編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、2025年11月20日発売予定の「星のカービィ エアライダー」で、「どのキャラやマシンが本当に強いのか」について、発売前の今の段階から気になっていると思います。 特に体験版をプレイして、「あのキャラの使い心地はどうなんだろう」「このマシンは強いって聞いたけど、本当?」といった疑問をお持ちの方も多いでしょう。
私自身、体験版の段階ですが、かなりやり込んでおり、視聴者の方々からも多くの情報をいただいています。 今回のレビューは、それらの体感や情報を基に、「現段階で強い」と感じるキャラクターとマシンをピックアップし、その特徴や具体的な立ち回りについて徹底的に解説していきます。
この記事を読み終える頃には、「星のカービィ エアライダー」の現環境(体験版)における強キャラ・強マシンの特徴や、自分が使うべき相棒についての疑問が解決しているはずです。
- 現環境(体験版)の強キャラ11選の詳細な性能と立ち回り
- 環境を定義する強マシン4選の徹底分析
- 各キャラとマシンの最適な組み合わせ考察
- シティトライアルとスタジアム別のおすすめ戦略
それでは解説していきます。
エアライダー強キャラ選|個性を活かした8選
まずは、シティトライアルや各種スタジアムでの活躍が期待できる、強力な個性を持ったキャラクターたちを紹介します。 現段階の環境で、特に注目すべき8キャラクターをピックアップしました。
カービィ|安定感とSP技の汎用性
我らが主人公、ピンクのカービィです。 今作「エアライダー」においても、そのバランスの良さと使いやすさは健在です。 性能的には突出した強み(例えばリックのような圧倒的スピード)はありませんが、逆に言えば大きな弱点もない、非常にマイルドな操作感が特徴です。
最大の武器は、スペシャル技(SP技)の「ウルトラソード」です。 前方に巨大な剣を出現させ、左右に連続で斬りつけるこの技は、見た目以上に攻撃範囲が広く、非常に当てやすいのが魅力です。 デスマッチやバトルロイヤルといった乱戦系のスタジアムでは、密集したライバルたちをまとめて薙ぎ払うことができ、安定したキル(撃破)が期待できます。
さらに注目すべきは、ウルトラソード発動中にマシンがスピードアップする点です。 これはレース系のスタジアムにおいても大きなアドバンテージとなります。 特に最高速の差が出にくい直線や、アイテムの奪い合いになる場面で発動すれば、ライバルをごぼう抜きにすることも可能です。
シティトライアルにおいては、その癖のない性能が育成のしやすさに繋がります。 どんなアイテム(パワーアップ)とも相性が良く、バランス型に育てても、スピード特化に育てても、その能力を素直に発揮してくれます。 ゲームに慣れていない初心者の方が、「まずはこのゲームの楽しさを知りたい」という場合に、最初におすすめできるキャラクターと言えるでしょう。
ただし、一点だけ注意点があります。 それは「耐久力の低さ」です。 体感ですが、他のキャラクターに比べてやや打たれ弱い印象を受けました。 特に重量級の攻撃を受けると、あっという間にマシンから振り落とされてしまうケースが多かったです。 ウルトラソードで攻めている時も、調子に乗って敵陣の真ん中に突っ込むと、手痛いカウンターをもらう可能性があります。 ヒットアンドアウェイを意識し、SP技の当て逃げを狙うなど、耐久力の低さをカバーする立ち回りが必要です。
キー(黄色カービィ)|シティトライアルの爆破王
カービィのダッシュファイター的な存在、通称「キー」こと黄色カービィです。 基本的な性能(スピード、旋回、飛行など)は、ピンクのカービィとほぼ同じか、同等と思われます。 最大の違いはSP技です。
キーが使うSP技は「クラッシュ」。 その名の通り、前方に巨大な爆発を引き起こす、高火力の範囲攻撃です。 このクラッシュが、特にシティトライアルにおいて絶大な威力を発揮します。
シティトライアルでは、「コンテナ(アイテムボックス)が密集して出現する」「スタジアムへの入場ゲートが開く」など、ライバルたちが一箇所に集まりやすいイベントが頻繁に発生します。 そういった密集地帯にクラッシュを「置いておく」だけで、ライバルたちをまとめて吹き飛ばし、地獄絵図を作り出すことが可能です。 爆発範囲はボム(アイテム)と同等かそれ以上で、見た目よりもかなり広く、非常に簡単にお手軽にキルを稼ぐことができます。
