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【ポケポケ】メガチルタリスデッキの構成詳細|立ち回り方法を徹底解説|ポケカアプリ

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編集デスク スマホゲーム評論担当の橋本ユアです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、新パック「メガライジング」で登場したメガチルタリスEXを使ったデッキ、特にその強さの秘密や具体的なデッキ構成、どうやって戦えばいいのかが気になっていると思います。 メガチルタリスEXは、その美しいイラストだけでなく、対戦環境でも非常に強力なカードとして注目を集めていますよね。 私も実際にこのデッキを組んで、ランクマッチでかなりやり込んでみました。 噂通りの強さで、現環境のトップメタと言っても過言ではないポテンシャルを感じています。

このレビューを読み終える頃には、メガチルタリスデッキの構成と立ち回りの疑問が解決しているはずです。

この記事の要約
  • 環境トップクラスの圧倒的デッキパワー
  • サブアタッカー「ギラティナEX」の制圧力
  • 「イエッサンEX」の回復による鉄壁の耐久
  • 詳細なデッキレシピと環境デッキ別立ち回り

 

それでは解説していきます。

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現環境トップ候補!メガチルタリスデッキの強さと特徴

新環境「メガライジング」が始まって、いろいろなメガ進化ポケモンが登場しましたね。 メガバシャーモEXやメガルカリオEXなど、強力なデッキがたくさん生まれていますが、その中でも私が「頭一つ抜けている」と感じているのが、今回ご紹介する「メガチルタリスEX」デッキです。

なぜこれほどまでに強力なのか、その秘密を詳しく解説していきますね。

なぜ今メガチルタリスデッキが強いのか?

メガチルタリスデッキの最大の強みは、「高い攻撃力」「圧倒的な耐久力」「柔軟な戦略」の3つを非常に高いレベルで両立させている点にあります。

メガチルタリスEX自体は、ワザ「メガハーモニー」で自分の場のフェアリーエネルギーの数だけダメージが上がる、強力なアタッカーです。 しかし、ポケポケのルールでは、メガ進化ポケモンが倒されるとサイドを3枚(通常のEXより多く)取られてしまい、一気に不利になります。 そのため、準備が整う前にメガチルタリスEXがバトル場に出て殴り始めるのは、実はリスクが高いんです。

そこで、このデッキは他のポケモンで序盤を支え、万全の状態でメガチルタリスEXを着地させる戦略をとります。 その「支え」となるポケモンたちが、他のデッキとは一線を画す強力さを持っていることが、このデッキが環境トップにいる最大の理由ですね。

強さの秘密①:サブアタッカー「ギラティナEX」の圧倒的パワー

このデッキの強さを語る上で絶対に欠かせないのが、サブアタッカーとして採用されている「ギラティナEX」です。

ポケポケのメガ進化デッキは、「メインのメガ進化ポケモン」と「サブアタッカーのEXポケモン」で組まれることが多いです。 例えば、環境でよく見かけるメガバシャーモEXは、エンテイEXと組まれることが多いですよね。

この「サブアタッカーの質」で、メガチルタリスデッキは他のデッキを圧倒しています。 ギラティナEXは、HP170と標準的ながら、2つの強力なワザを持っています。

  • 「はくうのさけび」:エネルギー1つで、相手のバトルポケモンに30ダメージを与えつつ、相手の手札を見てサポートならトラッシュさせます。序盤の妨害として非常に優秀です。
  • 「カオスインパクト」:エネルギー3つで130ダメージを与えますが、自分にも40の反動ダメージを受けます。

この「カオスインパクト」がとにかく強力。 多くのEXポケモンを2発で倒せる火力でありながら、このデッキでは後述する「イエッサンEX」の力で反動ダメージを実質ゼロにできるんです。 つまり、デメリットなしで130ダメージを連発できるサブアタッカーとして君臨します。 エンテイEXの「ブレイズビート」(60ダメージ)と比較しても、その差は歴然ですよね。

