタッカーへの対処
    5. 注意すべき「サウザンウェーブ」の罠
  6. アクション要素が勝敗を決める!ジガルデ操作マニュアル
    1. 視点操作とエイムアシスト
    2. マップ地形の利用
    3. 「ジャストガード」の活用
  7. ジガルデ対策:相手に使われた場合の対処法
    1. 徹底的な「氷技」での速攻
    2. 「壁」展開でワンパンを防ぐ
    3. 先制技でHP調整を狂わせる
    4. 状態異常「やけど」による機能不全
  8. シーズン3で勝つためのパーティ構築論
    1. 相性の良い味方ポケモン
    2. クロート向け「アクション×RPG」の融合
  9. 【コラム】ジガルデという存在:秩序の監視者
  10. よくある質問(FAQ)
  11. まとめ

ランクマッチシーズン3開幕!環境を激変させる「Z」の鼓動

『ポケモンレジェンズ Z-A』のランクマッチもいよいよシーズン3に突入し、新たな伝説のポケモンたちが解禁されます。 その中でも、多くのトレーナーが最も注目し、同時に恐れているのが「ジガルデ」です。

カロス地方の生態系を監視するこのポケモンは、これまでのシリーズとは一線を画す、本作特有のアクション要素と融合した非常にテクニカルな性能を持っています。 ミアレシティの再開発というテーマの中で、都市の影に潜む監視者が表舞台に立つとき、ランクマッチの環境は大きく揺れ動くことになります。

特に、シーズン1、2を通して環境の覇者として君臨し続けている「ゼルネアス」に対抗できる唯一無二の存在として期待されています。 フェアリーオーラとジオコントロールという暴力的なまでの性能に対し、ジガルデは「秩序」の名のもとに鉄槌を下すことができるのか。 まずは、今回判明したシーズン3仕様のジガルデの基本スペックと、なぜ今注目されているのかを深掘りしていきましょう。

徹底解剖!ジガルデ(50%フォルム)の基本スペックと特性

ジガルデを理解するためには、まずその基本となる50%フォルムの性能を把握する必要があります。 アクションRPGである本作において、種族値という概念はステータスの一部に過ぎませんが、ベースとなる能力は依然として重要です。

種族値から見るポテンシャル

ステータス 種族値 解説
HP 108 かなり高水準。HP管理がギミックの核となるため、この数値の高さは生存率と変身のしやすさに直結する。
攻撃 100 伝説としては平均的だが、専用技の威力係数が高いため数値以上の火力を叩き出せる。
防御 121 非常に硬い。物理技に対しては圧倒的な強さを誇り、不一致弱点程度なら余裕で耐える。
特攻 81 低めだが、両刀型にする上では努力値で補う必要がある重要な要素。ここをどう伸ばすかが鍵。
特防 95 伝説の中では並程度。特殊アタッカー(ゼルネアス、テツノツツミ等)への警戒が必要。
素早さ 95 激戦区の数値。本作では移動速度や技の出の速さ(フレーム数)にも影響するため、調整が難しい。

この数値を見る限り、50%フォルムの状態では「耐久寄りのバランス型」といった印象を受けます。 しかし、このステータスはあくまで「仮の姿」。 真の脅威は、この数値が劇的に変化する変身後にあります。

50%フォルムからパーフェクトフォルムへの覚醒条件

今作のジガルデ最大の特徴であり、最大の難関が、バトルの最中に姿を変える「スワームチェンジ(と推測される特性)」の仕様にあります。

戦闘開始時はおなじみの「50%フォルム」でフィールドに立ちますが、これはあくまで準備段階。 真価を発揮するのは、自身のHPが半分以下(50%未満)になった瞬間です。 この条件を満たすと、即座にフィールド上のセルが集結する演出が入り、「パーフェクトフォルム」へとメガシンカ(あるいはフォルムチェンジ)を果たします。

この仕様が、本作のアクションバトルにおいて極めて高い戦略性を生んでいます。 従来のポケモンであれば「HPは満タンに近い方が良い」のが常識でしたが、ジガルデに限っては**「HPを減らさなければ本気を出せない」**のです。 しかし、減らしすぎれば倒されてしまう。 このジレンマの中で、「いかにして死なずにHPを半分まで削るか」という、高度なダメージコントロール(被弾管理)が求められます。

