編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、2024年11月14日に発売が迫ったHD-2D版『ドラゴンクエストⅠ&Ⅱ』、特に『ドラゴンクエスト2 悪霊の神々』で新たに注目されている「秘密の場所」について、その詳細が気になっていると思います。
「リメイク版で追加された新要素なの?」 「過去作にもあったっけ?」 「具体的にどんなメリットがあるの?」
そんな疑問が飛び交っていますね。 かく言う僕も、発表されたトレーラーを見て、あの美しいHD-2Dで表現されるアレフガルドやローレシア大陸を想像してワクワクが止まらない一人です。 そして、やり込みゲーマーとして「秘密の場所」という響きは、血が騒ぐキーワードです。
この記事を読み終える頃には、HD-2D版『ドラクエ2』における「秘密の場所」の全貌、訪れるべき理由、そしてそこで得られる報酬についての疑問がスッキリ解決しているはずです。 発売前の予習として、また発売後の冒険の指針として、ぜひ参考にしてください。
- ドラクエ2リメイク「秘密の場所」の概要
- 「秘密の場所」を訪れる多大なメリットと報酬
- 全「秘密の場所」の場所と入手アイテム詳細リスト
- 「秘密の場所」を効率的に探索するための方法
それでは解説していきます。
HD-2D版ドラクエ2の「秘密の場所」とは?
まずは、今回話題になっている「秘密の場所」とは一体何なのか、その基本的な概要から解説していきましょう。 リメイク版を120%楽しむための重要な新要素(あるいはリファイン要素)になることは間違いありません。
そもそも「秘密の場所」って何?
HD-2D版『ドラクエ2』における「秘密の場所」とは、ワールドマップ(フィールド)上の、一見すると何もなさそうな、あるいは少しだけ不自然に見える特定の地点に隠された「隠しエリア」のことを指します。
ファミコン(FC)版やスーパーファミコン(SFC)版、あるいはスマートフォン版などをプレイした方なら、「あそこの森の中、調べたらアイテムがあったな」といった記憶があるかもしれません。 今回の「秘密の場所」は、そうした過去作の隠しアイテムの概念をさらに発展させ、専用の小さなマップ(洞窟やほこらの内装のような場所)として用意されたもの、と考えるのが良さそうです。
公開されている情報や過去作の仕様から推測すると、以下のような特徴が挙げられます。
- 目立たない入口: フィールド上で少し不自然に見える木、岩、砂漠の一点、山脈の切れ目などが入口になっている可能性が高いです。
- 専用エリア: 単にそのマスを調べるだけでなく、近づくとアイコンが表示され、中に入れるようになる(SFC版の「すごろく場」の入口のようなイメージかもしれません)。
- 豊富な報酬: 中には宝箱やツボなどが配置されており、貴重なアイテム、装備品、ゴールド、そして「ちいさなメダル」などが隠されています。
HD-2Dの美しいグラフィックで描かれるフィールドは、ただ移動するだけでも楽しいものになるでしょうが、こうした「隠し場所探し」の要素が加わることで、探索の密度が格段に上がります。 まさに、冒険心をくすぐるための素晴らしい追加要素と言えますね。
なぜ「秘密の場所」が今、注目されているのか
『ドラクエ2』のリメイクが発表されただけでもビッグニュースですが、その中でも特にこの「秘密の場所」が注目を集めるのには、いくつかの理由があります。
1. HD-2Dと「探索」の相性の良さ
『オクトパストラベラー』や『ライブアライブ』のリメイクで証明された通り、HD-2Dのグラフィックは「探索」という行為を非常に楽しいものにしてくれます。 ドット絵の懐かしさと、光の表現や水面の反射、奥行きのある3D的なフィールド表現が融合し、世界の隅々まで「何かあるんじゃないか?」とプレイヤーに期待させます。
「秘密の場所」は、まさにこのHD-2Dの特性を活かした要素です。 美しい森の奥深く、きらめく海のただ中にある小島、怪しく光る砂漠の一角など、視覚的にプレイヤーの好奇心を刺激するような隠し方がされていると予想されます。
2. 『ドラクエ2』のゲームバランスと報酬の魅力
ここがゲーム攻略ライターとして最も強調したいポイントです。 オリジナルの『ドラクエ2』(特にFC版)は、歴代シリーズの中でも屈指の高難易度タイトルとして知られています。
- サマルトリアの王子がなかなか仲間にならない。
- 船を手に入れてからの自由度が高すぎて、どこから攻略すればいいか迷う。
- そして極めつけは、あの悪名高き「ロンダルキアへの洞窟」と、その先の「ザラキ」「メガンテ」の嵐…。
このシビアなゲームバランスを緩和してくれるのが、「秘密の場所」で手に入る報酬アイテムです。 序盤で強力な武器が手に入れば、難所であるムーンブルク周辺の攻略が楽になります。 貴重な「ちいさなメダル」やステータスアップの「たね」を集めれば、終盤の過酷な戦いに向けてキャラクターを大幅に強化できます。