強さの秘密②:イエッサンEXの「こころくばり」による鉄壁の耐久力

そして、このデッキの「核」とも言えるのが、「イエッサンEX」です。

イエッサンEXは、特性「こころくばり」を持っています。 これは、自分の番に1回、バトルポケモンのHPを「20」回復できるというもの。 たった20?と思うかもしれませんが、このデッキではイエッサンEXを2体ベンチに並べることを理想としています。

つまり、毎ターン40ダメージを自動で回復できるようになるんです。

これがどれだけ強力かというと…

  1. ギラティナEXの反動ダメージ(40)を完全無効化 先ほどお話しした「カオスインパクト」の反動ダメージ40を、イエッサン2体の「こころくばり」で完全に相殺できます。 ギラティナEXはHP170を維持したまま、130ダメージを連発する怪物アタッカーになるわけです。
  2. 相手の攻撃を実質無効化 例えば、環境にいるオドリドリ(やけどデッキ)は、ワザ「あついしせん」でバトルポケモンをやけどにし、ポケモンチェックで20ダメージを与えてきます。 このデッキにはやけど対策の「ヒエチルタリス」も入っていますが、もし引けなくても、イエッサンEXが2体いれば全く問題ありません。 やけどの20ダメージとワザの30ダメージ、合計50ダメージを受けても、ターンが返ってくれば40回復。 実質10ダメージしか受けないことになります。 こちらが「ゴツゴツメット」をつけていれば、相手が攻撃するたびに相手は20ダメージ、こちらは実質10ダメージしか受けない…なんていう有利な状況も作り出せます。

このように、イエッサンEXの回復力のおかげで、ギラティナEXが倒されにくくなり、メガチルタリスEXが育つまでの時間を安全に稼ぐことができるんです。

強さの秘密③:柔軟な戦闘プラン

このデッキの理想的な動きは、「ギラティナEXで序盤を制圧し、相手が消耗したところに満を持してメガチルタリスEXを登場させる」という流れです。

しかし、手札によってはギラティナEXがなかなか引けないこともありますよね。 そんな時でも、このデッキは柔軟に戦えます。

  • プランA(理想):ギラティナEX スタート → イエッサンEX展開 → メガチルタリスEX 準備完了
  • プランB:イエッサンEX スタート → 回復で耐久 → メガチルタリスEX 準備完了
  • プランC:チルット スタート → イエッサンEX展開 → ギラティナEX 中盤から登場

どのパターンになっても、イエッサンEXの回復サポートがあるため、盤面が崩壊しにくいのが大きな強みです。 イエッサンEX自身も、エネルギー3つで最大100ダメージ(自分のベンチポケモンの数×20)を出せるため、サブアタッカーとしても最低限の仕事ができます。

デッキの弱点と注意点

もちろん、これだけ強力なデッキにも弱点はあります。 私が実際にプレイしていて感じた弱点は、「ベンチへの直接攻撃」と「強制的な入れ替え」です。

イエッサンEXの特性「こころくばり」は、バトル場のポケモンしか回復できません。 ベンチにいるポケモンは回復できないんです。

私が負けた対戦で、相手の「エレキット」(メガバシャーモデッキに採用されていました)にベンチのポケモンを狙撃され続けたことがありました。 エレキットの「ビリビリショット」は、ベンチのポケモン1匹に30ダメージを与えます。 これを連打されると、イエッサンEXや、進化前のチルットが倒されてしまい、回復役やアタッカーがいなくなってしまいます。

さらに、「あかぎ」や「なつめ」といった、こちらのベンチポケモンを強制的にバトル場に引きずり出すサポートカードも非常に厄介です。 特に、HPが低いイエッサンEX(HP110)がバトル場に引きずり出されて倒されてしまうと、回復手段を失い、一気に厳しくなります。

