編集デスク スマホゲーム攻略ライターの橋本ユアです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、ポケモンGOに新しく実装された「シャドウダークライ」について、特に「長崎の課金イベント以外でどうやったら入手できるの?」という点が気になっていると思います。 強力なポケモンだけに、今後の入手方法がどうなるか、皆さん注目されていますよね。
この記事を読み終える頃には、シャドウダークライの現状の入手方法から、将来的な入手の可能性、そしてその強さや対策まで、あらゆる疑問が解決しているはずです。
- シャドウダークライの現状の入手方法
- 課金イベント以外での入手可能性を徹底考察
- シャドウダークライの強さと将来性
- 今後の実装に向けたレイド対策まとめ
この記事を読めば、きっと問題が解決できるはず。
以下関連記事をまとめています。参考にご覧ください。
シャドウダークライとは?注目の新実装ポケモン
ポケモンGOの世界に、また一体強力なポケモンが登場しましたね。 その名も「シャドウダークライ」。 多くのトレーナーさんが待ち望んでいた、ダークライのシャドウバージョンです。 まずは、このポケモンがどのような存在なのか、基本からおさらいしていきましょう。
「ワイルドエリア長崎」で先行実装
シャドウダークライは、2025年11月に長崎で開催されたリアルイベント「ポケモンGO ワイルドエリア長崎」にて、世界に先駆けて「先行実装」されました。
このイベントは有料チケットが必要な、いわゆる「課金イベント」です。 参加したトレーナーさんたちは、イベント限定のレイドバトルとして登場したシャドウダークライに挑戦し、ゲットする機会がありました。
リアルイベントでの先行実装は、ポケモンGOでは時々行われる手法ですね。 例えば、過去のGO FestやSafari Zoneなどで、新しい色違いポケモンや特別な姿のポケモンが先にお披露目されるのと同じ流れです。
しかし、今回は「シャドウ」であり、しかも「伝説(幻)」のポケモンということで、その注目度は非常に高かったですね。 SNSでも、長崎でゲットされたシャドウダークライのスクリーンショットがたくさん投稿されていて、参加できなかったトレーナーさんたちの羨望の声も多く聞かれました。
シャドウダークライの基本情報と特徴
シャドウダークライは、その名の通り、GOロケット団によってシャドウポケモン化されてしまったダークライです。
タイプ: あく 弱点: かくとう、むし、フェアリー (1.6倍) 耐性: エスパー (0.39倍)、ゴースト、あく (0.625倍)
ダークライは原作『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』で初登場した、分類「あんこくポケモン」の幻のポケモンです。 ポケモンGOでは長らく「伝説レイド」のボスとして登場し、あくタイプ最強クラスのアタッカーとして活躍してきました。
そのダークライが「シャドウ化」したことで、ポケモンGOのバトルシステムにおける非常に大きな特徴を手にしました。 それが「シャドウボーナス」です。
シャドウボーナスとは?
シャドウポケモンは、GOロケット団から救い出した(ゲットした)そのままの状態では、特別な技「やつあたり」を覚えており、育成に必要な「ほしのすな」と「アメ」が通常より1.2倍多く必要になるというデメリットがあります。
しかし、それと引き換えに、
- 攻撃力が1.2倍になる
- 防御力が0.833倍(約0.83倍)になる という、極めて攻撃的なボーナスを得ることができます。
この「攻撃力1.2倍」というのが非常に強力で、もともと攻撃力が高いダークライがこのボーナスを得ることで、すさまじい火力を発揮できるようになったんです。 防御力が下がるというデメリットはありますが、レイドバトルなど、制限時間内にどれだけ多くのダメージを与えるかが重要な場面では、このデメリットを補って余りあるメリットと言えますね。
通常のダークライとの違いは?
