編集デスク ポケモンカードゲーム攻略ライターの橋本ユアです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、2025年11月21日(金)に発売予定の新ハイクラスパック「MEGAドリームex(メガドリームex)」について、「このパックは将来的に相場価値が上がるの?」「抽選は全力で申し込むべき?」といった点が気になっていると思います。
結論から申し上げますと、私個人の見解としては「相場価値は上がる可能性が非常に高い」と考えています。
今回のレビューでは、なぜ私がそう考えるのか、その具体的な理由と、現在判明している情報を整理しながら、「MEGAドリームex」の将来性について徹底的に考察していきます。
この記事を読み終える頃には、「MEGAドリームex」の抽選に全力で挑むべきかどうかの疑問が解決しているはずです。
- MEGAドリームexの基本情報と注目カード
- 相場価値が上がると予想する複数の強力な根拠
- 同時発売スタートデッキ100バトルコレクションの危険性
- 結論として抽選は全力で申し込むべきか
それでは解説していきます。
MEGAドリームexの基本情報とヤバすぎる注目ポイント
まずは、2025年11月21日(金)発売予定のハイクラスパック「MEGAドリームex」の基本情報と、すでに情報解禁されている注目ポイントを整理していきましょう。
- 発売日: 2025年11月21日(金)
- 希望小売価格: 1パック 550円(税込)
- 内容物: 1パック カード10枚入り
- ※カードはランダムに封入されています。
- ※ポケモンexが1枚確定で封入されています。
ハイクラスパックということで、年末の目玉商品であることは間違いありません。 しかし、今回の「MEGAドリームex」は、例年のハイクラスパックとは一線を画す、とんでもないポテンシャルを秘めていると私は感じています。
その理由は、判明している情報だけでも「ヤバすぎる」からです。
歴代最高クラスと噂される美麗なパックデザイン
まず注目したいのが、パックのビジュアルです。
「MEGAドリームex」のパッケージは、黒と金を基調にした非常に豪華なデザインになっています。 中央には「メガラティオス」と「メガラティアス」が描かれており、神々しさすら感じさせます。
SNSでも「歴代最高クラスのパックデザイン」と絶賛されており、パッケージだけでもコレクション価値があるほどの完成度です。 ポケカはパック自体のデザインもコレクション対象になることが多く、これだけ美しいデザインであれば、未開封のままコレクションしたいという需要も高まることが予想されます。
新レアリティ「M(メガアタック)レア」の登場
今回、新たなレアリティとして「M(メガアタック)レア」が収録されることが確定しました。 これは、これまでも噂されていましたが、公式に発表されたことで期待が一気に高まっています。
「メガシンカ」したポケモンたちの、迫力ある瞬間を切り取ったイラストになるのではないかと予想されています。 ポケモンのゲーム「X・Y」で登場し、絶大な人気を誇る「メガシンカ」が、現代のポケカでどのような新しいレアリティとして表現されるのか、非常に楽しみですよね。 間違いなく、この「Mレア」がボックスの目玉カードの一つとなるでしょう。
鬼畜仕様?特別なミラーカード(ボールマーク)の衝撃
コレクターとして最も注目すべき、そして恐ろしい情報が「特別なミラー仕様」のカードの存在です。
これまでのハイクラスパックでは、「モンスターボールミラー」や「マスターボールミラー」(ポケモンカード151)が収録され、コレクターたちの収集意欲を(そして財布を)刺激してきました。
しかし、今回の「MEGAドリームex」では、それを超えるかもしれない仕様が明らかになっています。 なんと、ポケモンごとに異なるボールマークがデザインされているようなんです。
例えば、公開された「スボミー」のカードには「フレンドボール」のマークが描かれています。 もし、これがポケモン1匹1匹に個別のボールマークが設定されているとしたら…? あるいは、1匹のポケモンに対して複数のボールマークのパターンが存在するとしたら…?