この弱点をカバーするためにも、常に盤面を広く展開し、1体が倒されても次が続くような状況を作っておくことが重要ですね。

他のメガチルタリスデッキ構築(ルカリオ型など)との比較

メガチルタリスデッキには、ギラティナEXとイエッサンEXを採用した「ギラティナ型」の他にも、いくつかの構築が存在します。

例えば、「メガルカリオEX」と組み合わせた型です。 メガルカリオEXは、少ないエネルギーで高いダメージを出せる速攻型のアタッカーです。 メガチルタリスEXの弱点である鋼タイプに対して、メガルカリオEX(闘タイプ)が弱点を突けるため、相性補完が良いとされています。

しかし、個人的には「ギラティナ型」の方が安定性とデッキパワーの最大値が高いと感じています。 メガルカリオ型は、エネルギー加速手段が乏しく、両方のアタッカーを育てるのが難しい場面があります。 一方、ギラティナ型は「ダブルドラゴンエネルギー」という強力なエネルギーカードを共有でき、イエッサンEXの回復サポートによって、ギラティナEXが1体で長く戦えるため、メガチルタリスEXを育てる余裕が生まれやすいです。

どちらが良いかは好みもありますが、現環境での対応力を重視するなら、私は「ギラティナ型」をおすすめしますね。

メガチルタリスデッキは初心者におすすめ?

ここまで強さを解説してきましたが、「じゃあ初心者が使っても勝てるの?」と疑問に思うかもしれません。

正直にお伝えすると、プレイング(運用の仕方)が少し難しいデッキだと感じています。 情報ソースの動画でも言及されていましたが、「使いやすさの指標は低い」かもしれません。

理由は、「いつ攻撃するべきか」の判断が難しいからです。 例えば、序盤にギラティナEXで攻撃できる状況でも、下手に攻撃して反動ダメージを受け、次の相手のターンにメガバシャーモEXなどが出てきて倒されてしまうと、後続のメガチルタリスEXの準備が間に合わずに負けてしまいます。

あえて攻撃せずに「はくうのさけび」で妨害に徹したり、エネルギーをメガチルタリスEX(チルット)に優先してつけたりと、状況に応じた判断が求められます。 ただ、その分、使いこなせれば本当に強いですし、プレイングが上達する実感も得られる、とても奥深いデッキですよ。

メガチルタリスデッキの構成と採用カード解説

お待たせしました。 それでは、私が実際に使用しているメガチルタリスデッキのサンプルレシピをご紹介しますね。 環境や好みによって調整する部分はありますが、まずはこの構成をベースに試してみるのがおすすめです。

デッキレシピ一覧(サンプル構成)

カードの種類 カード名 枚数
ポケモン チルット 4枚
チルタリスEX 3枚
メガチルタリスEX 3枚
ギラティナEX 2枚
イエッサンEX 2枚
チルタリス(ひえひえ) 1枚
サポート 博士の研究(プラターヌ博士) 4枚
N(エヌ) 2枚
あかぎ 2枚
なつめ 1枚
マーズ 1枚
フラダリ 1枚
グッズ ハイパーボール 4枚
モンスターボール 4枚
チルタリスソウルリンク 3枚
ゴツゴツメット 2枚
レッドカード 2枚
スピーダー 2枚
すごいつりざお 1枚
スタジアム フェアリーガーデン 2枚
エネルギー ダブルドラゴンエネルギー 4枚
基本フェアリーエネルギー 6枚
基本超エネルギー 2枚

合計 | | 60枚 |

キーカード解説:ポケモン編

メガチルタリスEX / チルタリスEX / チルット

このデッキのメインアタッカーラインです。 メガチルタリスEXはワザ「メガハーモニー」で、自分の場のフェアリーエネルギーの数×30ダメージ+基本70ダメージを与えます。 フェアリーエネルギーが6枚あれば250ダメージ、7枚あれば280ダメージとなり、ほとんどのポケモンを一撃で倒せる高火力を誇ります。 チルットを4枚採用し、序盤に必ず1体はベンチに置けるようにしています。

