ゲーム評論家の桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、2025年9月25日にリリースされて以来、盛り上がりを見せている「ジョジョの奇妙な冒険 オラオラオーバードライブ」(オラドラ)の、最新のURキャラクター最強ランキングが気になっていると思います。 特に、誰を育てるべきか、アリーナ(対人戦)や高難易度クエストで通用するキャラは誰なのか、Tier形式で知りたいという声を多くいただきます。
この記事を読み終える頃には、オラドラの現環境におけるURキャラの序列と、それぞれの強み・弱みについての疑問が解決しているはずです。
- 最新版URキャラ最強Tierランキング
- Tier Sキャラの圧倒的な強さを徹底解説
- 注目キャラと新キャラ広瀬康一の評価
- 属性別・コンテンツ別のおすすめ編成
それでは解説していきます。
オラドラ最強ランキングの評価基準
ランキングの発表の前に、まずは私がどのような基準でキャラクターを評価しているのかを明確にしておきます。 オラドラはコンテンツによって求められる性能が異なるため、特定の場面での強さだけでなく、総合的な使いやすさ(汎用性)も加味しています。
Tier(ティアー)の定義
本レビューでは、キャラクターの強さをS~Cの4段階で評価します。
- Tier S (最強): 現環境において頭一つ抜けた性能を持ち、アリーナ・クエスト問わずあらゆるコンテンツで最強クラスの活躍を見込めるキャラクター。編成の軸であり、所持しているかどうかでゲームの難易度が変わるレベルです。
- Tier A (準最強): Tier Sには一歩及ばないものの、非常に強力な性能を持つキャラクター。特定のコンテンツで最強の適性を持っていたり、Tier Sキャラとの強力なシナジーがあったりするなど、編成の核として申し分ない実力を持っています。
- Tier B (強力): 優れた点を持ち、特定の役割において一流の活躍ができるキャラクター。明確な強みがある反面、汎用性や他のトップティアキャラと比較した際に一歩劣る部分もありますが、育成すれば間違いなく戦力の中核となります。
- Tier C (標準): URキャラとしての最低限の性能は保証されていますが、現状の環境ではやや力不足を感じるキャラクター。特定のニッチな運用や、今後のアップデート、新キャラとの組み合わせ次第で化ける可能性を秘めています。
コンテンツ別の評価軸(アリーナ vs クエスト)
オラドラの主なコンテンツは、他プレイヤーの編成と戦う「アリーナ」と、CPUと戦う「ストーリークエスト」「イベントクエスト(高難易度含む)」の2種類に大別されます。
アリーナ(PvP)評価軸: アリーナでは、いかに早く相手の行動を妨害し、こちらの強力な行動を通すかが重要です。 そのため、「素早さ(行動順)」「行動妨害(スロー、スタン、バインドなど)」「高火力(一撃で相手を倒しきる力)」「耐久力(相手の攻撃を受けきる力)」が重視されます。 特に「素早さ」は絶対的な指標となりやすいです。
クエスト(PvE)評価軸: クエスト、特に高難易度では、WAVE数が多かったり、ボスのHPが膨大だったりします。 そのため、「範囲攻撃(雑魚処理能力)」「継続火力(DPS)」「耐久力&回復力(継戦能力)」「デバフ(特にボスへの耐性ダウン)」が重視されます。 アリーナほどの素早さ競争はありませんが、安定して周回できる能力が求められます。
今回のランキングは、これら両方の側面を考慮しつつ、特に影響力の大きい**「アリーナでの強さ」と「高難易度イベントでの汎用性」をやや重視**して作成しています。
汎用性と特化性のバランス