つまり、「秘密の場所」の探索は、単なるやり込み要素に留まらず、HD-2D版『ドラクエ2』の攻略難易度をプレイヤー自身で調整するための「救済措置」あるいは「ボーナス要素」として機能する可能性が非常に高いのです。
3. 過去作(SFC版など)からの進化
SFC版『ドラゴンクエストⅠ・Ⅱ』にも、隠しアイテムや「ちいさなメダル」は存在しました。 しかし、今回公開されている情報(情報ソース①では31ヶ所、②では36ヶ所)を見る限り、その「数」と「内容」はSFC版を大幅に上回るボリュームになっているようです。
SFC版では単に地面を調べるだけだった場所が、専用のエリアとして作り込まれている。 過去作では手に入らなかったような、リメイク版オリジナルのアイテムが報酬として用意されている。 (情報ソース②にある「スライムピアス」「海賊王の首かざり」「いぬぐるみ」などは、SFC版ベースだとしても非常に魅力的です)
こうした「進化」への期待感が、往年のファンから新規プレイヤーまで、多くの人の関心を集めているのです。
「秘密の場所」の見つけ方のコツ
では、広大な『ドラクエ2』の世界で、これらの「秘密の場所」をどうやって見つければよいのでしょうか。 発売前ではありますが、情報ソースや過去作の経験から、いくつかの「コツ」を伝授します。
1. 怪しい地形は徹底的に調査する
基本中の基本ですが、これが最も重要です。
- 森の中に、一マスだけ不自然に木が生えていない(あるいは逆に密集している)場所。
- 山脈や岩山に、不自然な切れ目や通路のように見える場所。
- 広大な砂漠や雪原のど真ん中に、ポツンと存在する何か(オアシスでも町でもない)。
- 海上、特に浅瀬や小島、大陸の沿岸ギリギリ。
こうした場所を見つけたら、まずは近づいてみましょう。 HD-2D版では、SFC版のように「しらべる」コマンドを連打する必要はなく、入口に近づけば何らかのアクション(「!」マークや「入る」といったコマンド)が表示される親切設計になっていると予想されます。
2. 探索系呪文・アイテムをフル活用する
『ドラクE2』のSFC版には、探索に役立つ便利な呪文やアイテムがありました。 今回のリメイク版でも、これらが「秘密の場所」探しに必須となる可能性が極めて高いです。
- レミラーマ(呪文 / 巻物): SFC版では「今いるフロアの宝箱やアイテムの数を表示する」という効果でした。 情報ソース②によると、リメイク版では「範囲内のアイテムの位置を把握できる」とあり、さらに強力になっている可能性があります。 この「レミラーマの巻物」自体が、テパ周辺の「秘密の場所」で手に入る(情報ソース②)という情報もあり、探索の中盤以降で必須のアイテムとなりそうです。
- いぬのはな(アイテム): SFC版では「(フィールドで使うと)近くに隠されたアイテムがあるか教えてくれる」というものでした(主にメダル探し用)。 情報ソース②では「エリア内の残りアイテム個数を調べることができる」とあり、こちらも探索の取りこぼしを防ぐために非常に重要な役割を果たしそうです。
これらの探索補助ツールを手に入れたら、怪しい場所で積極的に使っていくことが、コンプリートへの近道となるでしょう。
3. NPC(町の人)のヒントを聞き逃さない
ドラクエシリーズの伝統として、町の人の会話には重要なヒントが隠されています。 「そういえば、〇〇の森の奥で、不思議な光を見たという噂だぜ」 「海のならず者が、宝をどこそこの島に隠したとか…」
こうした何気ない会話が、「秘密の場所」の場所を示唆している可能性大です。 特に、情報ソース①には「ローラの門 北東」「湖の洞窟 北東 海の上」「ムーンブルクの城 北東」など、アイテムはないものの「冒険のヒントをくれるNPCが存在」する「秘密の場所」もあるようです。 こうした場所が、他の「秘密の場所」のヒントになっていることも考えられますね。 面倒くさがらずに、隅々まで話を聞いて回るのが攻略の鉄則です。
「秘密の場所」を訪れるメリットと豪華報酬アイテム
「秘密の場所」がどんなものか分かったところで、次は最大の関心事である「訪れるメリット」について、具体的に掘り下げていきます。 はっきり言って、探索しない手はない、というレベルのメリットが満載です。
メリット①:序盤の難易度を劇的に下げる強力な装備
『ドラクエ2』の序盤は、ローレシアの王子一人の心細い旅から始まります。 そこそこの強さの敵が平気で出現し、サマルトリアの王子を見つけるまでも一苦労。 そんな序盤の戦いを劇的に楽にしてくれる装備品が、「秘密の場所」には眠っています。
- せいなるナイフ(攻撃力+10): ローレシア周辺 初期装備(ひのきのぼう等)と比べて格段に高い攻撃力。 最序盤の戦闘効率がまるで変わります。
- きのぼうし(守備力+10): サマルトリア周辺 この時期に手に入る防具としては破格の守備力。 被ダメージを大幅に減らせます。