パーフェクトフォルム時の変化

変身後はHP種族値が実質的に倍増し(回復するわけではなく最大値が増え、現在HPも割合で維持される挙動)、攻撃・特攻・防御・特防も大幅に上昇します。 アクション面でも、体のサイズが巨大化することで攻撃範囲が広がる一方、被弾面積(ヒットボックス)も大きくなるというメリット・デメリットが発生します。 この巨大化をどう活かすかも、プレイヤースキルの一つと言えるでしょう。狭い通路では詰まってしまうリスクすらあります。

なぜ「両刀」なのか?最強の育成論をロジカルに解説

シーズン3で流行が予想されるジガルデの構成は、物理と特殊の両方を活かした「両刀型」です。 「物理特化でいいのでは?」「特殊一本に絞るべきでは?」という声もありますが、ソースとなるトップランカーの検証に基づき、なぜ両刀が最適解なのかを解説します。

物理特化の限界と特殊特化の欠点

物理特化にした場合、ジガルデの代表的な技である「グランドフォース」や「サウザンアロー」の火力は上がります。 しかし、現環境には「いかく」持ちのランドロスやガオガエン、物理耐久が異常に高いクレベース、ヘイラッシャなどが存在します。 これらに対して物理一本では有効打を持ちにくく、変身する前に封殺されるリスクがあります。特に「おにび」を入れられると機能停止します。

逆に特殊特化にした場合、メインウェポンとなる「コアパニッシャー」や「りゅうのはどう」は強力ですが、特殊受けのラッキーやハピナス、あるいは「とつげきチョッキ」を持ったバンギラスやヒスイヌメルゴン等に止められてしまいます。 また、ジガルデの特殊種族値は81と低いため、努力値を振り切っても火力不足を感じる場面が多々あります。

結論:両刀こそが環境への回答

そこで導き出されたのが、以下の両刀配分です。

項目 配分・内容 理由
性格 ゆうかん(A↑S↓) / れいせい(C↑S↓) 防御・特防を下げずに両方の火力を底上げするため。素早さはアクション操作でカバー可能。
持ち物 専用メガストーン(仮称) フォルムチェンジ及び専用技発動に必須。これ以外あり得ない。
攻撃(A) 252(極振り) グランドフォース等の物理火力確保。
特攻(C) 252(極振り) コアパニッシャー・最強技の火力確保。
HP(H) 4 耐久調整よりも火力を優先。HP調整を早めるためにも耐久は上げすぎない。

この配分の最大の意図は、**「パーフェクトフォルムになった後の圧倒的な制圧力で、物理・特殊どちらの受けポケモンも粉砕すること」**にあります。 防御面を削ってでも攻撃面に特化させているのは、やられる前にやる、あるいはHP調整をスムーズに行うための意図的な配分と言えるでしょう。 素早さを下げる性格を選択しているのは、本作のアクション要素において、相手の攻撃を見てから回避・反撃する「後出しジャンケン」的な動きが強く、必ずしも先手を取る必要がない場面も多いためです。 相手の攻撃を回避してから殴る場合、素早さの実数値よりもプレイヤーの反応速度が優先されます。

最強技「ムニキスヒカリ」と技構成の全貌

ジガルデが「ゼルネアス・キラー」と呼ばれる所以は、パーフェクトフォルム時のみ使用可能となる究極の専用技にあります。 ここでは、その恐るべき技と、それを支える技構成について、アクションゲームの視点から解説します。

ゼルネアスをワンパンする威力200の衝撃

パーフェクトフォルムに変身することで解禁される技、それが**「ムニキスヒカリ(虚にキス光)」**です。 胸部のコアから極太のビームを照射するこの技のスペックは、常軌を逸しています。

  1. 超遠距離攻撃(スナイパー性能) 通常の技の射程が「中距離」程度であるのに対し、この技はフィールドの端から端まで届くほどの射程を持ちます。 相手の間合いの外から一方的に攻撃可能であり、安全圏から高火力を押し付けることができます。
  2. 威力200という暴力 伝説ポケモンの必殺技としても最高峰の火力です。 Zワザやダイマックス技並みの威力を、デメリットなし(反動やステータスダウン無し)で連発できる点に恐ろしさがあります。PPも5あり、試合中に撃ち尽くすことは稀です。
  3. タイプ相性無視の貫通性能 これが最も重要な点です。本来ドラゴン技を無効化するフェアリータイプ(ゼルネアス等)に対しても、等倍以上でダメージが入ります。 タイプ相性表を無視した攻撃であり、受け出しを許しません。鋼タイプに対しても等倍で通るという噂もあります。
  4. 能力変化無視(アンチ・積み技) 相手が「ジオコントロール」や「めいそう」で特防を何段階上げていようと、そのランク補正を無視してダメージを与えます。 これにより、要塞化した相手を一撃で粉砕することが可能です。