特定の属性パーティ(例:赤属性染め)や、特定の戦術(例:爆速パーティ)でのみ輝く「特化型」のキャラもいますが、基本的にはどのような編成に入れても一定の活躍ができる「汎用型」のキャラを高く評価しています。 ただし、その「特化型」の性能が現環境に強く刺さっている場合は、評価を上げています。
【オラドラ】URキャラ最新最強ランキング(Tier List)
それでは、2025年11月現在の最新最強ランキングを発表します。 ※明日実装予定の新キャラ「広瀬康一」は含まず、既存のURキャラのみの評価です。 康一については、後ほど詳細な性能予想と評価を行います。
| Tier | キャラクター名 | 属性 | タイプ |
|---|---|---|---|
| S | ディオ(DIO) | 貴 (黄) | 体 |
| S | カーズ | 貴 (黄) | 知 |
| A | アヴドゥル (穴水) | 貴 (黄) | 起動 |
| A | フーゴ | 紫 | 知 |
| A | ジョセフ・ジョースター (2部) | 青 | 起動 |
| B | ジョナサン・ジョースター | 赤 | 体 |
| B | シーザー・A・ツェペリ | 赤 | 知 |
| B | イギー | 青 | 起動 |
| C | (初期実装の他URキャラなど) | – | – |
(Tier Cについては、本レビューでは解説を割愛し、活躍の場が広いTier B以上のキャラを重点的に解説します)
Tier S キャラクター徹底解説
現環境の頂点に君臨する2体のURキャラです。 どちらも属性が「貴(黄)」であり、現状のオラドラが「貴属性」を中心に回っていることを象徴しています。
【貴・体】ディオ(DIO)|時を止める圧倒的支配者
リリース初期から最強の座に君臨し続ける、オラドラの象徴とも言えるキャラクターです。 アリーナで上位を目指すなら、彼をどう使うか、あるいはどう対策するかが全ての始まりと言っても過言ではありません。
ディオの基本性能とスキル
ディオは「体タイプ」でありながら高い攻撃力を持ち、さらに必殺技による唯一無二の性能を併せ持つアタッカー兼コントローラーです。
- 必殺技「世界(ザ・ワールド)」: オラドラの全てのプレイヤーが恐れる最強の必殺技です。 発動後、ディオ以外の全てのキャラクター(敵味方問わず)の行動ゲージを一定時間停止させ、ディオが連続で行動可能になります。 アリーナでは、一度これを発動されると、相手は何もできずにパーティが半壊、あるいは全壊させられることになります。
- スキル1「無駄無駄ラッシュ」: シンプルな高火力単体攻撃。 特筆すべきは、このスキルで敵を倒した場合、自身の必殺技ゲージが大幅に上昇する点です。 これにより、クエスト道中の雑魚敵をこのスキルで倒し、ボス戦開幕と同時に「世界」を発動する、といった動きが可能になります。
- スキル2「気化冷凍法」: 敵単体にダメージを与えつつ、高確率で「スロー」効果を付与します。 「世界」が溜まっていない状況でも、相手のキーキャラクター(アタッカーやサポーター)の行動を遅らせることができ、非常に厄介です。
- アビリティ「カリスマ」: ディオが場にいるだけで、味方全体の(特に貴属性の)攻撃力を上昇させます。 パーティ全体の火力を底上げできる点も、彼がSランクたる所以です。
強み:アリーナでの絶対的制圧力と高火力
ディオの強みは、なんといっても必殺技「世界」によるアリーナでの絶対的な制圧力です。 相手より先に「世界」を発動しさえすれば、ほぼ勝利が確定します。 また、基礎ステータスが非常に高く、スキル1の火力も凄まじいため、純粋なアタッカーとしても全キャラ中トップクラスです。 「体タイプ」であるため耐久力も一定水準あり、攻守に隙がありません。