- くさりがま(攻撃力+13): 勇者の泉の洞窟周辺 せいなるナイフからさらに攻撃力がアップ。 サマルトリアの王子を見つける頃には、かなりの戦力になっているはずです。
- はがねのつるぎ(攻撃力+22): ムーンブルク周辺 本来ならムーンペタの町などで購入する装備ですが、これをタダで入手できるのは非常に大きいです。 ムーンブルクの王女を仲間にするまでの道のりが、かなり安定します。
- 黄金の盾(守備力+25): オアシスの東 砂漠 中盤の主力盾。 これをルプガナ到着前後で入手できれば、防御面での不安が一気に解消されます。
メリット②:やり込みの証「ちいさなメダル」の大量収集
ドラクエシリーズおなじみの「ちいさなメダル」。 集めて「メダル王」に渡すことで、強力な景品と交換してもらえます。
情報ソースをざっと数えただけでも、「秘密の場所」からは10枚以上の「ちいさなメダル」が入手できるようです。 これは、メダル王の島の景品コンプリートを目指す上で、絶対に欠かせない収集源となります。
SFC版でのメダル王の景品には、「ちからのたて(使うとベホイミの効果)」や「はかいのつるぎ(諸刃の剣だが攻撃力は最強クラス)」、「はやぶさのけん(2回攻撃)」など、ゲームバランスを変えるほどの超強力なアイテムがありました。 HD-2D版でも同様、あるいはそれ以上の景品が期待されます。 「秘密の場所」を巡ることは、最強装備への第一歩と言えるでしょう。
メリット③:キャラクターを恒久的に強化する「たね・きのみ」
レベルアップ以外でキャラクターのステータスを底上げできる貴重なアイテム、「たね」と「きのみ」。 これらも「秘密の場所」の目玉報酬です。
- ふしぎなきのみ: (最大MPアップ)ムーンペタ北部
- まもりのたね: (守備力アップ)オアシス東部、ルプガナ周辺
- スタミナのたね: (最大HPアップ)ルプガナ周辺、ペルポイ周辺
- すばやさのたね: (素早さアップ)アルメハから東の海上
- ちからのたね: (力アップ)テパ周辺、ロンダルキア東部
- かしこさのたね: (賢さアップ)テパ周辺
- ラックのたね: (運の良さアップ)ローレシア南のほこらから南の海上
『ドラクエ2』は、仲間キャラクター(特にサマルトリアの王子)のレベルアップ時のステータスの伸びがランダムで、吟味(リセマラ)が大変だったという側面があります。 HD-2D版でその仕様がどうなるかは不明ですが、仮に同様だった場合、あるいは単純に火力を上げたい・耐久力を上げたい場合、これらの「たね」によるドーピングは非常に価値が高いです。 特に「ちからのたね」や「まもりのたね」は、冒険の難易度に直結します。
メリット④:冒険を快適にする消費アイテムとまとまったゴールド
地味ながら非常にありがたいのが、消費アイテムやゴールドです。
- ふくびきけん: ムーンペタ北部、ローレシア南のほこら北部(6枚も!) ラダトームの町の福引所などで使えば、思わぬレアアイテムが手に入るかも?
- 各種回復・補助アイテム: 「まほうのせいすい」「まんげつそう」「上やくそう」「せいすい」「どくけしそう」「マヌーハそう」「まだらくもいと」「命の石」「けんじゃのせいすい」など。 買うと地味にお金がかかるこれらのアイテムがタダで手に入るのは、特に序盤の金欠時代には助かります。
- まとまったゴールド: ・132G(リリザ周辺) ・224G(勇者の泉周辺) ・307G(ムーンペタ東部) ・544G(ラーのほこら北東) ・1388G(ルプガナ周辺) ・1753G(ドムドーラ周辺) ・1400G(ムーンペタ西の大陸)
これらを合計するだけでも、かなりの金額になります。 『ドラクE2』は装備を3人分揃えるのが大変なので、この臨時収入は装備の新調や宿代に充てることができ、冒険のテンポを良くしてくれます。
メリット⑤:リメイク版ならでは? 特殊な効果を持つ装備品
情報ソースを見ていると、過去作であまり馴染みのない、あるいは特定のバージョンでしか手に入らなかったようなユニークな装備品の名前も見受けられます。 これらがリメイク版の目玉報酬となる可能性もあります。
- スライムピアス: (湖の洞窟周辺)
- 石のぼうし: (ムーンブルク周辺)
- 黄金の盾: (オアシス東部)
- ピンクパール: (ドラゴンの角から東の海上)
- 皮のドレス: (アルメハから東の海上)
- 海賊王の首かざり: (ペルポイから南の海上)
- サンゴのかみかざり: (ローレシア南のほこらから南の海上)
- はでな服: (雨のほこら 南東 砂漠)
- バニースーツ: (世界樹の森から北の大陸)
- いぬぐるみ: (ロンダルキア西部)
- フリーズウィップ: (ロンダルキア西部)
「いぬぐるみ」や「バニースーツ」といったアイテムは、SFC版などにも存在しましたが、守備力だけでなく特殊な効果(あるいは見た目の変化)があるかもしれません。 「海賊王の首かざり」や「フリーズウィップ」などは、名前からして強力な効果が期待できそうですね。 こうしたコレクター心をくすぐるアイテムの存在も、「秘密の場所」を巡る大きなモチベーションになります。