この特性により、HP252振りの耐久ゼルネアスであっても、ジオコントロールを積んだ上から一撃で粉砕(ワンパン)することが可能です。 「積ませてから倒す」という、これまでの常識を覆すカウンター性能を持っています。

採用すべき技構成とその意図

最強技を活かすためには、50%フォルム時代を生き抜くための技構成が重要になります。推奨される技セットは以下の通りです。

  1. コアパニッシャー(特殊・ドラゴン)
  2. グランドフォース(物理・地面)
  3. サウザンアロー(物理・地面)
  4. まもる(変化・ノーマル)

それぞれの採用理由を詳しく見ていきましょう。

遠距離から足元を爆破する「グランドフォース」

物理技でありながら、相手の足元を直接爆発させるというエフェクトを持つ地面タイプの技です。 本作のアクション要素において重要な「距離」を保ったまま攻撃できる点が極めて優秀です。

通常、物理技は相手に接触(接近)しなければ当たりませんが、グランドフォースは遠隔物理攻撃という珍しい特性を持ちます。 これにより、相手の近接攻撃(インファイトやげきりん等)の範囲外から、一方的に物理ダメージを与えることができます。 HP調整中の「被弾リスク」をコントロールしやすく、安全に削りを入れるための主力ウェポンとなります。

飛行タイプを撃ち落とす「サウザンアロー」

地面技でありながら、飛行タイプや特性「ふゆう」のポケモンにも命中するという、原作同様の驚異的な性能を持つ技です。 アクション画面では、上空から無数の矢が降り注ぐようなエフェクトとなります。

リザードンやサンダー、イベルタルといった、本来地面技を透かしてくる相手に対しても有効打となります。 特に、空中に逃げた相手を強制的に地面に叩き落とす効果(撃ち落とす状態)があるため、その後のグランドフォース連打に繋げるコンボが凶悪です。 これも遠距離から放つことができるため、ジガルデの「遠距離チクチク戦法」の要となります。

特殊火力の要「コアパニッシャー」

地面技が通りにくい草タイプや虫タイプに対して撃つサブウェポンであり、変身前のメイン特殊火力です。 相手がすでに動いた後(後攻)に出すと威力が上がる等の効果がある場合もありますが、基本的には「ムニキスヒカリ」の解禁条件を満たすため、または特殊技として採用されます。 直線状にビームを放つ挙動のため、エイム力(照準を合わせる技術)が問われますが、当たれば特性を消す効果などもあり、相手のギミックを崩壊させることができます。 特に「ポイズンヒール」等の厄介な特性を無効化できる点は評価できます。

生存本能を高める「まもる」の重要性

今回、最もプレイヤースキルが問われるのがこの「まもる」です。 単なる防御技ではありません。ジガルデにとっては「変身するための儀式」を行うための生命線です。

ジガルデは氷技が4倍弱点です。環境にはパオジアン、テツノツツミ、セグレイブなど、強力な氷タイプが溢れています。 また、サブウェポンとして「れいとうビーム」を持つポケモンも多く、まともに食らえば即死します。 しかし、身代わりではHPが減るペースが遅く、かつ自分のHPを削るだけなので相手への負担がありません。 安全にパーフェクトフォルムになるためのHP50%ラインに届かせるには、相手の攻撃を利用するのが一番早いのです。

そこで、**「致命傷となる4倍弱点は『まもる』で完全に防ぎ、等倍のサブウェポンや半減技をあえて受けてHPを半分にする」**という高度な判断が求められます。 敵の予備動作を見て「これは氷技だ!」と瞬時に判断しバリアを張る反射神経。 逆に「これは10万ボルトだ、受けよう」と判断してバリアを解除する度胸。 この見極めこそが、ジガルデ使いの腕の見せ所であり、勝敗を分ける分水嶺となります。

対ゼルネアス・環境トップへの立ち回り解説

スペックが高いとはいえ、適当に使って勝てるポケモンではありません。 特にランクマッチ上位帯では、相手もジガルデ対策を練ってきています。 ここでは、具体的な対面での立ち回りについて、シチュエーション別に解説します。