このクラッシュを最大限に活かすためのマシン選びも重要です。 例えば、後述する「ウィリースクーター」のような小回りが利くマシンと組み合わせれば、敵の群れに素早く接近し、クラッシュを仕掛けて離脱する、というヒットアンドアウェイ戦法が強力です。 逆に、「バトルチャリオット」のような重量級マシンと組み合わせ、あえて敵陣の真ん中に居座り、クラッシュの火力をさらに高める(マシンの攻撃力補正が乗る場合)のも面白い戦略です。 また、「ウィングスター」などで高所を取り、空中から爆撃する「空爆」ムーブは、やっている側は非常に爽快です(やられる側はたまったものではありませんが)。
シティトライアルで、バトル系のスタジアム(デスマッチ、バトルロイヤルなど)での勝利を狙うのであれば、汎用性の高いピンクのカービィよりも、このキー(黄色カービィ)を選ぶ方が、最終的な勝率は高くなるかもしれません。
デデデ|タフネスと破壊力を両立する重量級の入門
見た目通りの重量級キャラクター、デデデ大王です。 重量級の入門として、あるいは「レースもバトルも両方勝ちたい」という欲張りなプレイヤーにおすすめできるポテンシャルを秘めています。
まず、特筆すべきはその「耐久力」です。 全キャラ中でもトップクラスのタフさを誇り、多少の攻撃ではビクともしません。 シティトライアル序盤で、まだ育成が進んでいない状態でも、軽いキャラクターのタックルを跳ね返すほどの安定感があります。 この耐久力のおかげで、アイテムの奪い合いや乱戦にも臆することなく飛び込んでいけるのが最大の強みです。
攻撃力の高さも見逃せません。 マシン搭乗中も、手にしたハンマーによる自動攻撃(近くの敵やコンテナを自動で殴る)が発生します。 これがコンテナの破壊に非常に便利で、他のキャラクターよりも明らかに1〜2発早くコンテナを破壊できる体感がありました。 今作「エアライダー」は、コンテナからのアイテム供給量が(前作に比べて)増えている印象があり、コンテナ破壊の速さは、そのまま育成の速さに直結します。
そして、最も意外だったのが「スピードの伸び」です。 デブで鈍重なイメージに反して、最高速のステータスが伸びやすいようです。 さらに、SP技の「ジェットハンマー」は、ハンマーを構えて突進し、さらに加速することができます。 これにより、バトル系の強さだけでなく、レース系のスタジアムでも十分に戦える性能を持っています。
弱点としては、やはり重量級の宿命である「飛行力」と「旋回力」の低さが挙げられます。 急なカーブは曲がりきれず、空中に浮くのも苦手です。 しかし、先述の通りコンテナを破壊しやすいため、育成はしやすい部類に入ります。 シティトライアル中に「ヒコウ」や「カイテン」のアイテムを意識的に集めることで、これらの弱点はある程度補うことが可能です。
体験版の現状では、後述する「リック」という強力な(動物)ライバルに埋もれがちな印象はありますが、タフネスと育成のしやすさを両立した、非常にバランスの良い重量級キャラクターです。
ワドルディ|無敵SP技で下克上
「このキャラが強い?」と誰もが思う、雑魚キャラ代表のワドルディ。 しかし、侮ってはいけません。 実際に使ってみると、予想外の勝率を叩き出す、隠れた強キャラ(?)でした。 私自身、ワドルディを使っている間はなぜか負けなしでした。
キャラ性能としては、後述する「キャピー」に似た軽量級タイプです。 攻撃力や耐久力は貧弱で、まともに殴り合うとすぐにやられてしまいます。 その代わり、「加速力」「チャージ(ダッシュ)」「旋回力」が優秀です。 素早くチョコマカと動き回り、急なカーブも難なく曲がることができます。
この機動力を活かし、乱戦には飛び込まず、マップの隅々まで駆け巡り、ライバルがいない場所でこそこそとアイテムを集めるのが基本の立ち回りとなります。 シティトライアルでは、いかに敵と遭遇せずに効率よく育成できるかが鍵です。