【ネタバレ注意】全「秘密の場所」一覧と入手アイテム
ここからは、現時点で判明している「秘密の場所」の場所と、そこで入手できるアイテムを、冒険の進行度順に整理して一挙に紹介します。 (※情報ソース①と②を統合・整理しているため、実際の製品版とはアイテムや場所が一部異なる可能性があります)
自力で探したい!という方は、このセクションを読み飛ばして、次の「効率的な探索のすゝめ」に進んでください。
序盤(ローレシア出発 ~ ムーンブルクの王女合流目安)
まずはゲーム開始直後から、3人目の仲間であるムーンブルクの王女に出会うまでにアクセス可能な「秘密の場所」です。 序盤の難易度を大きく左右するため、最優先で巡りたい場所です。
ローレシア周辺
- 場所: ローレシア城の北西、山脈の間にある森の中。
- 入手アイテム:
- せいなるナイフ(攻撃+10)
- [攻略メモ] まさにスタートダッシュを決めるための一品。 リリザの町へ向かう前に、少しだけ北西へ足を延ばして入手しておきましょう。 これだけで序盤の戦闘が格段に楽になります。
リリザ周辺
- 場所: リリザの町の南東にある森の中。
- 入手アイテム:
- ちいさなメダル ×1
- 132ゴールド
- [攻略メモ] 初の「ちいさなメダル」とまとまったゴールド。 リリザで「どうのつるぎ」を買う資金の足しにもなります。 せいなるナイフがあれば、ここまで来るのも容易なはずです。
サマルトリア周辺(南西)
- 場所: サマルトリアの城の南西にある砂漠地帯。
- 入手アイテム:
- きのぼうし(守備+10)
- ちいさなメダル ×1
- [攻略メモ] サマルトリアの王子を探す道中で立ち寄れます。 「きのぼうし」は、この時点では「かわのたて」よりも優秀な防具(SFC版準拠なら)になる可能性があり、ローレシアの王子の守備力を固めるのに最適です。
サマルトリア周辺(東)
- 場所: サマルトリアの城の東、山岳地帯。
- 入手アイテム:
- 布の服(守備+4)
- 5ゴールド
- まほうのせいすい ×1
- どくけしそう ×1
- [攻略メモ] 勇者の泉へ向かう際に少し寄り道すると見つかるでしょう。 「布の服」はサマルトリアの王子用の初期装備として役立ちます。 「まほうのせいすい」も、MPを消費しがちな王子にとって貴重品です。
勇者の泉の洞窟周辺
- 場所: 勇者の泉の洞窟の南西。
- 入手アイテム:
- くさりがま(攻撃+13)
- 224ゴールド
- [攻略メモ] サマルトリアの王子と合流した後、ローラの門へ向かう前に立ち寄りたい場所。 「くさりがま」は王子用の武器として最適です。 これで2人とも火力が上がり、冒険が安定します。
ローラの門 北東
- 場所: ローラの門(サマルトリアとムーンペタを繋ぐ関所)の北東。
- 入手アイテム:
- アイテムなし(冒険のヒントをくれるNPCが存在)
- [攻略メモ] アイテムはありませんが、重要な情報が得られる可能性があります。 リメイク版の追加ヒントかもしれないので、必ず立ち寄って話を聞いておきましょう。
湖の洞窟周辺(夢見の湖/妖精の城 南東)
- 場所: 湖の洞窟の南東、山脈の麓あたり。(情報ソース①「妖精の城 南東 山脈の麓」と同一?)
- 入手アイテム:
- ちいさなメダル ×1
- スライムピアス ×1
- [攻略メモ] ラーのかがみを探しに湖の洞窟へ行く際に、周囲を探索してみましょう。 「スライムピアス」はリメイク版の新アイテムか、あるいはSFC版の「おしゃれなスーツ」のような装飾品枠のアイテムかもしれません。 性能に期待です。
ムーンペタ北部
- 場所: ムーンペタの町の北東。
- 入手アイテム:
- ふくびきけん ×2
- ふしぎなきのみ ×1
- [攻略メモ] ムーンペタを拠点に活動する際に、ぜひ立ち寄りたい場所。 「ふしぎなきのみ」は、貴重なMPを増やせる重要アイテム。 呪文の要であるムーンブルクの王女に使わせるのが定石でしょうか。
ムーンペタ東部
- 場所: ムーンペタの町の東。
- 入手アイテム:
- 307ゴールド
- せいすい ×3
- マヌーハそう ×2
- [攻略メモ] ムーンブルク城へ向かう道中で探索できます。 「マヌーハそう」は、この先の風の塔などでマヌーサ(幻惑)を使ってくる敵対策に役立ちます。
ムーンペタ南部
- 場所: ムーンペタの町の南東、山の奥。
- 入手アイテム:
- アイテムなし(NPCが存在)
- (情報ソース①では「まんげつそう3、544G、上やくそう」となっている。場所の特定が異なる可能性あり)
- [攻略メモ] 情報が錯綜していますが、ムーンペタの南側にも何らかのポイントがあるようです。 ラーのほこら方面かもしれません。 (※後述の「ラーのほこらから北東」と情報が混同している可能性あり)
ムーンブルク周辺
- 場所: ムーンブルクの城の西側。
- 入手アイテム:
- 石のぼうし(守備+15) ※盗賊の鍵が必要?