ギラティナEX

最強のサブアタッカー。 「カオスインパクト」の130ダメージで相手のEXポケモンを削り、イエッサンEXで反動を回復するのが基本ムーブです。 弱点である悪タイプ(サザンドラなど)やドラゴンタイプ(自分自身)には注意が必要ですが、それ以外の相手には無類の強さを発揮します。

イエッサンEX

デッキの心臓部。 特性「こころくばり」での回復が生命線です。 必ず2体ベンチに並べることを目指しましょう。 超エネルギーを採用しているのは、イエッサンEX自身がワザ「マインドルーラー」で攻撃に参加できるようにするためです。

チルタリス(ひえひえ)

オドリドリ(やけどデッキ)対策のピンポイント採用です。 特性「ひえひえ」は、このポケモンがいるかぎり、自分の場のポケモン(ドラゴンタイプ)は「やけど」にならなくなります。 このカード1枚で、やけどデッキをほぼ完封できます。 サーチカード(ポケモン通信など)を採用していない構築が多いため、引けない時はイエッサンEXの回復で耐久することになります。

キーカード解説:サポート編

博士の研究(プラターヌ博士)

手札を全てトラッシュし、7枚引く強力なドローサポートです。 このデッキはエネルギーやポケモンをトラッシュから回収する手段(すごいつりざお)も入っているため、ためらわずに使っていきましょう。

あかぎ / なつめ

相手のポケモンを入れ替えるカードです。 「あかぎ」は、相手のベンチにいるHP50以下のポケモン(主にたねポケモン)をバトル場に呼び出し、さらにベンチに戻れなくする強力なロックカードです。 「なつめ」は、相手のベンチポケモンをバトル場に呼び出します。 どちらも、相手が育てているアタッカーや、厄介なサポートポケモン(イエッサンEXなど)を倒すために使います。 対戦動画でも、相手の「なつめ」でこちらのイエッサンが狙われる場面がありましたね。

N(エヌ) / マーズ

手札干渉系のサポートです。 「N」は、お互いのプレイヤーが手札を山札に戻し、サイドの枚数分だけ引き直します。 自分が不利な時(サイドが多い時)はドローソースに、有利な時(サイドが少ない時)は相手への妨害になります。 「マーズ」は、相手の手札を見て2枚トラッシュさせます。

キーカード解説:グッズ編

ゴツゴツメット (2枚採用の理由)

このカードは、ついているポケモンがバトル場でワザのダメージを受けた時、ワザを使ったポケモンにダメカンを2個(20ダメージ)のせます。 採用理由は主に2つあります。

  1. オドリドリ対策:イエッサンEXで耐久する際、相手が攻撃してくるたびに20ダメージを返せます。
  2. メガバシャーモEX対策:メガバシャーモEXのHPは270です。メガチルタリスEXの「メガハーモニー」で130ダメージ×2回=260ダメージとなり、ギリギリ倒せません。しかし、ゴツゴツメットで先に20ダメージを与えておけば、2回の攻撃で倒せるようになります。

このように、特定のデッキに対して非常に有効なため、2枚採用されています。

レッドカード

相手の手札を全て山札に戻させ、4枚引き直させる妨害グッズです。 相手の準備が整いそうなタイミングで使うと、相手の戦略を大きく崩せることがあります。

チルタリスソウルリンク

メガチルタリスEXにメガ進化する時につけておくと、自分の番が終わらなくなります。 メガ進化デッキの必須カードですね。

キーカード解説:エネルギー編

ダブルドラゴンエネルギー

ドラゴンタイプのポケモンにつけると、全てのタイプのエネルギー2個ぶんとしてはたらく、非常に強力なエネルギーカードです。 ギラティナEXにもメガチルタリスEXにも使えます。 このカードがあるおかげで、少ないエネルギーで素早くワザが使えます。