では、私たちがこれまでレイドでゲットしてきた通常のダークライと、シャドウダークライは具体的にどう違うのでしょうか。 ステータスを比較してみましょう。
| 比較項目 | 通常のダークライ | シャドウダークライ |
|---|---|---|
| 最大CP | 4227 (PL50) | 4227 (PL50) |
| 攻撃種族値 | 285 | 285 (実質1.2倍) |
| 防御種族値 | 198 | 198 (実質0.833倍) |
| HP種族値 | 172 | 172 |
| 攻撃力 (実質) | 高い | 極めて高い |
| 耐久力 (実質) | 標準的 | 低い |
| 特別な技 | なし | やつあたり (固定) |
| 育成コスト | 標準 | ほしのすな・アメ 1.2倍 |
※最大CPは同じですが、バトルでの強さは全く異なります。
一番の違いは、やはり「火力」と「耐久力」のバランスです。
シャドウダークライは、全ポケモン中でもトップクラスの「あくタイプ火力」を手に入れました。 通常のダークライでも十分強力でしたが、シャドウ化によってその火力は他の追随を許さないレベルに達しています。
その代わり、防御力が下がるため、相手の技を受けると通常よりも早く倒れてしまいます。 まさに「やられる前にやる」を体現した、非常にピーキーで攻撃的な性能になっているのが最大の特徴ですね。
また、シャドウポケモン特有の「やつあたり」を覚えている点も重要です。 「やつあたり」は非常に性能の低いノーマルタイプのスペシャルアタックで、このままではダークライの強さを全く活かせません。
この「やつあたり」は、年に数回開催される「GOロケット団占拠イベント」などで、すごいわざマシンスペシャルを使わなくても、「わざマシン スペシャル」で忘れさせることができます。 (※すごいわざマシンスペシャルを使えばいつでも変更可能です)
「やつあたり」を変更して、「あくのはどう」や「シャドーボール」といった強力な技を覚えさせて初めて、シャドウダークライはその真価を発揮する、ということも覚えておきましょう。
シャドウダークライの現在の入手方法(長崎イベント)
さて、まずは現状、シャドウダークライがどのようにして入手可能だったのか、その詳細を見ていきましょう。 これは、今後の入手方法を占う上でも重要な情報になりますからね。
長崎イベント「ワイルドエリア」での入手方法
シャドウダークライは、長崎イベント「ワイルドエリア」の期間中、現地に出現する「シャドウレイド」のボスとして登場しました。
通常の伝説レイドとは異なり、「シャドウレイド」にはいくつかの特別な仕様があります。
- レイドボスが「ぼうそう」状態になることがある。
- 「ぼうそう」すると攻撃力と防御力が大幅にアップする。
- 「ライトクリスタル」という専用アイテムを使うことで、「ぼうそう」を鎮めることができる。
シャドウダークライもこの仕様に則っており、伝説レイド(★5)と同じレベルのレイドボスとして登場しました。 イベント参加者は、現地のジムでこのシャドウレイドを見つけ、バトルに勝利することで、ゲットチャレンジに進むことができました。
もちろん、シャドウレイドなので、ゲットチャレンジで捕まえたシャドウダークライは、必ず「シャドウポケモン」として手に入ります。
リモートレイドでの参加は可能だった?
ここも気になるポイントですよね。 結論から言うと、シャドウダークライのレイドには「リモートレイドパス」での参加はできませんでした。
これは、ポケモンGOの現在の仕様に基づいています。 「シャドウレイド」は、その性質上、現地(ジムの近く)でのみ参加が許可されており、リモートでの参加がブロックされています。
長崎イベントのシャドウダークライも例外ではなく、イベントチケットを購入していたとしても、長崎の現地に行かなければ挑戦すること自体ができなかった、ということですね。 情報ソース①の動画では初期情報としてリモート参加の可能性について触れられていましたが、最終的には「現地限定」となりました。
ただし、イベントではシャドウではない「巨大マックスオーロンゲ」などもレイドに登場しており、そちらはリモート参加が可能だったようです。 この「シャドウレイドはリモート不可」という仕様は、今後の実装を考える上でも非常に重要になってきます。
イベント参加者の声(SNSでの反応)
長崎イベントに参加されたトレーナーさんたちからは、様々な声が上がっていましたね。
「シャドウダークライ、ゲットできた!めちゃくちゃかっこいい!」 「色違いは出なかったけど、背景付き(長崎イベント限定のロケーションカード)が手に入って満足」 「シャドウレイド、やっぱり強かった…!ライトクリスタル必須だね」 「リトレーンしたら100%になる個体をゲット!これが一番嬉しいかも」
やはり、世界最速で特別なポケモンを手に入れるという体験は、リアルイベントならではの醍醐味ですね。 特に、後述する「リトレーン100%」や「背景」といった付加価値もあり、多くの方が厳選を楽しんでいたようです。
一方で、「現地に行けないから指をくわえて見てるだけ…」「早く全世界で実装してほしい!」という声が、大多数のトレーナーさんの本音だったようにも思います。
【最重要】シャドウダークライは課金イベント以外でも入手可能になる?