- はがねのつるぎ(攻撃+22)
- 316ゴールド
- [攻略メモ] 非常に豪華な報酬ポイント。 「はがねのつるぎ」はローレシアの王子の火力を大幅にアップさせます。 「石のぼうし」も高性能ですが、情報ソース①に「※盗賊の鍵」とあるのが気になります。 もし鍵が必要なら、入手はルプガナより後になるかもしれません。
ムーンブルクの城 北東
- 場所: ムーンブルクの城の北東。
- 入手アイテム:
- アイテムなし(冒険のヒントをくれるNPCが存在)
- [攻略メモ] こちらもNPCヒント系の場所。 ムーンブルクの呪いを解くヒントや、風の塔に関する情報が聞けるかもしれません。
ラーのほこらから北東
- 場所: ムーンペタ南東のラーのほこらから、さらに北東に進んだ場所。
- 入手アイテム:
- 544ゴールド
- まんげつそう ×3
- 上やくそう ×1
- [攻略メモ] 情報ソース①の「ムーンペタの町 南東 山の奥」はこちらを指している可能性が高いです。 風の塔へ向かう前に立ち寄れば、まとまった資金と回復アイテムが手に入ります。
風の塔から北東(ムーンブルクの城 東)
- 場所: 風の塔から北東、あるいはムーンブルクの城の東。
- 入手アイテム:
- ちいさなメダル ×1
- [攻略メモ] 風の塔の攻略は序盤の山場の一つ。 その道中でメダルが回収できるのはありがたいです。
中盤(船入手 ~ アレフガルド到達目安)
風の塔をクリアし、ルプガナで「船」を手に入れると、行動範囲は一気に全世界へと広がります。 ここからが「秘密の場所」探索の本番です。
オアシスの東 砂漠
- 場所: ルプガナへ向かう途中のオアシス(砂漠のバザー)から東の砂漠地帯。
- 入手アイテム:
- 黄金の盾(守備+25)
- まもりのたね ×1
- 413ゴールド
- [攻略メモ] 船入手前に行ける場所としては、破格の報酬。 「黄金の盾」は、この時点ではローレシアの王子にとって最強の盾です。 「まもりのたね」も非常に貴重。
ルプガナ周辺
- 場所: ルプガナの町の北西にある砂漠地帯。
- 入手アイテム:
- まもりのたね ×1
- スタミナのたね ×1
- 1388ゴールド
- [攻略メモ] 船を手に入れるルプガナのすぐ近く。 なんと「たね」が2種類も手に入ります。 1388Gという大金も、船入手直後の物入りな時期に非常に助かります。
ドラゴンの角から東の海上
- 場所: 大陸の東側にある塔「ドラゴンの角」から、さらに東の海上。
- 入手アイテム:
- ちいさなメダル ×1
- ピンクパール ×1
- [攻略メモ] 船入手後、真っ先に向かいたい海上のポイントの一つ。 「ピンクパール」が装飾品なのか、あるいは換金アイテムなのか気になるところです。
湖の洞窟 北東 海の上
- 場所: ラーのかがみがあった湖の洞窟から、北東の海上。
- 入手アイテム:
- アイテムなし(冒険のヒントをくれるNPCが存在)
- [攻略メモ] 海の上にもヒントをくれるNPCがいるようです。 船でしか行けない場所の情報(例:アレフガルドへの航路、紋章の場所など)かもしれません。
アルメハから東の海上
- 場所: アレフガルド大陸の南、アルメハの町(SFC版にはない?)から東の海上。(情報ソース①の「ベラヌール 南の海上」と同一?)
- 入手アイテム:
- 626ゴールド
- 皮のドレス(守備+?)
- すばやさのたね ×1
- [攻略メモ] 情報ソース①と②で場所の表記が揺れていますが、「ベラヌール南」あるいは「アルメハ東」の海上にポイントがあるようです。 「皮のドレス」はムーンブルクの王女用装備でしょうか。 「すばやさのたね」は、先手を取りたいサマルトリアの王子か王女に使いたいですね。
ペルポイから南の海上
- 場所: ペルポイの町の南、海上。
- 入手アイテム:
- 海賊王の首かざり(守備+10) ※魔法の鍵が必要?
- [攻略メモ] ペルポイで「ろうやのき」を入手するついでに立ち寄りたい場所。 「海賊王の首かざり」は守備力+10と、装飾品としては非常に優秀(SFC版の「いのちのゆびわ」と同等)。 ただし、「魔法の鍵」(ペルポイの牢屋の奥で入手)が必要かもしれません。
ローレシア南のほこらから南の海上
- 場所: ローレシア大陸の南端にあるほこらから、さらに南の海上。
- 入手アイテム:
- ラックのたね ×1
- まほうのせいすい ×1
- サンゴのかみかざり ×1
- ちいさなメダル ×1
- [攻略メモ] 報酬が盛りだくさんのポイント。 「ラックのたね」は状態異常の回避率などに影響する(SFC版)ため、地味に重要です。 「サンゴのかみかざり」もリメイク版の新アイテムかもしれません。
勇者の泉の洞窟から南東の海上
- 場所: 序盤に訪れた勇者の泉の洞窟から、南東方向の海上。
- 入手アイテム:
- けんじゃのせいすい ×1
- [攻略メモ] 「けんじゃのせいすい」はMPを完全回復する超貴重品。 いざという時のために温存しておきたいアイテムです。
雨のほこら北の大陸
- 場所: 船でしか行けない、世界地図の北東(あるいは北西?)にある小大陸。雨のほこらの近く。
- 入手アイテム:
- 219ゴールド
- ちいさなメダル ×1
- [攻略メモ] 船を手に入れたら、世界の果てまで探索する価値がある、という証拠です。 こうした辺境の地にこそ、お宝は眠っています。