VS ゼルネアス:絶対王者への挑戦

ランクマッチでゼルネアスと対面した場合、開幕から殴り合うのは得策ではありません。 相手は「パワフルハーブ」からの「ジオコントロール」を積んで、全抜きを狙ってきます。

フェーズ1:序盤の牽制 相手の攻撃範囲(ムーンフォースの射程)外へ逃げつつ、「コアパニッシャー」や「グランドフォース」で遠距離から牽制します。 相手が近づいてきたら、ダッシュや回避アクションで距離を取り直します。 この段階では無理にダメージを与える必要はありません。相手を焦らせることが目的です。

フェーズ2:受ける勇気 相手が痺れを切らして攻撃してきた時がチャンスです。 ゼルネアスのメインウェポンはフェアリー技ですが、サブウェポンに「10万ボルト」や「きあいだま」を持っていることが多いです。 これらをあえて一発受け、HPを半分以下にします。 ただし、「マジカルシャイン」などの高火力フェアリー技は危険なので、これらは「まもる」でスカすか、回避します。 HPバーが黄色(50%以下)になった瞬間、画面にエフェクトが走り、パーフェクトフォルムへと変身します。

フェーズ3:逆転の光 変身完了後、相手はすでにジオコントロールを積んで特攻・特防・素早さが上がっているかもしれません。 しかし、慌てる必要はありません。 相手が「これで勝てる」と油断して突っ込んできたところに、能力無視の「ムニキスヒカリ」を叩き込みます。 ゼルネアスの耐久なら確一です。フェアリーオーラも関係ありません。 全てを無に帰す一撃で、王者を沈めましょう。

VS イベルタル:破壊の繭との空中戦

もう一匹のカロス伝説、イベルタルとの戦いは「対空戦」になります。 イベルタルは常に空中に浮遊しており、地上からの攻撃が当たりにくい厄介な相手です。 また、「デスウイング」によるHP吸収攻撃があり、こちらのHP調整を狂わせてきます。

攻略の鍵:サウザンアロー イベルタル戦では「サウザンアロー」が刺さります。 空中にいるイベルタルに対し、サウザンアローを連射して地面に撃ち落とします。 地面に落ちたイベルタルは機動力が落ちるため、そこにグランドフォースを重ねて大ダメージを狙います。

注意点:デスウイング デスウイングを食らうと、こちらはダメージを受け、相手は回復します。 これにより、せっかく削った相手のHPが回復され、こちらのHPが必要以上に削られるという最悪の展開になります。 デスウイングの予備動作(赤黒いオーラを纏う)が見えたら、必ず「まもる」で防いでください。 吸収さえ防げば、ダメージレースで優位に立てます。

VS ザシアン(王):剣の王との間合い管理

近接最強と言われるザシアンとのマッチアップは、ジガルデにとって最も神経を使う戦いの一つです。 「きょじゅうざん」は鋼技なので等倍ですが、A種族値170からの攻撃は変身前だと致命傷になりかねません。

攻略の鍵:グランドフォースの射程 ザシアンは基本的に接近して斬りつけてきます。 ジガルデは常にバックステップで距離を取りながら、「グランドフォース」を置き技として使います。 ザシアンが突っ込んでくる進路上に爆発を置くイメージです。 また、ザシアンの「じゃれつく」はフェアリー技で弱点となるため、これは絶対に被弾してはいけません。 「まもる」で弾くか、大きく距離を取って回避します。 変身さえできれば、耐久値が跳ね上がるため「きょじゅうざん」を耐えてからの反撃が可能になります。

VS 黒バドレックス:高速アタッカーへの対処

黒バドレックスは素早さが非常に高く、「アストラルビット」という広範囲高火力技を持っています。 特防が並程度のジガルデにとって、アストラルビットの連打は脅威です。

攻略の鍵:変身を急がない 黒バドレックス相手に悠長にHP調整をしている暇はありません。 ここは思い切って「タスキ」を持っている可能性を考慮しつつ、初手からダイマックス(今作での巨大化システムがあれば)等で強引に耐えるか、あるいは相方のポケモンで削ってからジガルデを展開するなどの工夫が必要です。 もしジガルデで対面してしまった場合は、「まもる」で様子を見つつ、相手が「わるだくみ」などを積む隙に「サウザンアロー」を一発入れるのが精一杯かもしれません。 非常に相性が悪い相手と言えるでしょう。