弱み:育成難易度の高さと必殺技への依存
弱点らしい弱点はほとんどありませんが、あえて挙げるなら育成リソース(特にスキルレベル上げ)を大量に消費する点です。 また、必殺技が強力すぎる反面、アリーナで相手のディオより先に「世界」を発動できないと、そのまま押し切られてしまう危険性もはらんでいます。 いかにして相手より早く必殺技ゲージを溜めるか、あるいは相手のディオを妨害するかが重要になります。
【貴・知】カーズ|究極生命体の万能性
ディオが「動」の最強キャラなら、カーズは「静」の最強キャラです。 圧倒的な耐久力と、原作の「究極生命体(アルティメット・シイング)」を再現した多彩な能力で、アリーナ・クエスト問わずパーティの安定感を劇的に向上させます。
カーズの基本性能とスキル
カーズは「知タイプ」に分類され、自身の耐久力を高めつつ、相手の攻撃を利用して反撃するカウンター型のキャラクターです。
- 必殺技「輝彩滑刀(きさいかっとう)」: 敵全体に高威力のダメージを与えつつ、自身に「ダメージ無効バリア」と「リジェネ(継続回復)」を付与します。 攻防一体の必殺技であり、劣勢を一気にひっくり返す力を持っています。
- スキル1「光の流法(モード)」: カーズの真骨頂とも言えるスキルです。 自身に「挑発」効果と「被ダメージカウンター」状態を付与します。 「挑発」で敵の攻撃を自身に集め、その攻撃に対して「被ダメージカウンター」で自動的に反撃します。 このカウンターが非常に強力で、並のアタッカーのスキル以上のダメージを叩き出します。
- スキル2「波紋攻撃(アレンジ)」: 敵単体にダメージを与え、「回復不可」のデバフを付与します。 アリーナで厄介なヒーラーや、「リジェネ」を持つ相手(カーズ自身やジョナサンなど)への対策として非常に有効です。
- アビリティ「究極生命体」: 自身の防御力と状態異常耐性を大幅にアップさせます。 これにより、カーズは「挑発」で攻撃を集めても簡単には倒れず、デバフで機能停止することも少ない、まさに究極の壁役として機能します。
強み:鉄壁の耐久力とカウンターによる自動火力
カーズの強みは、「挑発」と「カウンター」による盤面コントロール能力です。 彼がスキル1を使うだけで、敵のアタッカーはカーズを攻撃せざるを得ず、攻撃すればするほどカウンターでHPを削られていきます。 アビリティと必殺技による自己完結した耐久性能も凄まじく、高難易度クエストのボスとして出てきても、アリーナで壁役として出てきても、これ以上ないほどの絶望感をプレイヤーに与えます。
弱み:能動的な火力の低さと時間稼ぎ
カーズはカウンターがメインのダメージソースであるため、自身から能動的に大ダメージを与えるのは必殺技以外では難しいです。 また、その圧倒的な耐久力ゆえに、アリーナでカーズ同士の対決になると、お互いに倒しきれず時間切れ(タイムアップ)を引き起こしやすいという側面もあります。 「回復不可」スキルを持つキャラ(フーゴやカーズ自身)で対策する必要があります。
Tier A キャラクター徹底解説
Tier Sの2人には及ばないものの、現環境で猛威を振るっている強力なキャラクターたちです。 彼らがいれば、パーティの戦略の幅が大きく広がります。
【貴・起動】アヴドゥル (穴水)|最速の炎とサポート
「穴水」の通称は、おそらく初期のゲームデータ解析などで見つかった内部コードネーム(あるいは特定の装備)に由来するとプレイヤー間で噂されていますが、公式なものではありません。 しかし、その通称が定着するほど、彼は他のURキャラとは一線を画す「起動タイプ」のスペシャリストとして認識されています。