さて、ここが今回のレビューで最も重要な核心部分です。 長崎の有料イベントに参加できなかった私たちは、シャドウダークライを入手することはできないのでしょうか? 今後の見通しについて、私なりの分析と予想をお話ししますね。
結論:全世界での実装は濃厚!
まず結論から申し上げますと、シャドウダークライが今後、課金イベント以外で、全世界のトレーナーさんが入手できるようになる可能性は極めて高いと私は考えています。
理由は、これまでのポケモンGOの運営方針と、過去のポケモンの実装パターンにあります。
ナイアンティック社(ポケモンGOの運営会社)は、リアルイベントで特定のポケモンを「先行実装」することはあっても、それを「永久に限定」としたことは(ごく一部の例外を除き)ほとんどありません。
特に、バトルで非常に強力な影響を与える「伝説・幻のシャドウポケモン」を、一部の有料イベント参加者だけに独占させる、というのは、ゲームバランスの観点からも考えにくいです。
ポケモンGOは、全世界のトレーナーさんが平等に楽しめることを基本理念にしているゲームです。 長崎イベントはあくまで「先行お披露目会」であり、いずれ必ず、私たち全員にチャンスが巡ってくると信じて良いと思います。
過去の先行実装ポケモンのパターンから予想
過去にリアルイベントなどで先行実装されたポケモンが、その後どうなったかを見てみましょう。
- シャドウミュウツー(レイド): 過去に「GO Fest」などのリアルイベントで、サカキのスペシャルリサーチとは別枠でシャドウミュウツーがレイドに登場したことがありました。その後、全世界で「シャドウレイドデイ」として開催され、多くのトレーナーが入手可能になりました。
- シャドウレジギガスなど: これらもシャドウレイドで先行的に登場した後、順次、全世界のシャドウレイドローテーションに入ってきました。
- 色違いジラーチ(続行リサーチ): 最初は有料の「続行リサーチ(ホウエンツアー)」の報酬として実装されましたが、その後、全トレーナーに無料のスペシャルリサーチとして配布されました(ただし、難易度は非常に高いものでした)。
- 色違いディアルガ・パルキア(オリジンフォルム): 「シンオウツアー(ロサンゼルス)」のリアルイベントで先行実装され、その直後に全世界で「グローバルイベント」が開催され、全トレーナーが入手可能になりました。
これらのパターンから見ても、「リアルイベントで先行実装」→「一定期間の後、グローバル(全世界)イベントや通常イベントで実装」という流れが、ポケモンGOの王道パターンであることがわかります。
シャドウダークライも、この流れに乗る可能性が非常に高いですね。
予想される実装時期はいつ?
では、具体的に「いつ」になるのでしょうか。 これはあくまで私の予想ですが、いくつかの可能性が考えられます。
予想1:次のGOロケット団占拠イベント(本命) 最も可能性が高いと見ているのが、次の「GOロケット団占拠イベント」のタイミングです。 このイベントは通常、3ヶ月に1回程度のシーズンごとに行われます。 イベントの目玉として、新しいシャドウポケモンが実装されることが多く、そのタイミングでシャドウダークライが「シャドウレイド」のボスとして登場する、というシナリオです。
予想2:特別な「シャドウレイドデイ」 過去のシャドウミュウツーやシャドウサンダーなどのように、特定の週末(土日など)に「シャドウダークライ・レイドデイ」として、3時間限定などで大量発生するイベントです。 これも非常に可能性が高いパターンですね。
予想3:GO Fest 2026 などの大型イベント 少し先になるかもしれませんが、夏の「GO Fest グローバル」のような、全世界同時開催の大型無料イベントの目玉として登場する可能性もあります。
予想4:サカキのスペシャルリサーチ 可能性は低いですが、GOロケット団のボス「サカキ」の手持ちポケモンとして登場するシナリオです。 ただ、ダークライは「幻のポケモン」であり、これまでサカキが使ってきたのは「伝説のポケモン」が中心だったため、このパターンは少し考えにくいかもしれません。
いずれにしても、長崎イベントから早ければ次のシーズン(3ヶ月以内)、遅くとも1年以内には、何らかの形で全世界実装されるのではないか、と私は予想しています。
予想される入手方法(シャドウレイドデイ? サカキの手持ち?)