テパ周辺
- 場所: 水の都テパの近く。船で毒の沼地付近から上陸し、回り込む必要がある場所。
- 入手アイテム:
- かしこさのたね ×1
- ちからのたね ×1
- レミラーマの巻物 ×1
- [攻略メモ] 最重要ポイントの一つ。 今後の「秘密の場所」探しやアイテム収集に必須となる「レミラーマの巻物」がここで手に入ります。 船を入手したら、紋章集めと並行して早めにテパへ向かい、これを回収するのが効率的な進め方と言えるでしょう。
テパ南西部
- 場所: テパの町の南西部の水辺。
- 入手アイテム:
- ちいさなメダル ×1
- たびびとの服(守備+8)
- [攻略メモ] テパ周辺には複数の「秘密の場所」があるようです。 「たびびとの服」は今さら感がありますが、メダルが目当てですね。
デルコンダル周辺
- 場所: デルコンダルの城の東にある森の中。
- 入手アイテム:
- アイテムなし(NPCが存在)
- [攻略メモ] デルコンダルの王様に「キラータイガー」を見せに行く道中で立ち寄れます。 紋章に関するヒントなどが聞けるかもしれません。
ローレシア南のほこら北部
- 場所: ローレシア南のほこら(旅の扉がある場所)の北側。
- 入手アイテム:
- ちいさなメダル ×1
- ふくびきけん ×6
- [攻略メモ] 「ふくびきけん」が6枚も手に入る大盤振る舞い。 アレフガルドへ行く前に、ラダトームの福引所に挑戦するのも一興です。
中盤(アレフガルド到達後)
いよいよ『ドラクエ1』の舞台であったアレフガルドへ。 この地にも「秘密の場所」は隠されています。
ラダトームの城 北西
- 場所: ラダトームの城の北西にある森の中。
- 入手アイテム:
- アイテムなし(NPCが存在)
- [攻略メモ] 竜王の城へ向かう途中で寄れます。 『1』の世界にいるNPCが、何を語るのか非常に興味深いですね。
ドムドーラ周辺(ラダトーム 南南東 砂漠)
- 場所: ドムドーラの町の南東、あるいはラダトームから南南東の砂漠地帯。
- 入手アイテム:
- 命の石 ×1
- ちいさなメダル ×1
- 1753ゴールド
- 命のゆびわ(守備+2)
- [攻略メモ] 報酬が非常に豪華なポイント。 「命の石」は持っていると死亡時に一度だけ蘇生できるアイテム。 「命のゆびわ」もSFC版では守備力+5で歩くとHPが回復する強力な装飾品でした(リメイク版では守備+2?)。 1753Gという大金も魅力です。
雨のほこら 南東 砂漠
- 場所: アレフガルドの南、雨のほこらの南東にある砂漠。
- 入手アイテム:
- はでな服(守備+45)
- 339ゴールド
- まだらくもいと ×1
- [攻略メモ] 「はでな服」は、SFC版では守備力40で「みかわしのふく」よりは劣るものの、それなりに高性能な体防具でした。 ムーンブルクの王女用に。
アレフガルド北部
- 場所: アレフガルド大陸の北の方。
- 入手アイテム:
- アイテムなし(NPCが存在)
- [攻略メモ] ロトの洞窟やガライの町など、北側にも探索ポイントがあるようです。
終盤(月のかけら入手後 ~ ロンダルキア)
いよいよ物語は最終盤へ。 過酷なロンダルキアへの道中や、その先にも「秘密の場所」が存在します。 最強装備が眠っている可能性大です。
ムーンペタ西の大陸
- 場所: ムーンペタから見て西にある、通常は行けない大陸。(「月のかけら」を使って満月の塔からワープ?)
- 入手アイテム:
- ちいさなメダル ×1
- 1400ゴールド
- [攻略メモ] 「月のかけら」入手後、満月の塔を経由して行けるようになるエリア(SFC版の「ルビスのまもり」がある海底の塔?)の近くかもしれません。
ペルポイ周辺(北西 山の先)
- 場所: ペルポイの町の北西、山を越えた先。
- 入手アイテム:
- ちいさなメダル ×1
- スタミナのたね ×1
- [攻略メモ] 終盤に差し掛かっても、ステータスアップの「たね」は嬉しい報酬です。
世界樹の森から北の大陸
- 場所: 世界樹の森(テパの近く)から、さらに北にある小島。
- 入手アイテム:
- バニースーツ(守備+40) ※魔法の鍵が必要?
- [攻略メモ] 「バニースーツ」はSFC版では守備力35の装飾品(防具扱い?)でした。 王女専用装備でしょう。 コレクションアイテムとしての側面が強いかもしれません。
ロンダルキア北(風の塔 南西 山の先)
- 場所: ロンダルキアへの洞窟を抜けた先、ロンダルキアのほこらの北側。 (※情報ソース①の「風の塔 南西 山の先」と同一の報酬。場所的に、ロンダルキアへの洞窟を抜けた先、雪原にあるポイントと考えるのが自然か)
- 入手アイテム:
- メタスラの剣(攻撃+78)
- ほしふるうでわ(素早さ2倍)
- [攻略メモ] 超最重要ポイント!! 「ほしふるうでわ」は、装備者の素早さを2倍にする、ドラクエシリーズ伝統の最強装飾品の一つです。 これがあるだけで、戦闘の難易度が激変します。 「メタスラの剣」も、メタル系スライムに有効なだけでなく、攻撃力78という数値は(SFC版準拠なら)「はやぶさのけん」を超える強力な武器です。
ロンダルキア東部
- 場所: ロンダルキアのほこらの東側。※ベリアル(ロンダルキアへの洞窟のボス)撃破後?