想像するだけで恐ろしいですが、それと同時にとてつもないコレクション需要を生み出すことになります。 「ポケモンカード151」のマスターボールミラーが、カードによっては非常に高額で取引されている現状を考えると、この新しいボールマークミラーも、人気ポケモンのカードはとんでもない価格になる可能性があります。 まさに「マスターボールミラー以上の鬼畜仕様」となるかもしれません。
収録カード判明!注目カードを一挙紹介
すでに一部の収録カードが情報解禁されており、そのどれもが「紙パック」と断言できるレベルのものです。
メガゲンガーEX SAR:最大の注目株
今回、情報解禁と同時にポケカ界隈を震撼させたのが、この「メガゲンガーEX SAR」です。
これまでSNSで出回っていたファンアートとは一線を画す、まさに「神イラスト」と呼ぶにふさわしい完成度。 不気味でありながらも美しく、吸い込まれそうな迫力があります。
SNSでも「ガチでエグすぎる」「これは絶対に欲しい」と大反響を巻き起こしており、発売後は現在超高額で取引されている「インフェルノex」収録の「メガリザードンex SAR」を超える、今弾最大の当たりカードになることは間違いないでしょう。 この1枚の存在が、「MEGAドリームex」のパック価値を保証していると言っても過言ではありません。
ドラパルトex関連(ドラメシヤ、ドロンチ AR)
「テラスタルex」に収録された「ドラパルトex SAR」と関連性のあるイラストで、「ドラメシヤ」と「ドロンチ」のAR(アートレア)が収録されます。 並べてコレクションしたくなるような、ストーリー性を感じるイラストはコレクター需要が非常に高いです。 「ドラパルトex SAR」を持っている方は、絶対に揃えたいカードになりますよね。
マリーのオロンゲEX AR
そして、もう一つの注目カードが「マリーのオロンゲEX AR」です。 「マリー」という超人気キャラクターが、相棒の「オロンゲ」と共に描かれたARカード。 これはもう、人気が出ないわけがありません。
「オロンゲex」自体がプレイ環境でも非常に強力なカードであることに加えて、「マリー」が描かれているという付加価値。 これもまた、高額カードになる要素を十分に含んでいます。
「MEGAドリームex」の相場価値が上がると予想する5つの理由
さて、ここからが本題です。 なぜ私が「MEGAドリームex」の相場価値が将来的に上がると強く予想するのか、その具体的な理由を5つの側面に分けて深く考察していきます。
理由1:メガゲンガーEX SARの圧倒的な人気と市場への影響
先ほども触れましたが、「メガゲンガーEX SAR」の存在は、このパックの価値を語る上で欠かせません。 「ゲンガー」というポケモンは、初代から登場している古参ポケモンでありながら、その独特のデザインとキャラクター性から、現在に至るまで非常に高い人気を誇っています。 特に、今回の「メガゲンガー」というフォルムは、その人気に拍車をかけています。
過去のゲンガー関連カードの高騰
「MEGAドリームex」の情報解禁の影響は、すでに既存のゲンガー関連カードの相場に現れています。
- ゲンガーVMAX SA (スペシャルアート)
- PSA10(最高鑑定ランク)の相場は、情報解禁前は24万円前後でした。
- しかし、「メガゲンガーEX SAR」の登場が発表されると、一気に28万円前後へと高騰しています。
- このカードは、今後さらに価格が上昇し、現在超高額で取引されている「ブラッキーVMAX SA」や「レックウザVMAX SA」のクラスになる可能性も秘めていると私は考えています。
- ミミッキュGX SA (スペシャルアート)
- ゲンガーと、同じく超人気ポケモンの「ミミッキュ」が描かれたタッグチームのカードです。
- こちらもPSA10の価格は26万円前後と非常に高額で、ゲンガー関連カードのトップレアとして市場で高い評価を受けています。
このように、過去のゲンガーのスペシャルアートカードがすでに数十万円という価格で取引されている実績があります。 ここに、神イラストと名高い「メガゲンガーEX SAR」が加わるわけですから、その期待値は計り知れません。
理由2:テーマ「メガシンカ」の圧倒的強さと豪華な収録内容
「MEGAドリームex」のテーマは「メガシンカ」です。
これは、ポケモンX・Yで登場し、当時のプレイヤーたちを熱狂させた非常に人気の高い要素です。 リザードン、ミュウツー、レックウザ、そして今回のゲンガーやカイリューなど、人気ポケモンがさらにかっこよく、強力な姿に進化する「メガシンカ」は、まさにドリームチーム。
今回のパックには、パッケージのメガラティオス・ラティアスをはじめ、多くのメガシンカポケモンが収録されると予想されます。 これだけの人気ポケモンたちが、新レアリティ「Mレア」や「SAR」として豪華に収録されるとなれば、パック全体の価値が底上げされるのは必然と言えるでしょう。
理由3:絶版パック「蒼空ストリーム」の再来?メガカイリューEXへの期待
パックの表紙を飾るメインポケモンの一角として、「メガカイリューEX」の存在も噂されています。 現状、「メガカイリューEX SAR」とされるリーク画像がSNSで拡散されており、その信憑性が高いと見られています。 (公式発表ではないため、あくまで噂の段階ですが、期待が高まります。)
ここで注目したいのが、「カイリュー」というポケモンの関連カードの動向です。