入手方法としては、長崎イベントと同様に「シャドウレイド(★5)」での実装が最も濃厚でしょう。
サカキの手持ちとしてスペシャルリサーチで配布される場合、1人1体(あるいは頑張っても数体)しか入手できません。 しかし、シャドウミュウツーなどの前例を考えると、運営はトレーナーに「厳選」を楽しんでもらいたい(=たくさんレイドパスを使ってもらいたい)はずです。
そう考えると、一定期間、シャドウレイドのボスとして登場させ、トレーナーが何度も挑戦できるようにするのが、運営にとってもトレーナーにとっても自然な形と言えます。
ただし、その際は長崎イベントと同様に、リモートレイドは利用不可となり、現地のジムで挑戦する必要がある、と覚悟しておいた方がよさそうです。 今のうちから、一緒にレイドを回るフレンドさんや、地域のコミュニティと連携を深めておくと良いかもしれませんね。
シャドウダークライの性能を徹底評価!
では、私たちが血眼になって(?)追い求めることになるであろうシャドウダークライは、一体どれほどの強さを秘めているのでしょうか。 スマホゲーム評論家として、その性能をPVE(レイド)、PVP(GBL)の両面から徹底的にレビューします。
レイド(PVE)での強さ|あくタイプアタッカーとして
結論から言うと、**レイドアタッカーとしては「最強クラス」**です。
シャドウダークライは、攻撃種族値285という元々の高さに加え、シャドウボーナス(1.2倍)が乗ります。 これにより、「あくタイプ」のアタッカーとして、DPS(秒間ダメージ)は全ポケモン中でもトップに躍り出ました。
| ポケモン名 | DPS(参考値) | 耐久力(参考値) |
|---|---|---|
| シャドウダークライ | SS (非常に高い) | B (低い) |
| メガバンギラス | S+ (高い) | A+ (高い) |
| メガアブソル | S (高い) | C (非常に低い) |
| シャドウバンギラス | S (高い) | B (低い) |
| 通常ダークライ | A+ (高い) | B+ (標準) |
| イベルタル | A (高い) | A (高い) |
※メガシンカポケモンは1体しか選べないため、実質的なエースアタッカーとなります。
見ての通り、メガシンカポケモンであるメガバンギラスに匹敵、あるいはそれを超えるほどの火力を叩き出します。 メガバンギラスはメガエナジーが必要ですが、シャドウダークライは(育成コストは高いものの)複数体育成してパーティに並べることが可能です。
エスパータイプ(例:ミュウツー、クレセリア、フーパ)や、ゴーストタイプ(例:ギラティナ、ルナアーラ)の伝説レイドボスに対して、まさに「悪魔的」な火力を発揮してくれるでしょう。
ただし、前述の通り「防御力が低い」という弱点があります。 相手の強力なスペシャルアタックを受けると、一撃で倒されてしまう危険性も高いです。
レイドでは「全滅」を避けることも重要ですので、パーティの1番目や2番目にシャドウダークライを置き、相手にスペシャルアタックを撃たれる前に大ダメージを与え、後続の通常ダークライやバンギラス、イベルタルなどで安定させる、といった使い方が理想的かもしれません。
いずれにせよ、あくタイプのアタッカーとして、最低でも1体、できれば複数体育成必須と言える、破格の性能を持っています。
GBL(PVP)での活躍は期待できる?