そして、ワドルディを「強キャラ」たらしめている最大の要因が、SP技の「ゴールデンワドルディ」です。 発動すると、その名の通り金色のワドルディに変身し、一定時間「完全無敵」になります。 キャピーにも似たような能力(キノコによるスーパーアーマー)がありますが、こちらは「完全無敵」です。 ダメージも受けず、怯むこともありません。 この無敵時間中は、一方的に相手に攻撃(タックル)を仕掛けることができます。 さらに、無敵中は加速力もアップするため、タックルの威力も増します。
このSP技のおかげで、普段は逃げ回っているワドルディが、SPゲージが溜まった瞬間、戦場の主役に躍り出ます。 イベントが発生してライバルが密集している場所に、ゴールデンワドルディ状態で突っ込んでいくのは、まさに下克上。 普段は小回りを利かせてパワーアップに専念し、SP技が溜まったら戦場に飛び込んで荒稼ぎする。 このメリハリのある立ち回りを意識することで、ワドルディは予想外の強さを発揮します。
カワサキ|異次元のSP技と驚異のタフネス
ネタキャラ枠かと思いきや、その性能はガチ。 コックの川崎も、現環境で非常に評価が高いキャラクターの一人です。
最大の特徴は、SP技「激辛クッキング」です。 発動すると、マシンで走り回りながら、添加物(?)がたっぷり入ったカレーを周囲にばら撒きます。 このカレーはアイテム(あるいは障害物)のような扱いで、近くのライバルに吸い寄せられるようにヒットします。 カレーに触れるとダメージを受け、これがかなり痛い。 しかも、発動時間が(体感で)かなり長く、広範囲にカレーを汚染を広げることができます。 ライバルが集まるイベント周辺に適当にばら撒いておくだけで、面白いようにキル数が増えていきます。
さらに、このSP技は特定のイベントボス(例:クラッコ、グランドウィリーなど)に対して非常に強力だという情報も寄せられています。 巨大なボスに密着し、激辛クッキングを全弾叩き込むようにばら撒くことで、短時間で大ダメージを与えられるようです。 確かに、でかいボスは胃袋もでかいので、カレーを腹いっぱいにできそうです。
しかし、川崎の強さはSP技だけではありません。 隠れた特性として、「回復アイテム(マキシムトマトなど)の回復量が多い」という特徴があります。 さらに、見た目に反して(?)重量級に分類されるようで、かなりのタフネス(耐久力)も兼ね備えています。 これにより、ゴキブリ並みの生命力を誇り、なかなか死なないキャラクターとなっています。
この「死なない」という特性が、今作の「エアライダー」において非常に重要です。 本作は、ライトスターやペーパースターなど、軽くて動かしやすいマシンほど耐久力が低い傾向にあります。 川崎のキャラクターパワー(タフネス)で、そうした脆いマシンの弱点をカバーすることができます。 逆に、重量級マシンの動かしづらさ(旋回性能の低さなど)も、川崎自身の性能で(ある程度)カバーできるかもしれません。 どんなマシンとも一定のシナジーが見込める、万能型の重量級キャラクターとして活躍が期待できます。 (空中ではお尻を突き出す独特のポーズも見せてくれます)
ナックルジョー|近接戦闘特化のパンチャー
バトル系のスタジアムで勝ち数を稼ぎたいなら、ナックルジョーも魅力的な選択肢です。 彼は近接戦闘に特化した性能を持っています。
最大の特徴は、チャージダッシュ(Aボタン長押し)と同時に繰り出される「スマッシュパンチ」です。 これはファイター能力のようですが、通常のファイターとは異なり、ナックルジョー専用の高い攻撃補正が乗っているようです。 チャージダッシュを繰り返すことで、ガンガン殴りながら加速し、敵をぶちのめしていくのが非常に爽快です。 チャージ(Aボタン長押し)が早いマシンほど、パンチを連打できる(=DPSが高い)と思われます。
もう一つの強みは、意外にも「旋回力が高い」ことです。 小回りが利くため、急なカーブでもスムーズに曲がることができます。 これにより、スマッシュパンチの当てやすさにも磨きがかかります。 シティトライアルでのアイテム回収がしやすいだけでなく、「グルメレース」や「スイッチプッシュ」など、小回りの技術が求められるスタジアムでも活躍が見込めます。
弱点としては、「耐久力」と「飛行力」の低さが挙げられます。 非常に打たれ弱く、空中戦も苦手です。 また、SP技の「ナックルラッシュ」も、前方に連続パンチを繰り出す技ですが、発生が遅く、範囲も狭いため、個人的には少し当てづらく感じました。