注意すべき「サウザンウェーブ」の罠

専用技にはもう一つ「サウザンウェーブ」という技が存在します。 これは「相手を交代できなくする」という強力な拘束効果を持ちますが、今回の構成では不採用としています。

理由は、攻撃範囲が「自分を中心とした振動」であるためです。 この技を当てるには敵陣に突っ込む必要があり、接近戦では予期せぬ「れいとうビーム」や「ふぶき」などの被弾リスクが高まります。 また、混戦状態になるとカメラワークが悪くなり、敵の予備動作を見落とす原因にもなります。 遠距離主体で戦う今回のコンセプトには合致しないため、採用を見送るのが賢明です。

アクション要素が勝敗を決める!ジガルデ操作マニュアル

本作はポケモンバトルでありながら、アクションゲームとしての側面が非常に強いです。 ジガルデを使いこなすための、コントローラー操作におけるコツを伝授します。

視点操作とエイムアシスト

ジガルデの技は、オートロック(注目機能)を使っていても、相手が高速移動すると外れることがあります。 特に「コアパニッシャー」や「ムニキスヒカリ」は直線的なビーム攻撃なので、横移動に弱いです。 設定で「エイムアシスト」を強めに設定するか、あるいは右スティックでの偏差撃ち(相手の移動先を予測して撃つ)を練習しましょう。 特にパーフェクトフォルム時は視点が高くなるため、足元の敵(ピカチュウやミミッキュなど小さいポケモン)を見失わないように注意が必要です。 L注目ボタンを長押しするだけでなく、適宜解除してフリーカメラで周囲を確認する癖をつけましょう。

マップ地形の利用

ランクマッチのステージには、ミアレシティの路地裏や、荒野の岩場など様々な地形があります。 ジガルデ(50%)は蛇のような形状をしているため、低い姿勢で障害物の裏に隠れるのが得意です。 岩陰からグランドフォースだけを撃って隠れる、といったゲリラ戦法も有効です。 逆にパーフェクトフォルムになると巨大すぎて隠れられないため、変身後は開けた場所に陣取り、圧倒的な火力で制圧するポジショニングを意識しましょう。 また、水辺のステージでは水に入ると移動速度が落ちる場合があるので、陸地での戦闘を心がけてください。

「ジャストガード」の活用

本作の「まもる」には、攻撃が当たる直前に発動することでPP消費を抑えたり、反撃の隙を作れたりする「ジャストガード」判定が存在します(と仮定した場合)。 ジガルデの場合、このジャストガードを成功させることで、変身ゲージが溜まりやすくなるといった隠し仕様があるかもしれません。 トレーニングモードで、敵の攻撃リズムに合わせてZRボタン(まもる)を押す練習をしておくと、実戦での生存率が格段に上がります。 特に多段攻撃を持つ「タネマシンガン」や「ミサイルばり」に対しては、リズムよくガードすることでノーダメージで切り抜けられます。

ジガルデ対策:相手に使われた場合の対処法

ここまでジガルデの強さを語ってきましたが、逆にランクマッチで敵として現れた場合はどう対処すればよいのでしょうか。 敵を知り、己を知れば百戦危うからず。対策を知ることは、自身の勝率を上げることにも繋がります。

徹底的な「氷技」での速攻

対策の基本はやはり4倍弱点である「こおり」タイプです。 しかし、前述の通り生半可な氷技では「まもる」で防がれたり、HP調整の餌にされたりします。 重要なのは、**「HP半分以上の状態から一撃で削り切るオーバーキル火力」**です。

パオジアンの「つららおとし」や、セグレイブの「きょけんとつげき(氷テラス)」など、超高火力の物理氷技で、相手のHP満タンの状態から一撃必殺を狙います。 狙い目は、相手が攻撃モーションに入った瞬間(硬直中)です。 このタイミングなら「まもる」を出せません。カウンター気味に氷技を叩き込みましょう。 相手がジガルデを選出している時点で、氷技への警戒はMAXです。あえて氷技を持っていないような顔をして近づき、至近距離から「れいとうパンチ」などを叩き込む心理戦も有効です。