レイドでは最強クラスのシャドウダークライですが、GBL(GOバトルリーグ)での活躍はどうでしょうか。
こちらは、**現状では「活躍は難しい」**と言わざるを得ません。
理由はいくつかあります。
- 耐久力の低さ: シャドウ化でさらに耐久力が下がったため、相手の強力な技(特に弱点を突かれるかくとう・フェアリー技)に耐えられません。
- 技構成: 通常技(スペシャルアタックを溜めるための技)が「バークアウト」か「だましうち」ですが、どちらもGBLでは特別優秀というわけではありません。
- 環境: マスターリーグが主な活躍の場になりますが、そこにはカイオーガ、ディアルガ、ミュウツー、ザシアンといった強力なポケモンがひしめいており、ダークライが苦手なフェアリータイプ(ザシアン、トゲキッスなど)も多いです。
通常のダークライですらGBLでの採用率は高くないため、さらに耐久力が下がったシャドウダークライが活躍するのは、かなり厳しいと言わざるを得ませんね。 GBL用の厳選は、基本的には考えなくて良いでしょう。
意外な使い道?ジム討伐での可能性
レイドやGBL以外での使い道として、情報ソース①でも触れられていましたが、「ジム討伐」での活躍が期待されています。
ジム防衛でよく見かける組み合わせに、「ハピナス」「ラッキー」「カビゴン」といった高耐久のノーマルタイプと、「ソーナンス」などのエスパータイプがいますよね。
シャドウダークライは、
- あく技(バークアウト/あくのはどう)で、ソーナンスの弱点を突ける。
- エスパー技(ソーナンスの「ミラーコート」など)に2重耐性がある。
- すごいわざマシンで「きあいだま(かくとう技)」を覚えさせれば、ハピナス・ラッキー・カビゴンの弱点を突ける。
このように、ジム防衛の定番ポケモンたちを効率よく倒せる可能性を秘めています。 特に、あく技でソーナンスを素早く処理し、次のハピナスに「きあいだま」を撃ち込む、といった流れが非常にスムーズです。 ジムをサクサク攻略したい、という方にとっては、育成する価値が十分にあるかもしれません。
将来性(伸びしろ)は?専用技「ダークホール」に期待
シャドウダークライの評価を語る上で、絶対に外せないのが「将来性」です。 そう、専用技「ダークホール」の実装ですね。
原作の『ポケットモンスター』において、「ダークホール」はダークライだけが覚えられる専用の技で、相手を「ねむり」状態にする非常に強力な効果を持っています。
ポケモンGOでは、これまでも多くの伝説・幻ポケモンが、後から専用技を実装されて大幅に強化されてきました(例:ミュウツーの「サイコブレイク」、グラードンの「だんがいのつるぎ」など)。
ダークライにも、この「ダークホール」が将来的に実装されることがほぼ確実視されています。 もし「ダークホール」が、「あくのはどう」を大きく上回る高性能なスペシャルアタックとして実装された場合…
シャドウダークライの火力は、文字通り「ゲームバランスを壊しかねない」ほどの領域に達する可能性があります。 あくタイプとして、メガシンカポケモンを含めても圧倒的な最強アタッカーになるでしょう。
現状の性能でも十分強力ですが、この「ダークホール」という最大の「伸びしろ」を残している点が、シャドウダークライの最も恐ろしいところであり、私たちが今から厳選を頑張るべき最大の理由とも言えますね。
シャドウダークライのレイド対策(今後の実装に向けて)
シャドウダークライが全世界に実装された時、私たちはそれをゲットするためにレイドバトルで勝利しなくてはなりません。 シャドウレイドは通常のレイドより難易度が高いため、今のうちから対策ポケモンを準備しておくことが非常に重要です。
シャドウダークライの弱点と耐性
まずは基本のタイプ相性を再確認しましょう。
- 弱点 (1.6倍): かくとう、むし、フェアリー
- 耐性 (0.625倍): ゴースト、あく
- 2重耐性 (0.39倍): エスパー
対策としては、シンプルに「かくとう」「むし」「フェアリー」タイプの高火力ポケモンでパーティを組むことになります。
おすすめ対策ポケモン10選
シャドウダークライの強力な攻撃に耐えつつ、効率よくダメージを与えるためのおすすめポケモンを、メガシンカ枠、シャドウ枠、通常枠に分けてピックアップします。
メガシンカ枠(パーティの火力を底上げ!)
- メガサーナイト (フェアリー)
- 技: あまえる / マジカルシャイン
- ダークライのあく・ゴースト技に耐性があり、フェアリー技で弱点を突ける最有力候補です。味方のフェアリータイプの攻撃力も上げてくれます。
- メガバシャーモ (かくとう)
- 技: カウンター / きあいだま (or ブレイズキック)
- 非常に高い攻撃力でかくとう技を叩き込めます。ただし、ダークライが「シャドーボール(ゴースト)」を持っていた場合、弱点を突かれるので注意。
- メガヘラクロス (むし)
- 技: むしくい / メガホーン
- むしタイプとしてトップクラスの火力を持ちます。かくとう技の「インファイト」も覚えますが、むし技で統一するのがおすすめです。
シャドウ枠(火力重視!)