- 入手アイテム:
- ちからのたね ×1
- ちいさなメダル ×1
- ふぶきのつるぎ(攻撃+101)
- [攻略メモ] こちらも最強クラスの報酬。 「ふぶきのつるぎ」は、SFC版では攻撃力90で、敵全体にヒャダルコの効果(道具使用)も持つ強力な剣でした。 リメイク版では攻撃力+101と、さらに強化されているようです。 ローレシアの王子(あるいはサマルトリアの王子?)の最終装備候補筆頭です。
ロンダルキア西部(ハーゴンの神殿 南西)
- 場所: ハーゴンの神殿の南西、あるいはロンダルキアのほこらの西側。※ベリアル撃破後?
- 入手アイテム:
- いぬぐるみ(守備+33)
- フリーズウィップ(攻撃+86)
- [攻略メモ] 最後の「秘密の場所」でしょうか。 「フリーズウィップ」は攻撃力+86と、ムチとしては破格の性能。 ムーンブルクの王女も装備できる(SFC版では可能)なら、彼女の最終武器候補になります。 「いぬぐるみ」も守備力が高く、特殊効果に期待です。
効率的な「秘密の場所」探索のすゝめ
これだけ多くの「秘密の場所」があると、いつ、どの順番で回ればいいか迷ってしまいますね。 ゲーム攻略ライターとして、効率的な探索プランを提案します。
探索開始のベストタイミングは?
結論から言うと、「船」の入手直後と、「レミラーマの巻物」の入手直後が、本格的な探索を開始する二大ベストタイミングです。
- ゲーム開始直後(船入手まで): この時期は、攻略チャートに沿って進むついでに、「ローレシア周辺」「リリザ周辺」「サマルトリア周辺」「勇者の泉周辺」「ムーンブルク周辺」など、道中にある「秘密の場所」を確実に回収していくスタイルが良いでしょう。 序盤の装備品(せいなるナイフ、きのぼうし等)は、その後の攻略を非常に楽にしてくれます。 無理に寄り道するより、進行と並行するのが効率的です。
- 「船」入手直後: ここが最初の本格的な探索タイミングです。 紋章集めを一旦後回しにしてでも、まずは「秘密の場所」巡りを優先する価値があります。 特に、海上のポイント(ドラゴンの角 東、ペルポイ 南など)と、船で行ける大陸のポイント(ルプガナ周辺、オアシス東など)を一気に巡りましょう。 「黄金の盾」や大量の「たね」、まとまったゴールドが手に入り、パーティが一気に強化されます。
- 「レミラーマの巻物」入手直後: 船を手に入れたら、なるべく早くテパへ向かい、「レミラーマの巻物」を入手しましょう。 これを手に入れたら、今度は「取りこぼし」をなくすための探索フェーズです。 既に行った大陸や町、ダンジョンの周辺でも、怪しい場所でレミラーマを使い、見逃していた「秘密の場所」がないか徹底的にチェックします。
「レミラーマ」と「いぬのはな」の最強コンボ
SFC版の仕様を踏襲しているならば、この二つの探索ツールは最強のコンビになります。
- 広範囲の探索(「いぬのはな」): フィールドを船や徒歩で移動中、定期的に「いぬのはな」を使います。 これで「このエリア(現在表示されているマップ範囲)に、まだ取っていないアイテム(秘密の場所)があるか」を大まかに把握します。 反応があったら、その周辺を重点的に調べます。
- ピンポイントの特定(「レミラーマ」): 「いぬのはな」で反応があったエリアや、元々怪しいと目星をつけていた場所(不自然な森、砂漠の中心など)で、「レミラーマ」を使います。 これで、隠された入口やアイテムの具体的な位置がマップに表示される(はずです)。
このコンボを活用すれば、広大な『ドラクE2』の世界でも、効率的に「秘密の場所」をコンプリートできるでしょう。
攻略チャートと並行して巡るルート案(モデルケース)
- ローレシア出発 ~ 王女合流:
- ローレシア → (秘密)ローレシア周辺(ナイフ)
- → リリザ → (秘密)リリザ周辺(メダル)
- → サマルトリア → (秘密)サマルトリア周辺(ぼうし、メダル)
- → 勇者の泉 → (秘密)勇者の泉周辺(くさりがま)
- → ローラの門 → (秘密)ローラの門(ヒント)
- → 湖の洞窟 → (秘密)湖の洞窟周辺(ピアス、メダル)
- → ムーンペタ → (秘密)ムーンペタ北部・東部(きのみ、ふくびき)
- → ムーンブルク → (秘密)ムーンブルク周辺(はがねのつるぎ)
- → 風の塔 → (秘密)風の塔 北東(メダル)
- → 王女合流
- 船入手直後(寄り道フェーズ):
- ルプガナ → (秘密)ルプガナ周辺(たね、ゴールド)
- → (船)オアシス → (秘密)オアシス東部(黄金の盾、たね)
- → (船)海上のポイント巡回(ドラゴンの角 東、湖の洞窟 北東、アルメハ 東、ペルポイ 南、ローレシア 南)
- → (船)テパへ直行 → (秘密)テパ周辺(レミラーマの巻物)
- 紋章集め ~ ロンダルキア(レミラーマ活用フェーズ):
- 「レミラーマ」を活用し、全大陸の取りこぼしチェック。