アヴドゥルの基本性能とスキル
全URキャラの中でもトップクラスの「素早さ」を持つ「起動タイプ」のサポーター兼デバッファーです。
- 必殺技「クロスファイア・ハリケーン・スペシャル」: 敵全体に炎による継続ダメージ(火傷)を付与しつつ、味方全体の「素早さ」を大幅に上昇させます。 アリーナで発動できれば、ディオの「世界」に対抗しうるほど行動順にアドバンテージを生み出します。
- スキル1「赤い縄(レッド・バインド)」: 敵単体を「バインド(行動不能)」状態にし、さらに「貴属性耐性ダウン」のデバフを付与します。 この「貴属性耐性ダウン」が極めて強力で、Tier Sのディオやカーズの火力をさらに引き上げることができます。
- スキル2「地獄の業火」: 敵横一列に範囲攻撃を行います。 威力はそこそこですが、必殺技ゲージを溜める調整役として便利です。
- アビリティ「スピードキング(仮称)」: バトル開始時、自身の行動ゲージを一定量アップさせます。 これにより、ほぼ確実に全キャラクターの中で最初に行動することができ、スキル1による妨害やデバフを叩き込めます。
強み:最速の行動と貴属性サポート
アヴドゥルの最大の強みは、アビリティによる開幕の行動順の速さと、スキル1による「バインド」および「貴属性耐性ダウン」です。 相手のディオが動く前に「バインド」で縛ったり、こちらのディオが動く前に相手に「貴属性耐性ダウン」を入れたりすることで、アリーナの勝率を劇的に高めます。 必殺技の全体素早さバフも強力で、貴属性パーティを組む上では欠かせない存在です。
弱み:単体での決定力不足
彼はサポーター兼デバッファーであるため、彼単体で敵をせん滅するような火力は持っていません。 彼の真価は、ディオやカーズといった強力なアタッカーと組ませて初めて発揮されます。 また、「起動タイプ」の宿命として耐久力は低めであり、集中攻撃を受けると真っ先に倒れやすい点にも注意が必要です。
【青・起動】ジョセフ・ジョースター (2部)|予測不能のトリックスター
原作のトリッキーな戦闘スタイルを再現した、「起動タイプ」のデバッファー兼サブアタッカーです。 彼の真価は、相手の計算を狂わせることにあります。
ジョセフの基本性能とスキル
アヴドゥルやイギーに並ぶ高い「素早さ」を持ちつつ、回避と妨害スキルを豊富に備えています。
- 必殺技「クラッカーヴォレイ」: 敵全体にダメージを与えつつ、高確率で「スロー」効果を付与します。 広範囲に「スロー」をばら撒けるため、アリーナでの行動順争いで非常に有利に立てます。
- スキル1「逃げるんだよォ!」: 自身に「回避率アップ」バフを付与し、即座に自身の行動ゲージを引き上げます。 敵の攻撃を避けつつ、次の行動に素早く移るためのトリッキーなスキルです。
- スキル2「山吹色の波紋(サンライトイエローオーバードライブ)」: 敵単体にダメージを与え、一定確率で「スタン(行動不能)」させます。 「バインド」とほぼ同義の強力な足止めスキルです。
- アビリティ「次のセリフは…」: 敵から攻撃を受けた際、一定確率でその攻撃を「回避」します。 回避が成功すると、自身の必殺技ゲージが上昇します。
強み:回避による生存力とデバフによる妨害
ジョセフの強みは、「起動タイプ」でありながらアビリティとスキル1によって高い生存力(回避力)を持つ点です。 アタッカーの攻撃をひらりとかわし、必殺技の「全体スロー」やスキル2の「スタン」で相手の行動を徹底的に妨害します。 アヴドゥルが「味方の加速」を得意とするなら、ジョセフは「相手の減速」を得意とする、対照的ながら強力なサポーターです。
弱み:火力不足と運要素