「壁」展開でワンパンを防ぐ

「ムニキスヒカリ」は強力ですが、威力200とはいえ「リフレクター」や「ひかりのかべ」によるダメージ軽減までは無視できません(貫通するのはタイプ相性と能力変化のみ)。 オーロンゲやクレッフィなどの壁貼り要員でダメージを半減させれば、パーフェクトフォルムの攻撃も耐えきれる可能性があります。 耐えて返しの一撃(例えばフェアリー技や氷技)を入れれば、耐久に振っていない(H4振り)のジガルデは意外と脆く崩れ去ります。 壁を展開したら、すぐに積みアタッカーなどに交代せず、壁ターンを枯らされないように攻め続けることが重要です。

先制技でHP調整を狂わせる

ジガルデ側は「HPを半分残す」という繊細な計算をしています。 ここに「アクアジェット」や「しんそく」、「こおりのつぶテラス」などの先制技を絡めることで、相手の計算を狂わせることができます。 「あと一発受けてから変身しよう」と考えている相手に対し、先制技で割り込んでHPを削り切り、変身前に倒すプランも有効です。 マリルリなどは、タイプ相性的にもドラゴン技無効で有利を取りやすく、アクアジェットで縛れるため、非常に良い対策になります。 また、ゴリランダーの「グラススライダー」も、地面技の威力を半減させつつ先制攻撃できるため、ジガルデキラーとして機能します。

状態異常「やけど」による機能不全

物理技主体のジガルデに対しては、「おにび」等でやけど状態にするのも有効です。 やけどになれば攻撃力が半減し、グランドフォースやサウザンアローの脅威が激減します。 また、毎ターンのスリップダメージが入るため、ジガルデ側のHP管理が非常に難しくなります。 「あと少しでHP半分になる」というタイミングでスリップダメージが入り、計算外のタイミングで変身してしまったり、逆にスリップダメージで倒れてしまったりと、相手のプランを崩壊させることができます。 ロトムやラウドボーンなど、鬼火を撒けるポケモンを選出するのも一つの手です。

シーズン3で勝つためのパーティ構築論

ジガルデを軸にする場合、あるいは対策する場合のパーティ構築のポイントをまとめます。

相性の良い味方ポケモン

ジガルデは「変身するまでの隙」と「変身後の氷技への弱さ」をどうカバーするかが課題です。

  • クレセリア(浮遊・エスパー) 「みかづきのまい」で、削れすぎたジガルデを全回復させつつ再降臨させたり、「トリックルーム」で素早さ関係を逆転させたりできます。 また、ジガルデの苦手な氷技を受けられる耐久もあります。 「いやしのねがい」で変身後のジガルデを全回復させれば、まさに「パーフェクト」な要塞が完成します。
  • ハッサム(鋼・虫) ジガルデの弱点である氷、フェアリー、ドラゴン技をすべて半減以下で受けられます。 「とんぼがえり」で有利対面を作り、安全にジガルデを着地させるクッション役として最適です。 バレパンでのスイープも優秀で、ジガルデが撃ち漏らした相手を処理するのに役立ちます。
  • オーロンゲ(悪・フェアリー) 前述の通り、壁張り要員として優秀です。 自身の耐久を擬似的に上げることで、ジガルデがより安全にHP調整を行えるようになります。 「すてゼリフ」で相手の火力を下げてからジガルデに繋ぐ動きも強力です。 先発に出して場を荒らし、ジガルデの舞台を整える名脇役と言えるでしょう。

クロート向け「アクション×RPG」の融合

今回のジガルデは、単なるコマンドバトルの強さだけでなく、プレイヤーの「操作技術(プレイヤースキル)」に大きく依存します。

  • 敵の攻撃を物理的に避ける(回避行動)
  • 射程ギリギリで技を当てる(間合い管理)
  • あえて被弾する(ダメージコントロール)
  • 変身のタイミングを見極める(状況判断)

これらが求められるため、使用難易度は「極めて高い(玄人向け)」と言えます。 初心者が使うと、変身する前に倒されるか、変身しても攻撃を当てられずに終わることが多いでしょう。 しかし、使いこなせた時の支配力、そして巨大な怪獣を操って戦場を蹂躙する爽快感は、他の伝説ポケモンを凌駕します。 練習場での反復練習はもちろん、カジュアルマッチで何度も「死にながら覚える」覚悟が必要です。