- シャドウカイリキー (かくとう)
- 技: カウンター / ばくれつパンチ
- かくとうタイプの定番アタッカー。シャドウ化による高火力で、ダークライのHPをごりごり削ってくれます。
- シャドウハリテヤマ (かくとう)
- 技: カウンター / ばくれつパンチ
- カイリキーより耐久力が少し高いのが魅力。同じくかくとうアタッカーとして優秀です。
通常枠(入手しやすく強力!)
- テラキオン (かくとう)
- 技: にどげり / せいなるつるぎ
- かくとうタイプとして最強クラスのアタッカー。ダークライのあく・ゴースト技に耐性があるのも非常に優秀です。レイドで復刻したら全力で厳選しましょう。
- ケルディオ (かくとう)
- 技: にどげり / せいなるつるぎ
- テラキオンとほぼ同等の性能を持つ幻のポケモン。スペシャルリサーチなどで入手機会があればぜひ。
- ローブシン (かくとう)
- 技: カウンター / ばくれつパンチ
- ドッコラーからの進化で入手できる、強力なかくとうアタッカー。育成もしやすい部類です。
- サーナイト (フェアリー)
- 技: あまえる / マジカルシャイン
- メガシンカしなくても、耐性の優秀さと火力で十分に活躍できます。
- ウルガモス (むし)
- 技: むしくい / むしのさざめき
- メラルバからの進化というハードルは高いですが、むしタイプとして非常に強力なアタッカーです。
討伐に必要な人数と天候ブースト
- 天候ブースト:
- かくとう技: 曇り
- むし技: 雨
- フェアリー技: 曇り
- ダークライ(ボス)側: 霧(あく・ゴースト技が強化)
天候が「曇り」の日は、かくとうタイプとフェアリータイプの両方が強化されるため、レイド討伐の最大のチャンスタイムとなります。 逆に「霧」の日は、ダークライの技が強化され、ゲットできるダークライのCPも高くなりますが、討伐難易度は上がります。
- 討伐人数: シャドウレイドは「ぼうそう」するため、通常の伝説レイドよりも多くの人数が必要になります。
- 最少討伐: 対策を極めたトレーナーさん4~5人程度でも可能かもしれませんが、かなりシビアです。
- 安定討伐: 「ライトクリスタル」を全員が適切に使用することを前提に、6人~8人いれば安定して討伐できると予想されます。
- ライトユーザー: 10人以上集まれば、より安心して挑戦できるでしょう。
「ライトクリスタル」をいかに効率よく使うかが、シャドウダークライ討伐の鍵になりそうですね。
シャドウダークライ厳選のポイント
無事にシャドウダークライをゲットできたら、次は「厳選」です。 どのような個体を狙うべきか、そのポイントを解説します。
色違いは実装されている?
はい、シャドウダークライの色違いは実装されています。
長崎イベントでも、運良く色違いをゲットされたトレーナーさんの報告が上がっていました。 通常のダークライの色違い(赤紫色のような、通常と異なる体色)と同じカラーリングのシャドウポケモン、ということになりますね。
シャドウポケモンのエフェクト(紫色のオーラ)と色違いが組み合わさった姿は、非常に迫力があり、コレクションとしての価値は最高クラスと言えるでしょう。 もちろん、実装当初は非常に入手難易度が高いと予想されますが、最大の目標の一つになりますね。
なぜリトレーン100%が狙いやすいのか?
シャドウダークライ厳選において、情報ソース①でも強調されていたのが「リトレーン100%」の狙いやすさです。
「リトレーン」とは、シャドウポケモンを「ほしのすな」と「アメ」を使って「ライトポケモン」に浄化することです。 リトレーンすると、
- 攻撃・防御・HPの各個体値が、それぞれ「+2」されます。
- 育成コストが割引されます。
- シャドウボーナスは失われます。
シャドウレイドでゲットしたポケモンの個体値の最低値は、通常「6 / 6 / 6」(攻撃6, 防御6, HP6)です。 (※長崎イベントでは最低値が7 / 7 / 7だったという情報もありますが、ここでは6と仮定します)
個体値が「15 / 15 / 15」の、いわゆる「100%個体」は、通常(野生やタスク)では1/4096、天候ブーストでも1/1728、レイド(最低10)でも1/216と、非常に入手しにくいです。
しかし、シャドウレイド(最低6)の場合、リトレーンで個体値が+2されるため、 「13 / 13 / 13」以上の個体値のシャドウポケモンをゲットできれば、リトレーンすることで「15 / 15 / 15」の100%個体になるのです。
最低個体値が6 / 6 / 6だった場合、リトレーン100%になる個体が出る確率は、通常のレイドで100%個体が出る確率の約8倍にもなります(※個体値13, 14, 15の3パターンが当たりになるため)。
シャドウダークライのまま(シャドウボーナスあり)で使うのが火力としては最強ですが、ライトポケモンにして100%個体(個体値MAX)の「ライトダークライ」をコレクションする、という楽しみ方もあります。 通常のダークライの100%個体を狙うよりも遥かに簡単なので、これは大きなメリットですね。
ゲットチャレンジの際には、CP表を確認し、「この個体はリトレーンしたら100%になるかも!」とワクワクしながら捕まえるのも、シャドウレイドの醍醐味です。
背景付きダークライとは?