これらの特性(高い近接攻撃力、高い旋回力、低い耐久力・飛行力)を考慮すると、バイク系のマシン(ウィリーバイク、レックスウィリー、ウィリースクーター)との相性が非常に良さそうです。 機動力を活かして敵に接近し、パンチを叩き込んで離脱する、という戦い方が強力でしょう。 ただし、チャージが早すぎる「ワゴンスター」とは相性が悪いかもしれません(パンチを出す前にチャージダッシュが暴発しやすいため)。
キャピー|職人向けのハンドリングマスター
一見すると、ワドルディ以下の最弱候補に見えるキャピー。 視聴者からの情報によると、彼もまた「隠れ強キャラ」だったようです。
先にマイナス点を挙げると、ステータスの「攻撃力」「最高速」「耐久力」「飛行力」の下がり幅(デバフ補正)が非常に大きいようです。 まともに使おうとすると、その性能の低さに絶望するかもしれません。 キャラ単体では力不足感が否めず、適切なマシン選びが必須となる、上級者向けのキャラクターです。
しかし、キャピーにはそれを補って余りある強みがあります。 それは、圧倒的な「旋回力」と「グリップ力」です。 どんなにクセの強いマシンでも、キャピーのハンドリング力(とステータス補正)によって、まるで別マシンのようにスイスイ曲がれるようになります。 例えば、暴走族のように扱いにくい「レックスウィリー」を手な付けたり、旋回が苦手な「チャリオット」系のマシンの弱点をカバーしたりと、マシンとの組み合わせ次第で化ける可能性を秘めています。
また、キャピーは常にキノコ(アイテム)を所持している(あるいはキノコの効果を受けやすい?)ようで、キノコがある限り、敵の攻撃を一発だけ耐えてくれる「スーパーアーマー」状態になります。 これが地味ながら非常に強力で、耐久力の低さを補ってくれます。 SP技の「ブースターキャップ」も、一時的にスピードアップする効果があり、緊急回避やアイテム回収に役立ちます。
キノコのアーマーとブースターを駆使し、争いごとを避け、自慢のグリップ力で黙々とアイテムを回収する。 シティトライアルにおいて、「育成」に特化した立ち回りが得意な、職人向けのキャラクターと言えるでしょう。
メタナイト|空を制する高貴なる騎士
前作(ゲームキューブ版)では不遇な扱いだったメタナイトも、今作では大幅にパワーアップして帰ってきました。
デデデと同様に「攻撃力」が高く設定されています。 近くの敵やコンテナは、愛刀ギャラクシアで自動的に切りつけてくれるため、コンテナを破壊しやすく、キルも狙いやすいです。 PV(プロモーションビデオ)でも見せていた通り、攻撃的なマシン(例えばデビルスター)との相性が良さそうです。
メタナイトの真価は、その圧倒的な「飛行力」にあります。 上昇力が高く、まるで水の中を泳ぐようにスイスイと空を飛ぶことができます。 シティトライアルのマップに点在する「空中庭園」のアイテムや、高台に配置されたコンテナを真っ先に奪いに行くことが可能です。 ウィングスターやペーパースターといった飛行系マシンとの相性は言うまでもありません。
さらに、SP技の「ナイトウィング」は、発動すると翼が4枚になり、飛行力をさらに高めることができます。 この状態での飛行は、まさに「気分爽快、ごきげん限界」という言葉がふさわしいほどの自由度を誇ります。 「ドリルラッシュ」(空中での急降下攻撃?)のダッシュ力も優秀で、ショートレース系のスタジアムでも役立つかもしれません。
シティトライアルにおいては、ランダムで出現する「浮島」に誰よりも早く到達しやすい、という強みもあります。 浮島にはレアなアイテムが配置されていることが多いため、出現すれば大きなアドバンテージを得られます。
ただし、意外にも「スピード面」(地上での最高速)は弱めに設定されているようです。 レース系のスタジアムでは、常に空を飛ぶこと(滑空)を意識しないと、地上のライバルに置いて行かれる可能性があります。 スタジアムを選ぶ際は、もちろん飛行系の競技(エアグライダーなど)を選べば、彼の独壇場となるでしょう。
エアライダー強キャラ・強マシン選|環境を揺るがす7選
続いては、キャラクター3選とマシン4選、合計7選を紹介します。 特にここで紹介する「リック」と「バトルチャリオット」は、現環境(体験版)において、頭一つ抜けた「環境キャラ・マシン」として注目されています。