- カイリューV SA (スペシャルアート)
- このカードが収録されていたパック「蒼空ストリーム」は、再販が一度も行われないまま実質「絶版」となっています。
- その結果、シュリンク付きの未開封ボックスは現在14万円前後というとんでもない価格で取引されています。
- 当然、そこに封入されている「カイリューV SA」も希少性が非常に高く、美品の価格は4万8000円前後、PSA10は9万2000円前後と、高値を維持しています。
「蒼空ストリーム」という伝説的な絶版パックのメインポケモンであったカイリューが、今回「メガカイリューEX SAR」として登場するとなれば、その注目度は計り知れません。 リーク情報が本物であると確定したタイミングで、これらの関連カードもさらに高騰する可能性が高く、「MEGAドリームex」への期待も一層高まるでしょう。
理由4:海外人気とポケカ市場のグローバル化
ゲンガーやリザードン、カイリューといったポケモンは、日本国内だけでなく「海外」での人気が非常に高いという点も、相場を押し上げる大きな要因です。
近年のポケカ市場は急速にグローバル化しており、海外のコレクターや投資家が日本のカード市場に与える影響は計り知れません。 「ゲンガーVMAX SA」の高騰要因の一つにも、この海外人気の高さが挙げられています。
「MEGAドリームex」に収録されるであろう魅力的なカードの数々は、間違いなく海外のコレクターたちのターゲットになります。 国内の需要だけでなく、海外からの需要も加わることで、カードの価値は私たちが想像する以上に高騰していく可能性があります。
理由5:ポケカ30周年に向けた盛り上がりの序章
来年(2026年)は、ポケモンカードゲームが誕生してから30周年という記念すべき年です。
(※30周年は2026年です。情報ソースの「来年」は2025年時点での発言と推測されます)
25周年の時も、記念パックやプロモカードで市場が非常に大きく盛り上がりました。 30周年に向けて、公式も様々な仕掛けを準備しているはずです。
今回の「MEGAドリームex」は、その30周年という一大イベントに向けた「序章」に過ぎないと私は考えています。 ここからさらにポケカ市場全体が盛り上がっていくことを考えると、この「MEGAドリームex」という豪華すぎるハイクラスパックは、その盛り上がりを牽引する中心的な存在になるはずです。 まさに、今買っておくべき、持っておくべきパックと言えるのではないでしょうか。
同時発売「スタートデッキ100 バトルコレクション」も要注目!
「MEGAドリームex」の影に隠れがちですが、同日に発売される「スタートデッキ100 バトルコレクション」も非常に危険な(魅力的な)商品です。
構成は従来の「スタートデッキ100」とほぼ同じですが、最大の注目ポイントは、新規カードとして「メガリザードンEX」が収録されることです。
メガリザードンYの登場と「セット需要」
「インフェルノex」には「メガリザードンX」(黒いリザードン)がSAR、MURとして収録されました。 そして、今回のスタートデッキには「メガリザードンY」(通常の色に近いリザードン)が収録されると予想されています。
これが意味することは、「X」と「Y」のメガリザードンをセットでコレクションしたいという「セット需要」の発生です。
シークレット枠(SAR, MUR)の存在は?
現状、「メガリザードンEX」のSARやMURがこのスタートデッキに収録されるかは明かされていません。 しかし、もし「シークレット枠」として、スタートデッキ100の中に低確率でSARやMURが封入されているとしたら… 「スタートデッキ100」は、かつて「マリィのプライド SR」が収録されていたことで争奪戦となった歴史があります。
「メガリザードンEX」のSARまたはMURがシークレット枠として存在するなら、このスタートデッキも「MEGAドリームex」と同様、あるいはそれ以上にとんでもないお祭り騒ぎになる可能性があります。 これもまた、抽選で確保しておきたい商品であることは間違いありません。
「インフェルノex」の現状と「MEGAドリームex」の未来
ここで、比較対象として「インフェルノex」の現在の相場状況を見てみましょう。 発売から1ヶ月以上が経過し、相場も少しずつ落ち着きを見せています。
- メガリザードンex SAR
- 美品:7万5000円前後
- PSA10:10万5000円前後
- PSA10の価格は、一時期よりも下落しています。
- 理由としては、PSA鑑定のデータでPSA10の枚数が4,736枚(取得率89.06%)と、非常に早いペースで増加していることが挙げられます。
- 神イラストではありますが、供給量が多ければ価格が下落するのは市場の原理として当然です。
- メガリザードンex MUR (ミシックウルトラレア)
- 美品:11万円前後
- PSA10:32万5000円前後
- こちらはSARとは対照的に、高値を維持しています。
- 理由として、封入率が極端に低いこと。
- そして、PSA10の枚数が361枚(取得率49.25%)と、総数が少なく、取得率も低いことが挙げられます。
この「インフェルノex」の現状から「MEGAドリームex」を予測すると、
- 「メガゲンガーEX SAR」は「メガリザードンex SAR」を超える人気になるか?