彼の役割はあくまで妨害(デバフ)であり、アタッカーとして期待できるほどの火力は持っていません。 また、彼の生存力は「回避」に依存しているため、運悪く敵の攻撃が連続で命中すると、あっけなく倒れてしまう脆さも併せ持っています。 安定感という面では、他のTier Aキャラに一歩譲ります。
Tier B キャラクター徹底解説
環境トップとは言えないまでも、明確な強みを持ち、育成すれば第一線で活躍できるポテンシャルを秘めたキャラクターたちです。 特に「赤属性」の2人は、今後の新キャラ次第でTier A以上に化ける可能性を秘めています。
【赤・体】ジョナサン・ジョースター|爆発力と鈍足のジレンマ
初代ジョジョであるジョナサンは、オラドラにおいて「ロマン砲」とも言うべき凄まじい火力を秘めたアタッカーです。
ジョナサンの基本性能とスキル
「体タイプ」の特性である高いHPと防御力に加え、全キャラでもトップクラスの攻撃力を持つ、典型的なヘビーアタッカーです。
- 必殺技「山吹色の波紋疾走(サンライトイエローオーバードライブ)」: 敵単体に超特大ダメージを与えます。 この必殺技で敵を倒した場合、自身のHPを大幅に回復し、さらに「攻撃力アップ」のバフを獲得します。 一度火が付けば、敵を一体ずつ確実に仕留めながら自己再生していく、まさに主人公級の性能です。
- スキル1「幸運と勇気(ラックとプラック)」: 自身に「リジェネ(継続回復)」と「防御力アップ」を付与します。 「体タイプ」の耐久力をさらに高める、優秀な自己バフスキルです。
- スキル2「震えるぞハート!」: 敵単体にダメージを与えます。 特筆すべきは、自身のHPが低いほど威力が上がるという点です。 ピンチの状況からの一発逆転を狙えます。
- アビリティ「波紋の呼吸」: WAVE開始時、自身の必殺技ゲージを一定量回復します。 クエストでの必殺技の回転率を高めてくれます。
強み:トップクラスの単体火力と自己完結した耐久力
ジョナサンの強みは、必殺技による圧倒的な単体火力です。 育成しきったジョナサンの必殺技は、属性相性さえ悪くなければ、アリーナで敵のキーキャラクター(ディオやアヴドゥルなど)を一撃で葬り去るほどの威力を持っています。 スキル1による自己回復・防御バフも優秀で、一度行動しさえすれば場持ちが良いのも特徴です。
弱み:圧倒的な行動の遅さ
彼の最大の弱点であり、Tier Bに留まっている理由は、その「素早さ」の低さです。 全URキャラの中でも最も遅いと言っても過言ではなく、アリーナでは相手のキャラが2回行動する間にジョナサンが1回動けるかどうか、というレベルです。 彼が必殺技を撃つ前に、アヴドゥルやジョセフに妨害される、あるいはディオに「世界」を使われて壊滅するのが日常茶飯事です。
【赤・知】シーザー・A・ツェペリ|波紋のコンボアタッカー
ジョナサンの盟友であるシーザーも「赤属性」として実装されています。 彼はジョナサンとは対照的に、テクニカルなスキルでパーティをサポートしつつ火力を出すタイプのキャラクターです。
シーザーの基本性能とスキル
「知タイプ」でありながら攻撃的なスキル構成を持つ、赤属性パーティのキーストーンです。
- 必殺技「シャボンランチャー」: 敵全体に多段ヒットするシャボン攻撃を行います。 一発の威力は低いですが、ヒット数が多いため、特定のバリア(ヒット数バリアなど)を剥がすのに有効です。 さらに、味方全体の「赤属性攻撃力アップ」のバフを付与します。
- スキル1「シャボンカッター」: 敵単体にダメージを与え、「防御力ダウン」のデバフを付与します。 シンプルながら強力なデバフで、後続のジョナサンなどの火力を底上げします。