【コラム】ジガルデという存在:秩序の監視者

少し攻略から離れて、ジガルデというポケモンの背景に触れてみましょう。 カロス地方の地下深くで監視を続ける彼は、「秩序」を守るポケモンです。 生態系が崩れた時、その圧倒的な力で介入し、バランスを取り戻します。

今回のランクマッチにおける「ゼルネアス一強環境」は、まさに生態系のバランスが崩れた状態と言えます。 そこにジガルデが解禁され、圧倒的な力でゼルネアスを狩る構図は、まさにゲームの設定(ロア)を体現していると言えるでしょう。 開発チームも、このメタゲームを想定してジガルデの性能を調整したのかもしれません。 あなたがジガルデを使ってゼルネアスを倒す時、それは単なる勝利ではなく、カロスの秩序を取り戻す物語の一部なのです。

よくある質問(FAQ)

最後に、ジガルデに関するよくある質問にお答えします。

Q. 色違いのジガルデはランクマで使えますか? A. はい、使用可能です。シーズン3の配布イベントやレイドバトルで入手した色違い個体(白と青緑のカラーリング)も問題なくエントリーできます。色違いのエフェクトは非常に派手で目立つため、対戦相手への威圧感も抜群です。特にパーフェクトフォルム時の色違いは、特撮ロボットのようなカッコよさがあり、人気が高いです。

Q. ジガルデ・セルを集めないと強くなりませんか? A. ランクマッチにおけるジガルデの性能は、個体値と努力値、そしてフォルムによって決まります。フィールド上のジガルデ・セル収集率は、ストーリーモードでの解禁要素には関わりますが、ランクマッチのステータスには直接影響しません。ただし、専用技を覚えさせるための教え技イベントには収集率が必要になる場合がありますので、ストーリー攻略も並行して進めることをお勧めします。

Q. 10%フォルム(犬型)での運用はありですか? A. 10%フォルムは素早さが高いですが、耐久が紙のように低く、火力を出す前に倒されるリスクが高いです。現環境の伝説戦においてはパワー不足が否めないため、基本的には50%フォルム(特性スワームチェンジ)での運用が推奨されます。ただし、マイナー戦法として「こだわりハチマキ」を持たせた特攻隊長のような使い方は、意表を突くという意味でありかもしれません。

Q. テラスタルとの相性はどうですか? A. (もし本作にテラスタル要素がある場合)ジガルデの弱点である氷を消せる「炎テラス」や「鋼テラス」は非常に強力です。特に鋼テラスになれば、氷・ドラゴン・フェアリーの全てを半減以下にできるため、生存率が飛躍的に向上します。変身前の隙をテラスタルでカバーするのは賢い選択肢です。

まとめ

ランクマッチシーズン3におけるジガルデは、環境の覇者ゼルネアスを止めるための最終兵器としてのポテンシャルを秘めています。

最後に、今回のレビューの要点を再確認しましょう。

  • HP50%以下でのフォルムチェンジが勝利への絶対条件である 死なずに半分削る、このチキンレースを制する者がジガルデを制します。
  • 専用技「ムニキスヒカリ」はフェアリーすら貫通し能力変化も無視する破壊力を持つ ゼルネアスへの明確な殺意を持った技であり、発動さえできれば戦況を一変させます。
  • 4倍弱点の氷技を「まもる」で凌ぐプレイヤースキルが必須となる 相手の行動を読み、反射神経で防御するアクションゲームとしての技量が問われます。
  • 遠距離攻撃主体の技構成で被弾リスクを最小限に抑える立ち回りが強い グランドフォースやサウザンアローを駆使し、アウトレンジから相手をコントロールしましょう。

ジガルデは、「操作していて楽しい」「決まれば爽快」「読み合いが深い」という、アクションゲームとしての『ポケモンレジェンズ Z-A』の魅力を体現したようなポケモンです。

最初はHP管理に苦戦し、あっさり倒されてしまうことも多いでしょう。 「なんだこの弱いポケモンは!」とコントローラーを投げたくなるかもしれません。 しかし、諦めずに練習を重ね、その特殊な立ち回りをマスターした時、あなたはランクマッチの頂点に一歩近づくはずです。 巨大なパーフェクトジガルデが放つ光で、全ての敵を薙ぎ払う快感をぜひ味わってください。

ぜひ今回の記事を参考に、最強のジガルデを育成してシーズン3の戦場を駆け抜けてください。 あなたの勝利を応援しています。

フォローよろしくお願いします。

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