基本フェアリーエネルギー / 基本超エネルギー

メガチルタリスEXの「メガハーモニー」の火力を上げるためのフェアリーエネルギーと、イエッサンEXがワザを使うための超エネルギーです。

採用候補・入れ替えカード考察

このデッキは完成度が高いですが、環境やプレイスタイルに合わせてカスタマイズする余地もあります。

  • ポケモン通信 手札のポケモンを山札のポケモンと交換できるグッズです。 動画の構築では不採用でしたが、採用すれば「ヒエチルタリス」や「イエッサンEX」など、特定のポケモンを引き込みやすくなるメリットがあります。 ただ、手札にポケモンがいないと使えないため、博士の研究などで手札を回すことを優先した構築になっていますね。
  • ちからのハチマキ ワザのダメージを+20します。 ギラティナEXの「カオスインパクト」が150ダメージになり、HP150ラインのポケモンを倒しやすくなるなど、打点調整に役立ちます。
  • フラダリ 相手のベンチポケモンをバトル場に呼び出します。 「なつめ」と役割が似ていますが、サポートカード枠としてどちらを優先するかは好みによりますね。

デッキ作成に必要なコストは?

このデッキは、メガチルタリスEXライン(合計6枚)、ギラティナEX(2枚)、イエッサンEX(2枚)と、多くのEX・M EXカードを必要とします。 また、ダブルドラゴンエネルギーも4枚必須となるため、生成コストやパックから当てるジェムはかなり多く必要になります。 決して安く組めるデッキではありませんが、そのコストに見合うだけの圧倒的なパワーを持っているのは間違いありませんよ。

メガチルタリスデッキの立ち回りとプレイング

最後に、このデッキの具体的な立ち回り方と、環境でよく見かけるデッキに対する戦い方を解説します。

理想的な序盤の盤面展開

まずは、何よりも盤面を整えることが最優先です。 理想の盤面は、ベンチにイエッサンEXを2体、チルットを1〜2体、ギラティナEXを1体並べることです。 この盤面が完成すれば、回復と攻撃の準備が万全となります。 ハイパーボールやモンスターボール、博士の研究を駆使して、全力でポケモンを展開しましょう。

基本的なゲームプラン(ギラティナスタート)

盤面が整ったら、ギラティナEXをバトル場に出します。 イエッサンEXの「こころくばり」を2回使い、ギラティナEXを回復させます(HPが満タンでも、特性を使う癖をつけておくと良いですよ)。 そして、「カオスインパクト」で130ダメージを与えます。 反動の40ダメージは、次の自分のターンにイエッサンEXで回復すればOKです。

相手がギラティナEXを倒せないようであれば、そのままギラティナEXで攻撃を続けます。 相手がギラティナEXを倒せそう、あるいはもっと強力なアタッカー(メガバシャーモEXなど)を出してきたら、ギラティナEXは役目を終えます。

その頃には、ベンチでメガチルタリスEXの準備が整っているはずです。 ギラティナEXが倒されたら、満を持してメガチルタリスEXをバトル場に出し、「メガハーモニー」で相手を圧倒しましょう。

プレイングの重要ポイント:攻撃タイミングの見極め

このデッキで最も難しいのが、ギラティナEXで「いつ攻撃(カオスインパクト)するか」の見極めです。 1戦目の対戦動画でもありましたが、エネルギーが足りていても、あえて「カオスインパクト」を使わず、「はくうのさけび」でターンを終える場面がありました。

これは、もし「カオスインパクト」を使ってHPが130(170-40)になったところに、相手のメガバシャーモEX(ワザ:メガバーニング 140ダメージ)が出てくると、ギラティナEXが倒されてしまうからです。 そうなると、後続のメガチルタリスEXの準備(エネルギー)が間に合わず、一気に不利になります。

相手のデッキタイプ、ベンチの状況、次のターンに相手がどれくらいのダメージを出せそうかを予測し、**「ギラティナEXが次のターンも生き残れるか」**を常に考える必要があります。 生き残れないと判断した場合は、無理に攻撃せず、ベンチのチルットにエネルギーをつけることを優先し、メガチルタリスEXの準備を急ぎましょう。