- スキル2「波紋の師匠(仮称)」: 味方単体(主にジョナサンを想定)の「必殺技ゲージ」を上昇させます。 行動の遅いジョナサンの必殺技回転率を上げることができる、非常に重要なサポートスキルです。
- アビリティ「キザな男」: 自身がクリティカル攻撃を受けると、一定確率でそのダメージを無効化します。
強み:赤属性パーティの火力底上げとサポート
シーザーの強みは、必殺技による「赤属性攻撃力アップ」バフと、スキル2による「必殺技ゲージ配布」です。 彼がいるだけで、「赤属性」のキャラクター(現状はジョナサン)の性能を劇的に引き上げることができます。 スキル1の「防御力ダウン」も汎用性が高く、アタッカーとしてもデバッファーとしても機能します。
弱み:耐久力の低さと器用貧乏感
「知タイプ」ではありますが、防御的なアビリティが「キザな男」(確率発動)しかないため、耐久力は低めです。 アリーナでは集中攻撃を受けるとすぐに倒れてしまいます。 また、彼自身が出せる火力はTier SやAのキャラには及ばず、サポート性能もアヴドゥルやジョセフと比較すると一歩見劣りするため、現状では「器用貧乏」な印象が否めません。
【青・起動】イギー|スピード特化の攪乱役
ジョセフ(2部)と同じ「青・起動」タイプですが、イギーはより攻撃的なスピードアタッカーとしての側面が強いです。
イギーの基本性能とスキル
全キャラ中、アヴドゥルと並ぶ最速クラスの「素早さ」を持つ生粋のスピードスターです。
- 必殺技「砂の結界」: 敵全体にダメージを与え、高確率で「暗闇(命中率ダウン)」を付与します。 アリーナで敵アタッカーの攻撃を回避するのに役立ちます。
- スキル1「サンドストーム」: 敵横一列に範囲攻撃を行います。 特筆すべきは、このスキルのクールタイムが非常に短いことです。 高速で回転させ、必殺技ゲージを稼ぐことができます。
- スキル2「疾走」: 自身に「素早さアップ」バフを付与し、即座に行動ゲージを引き上げます。 ジョセフのスキル1と似ていますが、こちらはより攻撃的に、次の行動を早めることに特化しています。
- アビリティ「気高い精神」: 自身のHPが50%以下になると、一度だけ自身の「素早さ」を爆発的に上昇させます。
強み:最速クラスのスピードと手数
イギーの強みは、その圧倒的な「素早さ」と手数の多さです。 誰よりも早く行動し、クールタイムの短いスキル1を連発して必殺技ゲージを溜め、全体「暗闇」をばら撒きます。 アビリティが発動すれば、手が付けられないほどの速度で行動し、相手を攪乱します。
弱み:打たれ弱さと火力不足
彼の最大の弱点は、全URキャラ中でも最低クラスの耐久力です。 「起動タイプ」の中でも特に打たれ弱く、ディオやジョナサンの攻撃が一度でも当たれば即死級のダメージを受けます。 また、手数が多い反面、一撃の火力が低いため、アタッカーとして敵を倒しきる力には欠けます。 ジョセフのような強力なデバフ(スタンやスロー)も持っておらず、役割が中途半端になりがちです。
新キャラ「広瀬康一(エコーズ)」の性能予想と評価
さて、ここまで既存のURキャラランキングを見てきましたが、いよいよ明日、新URキャラとして「広瀬康一」の実装が予告されています。 (※情報ソースに基づき、キャラクター名を「高一君」から「広瀬康一」に修正して解説します)
現在判明している情報だけでも、彼が現環境、特に「赤属性」パーティに革命を起こす可能性を秘めていることがわかります。
広瀬康一の判明している性能
まずは、公式から発表されている康一の性能(スキルの一部)を見てみましょう。
- 属性:赤属性
- タイプ:体タイプ
- スキル(一部):
- 敵の「体タイプ攻撃耐性」を30%ダウンさせるデバフ。
- 75%の確率で敵に「スロー」効果を付与する攻撃。