「背景付き」とは、ポケモンをゲットした場所の情報が記録される「ロケーションカード(背景)」が付いたポケモンのことです。
長崎イベントでゲットしたシャドウダークライには、長崎の特別な背景が付いていました。 これは、そのポケモンをそのイベントで捕まえたという「証」になります。
フレンドとポケモン交換をする際にも、この背景は表示されるため、非常に価値のあるコレクションとなります。 もし今後、シャドウダークライが全世界の「GO Fest」などで実装された場合も、そのイベント限定の背景が付く可能性がありますね。 性能だけでなく、こうしたコレクション要素もポケモンGOの大きな魅力です。
同時実装!シャドウクレセリアについても解説
長崎イベントでは、シャドウダークライと同時に「シャドウクレセリア」もシャドウレイドのボスとして登場しました。 こちらも今後の実装が予想されますので、簡単におさらいしておきましょう。
シャドウクレセリアの性能と使い道
クレセリアは、エスパータイプの伝説ポケモンで、ダークライとは対照的に「圧倒的な耐久力」が魅力のポケモンです。
タイプ: エスパー 弱点: むし、ゴースト、あく 耐性: かくとう、エスパー
レイドアタッカーとしては攻撃力が低すぎるため、全く活躍できません。 このポケモンの主戦場は、GBL(GOバトルリーグ)です。
GBL(ハイパーリーグ)での厳選
クレセリアは、特に「ハイパーリーグ(CP2500以下)」で、その驚異的な耐久力を活かして活躍してきました。 (スーパーリーグ(CP1500以下)でも使えますが、レイド産(最低個体値)ではCPを1500以下にするのが非常に困難です)
では、「シャドウクレセリア」は強いのでしょうか?
これは意見が分かれるところですが、GBLにおいては「シャドウ化が必ずしもプラスに働くとは限らない」のが面白いところです。 クレセリアの強みは「耐久力」にあるため、防御力が下がってしまうシャドウ化は、一見するとデメリットに見えます。
しかし、攻撃力が1.2倍になることで、本来なら倒しきれない相手を倒せるようになったり、技(ねんりき、みらいよち等)の威力が上がったりするメリットもあります。
通常のクレセリアとはまた違った使い方ができる、テクニカルなポケモンになると言えそうですね。 ハイパーリーグをメインにプレイされている方は、GBL用の個体値(攻撃が低く、防御とHPが高い)のシャドウクレセリアを厳選する価値があるかもしれません。
まとめ
さて、今回は新しく実装された「シャドウダークライ」について、私の分析と予想を交えて徹底的にレビューしてきました。
- シャドウダークライは長崎の有料イベントで先行実装されましたが、今後、全世界で実装される可能性は極めて高いです。
- 実装の方法は「シャドウレイド」(リモート不可)が濃厚で、早ければ次のGOロケット団イベント、遅くとも1年以内と予想されます。
- 性能は、あくタイプ最強クラスのレイドアタッカーであり、将来の専用技「ダークホール」実装でさらに化ける可能性を秘めています。
- 厳選の際は、「色違い」や「リトレーン100%」を狙うのがおすすめです。
今はまだ入手できませんが、来るべき日に備えて、「かくとう」や「フェアリー」タイプの対策ポケモンをしっかり育てておきましょう。 私も、テラキオンやメガサーナイトの育成をさらに進めて、シャドウダークライとの決戦に備えようと思います!