対:メガバシャーモEXデッキ

環境に非常に多い、強力なデッキです。 1戦目、3戦目のように、このデッキと当たることは非常に多いでしょう。 基本的には、サブアタッカーの質でこちらが上回っているため、有利な対面です。

  • エンテイEX型: ギラティナEX(130ダメージ) vs エンテイEX(60ダメージ)では、こちらが圧倒的に有利です。 イエッサンEXの回復でギラティナEXのHPを高く保ち、エンテイEXを先に倒しましょう。 相手がメガバシャーモEXを出してきたら、ゴツゴツメットのダメージも計算に入れつつ、メガチルタリスEXで対応します。
  • エレキット型: 3戦目のように、不利になる可能性がある危険な相手です。 エレキットの「ビリビリショット」でベンチのイエッサンEXやチルットを狙われると非常に厳しいです。 できるだけ早くギラティナEXでエレキットを倒したいところですが、相手も上手く隠してきます。 「あかぎ」や「フラダリ」でエレキットを引きずり出して倒すか、相手がイエッサンEXを倒すよりも早く、こちらがメガチルタリスEXで相手の場を壊滅させるかのスピード勝負になります。

対:サザンドラ(悪タイプ)デッキ

2戦目の対戦相手ですね。 サザンドラは悪タイプなので、こちらのギラティナEXの弱点を突いてきます(ダメージ2倍)。 ギラティナEXは「カオスインパクト」を使う前に倒されてしまう可能性が高いです。

この対面では、ギラティナEXは無理に動かさず、最初からメガチルタリスEXを育てるプランに切り替えるのが賢明です。 メガチルタリスEX(ドラゴン/フェアリー)はサザンドラ(悪/ドラゴン)の弱点を突けませんが、相手もこちらの弱点を突けません。 メガチルタリスEXが育てば、イエッサンEXの回復込みで耐久しながら高火力で押し切れるはずです。 最速でサザンドラを完成させられると厳しいですが、準備が遅れているようならギラティナEXで圧力をかけるのもアリですね。

対:オドリドリ(やけど)デッキ

前述の通り、非常に有利な対面です。 「ヒエチルタリス」をベンチに置ければ、相手は何もできなくなります。 もし引けなくても、イエッサンEXが2体いれば、毎ターン40回復でほぼ完封できます。 「ゴツゴツメット」をつけて、相手が攻撃するたびにダメージを返してあげましょう。

警戒すべきメタカード

このデッキを使う上で、常に警戒すべきカードがいくつかあります。

  • あかぎ / なつめ / フラダリ ベンチのイエッサンEXやギラティナEXが狙われます。 特にイエッサンEXが倒されると機能不全に陥るため、常に2体目をベンチに置くよう心がけましょう。
  • ベンチ狙撃ポケモン(エレキット、メガライボルトEXなど) イエッサンEXの回復が届かないベンチを攻撃されると辛いです。 相手のデッキにこれらのカードが見えたら、最優先で倒すプランを考えましょう。
  • サイレントラボ(スタジアム) 場に出ている間、たねポケモンの特性が全てなくなります。 イエッサンEX(たねポケモン)の「こころくばり」が消えてしまい、回復ができなくなります。 こちらのスタジアム「フェアリーガーデン」で早めに張り替えしましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。 今回は、新環境「メガライジング」で最強候補の「メガチルタリスEXデッキ」について、その強さ、デッキ構成、立ち回りを詳しくレビューしました。

サブアタッカーの「ギラティナEX」と、回復役の「イエッサンEX」という強力な相方を手に入れたことで、メガチルタリスEXは攻守ともに隙のない強力なデッキタイプとして確立されています。

プレイングは少し難しいですが、その分、使いこなした時の強さと楽しさは格別です。 デッキを組むコストは高いですが、ジェムを投資する価値は十分にあると、私は思いますよ。

みなさんもぜひ、この強力なメガチルタリスデッキを試してみてくださいね。

それでは、また次回のレビューでお会いしましょう。 スマホゲーム評論担当の橋本ユアでした。

フォローよろしくお願いします。

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