- 敵の「動力(おそらく素早さ)」を低下させるデバフ。
既存キャラとの相性考察(深掘り)
この断片的な情報だけでも、いくつかの強力なコンボやパーティ編成が思い浮かびます。 私、桐谷シンジが特に注目しているのは、以下の3点です。
ベストパートナー?:「アヴドゥル(穴水)」との爆速&デバフコンボ
情報ソースのテキストでも触れられていますが、「アヴドゥル(穴水)」との相性は抜群でしょう。 アヴドゥルは「貴属性」ですが、その強みは「最速の行動」と「必殺技による全体素早さバフ」です。
康一が持つ「スロー」と「素早さデバフ」は、アヴドゥルの「素早さバフ」と組み合わせることで、行動順において絶対的なアドバンテージを生み出します。 アリーナで「アヴドゥル+康一」のコンビが相手の行動前にデバフを叩き込み、相手が動けないまま一方的に殴り続ける…そんな「爆速パーティ」が現実のものとなるかもしれません。
弱点補完:「ジョナサン」の遅さをカバー
康一の「スロー」と「素早さデバフ」は、Tier Bに甘んじているジョナサンの最大の弱点「行動の遅さ」を完璧に補完します。 今までは、ジョナサンが動く前にパーティが壊滅していましたが、康一が相手全体の行動を遅らせることで、ジョナサンが必殺技を撃つためのターンを安全に稼ぐことができます。
「康一が敵を遅らせる」→「シーザーがジョナサンのゲージを溜める」→「ジョナサンが必殺技で敵を仕留める」 この流れが完成すれば、ジョナサンはTier Sクラスのアタッカーとして覚醒する可能性すらあります。
赤属性パーティの未来:「シーザー」を含めた「赤染め」の可能性
康一もジョナサンも「体タイプ」です。 そして康一は「体タイプ攻撃耐性30%ダウン」という強力なデバフを持っています。 これは、康一自身の火力だけでなく、ジョナサンの火力をも底上げすることを意味します。
ここに「赤属性攻撃力アップ」バフと「防御力ダウン」デバフを持つシーザーが加わればどうなるでしょうか。
- 康一が「体タイプ耐性ダウン」「スロー」を付与。
- シーザーが「防御力ダウン」「赤属性攻撃力アップ」を付与。
- ジョナサンが、デバフとバフが乗り切った状態で必殺技を放つ。
これは、現状最強の「貴属性パーティ(ディオ、カーズ、アヴドゥル)」に対抗しうる、新しい強力な編成「赤属性パーティ」の誕生を予感させます。 今まで「核となるキャラがいない」と言われてきた赤属性ですが、広瀬康一こそがその「核」となる可能性が非常に高いです。
結論:広瀬康一は引くべきか?
まだ全てのスキルやアビリティが判明していないため断言はできませんが、私の評論家としての勘では、康一は「引き必須」のキャラクターになる可能性が高いです。
アリーナ重視なら確保推奨
「スロー(75%)」と「素早さデバフ」は、アリーナの行動順争いにおいて極めて強力です。 特にTier Sのディオ対策として、ディオが動く前に「スロー」を付与できれば、それだけで勝率が大きく変わります。 アリーナで上位を目指すプレイヤーは、最低でも1体は確保しておくべきでしょう。
赤属性の強化を目指すなら必須級
ジョナサンやシーザーを既に育てているプレイヤーにとっては、康一は待ち望んだ最後のピースです。 彼を迎えることで、赤属性パーティは一気に環境トップメタに躍り出る可能性があります。
現時点での私の暫定評価は**「Tier A+」。 残りのアビリティや必殺技の性能次第では、文句なしの「Tier S」**に食い込むと予想しています。
読者の疑問に回答(オラドラ攻略のヒント)
最後に、最強ランキングに関連して、初心者の方や育成に悩んでいる方からよく寄せられる質問にもお答えしておきます。
リセマラで狙うべきURキャラは?