スターマン|飛行特化のスカイファイター
「飛行力」というステータスにおいて、スターマンの右に出るものはいません。 彼は空の王者です。 ステータスは極端なまでに「飛行」に振り切れており、その代償として「耐久力」や「攻撃力」は捨てています。 軽く、曲がりやすく、そして、誰よりも高く、長く飛ぶことができます。 まさにイメージ通りのスカイファイターです。
当然ながら、飛行系マシンと合わせるのがベターです。 「スターマン × ジェットスター」のジャンプは、他のキャラでは到達できない領域まで飛んでいくことができます。 特に「ペーパースター」との相性は抜群で、この組み合わせなら飛行系のスタジアム(エアグライダー、ハイジャンプ)で負けることはまずないでしょう。 これらのスタジアムで勝ちたいなら、スターマン一択と言えます。
シティトライアルのイベントにおいても、「ご褒美リング出現(空中にリングが出現)」や「巨大円盤接近(上空からアイテムが降ってくる)」など、空中での滞在が有利になるイベントでは、誰よりもその恩恵を受けやすいです。 SP技の「スーパースターマン」を使えば、さらに飛行力がアップし、ドラグーン並みに空を飛び回れます。 メタナイトよりも「浮島」に到達しやすいかもしれません。 また、SP技発動中は完全無敵になるため、乱戦から緊急離脱する際の防御手段としても役立ちます。
一方、地上での性能は期待できません。 非常にやられやすく、メタナイトと違って武器も持っていないため攻撃力も乏しいです。 敵に囲まれたら、自慢の飛行力を活かして、すぐに空へ逃げましょう。 空中にいれば、地上からの攻撃を受けるリスクは大幅に下がります。
ちなみに、マシンを降りた時の生身の性能(ジャンプ力、空中ジャンプ回数)は最強クラスです。 (そして、よく見ると結構かわいい顔をしています)
数字(アドレーヌ?)|飛行できる異色の重量級
※ソースでは「数字」と呼ばれていますが、その特徴(小柄な見た目、プロペラ、飛行)から、おそらく「アドレーヌ&リボン」のことだと思われます。ここでは「アドレーヌ」として解説を進めます。
アドレーヌは、なかなかの「強い女」です。 分類としては重量級(あるいはそれに準ずる)のようで、「攻撃力」と「耐久力」が優秀です。 見た目は小柄なので、デデデや川崎のように画面を圧迫しないのも、地味ながら利点と言えるでしょう。 視聴者からの情報によると、タフネスが特徴の重量マシン「ヘビースター」と合わせることで、勝率が非常に高かったようです。
アドレーヌの最大の強みは、重量級でありながら「飛行力が高い」という点です。 通常、重量級キャラクターは飛行力が壊滅的(例:デデデ、リック)ですが、彼女だけは例外的に空を飛ぶことができます。 (※飛行ステータスがマイナスにならない、という意味かもしれません)
さらに、ジャンプ台などから飛び立つと、頭にプロペラ(リボン?)が出現し、斜め上(あるいは真上)にフワッと浮かび上がる特殊なアクションを持っています。 これにより、他のキャラにはない独特の「上昇力」が生まれます。 エアライドモード(レース)のコース「プランテス」の上ルートへの侵入など、特定の分岐に進みたい時に非常に便利です。
SP技の「アフターバーナー」は、使用するとさらにスピードアップが可能で、レースでの追い上げや、シティトライアルでの移動にも役立ちます。 地上での戦闘もこなせ、空中での機動力も併せ持つ、非常に強力なポジションにいるキャラクターです。
リック|現環境(体験版)最強の地上王者
出ました。 体験版をプレイした多くの人が、口を揃えて「強すぎる」と言う、現環境(体験”園”)の頂点に君臨するキャラクター、リック(ハムスター)さんです。
彼がなぜ最強と呼ばれるのか。 理由は単純で、「地上戦において弱点が存在しない」からです。
まず、ステータスが異常です。 重量級に分類されるにもかかわらず、「加速力」と「最高速」が全キャラ中トップクラス。 まるでソニック・ザ・ヘッジホッグです。 通常、スピードが速いキャラは曲がりにくい(例:レックスウィリー)のがお約束ですが、リックはなぜか「旋回力」と「グリップ力」も安定しており、重量級とは思えないほどスムーズに曲がります。 そして、重量級なので当然「耐久力」も「攻撃力」も超パワー。 自分は(スピードが速すぎて)敵の攻撃に当たらないのに、自分は(攻撃力が高いので)タックルするだけで敵をキルできます。