- デルコンダル → (秘密)デルコンダル周辺(ヒント)
- アレフガルド上陸 → (秘密)ドムドーラ周辺、雨のほこら周辺、ラダトーム周辺(メダル、ゆびわ、服)
- ロンダルキア突入 → (秘密)ロンダルキア北(ほしふるうでわ)、東部(ふぶきのつるぎ)、西部(フリーズウィップ)
見逃し注意!特に分かりにくい場所(推測)
- 海上の孤立ポイント: 「ドラゴンの角から東の海上」や「ペルポイから南の海上」など。 航海中はつい目的地に直行しがちですが、あえて何もない海域をジグザグに進んでみる意識が必要です。
- 船でしか行けない辺境の大陸: 「雨のほこら北の大陸」など。 世界地図の端っこにある小島や大陸は、意識して向かわないと見逃します。
- 広大な砂漠・雪原のど真ん中: 「ルプガナの町の北西 砂漠」や「ロンダルキアのほこら 北」など。 目印が何もない場所にポツンとあるタイプは、「いぬのはな」や「レミラーマ」がないと特定が困難です。
- NPCヒント系: 「ローラの門 北東」や「ラダトームの城 北西」など、アイテムがない場所。 報酬がないとスルーしがちですが、重要なヒント(他の秘密の場所のヒントなど)があるかもしれないので、必ず立ち寄りましょう。
「秘密の場所」以外も注目!HD-2D版ドラクエ1&2の魅力
今回のレビューは「秘密の場所」にフォーカスしましたが、HD-2D版『ドラゴンクエストⅠ&Ⅱ』には、他にも注目すべきポイントがたくさんあります。 ペルソナ(読者)の皆さんが興味を持ちそうな点を、ライター目線でピックアップします。
HD-2Dグラフィックで蘇るロトの世界
やはり最大の魅力はこれに尽きます。 『1』のラダトーム城、竜王の城。 『2』のローレシア城、ムーンブルク城、そして絶望のロンダルキア。 あの懐かしいドット絵の世界が、現代の技術で「絵画のように」美しく描き直されます。
特に『ドラクエ2』は、FC版では単色だったフィールドがSFC版でカラフルになり、そして今回はHD-2Dで光と影、空気感まで表現されるようになります。 ロンダルキアの吹雪の表現や、ハーゴンの神殿の禍々しい雰囲気は、一体どうなるのか。 美しいビジュアルで隠された「秘密の場所」を探す体験は、本作ならではの醍醐味となるでしょう。
『ドラクエ1』の進化にも期待
本作は『1』と『2』のセットです。 『ドラクエ1』は、SFC版で既にかなり遊びやすくリファインされていましたが、HD-2D版ではさらなる進化が期待されます。
『2』と同様に「秘密の場所」のような追加要素が『1』にもあるのか? 戦闘のテンポや、レベルアップに必要な経験値テーブルは見直されるのか? 『1』は一人旅だからこそ、序盤を助ける「秘密の場所」があれば、新規プレイヤーにも優しくなりますね。
『ドラクエ2』永遠の課題、ゲームバランスの行方
前述の通り、『ドラクエ2』はその難易度の高さ(特に終盤)が伝説となっています。 SFC版やスマートフォン版では、既に以下のような調整が加えられてきました。
- サマルトリアの王子のステータス(特にHP)の底上げ。
- ロンダルキアへの洞窟の構造の簡略化(落とし穴の減少)。
- 敵の呪文耐性の調整(ザラキが効きにくくなるなど)。
- 「はかぶさのけん」(はかいのつるぎ+はやぶさのけん)のような裏技的救済措置の追加(※SFC版のみ)。
今回のHD-2D版では、これらの「遊びやすさ」をどこまで引き継ぎ、あるいは新たに追加するのかが大きな注目点です。 「秘密の場所」による序盤~中盤の救済は、その調整の一環であると僕は見ています。 「ほしふるうでわ」や「ふぶきのつるぎ」といった強力なアイテムが「秘密の場所」で確定入手できる(かもしれない)ことは、あの理不尽だった終盤の難易度を緩和する、開発からのメッセージなのかもしれません。
まとめ
今回は、HD-2D版『ドラゴンクエスト2』で注目される新要素「秘密の場所」について、その概要、メリット、そして全リスト(現時点)を徹底的に解説しました。
「秘密の場所」は、単なるオマケややり込み要素ではなく、HD-2D版『ドラクエ2』の冒険を有利に、そして快適に進めるために必須の攻略ルートと言えます。
- 序盤は強力な装備で難易度を緩和。
- 中盤は「ちいさなメダル」や「たね」でキャラクターを強化。
- 終盤は「ほしふるうでわ」「ふぶきのつるぎ」といった最強クラスの装備を入手。
これだけのメリットがある「秘密の場所」を探索しない手はありません。 HD-2Dで美しく蘇った広大な世界を隅々まで歩き回り、「レミラーマ」や「いぬのはな」を駆使して、すべてのお宝を見つけ出す。 これぞまさしく、RPGの醍醐味ですね。
発売日の2024年11月14日が、今から待ち遠しくてたまりません。 僕ももちろん、発売と同時にやり込みます。 今後も、HD-2D版『ドラゴンクエストⅠ&Ⅱ』の攻略情報やレビューをどんどん発信していくので、ぜひチェックしてください。