- 私は「超える可能性が十分にある」と見ています。ゲンガー人気の高さと、イラストのクオリティが尋常ではないためです。
- ただし、SARの封入率がリザードンと同じであれば、初動は高くても、PSA10の増加と共に徐々に価格は落ち着いていく可能性はあります。
- 「M(メガアタック)レア」の封入率は?
- これがもし「MUR」と同じ、あるいはそれ以上に低い封入率だった場合、Mレアのトップカード(例えばメガカイリューなど)は、リザードンMUR並みか、それ以上の価格になることも考えられます。
- ボールマークミラーの存在
- これが最大の不確定要素であり、最大の魅力です。
- 「メガゲンガー」や「マリーのオロンゲ」に関連する人気ポケモンのボールマークミラーは、SARやMレアを遥かに凌ぐ超高額カードになる可能性すら秘めています。
「MEGAドリームex」は、「インフェルノex」の「SAR」「MUR」という魅力に加えて、「Mレア」「ボールマークミラー」という新たな高騰要素を複数抱えているのです。 これが、私が「インフェルノexを超えるボックスになる」と予想する大きな理由です。
結論:「MEGAドリームex」の抽選は全力で申し込むべき?
ここまで考察してきて、結論はもはや言うまでもありません。
「MEGAドリームex」および「スタートデッキ100 バトルコレクション」の抽選は、応募できる限り、すべて全力で申し込むべきです。
これだけの注目度、これだけの豪華な収録内容、そしてすでに現れている関連カードの高騰という事実。 発売当日は間違いなく大混乱となり、入手は極めて困難になることが容易に想像できます。 定価で手に入れるチャンスは「抽選」しかありません。
抽選情報と今から準備すべきこと
すでに「ポケモンセンターオンライン」での抽選予約は開始されています。 締切が11月10日(月) 11時59分まで(※情報ソースのママ。実際の日付は異なる可能性がありますので、必ず公式サイトで確認してください)と、非常に期間が短いため、絶対に応募を忘れないようにしましょう。
ポケセンオンラインだけでなく、
- 家電量販店(ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ヤマダ電機など)
- 各種ECサイト(Amazon ※招待リクエスト、楽天ブックスなど)
- カードショップ(お近くの取扱店)
- コンビニエンスストア(セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートなど)
など、あらゆる窓口で抽選販売が実施されるはずです。 情報を見逃さないように、各店舗のX(旧Twitter)アカウントや、公式サイトを常にチェックする習慣をつけておきましょう。
「応募できる分は徹底的に応募しつくす」 この姿勢で臨まなければ、定価で手に入れることは難しいと覚悟しておいた方がよいです。 今からしっかりと準備して、このお祭りに備えましょう。
まとめ
今回は、2025年11月21日(金)発売のハイクラスパック「MEGAドリームex」の相場価値が上がるかどうか、その将来性について徹底的に考察してきました。
- メガゲンガーEX SARを筆頭とした神イラストカードの数々
- 「メガシンカ」という圧倒的に強いテーマ
- 新レアリティ「Mレア」と「ボールマークミラー」という新たな高騰要素
- 「ゲンガーVMAX」など関連カードの価格がすでに高騰している実績
- 海外需要の高さと、30周年に向けた市場全体の盛り上がり
これら全ての要素が、「MEGAドリームex」が「買い」であることを示しています。 相場価値は、中長期的に見て上がる可能性が非常に高いと、私は断言します。
まずは、抽選に当選することを第一目標に、全力で応募を頑張りましょう。 私も、もちろんカートン買い(できれば)を目指して、全力で抽選に挑みます!
皆さんの幸運をお祈りしています。