極めつけは、SP技の「リック大暴走」です。 発動すると、長時間「無敵」状態になり、さらに「スピードアップ」します。 レースでの最終盤での加速、デスマッチでの回避兼攻撃、シティトライアルでのアイテム強奪と、全ての局面において便利すぎる、まさに万能のSP技です。
唯一の弱点は「飛行力」で、飛行系のイベントやスタジアムでは完全に無力です。 しかし、そんなことは些細な問題です。 シティトライアルの最終決戦で、飛行系のスタジアムを選ばなければいいだけの話なのです。
初登場から30年越し(※原作ゲームの話)に、まさか彼に黄金時代がやってくるとは、誰が予想できたでしょうか。 体験版のオンライン対戦(パドック)は、リックだらけの「動物園」状態になっているという報告も多数寄せられています。 後述する「バトルチャリオット」と組み合わせた「リック・バトチャリ」は、まさに地上最強の組み合わせであり、彼が暴れ回る地上は地獄絵図と化します。 もはや空へ逃げるしかありません。
ウィリースクーター|圧倒的小回りのアイテムゲッター
ここからは、シティトライアルにおいて見つけたら優先的に乗りたい「強マシン」を紹介します。
まずは、前作(ゲームキューブ版)で最強と謳われた主人公機、ウィリースクーター君です。 今作では、さすがに(壁に張り付くなどの)おかしな走り方は封印されてしまったようです。 「これは大きな弱体化か?」と思いきや、素の性能だけでも普通に優秀でした。
シティトライアルとの相性が抜群です。 最大の特徴は、その圧倒的な「小回り(旋回力)」です。 どのマシンよりも機敏に、クイックに、ぐんぐん曲がれます。 この素晴らしい機動力のおかげで、アイテム回収効率が非常に高いです。 シティトライアル開始直後にこのマシンに乗ることができれば、他のライバルよりも速いスピードで成長(アイテム回収)することが可能です。
その機動力を活かして、バトル(乱戦)に飛び込むのも面白い使い方です。 特に、デデデや川崎といった「旋回力が低い重量級キャラクター」の弱点を完璧に補うことができます。 「タフで攻撃力が高いが曲がれないキャラ」と「機敏に動けるが打たれ弱いマシン」という、お互いの長所を活かし、短所を補い合う、理想的な組み合わせと言えるでしょう。
スタジアムでは、「スイッチプッシュ(床のスイッチを押していく)」や「グルメレース(食べ物を集める)」で効果抜群です。 圧倒的な小回りで、フードを爆食いし、スイッチを押し放題。 ライバルには真似できない動きで、圧倒的な差をつけることができます。
唯一の弱点(?)としては、その機敏すぎる動き故に「画面が激しく揺れ、酔いやすい」ことが挙げられます。 三半規管が強いプレイヤーであれば、初心者にもおすすめできる、非常に優秀なマシンです。
ペーパースター|大器晩成型のスカイハイマシン
何かと瞬殺されがちな、貧弱なイメージのあるペーパースター。 あのライトスターよりも脆く、耐久力は全マシン中ワーストクラスです。 シティトライアル序盤で、育成が全く進んでいない状態で乗るのはおすすめしません。 高確率でライバルに邪魔され、マシンを破壊されてしまいます。
しかし、ペーパースターは「条件さえ揃えば」めちゃめちゃに活躍してくれる、高いポテンシャルを秘めたマシンです。 その条件とは、「飛行力」と「耐久力」のステータスが十分に育っていることです。
最大の特徴は、その「圧倒的な軽さ」と「上昇力」です。 あまりにも軽く、どこまでも上昇していきます。 体感として、ウィングスターやデビルスターよりも長く、高く飛ぶことができました。 ひとたび空に舞い上がれば、地上のライバルは手出しできません。
この性能は、もちろん飛行系のスタジアム(エアグライダー、ハイジャンプ)で最強です。 アドレーヌ(数字)と合わせて耐久力を補ったり、スターマンと合わせて得意分野(飛行)を最強にしたりと、キャラクターとの組み合わせも夢が広がります。
序盤こそ雑魚ですが、中盤以降、シティトライアルで「ヒコウ」と「ボウギョ」のアイテムがある程度育ってきたと感じたら、優先的に乗り換えるべきマシンと言えるでしょう。