オラドラは最高レアリティであるURの排出率が渋めです。 そのため、ゲーム開始時のリセマラ(リセットマラソン)は非常に重要です。
結論から言えば、Tier Sの「ディオ(DIO)」または「カーズ」のどちらか1体を引けるまで粘ることを強く推奨します。
- 最優先:ディオ(DIO) アリーナでの圧倒的な強さはもちろん、クエストでも高火力アタッカーとして雑魚処理からボス戦まで大活躍します。 「世界」による連続行動は、ゲームシステムを理解する上でも役立ちます。
- 次点:カーズ 「挑発」と「カウンター」による安定感は、ゲーム序盤の戦力が整っていない時期のクエスト攻略において、ディオ以上に役立つ場面もあります。 彼がいれば、高難易度クエストのクリアが格段に楽になります。
もしTier Aの「アヴドゥル」や「フーゴ」が同時に引ければ最高ですが、まずはTier Sのどちらか1体を確保することを目標にしてください。
属性相性とパーティ編成の基本
オラドラには5つの属性があり、それぞれ相性があります。 これを理解することが攻略の第一歩です。
赤・青・緑の三すくみ
- 赤属性は緑属性に強く、青属性に弱い。
- 青属性は赤属性に強く、緑属性に弱い。
- 緑属性は青属性に強く、赤属性に弱い。
基本的なRPGの相性と同じです。 有利な属性で攻撃するとダメージが約1.5倍になり、不利な属性から攻撃を受けるとダメージが約1.5倍になります。 (※緑属性の強力なURキャラがまだ少ないため、今回のランキングでは赤・青が中心となっています)
貴(黄)・紫の特殊相性
- 貴(黄)属性と紫属性は、お互いに弱点を突き合います。
- 貴属性は紫属性に強く、紫属性も貴属性に強い(ダメージ1.5倍)。
- この2属性は、赤・青・緑の三すくみには干渉しません(ダメージ等倍)。
現状、Tier Sに「貴属性」が2体も君臨しているため、アリーナでは彼らに対抗するために、同じ「貴属性」をぶつけるか、「紫属性」(フーゴなど)で弱点を突くのがセオリーとなっています。
編成の基本
パーティは基本的に4体編成です。 理想は「アタッカー2体、サポーター(デバッファー)1体、ヒーラーまたはタンク1体」のバランス型ですが、アリーナでは「アタッカー3体、サポーター1体」のような超攻撃的編成も主流です。
まずは、リセマラで引いたTier Sキャラを軸に、相性の良い属性や、役割(タイプ)が被らないように編成するのが良いでしょう。
育成リソースは誰に優先して使うべき?
オラドラは、キャラクターのレベル上げ、スキル強化、装備強化など、育成リソースが常にカツカツです。 あれもこれもと手を出すと、全員が中途半端になってしまいます。
育成の優先順位は、間違いなく「リセマラで引いたTier Sキャラ(ディオ or カーズ)」です。
彼ら1体にリソースを集中投下し、まずはレベルもスキルも最大まで育て上げてください。 中途半端なURキャラ4体よりも、完璧に育成されたTier Sキャラ1体の方が、アリーナでもクエストでも遥かに強力です。
その次に育成すべきは、Tier Aのサポーター(アヴドゥルやジョセフ)や、Tier Sキャラと相性の良いアタッカー(フーゴなど)です。 Tier Bのキャラ(ジョナサンやシーザー)は、彼らをサポートする体制(新キャラの康一など)が整ってから育成しても遅くはありません。
まとめ
今回のレビューでは、「ジョジョの奇妙な冒険 オラオラオーバードライブ」の最新URキャラ最強ランキングをTier形式で解説しました。
- 現環境はTier Sの「ディオ」と「カーズ」の2強時代。
- Tier Aの「アヴドゥル」「フーゴ」「ジョセフ」が彼らを支え、あるいは対策する。
- Tier Bの「ジョナサン」「シーザー」ら赤属性は、新キャラ「広瀬康一」の登場で環境トップに躍り出る可能性を秘めている。
オラドラは、まだリリースから間もないですが、キャラクターの個性(原作再現)とゲームバランスが絶妙に組み合わさっており、非常に奥深い戦略性を楽しめます。 特にアリーナでの「素早さ」と「デバフ」を巡る攻防は、今後の新キャラ追加によって目まぐるしく変化していくでしょう。
この記事が、あなたのオラドラ攻略の一助となれば幸いです。