チャリオット|安定のハンドリングと攻撃力
新マシン「チャリオット」系が、「強い」「使いやすい」と好評です。 まずはベーシックなチャリオット(戦車)から。
2輪走行(?)のおかげなのか、重量級の見た目に反して、かなり「曲がりやすい」のが特徴です。 激しいコーナーでも安定したハンドリングを見せてくれます。 「攻撃力」も安定して高いようで、コンテナも壊しやすいです。 この「安定した旋回性能」と「高い攻撃力」は、シティトライアルにおいて非常に有利に働きます。
ただし、弱点として「加速力」をはじめとしたスピード関連のステータスが低めに設定されているようです。 スタート直後に乗ると、かなり「遅い」と感じてしまうのがネックです。 ある程度、「カソク」や「サイコウソク」のアイテムが育ってから乗り換えたいマシンです。
ライバルを引き殺した時は、ぜひこう言ってやりましょう。 「チャリ(オット)で来た」と。
バトルチャリオット|現環境(体験版)最強の地上要塞
そして、そのチャリオットの「殺意マシマシバージョン」が、現環境(体験版)で「最強マシン」と言われている、バトルチャリオットです。
そのごつい見た目通り、カッチカチに「硬い防御力」を誇ります。 シティトライアルで、ライバルたちが密集するイベントの中心に飛び込んでも、ケロッとした顔で生存します。 このマシンに乗っていると、死ぬビジョンが見えません。
そして、最大の異常点は、この重量と防御力を持ちながら、チャリオット系の特性である「高い旋回力」も併せ持っている点です。 曲がる、曲がる。 (同じ重量級のレックスウィリー君は泣いていい)
おまけに「攻撃性能」もアホみたいに高く、タックルするだけでライバルは血(?)を浴び放題。 「高い防御力」「高い攻撃力」「高い旋回力」。 これだけ揃えば、弱いわけがありません。
いつしかオンラインは、「リック + バトルチャリオット」の組み合わせで溢れかえり、他のマシンは殲滅されまくり、地上は地獄絵図と化していました。 まるでハイドラ(前作の伝説のマシン)が何体も暴れ回っているような恐怖です。 もはや空へ逃げるしかありません。
「ハム太郎(リック) + バトチャリ」が鉄板ですが、個人的にはマホロア(※体験版では未登場?)とのシナジーも研究したいところです。 (もしマホロアが参戦し、スタースリップが速い特性を持つなら、ライバルにタックルしやすくなり、マホロア砲でスピードも威力もカバーできるのでは?と妄想しています)
飛行系スタジアムは捨てて、地上戦で全てを蹂躙したいプレイヤーに、心からおすすめするマシンです。
まとめ
今回は、2025年11月20日発売予定の「星のカービィ エアライダー」について、現段階(体験版)で強いと感じる11キャラクターと4マシン、合計15選を紹介しました。
- カービィ:ウルトラソードが汎用性高く初心者におすすめ
- キー:クラッシュによるシティトライアルの爆破王
- デデデ:タフネスと育成しやすさ、スピードも併せ持つ重量級
- ワドルディ:SP技の無敵で下克上を狙う軽量級
- カワサキ:カレーによる広範囲攻撃とタフネスが魅力
- ナックルジョー:スマッシュパンチによる近接戦闘特化
- キャピー:圧倒的なハンドリング力でマシンを手な付ける職人向け
- メタナイト:高い飛行力と攻撃力で空を制する騎士
- スターマン:飛行性能に全振りした空のスペシャリスト
- アドレーヌ(数字):飛行できる異色の重量級
- リック:地上戦において弱点のない現環境の最強王者
- ウィリースクーター:圧倒的小回りでアイテムを稼ぐ機動マシン
- ペーパースター:育成必須の大器晩成型飛行マシン
- チャリオット:安定した旋回と攻撃力を両立
- バトルチャリオット:攻防走(旋回)が揃った現環境の最強要塞
とはいえ、これらはあくまで体験版で、ちょろっと遊んだ時点での体感と、皆さんから寄せられた情報に基づいています。 製品版で新たなキャラクターやマシン、隠し要素が加わると、この強さ(ティア)ランクはまた大きく変わってくると思います。
発売後も、引き続き環境を調査し、視聴者の皆さんと議論しながら、最新の攻略情報をお届けしていく予定です。 ご視聴(ご愛読)ありがとうございました。







